JPH09204484A - Icカード自動取引端末装置およびそれに用いるicカード - Google Patents

Icカード自動取引端末装置およびそれに用いるicカード

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JPH09204484A
JPH09204484A JP31095796A JP31095796A JPH09204484A JP H09204484 A JPH09204484 A JP H09204484A JP 31095796 A JP31095796 A JP 31095796A JP 31095796 A JP31095796 A JP 31095796A JP H09204484 A JPH09204484 A JP H09204484A
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JP
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card
balance
balance amount
terminal device
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Application number
JP31095796A
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English (en)
Inventor
Kenji Matsumoto
健司 松本
Shigeyuki Ito
滋行 伊藤
Minoru Takami
高見  穣
Masayuki Inoue
雅之 井上
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Hitachi Ltd
Hitachi Advanced Digital Inc
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Video and Information System Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカード内に複数のエリアを設けて、電子
マネー情報と共にポイント情報、サービス内容の情報を
記憶させて、プレミアムサービスを客に対して実施する
こと。 【解決手段】 ICカード1内に格納された金額情報を
取引額によって更新することによって商取引を行うIC
カード自動取引端末装置において、入力手段10と、第
1の残高額3および第2の残高額4を記憶する前記IC
カード1内の情報の読み取りと書き込みを行うICカー
ド読み書き手段9と、第1の残高額3および第2の残高
額4の一方または双方をICカード1から読み取り、入
力手段10からの指示によって特定された第1の残高額
および第2の残高額の一方または双方から入力手段から
入力された取引額を減額して、ICカード1内の特定さ
れた残高額を更新する制御手段と、を設けたICカード
自動取引端末装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子財布システム
を用いて商取引を行う際に、ICカード内に電子マネー
情報と共に各種サービス情報を持たせるようにした電子
財布応用システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、家電量販店、CD販売店、ガソリ
ンスタンド等では、店と契約を結んだ特定顧客に対して
買い物の金額に応じた各種プレミアムサービスを行って
いる。特に、買い物金額によって店がポイント情報を発
行し、このポイント情報に相当した金券や商品等を客に
サービスする事が多く、この場合、磁気カードにポイン
ト情報を記憶させるのが一般的である。
【0003】一方、特開平3ー92966号公報に記載
されているように、ICカードを使用した電子財布シス
テムにより、商取引の完全なキャッシュレス化が検討さ
れている。これは、ICカードのメモリ内に任意に指定
された金額情報を書き込み、精算時にはICカードから
必要な金額情報を送信することで、現金を用いずに商取
引を完了させることができるシステムである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この電子財布システム
による商取引が実現した場合、客はICカードを1枚持
つだけで日常の買い物が可能となる。また、この場合
も、店が客に対して各種プレミアムサービスを行うこと
が予想されるが、ポイント情報を記憶させる媒体として
従来のように磁気カードを用いると、支払いの際にIC
カードと磁気カードの2枚が必要となる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、電子マネー情報とポイント情報を格納
するICカードと、前記ICカードの情報を読み取り、
書き込みを行うICカード読み書き手段と、前記ICカ
ードの装着及び排出を制御するICカード制御手段と、
