JPH09209276A - ゴム補強用合成繊維 - Google Patents

ゴム補強用合成繊維

Info

Publication number
JPH09209276A
JPH09209276A JP1624396A JP1624396A JPH09209276A JP H09209276 A JPH09209276 A JP H09209276A JP 1624396 A JP1624396 A JP 1624396A JP 1624396 A JP1624396 A JP 1624396A JP H09209276 A JPH09209276 A JP H09209276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
treatment liquid
synthetic fiber
compound
adhesive matrix
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1624396A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sato
康裕 佐藤
Masamichi Okada
正道 岡田
Hiromitsu Shoji
宏光 東海林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toray Industries Inc filed Critical Toray Industries Inc
Priority to JP1624396A priority Critical patent/JPH09209276A/ja
Publication of JPH09209276A publication Critical patent/JPH09209276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treatments For Attaching Organic Compounds To Fibrous Goods (AREA)
  • Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 合成繊維自体の本来の特性を維持し、かつゴ
ムとの接着性、具体的にはプライ間剥離のゴム付きがす
ぐれたゴム補強用合成繊維を提供する。 【解決手段】 合成繊維の表面を、ポリエポキシド化合
物、ブロックドイソシアネート化合物および/またはエ
チレン尿素化合物、ゴムラテックスおよびケイ酸塩化合
物を主たる接着剤マトリックス成分として含有する第1
処理液で処理した後、レゾルシン・ホルマリン初期縮合
物、ゴムラテックスおよびクロロフェノール系化合物を
主たる接着剤マトリックス成分として含有する第2処理
液で処理したゴム補強用合成繊維であって、前記第1処
理液に含有されるケイ酸塩化合物が、ケイ素とマグネシ
ウムを主たる構成元素とし、このケイ素/マグネシウム
の重量比が1/(0.1〜1.0)であることを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴムホース、ベル
トおよびタイヤなどのゴム製品の補強材として使用され
るゴム補強用合成繊維に関するものであり、さらに詳し
くは、合成繊維自体の本来の特性を維持し、かつゴムと
の接着性、具体的にはプライ間剥離のゴム付きがすぐれ
たゴム補強用合成繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タイヤ、ベルトおよびホースなどの繊維
補強ゴム構造物の補強用繊維としては、主としてポリエ
チレンテレフタレート繊維に代表されるポリエステル繊
維、ナイロン6繊維やナイロン66繊維に代表されるポ
リアミド繊維、芳香族ポリアミド繊維およびポリビニル
アルコール繊維などの合成繊維が用いられているが、こ
れらの合成繊維はゴムとの接着性に劣ることから、エポ
キシ化合物、イソシアネート化合物およびハロゲン化フ
ェノール化合物などを主たる接着剤マトリックス成分と
する接着処理剤を用いて合成繊維の表面を被覆処理する
ことにより、合成繊維のゴムに対する接着性を改良する
方法が従来から提案されている。
【0003】例えば、ポリエステル繊維に対する代表的
な接着処理剤としては、2,6−ビス(2’,4’−ジ
ヒドロキシフェニルメチル)−4−クロロフェノールの
ようなハロゲン化フェノールと、レゾルシン・ホルムア
ルデヒドの反応生成物を、レゾルシン・ホルムアルデヒ
ド初期縮合物およびゴムラテックスからなる混合液以
下、RFLと呼ぶ)に混合したもの(特公昭46−11
251号公報)が挙げられる。
【0004】しかしながら、この接着処理剤を用いる場
