JPH09213589A - 電気二重層コンデンサの電極用活性炭およびその製法 - Google Patents

電気二重層コンデンサの電極用活性炭およびその製法

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JPH09213589A
JPH09213589A JP8040631A JP4063196A JPH09213589A JP H09213589 A JPH09213589 A JP H09213589A JP 8040631 A JP8040631 A JP 8040631A JP 4063196 A JP4063196 A JP 4063196A JP H09213589 A JPH09213589 A JP H09213589A
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activated carbon
vinylidene chloride
electrode
raw material
layer capacitor
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JP8040631A
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Motoya Mori
元哉 毛利
Takeo Kurosaki
武雄 黒崎
Masanori Tsuji
正則 辻
Suguru Ueda
英 上田
Yasutoku Kunimoto
泰徳 國本
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Takeda Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】これまで提案されてきた活性炭を分極性電極と
する電気二重層コンデンサは、静電容量の経時的劣化が
著しいか、または電極の単位容積当たりの静電容量が充
分でなく、新規用途開発の障害となっていた。 【解決手段】構成成分として塩化ビニリデンを含む重合
体またはそれと他の炭素質素材を含んでなり、その中の
塩化ビニリデンの含量が少なくとも10重量%である活
性炭原料を炭化および/または賦活し、必要によりさら
に熱処理して得られる活性炭は、電極の単位容積当たり
の静電容量が大で、保存や充放電の繰り返しによる劣化
の度合いも低く、電極二重層コンデンサの電極用活性炭
として優れた性能を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解液を使用する
電気二重層コンデンサの電極用活性炭およびその製法に
関する。
【0002】
【従来の技術】電気二重層コンデンサは、固体と液体の
界面に生じる電気二重層を利用したコンデンサであり、
静電容量が電池と比べて非常に大きく、かつ充放電サイ
クル特性や急速充電にも優れ、またメンテナンスフリー
で、環境汚染を招く恐れがないため、マイコンやICメ
モリの小型バックアップ電源として最近特に注目されて
いる。この電気二重層コンデンサにおける上記固体は分
極性電極であり、通常粉末活性炭が使用される。電気二
重層コンデンサに用いられる電解液は、有機溶媒系と水
溶液系に大別される。有機溶媒系は耐電圧が高いため小
型化に有利であり、また外装に金属を用いることもでき
る。水溶液系では電解液の導電率が高いために低等価直
列抵抗(ESR)化に向いており、湿度に影響されず環
境特性に優れるという特長を有している。このような有
利な特性を有する電気二重層コンデンサにおいて、もし
電極の単位容積当たりの静電容量をさらに高めることが
でき、且つ充放電の繰り返しによる劣化を抑えることが
できればその用途は単にマイコンやICメモリのバック
アップ電源にとどまらず、例えば各種モータの初期駆
動、電気自動車、排気ガス浄化触媒のプレヒータなどの
電源としても有利に使用できる。そこで、電極の単位容
積当たりの静電容量が一段と高い電気二重層コンデンサ
を得るため、これまでも様々な改良が試みられてきてい
る。そのひとつに電極となる活性炭の改良がある。コン
デンサ素子の容量は、用いる活性炭電極の表面積と電解
液中の電気二重層容量によって決定されるので、容量密
度の向上を図るには理論上比表面積の大きな活性炭を用
いるのが有利である。そこで例えば、出発原料としてヤ
シ殻、石炭、石油コークス、フェノール樹脂などを原料
とする活性炭を用いた高容量電気二重層コンデンサが提
案されている(特開昭63−78514号、特公平5−
82324号、特開平5−306109号および特開平
