JPH0611055A - ガス配管用バルブ構造 - Google Patents

ガス配管用バルブ構造

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JPH0611055A
JPH0611055A JP16969392A JP16969392A JPH0611055A JP H0611055 A JPH0611055 A JP H0611055A JP 16969392 A JP16969392 A JP 16969392A JP 16969392 A JP16969392 A JP 16969392A JP H0611055 A JPH0611055 A JP H0611055A
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JP
Japan
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gas
flow rate
flow
gas flow
valve
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP16969392A
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English (en)
Inventor
Yoshio Yamazaki
良雄 山崎
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Tanaka Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Tanaka Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ガス流路12内に導入側と排出側に仕切るよ
うにガス流量調節部材13を内壁面から突出して形成す
る。このガス流通量調節部材13には、前記導入側と排
出側とに貫通する径0.2mm程度の定流量ガス流通孔
17が形成されている。 【効果】 主流路の開閉を行なうハンドル6と、一定流
量のガスを放出する定流量ガス流通孔17とを内蔵する
から、構造が簡単でかつ安価で製作することが出来る
上、コンパクトに製作することが出来て一定流量のガス
を流通させるべきガス流路への取り付けを容易すること
が出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造装置に雰囲
気となるガスを供給するガス配管用バルブ構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガス配管回路1において配管内に
一定量のガスを流通させるには、図2に示すような流量
計2及びニードルバルブ3を組み込んだ定流量放出回路
4を主配管5に並列に接続するようにしている。前記配
管回路1にあっては、主配管5に設けられた止め弁6を
閉鎖した状態で、主配管4に、予め目的の流量を放出す
べき開放された前記ニードルバルブ3より放出されたガ
スが常に一定量で流れる。また、前記一定の放出量を越
える量のガスを放出させるには、止め弁6を開放する。
止め弁6を開放した際の主配管5を流れるガスの流通量
は、前記ニードルバルブ3と止め弁6の双方から放出さ
れる放出量の総和となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ようなガス配管回路1の場合、主配管5に前記定流量放
出回路4を流量計2及びニードルバルブ3等の装置を接
続して構成しなければならないから、製作に手間がかか
り配管回路1の製作コストを上昇させるといった問題が
生じていた。また、前記ガス配管回路1は、主配管5に
おけるガスの流通量を調節するには、ニードルバルブ3
と止め弁6の二つのバルブを作動させる必要が生じて操
作が複雑となって作業性に不満があった。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、ガス配管回路の製作コストを低減し、バルブの開
閉回数を減少してガス供給の作業性を向上するガス配管
用バルブ構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のガス配管用バル
ブ構造では、ガスの流路内に該流路を導入側と排出側に
仕切るように設けたガス流量調節部材と、配管内を移動
してガス流量調整部材をガス流路方向に貫通して形成さ
れた通気孔を密閉可能なダイヤフラムと、このダイヤフ
ラムを移動可能に支持する移動機構とを備え、前記ガス
流量調整部材にはガスが予め設定した流量で流通可能な
定流量ガス流通孔を形成することを前記課題の解決手段
とした。
【0006】
【作用】本発明のガス配管用バルブ構造によれば、通気
孔の開閉にかかわらず、定流量ガス流通孔から常に一定
基準内の量のガスを放出する。また、ガス配管用バルブ
構造は、主流路の開閉を行なう移動機構と、一定流量の
ガスを放出する定流量ガス流通孔とを内蔵するから、コ
ンパクトに製作することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を、図1を参照して説
明する。図中符号11は、本実施例のガス配管用バルブ
構造を備えたガス流路の制御バルブである。
【0008】前記制御バルブ11は、円筒状のバルブ本
体11aと、バルブ本体11aの下端部から水平方向左
右に突出して形成されたガス流路12と、バルブ本体1
1aの内部でガス導入側のガス流路12を覆うように形
成されたガス流量調節部材13と、制御バルブ11aの
ガス流路12内を移動してガス流量調整部材13の上部
に開口する通気孔14を密閉可能なダイヤフラム15
と、このダイヤフラム15を通気孔14の軸線方向に移
動可能に支持するハンドル(移動機構)16とで構成さ
れている。
【0009】図1に示すように、前記ガス流量調整部材
13は、バルブ本体11aの下部で前記導入側の壁部か
ら中央部底部を連結するように形成され、制御バルブ1
1内において導入側のガス流路12とバルブ本体11a
の上部に形成されたガス放出空間11b及び排出側のガ
ス流路12とを隔離している。ガス流量調節部材13の
上部には、前記ダイヤフラム15が当設可能な通気孔部