合には、十分な接着力を得るために接着処理剤のポリエ
ステル繊維に対する付着量をかなり多くし、かつ高温で
熱処理を行なう必要があり、このような過酷な処理条件
を採用することによって、通常の温度条件下における初
期接着力(引抜力)はかなり高くなるものの、逆に繊維
プライ間剥離のゴム付きが少なくという問題があった。
【0005】また、接着処理剤を二段方式でポリエステ
ル繊維に付与する方法として、ポリエステル繊維をまず
エポキシ化合物/ブロックドイソシアネート/ベントナ
イトの混合物を接着剤マトリックス成分とする第1処理
液で処理し、次いでRFLとエチレン尿素化合物を接着
剤マトリックス成分とする第2処理液で処理する方法
(例えば特公昭57−29586号公報)も知られてい
るが、この方法においては、得られるポリエステル繊維
の耐熱接着力が低く、しかも第1処理液に含まれるベン
トナイトは真比重が高いばかりか、その粒子径が大きい
ことに起因して粘性がなく沈降しやすいため、処理液の
安定性が劣るという問題があった。
【0006】さらに、ポリエステル繊維に対し、まずエ
ポキシ化合物/ブロックドイソシアネート/ゴムラテッ
クスを接着剤マトリックス成分とする第1処理液を付与
し、次いでRFLを接着剤マトリックス成分とする第2
処理液を付与する方法(例えば特公昭60−24226
号公報)も知られているが、この方法によれば、処理し
て得られるポリエステル繊維の初期接着力が比較的高
く、プライ間剥離のゴム付きが多くなるという利点が得
られる反面、処理したポリエステル繊維コードが硬くな
って、コード強力の低下を招き、成型加工が困難になる
ばかりか、耐疲労性も低下するなどの問題もあった。
【0007】一方、芳香族ポリアミド繊維に対するゴム
との接着改良技術の代表例としては、例えば芳香族ポリ
アミド繊維材料を、水酸基を持つポリエポキシ化合物
と、不飽和結合を含むエポキシ化合物を接着剤マトリッ
クス成分とする第1処理液に浸漬した後熱処理し、次い
でRFLを接着剤マトリックス成分とする第2処理液で
処理する方法(特開昭61−126142号公報)が知
られているが、この方法では得られる芳香族ポリアミド
繊維とゴムとの接着力が、ナイロン繊維やポリエステル
繊維に比較していまだに劣るという問題があった。
【0008】また、芳香族ポリアミド繊維を、ポリエポ
キシ化合物・ブロックドイソシアネート化合物・ゴムラ
テックスの化合物を接着剤マトリックス成分とする第1
処理液で処理し、次いでRFLと特殊なクロロフェノー
ル化合物とを接着剤マトリックス成分とする第2処理液
で処理する方法(特開平3−40875号公報)も知ら
れているが、この方法で得られる芳香族ポリアミド繊維
は、一応ナイロン繊維やポリエステル繊維に近いゴムと
の接着力を発揮するものの、その接着力を十分に満足す
るためには、接着剤組成物の付着量をかなり多くする必
要があり、接着剤組成物のコストが高くなるという問題
を有していた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した従
来技術における問題点の解決を課題として検討した結果
達成されたものである。
【0010】したがって、本発明の目的は、合成繊維自
体の本来の特性を維持し、かつゴムとの接着性、具体的
にはプライ間剥離のゴム付きがすぐれたゴム補強用合成
繊維を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のゴム補強用繊維は、合成繊維の表面を、
ポリエポキシド化合物、ブロックドイソシアネート化合
物および/またはエチレン尿素化合物、ゴムラテックス
およびケイ酸塩化合物を主たる接着剤マトリックス成分
として含有する第1処理液で処理した後、レゾルシン・
ホルマリン初期縮合物、ゴムラテックスおよびクロロフ
ェノール系化合物を主たる接着剤マトリックス成分とし
て含有する第2処理液で処理したゴム補強用合成繊維で
あって、前記第1処理液に含有されるケイ酸塩化合物
が、ケイ素とマグネシウムを主たる構成元素とし、この
ケイ素/マグネシウムの重量比が1/(0.1〜1.
0)であることを特徴とする。
【0012】また、上記ケイ酸塩化合物は、ケイ酸塩化
合物中のマグネシウムの含有量が5重量%以上であり、
また、1%水分散液の光透過率Tが70%以上で、かつ
2%水分散液のチクソトロピー指数が2.0〜10.0
であって、具体的にはスメクタイト、特に親水性スメク
タイトであり、第1処理液の接着剤マトリックス成分に
対する配合量が1〜15重量%である場合に、一層望ま
しい効果を得ることができる。
【0013】さらに、上記合成繊維がポリエステルから
なり、第1処理液に含有される接着剤マトリックス成分
の付着量が、ポリエステル繊維に対し固形分換算で1.
