JPH09204380A - アプリケーション共有方式 - Google Patents

アプリケーション共有方式

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JPH09204380A
JPH09204380A JP1265496A JP1265496A JPH09204380A JP H09204380 A JPH09204380 A JP H09204380A JP 1265496 A JP1265496 A JP 1265496A JP 1265496 A JP1265496 A JP 1265496A JP H09204380 A JPH09204380 A JP H09204380A
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JP
Japan
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computer
application
drawing information
data
image
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Application number
JP1265496A
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English (en)
Inventor
Tatsuya Kato
達也 加藤
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データのネットワーク転送に要する時間
を削減する。 【解決手段】 被共有アプリケーション4を保持するコ
ンピュータ1における描画情報圧縮手段7は、アプリケ
ーションを保持しない他のコンピュータ2からの要求を
受けて、被共有アプリケーション4のビットマップ形式
の描画イメージを圧縮してネットワーク3に出力する。
他のコンピュータ2における描画情報伸長手段15はネ
ットワーク3から圧縮された描画イメージ27−aを受
けると、アプリケーションのビットマップ形式の描画イ
メージに伸長して表示手段19に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
共有方式に関し、特に画像情報及び操作情報の転送方式
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のアプリケーション共有方
式は、例えば公開特許公報「アプリケーション共有方
式」(特開平5-120241)に示されるように、ネットワー
クで接続されたコンピュータ間において、アプリケーシ
ョンプログラムの共有を目的として構成されている。
【0003】図10は、従来のアプリケーション共有方
式の一実施例を示すブロック図である。パーソナルコン
ピュータ101,102,103 は、ローカルエリアネットワーク
( 以降LAN と略す)104により相互に接続している。パー
ソナルコンピュータ101 は,LAN104 内で唯一のアプリケ
ーション105 と、パーソナルコンピュータ102,103 の処
理要求を受け付けアプリケーション105 に引き渡す入力
制御手段106 と、アプリケーション105 からの出力要求
を管理し、パーソナルコンピュータ102,103 に出力要求
を出す出力要求管理手段107 とを設けてある。又、パー
ソナルコンピュータ102,103 は、それぞれキーボード10
8,109 を管理しパーソナルコンピュータ101 に処理要求
を出力する入力要求管理手段110,111 と、パーソナルコ
ンピュータ101 上のアプリケーション105 からの出力要
求に基づき、ディスプレイ112,113 に処理結果を出力す
る出力制御手段114,115 とを設けている。
【0004】次に図10を参照して動作を説明する。パ
ーソナルコンピュータ102,103 において、キーボード10
8,109 からアプリケーション105 への操作要求を入力す
ると、入力要求管理手段110 ,111がこれを受け、アプリ
ケーション105 が動作しているパーソナルコンピュータ
101 に、LAN104を介して操作要求を転送する。パーソナ
ルコンピュータ101 の入力制御手段106 では、パーソナ
ルコンピュータ102,103 からの操作要求を受け取り、受
付順に制御しアプリケーション105 に引き渡す。アプリ
ケーション105 は、この操作要求をあたかもパーソナル
コンピュータ101 のキーボードから入力された要求と同
様の形式で受け取り、操作要求に見合った動作を行う。
【0005】さらに、パーソナルコンピュータ101 で動
作しているアプリケーション105 は、パーソナルコンピ
ュータ102,103 のディスプレイ112,113 に対する処理結
