JPH0921888A - 防水型腕時計 - Google Patents
防水型腕時計Info
- Publication number
- JPH0921888A JPH0921888A JP19610695A JP19610695A JPH0921888A JP H0921888 A JPH0921888 A JP H0921888A JP 19610695 A JP19610695 A JP 19610695A JP 19610695 A JP19610695 A JP 19610695A JP H0921888 A JPH0921888 A JP H0921888A
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- Japan
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- sheet body
- timepiece
- surface side
- sheet
- cover body
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 防水型腕時計のパッケージングを簡素化して
簡単な構造から成る低コストの防水型腕時計を提供する
ことを目的とする。 【構成】 操作部23及び表示部22が表面側に形成さ
れた時計本体2とシート体1とカバー体3とを有し、シ
ート体1は可撓性を有する透明な部材により時計本体2
よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に形成され、シー
ト体1の一方の面には時計本体2の表面側が当接し、当
該時計本体2の底面側がカバー体3によって覆われてお
り、カバー体3の周縁部31はシート体1に密着され、
当該密着部は防水加工処理が施されて構成される。
簡単な構造から成る低コストの防水型腕時計を提供する
ことを目的とする。 【構成】 操作部23及び表示部22が表面側に形成さ
れた時計本体2とシート体1とカバー体3とを有し、シ
ート体1は可撓性を有する透明な部材により時計本体2
よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に形成され、シー
ト体1の一方の面には時計本体2の表面側が当接し、当
該時計本体2の底面側がカバー体3によって覆われてお
り、カバー体3の周縁部31はシート体1に密着され、
当該密着部は防水加工処理が施されて構成される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防水型の腕時計に関し、
特に簡単なパッケージ構造で成る防水型腕時計に関する
ものである。
特に簡単なパッケージ構造で成る防水型腕時計に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】通常、腕時計は時計本体とバンドで形成
され、時計本体は種々の部品が組み込まれたケース体前
面に窓部が設けられている。従来の防水型の腕時計に用
いられるケース体はステンレス等の硬質の部材で形成さ
れると共に、窓部はクリスタルガラス等で形成され、こ
の窓部とケース体とのあいだに特殊なパッキン等を挟み
込んで窓部をケース体へ密着状態で嵌め込むことにより
防水加工処理を施している。そして、専用のケースに上
記防水型の腕時計を収納して展示販売するようにしてい
る。
され、時計本体は種々の部品が組み込まれたケース体前
面に窓部が設けられている。従来の防水型の腕時計に用
いられるケース体はステンレス等の硬質の部材で形成さ
れると共に、窓部はクリスタルガラス等で形成され、こ
の窓部とケース体とのあいだに特殊なパッキン等を挟み
込んで窓部をケース体へ密着状態で嵌め込むことにより
防水加工処理を施している。そして、専用のケースに上
記防水型の腕時計を収納して展示販売するようにしてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
時計本体は丸型形状ばかりでなく、楕円、角形等の斬新
なデザインのものが提案されており、このような特殊な
形状の時計本体に合わせて窓部の形状も変える必要があ
る。このように時計本体の形状が斬新なデザインになる
に応じてその防水加工処理も複雑化し、コストが上昇す
るという問題点を有していた。また、時計本体の形状が
斬新なデザインになるに応じて、これを収納して展示販
売するためのケースの形状も変更するので、更にコスト
アップの要因となっていた。
時計本体は丸型形状ばかりでなく、楕円、角形等の斬新
なデザインのものが提案されており、このような特殊な
形状の時計本体に合わせて窓部の形状も変える必要があ
る。このように時計本体の形状が斬新なデザインになる
に応じてその防水加工処理も複雑化し、コストが上昇す
るという問題点を有していた。また、時計本体の形状が
斬新なデザインになるに応じて、これを収納して展示販
売するためのケースの形状も変更するので、更にコスト
アップの要因となっていた。
【0004】本発明は上記課題に鑑みてなされたもの
で、防水型腕時計のパッケージングを簡素化して簡単な
構造から成る低コストの防水型腕時計を提供することを
目的とする。
で、防水型腕時計のパッケージングを簡素化して簡単な
構造から成る低コストの防水型腕時計を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明が提供する第1の手段は以下の要件を備えて
構成した。すなわち、 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する透明な部材によ
り前記時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に
形成されていること。 (ハ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の表面
側が当接し、当該時計本体の底面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ニ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。
