JPH09204426A - データの編集方法 - Google Patents

データの編集方法

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JPH09204426A
JPH09204426A JP1127496A JP1127496A JPH09204426A JP H09204426 A JPH09204426 A JP H09204426A JP 1127496 A JP1127496 A JP 1127496A JP 1127496 A JP1127496 A JP 1127496A JP H09204426 A JPH09204426 A JP H09204426A
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JP1127496A
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Fumio Yoshimura
文夫 吉村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作性に優れ、編集効率のよいデータ編集方
法を提供する。 【解決手段】 領域13上の点で入力表示一体タブレッ
ト4にペン5を接触させ、領域13を編集することを確
定させる。これにより編集のための編集アイコン14が
表示される。続いて、ペン5をタブレット4から離すこ
となく移動し、アイコン14内の複数の領域の1つを通
過させる。このことにより、通過した領域に対応する編
集処理が選択されたことが認識される。次に、ペン5が
タブレット4から離れたときに、領域13に対して認識
された編集処理が実行される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデータの編集方法に
関するものであり、特に、ポインティングデバイスと表
示装置とを備えた情報機器におけるデータの編集方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】図1〜図4は、特開平4−47358号
公報に示されている文章等の編集方法を説明する図であ
る。図1は、ディスプレイと一体化された手書き入力タ
ブレットを実装した情報機器を示す図である。また図2
は、手書き入力タブレットの内部のシステム構成図を示
している。
【0003】情報機器100は、本体1に内蔵された情
報記憶部2を有しており、本体1には記憶媒体3が着脱
可能である。本体1の表面操作部には、入力表示部4が
設けられている。この入力表示部4は、図2に示す手書
き入力タブレット4aと平面ディスプレイ4bとを一体
的に構成したものである。入力表示部4への文字、絵等
の入力は、ペン5を用いて行われる。
【0004】タブレット4a上の点がペン5によって指
示されると、座標検出装置6がその点の座標を検出し、
中央処理装置(CPU)7に送る。CPU7は、ペン5
が指示する点の座標を順次受け取り、これらに基づいて
入力された文字等を認識する。認識された文字等は平面
ディスプレイ4bに表示され得る。CPU7は、ROM
8およびRAM9に接続されており、これらと情報の授
受を行う。さらに、本体1に外部記憶媒体3が挿入され
ると、CPU7は、記憶媒体3とも情報の授受を行う。
【0005】以下、図3および図4を参照しながら、こ
のような情報機器100における文章等の編集方法を説
明する。
【0006】図3は、図1の情報機器100の入力表示
部4に表示される文字列編集画面の一例である。
【0007】図3は、画面に表示された文書において編
集対象となる文字列が特定され、またその文字列に対し
て行われる編集作業の具体的な内容を示す編集メニュー
10が表示された状態を示している。文字列は、始点1
1および終点12を指定することにより特定される。編
集メニュー10は、移動、複写、削除、変更、文字飾
り、取消等の編集作業のそれぞれをファンクションキー
として表示したものである。この編集メニュー10に含
まれるいずれか1つのファンクションキー上の点をペン
5によって指示すれば、そのファンクションキーに対応
する編集作業が実行される。このようにして、ペン5を
用いて入力を行う情報機器100においても、一般のワ