果や新たな入力要求の表示要求を、パーソナルコンピュ
ータ101 のディスプレイに表示するのと同様の表示要求
の形式で要求する。出力要求管理手段107 は、表示要求
を取り出し、LAN104を介して、パーソナルコンピュータ
102,103 に対し表示要求を転送する。パーソナルコンピ
ュータ102,103 の出力制御手段114,115 では、それぞ
れ、パーソナルコンピュータ101 からの表示要求を受け
取り、ディスプレイ112,113 に対して表示要求を出力す
る。この結果、アプリケーション105 の表示要求の内容
がパーソナルコンピュータ102,103 のディスプレイ112,
113 に同じように表示される事になる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のアプリ
ケーション共有方式は、パーソナルコンピュータの表示
要求を、ネットワークを介して接続されたコンピュータ
に転送し、表示内容の共有を実現しているため、表示要
求に画像データのような大量のデータを含む場合、ネッ
トワークによって転送されるデータ量が増えるため、転
送に要する時間がかかり、その結果操作性が低下し、業
務効率が低下するという欠点がある。特に、回線容量が
小さいネットワーク線路を使用した場合に、この欠点は
大きくなる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における第1の発
明は、ネットワークに接続された複数のコンピュータ
が、その内の1つの前記コンピュータに保持されたアプ
リケーションを共有する場合のアプリケーション共有方
式において、前記アプリケーションを保持するコンピュ
ータは前記アプリケーションを保持しない他のコンピュ
ータからの要求を受けて前記アプリケーションのビット
マップ形式の描画イメージを圧縮して前記ネットワーク
に出力する描画情報圧縮手段を有し、前記他のコンピュ
ータは前記ネットワークから前記圧縮された描画イメー
ジを受けると前記アプリケーションのビットマップ形式
の描画イメージに伸長して表示手段に表示する描画情報
伸長手段を備えることを特徴とする。
【0008】また、第2の発明は、第1の発明における
前記描画情報圧縮手段が、前記アプリケーションのビッ
トマップ形式の描画イメージと予め記憶装置に記憶して
ある前回描画されたビットマップ形式の描画イメージと
の差分をとり該差分データをランレングス方式により圧
縮を行うことを特徴とする。
【0009】さらに、第3の発明は、第2の発明におけ
る前記描画情報伸長手段が、受信した前記圧縮描画イメ
ージを前記ランレングス方式により伸長して前記差分デ
ータを求め、求められた前記差分データと予め記憶装置
に記憶してある前回描画されたビットマップ形式の描画
イメージとの和を取ることにより現在の描画イメージを
取得することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
【0011】図1は、本発明の第一の実施例を示すブロ
ック図である。
【0012】図1において、コンピュタ1と、コンピュ
ータ2は、ネットワーク3を介して接続されている。
今、コンピュータ1では、共有を行う被共有アプリケー
ション4が起動されていると仮定する。被共有アプリケ
ーション4はビットマップ形式の送信描画情報21を画
面描画管理手段5に引き渡す。画面描画管理手段5は、
コンピュータ1に設けられた表示手段6に描画情報21
を転送することにより画面描画を行う。それと同時に、
送信描画情報21を描画情報圧縮手段7に出力する。描
画情報圧縮手段7は、フレーム差分算出手段8と送信描
画情報蓄積手段9およびランレングス方式圧縮手段10
から構成される。送信描画情報21はフレーム差分算出
手段8と送信描画情報蓄積手段9に出力される。フレー
ム差分算出手段8は現在の被共有アプリケーション4の
ビットマップ形式の送信描画情報21と、描画情報蓄積
手段9に記憶された前回すなわち画面が再描画される前
の被共有アプリケーション4のビットマップ形式である
送信蓄積描画情報24とのフレーム差分を計算する。フ
レーム差分算出手段8が最初のフレームの差分を算出す
る場合は、蓄積内容を零で初期化した描画情報蓄積手段
9の出力とビットマップ形式の送信描画情報21とのフ
レーム差分を算出するため、結果的にビットマップ形式
の送信描画情報21をそのまま出力する。フレーム差分
算出手段8によって出力される送信フレーム差分データ
25を、ランレングス方式圧縮手段10により圧縮を施
す。ランレングス方式圧縮手段10は算出された送信圧
縮描画情報26を入出力処理手段11に出力する。入出
力処理手段11は、ランレングス方式圧縮手段10で得
られた送信圧縮描画情報26を入力し、送信ネットワー
クデータ27−aとして出力する。送信ネットワークデ
ータ27−aはネットワーク3を介してコンピュータ2
