JPH09206342A - 流体流量制御機構およびこれを組み込んだ保育器 - Google Patents

流体流量制御機構およびこれを組み込んだ保育器

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JPH09206342A
JPH09206342A JP3728896A JP3728896A JPH09206342A JP H09206342 A JPH09206342 A JP H09206342A JP 3728896 A JP3728896 A JP 3728896A JP 3728896 A JP3728896 A JP 3728896A JP H09206342 A JPH09206342 A JP H09206342A
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心一 小林
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啓介 若林
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】筒形ケース85内を往復動し得る作動部材
87は、第2の導入口83から筒形ケース85内に導入
される第2の流体の圧力の大きさを検知してこの作動部
材87を往動させる圧力検知部89と、第1の流体を筒
形ケース85内に導入する第1の導入口79に対する第
1の流出口113の開口量を作動部材87の往動量に応
じて減少させる弁体91とを有している。 【効果】第2の流体の筒形ケース85内への導入量に対
する第1の流体の筒形ケース85内への導入量の制御が
容易であり、第2の流体がなくなってしまってこの第2
の流体を筒形ケース85内へ導入し得なくなっても、第
1の流体がある限り、この第1の流体を筒形ケース85
内に充分に導入することができる。また、構造が簡単で
動作が確実で故障し難く、さらに、耐久性に富んでい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、保育器などの機械
器具において複数の流体(例えば、酸素と空気)の流量
をそれぞれ制御することができる流体流量制御機構に関
し、さらに、このような流体流量制御機構を組み込んだ
保育器に関する。
【0002】
【従来の技術】未熟児などの虚弱なまたは病弱な新生児
に対して制御された環境を与える保育器は、従来から、
温度、湿度、酸素含有量などが調節された空気を上記新
生児に供給するための調節空気供給装置を備えている。
また、この種の調節空気供給装置は、保育器が設置され
る場所(例えば、産婦人科病院の病室)の空気(以下、
「外気」という)や必要に応じて酸素ボンベからの酸素
(以下、「供給酸素」という)を適当な割合で保育器の
フード内に供給するために、従来から、保育器の基台に
設けられた流体流量制御機構を備えている。
【0003】図15〜図17は、このような従来の保育
器用流体流量制御機構の一例(以下、「第1の従来例」
という)を示すものある。なお、この図15〜図17に
おいては、流体流量制御機構は、保育器のフィルタ取り
付け機構に組み込まれた状態で示されているので、以下
において、流体流量制御機構のみでなく、フィルタ取り
付け機構も、図15〜図17を参照して説明する。
【0004】図15〜図17に示すフィルタ取り付け機
構において、その上部に新生児ささえ(図示せず)を有
する基台1の背面壁部3には、その底板部4の外周囲に
沿って段部6が長方形状(すなわち、ロ字状)に形成さ
れかつ上記底板部4に小孔から成る気体通過用開口5を
有する箱蓋形のフィルタ収納ケース7が左右一対のねじ
9、11により上記底板部4においてねじ込み固定され
ている。なお、基台1には、その上部に設けられた新生
児ささえ上に休んでいる新生児を囲うように、透明なフ
ード(図示せず)が装架されている。そして、基台1
は、通常は、保育器を載置するための載置台(図示せ
ず)上に配置される。また、基台1の背面壁部3には、
フィルタ収納ケース7の気体通過用開口5に対応して小
孔から成る気体通過用開口8が設けられている。
【0005】上記ねじ9、11の先端部はフィルタ収納
ケース7の底板部4からこのフィルタ収納ケース7内に
突出しており、これらのねじ9、11が不織布パッドな
どから成るエアフィルタ13の左右一対のネジ挿通孔1
5、17に挿通されることにより、このエアフィルタ1
3はそのほゞ長方形の外周囲附近を上記段部6に当接さ
せた状態でフィルタ収納ケース7に収納されている。ま
た、フィルタ収納ケース7の内周部には、箱形のフィル
タカバー19の外周部が嵌合しているので、エアフィル
タ13の外周囲附近は、このフィルタカバー19の先端
部を屈曲させることにより上記段部6に向かって形成し