ードプロセッサ、作図プロセッサ、エディタ等における
編集機能と同様の機能を実現している。
【0008】例えば、表示されている文書内の編集対象
の文字列を移動処理する場合には、まず、編集メニュー
10の中の「移動」をペン5によりタブレット4a上で
指定する。続いて、編集対象の文字列を特定するため
に、文字列の始点11と終点12とを同様にペン5によ
って指定する。最後に移動先をペン5によって指定す
る。これにより、始点11および終点12によって特定
される文字列の移動処理が実行される。ペン5による指
定は、ペン5をタブレット4aに接触させて離すことに
より行われる。ここで、ポインティングデバイスにより
表示画面上の点を指示することをポイントオンとよび、
指示した点を確定させることをポイントオフとよぶ。つ
まり、ペン5をタブレット4a上の点に接触させること
がポイントオンに相当し、ペン5をタブレット4aから
離すことがポイントオフに相当する。このようなペンを
用いたポイントオンおよびポイントオフによる編集操作
は、キーボードまたはマウスを用いた操作に比べて、文
書が表示されている画面を直接タッチすることができる
という点で操作性に優れている。
【0009】図4に、上述した編集操作のルーチンを示
す。斜線で示したステップにおいてペン5によるポイン
トオンおよびポイントオフが行われる。
【0010】まず、編集対象の領域の始点を入力し(ス
テップA1)、入力された点が文字列の始点またはブロ
ックの1つの角に対応するのか否かを判別する(ステッ
プA2、A5)。このいずれでもない場合、さらに入力
された点が図形を指定するものであるのか、それとも罫
線を指定するものであるのかが判定される(ステップA
8、A10)。入力された点が、文字列の始点またはブ
ロックの1つの角、図形および罫線のいずれかのを示す
ものであれば、それぞれにあった編集メニューをセット
する(ステップA3、A6、A7、A11)。いずれに
も該当しない場合には何もせずにこのルーチンを終了す
る。
【0011】入力された点が、文字列の始点またはブロ
ックの1つの角を示す場合には、ステップA3またはA
6において編集メニューをセットした後、文字列の終点
またはブロックのもう1つの角を示す点を入力(ステッ
プA4、A7)し、終点またはもう1つの角を示す点と
して入力された点の近傍に、それぞれにあった編集メニ
ューを表示する(ステップA12)。図形または罫線が
編集対象である場合には、ステップA9またはA11に
おいて編集メニューのセットが終わったら、直ちに編集
メニューを表示する(ステップA12)。編集メニュー
としては、例えば図3の編集メニュー10のように、複
数のファンクションキーの集合が表示される。
【0012】次に、表示された編集メニューから編集の
具体的な処理内容を選択する(ステップA13)。この
選択において、編集操作の中止を示す「取消」キーがペ
ン5によって指定されたら(ステップA14)、編集メ
ニューをクローズ(ステップA23)し、このルーチン
を終了する。また、移動/複写が選択されたら(ステッ
プA15)、編集対象の移動先/複写先を決めるための
ポイントタッチの邪魔にならないように編集メニューの
表示を止め(ステップA16)、移動先/複写先の点を
ペンで指定する(ステップA17)。これにより移動先
/複写先が入力される。続いて、編集対象の移動/複写
処理を行い(ステップA18)、リターンする。
【0013】編集メニュー選択で移動/複写以外を選択
されたら、選択された処理がサブメニューを必要とする
ものかどうかを判別し(ステップA19)、もしサブメ
ニューがある場合はサブメニューを表示(ステップA2
0)し、サブメニューにおいても同様の選択を行う(ス
テップA21)。このようにして、編集対象に対して実
行すべき処理の選択が決定したら、それぞれ選択にあっ
た処理を行う(ステップA22)。
【0014】全ての処理が終了したら、メニュー/サブ
メニューの表示を止め(ステップA23)、ルーチンを
終了する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した方法では、編
集対象の指定および編集内容の選択を、ペンをタブレッ
ト上の点に接触させ、続いてタブレットから離すことの
繰り返しにより行っている。つまり、文章等を編集する