0〜2.0重量%であり、第2処理液に含有される接着
剤マトリックス成分の付着量が、ポリエステル繊維に対
し固形分換算で0.5〜4.0重量%である場合、およ
び合成繊維が芳香族ポリアミドからなり、第1処理液に
含有される接着剤マトリックス成分の付着量が、芳香族
ポリアミド繊維に対し固形分換算で1.0〜3.0重量
%であり、第2処理液に含有される接着剤マトリックス
成分の付着量が、芳香族ポリアミド繊維に対し固形分換
算で0.5〜5.0重量%である場合に、一層すぐれた
効果を得ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を詳述する。
【0015】本発明のゴム補強用合成繊維は、ポリエス
テル、芳香族ポリアミドなどの合成繊維を素材としてな
るフィラメント糸、コード、織物および織布などの形態
を含むものであり、上述した第1処理液および第2処理
液で表面を被覆されていることを特徴とする。
【0016】そして、本発明のゴム補強用合成繊維をタ
イヤまたはベルトの補強用に用いる場合には、撚係数1
500〜2300、とくに1600〜2000の撚り
を、下撚および上撚それぞれ反対方向にかけたコード形
態の合成繊維であることが、また、本発明のゴム補強用
合成繊維をホースの補強用に用いる場合には、0〜15
T/10cmの撚りをかけたコード形態の合成繊維が、
それぞれ好ましく用いられる。
【0017】上記のポリエステル繊維としては、ポリエ
チレンテレフタレートまたはエチレンテレフタレート単
位を主たる繰り返し単位とする高分子量の線状ポリエス
テルを素材とするものが好ましく使用される。
【0018】また、上記の芳香族ポリアミド繊維として
は、ポリ−P−フェニレンテレフタルアミド、ポリ−P
−フェニレン・3−4’ジフェニルエーテルテレフタル
アミドまたはこれらを主体とする共重合体などを素材と
するものが好ましく使用される。
【0019】本発明の第1浴処理液の接着剤マトリック
ス成分に対し配合されるケイ酸塩化合物とは、ケイ素、
マグネシウム、ナトリウムおよびリチウムを構成元素と
し、フッ素および/またはアルミニウムをさらに構成元
素に含むかまたは含まない無機化合物であり、一般には
スメクタイトと称される合成無機化合物である。
【0020】上記ケイ酸塩化合物はケイ酸塩化合物中の
マグネシウムの含有量が5重量%以上で有り、1%水分
散液の光透過率Tが50%以上、とくに70%以上であ
ることが重要である。
【0021】また、ケイ酸塩化合物は、2%水分散液の
チクソトロピー指数が2.0〜10.0、とくに3.0
〜9.0の範囲にあり、さらには比表面積が100〜5
00、とくに150〜400の範囲にあることがそれぞ
れ望ましい。
【0022】なお、本発明でいう光透過率T、チクソト
ロピー指数および比表面積とは、次の方法により求めた
値である。
【0023】[光透過率]ケイ酸塩化合物の1%水分散
液をよく撹拌した後、1昼夜静置し、沈降分離していな
い水分散液のみを採取し、この水分散液を10mmのセ
ルに入れ、U−3000型分光光度計(日立製作所社
製)を用いて、波長500nmにおける光透過率を測定
した値である。
【0024】[チクソトロピー指数]ケイ酸塩化合物の
2%水分散液をよく撹拌した後、1昼夜静置し、沈降分
離していない水分散液を採取して、その粘度をB型粘度
計(芝浦システム社製)で測定し、次式で算出した。ロ
ーターはNo.3を使用し、6rpm、60rpmとも
に測定前2分間静置し、1分間回転後の指示を読んだ値
である。 TI=(6rpmでの粘度)/(60rpmでの粘度)
【0025】[比表面積]比表面積カンタンソープ(ユ
アサアイオニクス社製)の専用セルを秤量した後、この
セルにケイ酸塩化合物を1/2程度(約0.15g)詰
めて秤量し、常法によりカンタンソープで測定して、次
式により比表面積を算出した。◎比表面積(m2 /g)
=(A/AC)×(V×2.81/サンプル量g) A:セルを液体窒素から外し室温の水に浸漬した後の積
算計の値 AC:純液体窒素ガスを注入後の積算計の値 V:A/1300
【0026】上記ケイ酸塩化合物、なかでも合成スメク
タイトは、水に分散させるとチキソトロピックな分散液
となり、安定な粘性が得られ、比表面積を増大させる機
能を有する。
【0027】したがって、ケイ酸塩化合物は浸透抑制剤
および柔軟化剤として作用し、ケイ酸塩化合物を配合し
た接着剤組成物は、その合成繊維に対する付着量を少な
くしても、安定してすぐれたゴムとの接着性を発現する
ばかりか、処理コードを柔軟とし、しかもコード強力の
低下防止にきわめて有効に機能することになる。
