JPH09211264A - 光ファイバコネクタ用アダプタ - Google Patents
光ファイバコネクタ用アダプタInfo
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- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims abstract description 30
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- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/36—Mechanical coupling means
- G02B6/38—Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
- G02B6/3807—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
- G02B6/381—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres
- G02B6/3825—Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres with an intermediate part, e.g. adapter, receptacle, linking two plugs
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- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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- G02B6/3847—Details of mounting fibres in ferrules; Assembly methods; Manufacture with means preventing fibre end damage, e.g. recessed fibre surfaces
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- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 光ファイバコネクタを接続する際の、有害な
レーザビームによる危険を完全に無くすることを可能と
した、光ファイバコネクタ用アダプタを提供することを
目的としている。 【構成】 ハウジング３の一端に、光ファイバコネクタ
と嵌合する嵌合端４を備え、嵌合端４に嵌入される光フ
ァイバコネクタの光学軸を、嵌合端４と対向した接続端
６側の、関連する光学部品の光学軸と一致させる光ファ
イバコネクタ用アダプタである。嵌合端４の内側に、シ
ャッタ板２５が、基部２５ａを嵌合端４の近傍に位置さ
せて、接続端６に向かって斜設してあり、シャッタ板２
５が光学軸を横断している。
レーザビームによる危険を完全に無くすることを可能と
した、光ファイバコネクタ用アダプタを提供することを
目的としている。 【構成】 ハウジング３の一端に、光ファイバコネクタ
と嵌合する嵌合端４を備え、嵌合端４に嵌入される光フ
ァイバコネクタの光学軸を、嵌合端４と対向した接続端
６側の、関連する光学部品の光学軸と一致させる光ファ
イバコネクタ用アダプタである。嵌合端４の内側に、シ
ャッタ板２５が、基部２５ａを嵌合端４の近傍に位置さ
せて、接続端６に向かって斜設してあり、シャッタ板２
５が光学軸を横断している。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバコネクタ
と、他の光ファイバコネクタ或は発光手段などの関連す
る光学部品とを接続する部分で使用される光ファイバコ
ネクタ用アダプタに関する。
と、他の光ファイバコネクタ或は発光手段などの関連す
る光学部品とを接続する部分で使用される光ファイバコ
ネクタ用アダプタに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の光ファイバコネクタ用ア
ダプタは、ハウジングの一端に、光ファイバコネクタと
嵌合する嵌合端を備え、嵌合端に嵌入される光ファイバ