た押圧部19aによって、上記段部6に向って押圧され
ている。
【0006】フィルタカバー19には、その先端部に袋
ナット部23a、25aがそれぞれ設けられた左右一対
の締め付け具23、25が回転自在に取り付けられ、こ
れら一対の締付け具23、25を手でねじ込み方向に回
転させることにより、ねじ9、11の先端部は袋ナット
部23a、25aにそれぞれねじ込み固定されている。
したがって、フィルタカバー19は、エアフィルタ13
の弾性反発力に抗してフィルタ収納ケース7に嵌合固定
されているから、エアフィルタ13の外周囲附近は、フ
ィルタカバー19の押圧部19aによりフィルタ収納ケ
ース7の底板部4の段部6に押し付け固定されている。
このために、フィルタカバー19の前面板部19bとエ
アフィルタ13との間にフィルタ前室29が形成され、
また、エアフィルタ13とフィルタ収納ケース7の底板
部4との間にフィルタ後室30が形成されている。
【0007】フィルタカバー19には、このフィルタカ
バー19の前面板部19bに設けられた気体導入穴27
から外気および供給酸素をフィルタ前室29に導入する
ための流体流量制御機構31が設けられている。そし
て、この流体流量制御機構31は、図17(A)および
(B)に明示するように、フィルタカバー19の前面板
部19bに取付け固定されたブロック状の機構本体35
を備え、この機構本体35は、フィルタカバー19の前
面板部19bの気体導入口27に対応して設けられた外
気導入口33を有している。また、この機構本体35に
は、酸素ボンベ(図示せず)からの供給酸素を供給する
酸素供給用パイプ37の先端部を接続するための接続用
パイプ39が取り付け固定され、この酸素供給用パイプ
37は、この接続用パイプ39を通して外気導入口33
と連通している。さらに、機構本体35には、外気用弁
体41がその軸部41aにおいて前後進可能に取付けら
れ、この外気用弁体41は、コイルスプリング43によ
りその後進位置に向って付勢されているので、外気導入
口33は、弁座に相当するその前端部を外気用弁体41
により閉塞され得るようになっている。
【0008】気体導入制御機構31には、不使用時を含
む常時には、マーカーパネル45が装着されている。な
お、このマーカーパネル45は、ほゞ平板形状であっ
て、その下端部に切り込み45aを有し、その裏面中央
部に短い水平板部45bが突設され、この水平板部45
bには、係合孔47が形成されている。
【0009】流体流量制御機構31が組み込まれた図1
5〜図17に示すフィルタ取り付け機構を通常の使用状
態で使用するときには、図17(A)に示すように、予
め、マーカーパネル45の下端部を流体流量制御機構3
1の機構本体35と外気用弁体41との間に差し込ん
で、切り込み部45aに外気用弁体41の軸部41aを
嵌合させるとともに、機構本体35に設けた突出部35
aを係合孔47に嵌合させておく。なお、この通常の使
用状態においては、外気用弁体41が前進して外気導入
口33の前端部から離れているので、この外気導入口3
3は、フィルタ前室29を外部と連通させている。
【0010】したがって、基台1内に設けられた調節空
気供給装置の空気循環用ファン(図示せず)を回転駆動
すれば、外気は外気導入口33および気体導入穴27を
それぞれ通ってフィルタ前室29に導入される。また、
酸素ボンベ(図示せず)のバルブを必要に応じて適当量
開放すれば、この酸素ボンベからの供給酸素は、酸素供
給用パイプ37および接続用パイプ39を通して外気導
入口33内へ導かれて、上述の外気とともにフィルタ前
室29に導入される。この結果、このバルブの開放量に
応じて適当量の供給酸素が富化された外気がフィルタ前
室29からエアフィルタ13、フィルタ後室30および
気体通過用開口5、8をそれぞれ通って空気循環用ファ
ン(図示せず)に向って移動するので、この外気はエア
フィルタ13により浄化される。
【0011】しかし、図17(A)に示す通常使用状態
においては、酸素ボンベのバルブを最大限開放して酸素
ボンベから供給される供給酸素の流量を例えば15L
(リットル/分)としても、外気が外気導入口33およ
び気体導入穴27をそれぞれ通ってフィルタ前室29に
流入する。したがって、保育器のフード内の気体(すな
わち、供給酸素が富化された外気)の酸素濃度をそれほ
ど高くすることができず、この酸素濃度は、図17
(A)に示す場合において、供給酸素の流量を15L/
分としても、たかだか40%程度である。
【0012】一方、新生児さゝえ上に休んでいる新生児
の体に異常が生じた場合などのように、保育器のフード
内に多量の酸素を供給する必要があるときが生じる。こ
のような新生児の異常での使用状態で使用するときは、
酸素ボンベのバルブを充分開放すると共に、マーカーパ
ネル45を流体流量制御機構31の機構本体35から取