めに本発明が提供する第1の手段は以下の要件を備えて
構成した。すなわち、 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する透明な部材によ
り前記時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に
形成されていること。 (ハ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の表面
側が当接し、当該時計本体の底面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ニ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。
【0006】また、上記の目的を達成するために本発明
が提供する第2の手段は以下の要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する部材により前記
時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に形成さ
れていること。 (ハ)前記カバー体は、可撓性を有する透明な部材によ
り形成されていること。 (ニ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の底面
側が当接し、当該時計本体の表面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ホ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。
が提供する第2の手段は以下の要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する部材により前記
時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に形成さ
れていること。 (ハ)前記カバー体は、可撓性を有する透明な部材によ
り形成されていること。 (ニ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の底面
側が当接し、当該時計本体の表面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ホ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。
【0007】また、上記の目的を達成するために本発明
が提供する第3の手段は以下の要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する透明な部材によ
り前記時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に
形成されていること。 (ハ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の表面
側が当接し、当該時計本体の底面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ニ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。 (ホ)前記シート体には、展示用のフックに引掛けるた
めの引掛け穴が形成されていること。
が提供する第3の手段は以下の要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する透明な部材によ
り前記時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に
形成されていること。 (ハ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の表面
側が当接し、当該時計本体の底面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ニ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。 (ホ)前記シート体には、展示用のフックに引掛けるた
めの引掛け穴が形成されていること。
【0008】また、上記の目的を達成するために本発明
が提供する第4の手段は以下の要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する部材により前記
時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に形成さ
れていること。 (ハ)前記カバー体は、可撓性を有する透明な部材によ
り形成されていること。 (ニ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の底面
側が当接し、当該時計本体の表面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ホ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。 (ヘ)前記シート体には、展示用のフックに引掛けるた
めの引掛け穴が形成されていること。
が提供する第4の手段は以下の要件を備えて構成した。
すなわち、 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する部材により前記
時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に形成さ
れていること。 (ハ)前記カバー体は、可撓性を有する透明な部材によ
り形成されていること。 (ニ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の底面