ためには、使用者は、任意の位置にペンによるポイント
タッチを何度か行わなければならない。特に、上述した
方法では、編集対象となる領域の選択がポイントタッチ
に限られているため、編集のための領域選択ではなく、
例えば文字列の検索といった情報機器100自体のアプ
リケーションの機能によって領域が選択された場合に
は、使用者によって最後にポイントタッチされた座標
と、画面上で選択された領域とは全く関係がない。この
ため、最後に使用者がペンで指定した点の近傍に編集メ
ニューを表示するという最大の効果が得られなくなり、
上述した方法が全ての場合において効果的であるとはい
えない。
【0016】さらに、編集対象の移動、複写、削除だけ
ではなく、例えば文字列の装飾(ボールド体、イタリッ
ク体、文字の大きさの変更、フォントの変更等)を行う
場合には、サブメニューを選択するために何度もポイン
トタッチを繰り返さなければならないという欠点もあ
る。
【0017】上述した方法とは異なり、編集すべき領域
上の点にペン5を接触させ、接触させたままペン5を移
動させ、移動先でペン5をタブレット4aから離す、つ
まりポイントオンしたままの状態でポインティングデバ
イスの指示先を移動し、そしてポイントオフするという
動作によって文字列の移動を行う方法も提案されてい
る。このような動作はドラッグアンドドロップと呼ばれ
ている。このドラッグアンドドロップを用いる方法で
は、編集メニューを使わない。このため、上述した方法
のようにポイントタッチを何度も繰り返す必要がなく、
操作性に優れている。しかし、このドラッグアンドドロ
ップによる編集は、編集対象の移動のみに限定されると
いう欠点がある。
【0018】本発明はこのような現状に鑑みてなされた
ものであり、その目的は操作性に優れ、効率よく編集作
業を行うことのできるデータの編集方法を提供すること
である。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の編集方法は、表
示装置とポインティングデバイスとを有する情報処理装
置におけるデータの編集方法であって、該表示装置に表
示された該データにおいて、編集対象となる第一の領域
を指定する工程と、該ポインティングデバイスが指示す
る指示点を該第一の領域内の1点と一致させた状態で該
ポインティングデバイスをオンする工程と、該編集対象
に対して施され得る複数の編集処理に対してそれぞれ設
けられた複数の第二の領域を表示する工程と、該ポイン
ティングデバイスをオンしたまま、該指示点を移動さ
せ、該複数の第二の領域の1つを通過させる工程と、該
ポインティングデバイスをオフすることにより、該複数
の第二の領域の表示を消す工程と、該第一の領域のデー
タに対して、該指示点が通過した第二の領域に対応する
編集処理を実行し、実行後のデータを表示する工程とを
包含しており、そのことにより上記目的を達成する。
【0020】前記複数の第二の領域は、前記ポインティ
ングデバイスが、前記指示点が前記第一の領域内の1点
と一致した状態でオンしたことが検出された時点で表示
されてもよい。
【0021】前記複数の第二の領域は、前記第一の領域
内の1点を中心として、該1点を取り囲むように配置さ
れてもよい。
【0022】前記ポインティングデバイスはペンであ
り、前記表示装置はディスプレイおよび該ディスプレイ
上に一体に形成された入力タブレットを有していてもよ
い。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の編集方法では、ポインテ
ィングデバイスと表示装置とを有する情報処理装置にお
いて、編集すべき領域上の点をポイントオンし、ポイン
トオフすることなくポインティングデバイスが指示する
位置を移動させ、編集内容のそれぞれに対して設けられ
た領域(例えば、アイコン等で表される)上を通過させ
る。これにより、情報処理装置は、ポインティングデバ
イスが編集対象として指定した領域に対して、通過した
領域に対応する編集処理を行うことを認識する。認識さ
れた領域の編集処理は、ポイントオフしたときに確定
し、実行される。このように、ポイントオンからポイン
トオフまでの一連の操作によりデータの編集作業を実現
する。したがって、同じような編集処理を行う場合で