【0028】すなわち、ケイ酸塩化合物は表面に水酸基
を多く持っていることから、接着剤組成物中の水分子を
吸着して繊維コード内部へ浸透し、エポキシ化合物、イ
ソシアネート化合物およびゴムラテックスなどの接着剤
マトリックス成分の繊維コード内部への浸透が抑制され
るため、この状態で繊維コードに熱処理を施すと、繊維
コードの表層部で前記接着剤マトリックス成分が固化
し、繊維コードの内層部には主としてケイ酸塩化合物が
残り、コード内層における繊維単糸間の自由度が大きく
なる結果、繊維コードの柔軟性が改良され、繊維コード
自体の高強力が維持されるのである。
【0029】また、ケイ酸塩化合物の配合によって、接
着剤組成物におけるとくにゴムラテックスなどの接着剤
マトリックス成分の凝集が抑制され、各接着剤マトリッ
クス成分が均一に混合されて安定化し、接着剤マトリッ
クスがすぐれた凝集力のもとに繊維表面に均一に付着す
ることになるため、少量の付着量であっても、すぐれた
ゴムとの接着性を得ることができるのである。
【0030】本発明の第1処理液は、接着剤マトリック
ス成分がポリエポキシド化合物、ブロックドポリイソシ
アネート化合物および/またはエチレン尿素化合物およ
びゴムラテックスを主成分に構成されている接着剤組成
物であり、合成繊維コードに対し付与された後、さらに
レゾルシン・ホルマリン初期縮合物、ゴムラテックスお
よびクロロフェノール系化合物を接着剤マトリックスト
する第2処理液の付与を必要とする。
【0031】本発明の第1浴処理液に使用されるポリエ
ポキシド化合物とは、1分子中に2個以上のエポキシ基
を含有する化合物であり、具体的にはグリセロール、ペ
ンタエリスリトール、ソルビトール、エチレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、プロピレングリコールな
どの多価アルコール類と、エピクロルヒドリンのような
ハロゲン含有エポキシド類との反応生成物、レゾルシ
ン、ビス(4−ヒドロキシフェニル)ジメチルメタン、
フェノール・ホルムアルデヒド樹脂およびレゾルシン・
ホルムアルデヒド樹脂などの多価フェノール類と、前記
ハロゲン含有エポキシド類との反応生成物、ビス−
(3,4−エポキシ−6−メチル−ジシクロヘキシルメ
チル)アジペートおよび3,4−エポキシシクロヘセン
エポキシドなどの不飽和結合部分を酸化して得られるポ
リエポキシド化合物、ビスフェノールA型エポキシ化合
物およびビスフェノールA型ウレタン変性エポキシ化合
物などが挙げられ、これらはそれぞれ1種または2種以
上を混合して使用することができる。
【0032】なかでも好ましいポリエポキシド化合物
は、多価アルコール類とエピクロルヒドリンの反応生成
物(多価アルコールのポリグリシジルエーテル化合物)
である。
【0033】同じく、上記第1処理液に使用されるブロ
ックドポリイソシアネート化合物は、熱によりブロック
剤が遊離して活性なイソシアネート化合物を生じる化合
物であり、具体的にはトリレンジイソシアネート、メタ
フェニレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートおよびト
リフェニールメタントリイソシアネートなどのポリイソ
シアネート化合物と、フェノール、クレゾール、レゾル
シンなどのフェノール類、ε−カプロラクタム、バレロ
ラクタムなどのラクタム類、アセトキシム、メチルエチ
ルケトンオキシム、シクロヘキサンオキシムなどのオキ
シム類およびエチレンイミンなどから選ばれたブロック
剤との反応生成物などが挙げられる。
【0034】これらブロックドポリイソシアネート化合
物のなかでは、特にε−カプロラクタムでブロックされ
た芳香族ポリイソシアネート化合物およびジフェニルメ
タンジイソシアネートの芳香族化合物を使用する場合に
良好な結果が得られる。
【0035】同じく、第1処理液におけるエチレン尿素
化合物は、加熱によりエチレンイミン環が開環して反応
し、接着性を向上させる化合物であり、その具体例とし
ては、ヘキサメチレンジイソシアネート、トリレンジイ
ソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネートおよ
びトリフェニルメタンジイソシアネートなどの芳香族、
脂肪族イソシアネートと、エチレンイミンとの反応生成
物などが挙げられる。
【0036】これらエチレン尿素化合物のなかでは、と
くにジフェニルメタンジエチレン尿素の芳香族エチレン
尿素化合物の使用が良好な結果を与える。
【0037】なお、上記第1処理液は、上記ブロックド
ポリイソシアネート化合物およびエチレン尿素化合物の
いずれか一方または両方を含むことができる。