コネクタの光学軸を、嵌合端と対向した接続端側の、関
連する光学部品の光学軸と一致させる構造とされてい
た。前記嵌合端に光ファイバコネクタを嵌入していない
状態で、接続端側に接続された関連する光学部品が動作
状態にあると、嵌合端までレーザビームが導かれてお
り、嵌合端へ光ファイバコネクタを嵌入する作業の際
に、作業者の身体、特に目に重大な害を与える恐れがあ
った。このような危険を避けるため、前記嵌合端に開閉
可能のシャッタ板を設けたものが提案されている（例え
ば、同一出願人の実願平７−８６９９号「可動保護シー
ルドを有する光ファイバ部品組立体」参照）。
ダプタは、ハウジングの一端に、光ファイバコネクタと
嵌合する嵌合端を備え、嵌合端に嵌入される光ファイバ
コネクタの光学軸を、嵌合端と対向した接続端側の、関
連する光学部品の光学軸と一致させる構造とされてい
た。前記嵌合端に光ファイバコネクタを嵌入していない
状態で、接続端側に接続された関連する光学部品が動作
状態にあると、嵌合端までレーザビームが導かれてお
り、嵌合端へ光ファイバコネクタを嵌入する作業の際
に、作業者の身体、特に目に重大な害を与える恐れがあ
った。このような危険を避けるため、前記嵌合端に開閉
可能のシャッタ板を設けたものが提案されている（例え
ば、同一出願人の実願平７−８６９９号「可動保護シー
ルドを有する光ファイバ部品組立体」参照）。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記の様に、ハウジン
グの嵌合端に開閉可能のシャッタ板を設けた従来の光フ
ァイバコネクタ用アダプタにおいては、光ファイバコネ
クタを嵌合端に接続する際には、先ず、シャッタ板を開
の状態として嵌合端を開放した後、嵌合端に光ファイバ
コネクタを嵌入する作業をすることになる。従って、シ
ャッタ板を開とした時に、関連する光学部品から導かれ
た有害なレーザビーム（５ｍＷ以上）の危険に晒される
問題点があった。
グの嵌合端に開閉可能のシャッタ板を設けた従来の光フ
ァイバコネクタ用アダプタにおいては、光ファイバコネ
クタを嵌合端に接続する際には、先ず、シャッタ板を開
の状態として嵌合端を開放した後、嵌合端に光ファイバ
コネクタを嵌入する作業をすることになる。従って、シ
ャッタ板を開とした時に、関連する光学部品から導かれ
た有害なレーザビーム（５ｍＷ以上）の危険に晒される
問題点があった。
【０００４】本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたも
ので、光ファイバコネクタを接続する際の、有害なレー
ザビームによる危険を完全に無くすることを可能とし
た、光ファイバコネクタ用アダプタを提供することを目
的としている。
ので、光ファイバコネクタを接続する際の、有害なレー
ザビームによる危険を完全に無くすることを可能とし
た、光ファイバコネクタ用アダプタを提供することを目
的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前記の目的のもとになさ
れた本発明は、ハウジングの嵌合端に嵌入される光ファ
イバコネクタを介して、嵌合端に設けたシャッタ板を開
閉させるようにしたものである。
れた本発明は、ハウジングの嵌合端に嵌入される光ファ
イバコネクタを介して、嵌合端に設けたシャッタ板を開
閉させるようにしたものである。
【０００６】即ち本発明は、ハウジングの一端に、光フ
ァイバコネクタと嵌合する嵌合端を備え、嵌合端に嵌入
される光ファイバコネクタの光学軸を、嵌合端と対向し
た接続端側の、関連する光学部品の光学軸と一致させる
光ファイバコネクタ用アダプタにおいて、前記嵌合端の
内側に、ばね板でなるシャッタ板が、基部を嵌合端の近
傍に位置させて、接続端に向かって斜設してあり、この
シャッタ板が前記光学軸を横断していることを特徴とす
る光ファイバコネクタ用アダプタである。
ァイバコネクタと嵌合する嵌合端を備え、嵌合端に嵌入
される光ファイバコネクタの光学軸を、嵌合端と対向し
た接続端側の、関連する光学部品の光学軸と一致させる
光ファイバコネクタ用アダプタにおいて、前記嵌合端の
内側に、ばね板でなるシャッタ板が、基部を嵌合端の近
傍に位置させて、接続端に向かって斜設してあり、この
シャッタ板が前記光学軸を横断していることを特徴とす
る光ファイバコネクタ用アダプタである。