に転送される。
【0013】一方、コンピュータ2に設けられた入出力
処理手段14は、コンピュータ1から転送された受信ネ
ットワークデータ27−aを受信し、描画情報伸長手段
15に受信圧縮描画情報31として出力する。描画情報
伸長手段15は、ランレングス方式伸張手段16とフレ
ームデータ算出手段17および描画情報蓄積手段18と
から構成される。ランレングス方式伸張手段16は入力
された受信圧縮描画情報31をランレングス方式により
伸張し、フレームデータ算出手段17に受信フレーム差
分データ32を渡す。フレームデータ算出手段17は、
ランレングス方式伸張手段16の出力する受信フレーム
差分データ32と、描画情報蓄積手段18が記憶してい
る前回のビットマップ形式の受信蓄積描画情報33との
和を取る事で、現在の受信画面描画情報34を取得す
る。フレームデータ算出手段17が最初のフレームデー
タを算出する場合は、蓄積内容を零で初期化した受信描
画情報蓄積手段18の出力と受信フレーム差分データ3
2の和を取るため、受信フレーム差分データ32をその
まま出力する。フレームデータ算出手段17が出力する
受信画面描画情報34は描画情報蓄積手段18に入力さ
れると同時に、コンピュータ2の表示手段19に出力さ
れる。表示手段19は入力された受信画面描画情報34
を画面に表示する。これにより、コンピュータ1上で起
動している被共有アプリケーション4の描画イメージ
が、コンピュータ2の表示手段19に表示され、アプリ
ケーション実行中の描画イメージの共有が可能になる。
【0014】また、コンピュータ2に設けられた入力手
段20で入力された送信操作報35は、入出力処理手段
14に入力される。入出力管理手段14は、送信操作情
報35を入力し、送信ネットワークデータ27−bとし
て、ネットワーク3を介してコンピュータ1に転送す
る。コンピュータ1の入出力処理手段11はコンピュー
タ2から受信ネットワークデータ27−b受け取り、受
信操作情報28として操作管理手段12に出力する。操
作管理手段12は入出力処理手段11から受信操作情報
28を受け取るとともに、コンピュータ1に設けられた
入力手段13からの入力操作情報29も受けとる。そし
て、操作管理手段12は、受け取った順に被共有アプリ
ケーション4に操作情報30として引き渡す。これによ
り、コンピュータ2における共有アプリケーションに対
する操作情報がコンピュータ1上で再現され、コンピュ
ータ1、コンピュータ2間で共有アプリケーションに対
する操作の共有が可能になる。
【0015】図2は、本実施例における描画情報圧縮手
段7の動作を説明する図である。今、画面描画管理手段
5から受けたビットマップ形式の送信描画情報36は、
フレーム差分算出手段8と送信描画情報蓄積手段9に渡
される。このビットマップ形式の描画情報36の一部の
データが「00 00 FF 00 00」であると仮定する。また、
送信描画情報蓄積手段9からフレーム差分算出手段8に
渡される、前回のビットマップ形式の送信蓄積描画情報
37の一部のデータが「00 00 FF FF FF」であると仮定
したとき、フレーム差分算出手段8によって得られる送
信フレーム差分データ38が求められ、その一部分のデ
ータは「00 00 00 FF FF」となる。つまり、ビットマッ
プ形式データに変化がない部分は「00」で、データに変
化が認められた部分はその差分が求められる。こうして
送信フレーム差分算出手段8によって得られた送信フレ
ーム差分データ38は、ランレングス方式圧縮手段10
に引き渡され、圧縮が行われる。例えば、送信1フレー
ム差分データ38の一部データ「00 00 00 FF FF」に関
してランレングス方式で圧縮を行うと、冒頭の3データ
から「00」が3回の頻度で「00 03 」、次の2データか
ら「FF」が2回の頻度で「FF 02 」を得るので、圧縮デ
ータとして「00 03 FF 02 」を得る。尚、フレーム差分
算出手段8およびランレングス方式圧縮手段10は、既
存の技術であり、その実施例について、本「実施の形
態」の末尾に「補足」として添付する。
【0016】図3は、本実施例における描画情報伸張手
段15の動作説明図である。今コンピュータ2に設けら
れた入出力処理手段14から受信した受信圧縮描画情報
31の一部のデータが「00 03 FF 02 」であったとする
と、ランレングス方式伸張手段16により伸張され求め
られた受信フレーム差分データ39は、「00 00 00 FF
FF」となる。また、受信描画情報蓄積手段18により蓄
積されていた受信蓄積描画情報40のデータの一部が
「00 00 FF FF FF」であったとすると、フレームデータ
算出手段17により求められる受信描画情報41の一部
は、受信フレーム差分データ39と受信蓄積描画情報4
0から、「00 00 FF 00 00」の様に求められる。尚、ラ