取引金額情報を入力する入力手段と、前記取引金額情報
に相当する電子マネー情報を格納する売上金額情報記憶
手段とを有する自動取引端末装置から構成する。
【0006】そして、商取引時には、前記ICカード読
み書き手段によって前記ICカードから前記取引金額情
報に相当する電子マネーを減額して、前記売上金額情報
記憶手段に格納する。また、商取引時には前記取引金額
情報に相当したポイント情報を前記ICカード読み書き
手段によって前記ICカードに格納する。
【0007】本発明では、電子財布システムによる商取
引で店が各種プレミアムサービスを行う際に、ICカー
ド内に金額情報と共にポイント情報を記憶させることに
より、1枚のICカードのみで金額の支払い及びポイン
ト情報の管理を可能にすることができる。ここで、IC
カードに記憶されるポイント情報は、買い物金額に応じ
て店から発行されるが、店側はこのポイント情報に相当
した金券や商品等をプレミアムサービスとして客に還元
する事が可能となる。
【0008】また、上記システムでは、ICカード内の
複数のエリアに金額情報とポイント情報を分けて記憶さ
せたが、複数のエリアに金額情報を分けて記憶させるこ
とも可能である。この場合、例えば一方のエリアの金額
情報を低額の支払いに用いて、他方のエリアの金額情報
を高額の支払いに用いる。また、低額の支払い用のエリ
アは常時支払い可能として、高額の支払い用のエリアは
常時暗証番号によりロックをかける。その結果、日常の
低額の支払いは自由に行えるが、高額の支払い時にのみ
暗証番号の入力が必要となるので、1枚のICカードで
通常の使い勝手とICカードを紛失した際のセキュリテ
ィ確保の両面を満たすことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図1〜
図13を用いて説明する。
【0010】図1は、本発明による電子財布システムの
ブロック図の一例を示す。これは、買い物金額に応じて
店が発行するポイント情報を金額情報と共にICカード
に記憶させるシステムであり、店に顔なじみの特定顧客
に対してポイント情報に相当したプレミアムサービスを
行うことが可能となる。本実施形態では、客がポイント
情報に相当した金額の買い物ができるシステムを例にし
て説明する。
【0011】1はICカード、2は個人のパスワード等
を記憶するID番号記憶部、3は電子マネーの残金を記
憶する金額情報記憶部、4は店が発行したポイント情報
を記憶するポイント情報記憶部、5は演算処理部、6は
接続部、7はPOS端末本体、8はカード制御部、9は
カード読み書き部、10は入力部、11は表示部、12
は演算処理部、13は売上金額記憶部、14は回線制御
部、23は店番号記憶部である。
【0012】ここで、図2にはポイント情報記憶部4の
一例を示す。この場合、1枚のICカードで複数の店が
同時にポイント情報によるプレミアムサービスを行うこ
とができるようにするために、店ごとにあらかじめ店番
号を割り当てて、その店番号毎に買い物をした日付、買
い物金額に応じたポイント情報、ポイント情報の合計を
記憶させる。ここで、ポイント情報により買い物を行っ
た場合は、ポイント情報記憶部4から使用したポイント
情報がマイナスされる。
【0013】なお、このポイント情報を記憶させるため
には、客はあらかじめ店と規約を結ぶ必要があり、その
際、ICカードに店番号を登録する。また、コンビニエ
ンスストアなどのようなチェーン店の場合は、同一の店
番号を各店で使用することにより、同一の店番号にポイ
ントが加算されてチェーン店全体でプレミアムサービス
を行うことが可能となる。
【0014】上記ID番号記憶部2、金額情報記憶部
3、ポイント情報記憶部4の各情報は、演算処理部5で
処理され、また、接続部6を介してICカード外部のP
OS端末等と情報のやり取りを行う。
【0015】POS端末7では商品の金額を入力部10
により端末に入力し、入力された金額等が表示部11に
表示される。また、カード読み書き部9を介してPOS
端末に送られた電子マネー情報は、売上金額記憶部13
に記憶されると共に回線制御部14を介して銀行にアク
セスされるため、一日の売上金額を電話回線を通して銀
行に送金することができる。
【0016】次に図3を用いて、買い物の際の金額の精
算、ポイント情報の処理に関して説明する。店での支払
いの際に客がPOS端末にICカードを挿入して(S1
02)、、買い物の金額を店員が集計すると(S10
3)、合計金額が表示部11に表示される(S10
4)。その後、ICカード内のポイント情報記憶部4内
の店番号が全て読み取られて(S105)、POS内の
店番号記憶部23に格納された店番号がICカード内に
登録されているかどうかを演算処理部5が判断する(S
106)。
【0017】始めに、店番号が登録されている場合につ
いて説明する。この場合、買い物をした客は店にとって
の特定顧客であるため、ICカード内のポイント情報に
相当したプレミアムサービスを受けることができる。I
Cカード内のポイント情報がPOS端末のカード読み書
