JPH09204527A - パターン検査装置およびパターン検査方法 - Google Patents

パターン検査装置およびパターン検査方法

Info

Publication number
JPH09204527A
JPH09204527A JP8012727A JP1272796A JPH09204527A JP H09204527 A JPH09204527 A JP H09204527A JP 8012727 A JP8012727 A JP 8012727A JP 1272796 A JP1272796 A JP 1272796A JP H09204527 A JPH09204527 A JP H09204527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
pattern
hole
filter
circle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP8012727A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Onishi
浩之 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP8012727A priority Critical patent/JPH09204527A/ja
Publication of JPH09204527A publication Critical patent/JPH09204527A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 環状パターンの完全性を正確に検査すること
ができるパターン検査装置およびパターン検査方法を提
供することである。 【解決手段】 パターン切り出し部24は、中心座標・
直径算出部23により算出された中心座標および直径に
基づいてパターン画像データPDからスルーホールを十
分に含む大きさの領域の画像データを抽出する。円認識
部26は、正規化された画像データにおいてエッジ抽出
フィルタによりパターンとスルーホールとの間の境界エ
ッジを予め定められた方向成分ごとにエッジ画像データ
として分解抽出し、ぼかし処理および間引き処理を行い
つつ階層的な積和型フィルタにより複数のエッジ画像デ
ータを統合し、円の完全性の程度を示す出力値を算出す
る。しきい値判定部27は、円認識部26の出力値を所
定のしきい値と比較することにより開口角エラーの有無
を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環状部分を有する
パターンの完全性を検査するパターン検査装置およびパ
ターン検査方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プリント基板のパターンの外観検査にお
いては、銅箔パターンの配線部の検査に加えて環状部分
(ランド)の完全性を検査する必要がある。そこで、ラ
ンドのパターンの完全性を検査するための種々のパター
ン検査装置およびパターン検査方法が提案されている。
【0003】図22はプリント基板上の銅箔パターンの
主としてランドの部分を示す図である。図22(a)に
示すように、プリント基板上の銅箔パターン101は、
円形のランド101aおよび直線状または曲線状の配線
部101bからなり、ランド101aの中央部にドリル
加工によりスルーホール102が設けられている。電気
的信頼性を保つためには、スルーホール102の中心と
ランド101aの中心とが一致していることが好まし
い。
【0004】しかしながら、ドリル加工はフォトエッチ
ングプロセスに比べて精度が低く、図22(b)に示す
ようにスルーホール102の中心がランド101aの中
心からずれる場合がある。それにより、スルーホール1
02の一部がランド101aの外側に突出し、ランド1
01aに開口が生じる。このような場合には、プリント
基板の電気的信頼性の低下が問題となり、スルーホール
102の位置ずれ検査の重要性が増大する。
【0005】プリント基板におけるスルーホール102
の位置ずれ検査の一つとして、開口角検査が用いられて
いる。この開口角検査は、スルーホール102の位置ず
れによるランド101aの開口部の角度θを計測し、開
口角θがある一定値以上の場合に開口角エラーと判定す
るものである。このような開口角検査によるパターン検
査方法は、例えば、特公平7−6924号公報、特開平
3−28745号公報、特公平7−23847号公報等
に提案されている。
【0006】特公平7−6924号公報に開示された方
法は、図23(a)に示すように、パターン画像111
およびスルーホール画像112を読み取り、スルーホー
ル画像112の中心点を基準としてリング状パラメータ
RPを設定し、リング状パラメータRPとパターン画像
111とが重なる領域に含まれる画素数を求めるもので
ある。
【0007】また、特開平3−28745号公報に開示
された方法は、図23(b)に示すように、パターン画
像111およびスルーホール画像112を読み取り、ス
ルーホール画像112の中心点を基準として複数の放射
状オペレータOP1〜OP8を設定し、パターン画像1
11に重なる放射状オペレータの本数を計数するもので
ある。
【0008】さらに、特公平7−23847号公報に開