7−135127号)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしこれら公知の技
術を使用して製造された活性炭すなわち炭素質多孔体の
電気二重層コンデンサは、一般にその容積当たりの静電
容量が十分ではなく、また製造直後には高い静電容量を
示すものの短時間内に著しい経時低下を起こし、6カ月
以上経過するとその静電容量は製造当初の10分の1以
下に低下してしまうものもあって実用には供し難い。水
蒸気賦活などの薬品によらない賦活法で製造された活性
炭は静電容量の経時低下はあまりないものの、これまで
実用化検討をされてきたもののうち、有機溶媒系電解質
を用いるものでは高々25F/g、14F/ml程度、
水溶液系電解質を用いるものでも53F/g、30F/
ml程度であり、前述した新たな用途開発のためには、
さらにその電極体積当たりの静電容量を一段と高める必
要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、電極の単
位容積当たり高い静電容量を有し、静電容量の経時的減
少が少なく、且つ充放電の繰り返しによっても劣化し難
い電気二重層コンデンサの電極用活性炭を得るため、使
用する活性炭原料の種類、炭化方法、賦活方法および熱
処理方法などについて種々検討を重ねた結果、構成成分
として塩化ビニリデンを含む重合体またはそれと他の炭
素質素材を含んでなり、その中の塩化ビニリデンの含量
が少なくとも10重量%である活性炭原料を炭化および
/または賦活し、さらに必要により熱処理をして得られ
る活性炭が、従来の電気二重層コンデンサの電極用活性
炭が有している課題を十分に克服しうるものであること
を知見し、さらに研究を重ねて本発明を完成した。すな
わち、本発明は、 1)構成成分として塩化ビニリデンを含む重合体または
それと他の炭素質素材を含んでなり、その中の塩化ビニ
リデンの含量が少なくとも10重量%である活性炭原料
を炭化および/または賦活して得られる電気二重層コン
デンサの電極用活性炭、 2)活性炭原料中の塩化ビニリデンの含量が30〜99
重量%である前記1)記載の電極用活性炭、 3)活性炭原料中の塩化ビニリデンの含量が50〜98
%である前記1)記載の電極用活性炭、 4)活性炭原料中の塩化ビニリデンの含量が80〜97
%である前記1)記載の電極用活性炭、 5)活性炭原料が塩化ビニリデン単独重合体である前記
1)記載の電極用活性炭、 6)活性炭原料が塩化ビニリデン共重合体である前記
1)記載の電極用活性炭、 7)活性炭原料を炭化および/または賦活した後さらに
熱処理をして得られる前記1)記載の電極用活性炭、 8)構成成分として塩化ビニリデンを含む重合体または
それと他の炭素質素材を含んでなり、その中の塩化ビニ
リデンの含量が少なくとも10重量%である活性炭原料
を炭化および/または賦活することを特徴とする電気二
重層コンデンサの電極用活性炭の製法、および 9)活性炭原料を炭化および/または賦活後さらに熱処
理を施すことを特徴とする前記8)記載の電極用活性炭
の製法、である。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の電気二重層コンデンサの
電極用活性炭を得る方法としては、構成成分として塩化
ビニリデンを含む重合体、たとえば塩化ビニリデンの単
独重合体や共重合体、またはそれらとその他の炭素質素
材との混合物を炭化および/または賦活する方法、塩化
ビニリデンを構成成分として含む重合体を炭化および/
または賦活した後にその他の炭素質素材とを混合してさ
らに炭化および/または賦活する方法、塩化ビニリデン
を構成成分として含む重合体を炭化および/または賦活
し、その他の炭素質素材の炭化および/または賦活品と
混合する方法などが含まれる。本発明に用いられる活性
炭原料中に含まれる塩化ビニリデンの割合は通常10〜
100重量%、好ましくは30〜99重量%、さらに好
ましくは50〜98重量%、最も好ましくは80〜97
重量%である。本発明に用いられる構成成分として塩化
ビニリデンを含む重合体としては上述のごとく、たとえ
ば塩化ビニリデンの単独重合体や塩化ビニリデンと他の
重合性単量体との共重合体などが挙げられる。
【0006】塩化ビニリデン共重合体における他の重合
性単量体としては、公知のものがいずれも使用できる
が、たとえばエチレン、アセチレン、プロピレン、ブチ
レン、ブチン、ブタジエン、イソプレン、イソブチレ
ン、塩化ビニル、臭化ビニル、ヨウ化ビニル、酢酸ビニ
ル、ビニルメチルエーテル、ビニルエチルエーテル、ビ
ニルイソプロピルエーテル、ビニルプロピルエーテル、
ビニルイソブチルエーテル、ビニルノルマルアミルエー
