JPH09210439A - 空気調和機の吹出口構造 - Google Patents

空気調和機の吹出口構造

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JPH09210439A
JPH09210439A JP1646596A JP1646596A JPH09210439A JP H09210439 A JPH09210439 A JP H09210439A JP 1646596 A JP1646596 A JP 1646596A JP 1646596 A JP1646596 A JP 1646596A JP H09210439 A JPH09210439 A JP H09210439A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水平方向と上下方向の気流制御を効果的に行
うことができ、圧力損失を低減して、空気流の到達距離
を大きくできる空気調和機の吹出口構造を提供する。 【解決手段】上端が吹出口本体に固定された上流側硬質
部11と、下流側硬質部12と、上記両硬質部11,1
2との中間の湾曲可能な軟質部13とからなる複数の垂
直羽根1を備える。上記複数の垂直羽根1の下流側硬質
部12の上端に第1連結部材2を回動自在に連結すると
共に、複数の垂直羽根1の下流側硬質部12の下端に第
2連結部材3を回動自在に連結する。上記第1連結部材
2,3を水平方向に夫々移動させて、複数の垂直羽根1
のねじり方向とねじり量を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、吹出口に複数の
垂直羽根を有する空気調和機の吹出口構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機の吹出口構造として
は、吹出口に横方向に配列された平板状の複数の垂直羽
根を有するものがある。この空気調和機の吹出口構造
は、複数の垂直羽根を連結部材に回動自在に連結し、各
垂直羽根を水平方向に傾けて、風向を水平方向に制御し
ている。しかしながら、上記平板状の垂直羽根では、垂
直羽根の水平方向の傾きが大きくなるほど、垂直羽根に
沿って空気がスムーズに流れず、垂直羽根の下流側の空
気流が乱れて、圧力損失が増大するという欠点がある。
【0003】そこで、図5に示すように、上流側硬質部
51と、下流側硬質部52と、上記両硬質部51,52
の中間の湾曲可能な軟質部53とからなる垂直羽根50
を備えた空気調和機の吹出口構造が提案されている(特
開平4−13040号公報)。この空気調和機の吹出口
構造は、図6に示すように、垂直羽根50の下流側硬質
部52上端に設けられた凹部54を上側吹出口本体61
の図示しない凸部に回転自在に嵌合すると共に、垂直羽
根50の下流側硬質部52下端に設けられた凸部55を
下側吹出口本体62の図示しない凹部に回転自在に嵌合
して、複数の垂直羽根50,50,…(図6では2つのみ
を示す)を吹出口に横方向に配列している。そして、上
記複数の垂直羽根50,50,…の上流側硬質部51の下
端に設けられた図5に示す切り欠き51aに連結部材6
3を嵌合して、複数の垂直羽根50,50,…を互いに連
結している。図7は図6の垂直羽根50,50,…と連結
部材63を上方から見た上面図を示し、垂直羽根50,
50,…は、矢印の吹出方向に沿って略平行な状態にあ
る。そして、図8に示すように、上記連結部材63を矢
印Rの方向に移動させることによって、上記複数の垂直
羽根50,50,…の各軟質部53を湾曲させて、吹出方
向を図中左下方向に調整する。こうして、湾曲した複数
の垂直羽根50,50,…に沿って空気がスムーズに流れ
て、圧力損失を低減し、水平方向の気流制御が行われ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記湾曲可
能な複数の垂直羽根50,50,…を備えた空気調和機の
吹出口構造では、水平羽根なしに風向を上下方向に制御
することができない。また、上記複数の垂直羽根50,
50,…の下流側に位置するように水平羽根を設けた場
合、下流側の水平羽根による上下方向の気流制御が支配
的なため、複数の垂直羽根50,50,…による水平方向
の気流制御が十分に機能しないという問題がある。ま
た、上記水平羽根が上下方向に傾動して、空気流に対す
る水平羽根の翼面の傾きが大きくなるほど、垂直羽根に
より水平方向に曲げられた空気流が水平羽根に上下方向
の速度成分を持たずに衝突して、水平羽根による圧力損
