JPH09205736A - 電池駆動式小型電子機器 - Google Patents

電池駆動式小型電子機器

Info

Publication number
JPH09205736A
JPH09205736A JP8028686A JP2868696A JPH09205736A JP H09205736 A JPH09205736 A JP H09205736A JP 8028686 A JP8028686 A JP 8028686A JP 2868696 A JP2868696 A JP 2868696A JP H09205736 A JPH09205736 A JP H09205736A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
time
charge
battery
secondary battery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8028686A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Sakai
徹 境井
Hideo Shimizu
英生 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP8028686A priority Critical patent/JPH09205736A/ja
Publication of JPH09205736A publication Critical patent/JPH09205736A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Power Sources (AREA)
  • Calculators And Similar Devices (AREA)
  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 二次電池を充電している際に、過去の充電履
歴に基づいて今回の充電が完了するまでの充電予測時間
を求めることによって充電不足等を未然に防止する。 【解決手段】 携帯用端末装置1において、CPU1−
1は放電時間カウンタCT2を更新し、二次電池の放電
時間を計数する。二次電池の充電中において、CPU1
−1は充電時間カウンタCT1を更新し、その充電時間
を計数する。充電履歴学習テーブルCHSTは放電時間
に応じた過去の充電時間を充電履歴情報として記憶する
もので、CPU1−1は今回の放電時間に基づいてこの
充電履歴学習テーブルCHSTをアクセスし、その内容
から今回の充電予測時間を求めてガイド表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は電池を電源として
駆動する電池駆動式小型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、二次電池を電源とする電池駆動式
小型電子機器において、この機器本体を充電器に接続す
ることにより二次電池を充電すると、充電中あるいは充
電完了をランプ等のインディケータによって指示するよ
うにしている。一方、電池を電源とする電池駆動式小型
電子機器においては、電源がオンされている状態で一定
時間入力操作が行われなかったことを条件に、スリープ
モードに切り替えることにより無駄な電力の消費を最小
限に抑えるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、二次電池を
充電中にはインディケータによって充電中か充電完了か
を知ることができるが、充電不足にもかかわらず、略フ
ル充電されたものとみなし、充電を途中で中断してしま
うことがある。この発明の課題は、二次電池を充電して
いる際に、過去の充電履歴に基づいて今回の充電が完了
するまでの充電予測時間を求めることによって充電不足
等を未然に防止できるようにすることである。一方、ス
リープモード下で入力操作が行われると、スリップモー
ドを解除して通常の動作モードに戻すようにしている
が、スリープモードに切り替えられるまでの間は、通常
の動作モードのままに設定されており、表示装置等の重
負荷回路によって電力が無駄に使用される。したがっ
て、スリープモードへの切り替えが頻繁に行われると、
実際に入力操作した時間が少ないにもかかわらず、思っ
たよりも早く電池切れとなることがあった。この発明の
課題は、スリープモードに切り替えられるまでの間、表
示装置等の重負荷回路によって無駄な電力が消費される
ため、スリープモードへの切り替え回数を監視すること
によりその切り替え回数に伴う電池残量の不足を警告で
きるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明(請求項1記
載の発明)の手段は次の通りである。二次電池を内蔵
し、この二次電池を電源として駆動する電池駆動式小型
電子機器において、 (1)、放電時間計測手段は前記二次電池の放電時間を
計測する。 (2)、充電時間計測手段は前記二次電池の充電が完了
するまでの充電時間を計測する。 (3)、充電履歴記憶手段は前記放電時間計測手段によ
って得られた放電時間に対応して前記充電時間計測手段
によって得られた充電時間を充電履歴情報として記憶す
る。 (4)、充電予測時間を求める手段は今回の充電開始時
に、前記放電計測手段によって得られた今回の放電時間