テル、ビニルイソアミルエーテル、ビニル−2−エチル
ヘキシルエーテル、ビニル−n−オクタデシルエーテ
ル、ビニルスルホン酸ナトリウム、ジビニルベンゼン、
ビニルトルエン、アクリロニトリル、アクリル酸、アク
リル酸クロライド、アクリル酸ブロマイド、アクリログ
アナミン、アクリロイルモルホリン、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリル
酸イソプロピル、アクリル酸ブチル、アクリル酸イソブ
チル、アクリル酸 tert-ブチル、アクリル酸ヘキシル、
アクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸メチルプロピ
ル、アクリル酸ラウリル、アクリル酸トリデシル、アク
リル酸ベンジル、アクリル酸 n-アミル、アクリル酸イ
ソアミル、アクリル酸テトラヒドロフルフリル、アクリ
ル酸ジメチルアミノエチル、アクリル酸エチレングリコ
ールエトキシレート、アクリル酸エチレングリコールメ
トキシレート、アクリル酸ジエチレングリコールエトキ
シレート、アクリル酸ジエチレングリコールメトキシレ
ート、アクリル酸エチルヘキシル、エポキシアクリレー
ト、ペンタエリスリトールのアクリル酸エステル類、n-
ステアリルアクリレート、ジペンタエリスリトールのア
クリル酸エステル類、トリメチロールプロパンのアクリ
ル酸エステル類、カプロラクトン変性アクリル酸エステ
ル類、ネオペンチルグリコールのアクリル酸エステル
類、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキ
シプロピルアクリレート、2−ヒドロキシブチルアクリ
レート、1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,
6−ヘキサンジオールジアクリレート、アクリル酸グリ
シジル、ジアクリル酸エチレングリコール、ジアクリル
酸ジエチレングリコール、ジアクリル酸トリエチレング
リコール、ジアクリル酸テトラエチレングリコール、ジ
アクリル酸−1,3−ブチレングリコール、アクリル酸
ナトリウム、アクリル酸カリウム、アクリル酸アルミニ
ウム、アクリル酸亜鉛、アクリル酸カルシウム、アクリ
ル酸マグネシウム、アクリルアミド、N,N−ジメチル
アクリルアミド、N,N−ジメチルプロピルアクリルア
ミド、アクロレイン、メタクリル酸、メタクリル酸クロ
ライド、メタクリル酸ブロマイド、メタクリル酸メチ
ル、メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタ
クリル酸イソプロピル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸イソブチル、メタクリル酸 tert-ブチル、メタクリ
ル酸ヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシル、メタクリ
ル酸メチルプロピル、メタクリル酸ラウリル、メタクリ
ル酸トリデシル、メタクリル酸ベンジル、メタクリル酸
n−アミル、メタクリル酸イソアミル、メタクリル酸テ
トラヒドロフルフリル、メタクリル酸ジメチルアミノエ
チル、メタクリル酸エチレングリコールエトキシレー
ト、メタクリル酸エチレングリコールメトキシレート、
メタクリル酸ジエチレングリコールエトキシレート、メ
タクリル酸ジエチレングリコールメトキシレート、メタ
クリル酸エチルヘキシル、エポキシメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールのメタクリル酸エステル類、n−ス
テアリルメタクリレート、ジペンタエリスリトールのメ
タクリル酸エステル類、トリメチロールプロパンのメタ
クリル酸エステル類、カプロラクトン変性メタクリル酸
エステル類、ネオペンチルグリコールのメタクリル酸エ
ステル類、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2−
ヒドロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブ
チルメタクリレート、1,4−ブタンジオールジメタク
リレート、1,6−ヘキサンジオールジメタクリレー
ト、メタクリル酸グリシジル、ジメタクリル酸エチレン
グリコール、ジメタクリル酸ジエチレングリコール、ジ
メタクリル酸トリエチレングリコール、ジメタクリル酸
テトラエチレングリコール、ジメタクリル酸−1,3−
ブチレングリコール、メタクリル酸ナトリウム、メタク
リル酸カリウム、メタクリル酸アルミニウム、メタクリ
ル酸亜鉛、メタクリル酸カルシウム、メタクリル酸マグ
ネシウム、メタクリルアミド、N,N−ジメチルメタク