側が当接し、当該時計本体の表面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ホ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。 (ヘ)前記シート体には、展示用のフックに引掛けるた
めの引掛け穴が形成されていること。
【0009】
【作用】本発明が提供する第1の手段は、可撓性を有す
る透明な部材で形成されたシート体の一方の面には時計
本体の表面側が当接し、この時計本体の底面側がカバー
体によって覆われており、カバー体の周縁部をシート体
に密着して防水加工処理を施しているので、簡単な構造
によって時計本体全体を容易に防水処理することがで
き、同時に簡易なパッケージングを実現することができ
るので、低コストの防水型腕時計を提供することがで
き、そのまま展示して販売することができる。また、時
計本体の表面側に位置するシート体は、可撓性を有する
透明な部材で形成されているので、当該シート体の上か
ら時計本体の操作部を操作することができ、表示部の時
刻表示を視認することができる。また、シート体は可撓
性を有する部材で形成されているので、当該シート体を
そのまま時計バンドとして用いることができる。
る透明な部材で形成されたシート体の一方の面には時計
本体の表面側が当接し、この時計本体の底面側がカバー
体によって覆われており、カバー体の周縁部をシート体
に密着して防水加工処理を施しているので、簡単な構造
によって時計本体全体を容易に防水処理することがで
き、同時に簡易なパッケージングを実現することができ
るので、低コストの防水型腕時計を提供することがで
き、そのまま展示して販売することができる。また、時
計本体の表面側に位置するシート体は、可撓性を有する
透明な部材で形成されているので、当該シート体の上か
ら時計本体の操作部を操作することができ、表示部の時
刻表示を視認することができる。また、シート体は可撓
性を有する部材で形成されているので、当該シート体を
そのまま時計バンドとして用いることができる。
【0010】また、本発明が提供する第2の手段は、可
撓性を有する部材で形成されたシート体の一方の面には
時計本体の底面側が当接し、この時計本体の表面側が可
撓性を有する透明な部材で形成されたカバー体によって
覆われており、カバー体の周縁部をシート体に密着して
防水加工処理を施しているので、簡単な構造によって時
計本体全体を容易に防水処理することができ、同時に簡
易なパッケージングを実現することができるので、低コ
ストの防水型腕時計を提供することができ、そのまま展
示して販売することができる。また、時計本体の表面側
に位置するカバー体は、可撓性を有する透明な部材で形
成されているので、当該カバー体の上から時計本体の操
作部を操作することができ、表示部の時刻表示を視認す
ることができる。また、シート体は可撓性を有する部材
で形成されているので、当該シート体をそのまま時計バ
ンドとして用いることができる。
撓性を有する部材で形成されたシート体の一方の面には
時計本体の底面側が当接し、この時計本体の表面側が可
撓性を有する透明な部材で形成されたカバー体によって
覆われており、カバー体の周縁部をシート体に密着して
防水加工処理を施しているので、簡単な構造によって時
計本体全体を容易に防水処理することができ、同時に簡
易なパッケージングを実現することができるので、低コ
ストの防水型腕時計を提供することができ、そのまま展
示して販売することができる。また、時計本体の表面側
に位置するカバー体は、可撓性を有する透明な部材で形
成されているので、当該カバー体の上から時計本体の操
作部を操作することができ、表示部の時刻表示を視認す
ることができる。また、シート体は可撓性を有する部材
で形成されているので、当該シート体をそのまま時計バ
ンドとして用いることができる。
【0011】また、本発明が提供する第3の手段は、可
撓性を有する透明な部材で形成されたシート体の一方の
面には時計本体の表面側が当接し、この時計本体の底面
側がカバー体によって覆われており、カバー体の周縁部
をシート体に密着して防水加工処理を施しているので、
簡単な構造によって時計本体全体を容易に防水処理する
ことができ、同時に簡易なパッケージングを実現するこ
とができるので、低コストの防水型腕時計を提供するこ
とができ、そのまま展示して販売することができる。ま
た、時計本体の表面側に位置するシート体は、可撓性を
有する透明な部材で形成されているので、当該シート体
の上から時計本体の操作部を操作することができ、表示
部の時刻表示を視認することができる。また、シート体
は可撓性を有する部材で形成されているので、当該シー
ト体をそのまま時計バンドとして用いることができる。
また、展示用のフックに引掛けるための引掛け穴がシー
ト体に形成されているので、特別な展示用のケースを必
要とせず、そのまま展示することができる。
撓性を有する透明な部材で形成されたシート体の一方の
面には時計本体の表面側が当接し、この時計本体の底面
側がカバー体によって覆われており、カバー体の周縁部
をシート体に密着して防水加工処理を施しているので、
簡単な構造によって時計本体全体を容易に防水処理する
ことができ、同時に簡易なパッケージングを実現するこ
とができるので、低コストの防水型腕時計を提供するこ
とができ、そのまま展示して販売することができる。ま
た、時計本体の表面側に位置するシート体は、可撓性を
有する透明な部材で形成されているので、当該シート体
の上から時計本体の操作部を操作することができ、表示
部の時刻表示を視認することができる。また、シート体
は可撓性を有する部材で形成されているので、当該シー
ト体をそのまま時計バンドとして用いることができる。
また、展示用のフックに引掛けるための引掛け穴がシー
ト体に形成されているので、特別な展示用のケースを必
要とせず、そのまま展示することができる。
【0012】また、本発明が提供する第4の手段は、可
撓性を有する部材で形成されたシート体の一方の面には
時計本体の底面側が当接し、この時計本体の表面側が可
撓性を有する透明な部材で形成されたカバー体によって
覆われており、カバー体の周縁部をシート体に密着して