は、上述した従来の編集方法に比べて操作が少なくて済
み、編集作業の効率化が望め、使用者の負担を減らすこ
とができる。
【0024】以下、図5から図7を参照しながら、ディ
スプレイと一体化された手書き入力タブレットを有し、
ポインティングデバイスとしてペンを用いる情報機器を
例として、本発明の編集方法を説明する。
【0025】図5に、情報機器の編集画面を示す。ここ
で、情報機器は、図1および2に示す構成を有するもの
とする。
【0026】まず、入力表示部4に表示された画面上
で、編集を行う対象となる文字列等の領域指定を行う。
本実施例ではペン5を用いており、編集対象が文字列で
あればその始点および終点を指定することにより領域が
指定され、またブロックであればブロックの対角2つを
指定することによりブロックが指定される。ここでは、
文字列が編集対象領域13として選択されるものとす
る。なお、本発明の編集方法では、領域指定はいかなる
方法で行われてもよい。指定された編集対象領域13
は、表示部4の画面上で、例えば反転表示されることに
より示される。
【0027】続いて、使用者が、編集対象領域13のい
ずれかの点でペン5を表示部4に接触させると、CPU
7は、その点を中心として編集アイコン14を表示部4
に表示させる。この編集アイコン14は、図5のよう
に、ペン5によって接触された点を中心にし、それを取
り囲むように、それぞれが異なる処理に対応する複数の
アイコンを配置したものである。アイコン14が表示さ
れると、使用者はペン5を表示部4から離すことなく、
つまりポイントオフすることなく、そのまま所望の処理
に対応するアイコンまでペン5を移動させる。これによ
り1つのアイコンが選択され、所望の処理が選択され
る。
【0028】ここで、選択されたアイコンが移動アイコ
ンであれば、CPU7は、編集アイコン14の表示を止
める。この状態で、使用者は、表示部4に接触させたま
まの状態でペン5を編集対象領域13の移動先まで移動
させ、そこで表示部4から離す。この時点でCPU7
は、編集対象領域13をペン5が表示部4から離れた位
置まで移動させることを認識し、この処理を実行してか
ら、実行後の状態を表示部4に表示させる。
【0029】また、選択されたアイコンに対応する処理
が、さらに細かい処理の指定を必要とするもの、例えば
文字飾りの付加、あるいは文字フォントの変更等であれ
ば、CPU7は、その時点でペン5が位置している点を
中心として、さらに細かい処理のそれぞれに対応する複
数のアイコンを含む編集サブアイコン15を表示部4に
表示させる。図6に編集サブアイコン15の例を示す。
編集アイコン14内の文字アイコンが選択されたら、ペ
ン5がその時点で位置している点、つまり文字アイコン
上の1点を中心として、図6に示すような文字アイコン
の編集サブアイコン15が表示される。このような編集
サブアイコン15が表示されると、使用者は、ペン5を
表示部4と接触させた状態でより細かな処理の選択を行
う。
【0030】以上のように本発明の編集方法では、ペン
5を表示部4に一旦接触させると、表示部4から離すこ
となく、目的の処理を選択し、実行させることができ
る。ペン以外のポインティングデバイスを用いた場合で
も、同様である。したがって、ポイントオン・ポイント
オフする頻度が少なくて済み、編集の手間を省くことが
できる。
【0031】次に、図7のフローチャートを参照しなが
ら、本発明の編集方法をより詳細に説明する。
【0032】まず、ペン5によって表示部4上の点が入
力された、つまりポイント入力があったことが検出され
ると(ステップB1)、座標検出装置6は、その点の座
標を検出してCPU7に与える。CPU7は、入力され
た点が編集対象領域13として指定された領域内の点か
どうかを判定する(ステップB2)。編集対象領域13
の指定は、ステップB1よりも以前に行われており、そ
れにより、例えば編集対象領域13を囲む線上の座標の
全てがRAM9に格納される。CPU7は、ステップB
2において、RAM9に格納された座標に基づいて、ス
テップB1において入力された点が編集対象領域13内
にあるか否かを判断する。もし編集対象領域13内の点
であると判断されると、CPU7は、表示部4に、編集
アイコン14を表示させる(ステップB3)。編集アイ
コン14内の各アイコンに対応する領域のサイズ等は、