リルアミド、N,N−ジメチルアミノプロピルメタクリ
ルアミド、メタクロレイン、メタリルスルホン酸ナトリ
ウム、メタリルスルホン酸カリウム、スチレン、メチル
スチレン、ビニルピリジン、ヒドロキシエチルビニルア
セテート、ヒドロキシエチルビニルアセテートのエステ
ルやエーテルやウレタンなどの誘導体、アリルアルコー
ル、アリルクロライド、アリルスルホン酸ナトリウム、
アリルアミン、アリルアルデヒド、アリルブロマイド、
アリルグリシジルエーテル、アリルカプロエート、アリ
ル芥子油、アリルジグリコールカーボネート、アリルメ
タクリレート、アリルアデニン、アリルアデノシン、ア
リルアミノプリン、アリルアミノリボフラノシルプリ
ン、グリセロールジアリールエーテル、ジシクロペンタ
ジエン、クロロプレン、シクロヘキセン、α−メチルス
チレン、重合性シリコン化合物、重合性フッ素化合物、
マレイン酸、マレイン酸誘導体、フマル酸、フマル酸誘
導体、クロトン酸、クロトン酸誘導体、オレイン酸、オ
レイン酸誘導体、イタコン酸、イタコン酸誘導体、クロ
トンアルデヒド、クロロエチルビニルエーテル、ジアリ
ルジメチルアンモニウムクロライド、ジアリルジメチル
アンモニウムブロマイド、ジアリルジメチルアンモニウ
ムヨーダイド、アリルピリジニウムクロライド、アリル
ピリジニウムブロマイド、アリルピリジニウムヨーダイ
ド、ジイソブチレン、ジエチレングリコールビスアリル
カーボネート、不飽和カルボン酸及びその誘導体、不飽
和アルデヒド、不飽和アルキル類、N−フェニルマレイ
ミド、N−メチルフェニルマレイミド、N−シクロヘキ
シルマレイミド、その他のN−置換マレイミド類などが
その代表例として挙げられる。
【0007】本発明に用いられる共重合性単量体はこれ
に限定されるものではなく、これまで知られている公知
の共重合性成分であれば何でもよいし、これらの共重合
性単量体を任意に組み合わせて用いてもよい。塩化ビニ
リデンの重合、共重合反応は自体公知の方法で実施する
ことができる。得られた重合体の熱や光による劣化防止
のための安定剤や酸化防止剤、紫外線吸収剤、成型時の
成型性を高めるための助剤、可塑剤、帯電防止剤、離型
剤などとしてこれまで公知のものを必要に応じ適宜混合
したものでもよい。重合体や共重合体の性状は固体、固
状、液体、液状のどのような形態でもよく、上述の塩化
ビニリデンやその他の共重合成分の1部が重合せずに単
量体の状態で残留していたり、また必要に応じてそれら
を加えたようなものでもよい。本発明において用いられ
るその他の炭素質素材としては、通常活性炭原料として
用いられる炭素源であれば特に限定されるものではな
く、たとえば、木材、木粉、おがくず、おがくず乾留
物、木炭、ココナッツヤシ殻、パームヤシ殻、クルミ
殻、果実種子、パルプ製造時の副産物、バカス、廃糖
蜜、泥炭、草炭、亜炭、褐炭、瀝青炭、無煙炭、ピート
炭、石油蒸留残渣成分、石油ピッチ、石炭ピッチ、コー
クス、コールタールなどの木質系原料、化石系原料、鉱
物系原料およびその炭化品や賦活品、フェノール樹脂、
ポリ塩化ビニル、メラミン樹脂、尿素樹脂、レゾルシノ
ール樹脂、セルロイド、エポキシ樹脂、キシレン樹脂、
ポリサルホン、アリル樹脂、アルキド樹脂、フッ素樹
脂、珪素樹脂、ポリスチレン、ポリアミド、ポリイミ
ド、ポリアミドイミド、ポリアリレート、酢酸ビニル樹
脂、クマロン樹脂、ケトン樹脂、フェノキシ樹脂、ブタ
ジエン樹脂、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール
およびそれらの誘導体、ポリフェニレンオキサイド、ポ
リフェニレンサルファイド、ポリメチルペンテン、ポリ
サルホン、各種イオン交換樹脂、各種セルロース誘導
体、ポリグルタミン酸、ポリテルペン、セロハン、ポリ
−α−メチルスチレン、シクロペンタジエン系樹脂、ポ
リブチレン、ポリブタジエン、ポリクロロプレン、マレ
イン酸樹脂、フタル酸樹脂、フマル酸樹脂、ポリp−ヒ
ドロキシ安息香酸、合成木材、合成パルプ、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアセチレン、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール、メタクリル樹脂、アクリル
樹脂、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリテトラエチレングリコール、ポリヘ
キサエチレングリコールなどの合成樹脂およびそれらの
炭化物などが挙げられる。
【0008】上述の炭素質素材の例にとどまらず、各種
廃樹脂や各種廃プラスチックや廃タイヤ、その他の廃ゴ