示された方法は、図23(c)に示すように、パターン
画像111およびスルーホール画像112を読み取り、
スルーホール画像112の中心点を基準として複数のリ
ング状マスクRMを設定し、リング状マスクRMとパタ
ーン画像111とが重なる領域の面積を求めるものであ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のパターン
検査方法のいずれにおいても、スルーホールの中心が正
確に求められないと、計測結果に誤差を生じる。例え
ば、透過光を利用してスルーホール画像を読み取る場
合、スルーホールの内部に何らかのごみが付着してスル
ーホール画像が変形すると、スルーホール画像の真の中
心位置が得られず、誤判定の原因となってしまう。特
に、図23(a)に示した特公平7−6924号公報に
開示された方法では、正確な位置に適切な大きさのリン
グ状パラメータRPを設定しないと正確な計測結果が得
られないが、リング状パラメータRPの大きさを適切に
設定することは実用上難しいという問題がある。
【0010】本発明の目的は、環状パターンの完全性を
正確に検査することができるパターン検査装置およびパ
ターン検査方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
(1)第1の発明 第1の発明に係るパターン検査装置は、環状部分を有す
るパターンの完全性を検査するパターン検査装置であっ
て、入力手段、算出手段、抽出手段、円認識手段および
判定手段を備える。入力手段は、パターンの画像および
環状部分の孔部の画像をそれぞれパターン画像データお
よび孔部画像データとして入力する。算出手段は、入力
手段により入力された孔部画像データにおける孔部の中
心位置および径を算出する。抽出手段は、算出手段によ
り算出された中心位置および径に基づいて入力手段によ
り入力されたパターン画像データから孔部を含む領域の
画像データを抽出する。円認識手段は、抽出手段により
抽出された画像データにおいてパターンと孔部との境界
エッジを予め定められた方向成分ごとにエッジ画像デー
タとして分解抽出し、抽出された複数のエッジ画像デー
タに基づいてパターンと孔部との境界エッジにおける円
の完全性の程度を示す値を算出する。判定手段は、円認
識手段から出力される値を予め定められた値と比較する
ことによりパターンの良否を判定する。
【0012】第1の発明に係るパターン検査装置におい
ては、孔部画像データにおける孔部の中心位置および径
が算出され、算出された中心位置および径に基づいてパ
ターン画像データから孔部を含む領域の画像データが抽
出される。そして、抽出された画像データにおいてパタ
ーンと孔部との境界エッジが予め定められた方向成分ご
とにエッジ画像データとして分解抽出され、抽出された
複数のエッジ画像データに基づいてパターンと孔部との
境界エッジにおける円の完全性の程度を示す値が算出さ
れる。さらに、算出された値を予め定められた値と比較
することによるパターンの良否が判定される。
【0013】このように、孔部の中心位置および径はパ
ターン画像データから孔部を含む領域の画像データを抽
出するためにのみ用いられ、かつ複数のエッジ画像デー
タに基づいて円の完全性の程度を示す値が算出されるの
で、孔部の中心位置および径の精度が高くなくても、パ
ターンの環状部分の完全性を正確に検査することができ
る。
【0014】(2)第2の発明 第2の発明に係るパターン検査装置は、第1の発明に係
るパターン検査装置の構成において、円認識手段が、画
像データに対してぼかし処理および間引き処理を行いつ
つ複数のエッジ画像データを統合することにより円の完
全性の程度を示す値を算出するものである。
【0015】このように、画像データに対してぼかし処
理および間引き処理を行うことにより境界エッジの形状
の変形または位置ずれが吸収される。そのため、算出手
段により算出される孔部の中心位置および径が多少ずれ
ていても、パターンと孔部との境界エッジが抽出手段に
より抽出される画像データに含まれてさえいれば、正確
な検査結果が得られる。したがって、パターンの環状部
分の完全性を容易にかつ正確に検査することができる。
【0016】(3)第3の発明 第3の発明に係るパターン検査装置は、第2の発明に係
るパターン検査装置の構成において、円認識手段が、境
界エッジの分解抽出および統合を行う階層的な積和型フ
ィルタを含むものである。これにより、境界エッジの分
解抽出および統合を容易かつ高速に行うことができる。
【0017】(4)第4の発明 第4の発明に係るパターン検査装置は、第3の発明に係
るパターン検査装置の構成において、円認識手段が、一
定領域内の画像データの最大値を検出する最大値フィル
タによりぼかし処理を行い、階層的な積和型フィルタに
より処理される画像データに対して最大値フィルタを複
数画素ずつずらせながら設定することにより間引き処理
を行うものである。これにより、ぼかし処理および間引
き処理を容易かつ高速に行うことができる。
【0018】(5)第5の発明 第5の発明に係るパターン検査方法は、環状部分を有す
るパターンの完全性を検査するパターン検査方法におい
て、パターンの画像および環状部分の孔部の画像をそれ
ぞれパターン画像データおよび孔部画像データとして入
力し、入力された孔部画像データにおける孔部の中心位
置および径を算出し、算出された中心位置および径に基
づいて入力されたパターン画像データから孔部を含む領