防水加工処理を施しているので、簡単な構造によって時
計本体全体を容易に防水処理することができ、同時に簡
易なパッケージングを実現することができるので、低コ
ストの防水型腕時計を提供することができ、そのまま展
示して販売することができる。また、時計本体の表面側
に位置するカバー体は、可撓性を有する透明な部材で形
成されているので、当該カバー体の上から時計本体の操
作部を操作することができ、表示部の時刻表示を視認す
ることができる。また、シート体は可撓性を有する部材
で形成されているので、当該シート体をそのまま時計バ
ンドとして用いることができる。また、展示用のフック
に引掛けるための引掛け穴がシート体に形成されている
ので、特別な展示用のケースを必要とせず、そのまま展
示することができる。
撓性を有する部材で形成されたシート体の一方の面には
時計本体の底面側が当接し、この時計本体の表面側が可
撓性を有する透明な部材で形成されたカバー体によって
覆われており、カバー体の周縁部をシート体に密着して
防水加工処理を施しているので、簡単な構造によって時
計本体全体を容易に防水処理することができ、同時に簡
易なパッケージングを実現することができるので、低コ
ストの防水型腕時計を提供することができ、そのまま展
示して販売することができる。また、時計本体の表面側
に位置するカバー体は、可撓性を有する透明な部材で形
成されているので、当該カバー体の上から時計本体の操
作部を操作することができ、表示部の時刻表示を視認す
ることができる。また、シート体は可撓性を有する部材
で形成されているので、当該シート体をそのまま時計バ
ンドとして用いることができる。また、展示用のフック
に引掛けるための引掛け穴がシート体に形成されている
ので、特別な展示用のケースを必要とせず、そのまま展
示することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明に係る一実施例を図面を参照し
て説明する。まず、構成を説明すると、本発明に係る防
水型腕時計10は、シート体1と時計本体2とカバー体
3とで構成されている。シート体1は可撓性を有する透
明な部材、例えば塩化ビニール等の軟質性合成樹脂によ
り形成され、その形状は時計本体2よりも大きな幅を有
するほぼ長方形状に形成されている。そして、図2に示
すように略長方形状に形成されたシート体1には、切取
線bが形成されている。この切取線bによって囲まれる
領域はセンター部1Aとベルト部1Bとを有する。すな
わち、シート体1は時計本体2の底面積よりも大きな面
積を有するセンター部1Aと、当該センター部1Aから
互いに反対方向に延伸したベルト部1Bとを有する。ま
た、シート体1のセンター部1Aを除く領域には、適宜
の彩色を用いて商品の内容を表示する文字や図柄が印刷
されている。ここで、可撓性を有する部材で形成された
シート体1のうち、少なくともセンター部1Aのみを透
明な部材により形成してもよい。
て説明する。まず、構成を説明すると、本発明に係る防
水型腕時計10は、シート体1と時計本体2とカバー体
3とで構成されている。シート体1は可撓性を有する透
明な部材、例えば塩化ビニール等の軟質性合成樹脂によ
り形成され、その形状は時計本体2よりも大きな幅を有
するほぼ長方形状に形成されている。そして、図2に示
すように略長方形状に形成されたシート体1には、切取
線bが形成されている。この切取線bによって囲まれる
領域はセンター部1Aとベルト部1Bとを有する。すな
わち、シート体1は時計本体2の底面積よりも大きな面
積を有するセンター部1Aと、当該センター部1Aから
互いに反対方向に延伸したベルト部1Bとを有する。ま
た、シート体1のセンター部1Aを除く領域には、適宜
の彩色を用いて商品の内容を表示する文字や図柄が印刷
されている。ここで、可撓性を有する部材で形成された
シート体1のうち、少なくともセンター部1Aのみを透
明な部材により形成してもよい。
【0014】時計本体2の枠体21は合成樹脂等の部材
を用いて略円盤状に形成され、この枠体21内には時計
回路等の各種回路部が集積された集積回路や電池等が組
み込まれている。また、時計本体2の表面側には表示部
22及び操作部23が設けられている。表示部22は液
晶表示器を有し、当該液晶表示器には現在時刻、アラー
ム時刻等がデジタル方式で数字表示される。操作部23
は時刻調整用及び表示内容切換用の複数の押しボタンス
イッチを有する。カバー体3は、例えば合成樹脂等の部
材により形成され、時計本体2を包み込むための凹部
と、当該凹部に連なる周縁部31とを有する。
を用いて略円盤状に形成され、この枠体21内には時計
回路等の各種回路部が集積された集積回路や電池等が組
み込まれている。また、時計本体2の表面側には表示部
22及び操作部23が設けられている。表示部22は液
晶表示器を有し、当該液晶表示器には現在時刻、アラー
ム時刻等がデジタル方式で数字表示される。操作部23
は時刻調整用及び表示内容切換用の複数の押しボタンス
イッチを有する。カバー体3は、例えば合成樹脂等の部
材により形成され、時計本体2を包み込むための凹部
と、当該凹部に連なる周縁部31とを有する。
【0015】シート体1のセンター部1Aには前記時計
本体2の表面側が当接され、当該時計本体2の底面側が
カバー体3によって覆われている。この時計本体2を覆
うカバー体3の周縁部31は前記シート体1のセンター
部1Aに密着され、当該密着部は防水加工処理が施され
ている。例えば、高周波溶接等のウエルダー加工によ
り、カバー体3の周縁部31とシート体1のセンター部
1Aとが完全に接着されている。これにより、時計本体
2が収納される空間は外部からの水の侵入を確実に防止
することができ、容易且つ確実な防水構造とすることが
できる。また、同時に簡易なパッケージングを実現する
ことができるので、そのまま展示して販売することがで
きる。尚、上記では高周波溶接等のウエルダー加工によ
り防水加工処理を施すようにしたが、本発明はこれに限
定されず、適宜の防水加工処理を施すようにしてもよ
い。例えば、圧力を加えてカバー体3の周縁部31とシ