き部により読み取られると(S107)、このポイント
情報を使用して買い物をするかどうかの判断を客が行う
(S108)。
【0018】ポイント情報で支払う場合、上記買い物金
額の合計からポイント情報で支払う分が差し引かれる
(S109)。ここで、ポイント情報で買い物金額の全
額を支払う場合は、電子マネーでの清算は行われないた
め、使用したポイント情報がマイナスされてICカード
のポイント情報記憶部のみが更新される(S114)。
【0019】一方、ポイント情報と電子マネーで買い物
金額の支払いを行う場合、金額情報記憶部3に記憶され
ている電子マネーの残高が読み取られる(S111)。
そして、ポイント情報による支払いを行った後の買い物
金額の残金が電子マネーで支払い可能かどうかの判断を
演算処理部5が行う(S112)。支払いが可能な場合
は、電子マネーによる残りの支払い分がICカードから
抜かれて、金額情報記憶部3が更新される(S113)
と共に、ポイント情報記憶部4も更新される(S11
4)。また、電子マネーによる支払いが不可能な場合
は、ICカードの残高が不足している旨が表示部11に
示された後に(S115)、ICカードがPOS端末か
ら排出されるため(S117)、取引が中止される(S
118)。
【0020】なお、ポイント情報で支払いを行わない場
合は、買い物金額の全額が電子マネーによる支払いとな
るが、この場合も、上記同様にまずICカードの電子マ
ネーの残高が読み取られ(S119)、その後、電子マ
ネーの残高が不足している場合は取引きは中止となり、
また、支払い可能な場合は買い物金額分がICカードか
ら抜かれて、金額情報記憶部3が更新される(S12
1)。
【0021】以上のように、ICカードに店番号が登録
されている場合は、ICカード内のポイント情報及び電
子マネーを用いて買い物金額の支払いを行い、支払い完
了後にPOS端末の売上金額記憶部13が更新される
(S116)と共にICカードが排出されて(S11
7)処理が終了する(S118)。
【0022】次に、店番号が登録されていない場合につ
いて説明する。この場合、買い物金額は電子マネーのみ
による支払いとなる。まず、金額情報記憶部3に記憶さ
れている電子マネーの残高が読み取られる(S11
9)。そして、買い物金額が電子マネーで支払い可能か
どうかの判断を演算処理部5が行う(S120)。支払
いが可能な場合は、買い物金額分の電子マネーがICカ
ードから抜かれて金額情報記憶部3が更新された後に
(S121)、ICカードが排出されて(S117)処
理が終了する(S118)。
【0023】一方、電子マネーによる支払いが不可能な
場合は、ICカードの残高が不足している旨が表示部1
1に示された後に(S115)、ICカードがPOS端
末から排出されるため(S117)、取引が中止される
(S118)。
【0024】以上、ICカードに買い物金額に応じたポ
イント情報を記憶させるシステムについて説明した。本
システムでは、店に顔なじみの特定顧客に買い物の金額
に応じてプレミアムサービスを行うことが可能であり、
上記ポイント情報を電子マネーと同一のICカードに記
憶させることにより、1枚のICカードで対応すること
ができる。なお、本システムではICカード1にのみポ
イント情報を記憶させたが、POS端末7とICカード
1の両方にポイント情報を記憶させても良い。
【0025】ここで、ICカードへのポイント情報の書
き込みについてさらに説明する。上記実施形態では、プ
レミアムサービスとしてポイント情報に相当した金額の
買い物ができるが、ポイント情報を改ざんすると不正に
買い物を行うことができてしまう。そこで、POS端末
には店番号を登録する店番号記憶部23を設けて、IC
カードのポイント情報記憶部4に書き込みを行う際に
は、店番号が一致した端末のみポイント情報の書き込み
ができるように演算処理部5により制御を行う。その結
果、その店以外ではポイント情報を更新することができ
ないので、不正を防止することが可能である。
【0026】次に、図12には本発明による電子財布シ
ステムのブロック図の他の1例を示す。24は顧客情報
記憶部である。図1に示す実施形態の場合、店番号を登
録したICカードを所有した顧客は、皆同一のプレミア
ムサービスを受けることになったが、図12に示すよう
にPOS端末側にも顧客情報を記憶させることで、顧客
毎にプレミアムサービスの内容を変えることが可能とな
る。そのため、店に登録をした後の一定期間は通常の2
倍のポイントを付加するなどの特別サービスを容易に行
うことができる。
【0027】なお、POS端末内に顧客情報を記憶させ
る代わりに、顧客のICカード内にサービス内容を示す
情報を格納し、店側はこの情報を読み取ってプレミアム
サービスの内容を変えることも可能である。この場合、
図13に示すように、ICカード内のポイント情報記憶
部4に店番号に対応させてサービス内容を示す情報を格
納する。そして、取引きの際にはサービス内容を示す情
報を読み取り、例えばAの場合は7%のポイント付加、
Bの場合は5%のポイント付加というように読み取った