域の画像データを抽出し、抽出された画像データにおい
てパターンと孔部との境界エッジを予め定められた方向
成分ごとにエッジ画像データとして分解抽出し、抽出さ
れた複数のエッジ画像データに基づいてパターンと孔部
との境界エッジにおける円の完全性の程度を示す値を算
出し、算出された値を予め定められた値と比較すること
によりパターンの良否を判定するものである。
【0019】第5の発明に係るパターン検査方法におい
ては、孔部画像データに基づいて孔部の中心位置および
径が算出され、算出された中心位置および径に基づいて
パターン画像データから孔部を含む領域の画像データが
抽出される。そして、抽出された画像データにおいてパ
ターンと孔部との境界エッジが予め定められた方向成分
ごとにエッジ画像データとして分解抽出され、抽出され
た複数のエッジ画像データに基づいてパターンと孔部と
の境界エッジにおける円の完全性の程度を示す値が算出
される。さらに、算出された値を予め定められた値と比
較することによりパターンの良否が判定される。
【0020】このように、孔部の中心位置および径はパ
ターン画像データから孔部を含む領域の画像データを抽
出するためにのみ用いられ、かつ複数のエッジ画像デー
タに基づいて円の完全性の程度を示す値が算出されるの
で、孔部の中心位置および径の精度が高くなくても、パ
ターンの環状部分の完全性を正確に検査することができ
る。
【0021】(6)第6の発明 第6の発明に係るパターン検査方法は、第5の発明に係
るパターン検査方法において、画像データに対してぼか
し処理および間引き処理を行いつつ複数のエッジ画像デ
ータを統合することにより円の完全性の程度を示す値を
算出するものである。
【0022】このように、画像データに対してぼかし処
理および間引き処理を行うことにより境界エッジの形状
の変形または位置ずれが吸収されるので、算出された孔
部の中心位置および径が多少ずれていても、パターンと
孔部との境界エッジが抽出された画像データに含まれて
さえいれば、正確な検査結果を得ることができる。した
がって、パターンの環状部分の完全性を容易にかつ正確
に検出することができる。
【0023】(7)第7の発明 第7の発明に係るパターン検査方法は、第6の発明に係
るパターン検査方法において、階層的な積和型フィルタ
により境界エッジの分解抽出および統合を行うものであ
る。これにより、境界エッジの分解抽出および統合を容
易かつ高速に行うことができる。
【0024】(8)第8の発明 第8の発明に係るパターン検査方法は、第7の発明に係
るパターン検査方法において、一定領域内の画像データ
の最大値を検出する最大値フィルタによりぼかし処理を
行い、階層的な積和型フィルタにより処理される画像デ
ータに対して最大値フィルタを複数画素ずつずらせなが
ら設定することにより間引き処理を行うものである。こ
れにより、ぼかし処理および間引き処理を容易かつ高速
に行うことができる。
【0025】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例における
プリント基板のパターン検査装置の構成を示すブロック
図である。
【0026】図1のパターン検査装置は画像読取部10
およびデータ処理部20からなる。画像読取部10は、
透光性のX−Y移動テーブル11、透過用光源12、反
射用光源13a,13b、波長分離ミラー14、透過用
CCDカメラ15および反射用CCDカメラ16を含
む。データ処理部20は、2値化部21,22、中心座
標・直径算出部23、パターン切り出し部24、正規化
部25、円認識部26およびしきい値判定部27を含
む。
【0027】画像読取部10において、X−Y移動テー
ブル11は、水平な面内で互いに垂直な2方向(X方向
およびY方向)に移動可能に設けられている。このX−
Y移動テーブル11上に被検査基板となるプリント基板
100が載置される。透過用光源12はX−Y移動テー
ブル11の下方に配置され、反射用光源13a,13b
はX−Y移動テーブル11の上方に配置されている。
【0028】透過用光源12からの光はX−Y移動テー
ブル11、プリント基板100のスルーホールおよび波
長分離ミラー14を通過して透過用CCDカメラ15に
入射する。一方、反射用光源13a,13bからの光は
プリント基板100の表面で反射され、さらに波長分離
ミラー14により反射されて反射用CCDカメラ16に
入射する。X−Y移動テーブル11をX方向およびY方
向に移動させることにより、透過用CCDカメラ15に
より透過光に基づくスルーホールの画像が読み取られ、
反射用CCDカメラ16により反射光に基づく基板表面
の画像が読み取られる。なお、画像読取部10の詳細な
構成は、特開平4−34345号公報に開示されてい
る。
【0029】次に、図2を参照しながらデータ処理部2
0の動作を説明する。ここで、プリント基板100上に
図2(a)に示す銅箔パターンが形成されているものと
する。銅箔パターン101はランド101aおよび配線
部101bを有し、ランド101aの中央部にスルーホ
ール102が形成されている。
【0030】図1の2値化部21は、透過用CCDカメ
ラ15により読み取られたスルーホール102の画像を
2値化し、図2(b)に示すように、スルーホール画像
データTDとして中心座標・直径算出部23に与える。
スルーホール画像データTDにおいては、スルーホール