り外すようにする。この場合、コイルスプリング43の
付勢力により外気用弁体41が後進するので、図17
(B)に示すように、この外気用弁体41により外気導
入口33の前端部が閉塞される。このために、フィルタ
前室29への外気の導入が遮断されるので、上述の供給
酸素のみをフィルタ前室29に導入することができる。
【0013】図18は、既述のような従来の保育器用流
体流量制御機構の別の一例(以下、「第2の従来例」と
いう)を示すものである。なお、図18においては、流
体流量制御機構は保育器のフィルタ取り付け機構に隣接
して設けられた状態で示されているので、以下におい
て、流体流量制御機構のみでなく、フィルタ取り付け機
構も、図18を参照して説明する。また、図18に示す
第2の従来例において、図15〜図17に示す第1の従
来例と共通の部分については、共通の符号を付してその
説明を省略する。
【0014】図18に示す流体流量制御機構31におい
て、その上部に新生児さゝえ(図示せず)有する基台1
の背面壁部3には、酸素ボンベ(図示せず)からの供給
酸素を供給する酸素供給用パイプ37の先端部を接続す
るための接続用パイプ39が外方に突出するように取り
付け固定されている。そして、上記背面壁部3の内側に
設けられた第1の内部空間52には、上記接続用パイプ
39と軸心方向が一致するように、シリコンゴムなどの
弾性材料から成るじゃばら形導管51がその前板部51
aを背面壁部3に取付け固定されることにより配置され
ている。また、基台1内には、背面壁部3にほゞ平行に
仕切り板部53が設けられ、この仕切り板部53には、
上記接続用パイプ39と軸心方向が一致するように、円
錐台形の空気導入穴27が設けられている。さらに、じ
ゃばら形導管51の後板部51bには、接続用パイプ3
9と軸心方向が一致するように、空気導入穴27とほゞ
同形(すなわち、円錐台形)の突出部51cが一体に形
成され、また、この突出部51cの中心には、酸素流出
口55が設けられている。そして、じゃばら形導管51
の後板部51bと仕切り板部53との間には、接続用パ
イプ39と軸心方向が一致するように、コイルスプリン
グ43が介装されている。
【0015】基台1の仕切り板部53の内側に設けられ
た第2の内部空間54には、この仕切り板部53とほゞ
平行にエアフィルタ13が配置されている。そして、こ
のエアフィルタ13と仕切り板部29との間にフィルタ
前室29が形成され、また、このエアフィルタ13のさ
らに内側には、フィルタ後室30が形成されている。
【0016】図18に示す流体流量制御機構31および
フィルタ取付け機構を通常の使用状態で使用するときに
は、図18(A)に示す状態において、基台1に設けら
れた調節空気供給装置の空気循環用ファン(図示せず)
を回転駆動すればよい。この場合、基台1の背面壁部3
などに形成された外気導入口(図示せず)から基台1の
第1の内部空間52内に導入された外気は、じゃばら形
導管51の外周囲側方から気体導入穴27を通ってフィ
ルタ前室29に導入される。
【0017】また、酸素ボンベ(図示せず)のバルブを
必要に応じて適当量開放すれば、この酸素ボンベからの
供給酸素は、酸素供給用パイプ37および接続用パイプ
39を通してじゃばら形導管51の内部に導入される。
そして、このじゃばら形導管51の内部に導入された供
給酸素は、酸素流出口55から第1の内部空間52の一
部および気体導入穴27をそれぞれ通ってフィルタ前室
29に導入される。この場合、じゃばら形導管51の後
板部51bは、バルブの開放量に応じてじゃばら形導管
51の内部に導入された供給酸素の圧力により、コイル
スプリング43の付勢力に抗して後方(図18の左方)
に往動しようとするので、じゃばら形導管51が伸張し
て突出部51cが気体導入穴27に接近する。したがっ
て、じゃばら形導管51の外周囲側方からフィルタ前室
29に導入される第1の内部空間52内の外気の流量
は、この接近の程度に応じて次第に減少する。
【0018】この結果、バルブの開放量に応じて適当量
の供給酸素が富化された外気がフィルタ前室29からエ
アフィルタ13およびフィルタ後室30をそれぞれ通っ
て空気循環用ファン(図示せず)に向かって移動するの
で、この外気はエアフィルタ13により浄化される。
【0019】一方、新生児の異常での使用状態で使用す
るときには、酸素ボンベのバルブを充分に開放するよう
にする。この場合、多量の供給酸素がじゃばら形導管5
1の内部に導入されるので、このじゃばら形導管51の
後板部1bは、この供給酸素の圧力によりコイルスプリ
ング43の附勢力に抗してさらに後方に往動し、このた
めに、突出部51cが気体導入穴27に嵌合して両者の
間が密着する。したがって、じゃばら形導管51の外周
囲とフィルタ前室29との間が非連通状態になるので、