情報に応じてサービスの内容を変えることで、顧客毎に
異なるサービスを提供することが可能となる。
【0028】次に、図4には本発明による電子財布シス
テムのブロック図の他の一例を示す。これは、1枚のI
Cカード内に複数の金額情報記憶部を持たせるシステム
であり、この金額情報記憶部を高額支払い用と低額支払
い用に分けて使用し、なおかつ、高額支払い用は通常は
暗証番号でロックをかけるが低額支払い用は通常はロッ
クをかけないこととする。そのため、たばこや電話料金
などの低額の支払い時には暗証番号を入力する手間が省
けるが、高額の支払い時には暗証番号が必要となるた
め、1枚のICカードで通常の使い勝手とICカードを
紛失した際のセキュリティ確保の両面を満たすことが可
能となる。
【0029】図4で15はID番号記憶部A、16は金
額情報記憶部A、17はID番号記憶部B、18は金額
情報記憶部Bである。ここで、金額情報記憶部Aに記憶
された電子マネーは低額支払い用に用いるが、金額情報
記憶部Bに記憶された電子マネーは高額支払い用に用い
るものとする。また、金額情報記憶部AはID番号記憶
部Aに登録された暗証番号でロックをかけるが、金額情
報記憶部BはID番号記憶部Bに登録された暗証番号で
ロックをかけるものとする。
【0030】暗証番号でロックをかけた状態では、電子
マネーでの支払い時にICカードに登録された暗証番号
の入力が要求され、暗証番号を正しく入力しないと電子
マネーをICカードから抜き取ることができない。その
ため、ICカード紛失時の不正使用を防ぐためには、通
常は金額情報記憶部を暗証番号でロックしておくことが
望ましいが、その場合、通常の支払いの度に暗証番号の
入力が必要となり、使い勝手が悪くなる問題が生じる。
【0031】そこで、図4に示すように、1枚のICカ
ードに低額支払い用のポケットAと高額支払い用のポケ
ットBを用意して、支払金額に応じてポケットAとBを
切り替えて支払いを行う。以下、図5を用いて具体的な
処理を説明する。
【0032】店での支払いの際に客がPOS端末にIC
カードを挿入して(S202)、買い物の金額を店員が
集計すると(S203)、合計金額が表示部11に表示
される(S204)。その後、カード読み書き部9によ
り、ポケットAの金額情報記憶部Aに記憶された電子マ
ネーの残高Aが読み取られ(S205)、買い物金額の
支払いが可能かどうかをPOS端末内の演算処理部12
が判断する(S206)。
【0033】この場合、残高Aは低額の支払い用である
ため、支払い可能な場合は金額情報記憶部Aが更新され
(S207)、かつ、POS端末の売上金額記憶部13
が更新される(S218)。一方、高額の支払いの場合
は残高Aでは残高不足となり支払いが出来ないため、ポ
ケットBの金額情報記憶部Bによる支払いに自動的に切
り替わる。
【0034】通常、金額情報記憶部BはID番号記憶部
Bに登録された暗証番号でロックをかけているため、I
D番号入力を促す表示が表示部11に示される(S20
8)。ここで、客が入力部10により暗証番号を入力す
ると(S209)、ID番号記憶部Bに登録された暗証
番号が読み取られて(S210)、入力部10により入
力した暗証番号と一致しているかどうかを演算処理部5
が判断する(S211)。暗証番号が一致しない場合
は、ICカードが不正使用されている可能性があるた
め、ICカードが排出されて(S219)取引きは中止
される(S220)。一方、暗証番号が一致した場合
は、金額情報記憶部Bに記憶された残高Bが読み取られ
(S212)、買い物金額の支払いが可能かどうかを演
算処理部5が判断する(S213)。
【0035】電子マネーによる支払いが可能な場合、金
額情報記憶部Bのロックは解除されて(S214)、買
い物金額分がICカードから抜かれる。その後、金額情
報記憶部Bの残高Bが更新された後に(S215)、上
記暗証番号により自動的に金額情報記憶部Bにロックが
かけられる(S216)。さらに、POS端末の売上金
額記憶部13が更新された後に(S218)、ICカー
ドが排出されて(S219)処理が終了する(S22
0)。
【0036】一方、支払いが不可能な場合は、残高Bが
不足している旨が表示部11に示された後に(S21
7)、ICカードが排出されて(S219)取引が中止
される(S220)。
【0037】以上、1枚のICカード内に複数の金額情
報記憶部を持たせるシステムについて説明したが、複数
の金額情報記憶部を高額支払い用と低額支払い用に分け
て使用し、なおかつ、高額支払い用は通常は暗証番号で
ロックをかけるが低額支払い用は通常はロックをかけな
いで使用することにより、1枚のICカードで通常の使
い勝手とICカードを紛失した際のセキュリティ確保の
両面を満たすことが可能となる。
【0038】ここで、本実施形態では、ICカードの金
額情報記憶部Aに入金可能な金額に上限値を設けること
により、高額の支払い時には残高不足となり自動的に金
額情報記憶部Bによる支払いに切り替わるシステムとし
た。しかしながら、図6に示すように、あらかじめ金額