202の部分が“1”で表され、他の部分が“0”で表
される。2値化部22は、反射用CCDカメラ16によ
り読み取られた基板表面の画像を2値化し、図2(c)
に示すように、パターン画像データPDとしてパターン
切り出し部24に与える。パターン画像データPDにお
いては、パターン201の部分(銅箔パターン101に
相当)が“1”で表され、その他の部分が“0”で表さ
れる。
【0031】中心座標・直径算出部23は、スルーホー
ル画像データTDに基づいてスルーホール202の中心
座標および直径(または半径)を公知の放射状オペレー
タ、重心判定等の方法で算出する。なお、中心座標およ
び直径(または半径)の算出方法は、例えば特公平7−
6924号公報、特開平3−28745号公報、特公平
7−23847号公報等に開示されている。
【0032】パターン切り出し部24は、中心座標・直
径算出部23により算出された中心座標および直径に基
づいて、パターン画像データPDにスルーホール202
を十分に含む大きさの領域(以下、検査ウインドウと呼
ぶ)WIを設定し、図2(d)に示すように、設定され
た検査ウインドウWIの画像データ200を抽出する。
【0033】正規化部25は、パターン切り出し部24
により抽出された画像データ200をスルーホール20
2の直径に基づいて正規化し、図2(e)に示すよう
に、認識可能な大きさを有する画像データ300を得
る。ここでは、画像データ300のサイズを47画素×
47画素とする。
【0034】円認識部26は、後述する方法で、画像デ
ータ300におけるパターン202とスルーホール20
1との間の境界エッジについて円の認識を行う。円認識
部26の認識結果の出力値は円の完全性の程度(円らし
さ)を反映した値とする。例えば、完全な円の場合には
出力値は1.0となり、円が存在しない場合には出力値
は0.0となり、不完全な円の場合には出力値は0.0
よりも大きく1.0よりも小さい実数値となる。
【0035】しきい値判定部27は、円認識部26の出
力値を所定のしきい値と比較し、出力値がしきい値以下
の場合に開口角エラー(ランド101の不良)と判定す
る。本実施例では、画像読取部10および2値化部2
1,22が入力手段を構成し、中心座標・直径算出部2
3が算出手段を構成し、パターン切り出し部24が抽出
手段を構成する。また、円認識部が円認識手段を構成
し、しきい値判定部27が判定手段を構成する。
【0036】以下に、円認識部26による円の認識方法
を説明する。図3は円認識部26による円の認識方法を
示す概念図である。まず、図3(a)に示すように、画
像データにおける配線パターンのエッジを8方向の成分
ごとに分解抽出する。次に、図3(b)に示すように、
抽出された8方向のエッジを2つずつ統合することによ
り8方向の屈曲部(第1の円弧)を抽出する。そして、
図3(c)に示すように、統合された8方向の第1の円
弧を2つずつさらに統合することにより8方向の屈曲部
(第2の円弧)を抽出する。最後に、図3(d)に示す
ように、抽出された8方向の第2の円弧を統合し、統合
されたパターンが円に近いか否かを判定する。
【0037】図4は円認識部26による具体的な円認識
処理を示すブロック図である。まず、図1の正規化部2
5により正規化された画像データ300から8方向のエ
ッジを抽出するためにエッジ抽出フィルタ処理を行った
後(ステップS1)、位置ずれを吸収するとともに画像
データを間引くために最大値フィルタおよび間引き処理
を行う(ステップS2)。次に、第1の円弧抽出を行う
ために、第1段目積和型フィルタ処理を行った後(ステ
ップS3)、位置ずれを吸収するとともに画像データを
間引くために最大値フィルタおよび間引き処理を行う
(ステップS4)。さらに、第2の円弧抽出を行うため
に第2段目積和型フィルタ処理を行った後(ステップS
5)、位置ずれを吸収するとともに画像データを間引く
ために最大値フィルタおよび間引き処理を行う(ステッ
プS6)。最後に、円認識を行うために第3段目積和型
フィルタ処理を行う(ステップS7)。
【0038】以下、図5〜図20を参照しながら円認識
部26による円認識処理の具体例を説明する。まず、図
5に示すように、47画素×47画素に正規化された画
像データ300に対して図6に示す重み係数を持つ8個
の5画素×5画素のエッジ抽出フィルタ(特徴抽出フィ
ルタ)F1〜F8を順次作用させ、8方向のエッジを抽
出する。エッジ抽出フィルタF1〜F8は、それぞれ図
7に示す8方向のエッジE1〜E8に対応するエッジを
抽出する。
【0039】まず、図5に示すように、画像データ30
0にエッジ抽出フィルタF1を設定し、設定されたエッ
ジ抽出フィルタF1を1画素ずつ画像データ300の全
領域に渡ってずらせながら次式による積和演算を行い、
出力画素値Y1を得る。
【0040】
【数1】
【0041】式(1)において、Iijは画像データ30
0の画素値を表し、添字i,jはエッジ抽出フィルタ内
における画像データ300の当該画素の位置を表す。ま
た、Wijはエッジ抽出フィルタの係数値を表し、添字
i,jはエッジ抽出フィルタの当該係数の位置を表す。
ここでは、i=0,1,2,3,4、j=0,1,2,
3,4である。画像データ300の画素値とエッジ抽出
フィルタの係数値との積和の値は−5.0〜5.0の範
囲内になるので、積和の値に5.0を加算し、さらに1
0.0で割ることにより出力画素値Y1は0.0〜1.