じゃばら形導管51の外周囲側方からフィルタ前室29
へ外気が導入されなくなり、このために、上述の供給酸
素のみをフィルタ前室29に導入することができる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図15〜17
に示す第1の従来例の流体流量制御機構31の場合、図
17(A)に示す通常使用状態から図17(B)に示す
新生児の異常での使用状態に切り換えるには、酸素ボン
ベのバルブを充分に開放するだけではなく、マーカーパ
ネル45を流体流量制御機構31の機構本体35から取
り外す必要がある。また、これとは逆に、新生児の異常
での使用状態から通常使用状態に切り換えるには、酸素
ボンべのバルブを或る程度または完全に閉塞するだけで
なく、マーカーパネル45を上記機構本体35に取り付
ける必要がある。さらに、新生児の異常での使用状態に
おいて酸素ボンベ内の酸素がなくなったときには、外気
導入口33が予め閉塞されているために、供給酸素も外
気もフィルタ前室29に導入されなくなる。しかも、新
生児の異常での使用状態においては、酸素ボンベからの
酸素の流量に対する保育器のフード内の気体(すなわ
ち、供給酸素が富化された外気)の酸素濃度は、外気導
入口33が閉塞されているために、図19における折線
Aに示すように、その立上りが必要以上に早くて微調整
が困難である。
【0021】一方、図18に示す第2の従来例の流体流
量制御機構31の場合、シリコンゴムなどの弾性材料か
ら成るじゃばら形導管51が必要であり、また、このじ
ゃばら形導管51が供給酸素の流量に応じて伸縮する必
要があるために、じゃばら形導管51の伸縮動作が製品
毎にばら付きかつ円滑に行われ難いから故障し易く、し
かも、長期間使用するとじゃばら形導管51が損傷する
恐れがある。また、じゃばら形導管51は、供給酸素の
流量が増大するにつれてコイルスプリング43の附勢力
に抗して伸張する必要があるが、供給酸素の流量に対す
るじゃばら形導管51の伸張量の立上りが遅いために、
酸素ボンベからの酸素の流量に対する保育器のフード内
の気体の酸素濃度は、図19における折線Bに示すよう
に、その立ち上りが遅くて全体としての直線性が悪いも
のである。さらに、じゃばら形導管51内の供給酸素の
一部が酸素流出口55から気体導入口27へと向かわな
いでじゃばら形導管51の外周囲へと漏れ出し易いため
に、供給酸素が浪費される恐れがある。
【0022】本発明は、上述のような問題点を解決する
ために発明されたものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明による流体流量制
御機構は、筒形ケースとこの筒ケース内を往復動し得る
作動部材とを備え、上記筒形ケースは、第1の流体を上
記筒形ケース内に導入する第1の導入口と、第2の流体
を上記筒形ケース内に導入する第2の導入口と、上記第
1の導入口から上記筒形ケース内に導入される上記第1
の流体をこの筒形ケース内から外部に流出させる第1の
流出口と、上記第2の導入口から上記筒形ケース内に導
入される上記第2の流体をこの筒形ケース内から外部に
流出させる第2の流出口とを有し、上記作動部材は、上
記第2の導入口から上記筒形ケース内に導入される上記
第2の流体の圧力の大きさを検知してこの作動部材を往
動させる圧力検知部と、上記第1の導入口に対する上記
第1の流出口の開口量を上記作動部材の往動量に応じて
減少させる弁体とを有し、上記第2の導入口から上記筒
形ケース内に導入される上記第2の流体は、上記第2の
流出口から外部に流出するとともに、上記第1の導入口
から上記筒形ケース内に導入される上記第1の流体は、
上記第2の流体の導入割合が増加して上記第1の流出口
の開口量が減少するにつれてその流出割合が減少するよ
うに、上記第1の流出口から外部に流出するように構成
されている。
【0024】
【発明の実施の形態】次に、本発明を保育器に適用して
フィルタ取り付け機構に組み込んだ流体流量制御機構の
一実施例を図1〜図14を参照にしつつ説明する。な
お、図1〜図14に示す実施例において、図15〜図1
7に示す第1の従来例および図18に示す第2の従来例
と共通の部分については、共通の符号を付してその説明
を省略する。
【0025】図1〜図3に示すフィルタ取り付け機構
は、基台1の背面壁部3に形成されたほゞ直方体形状の
気体導入制御空間61を有している。そして、この制御
空間61の上壁部には、U字状係止部62が取り付け固
定され、その左右両側壁部には、上記制御空間61の前
方側において左右一対の軸支部材64a、64bがそれ
ぞれ回動自在に取付けられている。
【0026】気体導入制御空間61はヒンジ式開閉ドア
63の収納空間を構成するものであって、この気体導入
制御空間61には、この制御空間61とほゞ同じ大きさ