失が大きくなって、空気流の到達距離が短くなるという
問題がある。
【0005】そこで、この発明の目的は、水平方向と上
下方向の気流制御を圧力損失を低減して行うことがで
き、空気流の到達距離を大きくできる空気調和機の吹出
口構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機の吹出口構造は、吹出口本体
に固定された上流側硬質部と、下流側硬質部と、上記上
流側硬質部と上記下流側硬質部との中間の湾曲可能な軟
質部とからなる複数の垂直羽根と、上記複数の垂直羽根
の上記下流側硬質部の上端に回動自在に連結した第1連
結部材と、上記複数の垂直羽根の上記下流側硬質部の下
端に回動自在に連結した第2連結部材とを備えて、上記
第1連結部材と上記第2連結部材とによって上記複数の
垂直羽根の上記軟質部をねじることができるようにした
ことを特徴としている。
【0007】上記請求項1の空気調和機の吹出口構造に
よれば、上記第1,第2連結部材を同一方向に同一量だ
け移動させると、複数の垂直羽根の上流側硬質部を吹出
口本体に固定しているので、第1,第2連結部材に連動
して、軟質部が湾曲しながら下流側硬質部が回動する。
そして、上記湾曲した複数の垂直羽根の翼面に沿って空
気がスムーズに流れて、風向を水平方向に調整する。さ
らに、上記第1,第2連結部材の移動量を夫々調整し
て、複数の垂直羽根を自在にねじることによって、風向
を上下方向に調整する。すなわち、上記第1,第2連結
部材を例えば左方向に移動させる場合、上側の第1連結
部材の移動量を下側の第2連結部材の移動量よりも大き
くすると、各垂直羽根が反時計方向にねじれて、空気流
に下向きの速度成分を与える一方、下側の第2連結部材
の移動量を上側の第1連結部材の移動量よりも大きくす
ると、各垂直羽根が時計方向にねじれて、空気流に上向
きの速度成分を与えるのである。なお、上記第1,第2
連結部材を右方向に移動させる場合も同様である。した
がって、上記第1,第2連結部材の移動量を夫々調整し
て、各垂直羽根のねじれ方向とそのねじれ量を調整する
ことによって、水平羽根がなくとも、上下方向の速度成
分を与えることができ、水平方向と上下方向の気流制御
を行うことができる。
【0008】また、請求項2の空気調和機の吹出口構造
は、請求項1の空気調和機の吹出口構造において、上記
吹出口本体に、下流側に水平羽根を、上流側に上記複数
の垂直羽根を配置したことを特徴としている。
【0009】上記請求項2の空気調和機の吹出口構造に
よれば、上記水平羽根の上下方向の傾動に応じて複数の
垂直羽根をねじって、空気流に上下方向の速度成分を与
えて、複数の垂直羽根からの空気流の水平羽根の翼面に
対する傾きを小さくすることによって、水平羽根に沿っ
て空気が流れやすくして、圧力損失を低減できる。ま
た、上記複数の垂直羽根による水平方向の気流制御に対
する水平羽根の影響が少なくなり、水平方向と上下方向
の気流制御を効果的に行うことができる。
【0010】また、請求項3の空気調和機の吹出口構造
は、請求項1または2に記載の空気調和機の吹出口構造
において、上記複数の垂直羽根の並んでいる方向に上記
第1連結部材を駆動する第1駆動手段と、上記複数の垂
直羽根の並んでいる方向に上記第2連結部材を駆動する
第2駆動手段とを備えたことを特徴としている。
【0011】上記請求項3の空気調和機の吹出口構造に
よれば、上記第1,第2駆動手段により第1,第2連結部
材を別々に駆動して、第1,第2連結部材の各移動量を
調整することによって、運転状態に応じて上記複数の垂
直羽根を自動的にねじることができ、手動により第1,
第2連結部材を調整する煩わしさがない。
【0012】また、請求項4の空気調和機の吹出口構造
は、請求項1の空気調和機の吹出口構造において、上記
吹出口に上記複数の垂直羽根の下流側に位置するように
設けられた水平羽根と、上記複数の垂直羽根の並んでい
る方向に上記第1連結部材を駆動する第1駆動手段と、
上記複数の垂直羽根の並んでいる方向に上記第2連結部
材を駆動する第2駆動手段と、上記水平羽根の上下方向
の傾動に応じて、上記複数の垂直羽根がねじれるように
上記第1駆動手段と上記第2駆動手段とを制御する制御
手段とを備えたことを特徴としている。
【0013】上記請求項4の空気調和機の吹出口構造に
よれば、例えば、第1,第2連結部材を左方向に移動さ
せたときに水平羽根が下向きの場合、制御手段により第
1駆動手段と第2駆動手段とを制御して、上側の第1連
結部材の移動量を下側の第2連結部材の移動量よりも大