に基づいて前記充電履歴記憶手段をアクセスし、今回の
充電が完了する。 いま、放電時間計測手段によって前回の充電終了時から
今回の充電開始時までの放電時間(例えば、電源オン時
の累計時間)が計測されると、今回の放電時間に基づい
て充電履歴記憶手段がアクセスされ、今回の充電予測時
間が求められる。したがって、二次電池を充電している
際に、過去の充電履歴に基づいて今回の充電が完了する
までの充電予測時間を求めることによって充電不足等を
未然に防止することができる。第2の発明(請求項2記
載の発明)の手段は次の通りである。電池を電源として
駆動し、かつ電源がオンされている状態で一定時間入力
操作が行われなかったことを条件にスリープモードへ切
り替えると共に、このスリープモードで入力操作が行わ
れた際に、スリープモードを解除する電池駆動式小型電
子機器において、 (1)、計数手段はスリープモードへ切り替えられた回
数を計数する。 (2)、比較手段はこの計数手段によって得られたスリ
ープ回数と予め設定されている設定回数とを比較する。 (3)、報知手段はこの比較手段の比較結果を報知す
る。 いま、電源がオンされている状態で一定時間入力操作が
行われなかったことを条件にスリープモードへ切り替え
られると、計数手段はその切り替え回数を計数する。す
ると、比較手段はこのスリープ回数と設定回数とを比較
し、その比較結果はメッセージ表示等によって報知され
る。したがって、スリープモードに切り替えられるまで
の間、表示装置等の重負荷回路によって無駄な電力が消
費されるため、スリープモードへの切り替え回数を監視
することによりその切り替え回数に伴う電池残量の不足
を警告することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図5を参照してこの
発明の一実施形態を説明する。図1は携帯用端末装置1
とI/Oボックス2とに分離された分離型電子機器にお
いて、携帯用端末装置1、I/Oボックス2の構成を示
したブロック図である。携帯用端末装置1において、C
PU1−1は各種プログラムにしたがって所定のデータ
処理を実行するもので、携帯用端末装置1の各種動作を
制御する他に、I/Oボックス2側の各種動作をも制御
する。なお、記憶装置1−2は、プログラム、データ等
が予め記憶されている記憶媒体を有しており、この記憶
媒体は磁気的、光学的記憶媒体、もしくは半導体メモリ
で構成されている。この記憶媒体は記憶装置に固定的に
設けたもの、もしくは着脱自在に装着するものである。
また、前記記憶媒体に記憶するプログラム、データ等
は、通信回線等を介して接続された他の機器から受信し
て記憶する構成にしてもよく、更に、通信回線等を介し
て接続された他の機器側に前記記憶媒体を備えた記憶装
置を設け、この記憶媒体に記憶されているプログラム、
データを通信回線を介して使用する構成にしてもよい。
【0006】また、携帯用端末装置1は電源部1−3内
の二次電池を電源として駆動するもので、電源スイッチ
1−4がオンされると、電源部1−3は各種回路に駆動
電圧を供給する。また、携帯用端末装置1をI/Oボッ
クス2に載置すると、I/Oボックス2から接続部1−
5を介して電源部1−3に電源供給され、この電源供給
によって二次電池が充電されると共に、携帯用端末装置
1はI/Oボックス2からの電源供給によって駆動され
る。充電状態検出部1−6は二次電池がフル充電された
か否かを検出するもので、CPU1−1は充電状態検出
部1−6によってフル充電が検出されるまで充電時間を
計測する。ここで、ワークメモリ1−7内の充電時間カ
ウンタCT1は、充電開始時にリセットされ、二次電池
がフル充電されるまでの充電時間をカウントするもの
で、CPU1−1は充電完了後、この充電時間カウンタ
CT1で得られた充電時間に基づいてRAM1−8内の
充電履歴学習テーブルCHSTの内容を更新する。
【0007】図2は充電履歴学習テーブルCHSTの構
成を示したもので、この充電履歴学習テーブルCHST
は二次電池の放電時間(使用時間)を5分間隔毎に刻
み、図中右側は放電時間「0分」、左側は放電時間「6
0分」に対応付けられている。そして、二次電池がフル
充電されている状態で放電時間が「60分」の場合には
充電予測時間として「120分」が設定されている。つ
まり、放電時間が60分以上であれば、フル充電までに
要する所要時間は最大120分に設定されている。同様
に5分刻みの放電時間に対応する各マス目にもその放電
時間に対応してフル充電までに要する充電予測時間が設
定されるが、図2(A)は充電履歴学習テーブルCHS
Tの初期設定内容を示し、その初期値として「−1」が
それぞれ設定されている。この状態において、例えば、
実際の放電時間が「22分」のとき、フル充電までに
「20分」要したものとすると、充電履歴学習テーブル
CHSTの放電時間「20分」に対応するマス目には、
図2(B)に示す如く「20分」が充電予測時間として
設定される。ここで、放電時間に対応する充電予測時間
は平均化された値であり、次の放電時間が22分で、フ
ル充電までに22分要したものとすると、(20+2
2)÷2=21分が求められて充電履歴学習テーブルC
HSTの対応位置にセットされる。
【0008】ワークメモリ1−7はスリープカウンタS
C、スリープタイマST、放電時間カウンタCT2、充
電時間カウンタCT1等を有する構成で、スリープカウ
ンタSCはスリープモードへの切り替え回数を計数する