でほゞ直方体形状のヒンジ式開閉ドア63が収納配置さ
れている。そして、この開閉ドア63は、前記左右一対
の軸支部材64a、64bにより気体導入制御空間61
の左右両側壁部にそれぞれ回動自在に軸支されている。
したがって、開閉ドア63は、左右一対の軸支部材64
a、64bを支点として図1〜図3に示す閉位置から開
位置へと前方(図3の右方)に往回動することができる
とともに、これとは逆方向に復回動することができる。
【0027】開閉ドア63の前面の上部中央やゝ右寄り
には、凹部65が形成され、この凹部65の左右両側壁
部には、操作レバー67が支軸69により回動自在に軸
支されて取り付けられている。そして、操作レバー67
の弾性係止部67aと基台1のU字状係止部62とから
ヒンジ式開閉ドア63の閉位置でのロック機構が構成さ
れていて、弾性係止部67aは、U字状係止部62に弾
性的にかつ選択的に係止し得るようになっている。
【0028】開閉ドア63の前面の下部には、左右一対
の外気導入口71a、71bが形成されている。また、
この開閉ドア63の前方開口には、透明窓板73が取り
付け固定され、その後方開口74に臨むように図3に示
すホルダ付きフィルタ75が着脱自在に取り付けられて
いる。したがって、このホルダ付きフィルタ75に取り
付けられているエアフィルタの汚れの程度をこの透明窓
板73を通して外部から目視することができる。
【0029】開閉ドア63の左側壁部には、図1および
図3に明示するように、気体供給用バルブ機構を構成す
る流体流量制御機構77が取付けられている。そして、
この制御機構77は、図4および図5に明示するよう
に、その上端に外気導入口79を有しかつ酸素供給用パ
イプ81の基端部が接続された接続用パイプ83をその
下端附近に有する筒形ケース85と、この酸素供給用パ
イプ81を通して供給される供給酸素の圧力の大きさに
応じて上下方向に往復動する作動部材87とを備えてい
る。また、この作動部材87は、上記供給酸素の圧力が
加わることにより上昇するピストン部材から構成された
圧力検知板部89と、この圧力検知板部89の上下方向
の位置に応じて上記外気導入口79の開口率を変化させ
ることにより外気の導入量を調節する外気用弁体91
と、この外気用弁体91を圧力検知板部89に連結して
いる弁棒93と、この弁棒93に設けられたスプリング
受け95とを有している。そして、このスプリング受け
95と圧力検知板部89との間にコイルスプリング43
が介在している。
【0030】筒形ケース85は、前記外気導入口79を
有する弁座部材97がその上端に取付け固定されたケー
ス本体99と、このケース本体99の下部にその上部が
嵌合されて取付け固定され多数の内側酸素流出孔101
が上下方向に沿って一列に形成されたシリンダ部103
と、このシリンダ部103の下部にその上部が嵌合され
て取付け固定されその下端附近に前記接続用パイプ83
が設けられた酸素導入管部105とを有している。ま
た、ケース本体99には、弁棒93を軸心方向に往復動
し得るように軸支するスラスト軸受け107がそのくび
れ部109に設けられ、このスラスト軸受け107およ
びくびれ部109によりその内部空間が上下に2分割さ
れて上部空間110および下部空間111がそれぞれ形
成されている。そして、ケース本体99には、この上部
空間110に臨むように1個の外気流出孔113が設け
られ、また、この下部空間111に臨むように1個の外
側酸素流出孔115が設けられている。したがって、シ
リンダ部103に設けられた多数の内側酸素流出孔10
1は、下部空間111を介してこの外側酸素流出孔11
5とそれぞれ連通している。このために、シリンダ部1
03は、肉薄の径小部103aをその上部に有し、この
径小部103aに内側酸素流出孔101が形成されてい
る。
【0031】外気導入口79および外側酸素流出孔10
1は、図4に明示するように、それぞれ円形であり、ま
た、多数の内側酸素流出孔115もそれぞれ円形の小孔
から成っている。これに対し、外気流出孔113は、図
4に明示するように、その上部がほゞ二等辺三角形であ
り、また、その下部がほゞ円形であり、これらの二等辺
三角形と円形とが互いに接するように組み合せられた逆
涙滴形状(すなわち、涙滴または液滴を上下逆にした形
状)となっている。
【0032】シリンダ部103のシリンダ孔116の下
端には、不織布パッドなどから成る酸素フィルタ117
が設けられている。そして、ケース本体99のくびれ部
109は、作動部材87の最大下降位置(すなわち、最
大復動位置)において圧力検知板部89がこの酸素フィ
ルタ117に当接しないように、外気用弁体91の下限
ストッパとして機能する。なお、上記外気導入口79に
導入される外気としては、開閉ドア63の前面に形成さ
れた一対の外気導入口71a、71bからこの開閉ドア