きくすることによって、各垂直羽根が反時計方向にねじ
れて、空気流に下向きの速度成分を与える。一方、上記
第1,第2連結部材を左方向に移動させたときに水平羽
根が上向きの場合、制御手段により第1駆動手段と第2
駆動手段とを制御して、下側の第2連結部材の移動量を
上側の第1連結部材の移動量よりも大きくすることによ
って、各垂直羽根が時計方向にねじれて、空気流に上向
きの速度成分を与える。したがって、運転中に水平羽根
の傾きが変化しても、水平羽根の上下方向の傾動に応じ
て複数の垂直羽根をねじり、空気流に上下方向の速度成
分を与えて、複数の垂直羽根からの空気流の水平羽根の
翼面に対する傾きを小さくするので、常に水平羽根に沿
って空気が流れやくすして、圧力損失を低減できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の空気調和機の吹
出口構造を図示の実施の形態により詳細に説明する。
【0015】図1はこの発明の実施の一形態の空気調和
機の吹出口構造の部分斜視図である。上記複数の垂直羽
根1(図1では1つのみを示す)は、上流側硬質部11
と、下流側硬質部12と、上記両硬質部11,12との
中間の湾曲可能な軟質部13で構成されている。そし
て、上記複数の垂直羽根1の上流側硬質部11の上端を
図示しない吹出口本体に固定している。また、上記複数
の垂直羽根1の下流側硬質部12の上端に第1連結部材
2を回動自在に連結すると共に、複数の垂直羽根1の下
流側硬質部12の下端に第2連結部材3を回動自在に連
結している。
【0016】また、図2に示すように、上記第1連結部
材2の一端に伝動リンク4の一端を回動自在に接続し、
その伝動リンク4の他端を略円筒形状の回転部(ステッ
ピングモータを含む)6の下端面の外周近傍に回動自在
に接続している。上記第1連結部材2の一端近傍には、
長手方向に形成されたスリット2aを有し、そのスリッ
ト2aに図示しない吹出口本体に一端が固定されたガイ
ド棒21を嵌挿して、上記スリット2aとガイド棒21
によって第1連結部材2を案内する。また、上記第2連
結部3の一端に伝動リンク5の一端を回動自在に接続
し、その伝動リンク5の他端を略円筒形状の回転部(ス
テッピングモータを含む)7の上端面の外周近傍に回動
自在に接続している。上記第2連結部3の一端近傍に
は、長手方向に形成されたスリット3aを有し、そのス
リット3aに図示しない吹出口に一端が固定されたガイ
ド棒22を嵌挿して、上記スリット3aとガイド棒22
によって第2連結部材3を案内する。そして、上記回転
部6,7の回転を制御する制御手段としてのコントロー
ラ20によって、上記回転部6,7を所定角度に回転さ
せて、第1,第2連結部材2,3を伝動リンク4,5を介
して長手方向に自在に移動させる。なお、上記伝動リン
ク4と回転部6で第1駆動手段を構成すると共に、伝動
リンク5と回転部7で第2駆動手段を構成している。
【0017】上記構成の空気調和機の吹出口構造におい
て、例えば、図3に示すように、上記回転部6,7(図2
に示す)を回転させて、第1連結部材2を図中左の方向に
U1移動させると共に、第2連結部材3を図中左方向に
L1(<xU1)移動させると、上流側硬質部11をケーシ
ングに固定しているので、第1,第2連結部材2,3に連
動して、軟質部13が湾曲しながら下流側硬質部12が
回動する。そして、上記複数の垂直羽根1が反時計方向
にねじれて、空気流に下向きの速度成分を与える。な
お、xU1,xL1は、垂直羽根1が湾曲していない位置か
らの第1,第2連結部材2,3の長手方向の移動量を示し
ている。
【0018】一方、図4に示すように、上記回転部6,
7(図2に示す)を回転させて、第1連結部材2を図中左
の方向にxU2移動させると共に、第2連結部材3を図中
左方向にxL2(>xU2)移動させると、上流側硬質部11
をケーシングに固定しているので、第1,第2連結部材
2,3に連動して、軟質部13が湾曲しながら下流側硬
質部12が回動する。そして、上記複数の垂直羽根1が
時計方向にねじれて、空気流に上向きの速度成分を与え
る。なお、xU2,xL2は、垂直羽根1が湾曲していない
位置からの第1,第2連結部材2,3の長手方向の移動量
を示している。
【0019】このように、上記第1,第2連結部材2,3
の移動量を調整することによって、複数の垂直羽根1の
ねじれ方向とねじれ量を調整して、各垂直羽根1により
水平方向と上下方向の気流制御を行うことができる。
【0020】また、上記吹出口本体に、複数の垂直羽根