【0038】同じく、上記第1処理液に必要に応じて含
まれるゴムラテックスとしては、被着ゴムにあわせて、
ビニルピリジン−スチレン−ブタジエン共重合体ラテッ
クス(VPラテックス)、スチレン−ブタジエン系ゴム
ラテックス(SBRラテックス)、アクリロニトリル−
ブタジエン系ゴムラテックス(NBRラテックス)、ク
ロロプレン系ゴムラテックス(CRラテックス)、クロ
ロスルホン化ポリエチレンラテックス(CSMラテック
ス)、アクリレート系ゴムラテックスおよび天然ゴムラ
テックス(NRラテックス)または、これらのラテック
スにエチレン系不飽和酸を共重合させたラテックスなど
が適宜単独または混合して使用される。上記第1処理液
におけるポリエポキシド化合物・ブロックドポリイソシ
アネート化合物および/またはエチレン尿素化合物・ゴ
ムラテックスの配合比は、10〜25重量%・20〜3
5重量%・0〜70重量%、とくに10〜20重量%・
20〜30重量%・0〜70重量%の割合が好ましい。
【0039】ここで、ポリエポキシド化合物とブロック
ドポリイソシアネート化合物および/またはエチレン尿
素化合物の配合量が、上記の割合よりも少ない場合に
は、処理した合成繊維の初期接着力が低下する傾向とな
るため好ましくない。
【0040】上記第1処理液は、接着剤マトリックス成
分の総固形分濃度が2〜10%、特に4〜7%の溶液
(分散液を含む)として使用するのが好適であり、合成
繊維のなかでもとくにポリエステル繊維および芳香族ポ
リアミド繊維に対し好ましく適用される。
【0041】上記ケイ酸塩化合物は、上記第1処理液に
対し配合され、その配合量は処理液に含まれる接着剤マ
トリックス成分に対し、1〜15重量%であるが、3〜
10重量%の範囲がとくに好ましい。
【0042】ケイ酸塩化合物の配合量が、第1処理液の
接着剤マトリックス成分に対して1.0重量%以下で
は、処理繊維コードの強力低下を十分に抑制することが
できず、また15.0重量%以上では、処理繊維コード
のゴムに対する接着力が低下する傾向になるため好まし
くない。
【0043】上記第1処理液に次いで合成繊維に付与す
る第2処理液としては、レゾルシン・ホルマリン初期縮
合物、ゴムラテックスおよびクロロフェノール系化合物
を接着剤マトリックス成分として含有する処理液が用い
られる。
【0044】本発明の第2処理液に使用するレゾルシン
・ホルマリン初期縮合物は、アルカリ触媒下で、レゾル
シンとホルムアルデヒドを縮合させたものである。
【0045】同じく、ゴムラテックスとしては、上記第
1処理液で使用したものと同様に、ビニルピリジン−ス
チレン−ブタジエン共重合体ラテックス、スチレン−ブ
タジエン系ゴムラテックス、アクリロニトリル−ブタジ
エン系ゴムラテックス、クロロプレン系ゴムラテック
ス、クロロスルホン化ポリエチレンラテックス、アクリ
レート系ゴムラテックス、天然ゴムラテックス、または
これらのラテックスにエチレン系不飽和酸を共重合させ
たゴムラテックスなどが、適宜単独または混合して使用
される。この場合、第1処理液と同一のものを用いて
も、また異なるものを用いても良い。
【0046】同じくクロロフェノール化合物としては、
“バルカボンド”E(バルナックス社製)、“デナボン
ド”、“デナボンド”Aまたは“デナボンド”K(長瀬
化成社製)などの2−6ビス(2,4−ジヒドロキシフ
ェニルメチル)−4−クロロフェノールが用いられる。
【0047】なお、上記第2処理液は、接着剤マトリッ
クス成分の総固形分濃度が5〜20%、とくに7〜15
%の溶液(分散液を含む)として使用するのが好適であ
る。本発明においては、次の手順でゴム補強用繊維が製
造される。
【0048】まず、前記第1処理液を繊維コードに浸漬
し、70〜150℃の温度で乾燥した後、200〜25
5℃の温度で熱処理を施す。
【0049】引続き前記第2処理液を付与し、上記第1
処理液の場合と同様に、70〜150℃で乾燥した後、
200〜255℃で熱処理を施す。
【0050】処理液付与後70℃以下の乾燥では、レゾ
ルシン・ホルムアルデヒド・ゴムラテックスが固化せず
にローラーに付着し、編組物への付着量が減少するとと
もに、付着ムラが生じゴムとの接着性が悪くなる。
【0051】また、熱処理温度が250℃以上の高温に
なると、レゾルシン・ホルムアルデヒド・ゴムラテック
スが劣化し、ゴムとの接着性が低下し、一方熱処理温度
が200℃以下になると、ゴムとの接着性が低下する傾
向を生じる。
【0052】合成繊維コードに対する第1処理液の接着
剤マトリックス成分の付着量は、固形分換算で、ポリエ
ステル繊維の場合は1.0〜2.0重量%、とくに1.