0の範囲内に正規化される。
【0042】同様にして、画像データ300にエッジ抽
出フィルタF2〜F8を順次作用させることにより、図
8に示すように、エッジ抽出フィルタF1〜F8にそれ
ぞれ対応する8枚のエッジ画像データ301〜308が
得られる。エッジ画像データ301〜308のサイズは
43画素×43画素となる。
【0043】次に、位置ずれを多少吸収するために、8
枚のエッジ画像データ301〜308の各々について図
9に示す3画素×3画素の公知の最大値フィルタF10
を用いてぼかし処理を行うとともに、1/2間引き処理
を行う。例えば、図10に示すように、エッジ画像デー
タ301に対して最大値フィルタF10を2画素ずつず
らせて設定しつつ最大値フィルタF10内の領域におけ
るエッジ画像データ301の最大値を算出する。エッジ
画像データ302〜308についても同様に最大値フィ
ルタF10を用いたぼかし処理および1/2間引き処理
を行う。このようにして、図11に示すように、8枚の
エッジ画像データ311〜318が得られる。エッジ画
像データ311〜318のサイズは21画素×21画素
となる。
【0044】次に、8枚のエッジ画像データ311〜3
18に対して図12に示す8個の第1段目積和型フィル
タ(特徴抽出フィルタ)F11〜F18を作用させ、図
13に示す8方向の屈曲部(第1の円弧)R1〜R8を
抽出する。第1段目積和型フィルタF11〜F18の各
々は、8枚のエッジ画像データ311〜318に対する
8組の係数ブロックf1〜f8を含む。これらの積和型
フィルタF11〜F18は、それぞれ図13の第1の円
弧R1〜R8に対応するエッジE1〜E8の位置関係を
抽出するための重み係数を含む。
【0045】まず、積和型フィルタF11の係数ブロッ
クf1〜f8をそれぞれエッジ画像データ311〜31
8に1画素ずつずらせながら設定し、次式により出力画
素値Y2を算出する。
【0046】
【数2】
【0047】式(2)において、Inij は後述の係数ブ
ロックnに対応するエッジ画像データ311〜318の
画素値を表し、添字i,jは積和型フィルタ内における
エッジ画像データ311〜318の当該画素の位置を表
す。また、Wnij は積和型フィルタの係数値を表し、添
字nは係数ブロックを表し、i, jは係数ブロック内に
おける当該係数の位置を表す。ここでは、i=0,1,
2、j=0,1,2、n=f1,f2,f3,f4,f
5,f6,f7,f8である。エッジ画像データ311
〜318の画素値と積和型フィルタの係数値との積和の
値は−4.0〜4.0の範囲内となるので、積和の値に
4.0を加算し、さらに8.0で割ることにより出力画
素値Y2は0.0〜1.0の範囲内に正規化される。
【0048】同様にして、エッジ画像データ311〜3
18に対して積和型フィルタF12〜F18を設定する
ことにより、図14に示すように、8枚の第1の円弧画
像データ321〜328が得られる。第1の円弧画像デ
ータ321〜328のサイズは19画素×19画素とな
る。
【0049】そして、8枚の第1の円弧画像データ32
1〜328の各々について図9および図10に示したぼ
かし処理および1/2間引き処理を行う。それにより、
図15に示すように、8枚の第1の円弧画像データ33
1〜338が得られる。第1の円弧画像データ331〜
338のサイズは9画素×9画素となる。
【0050】次に、8枚の第1の円弧画像データ331
〜338に対して図16に示す8個の第2段目積和型フ
ィルタ(特徴抽出フィルタ)F21〜F28を作用さ
せ、図17に示す8方向の屈曲部(第2の円弧)R11
〜R18を抽出する。第2段目積和型フィルタF21〜
F28の各々は、8枚の第1の円弧画像データ331〜
338に対する8組の係数ブロックf11〜f18を含
む。これらの積和型フィルタF21〜F28は、それぞ
れ図17の第2の円弧R11〜R18に対応する第1の
円弧R1〜R8の位置関係を抽出するための重み係数を
含む。
【0051】まず、積和型フィルタF21の係数ブロッ
クf11〜f18をそれぞれ第1の円弧画像データ33
1〜338に1画素ずつずらせながら設定し、次式によ
り出力画素値Y3を算出する。
【0052】
【数3】
【0053】式(3)において、Inij は後述の係数ブ
ロックnに対応する第1の円弧画像データ331〜33
8の画素値を表し、添字i,jは積和型フィルタ内にお
ける第1の円弧画像データ331〜338の当該画素の
位置を表す。また、Wnij は積和型フィルタの係数値を
表し、添字nは係数ブロックを表し、添字i, jは係数
ブロック内における当該係数の位置を表す。ここでは、
i=0,1,2、j=0,1,2、n=f11,f1
2,f13,f14,f15,f16,f17,f18
である。第1の円弧画像データ331〜338の画素値
と積和型フィルタの係数値との積和の値は0.0〜4.