【０００７】前記シャッタ板は、光ファイバコネクタの
ハウジングの先端がシャッタ板の基部に当接する時、光
ファイバコネクタの光学軸端とシャッタ板との間に間隙
を形成するために、先端部を断面弧状とし、接続端側に
突出させて構成するのが望ましい。また、前記ハウジン
グは、嵌合端側部分と接続端側部分に分割し、一方の部
分に設けたラッチ片を介して互いに係合させて一体化し
た構成とするのが望ましい。更に、前記接続端側部分
は、外壁にパネルロック片を設けて構成するのが望まし
い。
ハウジングの先端がシャッタ板の基部に当接する時、光
ファイバコネクタの光学軸端とシャッタ板との間に間隙
を形成するために、先端部を断面弧状とし、接続端側に
突出させて構成するのが望ましい。また、前記ハウジン
グは、嵌合端側部分と接続端側部分に分割し、一方の部
分に設けたラッチ片を介して互いに係合させて一体化し
た構成とするのが望ましい。更に、前記接続端側部分
は、外壁にパネルロック片を設けて構成するのが望まし
い。
【０００８】
【作用】本発明の光ファイバコネクタ用アダプタによれ
ば、光ファイバコネクタをハウジングの嵌合端に嵌入す
ることで、嵌合端の内側に光学軸を横断させて設置した
シャッタ板を、光ファイバコネクタを介して、光学軸外
に退避させることができる。また、嵌合端に嵌入した光
ファイバコネクタを引き抜くと、ばね板でなるシャッタ
板を、自動的に光学軸を横断する元の状態に復帰させる
ことができる。従って、ハウジングの嵌合端が開放され
て、有害なレーザビームが外部に直接放出されることが
なくなり、危険性を無くすることができる。
ば、光ファイバコネクタをハウジングの嵌合端に嵌入す
ることで、嵌合端の内側に光学軸を横断させて設置した
シャッタ板を、光ファイバコネクタを介して、光学軸外
に退避させることができる。また、嵌合端に嵌入した光
ファイバコネクタを引き抜くと、ばね板でなるシャッタ
板を、自動的に光学軸を横断する元の状態に復帰させる
ことができる。従って、ハウジングの嵌合端が開放され
て、有害なレーザビームが外部に直接放出されることが
なくなり、危険性を無くすることができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付の図を参照して
説明する。
説明する。
【００１０】図示した光ファイバコネクタ用アダプタ１
は、二つの光ファイバコネクタ２（図１０参照）相互を
接続できるようにした実施例のものである。この光ファ
イバコネクタ用アダプタ１はハウジング３が二つに分割
されており、嵌合端側部分３ａと接続端側部分３ｂとか
らなって、嵌合端４と対向する接合端５と、接続端６と
対向する接合端７とを当接して一体に結合させてある。
嵌合端側部分３ａと接続端側部分３ｂは夫々角筒状に形
成されており、嵌合端４から接合端５に向かって、また
接続端６から接合端７に向かって、夫々、内部に光ファ
イバコネクタ２を嵌入できるように構成されている。
は、二つの光ファイバコネクタ２（図１０参照）相互を
接続できるようにした実施例のものである。この光ファ
イバコネクタ用アダプタ１はハウジング３が二つに分割
されており、嵌合端側部分３ａと接続端側部分３ｂとか
らなって、嵌合端４と対向する接合端５と、接続端６と
対向する接合端７とを当接して一体に結合させてある。
嵌合端側部分３ａと接続端側部分３ｂは夫々角筒状に形
成されており、嵌合端４から接合端５に向かって、また
接続端６から接合端７に向かって、夫々、内部に光ファ
イバコネクタ２を嵌入できるように構成されている。
【００１１】嵌合端側部分３ａは、頂壁８、底壁９およ
び左右の側壁１０と、接合端壁１１を備えており、嵌合
端４が開口している。また、接続端側部分３ｂは、頂壁
１２、底壁１３および左右の側壁１４と、接合端壁１５
を備えており、接続端６が開口している。夫々の側壁１
０、１４からフランジ１６、１７が外側に形成してある
と共に、接続端側部分３ｂ側のフランジ１７から嵌合端
側部分３ａに向かって、ラッチ片１８が突出させて設け
てあり、嵌合端側部分３ａの側壁１０に形成した突起１
９にラッチ片１８を係合させて、嵌合端側部分３ａと接
続端側部分３ｂが一体化されている。
び左右の側壁１０と、接合端壁１１を備えており、嵌合
端４が開口している。また、接続端側部分３ｂは、頂壁
１２、底壁１３および左右の側壁１４と、接合端壁１５
を備えており、接続端６が開口している。夫々の側壁１