63の内部に流入する外気が用いられる。
【0033】開閉ドア63の左側壁部には、筒形ケース
85に導入された外気および供給酸素をフィルタ前室2
9にそれぞれ送り込む外気導入口119および酸素導入
口121が筒形ケース85の外気流出孔113および外
側酸素流出孔115にそれぞれ対応してかつこれらとほ
ゞ同形で設けられている。また、開閉ドア63の前部左
側の下方には、図2に明示するように、カップ状の凹部
123が設けられ、この凹部123の底面には、酸素供
給用パイプ81の先端部が接続された接続用パイプ39
が取付け固定されている。そして、酸素ボンベ(図示せ
ず)からの供給酸素を供給する外部の酸素供給用パイプ
(図示せず)の先端部をこの接続用パイプ39に接続し
得るようになっている。また、この接続用パイプ39の
先端は、図3に明示するように、開閉ドア63の前面と
ほゞ面一になっているので、この接続用パイプ39に何
物かが引っかゝって邪魔になる恐れはない。
【0034】流体流量制御機構77が組み込まれた図1
〜図5に示すフィルタ取り付け機構を通常の使用状態で
使用するときには、基台1内に設けられた調節空気供給
装置の空気循環用ファン(図示せず)を回転駆動させる
とともに、酸素ボンベ(図示せず)のバルブを必要に応
じて適当量開放すればよい。このようにすれば、酸素ボ
ンベからの供給酸素がこのバルブの開放量に応じて外部
の酸素供給用パイプ(図示せず)、外部の接続用パイプ
39、内部の酸素供給用パイプ81および内部の接続用
パイプ83をそれぞれ通して流体流量制御機構77の筒
形ケース85の酸素導入管部105内に導入される。ま
た、外気がこの供給酸素の導入量に応じて(たゞし、供
給酸素と外気との導入量の大小関係は互いに逆でほゞ反
比例の関係になる)その外気導入口79から筒形ケース
25のケース本体99の上部空間110内に導入され
る。そして、この導入された供給酸素は内側酸素流出孔
101、外側酸素流出孔115および酸素導入口121
をそれぞれ通ってフィルタ前室29に導入され、また、
上記導入された外気は外気流出孔113および外気導入
口119をそれぞれ通ってフィルタ前室29に導入され
るので、これらの供給酸素および外気はこゝで混合され
る。この結果、必要に応じて適当量の酸素が富化された
外気がフィルタ前室29からホルダ付きフィルタ75の
エアフィルタおよびフィルタ後室(図示せず)をそれぞ
れ通って空気循環用ファン(図示せず)に向って移動す
るので、この外気は上記エアフィルタにより浄化され
る。
【0035】一方、新生児の異常での使用状態で使用す
るときには、筒形ケース85の酸素導入管部105への
供給酸素の導入量を一定値よりも大きくすればよい。こ
の場合、流体流量制御機構77の外気用弁体109が外
気導入口79を完全に閉塞するので、上述の供給酸素の
みをフィルタ前室29に導入することができる。
【0036】また、ホルダ付きフィルタ75のエアフィ
ルタを取り替えたいときには、図1〜図3の状態におい
て操作レバー67に指を係合させてからこの操作レバー
67を支軸69を支点として前方へ回動させればよい。
この場合、操作レバー67の弾性係止部67aがU字状
係止部62に対する弾性的係止を解除するので、操作レ
バー67を手で握ってヒンジ式開閉ドア63全体を軸支
部材64a,64bを支点として前方へ回動させること
ができる。
【0037】次に、流体流量制御機構77の動作の詳細
を図5〜図14および図19を参照しつゝ具体的に説明
する。 、筒形ケース85の酸素導入管部105内への供給酸
素の流量(以下、「供給酸素流量」という)が0L/分
のときには、図5に示するように、外気用弁体91が筒
形ケース85のケース本体99のくびれ部109に当接
している。したがって、外気導入口79および外気流出
孔113は図14(A)に示するようにそれぞれ全開
し、また、シリンダ部103の内側酸素流出孔101は
圧力検知板部89により酸素導入管部105の内部とは
隔離されている。このために、フィルタ前室29に供給
される気体(以下、「供給気体」という)は、外気1
9.2L/分で供給酸素0L/分である。 、供給酸素流量を1L/分にすると、この供給酸素の
圧力が圧力検知板部89に加わるので、図6に示するよ
うに、作動部材87が上昇する。そして、この圧力検知
板部89が一番下の内側酸素流出孔101を酸素導入管
部105の内部と連通させるとともに、図14(B)に
示すように、外気流出孔113はその上部の二等辺三角
形部分のみが外気導入口79に対して開放された状態に
なる。したがって、供給気体は外気14.3L/分で供
給酸素1L/分である。 、供給酸素流量を2L/分、3L/分、4L/分、5
L/分および6L/分に順次増加すると、作動部材87
は図7、図8、図9、図10および図11に示すように
順次往動する。そして、圧力検知板部89が一番下、下