ムなどのような各種廃棄物、樹脂やプラスチックの製造
時の成型バリやその他の廃棄物、醸造工程で産出する酒
粕などの絞り滓や精糖廃物、各種蒸留残渣成分などの産
業廃棄物なども使用することができ、さらにこれら炭素
を主として含有する化合物を不活性ガスを主体とした雰
囲気下に加熱して得られるものおよびその炭化、賦活物
も使用することができる。また、排ガス処理や溶剤回
収、その他の用途において吸着剤として使用した活性炭
およびそれらを再生した活性炭も使用することができ
る。本発明の活性炭原料の炭化、賦活法式としては、た
とえば固定床方式、移動床方式、流動床方式、スラリー
方式、ロータリーキルン方式などのこれまで知られてい
る活性炭の製造方式が挙げられる。炭化方法としては、
例えば窒素ガス、二酸化炭素、ヘリウム、アルゴン、キ
セノン、ネオン、一酸化炭素、燃焼排ガスなどの不活性
ガスおよびこれらの不活性ガスを主成分とした混合ガス
を使用して焼成する方法が挙げられる。
【0009】賦活方法としては、水蒸気、炭酸ガス、塩
化水素、一酸化炭素、酸素などの賦活ガスおよびこれら
の賦活ガスを主成分とした混合ガスを用いて焼成するガ
ス賦活法や、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸
化カルシウム、ホウ酸、リン酸、硫酸、塩酸、塩化亜鉛
などの存在下に上述の活性炭原料を賦活するいわゆる薬
品賦活法が挙げられる。炭化の温度や時間の条件として
は、通常200〜1200℃、10分〜30時間程度、
好ましくは250〜1000℃、15分〜25時間程
度、より好ましくは300〜850℃、20分〜20時
間程度である。賦活の温度や時間の条件としては、通常
200〜1200℃、10分〜30時間程度、好ましく
は400〜1100℃、15分〜25時間程度、より好
ましくは600〜1000℃、20分〜20時間程度で
ある。また賦活の工程を省略し、炭化のみの工程により
得られた活性炭や、炭化の工程を省略して賦活の工程の
みにより得られた活性炭の使用も可能であるが、炭化お
よび賦活の両工程を施した方が電極としての性能の高い
活性炭が得られる。炭化工程のみを行う場合は、500
〜850℃のやや低温で20分〜20時間程度行うのが
望ましい。さらに活性炭表面の改質を目的として炭化お
よび/または賦活の工程後にさらに不活性ガス雰囲気下
で加熱焼成する、いわゆる熱処理工程を加えて製造を行
った活性炭も電極用として好適に使用することができ
る。熱処理の温度や時間条件としては、通常200〜1
200℃、5分〜20時間、好ましくは500〜110
0℃、10分〜10時間、更に好ましくは600〜10
00℃、20分〜5時間である。また、得られた活性炭
は必要により主として炭素以外の成分の除去を目的とし
て塩酸、硫酸、ホウ酸その他の各種酸性水溶液や水やア
ルカリ性水溶液などで洗浄、乾燥などの操作を炭化前、
炭化後、賦活前、賦活後の任意の工程において行っても
良い。
【0010】本発明により得られる活性炭の表面積は、
液体窒素温度条件下の窒素吸着によるB.E.T.法によ
る測定法で通常400〜4000m2/g程度、好まし
くは500〜3500m2/g、より好ましくは700
〜3000m2/g、特に好ましくは900〜2500
2/gである。本発明の活性炭は必要により目的とす
る粒度に粉砕し、またさらに必要により分級によってそ
の粒度を調整する。本発明の目的にかなう活性炭の粒度
はコールターカウンターで測定した中位径が1〜100
μm、好ましくは2〜80μmである。本発明の活性炭
を用いて電気二重層コンデンサの電極を製造するには、
自体公知の方法を採用することができる。たとえば、活
性炭、バインダおよび水の混合物を混合機でよく混練す
る。得られたペースト状混合物をロールを用いて圧延
し、100〜400℃程度の加熱下延伸処理して、適当
な厚み、たとえば0.3〜1.2mm程度のシート状電
極材料とするこのシート状電極材料を打ち抜いて分極性
電極とすることができる。このようにして得られた円板
状物を2枚から数枚をセパレータを介して重ね、外装容
器に収納して、その中に電解液を注入することにより電
気二重層コンデンサユニットセルを作ることができる。
電解液としては有機溶媒系のものと水溶液系のものがあ
る。有機溶媒系電解液の溶媒としてはプロピレンカーボ
ネートが一般的であり、電解質としてはこれまで知られ
ている種々の第4級ホスホニウム塩、第4級アンモニウ
ム塩のいずれもが使用できる。水溶液系電解液として
は、希硫酸が一般的であるが、その他の無機物、たとえ
ば4フッ化ホウ酸、硝酸なども使用できる。さらに水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化アンモニウムな