カウンタであり、またスリープタイマSTはスリープモ
ードへ切り替えるために入力操作が一定時間行われなか
ったかを監視するためのタイマである。放電時間カウン
タCT2は二次電池の放電時間を計測するもので、放電
時間とは二次電池が前回フル充電されてから今回の充電
を開始するまでの間において、電源がオンされている実
際の放電時間(二次電池使用時間)である。
【0009】一方、入力部1−9から在庫データ等が入
力されると、CPU1−1はこの在庫データ等を表示部
1−10に表示出力させたり、RAM1−8に格納す
る。そして、携帯用端末装置1がI/Oボックス2に載
置された際に、CPU1−1はRAM1−8から在庫デ
ータ等を読み出し、接続部1−5内の光通信部(例え
ば、非接触型赤外線インターフェイス)を介してI/O
ボックス2に転送する。なお、ブザー1−11は例え
ば、スリープカウンタSCの値が予め設定されている設
定回数を越えたときにアラーム音を発生するもので、こ
のアラーム音によって二次電池を充電すべきことが要求
される。
【0010】またI/Oボックス2はモデムを内蔵し、
電話回線を介してホストコンピュータに接続され、更に
I/Oボックス2はサーマルプリンタ等のプリンタ装置
を内蔵し、携帯用端末装置1から光通信によって送信さ
れて来たデータを印字出力させる。ここで、携帯用端末
装置1には各種プログラムにしたがって所定のデータ処
理を実行するCPUが搭載されているが、I/Oボック
ス2にはCPUは搭載されておらず、携帯用端末装置1
側のCPUによってプリンタ装置に対する印字動作やホ
ストコンピュータとのデータ送受信動作が制御される。
ここで、電源部2−1はAC電源に接続され、接続部2
−2を介して携帯用端末装置1側に電源供給を行う。ま
た、接続部2−2は光通信部(例えば、非接触型赤外線
インターフェイス)を有し、携帯用端末装置1との間で
データの送受信を行う。I/O部2−3はモデムやプリ
ンタ装置を構成する。
【0011】次に、この電池駆動式小型電子機器の動作
を図3〜図5に示すフローチャートにしたがって説明す
る。図3は携帯用端末装置1の全体動作を示したフロー
チャートである。なお、このフローチャートに記載した
各機能を実行するプログラムはCPUが読み取り可能な
プログラムコードの形態で前記記憶媒体に記憶されてい
る。先ず、携帯用端末装置1がI/Oボックス2から切
り離されているかをチェックする(ステップA1)。こ
こで、携帯用端末装置1がI/Oボックス2に載置され
ているか、切り離されているかは携帯用端末装置1側に
設けたマイクロスイッチ(図示せず)等によって検出さ
れる。いま、携帯用端末装置1がI/Oボックス2から
切り離されている場合、携帯用端末装置1は二次電池を
電源として駆動される。ここで、電源スイッチ1−4が
オンされると(ステップA2)、CPU1−1は放電時
間カウンタCT2を更新すると共に(ステップA3)、
キー入力操作有無をチェックする(ステップA4)。
【0012】いま、キー入力が無い場合、CPU1−1
はスリープタイマSTを更新すると共に(ステップA
5)、このスリープタイマSTの値が一定時間以上かを
チェックする(ステップA6)。ここで、一定時間以
上、キー入力が行われなかった場合、CPU1−1はス
リープカウンタSCの値に「1」を加算してその更新を
行うと共に(ステップA7)、通常の動作モードからス
リープモードへ切り替える(ステップA8)。一方、ス
リープタイマSTの値が一定時間未満であれば、ステッ
プA9に進み、携帯用端末装置1をI/Oボックス2か
ら切り離した直後かをチェックするが、携帯用端末装置
1をI/Oボックス2から切り離した後、最初に電源ス
イッチ1−4が操作された場合には切り離し直後と判定
する。この結果、切り離し直後であれば、放電時間カウ
ンタCT2をリセットする(ステップA10)。そし
て、ステップA1に戻る。いま、キー入力が有れば(ス
テップA4)、スリープタイマSTをクリアする(ステ
ップA11)。そして、現在スリープモードでなければ
(ステップA12)、キー入力に応じた処理の実行に移
る(ステップA14)。またスリープモードであれば、
キー入力に応答してスリープモードを解除し、通常の動
作モードに切り替えたのち(ステップA13)、キー入
力に応じた処理の実行に移る(ステップA14)。そし
て、ステップA1に戻る。一方、上述のステップA8で
スリープモードに切り替えられた場合には、ステップA
15に進み、スリープカウンタSCの値が予め設定され
ている設定回数を越えたかをチェックし、越えていなけ
ればステップA1に戻るが、スリープ回数が設定回数以
上であればブザー1−11を駆動してアラーム音を発生
させると共に充電すべき旨のメッセージ表示を行う(ス
テップA16)。このような警告を無視し、充電を行わ
ないまま使用し続け、スリープカウンタSCの値が限界
設定値を越えた場合には(ステップA17)、強制的に
スリープモードへ切替固定する(ステップA18)。す
なわち、この固定スリープモードは二次電池が充電され
なければ、スリープモードでキー入力が行われてもスリ
ープモードを解除せず、スリープモードのままに固定さ
れることを意味している。
【0013】他方、携帯用端末装置1をI/Oボックス
2に載置すると、携帯用端末装置1はI/Oボックス2
からの供給電源によって駆動される。ここで、ステップ
A1で携帯用端末装置1がI/Oボックス2に載置され