から2番目、下から3番目および下から4番目の内側酸
素流出孔101を酸素導入管部105の内部と順次連通
させるとともに、図14(C)、図14(D)、図14
(E)、図14(F)および図14(G)に示すよう
に、外気流出孔113の二等辺三角形部分を外気導入口
79に対して次第に閉塞する。したがって、供給気体
は、外気8.3L/分で供給酸素2L/分、外気5.6
L/分で供給酸素3L/分、外気2.5L/分で供給酸
素4L/分、外気0.7L/分で供給酸素5L/分およ
び外気ほゞゼロL/分で供給酸素6L/分と順次切り換
わる。 、供給酸素流量を7L/分および8L/分とさらに増
加すると、作動部材87は図12および図13に示すよ
うにさらに往動するので、ついにはこの作動部材87の
外気用弁体91は、図14(H)の状態を経て、図14
(I)にするように弁座部材97に密着して、外気導入
口79を完全に閉塞する。そして、圧力検知部材89は
下から1番目〜5番目の内側酸素流出孔101を酸素導
入管部105の内部と連通させる。したがって、供給気
体は、外気ゼロL/分で供給酸素7L/分および外気ゼ
ロL/分で供給酸素8L/分にそれぞれなる。そして、
供給酸素流量をさらに増加しても、供給気体はこの増加
した量の供給酸素のみとなる。
【0038】上述の流体流量制御機構77によれば、上
記項〜項に記載したようにして供給気体中の酸素と
外気との割合を供給酸素の量に応じて変化させることが
でき、この両者の変化はほゞ反比例の関係にあるから、
図19の折線Cに示すように、供給酸素流量に対する保
育器のフード内の気体の酸素濃度を約20%〜約90%
までほゞ直線的に変化させることができる。
【0039】なお、上述の実施例においては、本発明に
よる流体流量制御機構を保育器に適用したが、保育器以
外の医療機器、その他の各種の機械器具にも適用するこ
とができる。
【0040】また、上述の実施例においては、外気の流
量と供給酸素の流量とを制御するようにしたが、それ以
外の気体、ミストを含む気体、その他の任意の複数の流
体の流量を制御するのに適用することもできる。
【0041】また、上述の実施例においては、作動部材
87が全往動長のうちの約60%往動したときに内側酸
素流出孔101が酸素導入管部105の内部に対して初
めて開放されるようにしたが、誤動作を防止する観点か
ら、好ましくは30〜80%、さらに好ましくは45〜
70%往動したときに内側酸素流出孔101が酸素導入
管部105の内部に対して初めて開放されるのが好まし
い。
【0042】また、上述の実施例においては、小孔から
成る多数の内側酸素流出孔101を作動部材87の軸心
方向に沿って一列に形成するようにした。しかし、軸心
方向に対して或る程度傾斜した方向に沿って一列に形成
してもよい。また、圧力検知板部89の往動量が大きく
なるにつれて酸素導入管部105の内部に対する開口量
が増大するように、上記内側酸素流出孔101が単一の
スリット状開孔から形成されていてもよく、このスリッ
ト状開孔は作動部材87の軸心方向に沿ってまたはこの
軸心方向に対して或る程度傾斜して延びていてよい。
【0043】また、上述の実施例においては、内部の接
続用パイプ83とは別に外部の接続用パイプ39を設け
たが、内部の接続用パイプ83に外部の接続用パイプ3
9を兼用させてこの内部の接続用パイプ83を図3に示
す外部の接続用パイプ39の位置に配することにより、
この外部の接続用パイプ39および内部の酸素供給用パ
イプ81をそれぞれ省略してもよい。
【0044】さらに、上述の実施例においては、供給酸
素を筒形ケース85内から外部に流出させる流出口とし
て、多数の内側酸素流出孔101と1個の外側酸素流出
孔115とを設けたが、シリンダ部103をケース本体
99と一体に構成してケース本体99に多数の酸素流出
孔101を設けることにより、外側酸素流出孔115を
省略することもできる。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、第2の流体の筒形ケー
ス内への導入量の増加の程度に応じて第1の流体の筒形
ケース内への導入量が自動的に減少するから、第2の流
体の筒形ケース内への導入量に対する第1の流体の筒形
ケース内への導入量の制御が容易であり、また、第2の
流体がなくなってしまってこの第2の流体を導入し得な
くなっても、第1の流体がある限り、この第1の流体を
筒形ケース内に充分に導入することができる。
【0046】また、基本的には、筒形ケースとこの筒形
ケース内を往復動し得る作動部材とから構成したから、
構造が簡単で動作が確実で故障し難く、しかも、耐久性
に富んでいる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を保育器に適用してフィルタ取り付け機