2〜1.7重量%の範囲が、芳香族ポリアミド繊維の場
合は1.0〜3.0重量%、とくに、1.2〜2.0重
量%の範囲がそれぞれ好ましい。
【0053】また第2処理液の接着剤マトリックス成分
の付着量は、固形分換算で、ポリエステル繊維の場合は
0.5〜4.0重量%、とくに1.0〜3.0重量%の
範囲が、芳香族ポリアミド繊維の場合は0.5〜5.0
重量%、とくに、1.0〜4.0重量%の範囲がそれぞ
れ好ましい。
【0054】本発明のゴム補強用合成繊維を用いて補強
されるゴムとしては、天然ゴム(NR)、スチレン−ブ
タジエンゴム(SBR)、イソプレンゴム(IR)、ブ
チルゴム(IIR)、ハロゲン化ブチルゴム(X−II
R)、クロロプレンゴム(CR)、エチレンプロピレン
ゴム(EPDM)、ニトリルゴム(NBR)、水素化ニ
トリルゴム(HNBR)、クロロスルホン化ポリエチレ
ンゴム(CSM)、アクリルゴム(ACM)、ヒドリン
ゴム(CHC)あるいはこれら各種のゴムを混合物など
が挙げられ、いかなるゴム種であってもよい。
【0055】本発明のゴム補強用合成繊維は、1本あた
りのコード硬さが5〜20gであり、ゴム剥離テストに
おける剥離力が15〜20kg/インチとすぐれた接着
性を発揮する。
【0056】したがって、本発明のゴム補強用合成繊維
は、合成繊維本来のすぐれた特性を維持し、かつゴムと
の接着力(剥離力)がすぐれるとともに、柔軟で耐疲労
性がすぐれた高品位なコードを形成可能であり、タイ
ヤ、ベルトおよびホースなどのゴム製品の補強材として
有用である。
【0057】
【実施例】次に、実施例により、本発明を具体的に説明
する。
【0058】なお、以下の実施例における各性能測定値
は以下の方法により求めたものである。
【0059】(1)コード強力 テンシロンを使用してJIS L−1017(198
3)に準じて測定した。 (2)接着性 被着ゴムと処理コードを用いて、幅25mmの試験片を
作製し、JIS K−6 328(1995)に記載の
剥離試験方法に準じて、処理コード/ゴム間剥離力を測
定した。なお、加硫は加硫プレスを用いて、150℃で
30分間行なった。
【0060】(3)コード硬さ 処理コードを真直ぐな状態にして2cmにカットし、テ
ンシロンの引張り試験機のブリッヂ(1cm間隔,φ:
0.6mm)上にのせ、コードと直角のフックバー
(φ:0.6mm)をコード中央に掛けて下降(2cm
/分)させた時の最大応力を求め、その値をコード硬さ
とした。
【0061】(5)樹脂付着量 JIS L−1017(1983)に準じ、ポリエステ
ル繊維および芳香族ポリアミド繊維のいずれも質量法で
求めた。
【0062】[実施例1〜12]ポリエポキシド化合物
/ブロックドイソシアネート化合物/ビニルピリジン−
スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス/ブタジエン
ラテックスを、固形分で11.0重量%/23.0重量
%/33.0重量%/33.0重量%の割合で混合して
なる混合液100重量部に対し、表1に記載したケイ酸
塩化合物AまたはBの水溶液(重量%)を、それぞれ表
2に示した割合で添加し、各混合液の固形分を6重量%
に調整することにより、第1処理液とした。
【0063】
【表1】
【0064】また、アルカリ触媒下でレゾルシン1モル
に対しホルマリン1.5モルを、固形分濃度10%で2
時間熟成させ得られた初期縮合物を、ビニルピリジン−
スチレン−ブタジエン共重合体ラテックス50重量部と
ブタジエンラテックス50重量部からなるラテックス1
00重量部に対し、12.5重量部添加し、固形分濃度
を30重量%(RFL)とし、25℃で24時間熟成し
た。
【0065】その後、“バルカボンド”E(アクゾノー
ベル社製)を、前記RFL100重量部に25重量部添
加し、固型分濃度を20%にして、25℃で24時間熟
成することにより、第2処理液とした。
【0066】一方、糸粘度:0.95のポリエチレンテ
レフタレートを高速溶融紡糸し、延伸して得られた15
00デニールのマルチフィラメントを、8回/10cm
の撚数で撚糸して生コードを得た。
【0067】また、表示繊度1500デニールの芳香族
ポリアミド原糸“ケブラー”(東レ・デュポン社製)
を、8回/10cmの撚数で撚糸して生コードを得た。