例えばRAM9に予め記憶されている。CPU7は、ス
テップB1で入力された点の座標とRAM9に記憶され
ている各アイコンに対応する領域のサイズ等に関するデ
ータとに基づいて、編集アイコン14が表示されるべき
位置を算出し、それを表示部4に伝えるとともに、RA
M9に格納する。その結果、上述したように、編集アイ
コン14の各アイコンは、ペン5が位置している点を中
心として、これを取り囲むように表示される。
【0033】表示部4上の点の入力がなかったり、編集
対象領域13の外の点が入力された場合には、処理を終
了する。
【0034】次に、再びポイント入力の有無が調べられ
る(ステップB4)。ペン5が表示部4から離れずに移
動している場合にはポイント入力があると判定され、ペ
ン5がそのとき指定されている点が、編集アイコン14
内のいずれかのアイコンに相当する領域内にあるか否か
を判別する(ステップB5)。ペン5が表示部4に接触
している限り、ペン5が編集アイコン14に到達するま
でステップB5の判別は繰り返される。例えば、ステッ
プB4のポイント入力の有無の確認は、100〜150
msec毎に行われる。
【0035】ステップB4において、ポイント入力がな
いと判定されると、ペン5は編集アイコン14まで移動
する前に表示部4から離れ、編集処理が中止されたこと
を意味する。したがって、CPU7は、表示部4に編集
アイコン14を表示するのを停止し(ステップB7)、
編集処理を終了する。
【0036】ステップB5において、ペン5が指示して
いる点が、編集アイコン14内のいずれかのアイコンに
相当する領域内の点であると確認されたら、CPU7
は、次に、ペン5が指示している点が、取消処理に対応
するアイコン上に位置するか否かを判別し(ステップB
6)、そうでなければ移動/複写処理に対応するアイコ
ン上に位置するのか否かを判別する(ステップB8)。
つまり、CPU7は、ペン5が編集アイコン14に到達
すると、まず、ペン5が指示する点がサブメニューを必
要としない処理を示すアイコン上にあるか否かを判別す
る。ここでも、CPU7は、例えばRAM9に格納され
た各アイコンに対応する領域の範囲を決めるデータとペ
ン5が指示する点の座標とに基づいて、判別を行う。
【0037】ペン5が、取消処理を示すアイコン上の点
を指示していれば、CPU7は、表示部4による編集ア
イコン14の表示を止めさせ(ステップB7)、処理を
終了する。ペン5が指示した処理が移動/複写処理であ
る場合にも同様に編集アイコン14の表示を停止(ステ
ップB9)するが、移動/複写処理では編集対象として
指定された領域の移動/複写先のデータを得る必要があ
る。このため、編集アイコン14の表示が消えると、使
用者はペン5を表示部4から離す、つまりポイントオフ
を行う(ステップB10)。このように移動/複写処理
では、使用者は、ポイントオンしたままペン5を移動/
複写の目的位置まで移動させ、そこでポイントオフす
る。ポイントオフされたことが検出されてそれがCPU
7に認識されれば、CPU7は、ポイントオフされた時
点での表示部4上の指示点の座標を移動/複写先を示す
データとして座標検出装置6から入手し(ステップB1
1)、直ちに移動/複写処理を行う(ステップB1
2)。
【0038】ペン5が指示しているアイコンが上述した
取消処理を示すアイコン、および移動/複写処理を示す
アイコン以外である場合には、CPU7は、表示部4に
編集サブアイコン15を表示させる(ステップB1
3)。この編集サブアイコン15は、より細かな処理を
指定するもので、図6を例に取ると、文字編集のうち、
ボールド処理やイタリック処理、アンダーライン処理、
文字フォントの大きさの変更等の細かな処理に対応する
複数のアイコンを含んでいる。サブアイコン15も、編
集アイコン14と同様に、その時点でペン5が位置して
いる点を中心として、この中心をサブアイコン15中の
複数のアイコンが取り囲むように表示される。
【0039】続いて、ステップB4及びB5と同様に、
ペン5が表示部4と接触され続けているか、つまりポイ
ント入力が続いているかを判別し(ステップB14)、
サブアイコン15の中の複数のアイコンのいずれかが指
示されているか否かを判別する(ステップB15)。も
し指示されたアイコンに対応する細かな処理がさらに細