ート体1とを圧着し、若しくは、熱を加えてカバー体3
の周縁部31とシート体1とを互いに溶着させるように
してもよい。また、適宜の接着剤を用いてカバー体3の
周縁部31とシート体1とを接着してもよい。
本体2の表面側が当接され、当該時計本体2の底面側が
カバー体3によって覆われている。この時計本体2を覆
うカバー体3の周縁部31は前記シート体1のセンター
部1Aに密着され、当該密着部は防水加工処理が施され
ている。例えば、高周波溶接等のウエルダー加工によ
り、カバー体3の周縁部31とシート体1のセンター部
1Aとが完全に接着されている。これにより、時計本体
2が収納される空間は外部からの水の侵入を確実に防止
することができ、容易且つ確実な防水構造とすることが
できる。また、同時に簡易なパッケージングを実現する
ことができるので、そのまま展示して販売することがで
きる。尚、上記では高周波溶接等のウエルダー加工によ
り防水加工処理を施すようにしたが、本発明はこれに限
定されず、適宜の防水加工処理を施すようにしてもよ
い。例えば、圧力を加えてカバー体3の周縁部31とシ
ート体1とを圧着し、若しくは、熱を加えてカバー体3
の周縁部31とシート体1とを互いに溶着させるように
してもよい。また、適宜の接着剤を用いてカバー体3の
周縁部31とシート体1とを接着してもよい。
【0016】シート体1の一方のベルト部1Bには引掛
け穴11と複数の止め穴12が形成されている。引掛け
穴11は展示用のフックaに取り付けるためのものであ
る。また、シート体1の他方のベルト部1Bには止め部
品4を取り付けるための取付け穴13が形成されてい
る。止め部品4は図3に示すように突起41を有し、こ
の突起41を取付け穴13に挿入して突出させることに
より、留め具として用いることができる。すなわち、ベ
ルト部1Bを腕に巻き付けて突起41を止め穴12に差
し込むことにより、防水型腕時計10を腕に固定するこ
とができる。
け穴11と複数の止め穴12が形成されている。引掛け
穴11は展示用のフックaに取り付けるためのものであ
る。また、シート体1の他方のベルト部1Bには止め部
品4を取り付けるための取付け穴13が形成されてい
る。止め部品4は図3に示すように突起41を有し、こ
の突起41を取付け穴13に挿入して突出させることに
より、留め具として用いることができる。すなわち、ベ
ルト部1Bを腕に巻き付けて突起41を止め穴12に差
し込むことにより、防水型腕時計10を腕に固定するこ
とができる。
【0017】次に、本発明に係る実施例の作用を説明す
る。カバー体3の周縁部31とシート体1との接着部
は、高周波溶接等のウエルダー加工により完全に接着す
ることができ、これにより、時計本体2が収納される空
間は外部からの水の侵入を確実に防止することができる
ので、簡単且つ容易な構成により確実な防水構造とする
ことができる。また、同時に簡易なパッケージングを実
現することができるので、低コストの防水型腕時計を提
供することができ、そのまま展示して販売することがで
きる。また、シート体1には引掛け穴11が形成されて
いるので、この引掛け穴11を展示用のフックaに掛け
てそのまま展示販売することができる。また、シート体
1には、適宜の彩色を用いて商品の内容を表示する文字
や図柄が印刷されているので、商品販売の展示効果を上
げることができる。また、時計本体2の表面側に位置す
るシート体1のセンター部1Aは、可撓性を有する軟質
合成樹脂部材で形成されているので、当該シート体1の
上から時計本体2の操作部23を操作することができ
る。そして、時計本体2の表面側に位置するシート体1
のセンター部1Aは、透明な軟質合成樹脂部材で形成さ
れているので、当該シート体1の上から時計本体2の表
示部22の時刻表示を視認することができる。また、シ
ート体1全体が可撓性を有する軟質合成樹脂部材で形成
されているので、このシート体1をそのまま腕に巻き付
けて突起41を止め穴12に差し込むことにより、防水
型腕時計10を腕に固定することができる。もちろん、
シート体1の切取線bに沿ってカットすることにより、
センター部1Aと当該センター部1Aから互いに反対方
向に延伸したベルト部1Bが現出するので、当該ベルト
部1Bをそのまま時計バンドとして用いることができ
る。すなわち、ベルト部1Bを腕に巻き付けて突起41
を止め穴12に差し込むことにより、防水型腕時計10
を腕に固定することができる。
る。カバー体3の周縁部31とシート体1との接着部
は、高周波溶接等のウエルダー加工により完全に接着す
ることができ、これにより、時計本体2が収納される空
間は外部からの水の侵入を確実に防止することができる
ので、簡単且つ容易な構成により確実な防水構造とする
ことができる。また、同時に簡易なパッケージングを実
現することができるので、低コストの防水型腕時計を提
供することができ、そのまま展示して販売することがで
きる。また、シート体1には引掛け穴11が形成されて
いるので、この引掛け穴11を展示用のフックaに掛け
てそのまま展示販売することができる。また、シート体
1には、適宜の彩色を用いて商品の内容を表示する文字
や図柄が印刷されているので、商品販売の展示効果を上
げることができる。また、時計本体2の表面側に位置す
るシート体1のセンター部1Aは、可撓性を有する軟質
合成樹脂部材で形成されているので、当該シート体1の
上から時計本体2の操作部23を操作することができ
る。そして、時計本体2の表面側に位置するシート体1
のセンター部1Aは、透明な軟質合成樹脂部材で形成さ
れているので、当該シート体1の上から時計本体2の表
示部22の時刻表示を視認することができる。また、シ
ート体1全体が可撓性を有する軟質合成樹脂部材で形成
されているので、このシート体1をそのまま腕に巻き付
けて突起41を止め穴12に差し込むことにより、防水
型腕時計10を腕に固定することができる。もちろん、
シート体1の切取線bに沿ってカットすることにより、
センター部1Aと当該センター部1Aから互いに反対方
向に延伸したベルト部1Bが現出するので、当該ベルト
部1Bをそのまま時計バンドとして用いることができ