0の範囲内となるので、積和の値を4.0で割ることに
より出力画素値Y3は0.0〜1.0の範囲内に正規化
される。
【0054】同様にして、第1の円弧画像データ331
〜338に対して積和型フィルタF22〜F28を設定
することにより、図18に示すように、8枚の第2の円
弧画像データ341〜348が得られる。第2の円弧画
像データ341〜348のサイズは7画素×7画素とな
る。
【0055】そして、8枚の第2の円弧画像データ34
1〜348の各々について図9および図10に示したぼ
かし処理および1/2間引き処理を行う。それにより、
図19に示すように、8枚の第2の円弧画像データ35
1〜358が得られる。第2の円弧画像データ351〜
358のサイズは3画素×3画素となる。
【0056】次に、8枚の第2の円弧画像データ351
〜358に対して図20に示す第3段目積和型フィルタ
(特徴抽出フィルタ)F30を作用させ、図21に示す
正多角形を抽出する。第3段目積和型フィルタF30
は、8枚の第2の円弧画像データ351〜358に対す
る8組の係数ブロックf31〜f38を含む。この積和
型フィルタF30は、第2の円弧R11〜R18の位置
関係を抽出するための重み係数を含む。積和型フィルタ
F30の係数ブロックf31〜f38をそれぞれ第2の
円弧画像データ351〜358に設定し、次式により全
体の出力値Y4を得る。
【0057】
【数4】
【0058】式(4)において、Inij は後述の係数ブ
ロックnに対応する第2の円弧画像データ351〜35
8の画素値を表し、添字i, jは積和型フィルタ内にお
ける第2の円弧画像データ351〜358の当該画素の
位置を表す。また、Wnij は積和型フィルタF30の係
数値を表し、添字nは係数ブロックを表し、添字i,j
は係数ブロック内における当該係数の位置を表す。ここ
では、n=f31〜f38、i=0,1,2、j=0,
1,2である。出力値Y4は0.0〜8.0の範囲内の
実数となる。
【0059】図1のしきい値判定部27は、円認識部2
6により得られた出力値Y4が所定のしきい値Tより大
きい場合に開口角エラーなしと判定し、出力値Y4がし
きい値T以下である場合に開口角エラーと判定する。こ
こで、しきい値Tは次式により定める。
【0060】
【数5】 T=(360−α)/45 ・・・(5) 上式(5)において、αは開口角エラーとなる開口角の
値を表す。例えば、開口角90°以上を開口角エラーと
した場合のしきい値Tは6.0となる。
【0061】式(4)により求められた出力値Y4は円
の完全性の程度(円らしさ)を反映した値となってい
る。完全な円の場合には出力値Y4は8.0となり、円
が存在しない場合には出力値Y4は0.0となり、完全
な円に近づくほど出力値Y4が8.0に近づく。
【0062】本実施例では、エッジ抽出フィルタ処理、
第1段目積和型フィルタ処理および第2段目積和型フィ
ルタ処理の各段階でぼかし処理および間引き処理を実行
することによりエッジの形状の変形および位置ずれが少
しずつ吸収される。そのため、中心座標・直径抽出部2
3により算出されるスルーホールの中心座標に誤差が生
じても、その誤差が円認識部26による認識結果に影響
しない。
【0063】なお、各積和型フィルタの重み係数値は上
記実施例に限らず、ニューラルネットワークにおける学
習等を利用してもよい。また、上記実施例では、エッジ
抽出フィルタ処理におけるエッジ抽出方向を8方向とし
たが、エッジ抽出方向はこれに限定されず、例えば16
方向のエッジを抽出してもよい。
【0064】なお、本発明のパターン検査装置およびパ
ターン検査方法はプリント基板のパターン検査に限ら
ず、環状部分を有するその他のパターンの検査にも適用
することができる。例えば、本発明は、テレビのブラウ
ン管に用いるシャドーマスクのパターンの検査にも応用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるパターン検査装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】プリント基板の銅箔パターン、スルーホール画
像データ、パターン画像データ、検査ウインドウ内の画
像データおよび正規化された画像データの一例を示す図
である。
【図3】図1のパターン検査装置の円認識部による円認
識処理を示す概念図である。
【図4】図1のパターン検査装置の円認識部により行わ
れる一連の処理を示すブロック図である。
【図5】図1のパターン検査装置の正規化部から出力さ
れる画像データを示す図である。
【図6】図1のパターン検査装置の円認識部におけるエ
ッジ抽出フィルタ処理に用いられるエッジ抽出フィルタ
を示す図である。
【図7】図6のエッジ抽出フィルタにより抽出される8
方向のエッジを示す図である。
【図8】図6のエッジ抽出フィルタにより得られた8枚
のエッジ画像データを示す図である。
【図9】ぼかし処理および1/2間引き処理に用いられ
る最大値フィルタを示す図である。
【図10】図9の最大値フィルタを用いたぼかし処理お
よび1/2間引き処理を示す図である。
【図11】図8のエッジ画像データからぼかし処理およ
び1/2間引き処理により得られたエッジ画像データを
示す図である。
【図12】第1段目積和型フィルタ処理に用いられる第
1段目積和型フィルタを示す図である。
【図13】図12の第1段目積和型フィルタにより抽出
される8方向の第1の円弧を示す図である。
【図14】図12の第1段目積和型フィルタにより得ら
れた第1の円弧画像データを示す図である。
【図15】図14の第1の円弧画像データからぼかし処
理および1/2間引き処理により得られた第1の円弧画
像データを示す図である。
【図16】第2段目積和型フィルタ処理に用いられる第