13aが上方に突出して形成され、通気孔部13aの中
央部を貫通してバルブ本体11aと導入側のガス流路1
2とを接続する通気孔14が開口している。また、ガス
流量調節部材13の排出側側部には、ガスが予め設定し
た流量で流通可能な定流量ガス流通孔17が形成されて
いる。通気孔部13aは、側面視概略台形の突起であっ
て、上端面が前記ダイヤフラム15を上方から圧接する
ことにより前記通気孔14を密閉可能な水平な平面に形
成されている。
【0010】図1に示すように、ハンドル16は、バル
ブ本体11aの上部に上下方向に貫設された回転軸16
aと、この回転軸16aの上端部に固定された円盤状の
ハンドル部材16bと、回転軸16aの下端部に揺動自
在に取り付けられた前記ダイヤフラム15と、バルブ本
体11aの内面とダイヤフラム15の上面との間に嵌装
されたバネ16cとで構成されている。回転軸16a
は、直に形成されたネジ部材であって、バルブ本体11
aの上部中央部に形成された軸挿通孔11cに螺刻され
た雌ネジ部分と螺合してハンドル部材16bの回転にし
たがって上下動するようになっている。
【0011】ダイヤフラム15は、ガス放出空間11b
の内壁面よりやや半径の小さい円盤状であって、前記回
転軸16aの上下動にともなってガス放出空間11b内
を水平に上下動するようになっている。また、ダイヤフ
ラム15の下面には通気孔部13aの上面に圧接するこ
とにより通気孔14を気密に密閉するシート18が取り
付けられている。シート18は、適切な弾力性を有する
部材であって、通気孔部13aの外周よりやや大きい円
盤状に形成されている。また、シート18は、ダイヤフ
ラム15を介して前記バネ16cにより下方に付勢され
ているから、前記回転軸16aの下方への移動にともな
って適切位置で通気孔部13aの上面に圧接されるよう
になっている。
【0012】前記定流量ガス流通孔17は、ガス流量調
節部材13のガス流路12の軸線上に開口されている径
0.2mm程度の小孔であって、ガス流路12の導入側
が広く開口し排出側ほどその径を小さくして形成されて
いる。
【0013】以下、本実施例の作用を説明する。前記制
御バルブ11は、ハンドル部材16bを回転してダイヤ
フラム15を上下動させることによりその開閉を行なう
が、通気孔14の開閉にかかわらずガス流路12の導入
側のガス圧が排出側より高い場合、定流量ガス流通孔1
7から常に一定基準内の量のガスを排出する。
【0014】例えば、本実施例のガス配管用バルブ構造
が適用された配管に、実ガスとこの実ガスをパージする
パージガスを流通させる場合、導入側から実ガスととも
にパージガスを導入することにより、実ガスの導入停止
後にはパージガスの導入圧力にしたがって定流量ガス流
通孔17から排出可能な量のガスが気流を成して常にガ
ス流路12排出側から放出されて配管内を流れることと
なり、結果配管内をパージガスのみが流通して常にパー
ジ状態に維持しておくことが出来る。
【0015】したがって、本実施例のガス配管用バルブ
構造が設けられた制御バルブ11によれば、定流量ガス
流通孔17から常にガスを一定流量放出してバルブの操
作を減すことができるから、操作が容易であり作業性が
向上する。また、ガス配管用バルブ構造は、主流路の開
閉を行なうハンドル6と、一定流量のガスを放出する定
流量ガス流通孔17とを内蔵するから、構造が簡単でか
つ安価で製作することが出来る上、コンパクトに製作す
ることが出来て一定流量のガスを流通させるべきガス流
路への取り付けを容易することが出来る。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガス配管
用バルブ構造によれば、ガスの流路内に該流路を導入側
と排出側に仕切るように設けたガス流量調節部材と、配
管内を移動してガス流量調整部材をガス流路方向に貫通
して形成された通気孔を密閉可能なダイヤフラムと、こ
のダイヤフラムを移動可能に支持する移動機構とを備
え、前記ガス流量調整部材にはガスが予め設定した流量
で流通可能な定流量ガス流通孔で形成することを特徴と
するから、通気孔の開閉にかかわらず定流量ガス流通孔
から常に一定基準内の量のガスを放出することによりバ
ルブの操作を減少してその操作性が向上する。また、ガ
ス配管用バルブ構造は、主流路の開閉を行なう移動機構
と、一定流量のガスを放出する定流量ガス流通孔とを内
蔵するから、構造が簡単でかつ安価で製作することが出
来る上、コンパクトに製作することが出来て一定流量の
ガスを流通させるべきガス流路への取り付けを容易する
ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す正断面図である。
【図2】従来例のガス配管回路の定流量放出回路を示す
回路図である。
【符号の説明】
11 制御バルブ 13 ガス流量調節部材 14 通気孔 15 ダイヤフラム 16 ハンドル(移動機構) 17 定流量ガス流通孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体製造装置に雰囲気となるガスを供
    給するガス配管用バルブ構造であって、ガスの流路内に
    該流路を導入側と排出側に仕切るように設けられたガス
    流量調節部材と、配管内を移動してガス流量調整部材を
    ガス流路方向に貫通して形成された通気孔を密閉可能な
    ダイヤフラムと、このダイヤフラムを移動可能に支持す
    る移動機構とを備え、前記ガス流量調整部材にはガスが
    予め設定した流量で流通可能な定流量ガス流通孔が形成
    されていることを特徴とするガス配管用バルブ構造。
JP16969392A 1992-06-26 1992-06-26 ガス配管用バルブ構造 Withdrawn JPH0611055A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6105933A (en) * 1994-06-29 2000-08-22 Kabushiki-Kaisha Motoyama Seisakusho Diaphragm valve structure
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