る。すなわち、ベルト部1Bを腕に巻き付けて突起41
を止め穴12に差し込むことにより、防水型腕時計10
を腕に固定することができる。
【0018】尚、図2及び図3に示す実施例は、シート
体1をほぼ長方形状に形成し、その後、切取線bに沿っ
てカットすることにより、センター部1Aと当該センタ
ー部1Aから互いに反対方向に延伸したベルト部1Bを
現出するようにしたが、本発明はこれに限定されること
なく、当初からセンター部1Aと当該センター部1Aか
ら互いに反対方向に延伸したベルト部1Bとで成るシー
ト体1を用いて構成することがでる。
体1をほぼ長方形状に形成し、その後、切取線bに沿っ
てカットすることにより、センター部1Aと当該センタ
ー部1Aから互いに反対方向に延伸したベルト部1Bを
現出するようにしたが、本発明はこれに限定されること
なく、当初からセンター部1Aと当該センター部1Aか
ら互いに反対方向に延伸したベルト部1Bとで成るシー
ト体1を用いて構成することがでる。
【0019】また、図1乃至図3に示す実施例は、シー
ト体1のセンター部1Aを時計本体2の表面側に位置さ
せるように構成したが、可撓性を有する透明な部材で形
成されるカバー体3を時計本体2の表面側に位置させる
ように構成してもよい。すなわち、シート体1のセンタ
ー部1Aには時計本体2の底面側を当接し、この時計本
体2の表面側を透明な可撓性を有するカバー体3で覆っ
て形成する。そして、カバー体3の周縁部をシート体1
のセンター部1Aに密着して防水加工処理を施すことに
より、簡単な構造で時計本体全体を容易に防水処理する
ことができ、低コストの防水型腕時計を実現することが
できる。また、時計本体2の表面側に位置するカバー体
3は、可撓性を有する透明な部材で形成されているの
で、当該カバー体3の上から時計本体2の操作部23を
操作することができ、且つ表示部22の時刻表示を視認
することができる。また、前述と同様に、シート体1の
センター部1Aから互いに反対方向に延伸したベルト部
1Bが、可撓性を有する部材で形成されているので、当
該ベルト部1Bをそのまま時計バンドとして用いること
ができる。
ト体1のセンター部1Aを時計本体2の表面側に位置さ
せるように構成したが、可撓性を有する透明な部材で形
成されるカバー体3を時計本体2の表面側に位置させる
ように構成してもよい。すなわち、シート体1のセンタ
ー部1Aには時計本体2の底面側を当接し、この時計本
体2の表面側を透明な可撓性を有するカバー体3で覆っ
て形成する。そして、カバー体3の周縁部をシート体1
のセンター部1Aに密着して防水加工処理を施すことに
より、簡単な構造で時計本体全体を容易に防水処理する
ことができ、低コストの防水型腕時計を実現することが
できる。また、時計本体2の表面側に位置するカバー体
3は、可撓性を有する透明な部材で形成されているの
で、当該カバー体3の上から時計本体2の操作部23を
操作することができ、且つ表示部22の時刻表示を視認
することができる。また、前述と同様に、シート体1の
センター部1Aから互いに反対方向に延伸したベルト部
1Bが、可撓性を有する部材で形成されているので、当
該ベルト部1Bをそのまま時計バンドとして用いること
ができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明に係る第
1の手段によれば、可撓性を有する透明な部材で形成さ
れたシート体の一方の面には時計本体の表面側が当接
し、この時計本体の底面側がカバー体によって覆われて
おり、カバー体の周縁部をシート体に密着して防水加工
処理を施しているので、簡単な構造によって時計本体全
体を容易に防水処理することができ、同時に簡易なパッ
ケージングを実現することができるので、低コストの防
水型腕時計を提供することができ、そのまま展示して販
売することができるという効果を有する。また、時計本
体の表面側に位置するシート体は、可撓性を有する透明
な部材で形成されているので、当該シート体の上から時
計本体の操作部を操作することができ、表示部の時刻表
示を視認することができるという効果を有する。また、
シート体は可撓性を有する部材で形成されているので、
当該シート体をそのまま時計バンドとして用いることが
できるという効果を有する。
1の手段によれば、可撓性を有する透明な部材で形成さ
れたシート体の一方の面には時計本体の表面側が当接
し、この時計本体の底面側がカバー体によって覆われて
おり、カバー体の周縁部をシート体に密着して防水加工
処理を施しているので、簡単な構造によって時計本体全
体を容易に防水処理することができ、同時に簡易なパッ
ケージングを実現することができるので、低コストの防
水型腕時計を提供することができ、そのまま展示して販
売することができるという効果を有する。また、時計本
体の表面側に位置するシート体は、可撓性を有する透明
な部材で形成されているので、当該シート体の上から時
計本体の操作部を操作することができ、表示部の時刻表
示を視認することができるという効果を有する。また、
シート体は可撓性を有する部材で形成されているので、
当該シート体をそのまま時計バンドとして用いることが
できるという効果を有する。
【0021】また、本発明に係る第2の手段によれば、
可撓性を有する部材で形成されたシート体の一方の面に
は時計本体の底面側が当接し、この時計本体の表面側が
可撓性を有する透明な部材で形成されたカバー体によっ
て覆われており、カバー体の周縁部をシート体に密着し
て防水加工処理を施しているので、簡単な構造によって
時計本体全体を容易に防水処理することができ、同時に
簡易なパッケージングを実現することができるので、低
コストの防水型腕時計を提供することができ、そのまま
展示して販売することができるという効果を有する。ま
た、時計本体の表面側に位置するカバー体は、可撓性を
有する透明な部材で形成されているので、当該カバー体
の上から時計本体の操作部を操作することができ、表示
部の時刻表示を視認することができるという効果を有す
る。また、シート体は可撓性を有する部材で形成されて
いるので、当該シート体をそのまま時計バンドとして用