０、１４からフランジ１６、１７が外側に形成してある
と共に、接続端側部分３ｂ側のフランジ１７から嵌合端
側部分３ａに向かって、ラッチ片１８が突出させて設け
てあり、嵌合端側部分３ａの側壁１０に形成した突起１
９にラッチ片１８を係合させて、嵌合端側部分３ａと接
続端側部分３ｂが一体化されている。
【００１２】嵌合端側部分３ａの接合端壁１１の中央部
に円筒２０が嵌合端４に向かって形成してあると共に、
接続端側部分３ｂの中央部に円筒２１が接続端６に向か
って形成してあり、嵌合端側部分３ａと接続端側部分３
ｂを結合すると両円筒２０、２１が中心軸を一直線に揃
えて整列するようになっている。この結合に際し、円筒
状スリーブ２２が内側に装着され、両円筒２０、２１で
保持されている。夫々の円筒２０、２１と側壁１０、１
４の間には、光ファイバコネクタ２に対するラッチ片２
３、２４が側壁１０、１４に沿って形成してある。
に円筒２０が嵌合端４に向かって形成してあると共に、
接続端側部分３ｂの中央部に円筒２１が接続端６に向か
って形成してあり、嵌合端側部分３ａと接続端側部分３
ｂを結合すると両円筒２０、２１が中心軸を一直線に揃
えて整列するようになっている。この結合に際し、円筒
状スリーブ２２が内側に装着され、両円筒２０、２１で
保持されている。夫々の円筒２０、２１と側壁１０、１
４の間には、光ファイバコネクタ２に対するラッチ片２
３、２４が側壁１０、１４に沿って形成してある。
【００１３】嵌合端側部分３ａの内部には、更に、図７
乃至図９に示した形状のばね板でなるシャッタ板２５が
設置してある。このシャッタ板２５は、方形の基板２６
の中央部を切り起こして形成したもので、シャッタ板２
５の切り起こしによって基板２６の中央部には透孔２７
が形成されている。この基板２６を嵌合端側部分３ａの
底壁９に沿って嵌合端４から内部に挿入して、先端側を
嵌合端側部分３ａに掛止させ、シャッタ板２５は、その
基部２５ａが嵌合端４の内側近傍で基板２６に支持され
た状態で、嵌合端側部分３ａの内部に接続端側部分３ｂ
側に向かって斜設してある。シャッタ板２５は、前記円
筒状スリーブ２２の中心軸線の延長部分を横断する状態
となっている。シャッタ板２５の先端部２５ｂは、断面
弧状に成形されて接続端側部分３ｂ側に突出させてあ
る。前記基板２６の、シャッタ板２５の基部２５ａを支
持した側の端縁部は下側に折り曲げられて、断面Ｌ字状
のリブ２８とされ、端縁部の剛性を強化してある。
乃至図９に示した形状のばね板でなるシャッタ板２５が
設置してある。このシャッタ板２５は、方形の基板２６
の中央部を切り起こして形成したもので、シャッタ板２
５の切り起こしによって基板２６の中央部には透孔２７
が形成されている。この基板２６を嵌合端側部分３ａの
底壁９に沿って嵌合端４から内部に挿入して、先端側を
嵌合端側部分３ａに掛止させ、シャッタ板２５は、その
基部２５ａが嵌合端４の内側近傍で基板２６に支持され
た状態で、嵌合端側部分３ａの内部に接続端側部分３ｂ
側に向かって斜設してある。シャッタ板２５は、前記円
筒状スリーブ２２の中心軸線の延長部分を横断する状態
となっている。シャッタ板２５の先端部２５ｂは、断面
弧状に成形されて接続端側部分３ｂ側に突出させてあ
る。前記基板２６の、シャッタ板２５の基部２５ａを支
持した側の端縁部は下側に折り曲げられて、断面Ｌ字状
のリブ２８とされ、端縁部の剛性を強化してある。
【００１４】更に、前記接続端側部分３ｂの側壁１４の
外側には、パネルロック片２９が嵌合端側部分３ａ側に
向かって片持状態で設けてあり、この光ファイバコネク
タ用アダプタ１をパネル３０の開口部３１に取り付ける
際に、パネル３０と係合してロックできるようになって
いる。前記フランジ１６、１７には、ねじ穴３２、３３
が形成してあり、パネル３０のねじ穴３４と合わせて、
ねじ止めなどによる固定もできるようになっている。
外側には、パネルロック片２９が嵌合端側部分３ａ側に
向かって片持状態で設けてあり、この光ファイバコネク
タ用アダプタ１をパネル３０の開口部３１に取り付ける
際に、パネル３０と係合してロックできるようになって
いる。前記フランジ１６、１７には、ねじ穴３２、３３
が形成してあり、パネル３０のねじ穴３４と合わせて、
ねじ止めなどによる固定もできるようになっている。
【００１５】上記実施例の光ファイバコネクタ用アダプ
タ１によって、二つの光ファイバコネクタ２を接続した