情報記憶部Aでの支払いの上限金額を設けて、上限金額
を越えた場合は金額情報記憶部Bによる支払いに自動的
に切り替えても良い。なお、この場合も金額情報記憶部
Aには入金可能な金額に上限値を設けることで、図5お
よび図6の実施形態共に、暗証番号を正しく入力しない
限り上限値以上の電子マネーをICカードから引き出す
ことはできない。
【0039】図7には、上記図5および図6の実施形態
でICカードへ電子マネーを入金する場合のフローの一
例を示す。この場合、銀行のATMにICカードを挿入
するか、あるいは電話回線を介して銀行にアクセスする
ことにより、自分の口座からICカードに送金すること
ができる。ICカードを挿入して(S402)、暗証番
号を入力すると(S403)、暗証番号が表示される
(S404)。次に、銀行の自分の口座から出金する金
額を入力すると(S405)、その金額が表示される
(S406)。
【0040】銀行側では、入力された暗証番号がICカ
ードに登録されたものと一致しているかどうかの確認を
行い(S407)、一致しない場合はICカードが不正
利用されているものと判断するため、ICカードを排出
して(S417)、取引きを中止する。
【0041】一方、暗証番号が一致した場合は、銀行の
口座から引き出す金額が残高不足を生じさせないかの判
断を行い(S408)、引き出し可能な場合はICカー
ドの金額情報記憶部Aの残高Aを読み取る(S40
9)。また、引き出し不可能な場合は、銀行の口座が残
高不足であることを表示して(S410)、取引きが中
止される。
【0042】ここで、ICカードの金額情報記憶部Aに
は、入金可能な金額の上限値が定められているため、
(上限値ー残高A)を計算することで上限値まであとい
くら入金可能かを算出する(S411)。そして、金額
情報記憶部Aに入金可能な場合は残高Aを更新し(S4
12)、その後、銀行から出金した金額の残金を計算す
る(S413)。ここで、残金が生じる場合は、この残
金をICカードの金額情報記憶部Bに入金した後に(S
415)、銀行の口座を更新するが(S416)、残金
が生じない場合はすぐに銀行の口座の更新を行う。
【0043】一方、金額情報記憶部Aの残高Aが上限値
と等しい場合は、銀行から引き出した金額は全額金額情
報記憶部Bに入金される(S415)。
【0044】以上により、金額情報記憶部Aには上限値
以上に電子マネーを入金することができず、残りは自動
的に金額情報記憶部Bに入金される。
【0045】なお、図4に示す実施形態では、1枚のI
Cカードに複数のID番号記憶部を持たせたが、ID番
号記憶部を1個のみ持たせて、この記憶部に格納する暗
証番号を用いて高額支払い用の金額情報記憶部のロック
解除を行うようにしてもよい。また、本実施形態では、
ICカードに高額用と低額用の2つの金額情報記憶部を
持たせたが、2つ以上の金額情報記憶部を持たせて自動
あるいは手動で切り替えて支払いを行うようにしても良
い。
【0046】上記実施形態では、複数の金額情報記憶部
をICカードに持たせることにより、高額支払い用と低
額支払い用のフローに切り替えたが、図8に示すよう
に、ICカードの金額情報記憶部は1個のみとして、引
き出す金額に応じて暗証番号の入力を要求するようにし
てもよい。しかしながら、この場合、低額の引き出しは
ICカードの残高がなくなるまで自由に行えるため、不
正使用時にはICカードから残高全額を引き出されてし
まう。そこで、一定回数Nの引き出しを行うと自動的に
暗証番号の入力を要求するようにして、セキュリティを
確保することも可能である。以下、図9を用いて詳細を
説明する。ここで、22はICカードへのアクセス回数
を記憶するアクセス回数記憶部である。
【0047】店での支払いの際に客がPOS端末にIC
カードを挿入して(S502)、買い物の金額を店員が
集計すると(S503)、買い物の合計金額が表示され
る(S504)。その後、ICカードのアクセス回数記
憶部22に記憶されたICカードへのアクセス回数がカ
ード読み書き部により読み取られる(S505)。
【0048】このアクセス回数が一定回数Nに達すると
自動的にID番号の入力に切り替わるが(S509)、
アクセス回数が一定回数Nより小さい場合は、買い物金
額があらかじめ定められた上限値以上の場合にのみ(S
508)、ID番号の入力が必要となる。なお、アクセ
ス回数が一定回数Nに達した場合は、ICカードのアク
セス回数記憶部22がリセットされて(S507)、初
期値に戻る。
【0049】ここで、入力したID番号とICカードに
登録されたID番号が一致した場合は(S512)、I
Cカードの残高が読み取られるが(S513)、一致し
ない場合はアクセス回数を更新後に(S518)、IC
カードが排出されて(S519)、処理が中止される
(S520)。
【0050】ICカードの残高が読み取られると、買い
物金額の支払いがICカードの残高で可能かどうかの確
認が行われる(S514)。支払い可能な場合は、残高
が更新された後に(S515)、POS端末の売上金額
記憶部が更新される(S517)。また、アクセス回数