ると、CPU1−1はスリープカウンタSCをリセット
する(ステップA19)。そして、現在スリープモード
であれば(ステップA20)、スリープモードを解除し
て通常の動作モードに切り替える(ステップA21)。
ここで、キー入力が行われると(ステップA22)、キ
ー入力に応じた処理の実行に移る(ステップA23)。
次に、今回の充電に要する充電予測時間を取得する処理
に移るが(ステップA24)、この取得処理は図4に示
すフローチャートにしたがって実行される。
【0014】すなわち、放電時間カウンタCT2によっ
て得られた放電時間に基づいて充電履歴学習テーブルC
HSTをアクセスし、放電時間に対応する5分刻みの位
置を求める(ステップB1)。そして、該当位置に正の
値が設定されていれば(ステップB2)、この値を今回
の充電予測時間として充電履歴学習テーブルCHSTか
ら取り出す(ステップB3)。また、充電履歴学習テー
ブルCHSTの該当位置に正の値が無い場合にはステッ
プB4に進み、放電時間カウンタCT2の値が60分を
越えたかを調べ、60分未満であれば、充電履歴学習テ
ーブルCHSTの該当位置よりも左に1コマ分ずれた位
置を指定し(ステップB5)、この指定位置に正の値が
有るかを調べる(ステップB2)。この結果、指定位置
に正の値が有れば、その値を充電予測時間として取り出
す(ステップB3)。一方、放電時間カウンタCT2の
値が60分を越えていれば、その最大充電値120分を
充電予測時間として読み出す(ステップB6)。
【0015】このようにして充電予測時間を取得する
と、これを今回の充電に要する所要時間として表示出力
させる(ステップA25)。次に、CPU1−1は充電
時間カウンタCT1をリセットしたのち(ステップA2
6)、充電時間カウンタCT1を更新する充電時間計測
動作(ステップA27)を二次電池がフル充電されるま
で行う(ステップA28)。ここで、充電状態検出部1
−6によって二次電池のフル充電が検出されると、この
充電時間カウンタCT1の値に基づいて充電履歴学習テ
ーブルCHSTの内容を更新する処理に移る(ステップ
A29)。
【0016】図5は充電履歴学習テーブルCHSTの更
新処理を示したフローチャートである。先ず、CPU1
−1は放電時間カウンタCT2によって得られた今回の
放電時間に基づいて充電履歴学習テーブルCHSTの該
当位置を求め(ステップC1)、この該当位置に正の値
が無ければ(ステップC2)、その値は初期設定値「−
1」であるので、今回の充電時間カウンタCT1の値を
該当位置にそのまま書き込む(ステップC3)。一方、
該当位置に正の値が有れば、その値と充電時間カウンタ
CT1によって得られた今回の充電時間とを加算し、こ
の加算結果を「2」で除算することにより平均的な充電
時間を求め、この平均値を該当位置に書き込む(ステッ
プC4)。そして、ステップA30に進み、充電完了を
表示する。そして、ステップA2に戻る。
【0017】以上のように携帯用端末装置1に備えられ
ている二次電池がフル充電されてからの放電時間を計数
すると共に、今回充電を開始する際に、それまでの放電
時間に基づいて充電履歴学習テーブルCHSTをアクセ
スし、この放電時間に対応する位置にセットされている
値を今回の充電予測時間として取得して表示するように
したから、充電完了までの所要時間を知ることができ
る。また、スリープモードに切り替えられる毎にその回
数を計数し、このスリープ回数が予め設定されている設
定回数以上となった際に充電を促す警告を行うようにし
たから、スリープモードへの切り替えが煩雑に行われる
ことによる電池切れを未然に防止することができる。ま
た、スリープ回数が限界値に達すると、固定スリープモ
ードに切り替わり、この固定スリープモードは充電の開
始を条件として解除されるため、警告を無視してスリー
プ回数が限界値まで達したとしても電池切れに伴う入力
データの破壊等を未然に防止することができる。
【0018】なお、充電予測時間を求める場合、5分刻
みの放電時間に対応して充電履歴学習テーブルCHST
から平均充電時間を読み出すようにしたが、5分刻みの
放電時間に対応して過去の充電時間を全て記憶してお
き、その中の中間値を充電予測時間として読み出すよう
にしてもよい。また、充電履歴学習テーブルCHSTの
放電時間は5分間隔に限らないことは勿論である。ま
た、充電予測時間を表示するようにしたが充電予測時間
を充電履歴学習テーブルCHSTから読み出してその時
間だけ自動的に充電を行うようにしてもよい。更に、ス
リープモードが解除された際に、現時点までのスリープ
回数を表示して警告するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】この発明によれば、二次電池を充電して
いる際に、過去の充電履歴に基づいて今回の充電が完了
するまでの充電予測時間を求めることによって充電不足
等を未然に防止することができるので、確実な充電が可
能となる。また、スリープモードに切り替えられるまで
の間、表示装置等の重負荷回路によって無駄な電力が消
費されるため、スリープモードへの切り替え回数を監視
することによりその切り替え回数に伴う電池残量の不足
を警告することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】携帯用端末装置1とI/Oボックス2とに分離
された分離型電子機器において、携帯用端末装置1、I
/Oボックス2の構成を示したブロック図。