いることができるという効果を有する。
可撓性を有する部材で形成されたシート体の一方の面に
は時計本体の底面側が当接し、この時計本体の表面側が
可撓性を有する透明な部材で形成されたカバー体によっ
て覆われており、カバー体の周縁部をシート体に密着し
て防水加工処理を施しているので、簡単な構造によって
時計本体全体を容易に防水処理することができ、同時に
簡易なパッケージングを実現することができるので、低
コストの防水型腕時計を提供することができ、そのまま
展示して販売することができるという効果を有する。ま
た、時計本体の表面側に位置するカバー体は、可撓性を
有する透明な部材で形成されているので、当該カバー体
の上から時計本体の操作部を操作することができ、表示
部の時刻表示を視認することができるという効果を有す
る。また、シート体は可撓性を有する部材で形成されて
いるので、当該シート体をそのまま時計バンドとして用
いることができるという効果を有する。
【0022】また、本発明に係る第3の手段によれば、
可撓性を有する透明な部材で形成されたシート体の一方
の面には時計本体の表面側が当接し、この時計本体の底
面側がカバー体によって覆われており、カバー体の周縁
部をシート体に密着して防水加工処理を施しているの
で、簡単な構造によって時計本体全体を容易に防水処理
することができ、同時に簡易なパッケージングを実現す
ることができるので、低コストの防水型腕時計を提供す
ることができ、そのまま展示して販売することができる
という効果を有する。また、時計本体の表面側に位置す
るシート体は、可撓性を有する透明な部材で形成されて
いるので、当該シート体の上から時計本体の操作部を操
作することができ、表示部の時刻表示を視認することが
できるという効果を有する。また、シート体は可撓性を
有する部材で形成されているので、当該シート体をその
まま時計バンドとして用いることができるという効果を
有する。また、展示用のフックに引掛けるための引掛け
穴がシート体に形成されているので、特別な展示用のケ
ースを必要とせず、そのまま展示することができるとい
う効果を有する。
可撓性を有する透明な部材で形成されたシート体の一方
の面には時計本体の表面側が当接し、この時計本体の底
面側がカバー体によって覆われており、カバー体の周縁
部をシート体に密着して防水加工処理を施しているの
で、簡単な構造によって時計本体全体を容易に防水処理
することができ、同時に簡易なパッケージングを実現す
ることができるので、低コストの防水型腕時計を提供す
ることができ、そのまま展示して販売することができる
という効果を有する。また、時計本体の表面側に位置す
るシート体は、可撓性を有する透明な部材で形成されて
いるので、当該シート体の上から時計本体の操作部を操
作することができ、表示部の時刻表示を視認することが
できるという効果を有する。また、シート体は可撓性を
有する部材で形成されているので、当該シート体をその
まま時計バンドとして用いることができるという効果を
有する。また、展示用のフックに引掛けるための引掛け
穴がシート体に形成されているので、特別な展示用のケ
ースを必要とせず、そのまま展示することができるとい
う効果を有する。
【0023】また、本発明に係る第4の手段によれば、
可撓性を有する部材で形成されたシート体の一方の面に
は時計本体の底面側が当接し、この時計本体の表面側が
可撓性を有する透明な部材で形成されたカバー体によっ
て覆われており、カバー体の周縁部をシート体に密着し
て防水加工処理を施しているので、簡単な構造によって
時計本体全体を容易に防水処理することができ、同時に
簡易なパッケージングを実現することができるので、低
コストの防水型腕時計を提供することができ、そのまま
展示して販売することができるという効果を有する。ま
た、時計本体の表面側に位置するカバー体は、可撓性を
有する透明な部材で形成されているので、当該カバー体
の上から時計本体の操作部を操作することができ、表示
部の時刻表示を視認することができるという効果を有す
る。また、シート体は可撓性を有する部材で形成されて
いるので、当該シート体をそのまま時計バンドとして用
いることができるという効果を有する。また、展示用の
フックに引掛けるための引掛け穴がシート体に形成され
ているので、特別な展示用のケースを必要とせず、その
まま展示することができるという効果を有する。
可撓性を有する部材で形成されたシート体の一方の面に
は時計本体の底面側が当接し、この時計本体の表面側が
可撓性を有する透明な部材で形成されたカバー体によっ
て覆われており、カバー体の周縁部をシート体に密着し
て防水加工処理を施しているので、簡単な構造によって
時計本体全体を容易に防水処理することができ、同時に
簡易なパッケージングを実現することができるので、低
コストの防水型腕時計を提供することができ、そのまま
展示して販売することができるという効果を有する。ま
た、時計本体の表面側に位置するカバー体は、可撓性を
有する透明な部材で形成されているので、当該カバー体
の上から時計本体の操作部を操作することができ、表示
部の時刻表示を視認することができるという効果を有す
る。また、シート体は可撓性を有する部材で形成されて
いるので、当該シート体をそのまま時計バンドとして用
いることができるという効果を有する。また、展示用の
フックに引掛けるための引掛け穴がシート体に形成され
ているので、特別な展示用のケースを必要とせず、その
まま展示することができるという効果を有する。
【図1】本発明に係る実施例の断面図である。
【図2】本発明に係る実施例の斜視図である。
【図3】本発明に係る実施例のシート体を切り欠いた状
態を示した説明図である。
態を示した説明図である。
1 シート体 1A センター部 1B ベルト部 2 時計本体 3 カバー体 10 防水型腕時計 22 表示部 23 操作部 31 周縁部
Claims (4)
- 【請求項1】下記の要件を備えたことを特徴とする防水
型腕時計。 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する透明な部材によ