を更新後にICカードが排出されて処理が終了する。一
方、支払いが不可能な場合は、残高不足の表示後に(S
516)、ICカードが排出されて処理が中止される。
【0051】以上により、ICカードの金額情報記憶部
は1個のみとして、引き出す金額に応じて暗証番号の入
力を要求することも可能である。また、この場合は、I
Cカードへのアクセス回数が一定回数に達した段階で暗
証番号の入力を要求することで、不正使用時に制限をか
けることができる。
【0052】なお、上記図4〜図7に示す実施形態で
は、複数の金額情報記憶部を高額及び低額の支払い用に
分けて使用したが、支払いの用途毎に分けて使用しても
良い。例えば、会社員では業務で使用するお金と私的に
使うお金を分けて1枚のICカードに持ち、支払い時に
用途に合わせて切り替えて使用することにより、出張時
の金銭の精算を簡略化することができる。例えば、図1
1にフローを示すように、ポケットAに会社の業務で使
用する公金を格納して、また、ポケットBには私的に使
うお金を格納し、電子マネーを使用する際に使用者が切
り替えることで容易に実現可能である。
【0053】また、複数の金額情報記憶部に例えば特定
の鉄道会社への支払い専用の金額情報記憶部などを設け
ることも可能である。この場合、専用の金額情報記憶部
には一定のプレミアム分を増額することにより、使用者
にサービスを行うこともできる。
【0054】次に、図10には、本発明による電子財布
システムのブロック図のその他の一例を示す。これは、
1枚のICカード内に金額情報と共に住所や電話番号な
どの個人情報を記憶させるシステムであり、本実施形態
では宅配便などに住所を記入する際に使用する場合を例
に説明する。
【0055】図10で19は個人情報記憶部であり、名
前、住所、電話番号などを記憶させる。また、20は印
刷部であり、宅配便の送り状に上記個人情報を印刷する
際に使用する。ここで、21は個人情報の印刷機能を内
蔵したPOS端末である。
【0056】客が宅配便の配達を依頼する場合は、店員
にICカードを渡して金額情報記憶部3に記憶された電
子マネーにより決済を行う。ここで、個人情報記憶部1
9に記憶された個人情報を読み取ることにより、印刷部
20で自動的に送り状の依頼主欄に住所、名前などを記
載することができる。この場合、届け主欄は手書きで記
入するが、個人情報記憶部3に届け主の情報も記憶させ
れば、届け主欄を自動的に記載することも可能である。
【0057】
【発明の効果】本発明では、電子財布システムによる商
取引で店が各種プレミアムサービスを行う際に、ICカ
ード内に金額情報と共にポイント情報やサービス内容情
報を記憶させることにより、1枚のICカードのみで金
額の支払い及びポイント情報、サービス内容の管理を可
能にすることができる。
【0058】また、上記システムでは、ICカード内の
複数のエリアに金額情報とポイント情報を分けて記憶さ
せたが、複数のエリアに金額情報を分けて記憶させるこ
とも可能である。この場合、一方のエリアの金額情報を
低額の支払いに用いて、他方のエリアの金額情報を高額
の支払いに用いることにする。また、低額の支払い用の
エリアは常時支払い可能として、高額の支払い用のエリ
アは常時暗証番号によりロックをかけることにより、1
枚のICカードで通常の使い勝手とICカードを紛失し
た際のセキュリティ確保の両面を満たすことが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子財布応用システムのブロック
図である。
【図2】本発明による電子財布応用システムでのポイン
ト情報記憶部である。
【図3】本発明による電子財布応用システムでのフロー
チャートである。
【図4】本発明による電子財布応用システムの他の一例
によるブロック図である。
【図5】本発明による電子財布応用システムでの他の一
例によるフローチャートである。
【図6】本発明による電子財布応用システムでの他の一
例によるフローチャートである。
【図7】本発明による電子財布応用システムでのICカ
ードへの電子マネーの入金の際のフローチャートであ
る。
【図8】本発明による電子財布応用システムの他の一例
によるブロック図である。
【図9】本発明による電子財布応用システムでの他の一
例によるフローチャートである。
【図10】本発明による電子財布応用システムの他の一
例によるブロック図である。
【図11】本発明による電子財布応用システムでの他の
一例によるフローチャートである。
【図12】本発明による電子財布応用システムの他の一
例によるブロック図である。
【図13】本発明による電子財布応用システムでの他の
一例によるポイント情報記憶部である。
【符号の説明】