状態が図１０に示してある。嵌合端４から内側に嵌入し
た光ファイバコネクタ２は、そのハウジング３５にラッ
チ片２３が係合して固定され、ハウジング３５の前端３
５ａから突出したフェルール３６が円筒状スリーブ２２
の内側に進入する。接続端６から嵌入した光ファイバコ
ネクタ２も同様で、そのハウジング３５にラッチ片２４
が係合して固定され、フェルール３６が円筒状スリーブ
２２の内側に進入する。円筒状スリーブ２２に進入した
両方のフェルール３６は、円筒状スリーブ２２の中央で
端面相互が当接する。両方のフェルール３６の光学軸３
７は円筒状スリーブ２２の中心軸上で一致した状態とな
り、光ファイバコネクタ２相互の接続が完成する。
タ１によって、二つの光ファイバコネクタ２を接続した
状態が図１０に示してある。嵌合端４から内側に嵌入し
た光ファイバコネクタ２は、そのハウジング３５にラッ
チ片２３が係合して固定され、ハウジング３５の前端３
５ａから突出したフェルール３６が円筒状スリーブ２２
の内側に進入する。接続端６から嵌入した光ファイバコ
ネクタ２も同様で、そのハウジング３５にラッチ片２４
が係合して固定され、フェルール３６が円筒状スリーブ
２２の内側に進入する。円筒状スリーブ２２に進入した
両方のフェルール３６は、円筒状スリーブ２２の中央で
端面相互が当接する。両方のフェルール３６の光学軸３
７は円筒状スリーブ２２の中心軸上で一致した状態とな
り、光ファイバコネクタ２相互の接続が完成する。
【００１６】嵌合端側部分３ａ側に光ファイバコネクタ
２を嵌入する場合の様子が図１１および図１２に示して
ある。即ち、光ファイバコネクタ２のハウジング３５の
先端３５ａが、先ず、図１１のように、ばね板で形成し
たシャッタ板２５の基部２５ａに当接する。この時、シ
ャッタ板２５の先端部２５ｂとフェルール３６の端面の
間は、シャッタ板２５側を断面弧状として突出させてあ
るので、間隙３８が形成されて、フェルール３６の端面
に傷などの損傷が与えられないようにすることができ
る。更にハウジング３５の嵌入を図１２のように進める
ことによって、斜設されたシャッタ板２５は基板２６と
共に弾力に抗して下方に押し下げられ、先端部２５ｂの
断面弧状に突出させた部分が基板２６の透孔２７内に入
り込むようにして底壁９側に退避し、円筒状スリーブ２
２の中心軸に一致した光学軸３７が開放され、図１０に
示したような状態の嵌入が完了する。この状態から光フ
ァイバコネクタ２を引き抜く場合には、シャッタ板２５
は上記と逆のふるまいを呈し、ハウジング３５の退避に
従って、シャッタ板２５および基板２６はその弾力で自
動的に復帰し、図１１に示した時点では完全に元の状態
に復帰して、光学軸３７を横断した状態となる。尚、シ
ャッタ板２５の退避は、前記のように、基板２６を底壁
９側にたわませながら行われるので、シャッタ板２５の
大きな移動も無理なく行うことができる。シャッタ板２
５および基板２６の復帰は、基板２６の側縁２６ａが嵌
合端側部分３ａの内壁に設けてある突条３９に係合した
ところで停止する。
２を嵌入する場合の様子が図１１および図１２に示して
ある。即ち、光ファイバコネクタ２のハウジング３５の
先端３５ａが、先ず、図１１のように、ばね板で形成し
たシャッタ板２５の基部２５ａに当接する。この時、シ
ャッタ板２５の先端部２５ｂとフェルール３６の端面の
間は、シャッタ板２５側を断面弧状として突出させてあ
るので、間隙３８が形成されて、フェルール３６の端面
に傷などの損傷が与えられないようにすることができ
る。更にハウジング３５の嵌入を図１２のように進める
ことによって、斜設されたシャッタ板２５は基板２６と
共に弾力に抗して下方に押し下げられ、先端部２５ｂの
断面弧状に突出させた部分が基板２６の透孔２７内に入
り込むようにして底壁９側に退避し、円筒状スリーブ２
２の中心軸に一致した光学軸３７が開放され、図１０に
示したような状態の嵌入が完了する。この状態から光フ
ァイバコネクタ２を引き抜く場合には、シャッタ板２５
は上記と逆のふるまいを呈し、ハウジング３５の退避に
従って、シャッタ板２５および基板２６はその弾力で自
動的に復帰し、図１１に示した時点では完全に元の状態
に復帰して、光学軸３７を横断した状態となる。尚、シ
ャッタ板２５の退避は、前記のように、基板２６を底壁
９側にたわませながら行われるので、シャッタ板２５の
大きな移動も無理なく行うことができる。シャッタ板２