【0068】そして、コンピュートリータ処理機(リッ
ツラー社製)を用いて、上記生コードに対し表2に示し
た組成からなる第1処理液を付与し、エアワイパーで液
切りを行ない、120℃で100秒間乾燥し、続いて2
40℃で60秒間熱処理した。 次いで、上記第2処理
液を付与し、120℃で100秒間乾燥し、引き続いて
240℃で60秒間熱処理した。
【0069】このようにして得られた各コードの処理液
付着量、コード硬さおよびEPDMゴムまたはCRゴム
との接着性(剥離力)を測定し、その結果を表2に併せ
て示した。
【0070】
【表2】
【0071】[実施例13〜24]第1処理液および第
2処理液のラテックスを表3に記載のものに変更し、第
2処理液を付与した後、120℃で100秒間乾燥し、
エアワイパーで液切りを行ない、続いて220℃で60
秒間熱処理した以外は、実施例1〜12と同様の操作に
より処理コードを得た。
【0072】得られた各コードの処理液付着量、コード
硬さおよびNBRゴムまたはH−NBRゴムとの接着性
(剥離力)を測定し、その結果を表3に併せて示した。
【0073】
【表3】
【0074】[実施例25〜42]第1処理液および第
2処理液のゴムラテックスを表4〜5に記載のものに変
更した以外は、実施例1〜6と同様の操作により処理コ
ードを得た。
【0075】得られた各コードの処理液付着量、コード
硬さおよび表4〜5に記載のゴムとの接着性(剥離力)
を測定し、その結果を表4〜5に併せて示した。
【0076】
【表4】
【0077】
【表5】
【0078】[比較例1〜42]ケイ酸塩化合物を表1
に示した No.C(ベントナイト)に変更した第1処理液
を用いた場合(比較例1,7,4,10,13,19,
16,22,25,31,28,34,37,40)、
ケイ酸塩を添加しない第1処理液を用いた場合(比較例
2,8,5,11,14,20,17,23,26,3
2,29,35,38,41)、第2処理液にバルカボ
ンドEを添加しない場合(比較例3,9,6,12,1
5,21,18,24,27,33,30,36,3
9,42)について、実施例1または4と同様な操作に
より処理コードを得た。
【0079】得られた各コードの処理液付着量、コード
硬さおよび表6〜9に記載のゴムとの接着性(剥離力)
を測定し、その結果を表6〜9に併せて示した。
【0080】
【表6】
【0081】
【表7】
【0082】
【表8】
【0083】
【表9】
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のゴム補強
用合成繊維は、合成繊維本来のすぐれた特性を維持し、
かつゴムとの接着力(剥離力)がすぐれるとともに、柔
軟で耐疲労性がすぐれた高品位なコードを形成可能であ
り、タイヤ、ベルトおよびホースなどのゴム製品の補強
材として有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D06M 15/00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成繊維の表面を、ポリエポキシド化
    合物、ブロックドイソシアネート化合物および/または
    エチレン尿素化合物、ゴムラテックスおよびケイ酸塩化
    合物を主たる接着剤マトリックス成分として含有する第
    1処理液で処理した後、レゾルシン・ホルマリン初期縮
    合物、ゴムラテックスおよびクロロフェノール系化合物
    を主たる接着剤マトリックス成分として含有する第2処
    理液で処理したゴム補強用合成繊維であって、前記第1
    処理液に含有されるケイ酸塩化合物が、ケイ素とマグネ
    シウムを主たる構成元素とし、このケイ素/マグネシウ
    ムの重量比が1/(0.1〜1.0)であることを特徴
    とするゴム補強用合成繊維。
  2. 【請求項2】 前記ケイ酸塩化合物中のマグネシウム
    の含有量が5重量%以上であることを特徴とする請求項
    1に記載のゴム補強用合成繊維。
  3. 【請求項3】 第1処理液に含有されるケイ酸塩化合
    物の1%水分散液の光透過率Tが50%以上でかつケイ
    酸塩化合物の2%水分散液のチクソトロピー指数が2.