【図2】充電履歴学習テーブルCHSTの構成を示し、
(A)は初期設定時の内容を示し、(B)は初期設定時
の状態において、充電時間として「20分」が設定され
た際の内容を示した図。
【図3】携帯用端末装置1の全体動作を示したフローチ
ャート。
【図4】図3のステップA24(充電予測時間取得処
理)を示したフローチャート。
【図5】図3のステップA29(充放電学習テーブル更
新処理)を示したフローチャート。
【符号の説明】
1 携帯用端末装置 1−1 CPU 1−2 記憶装置 1−3 電源部 1−4 電源スイッチ 1−5 接続部 1−6 充電状態検出部 1−7 ワークメモリ 1−8 RAM 1−9 入力部 1−10 表示部 1−11 ブザー 2 I/Oボックス CT1 充電時間カウンタ CT2 放電時間カウンタ SC スリープカウンタ ST スリープタイマ CHST 充電履歴学習テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】二次電池を内蔵し、この二次電池を電源と
    して駆動する電池駆動式小型電子機器において、 前記二次電池の放電時間を計測する放電時間計測手段
    と、 前記二次電池の充電が完了するまでの充電時間を計測す
    る充電時間計測手段と、 前記放電時間計測手段によって得られた放電時間に対応
    して前記充電時間計測手段によって得られた充電時間を
    充電履歴情報として記憶する充電履歴記憶手段と、 今回の充電開始時に、前記放電計測手段によって得られ
    た今回の放電時間に基づいて前記充電履歴記憶手段をア
    クセスし、今回の充電が完了するまでの充電予測時間を
    求める手段とを具備したことを特徴とする電池駆動式小
    型電子機器。
  2. 【請求項2】電池を電源として駆動し、かつ電源がオン
    されている状態で一定時間入力操作が行われなかったこ
    とを条件にスリープモードへ切り替えると共に、このス
    リープモードで入力操作が行われた際に、スリープモー
    ドを解除する電池駆動式小型電子機器において、 スリープモードへ切り替えられた回数を計数する計数手
    段と、 この計数手段によって得られたスリープ回数と予め設定
    されている設定回数とを比較する比較手段と、 この比較手段の比較結果を報知する報知手段とを具備し
    たことを特徴とする電池駆動式小型電子機器。
JP8028686A 1996-01-24 1996-01-24 電池駆動式小型電子機器 Pending JPH09205736A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8028686A JPH09205736A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 電池駆動式小型電子機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8028686A JPH09205736A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 電池駆動式小型電子機器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09205736A true JPH09205736A (ja) 1997-08-05

Family

ID=12255379

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8028686A Pending JPH09205736A (ja) 1996-01-24 1996-01-24 電池駆動式小型電子機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09205736A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1057652A2 (en) * 1999-05-26 2000-12-06 Seiko Epson Corporation Printer and charging device
JP2006056678A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Mitsubishi Electric Corp エレベータシステム
US7304454B2 (en) 2003-12-22 2007-12-04 Lenovo Singapore Pte. Ltd. Information processing apparatus for setting charge-start criteria level based on power supply drive history
JP2008171292A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Toshiba Corp 画像生成装置,表示端末,通信システム,通信方法,およびプログラム
US7466105B2 (en) 2003-12-22 2008-12-16 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Autonomic battery reconditioning