５および基板２６の復帰は、基板２６の側縁２６ａが嵌
合端側部分３ａの内壁に設けてある突条３９に係合した
ところで停止する。
【００１７】接続端側部分３ｂには既に光ファイバコネ
クタ２が接続されて、そのフェルール３６までレーザビ
ームが導かれている場合に、嵌合端側部分３ａに光ファ
イバコネクタ２を接続する際に、シャッタ板２５を開閉
すると危険が伴っていたものであったが、上記のよう
に、実施例の光ファイバコネクタ用アダプタ１では、シ
ャッタ板２５が光学軸３７を横断するようにして設置さ
れており、しかもこのシャッタ板２５の開閉操作は、光
ファイバコネクタ２のハウジング３５の嵌入または引き
抜きによって行われるので、レーザビームが外部に洩れ
て危険な状態となるのを完全に無くすることができる。
クタ２が接続されて、そのフェルール３６までレーザビ
ームが導かれている場合に、嵌合端側部分３ａに光ファ
イバコネクタ２を接続する際に、シャッタ板２５を開閉
すると危険が伴っていたものであったが、上記のよう
に、実施例の光ファイバコネクタ用アダプタ１では、シ
ャッタ板２５が光学軸３７を横断するようにして設置さ
れており、しかもこのシャッタ板２５の開閉操作は、光
ファイバコネクタ２のハウジング３５の嵌入または引き
抜きによって行われるので、レーザビームが外部に洩れ
て危険な状態となるのを完全に無くすることができる。
【００１８】前記光ファイバコネクタ２のハウジング３
５の下面には、突起４０が形成されて、嵌合端４または
接続端６から内側に嵌入する際に、ハウジング３５の上
下が正しく規制できるようになっている。即ち、嵌合端
側部分３ａでは、突起４０が誤って上側とされると、こ
の突起４０が嵌合端側部分３ａの頂壁８の端縁と衝突し
て、嵌入が阻止される。また、接続端側部分３ｂでも、
突起４０が頂壁１２の端縁に衝突して嵌入が阻止され
る。そして、突起４０が正しく下側とされた場合に、嵌
入が進められるように、接続端側部分３ｂでは、底壁１
３に開放溝４１が形成され突起４０が移動可能となるよ
うにしてある。嵌合端側部分３ａでは、ハウジング３５
の嵌入に従って、シャッタ板２５を支持している基板２
６が底壁９側にたわみ、突起４０が進入可能となるよう
にしてある。
５の下面には、突起４０が形成されて、嵌合端４または
接続端６から内側に嵌入する際に、ハウジング３５の上
下が正しく規制できるようになっている。即ち、嵌合端
側部分３ａでは、突起４０が誤って上側とされると、こ
の突起４０が嵌合端側部分３ａの頂壁８の端縁と衝突し
て、嵌入が阻止される。また、接続端側部分３ｂでも、
突起４０が頂壁１２の端縁に衝突して嵌入が阻止され
る。そして、突起４０が正しく下側とされた場合に、嵌
入が進められるように、接続端側部分３ｂでは、底壁１
３に開放溝４１が形成され突起４０が移動可能となるよ
うにしてある。嵌合端側部分３ａでは、ハウジング３５
の嵌入に従って、シャッタ板２５を支持している基板２
６が底壁９側にたわみ、突起４０が進入可能となるよう
にしてある。
【００１９】尚、実施例では、二つの光ファイバコネク
タ２を接続できるようにした光ファイバコネクタ用アダ
プタ１について説明したが、接続端側部分３ｂ側をレー
ザビームの発光手段そのものの構成部材とするなどの変
更が可能である。
タ２を接続できるようにした光ファイバコネクタ用アダ
プタ１について説明したが、接続端側部分３ｂ側をレー
ザビームの発光手段そのものの構成部材とするなどの変
更が可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上に説明の通り、本発明によれば、光
ファイバコネクタのハウジングを介して、光学軸を横断
するようにして設けたシャッタ板を開閉できるので、シ
ャッタ板の開閉操作によってもたらされる危険を回避
し、安全な光ファイバコネクタ用アダプタを提供できる
効果がある。
ファイバコネクタのハウジングを介して、光学軸を横断
するようにして設けたシャッタ板を開閉できるので、シ
ャッタ板の開閉操作によってもたらされる危険を回避
し、安全な光ファイバコネクタ用アダプタを提供できる
効果がある。
【００２１】請求項２の本発明によれば、上記の効果に
加えて、光ファイバコネクタのフェルールを損傷から保
護するのを、より確実にできる光ファイバコネクタ用ア
ダプタを提供できる効果がある。
加えて、光ファイバコネクタのフェルールを損傷から保