2段目積和型フィルタを示す図である。
【図17】図16の第2段目積和型フィルタにより抽出
される8方向の第2の円弧を示す図である。
【図18】図16の第2段目積和型フィルタにより得ら
れた第2の円弧画像データを示す図である。
【図19】図18の第2の円弧画像データからぼかし処
理および1/2間引き処理により得られた第2の円弧画
像データを示す図である。
【図20】第3段目積和型フィルタ処理に用いられる第
3段目積和型フィルタを示す図である。
【図21】図20の第3段目積和型フィルタにより抽出
される正多角形を示す図である。
【図22】プリント基板の銅箔パターンの一例およびラ
ンドの開口角検査を示す図である。
【図23】従来のパターン検査方法を示す図である。
【符号の説明】
10 画像読取部 15 透過用CCDカメラ 16 反射用CCDカメラ 20 データ処理部 21,22 2値化部 23 中心座標・直径算出部 24 パターン切り出し部 25 正規化部 26 円認識部 27 しきい値判定部 100 プリント基板 101 銅箔パターン 101a ランド 101b 配線部 102 スルーホール F1〜F8 エッジ抽出フィルタ F11〜F18 第1段目積和型フィルタ F21〜F28 第2段目積和型フィルタ F30 第3段目積和型フィルタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 環状部分を有するパターンの完全性を検
    査するパターン検査装置であって、 前記パターンの画像および前記環状部分の孔部の画像を
    それぞれパターン画像データおよび孔部画像データとし
    て入力する入力手段と、 前記入力手段により入力された前記孔部画像データにお
    ける前記孔部の中心位置および径を算出する算出手段
    と、 前記算出手段により算出された中心位置および径に基づ
    いて前記入力手段により入力された前記パターン画像デ
    ータから前記孔部を含む領域の画像データを抽出する抽
    出手段と、 前記抽出手段により抽出された画像データにおいて前記
    パターンと前記孔部との境界エッジを予め定められた方
    向成分ごとにエッジ画像データとして分解抽出し、抽出
    された複数のエッジ画像データに基づいて前記パターン
    と前記孔部との境界エッジにおける円の完全性の程度を
    示す値を算出する円認識手段と、 前記円認識手段から出力される値を予め定められた値と
    比較することにより前記パターンの良否を判定する判定
    手段とを備えたことを特徴とするパターン検査装置。
  2. 【請求項2】 前記円認識手段は、画像データに対して
    ぼかし処理および間引き処理を行いつつ前記複数のエッ
    ジ画像データを統合することにより前記円の完全性の程
    度を示す値を算出することを特徴とする請求項1記載の
    パターン検査装置。
  3. 【請求項3】 前記円認識手段は、前記境界エッジの分
    解抽出および統合を行う階層的な積和型フィルタを含む
    ことを特徴とする請求項2記載のパターン検査装置。
  4. 【請求項4】 前記円認識手段は、一定領域内の画像デ
    ータの最大値を検出する最大値フィルタにより前記ぼか
    し処理を行うとともに、前記階層的な積和型フィルタに
    より処理される画像データに対して前記最大値フィルタ
    を複数画素ずつずらせながら設定することにより前記間
    引き処理を行うことを特徴とする請求項3記載のパター
    ン検査装置。
  5. 【請求項5】 環状部分を有するパターンの完全性を検
    査するパターン検査方法において、前記パターンの画像
    および前記環状部分の孔部の画像をそれぞれパターン画
    像データおよび孔部画像データとして入力し、前記入力
    された孔部画像データにおける前記孔部の中心位置およ
    び径を算出し、前記算出された中心位置および径に基づ
    いて前記入力されたパターン画像データから前記孔部を
    含む領域の画像データを抽出し、前記抽出された画像デ
    ータにおいて前記パターンと前記孔部との境界エッジを
    予め定められた方向成分ごとにエッジ画像データとして
    分解抽出し、抽出された複数のエッジ画像データに基づ
    いて前記パターンと前記孔部との境界エッジにおける円
    の完全性の程度を示す値を算出し、前記算出された値を
    予め定められた値と比較することによる前記パターンの
    良否を判定することを特徴とするパターン検査方法。
  6. 【請求項6】 画像データに対してぼかし処理および間
    引き処理を行いつつ前記複数のエッジ画像データを統合
    することにより前記円の完全性の程度を示す値を算出す
    ることを特徴とする請求項5記載のパターン検査方法。
  7. 【請求項7】 階層的な積和型フィルタにより前記境界
    エッジの分解抽出および統合を行うことを特徴とする請
    求項6記載のパターン検査方法。
  8. 【請求項8】 一定領域内の画像データの最大値を検出
    する最大値フィルタにより前記ぼかし処理を行うととも
    に、前記階層的な積和型フィルタにより処理される画像
    データに対して前記最大値フィルタを複数画素ずつずら
    せながら設定することにより前記間引き処理を行うこと
    を特徴とする請求項7記載のパターン検査方法。