ンレングス方式伸張手段16およびフレームデータ算出
手段17は、既存の技術であり、その実施例について、
本「実施の形態」の末尾に「補足」として添付する。
【0017】図4は、本発明の別の実施例を示すブロッ
ク図である。図4では、被共有アプリケーションが起動
されているコンピュータ1と、アプリケーションの共有
を行うコンピュータ2及びコンピュータ2’がネットワ
ーク3を介して接続されている。被共有アプリケーショ
ン4は送信描画情報21を画面描画管理手段5に引き渡
す。画面描画管理手段5は、コンピュータ1に設けられ
た表示手段6に送信描画情報21を転送することにより
画面描画を行う。それと同時に、被共有アプリケーショ
ン4のビットマップ形式の送信描画情報21を第一の実
施例で説明したように、描画情報圧縮手段7にて圧縮
し、圧縮された送信圧縮描画情報26をコンピュータ1
に設けられた入出力処理手段11を介して、送信ネット
ワークデータ27−aとして出力する。
【0018】送信ネットワークデータ27−aはネット
ワーク3を介してコンピュータ2及びコンピュータ2’
に転送される。
【0019】コンピュータ2は、コンピュータ1から転
送された受信ネットワークデータ27−aを入出力処理
手段14で受信すると、第一の実施例で説明したよう
に、描画情報伸長手段15にて伸長し、伸長された受信
画面描画情報34をコンピュータ2の表示手段19によ
り画面に表示する。
【0020】また、コンピュータ2’も同様に、コンピ
ュータ1から転送された受信ネットワークデータ27−
aを入出力処理手段14’で受信すると、第一の実施例
で説明したように、描画情報伸長手段15’にて伸長
し、伸長された受信画面描画情報34’をコンピュータ
2’の表示手段19’により画面に表示する。
【0021】これにより、コンピュータ1上で起動して
いる被共有アプリケーション4の描画メージが、コンピ
ュータ2及びコンピュータ2’の表示手段19及び1
9’に表示され、アプリケーション実行中の描画イメー
ジの共有が可能になる。
【0022】また、コンピュータ2に設けられた入力手
段20で入力された送信操作情報35は、第一の実施例
で説明したと同じ方法で、第2の送信ネットワークデー
タ27−bとして、ネットワーク3を介してコンピュー
タ1に転送される。同様にコンピュータ2’も同じ動作
により送信ネットワークデータ27−b’をネットワー
ク3を介してコンピュータ1に転送する。コンピュータ
1は、入出力処理手段11を介して、コンピュータ2及
びコンピュータ2’からそれぞれ送信ネットワークデー
タ27−bと27−b’受け取ると、第一の実施例で説
明したと同じ方法で、受信操作情報28として操作管理
手段12を介して入力手段13からの入力操作情報29
とともに、受け付け順に被共有アプリケーション4に引
き渡す。これにより、コンピュータ2及びコンピュータ
2’における共有アプリケーションに対する操作情報が
コンピュータ1上で再現され、コンピュータ1、コンピ
ュータ2、コンピュータ2’間で共有アプリケーション
に対する操作の共有が可能になる。
【0023】図5は本発明の効果を具体的に説明する図
である。図5(a)はフレーム差分算出手段8に入力さ
れるビットマップ方式の送信描画情報21を示してい
る。また、図5(b)は送信描画情報蓄積手段9の出力
する前回のビットマップ方式の送信描画情報24を示し
ている。ここでフレーム差分算出手段8によりフレーム
差分データが図5(c)のように得られ、さらにランレ
ングス方式圧縮手段10によって図5(d)が得られ
る。これは24バイトの元のデータが8バイトになり、
1/3に圧縮がされる事を示している。 「補足」 ・フレーム差分算出手段8の構成 図6は本実施例におけるフレーム差分算出手段8の動作
を説明する図である。
【0024】今ここではx方向がNxピクセル、y方向
がNyピクセルのビットマップを例に説明する。まず、
ビットマップ形式の送信描画情報21としてNow
[x,y]を、また、前回のビットマップ形式の送信蓄
積描画情報24としてPrev[x,y]を入力し出力
される送信フレーム差分データ25としてDiff
[x,y]を指定し、処理を開始する(ステップ6−1
1)。まず、現在のピクセル位置を示すx,yの値をそ
れぞれ0に設定する(ステップ6−12)。次に、現在
ピクセル位置x,yにおけるピククセル値Now[x,
y]とPrev[x,y]の差をDiff[x,y]に
代入する(ステップ6−13)。次に、x方向ピクセル
位置を進めるためにxに1を加算する(ステップ6−1
4)。ここでxとNx−1とを比較する事によりx方向
ピクセル位置がビットマップデータの右端を越えたかを
判別する(ステップ6−15)。もし越えていないなら
ば、処理をステップ6−13に戻す。越えていたなら
ば、x方向ピクセル位置を0に設定した上(ステップ6