JP2009172872A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ
JP2012106509A (ja) * 2012-02-03 2012-06-07 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ
CN111656643A (zh) * 2017-12-07 2020-09-11 雅扎米Ip私人有限公司 用于对电池快速充电的自适应充电协议和实现该协议的快速充电***

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1057652A2 (en) * 1999-05-26 2000-12-06 Seiko Epson Corporation Printer and charging device
EP1057652A3 (en) * 1999-05-26 2001-08-22 Seiko Epson Corporation Printer and charging device
US7304454B2 (en) 2003-12-22 2007-12-04 Lenovo Singapore Pte. Ltd. Information processing apparatus for setting charge-start criteria level based on power supply drive history
US7466105B2 (en) 2003-12-22 2008-12-16 Lenovo (Singapore) Pte. Ltd. Autonomic battery reconditioning
JP2006056678A (ja) * 2004-08-20 2006-03-02 Mitsubishi Electric Corp エレベータシステム
JP2008171292A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Toshiba Corp 画像生成装置,表示端末,通信システム,通信方法,およびプログラム
JP2009172872A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ
JP2012106509A (ja) * 2012-02-03 2012-06-07 Toshiba Tec Corp サーマルプリンタ
CN111656643A (zh) * 2017-12-07 2020-09-11 雅扎米Ip私人有限公司 用于对电池快速充电的自适应充电协议和实现该协议的快速充电***

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR920002245B1 (ko) 밧데리 구동 휴대용 기기
JP4580132B2 (ja) 電池管理回路
US6714016B2 (en) Method for displaying information concerning power consumption and electronic device
US8786131B2 (en) Uninterruptible power supply and method for enabling the same to save energy
US5349668A (en) Battery operated computer having improved battery monitor and cell reversal protection circuit
US7376851B2 (en) Apparatus and method for managing power in computer system
US20040185913A1 (en) Small electronic device
JPH07176333A (ja) 電子機器及び電池管理装置及び電池管理方法
JP2000029576A (ja) 電子機器およびその電源制御方法
JP2506602Y2 (ja) 送信装置
JP2002062955A (ja) 電池駆動端末装置、及び記憶媒体
EP1723493A1 (en) Method and apparatus for handling a charging state in a mobile electronic device
JP2008283786A (ja) 二次電池充電システム
JPH09205736A (ja) 電池駆動式小型電子機器
KR20000001949A (ko) 충전 가능한 배터리의 용량 캘리브레이팅 방법
JP2005025309A (ja) 情報処理装置
JPH06303178A (ja) 無線選択呼出受信機
JP3120195B2 (ja) バッテリ制御装置
JPH09285024A (ja) パーソナルコンピュータのバッテリ制御方法と電源制御回路
CN113687711A (zh) 一种终端的唤醒电路及唤醒方法
JP3437397B2 (ja) 情報処理装置、電池パックおよび電池パックの電池残量算出方法
JPH0459645B2 (ja)
JPH0752893B2 (ja) コードレス電話子機の通話可能時間表示装置
JPH11175440A (ja) 携帯情報端末
JPH0742201Y2 (ja) 電子機器

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term