護するのを、より確実にできる光ファイバコネクタ用ア
ダプタを提供できる効果がある。
【００２２】請求項３の本発明によれば、上記の効果に
加えて、嵌合端側部分と接続端側部分の結合が余分な部
品を必要とすることなくでき、部品点数を少なくできる
効果がある。
加えて、嵌合端側部分と接続端側部分の結合が余分な部
品を必要とすることなくでき、部品点数を少なくできる
効果がある。
【００２３】請求項４の本発明によれば、上記の効果に
加えて、パネルロック片を介してパネルへ係合できるの
で、パネルへの取り付けが簡単にできる効果がある。
加えて、パネルロック片を介してパネルへ係合できるの
で、パネルへの取り付けが簡単にできる効果がある。
【図１】 本発明の実施例の光ファイバコネクタ用ア
ダプタの拡大縦断面図である。
ダプタの拡大縦断面図である。
【図２】 同じく拡大横断面図である。
【図３】 同じく平面図である。
【図４】 同じく正面図である。
【図５】 同じく右側面図である。
【図６】 同じく左側面図である。
【図７】 実施例のシャッタ板の拡大底面図である。
【図８】 同じく拡大正面図である。
【図９】 同じく拡大側面図である。
【図１０】 実施例の光ファイバコネクタ用アダプタで
光ファイバコネクタを接続した状態の断面図である。
光ファイバコネクタを接続した状態の断面図である。
【図１１】 ハウジングの嵌合端に光ファイバコネクタ
を嵌入する時の説明図で、光ファイバコネクタのハウジ
ングがシャッタ板の基部に当接した時の図である。
を嵌入する時の説明図で、光ファイバコネクタのハウジ
ングがシャッタ板の基部に当接した時の図である。
【図１２】 同じく説明図で、光ファイバコネクタを更
に嵌入させた時の図である。
に嵌入させた時の図である。
１ 光ファイバコネクタ用アダプタ ２ 光ファイバコネクタ ３ ハウジング ３ａ 嵌合端側部分 ３ｂ 接続端側部分 ４ 嵌合端 ５ 接合端 ６ 接続端 ７ 接合端 ８ 嵌合端側部分の頂壁 ９ 嵌合端側部分の底壁 １０ 嵌合端側部分の側壁 １１ 嵌合端側部分の接合端壁 １２ 接続端側部分の頂壁 １３ 接続端側部分の底壁 １４ 接続端側部分の側壁 １５ 接続端側部分の接合端壁 １６、１７ フランジ １８ ラッチ片 １９ 突起 ２０、２１ 円筒 ２２ 円筒状スリーブ ２３、２４ ラッチ片 ２５ シャッタ板 ２５ａ シャッタ板の基部 ２５ｂ シャッタ板の先端部 ２６ 基板 ２６ａ 基板の側縁 ２７ 透孔 ２８ リブ ２９ パネルロック片 ３０ パネル ３１ 開口部 ３２、３３ ねじ穴 ３４ ねじ穴 ３５ 光ファイバコネクタのハウジング ３５ａ ハウジングの先端 ３６ フェルール ３７ 光学軸 ３８ 間隙 ３９ 突条 ４０ 突起 ４１ 開放溝
Claims (4)
- 【請求項１】 ハウジング３の一端に、光ファイバコ
ネクタ２と嵌合する嵌合端４を備え、嵌合端４に嵌入さ
れる光ファイバコネクタ２の光学軸３７を、嵌合端４と
対向した接続端６側の、関連する光学部品の光学軸３７
と一致させる光ファイバコネクタ用アダプタ１におい
て、 前記嵌合端４の内側に、ばね板でなるシャッタ板２５
が、基部２５ａを嵌合端４の近傍に位置させて、接続端
６に向かって斜設してあり、このシャッタ板２５が前記
光学軸３７を横断していることを特徴とする光ファイバ
コネクタ用アダプタ。 - 【請求項２】 シャッタ板２５は、光ファイバコネク
タ２のハウジング３５の先端がシャッタ板２５の基部２
５ａに当接する時、光ファイバコネクタ２の光学軸３７
端とシャッタ板２５との間に間隙３８を形成するため
に、先端部２５ｂが断面弧状とされ、接続端６側に突出
させてある請求項１記載の光ファイバコネクタ用アダプ
タ。 - 【請求項３】 ハウジング３は、嵌合端側部分３ａと
接続端側部分３ｂに分割され、一方の部分に設けたラッ
チ片１８を介して互いに係合させて一体化してある請求
項１または２記載の光ファイバコネクタ用アダプタ。 - 【請求項４】 接続端側部分３ｂは、外壁にパネルロ
ック片２９が設けてある請求項３記載の光ファイバコネ
クタ用アダプタ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8038935A JPH09211264A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 光ファイバコネクタ用アダプタ |