どの無機塩を溶質とする水溶液も便宜に使用できる。そ
れぞれの電解質の濃度は5〜95重量%の範囲で適宜選
択することができる。
【0011】
【実施例】
実施例1 構成成分として塩化ビニリデンを約80重量%含有する
塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体(分子量約6万)
をロータリーキルンにいれ、窒素雰囲気下で室温から7
00℃まで約3時間かけて加熱し、さらに700℃で3
0分間加熱することにより炭化した。ついでロータリー
キルン内で900℃の温度条件下、この炭化品200g
に対し水蒸気を200g/時の割合で加えることにより
水蒸気賦活を行った。この時の賦活をそれぞれ30分、
60分、120分、180分、240分、300分行っ
たものを粉砕し、コールターカウンターの測定による中
位径4.5μmの粉末活性炭(活性炭1〜6)を得た。
活性炭原料として塩化ビニリデンを90重量%含有する
塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体(分子量約5万)
を用い、水蒸気賦活の代わりに窒素雰囲気下にて750
℃、30分間焼成したもの、800℃、30分間焼成し
たもの、850℃、30分間焼成したもの、および上述
のさらに700℃で30分間加熱することにより炭化し
たものを同様に粉砕し粉末活性炭(活性炭7〜10)を
得た。つぎにヤシ殻を出発原料として活性炭1〜6を製
造したときと同様の条件で、炭化および水蒸気賦活を行
い、希塩酸にて洗浄した後乾燥し、粉砕して上記と同様
の中位径を持つ粒度の粉末活性炭(活性炭11〜16)
を得た。得られたそれぞれの粉末活性炭を使用して作成
された上記電極と、(C254PBF3 0.5mol
/プロピレンカーボネート電解液を用いて作った有機溶
媒系電解質のコンデンサユニットセル、および上記電極
と40%硫酸電解液を用いて作った水溶液系電解質コン
デンサユニットセルの静電容量をそれぞれ測定し、その
結果を〔表1〕に示す。
【0012】
【表1】
【0013】
【発明の効果】これまで提案されてきた活性炭を分極性
電極とする電気二重層コンデンサは、静電容量の経時的
劣化が著しいか、または電極の単位容積当たりの静電容
量が不足で、新規用途開発の障害となっていた。本発明
の電極二重層コンデンサの電極用活性炭は、電極の単位
容積当たり高い静電容量の電極を与え、しかも充放電の
繰り返しや経時による劣化が少なく長期にわたり安定し
た高静電容量の確保が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 英 大阪府大阪市竹見台4丁目8番A2−210 号 (72)発明者 國本 泰徳 兵庫県西宮市神垣町5番12号

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】構成成分として塩化ビニリデンを含む重合
    体またはそれと他の炭素質素材を含んでなり、その中の
    塩化ビニリデンの含量が少なくとも10重量%である活
    性炭原料を炭化および/または賦活して得られる電気二
    重層コンデンサの電極用活性炭。
  2. 【請求項2】活性炭原料中の塩化ビニリデンの含量が3
    0〜99重量%である請求項1記載の電極用活性炭。
  3. 【請求項3】活性炭原料中の塩化ビニリデンの含量が5
    0〜98%である請求項1記載の電極用活性炭。
  4. 【請求項4】活性炭原料中の塩化ビニリデンの含量が8
    0〜97%である請求項1記載の電極用活性炭。
  5. 【請求項5】活性炭原料が塩化ビニリデン単独重合体で
    ある請求項1記載の電極用活性炭。
  6. 【請求項6】活性炭原料が塩化ビニリデン共重合体であ
    る請求項1記載の電極用活性炭。
  7. 【請求項7】活性炭原料を炭化および/または賦活した
    後さらに熱処理をして得られる請求項1記載の電極用活
    性炭。
  8. 【請求項8】構成成分として塩化ビニリデンを含む重合
    体またはそれと他の炭素質素材を含んでなり、その中の
    塩化ビニリデンの含量が少なくとも10重量%である活
    性炭原料を炭化および/または賦活することを特徴とす
    る電気二重層コンデンサの電極用活性炭の製法。
  9. 【請求項9】活性炭原料を炭化および/または賦活後さ
    らに熱処理を施すことを特徴とする請求項8記載の電極
    用活性炭の製法。
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