1 ICカード 2 ID番号記憶部 3 金額情報記憶部 4 ポイント情報記憶部 5 演算処理部 6 接続部 7 POS端末 8 カード制御部 9 カード読み書き部 10 入力部 11 表示部 12 演算処理部 13 売上金額記憶部 14 回線制御部 15,16 ID番号記憶部 17,18 ID番号記憶部 19 個人情報記憶部 20 印刷部 21 POS端末 22 アクセス回数記憶部 23 店番号記憶部 24 顧客情報記憶部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G07F 7/12 G06F 15/30 360 G07F 7/08 B (72)発明者 伊藤 滋行 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 高見 穣 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所マルチメディアシステム 開発本部内 (72)発明者 井上 雅之 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立画像情報システム内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ICカード内に格納された金額情報を取
    引額によって更新することによって商取引を行うICカ
    ード自動取引端末装置において、 取引に関する指示を入力する入力手段と、 第1の残高額および第2の残高額を記憶する前記ICカ
    ード内の情報の読み取りと書き込みを行うICカード読
    み書き手段と、 前記ICカード読み書き手段を制御して、前記第1の残
    高額および第2の残高額の一方または双方を前記ICカ
    ードから読み取り、前記入力手段からの指示によって特
    定された前記第1の残高額および第2の残高額の一方ま
    たは双方から前記入力手段から入力された取引額を減額
    して、前記ICカード内の前記特定された残高額を更新
    する制御手段と、を設けたことを特徴とするICカード
    自動取引端末装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1の残高額は金額残高額であり、前記第2の残高
    額は各取引媒体が付与するポイント残高額であることを
    特徴とするICカード自動取引端末装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記制御手段は、前記金額残高額の更新があった際に、
    前記ICカードから読み取られた前記ポイント残高額に
    前記取引額に相当するポイント値を増額して、前記IC
    カード内の前記ポイント残高額を更新することを特徴と
    するICカード自動取引端末装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記ICカード自動取引端末装置に店番号を格納する店
    番号記憶手段を設け、 前記制御手段は、前記ICカード内の前記ポイント残高
    額を更新するのに先立って、前記ICカードに前記ポイ
    ント残高額に対応して格納された店番号を読み取り、前
    記読み取った店番号と前記店番号記憶手段に格納された
    店番号が一致した場合にのみ、前記ICカード内の前記
    ポイント残高額を更新することを特徴とするICカード
    自動取引端末装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、 前記第1の残高額および前記第2の残高額はともに金額
    残高額であり、 前記制御手段は、前記ICカード内の前記第1の残高額
    の更新時のみ、登録された暗証番号によって前記更新の
    ロックを行うことを特徴とするICカード自動取引端末
    装置。
  6. 【請求項6】 請求項1において、 前記第1の残高額および前記第2の残高額はともに金額
    残高額であり、 前記制御手段は、前記ICカード内の前記第1の残高額
    の更新時のみ、前記取引額とあらかじめ設定された上限
    金額値とで金額の大小関係を比較し、前記取引額が前記
    上限金額値よりも小さい場合にのみ前記更新を行うこと
    を特徴とするICカード自動取引端末装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、 前記上限値は前記ICカード内に格納されており、 前記制御手段は、前記上限金額値を前記ICカードから
    読み出して比較を行うことを特徴とするICカード自動
    取引端末装置。
  8. 【請求項8】 請求項1において、 前記第1の残高額および前記第2の残高額はともに金額
    残高額であり、 前記制御手段は、前記取引額が上限金額値以上の場合は
    前記第1の残高額から前記取引額の減額を行い、前記取
    引額が上限金額値以下の場合は前記第2の残高額から前
    記取引額の減額を行うことを特徴とするICカード自動
    取引端末装置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記上限金額値は前記ICカード内に格納されており、 前記制御手段は、前記上限金額値を前記ICカードから
    読み出して比較を行うことを特徴とするICカード自動