1の下流側に位置するように水平羽根10(図3に示す)
を設け、コントローラ20により水平羽根用ステッピン
グモータ30(図2に示す)を制御して、水平羽根10を
上下方向に傾動する場合、水平羽根10の上下方向の傾
動に応じて複数の垂直羽根1のねじり方向とねじり量を
調整し、空気流に上下方向の速度成分を与えて、複数の
垂直羽根1からの空気流の水平羽根10の翼面に対する
傾きを小さくすることによって、水平羽根10に沿って
空気が流れやすくして、圧力損失を低減できる。また、
上記複数の垂直羽根1による水平方向の気流制御に対す
る水平羽根10の影響が少なくなり、水平方向と上下方
向の気流制御を効果的に行うことができる。さらに、上
記複数の垂直羽根1と水平羽根10の圧力損失を低減す
ることによって、空気流に起因する騒音の発生を抑える
と共に、送風ファンを低入力化できる。
【0021】また、上記第1駆動手段としての伝動リン
ク4と回転部6と、第2駆動手段としての伝動リンク5
と回転部7とによって、第1,第2連結部材2,3を別々
に駆動して、第1,第2連結部材2,3の各移動量を調整
することによって、運転状態に応じて複数の垂直羽根1
を自動的にねじることができ、手動により第1,第2連
結部材2,3を調整する煩わしさがない。
【0022】また、上記水平羽根10の上下方向の傾動
に応じてコントローラ20により回転部6,7を回転さ
せ、上記第1,第2連結部材2,3を伝動リンク4,5を
介して移動させて、複数の垂直羽根1をねじるので、運
転中に水平羽根10の傾きが変化しても、水平羽根10
の傾きに追随して、複数の垂直羽根1からの空気流に上
下方向の速度成分を与えて、空気流の水平羽根10の翼
面に対する傾きを小さくでき、常に水平羽根10に沿っ
て空気が流れやすくして、圧力損失を低減することがで
きる。
【0023】上記実施の形態では、第1駆動手段として
伝動リンク4と回転部6と、第2駆動手段として伝動リ
ンク5と回転部7とを用いたが、第1,第2駆動手段は
これに限らず、複数の垂直羽根の並んでいる方向に第
1,第2連結部材を駆動するものであればよい。
【0024】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機の吹出口構造は、吹出口本体に固定され
た上流側硬質部と、下流側硬質部と、上記上流側硬質部
と上記下流側硬質部との中間の湾曲可能な軟質部とから
なる複数の垂直羽根を備え、上記複数の垂直羽根の下流
側硬質部の上端に回動自在に連結した第1連結部材と、
上記複数の垂直羽根の下流側硬質部の下端に回動自在に
連結した第2連結部材とによって、複数の垂直羽根の上
記軟質部をねじることができるようにしたので、第1,
第2連結部材の移動量を夫々調整して、各垂直羽根のね
じれ方向とそのねじれ量を調整することによって、水平
羽根がなくとも、空気流に上下方向の速度成分を与える
ことができ、水平方向と上下方向の気流制御を行うこと
ができる。
【0025】また、請求項2の発明の空気調和機の吹出
口構造は、請求項1の空気調和機の吹出口構造におい
て、上記吹出口本体に、下流側に水平羽根を、上流側に
上記複数の垂直羽根を配置したので、上記水平羽根の上
下方向の傾動に応じて複数の垂直羽根をねじって、空気
流に上下方向の速度成分を与えて、複数の垂直羽根から
の空気流の水平羽根の翼面に対する傾きを小さくするこ
とによって、水平羽根に沿って空気が流れやすくして、
圧力損失を低減することができる。また、上記複数の垂
直羽根による水平方向の気流制御に対する水平羽根の影
響が少なくなって、水平方向と上下方向の気流制御を効
果的に行うことができる。さらに、上記複数の垂直羽根
と水平羽根の圧力損失を低減することによって、空気流
による騒音の発生を抑えると共に、送風ファンの入力を
低減することができる。
【0026】また、請求項3の発明の空気調和機の吹出
口構造は、請求項1または2の空気調和機の吹出口構造
において、上記複数の垂直羽根の並んでいる方向に上記
第1連結部材を駆動する第1駆動手段と、上記複数の垂
直羽根の並んでいる方向に上記第2連結部材を駆動する
第2駆動手段とを備えたので、第1,第2駆動手段によ
り第1,第2連結部材を別々に駆動して、第1,第2連結
部材の各移動量を調整することによって、上記複数の垂
直羽根を自動的にねじることができ、手動により第1,
第2連結部材を調整する煩わしさがない。
【0027】また、請求項4の発明の空気調和機の吹出
口構造は、請求項1の空気調和機の吹出口構造におい
て、上記吹出口に上記複数の垂直羽根の下流側に位置す