構に組み込んだ流体流量制御機構の一実施例におけるフ
ィルタ取り付け機構の正面図である。
【図2】図1に示すフィルタ取り付け機構の斜視図であ
る。
【図3】図1のIII−III線の断面図である。
【図4】図3に示す流体流量制御機構の斜視図である。
【図5】供給酸素流量0L/分における図4のV−V線
の断面図である。
【図6】供給酸素流量1L/分における図5と同様の図
である。
【図7】供給酸素流量2L/分における図5と同様の図
である。
【図8】供給酸素流量3L/分における図5と同様の図
である。
【図9】供給酸素流量4L/分における図5と同様の図
である。
【図10】供給酸素流量5L/分における図5と同様の
図である。
【図11】供給酸素流量6L/分における図5と同様の
図である。
【図12】供給酸素流量7L/分における図5と同様の
図である。
【図13】供給酸素流量8L/分における図5と同様の
図である。
【図14】図4に示す流体流量制御機構の外気導出口の
開閉状態を示す外気導出口附近の正面図であって、
(A)〜(I)は、図5〜図13の供給酸素流量の状態
にそれぞれ対応している。
【図15】保育器のフィルタ取り付け機構に組み込まれ
た流体流量制御機構の第1の従来例におけるフィルタ取
り付け機構の分解斜視図である。
【図16】図15に示すフィルタ取り付け機構の中央横
断面図である。
【図17】(A)は通常の使用状態における図16のXV
II−XVII線の断面図であり、(B)は新生児の異常での
使用状態における(A)と同様の図である。
【図18】(A)は保育器のフィルタ取り付け機構に隣
接して設けられた流体流量制御機構の第2の従来例を示
す流体流量制御機構附近の通常の使用状態における横断
面図であり、(B)は新生児の異常での使用状態におけ
る(A)と同様の図である。
【図19】図1〜図14に示す本発明の一実施例、図1
5〜図17に示す第1の従来例および図18に示す第2
の従来例における供給酸素流量に対する酸素濃度の関係
を示す線図である。
【符号の説明】
1 保育器基台 77 流体流量制御機構 79 外気導入口(第1の導入口) 83 内部の接続用パイプ(第2の導入口) 85 筒形ケース 87 作動部材 89 圧力検知板部 91 外気用弁体 101 内側酸素流出孔(第2の流出口) 113 外気流出孔(第1の流出口) 115 外側酸素流出孔(第2の流出口)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松原 一雄 東京都文京区本郷3丁目18番15号 アトム メディカル株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筒形ケースとこの筒ケース内を往復動し得
    る作動部材とを備え、 上記筒形ケースは、第1の流体を上記筒形ケース内に導
    入する第1の導入口と、第2の流体を上記筒形ケース内
    に導入する第2の導入口と、上記第1の導入口から上記
    筒形ケース内に導入される上記第1の流体をこの筒形ケ
    ース内から外部に流出させる第1の流出口と、上記第2
    の導入口から上記筒形ケース内に導入される上記第2の
    流体をこの筒形ケース内から外部に流出させる第2の流
    出口とを有し、 上記作動部材は、上記第2の導入口から上記筒形ケース
    内に導入される上記第2の流体の圧力の大きさを検知し
    てこの作動部材を往動させる圧力検知部と、上記第1の
    導入口に対する上記第1の流出口の開口量を上記作動部
    材の往動量に応じて減少させる弁体とを有し、 上記第2の導入口から上記筒形ケース内に導入される上
    記第2の流体は、上記第2の流出口から外部に流出する
    とともに、上記第1の導入口から上記筒形ケース内に導
    入される上記第1の流体は、上記第2の流体の導入割合
    が増加して上記第1の流出口の開口量が減少するにつれ
    てその流出割合が減少するように、上記第1の流出口か
    ら外部に流出するように構成された流体流量制御機構。
  2. 【請求項2】上記第1の流出口は、上記弁体が上記作動
    部材の往動量と反比例した関係よりもさらに大きな割合
    で上記第1の流出口の開口量を減少させ得るように、上
    記第1の導入口側がほゞ三角形状に構成された請求項2
    に記載の流体流量制御機構。
  3. 【請求項3】上記第2の流出口は、上記圧力検知部の往
    動量が大きくなるにつれて上記第2の導入口に対する開
    口量が増大するように構成された流体流量制御機構。
  4. 【請求項4】保育器基台に請求項1〜3のいずれかに記
    載の流体流量制御機構が組み込まれている保育器。
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