| EP97100910A EP0788002A1 (en) | 1996-02-01 | 1997-01-22 | Fiber optic connector receptacle with protective shutter |
| KR1019970003039A KR970062736A (ko) | 1996-02-01 | 1997-01-31 | 보호 셔터를 구비한 광섬유 커넥터 리셉터클 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8038935A JPH09211264A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 光ファイバコネクタ用アダプタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09211264A true JPH09211264A (ja) | 1997-08-15 |
Family
ID=12539092
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8038935A Pending JPH09211264A (ja) | 1996-02-01 | 1996-02-01 | 光ファイバコネクタ用アダプタ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0788002A1 (ja) |
| JP (1) | JPH09211264A (ja) |
| KR (1) | KR970062736A (ja) |
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| JP2002350675A (ja) * | 2001-05-18 | 2002-12-04 | Molex Inc | 光コネクタ用アダプタ |
| US6979134B2 (en) | 2000-08-04 | 2005-12-27 | Sharp Kabushiki Kaisha | Optical communication module |
| US7413351B2 (en) | 2005-10-27 | 2008-08-19 | Japan Aviation Electronics Industry Limited | Optical connection apparatus which has a shutter and which can be designed to be small in size |
| US7507032B2 (en) | 2006-07-12 | 2009-03-24 | Japan Aviation Industry, Limited | Optical connection component which has a shutter member and which can be reduced in size |
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| US8297853B2 (en) | 2009-06-02 | 2012-10-30 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Optical connector device |
| WO2013191064A1 (ja) | 2012-06-18 | 2013-12-27 | オリンパス株式会社 | 光コネクタ |
| US8870466B2 (en) | 1997-05-20 | 2014-10-28 | Adc Telecommunications, Inc. | Fiber connector and adapter |
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| US9874702B2 (en) * | 2014-10-29 | 2018-01-23 | Hewlett Packard Enterprise Development Lp | Optical connector assembly apparatus |
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