かな処理の決定を必要とするものであれば、CPU7
は、表示部4にサブアイコンをさらに表示させる(ステ
ップB16)。指示されたアイコンがこのようなサブア
イコンを持たない場合は、編集処理が決定される(ステ
ップB17)。このため、CPU7は、表示部4に全て
のアイコンの表示を止めさせ、直ちに編集処理を行う
(ステップB18)。
【0040】このようにして、本発明の編集方法による
と、ポイントオンからポイントオフまでの一連の操作で
編集処理を決定することができ、操作性に優れ、効率の
よい編集を行うことができる。
【0041】なお、上記実施例では、ペンによって表示
画面上の点を指定する例を説明したが、ポイントオン・
ポイントオフにより表示画面上の点を指定するポインテ
ィングデバイスであれば、ペンを用いた場合と同様の効
果が得られるのはもちろんである。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の編集方法
においては、ポインティングデバイスを用いた編集作業
において、ポイントオンからポイントオフまでの一連の
操作により作業を行うことができる。このため、編集作
業を効率的に行うことができる。また、本発明の編集方
法は、ポイントオンの回数が少ないという点で操作性に
優れているため、使用者の負担を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 情報処理装置の概略構成を示す図である。
【図2】 情報処理装置のシステム構成を示す図であ
る。
【図3】 従来の編集方法を説明するための情報処理装
置の表示画面を示す図である。
【図4】 従来の編集方法のフローを示す図である。
【図5】 本発明の編集方法を説明するための情報処理
装置の表示画面を示す図である。
【図6】 本発明の編集方法を説明するための情報処理
装置の表示画面を示す図である。
【図7】 本発明の編集方法のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 本体 2 情報記憶部 3 記憶媒体 4 表示部 5 ペン 6 座標検出装置 7 CPU 8 ROM 9 RAM 10 編集メニュー 11 文字列の始点 12 文字列の終点 13 編集対象領域 14 編集アイコン 15 編集サブアイコン

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置とポインティングデバイスとを
    有する情報処理装置におけるデータの編集方法であっ
    て、 該表示装置に表示された該データにおいて、編集対象と
    なる第一の領域を指定する工程と、 該ポインティングデバイスが指示する指示点を該第一の
    領域内の1点と一致させた状態で該ポインティングデバ
    イスをオンする工程と、 該編集対象に対して施され得る複数の編集処理に対して
    それぞれ設けられた複数の第二の領域を表示する工程
    と、 該ポインティングデバイスをオンしたまま、該指示点を
    移動させ、該複数の第二の領域の1つを通過させる工程
    と、 該ポインティングデバイスをオフすることにより、該複
    数の第二の領域の表示を消す工程と、 該第一の領域のデータに対して、該指示点が通過した第
    二の領域に対応する編集処理を実行し、実行後のデータ
    を表示する工程と、を包含するデータの編集方法。
  2. 【請求項2】 前記複数の第二の領域は、前記ポインテ
    ィングデバイスが、前記指示点が前記第一の領域内の1
    点と一致した状態でオンしたことが検出された時点で表
    示される、請求項1に記載のデータの編集方法。
  3. 【請求項3】 前記複数の第二の領域は、前記第一の領
    域内の1点を中心として、該1点を取り囲むように配置
    される、請求項2に記載のデータの編集方法。
  4. 【請求項4】 前記ポインティングデバイスはペンであ
    り、前記表示装置はディスプレイおよび該ディスプレイ
    上に一体に形成された入力タブレットを有している、請
    求項1から3のいずれか1つに記載のデータの編集方
    法。
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