    0〜10.0であることを特徴とする請求項1または2
    に記載のゴム補強用合成繊維。
  4. 【請求項4】 第1処理液に含有されるケイ酸塩化合
    物が、さらにナトリウム、リチウムおよびフッ素から選
    ばれた少なくとも1種を含有することを特徴とする請求
    項1〜3のいずれか1項に記載のゴム補強用合成繊維。
  5. 【請求項5】 第1処理液に含有されるケイ酸塩化合
    物がスメクタイトであることを特徴とする請求項1〜4
    のいずれか1項に記載のゴム補強用合成繊維。
  6. 【請求項6】 ケイ酸塩化合物の配合量が、第1処理
    液の接着剤マトリックス成分に対し1〜15重量%であ
    ることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載
    のゴム補強用合成繊維。
  7. 【請求項7】 合成繊維がポリエステルからなること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴム
    補強用合成繊維。
  8. 【請求項8】 第1処理液に含有される接着剤マトリ
    ックス成分の付着量が、ポリエステル繊維に対し固形分
    換算で1.0〜2.0重量%であり、第2処理液に含有
    される接着剤マトリックス成分の付着量が、ポリエステ
    ル繊維に対し固形分換算で0.5〜4.0重量%である
    ことを特徴とする請求項7に記載のゴム補強用合成繊
    維。
  9. 【請求項9】 合成繊維が芳香族ポリアミドからなるこ
    とを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のゴ
    ム補強用合成繊維。
  10. 【請求項10】 第1処理液に含有される接着剤マト
    リックス成分の付着量が、芳香族ポリアミド繊維に対し
    固形分換算で1.0〜3.0重量%であり、第2処理液
    に含有される接着剤マトリックス成分の付着量が、芳香
    族ポリアミド繊維に対し固形分換算で0.5〜5.0重
    量%であることを特徴とする請求項9に記載のゴム補強
    用合成繊維。
JP1624396A 1996-01-31 1996-01-31 ゴム補強用合成繊維 Pending JPH09209276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1624396A JPH09209276A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 ゴム補強用合成繊維

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1624396A JPH09209276A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 ゴム補強用合成繊維

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09209276A true JPH09209276A (ja) 1997-08-12

Family

ID=11911124

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1624396A Pending JPH09209276A (ja) 1996-01-31 1996-01-31 ゴム補強用合成繊維

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09209276A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001040105A (ja) * 1999-08-02 2001-02-13 Bando Chem Ind Ltd ゴム組成物と繊維材料との接着処理方法
JP2008169504A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Toray Ind Inc ゴム・繊維用接着処理剤、ゴム補強用合成繊維コード、およびその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001040105A (ja) * 1999-08-02 2001-02-13 Bando Chem Ind Ltd ゴム組成物と繊維材料との接着処理方法
JP2008169504A (ja) * 2007-01-11 2008-07-24 Toray Ind Inc ゴム・繊維用接着処理剤、ゴム補強用合成繊維コード、およびその製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3146920B2 (ja) ゴム・繊維用接着剤組成物、ゴム補強用合成繊維および繊維補強ゴム構造物
JP4982188B2 (ja) ゴム・繊維用接着処理剤、ゴム補強用合成繊維コード、およびその製造方法
EP1664161A1 (en) Two-step method for dipping synthetic fiber
JP2007177360A (ja) ポリエステルタイヤキャッププライコードの製造方法
JP5899762B2 (ja) ゴム補強用ポリエステル繊維コードの製造方法およびタイヤ
JP3754132B2 (ja) ゴム補強用繊維処理剤、補強用繊維、およびゴム補強物
JPH024715B2 (ja)
JP2007046210A (ja) ゴム補強用繊維の製造方法
JP3765073B2 (ja) ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維、その製造方法および繊維強化ゴム複合材料
JPH09209276A (ja) ゴム補強用合成繊維
JP3921659B2 (ja) ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維の製造方法及び繊維強化ゴム複合材料
JPH10273877A (ja) ゴム補強用繊維の製造方法
JPH09207509A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP3228287B2 (ja) ゴム・繊維用接着剤組成物、ゴム補強用合成繊維および繊維補強ゴム構造物
JP4402556B2 (ja) ゴム補強用炭素繊維コードの製造方法、およびゴム補強用炭素繊維コード
JP2004100113A (ja) ゴム補強用炭素繊維コードの製造方法
JPH09207508A (ja) 空気入りラジアルタイヤ
JP2001234143A (ja) ゴム・繊維用接着処理剤、ゴム補強用繊維コードおよびその製造方法
JP3663714B2 (ja) 繊維補強ゴムホース
JPH0921073A (ja) ゴム補強用芳香族ポリアミド繊維およびその製造方法
JP2010047868A (ja) ゴム補強用コード
JP2541319B2 (ja) ゴム補強用繊維材料の処理方法
JPH11279291A (ja) 補強ゴム製品の製造方法
JPH0921072A (ja) ゴム補強用ポリエステル繊維およびその製造方法
JP2005023481A (ja) ゴム補強用炭素繊維コード、及び繊維強化ゴム材料