り前記時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に
形成されていること。 (ハ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の表面
側が当接し、当該時計本体の底面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ニ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。 - 【請求項2】下記の要件を備えたことを特徴とする防水
型腕時計。 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する部材により前記
時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に形成さ
れていること。 (ハ)前記カバー体は、可撓性を有する透明な部材によ
り形成されていること。 (ニ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の底面
側が当接し、当該時計本体の表面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ホ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。 - 【請求項3】下記の要件を備えたことを特徴とする防水
型腕時計。 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する透明な部材によ
り前記時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に
形成されていること。 (ハ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の表面
側が当接し、当該時計本体の底面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ニ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。 (ホ)前記シート体には、展示用のフックに引掛けるた
めの引掛け穴が形成されていること。 - 【請求項4】下記の要件を備えたことを特徴とする防水
型腕時計。 (イ)操作部及び表示部が表面側に形成された時計本体
と、シート体と、カバー体とを有すること。 (ロ)前記シート体は、可撓性を有する部材により前記
時計本体よりも大きな幅を有するほぼ長方形状に形成さ
れていること。 (ハ)前記カバー体は、可撓性を有する透明な部材によ
り形成されていること。 (ニ)前記シート体の一方の面には前記時計本体の底面
側が当接し、当該時計本体の表面側が前記カバー体によ
って覆われていること。 (ホ)前記時計本体を覆うカバー体の周縁部は前記シー
ト体に密着され、当該密着部は防水加工処理が施されて
いること。 (ヘ)前記シート体には、展示用のフックに引掛けるた
めの引掛け穴が形成されていること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19610695A JPH0921888A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 防水型腕時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19610695A JPH0921888A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 防水型腕時計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0921888A true JPH0921888A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16352341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19610695A Pending JPH0921888A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | 防水型腕時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0921888A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7356785B2 (en) | 2003-07-10 | 2008-04-08 | Lsi Logic Corporation | Optimizing IC clock structures by minimizing clock uncertainty |
EP2458460A3 (en) * | 2006-05-22 | 2012-11-07 | Nike International Ltd. | Watch display |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP19610695A patent/JPH0921888A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7356785B2 (en) | 2003-07-10 | 2008-04-08 | Lsi Logic Corporation | Optimizing IC clock structures by minimizing clock uncertainty |
EP2458460A3 (en) * | 2006-05-22 | 2012-11-07 | Nike International Ltd. | Watch display |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000306 |