    取引端末装置。
  10. 【請求項10】 請求項1において、 前記ICカード自動取引端末装置に外部との回線を接続
    する回線制御部を設け、 前記制御手段は、前記入力手段及び前記回線制御部から
    の指示に従って前記ICカード内の第1の残高額および
    前記第2の残高額の一方または双方を増額することを特
    徴とするICカード自動取引端末装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記制御手段は、前記ICカード内の第1の残高額およ
    び前記第2の残高額の一方または双方を増額する際に、
    まず始めに前記第1の残高額を増額し、前記第1の残高
    額が所定の上限金額と等しくなれば、次に前記第2の残
    高額を増額することを特徴とするICカード自動取引端
    末装置。
  12. 【請求項12】 金額情報をICカードに格納し、端末
    装置に挿入して前記金額情報を更新させることによって
    商取引を行うICカードにおいて、 第1の残高額を格納する第1の記憶部と、 第2の残高額を格納する第2の記憶部と、 前記端末装置からの指示によって前記第1及び前記第2
    の記憶部に格納された前記第1及び第2の残高額を更新
    する制御手段と、を設けたことを特徴とするICカー
    ド。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記第1の残高額は金額残高額であり、前記第2の残高
    額は各取引媒体が付与するポイント残高額であることを
    特徴とするICカード。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 前記第2の記憶部は、効力を有する店舗ごとに複数のポ
    イント残高額を格納することを特徴とするICカード。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記第2の記憶部は、前記複数のポイント残高額が効力
    を有する店舗を特定するための店番号を前記複数のポイ
    ント残高額に対応して記憶することを特徴とするICカ
    ード。
  16. 【請求項16】 請求項12において、 前記第1の残高額および前記第2の残高額はともに金額
    残高額であることを特徴とするICカード。
  17. 【請求項17】 請求項12において、 前記第1または第2の記憶部は、前記第1または第2の
    残高額の減額を行う際の上限値を記憶することを特徴と
    するICカード。
  18. 【請求項18】 請求項1において、 前記第1の残高額は金額残高額であり、前記第2の残高
    額は各取引媒体が付与するポイント残高額及びサービス
    内容を示す情報であることを特徴とするICカード自動
    取引端末装置。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記制御手段は、前記金額残高額の更新があった際に、
    前記ICカードから読み取られた前記ポイント残高額に
    前記取引額に相当するポイント値を増額して、前記IC
    カード内の前記ポイント残高額を更新することを特徴と
    するICカード自動取引端末装置。
  20. 【請求項20】 請求項18において、 前記制御手段は、前記サービス内容を示す情報に応じて
    前記取引額に相当するポイント値を変えることを特徴と
    するICカード自動取引端末装置。
  21. 【請求項21】 請求項18において、 前記ICカード自動取引端末装置に店番号を格納する店
    番号記憶手段を設け、 前記制御手段は、前記ICカード内の前記ポイント残高
    額を更新するのに先立って、前記ICカードに前記ポイ
    ント残高額に対応して格納された店番号を読み取り、前
    記読み取った店番号と前記店番号記憶手段に格納された
    店番号が一致した場合にのみ、前記ICカード内の前記
    ポイント残高額を更新することを特徴とするICカード
    自動取引端末装置。
  22. 【請求項22】 請求項18において、 前記ICカード自動取引端末装置に店番号を格納する店
    番号記憶手段と顧客情報を記憶する顧客情報記憶手段と
    を設け、 前記制御手段は、前記ICカード内の前記ポイント残高
    額を更新するのに先立って、前記ICカードに前記ポイ
    ント残高額に対応して格納された店番号を読み取り、前
    記読み取った店番号と前記店番号記憶手段に格納された
    店番号が一致した場合にのみ、前記記憶手段に記憶され
    た情報に応じて、前記ICカード内の前記ポイント残高
    額を更新するとともに、前記顧客情報記憶手段からの顧
    客情報に基づいて顧客毎の前記サービス内容を設定する
    ことを特徴とするICカード自動取引端末装置。
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