るように設けられた水平羽根と、上記複数の垂直羽根の
並んでいる方向に上記第1連結部材を駆動する第1駆動
手段と、上記複数の垂直羽根の並んでいる方向に上記第
2連結部材を駆動する第2駆動手段と、上記水平羽根の
上下方向の傾動に応じて、上記複数の垂直羽根がねじれ
るように第1駆動手段と第2駆動手段とを制御する制御
手段とを備えたので、運転中に水平羽根の傾きが変化し
ても、水平羽根の上下方向の傾動に応じて複数の垂直羽
根をねじり、空気流に上下方向の速度成分を与えて、複
数の垂直羽根からの空気流の水平羽根の翼面に対する傾
きを小さくすることによって、常に水平羽根に沿って空
気が流れやくすして、圧力損失を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の一形態の空気調和機
の吹出口構造の部分斜視図である。
【図2】 図2は上記垂直羽根を連結する第1,第2連
結部材を駆動する手段を説明する概略図である。
【図3】 図3は上記垂直羽根を湾曲させて、吹出方向
を下向きにしたときの斜視図である。
【図4】 図4は上記垂直羽根を湾曲させて、吹出方向
を上向きにしたときの斜視図である。
【図5】 図5は従来の空気調和機の吹出口構造の湾曲
可能な垂直羽根の側面図である。
【図6】 図6は上記空気調和機の吹出口構造の上記垂
直羽根の斜視図である。
【図7】 図7は上記垂直羽根を湾曲させる前の上面図
である。
【図8】 図8は上記垂直羽根を湾曲させたときの上面
図である。
【符号の説明】
1…垂直羽根、2…第1連結部材、3…第2連結部材、
4,5…伝動リンク、6,7…回転部、10…水平羽根、
11…上流側硬質部、12…下流側硬質部、13…軟質
部、20…コントローラ、30…水平羽根用ステッピン
グモータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吹出口本体に固定された上流側硬質部
    (11)と、下流側硬質部(12)と、上記上流側硬質部
    (11)と上記下流側硬質部(12)との中間の湾曲可能な
    軟質部(13)とからなる複数の垂直羽根(1)と、 上記複数の垂直羽根(1)の上記下流側硬質部(12)の上
    端に回動自在に連結した第1連結部材(2)と、 上記複数の垂直羽根(1)の上記下流側硬質部(12)の下
    端に回動自在に連結した第2連結部材(3)とを備えて、 上記第1連結部材(2)と上記第2連結部材(3)とによっ
    て上記複数の垂直羽根(1)の上記軟質部(13)をねじる
    ことができるようにしたことを特徴とする空気調和機の
    吹出口構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機の吹出口構
    造において、 上記吹出口本体に、下流側に水平羽根(10)を、上流側
    に上記複数の垂直羽根(1)を配置したことを特徴とする
    空気調和機の吹出口構造。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の空気調和機の
    吹出口構造において、 上記複数の垂直羽根(1)の並んでいる方向に上記第1連
    結部材(2)を駆動する第1駆動手段(4,6)と、 上記複数の垂直羽根(1)の並んでいる方向に上記第2連
    結部材(2)を駆動する第2駆動手段(5,7)とを備えた
    ことを特徴とする空気調和機の吹出口構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の空気調和機の吹出口構
    造において、 上記吹出口に上記複数の垂直羽根(1)の下流側に位置す
    るように設けられた水平羽根(10)と、 上記複数の垂直羽根(1)の並んでいる方向に上記第1連
    結部材(2)を駆動する第1駆動手段(4,6)と、 上記複数の垂直羽根(1)の並んでいる方向に上記第2連
    結部材(2)を駆動する第2駆動手段(5,7)と、 上記水平羽根(10)の上下方向の傾動に応じて、上記複
    数の垂直羽根(1)がねじれるように上記第1駆動手段
    (4,21)と上記第2駆動手段(5,22)とを制御する制
    御手段(20)とを備えたことを特徴とする空気調和機の
    吹出口構造。
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Cited By (5)

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