JP8012727A 1996-01-29 1996-01-29 パターン検査装置およびパターン検査方法 Abandoned JPH09204527A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8012727A JPH09204527A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 パターン検査装置およびパターン検査方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8012727A JPH09204527A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 パターン検査装置およびパターン検査方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09204527A true JPH09204527A (ja) 1997-08-05

Family

ID=11813479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8012727A Abandoned JPH09204527A (ja) 1996-01-29 1996-01-29 パターン検査装置およびパターン検査方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09204527A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020177941A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 ビアメカニクス株式会社 パターン検出とレーザ加工を行うための装置及び検出方法
CN111862196A (zh) * 2019-04-30 2020-10-30 瑞典爱立信有限公司 检测平板物体的通孔的方法、装置和计算机可读存储介质

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020177941A (ja) * 2019-04-15 2020-10-29 ビアメカニクス株式会社 パターン検出とレーザ加工を行うための装置及び検出方法
CN111862196A (zh) * 2019-04-30 2020-10-30 瑞典爱立信有限公司 检测平板物体的通孔的方法、装置和计算机可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100200215B1 (ko) 상관 신경 회로망을 이용한 납땜 검사 장치 및방법
US8331651B2 (en) Method and apparatus for inspecting defect of pattern formed on semiconductor device
JP5275017B2 (ja) 欠陥検査方法及びその装置
JP4997351B2 (ja) パターン検査装置および方法
US10475179B1 (en) Compensating for reference misalignment during inspection of parts
US7333650B2 (en) Defect inspection apparatus
US20040126005A1 (en) Apparatus and methods for the inspection of objects
JP2005529388A (ja) パターン検査方法
JPS6332666A (ja) パタ−ン欠陥検出方法
Sanz et al. Machine-vision techniques for inspection of printed wiring boards and thick-film circuits
JP2021039476A (ja) 欠陥検査装置、欠陥検査方法、およびプログラム
US5963661A (en) Method of detecting particle-like point in an image
Piliposyan et al. Computer vision for hardware trojan detection on a PCB using siamese neural network
CN117237360A (zh) 一种基于3d视觉的铸件毛刺检测方法和***
EP1485872B1 (en) A morphological inspection method based on skeletonization
JPH09204527A (ja) パターン検査装置およびパターン検査方法
JP2004296592A (ja) 欠陥分類装置、欠陥分類方法およびプログラム
JPH1187446A (ja) パターン欠陥検査装置及びパターン欠陥検査方法
JPH09203620A (ja) プリント基板のパターン検査装置およびパターン検査方法
JPH06109446A (ja) 配線パターン検査装置
US6005966A (en) Method and apparatus for multi-stream detection of high density metalization layers of multilayer structures having low contrast
JP2002277409A (ja) プリント基板パターンの検査装置
JP3652589B2 (ja) 欠陥検査装置
Silvén et al. A design data-based visual inspection system for printed wiring
JP4970101B2 (ja) 欠陥検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031216

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20031225