−16)、y方向ピクセル位置を進めるためにyに1を
加算する(ステップH−17)。そこでyとNy−1と
を比較する事によりy方向ピクセル位置がビットマップ
データの下端を越えたかを判別する(ステップ6−1
8)。もし、越えていないならば処理をステップ6−1
3に戻す。越えていたならば、処理を終了する(ステッ
プ6−19)。以上の処理を終了すると、Now[x,
y]で示したビットマップ形式の送信描画情報21とP
rev[x,y]で示した前回のビットマップ形式の送
信蓄積描画情報24のフレーム差分データとして、Di
ff[x,y]で示した送信フレーム差分データ25が
得られる。 ・ランレングス方式圧縮手段10の構成 図7は本実施例におけるランレングス方式圧縮手段10
の動作を説明する図である。今ここではx方向がNxピ
クセル、y方向がNyピクセルのビットマップを例に説
明する。第1に送信フレーム差分データ25としてDi
ff[x,y]を指定し、また、ランレングス方式圧縮
が施された送信圧縮描画情報26としてRLE[n]を
指定し、処理を開始する(ステップ7−21)。まず初
期値として、現在のピクセル位置をx=0、y=0と
し、RLE[n]の保存位置の初期値n=2を指定し、
またビットマップのx方向ピクセル数NxをRLE
[0]に、ビットマップのy方向ピクセル数NyをRL
E[1]に代入する(ステップ7−22)。次に、RL
E[n]に現在のピクセル位置のデータDiff[x,
y]を代入し(ステップ7−23)、さらに頻度の初期
値として1をRLE[n+1]に代入し(ステップ7−
24)、xに1を加える事によりx方向のピクセル位置
を進める(ステップ7−25)。ここでxとNx−1を
比較する事によりx方向ピクセル位置が入力されたビッ
トマップデータDiff[x,y]の右端を越えたかを
判別する(ステップH−26)。越えていない場合は処
理をステップ7−31に移す。越えていた場合は、xに
0を代入する事によりx方向ピクセル位置を0にし(ス
テップ7−27)、さらにyに1を加算する事によりy
方向ピクセル位置を進める(ステップ7−28)。ここ
で、yとNy−1を比較する事によりy方向ピクセル位
置が入力されたビットマップデータDiff[x,y]
の下端を越えたかを判別する(ステップ7−29)。越
えていた場合は処理を終了し(ステップ7−30)、越
えていない場合は、処理をステップ7−31に移す。ス
テップ7−31では、現在ピクセル位置のデータDif
f[x,y]と出力データRLE[n]が等しいかを判
別する。等しい場合は、頻度が飽和するのを防ぐため
に、RLE[n]が16進数でFFに等しいかを判別し
(ステップ7−32)、等しくない場合RLE[n+
1]に1を加える事により頻度に1を加え(ステップ7
−34)、処理をステップ7−25に移す。ステップ7
−31でDiff[x,y]とRLE[n]が等しくな
い場合、または、ステップ7−32でRLE[n]=F
Fである場合は、nに2を加える事により、RLE
[x,y]の保存位置を進め(ステップ7−33)、処
理をステップ7−23に引き渡す。以上の動作により、
Diff[x,y]で示した送信フレーム差分データ2
5から、RLE[n]で示したランレングス方式で圧縮
された送信圧縮描画情報26を得る。 ・ランレングス方式伸張手段16の構成 図8は本実施例におけるランレングス方式伸張手段16
の動作を説明する図である。今、ランレングス圧縮され
た受信圧縮描画情報31としてRLE[n]を入力し、
ランレングス方式伸張手段16によって伸張された受信
フレーム差分データ32DEC[x,y]を出力すると
する。処理を開始すると(ステップ8−41)、初期値
として現在のピクセル位置としてx=0、y=0、頻度
の変数Tに0を代入し、さらにビットマップデータのx
方向ピクセル数MxにRLE[0]、y方向ピクセル数
MyにRLE[1]をそれぞれ代入し、現在の伸張位置
を示すnに2を代入する(ステップ8−42)。ここ
で、DEC[x,y]にRLE[n]を代入する(ステ
ップ8−43)。次に頻度の変数Tに1を加え(ステッ
プ8−44)、x方向のピクセル位置を進めるためにx
に1を加える(ステップ−45)。ここでxとMx−1
を比較する事により、x方向ピクセル位置が復元される
ビットマップデータのx方向ピクセル数を越えたかを判
別する(ステップ8−46)。越えていた場合は、x方
向ピクセル位置を0に設定し(ステップ8−47)、さ
らにyに1を加える事によりy方向ピクセルを進める
(ステップ8−48)。ここで、ここでyとMy−1を
比較する事により、y方向ピクセル位置が復元されるビ
ットマップデータのy方向ピクセル数を越えたかを判別
する(ステップ8−49)。もしも越えていたならば処
理を終了し(ステップ8−52)、伸張されたデータD
EC[x,y]を得る。ステップ8−46でx方向ピク
セル位置が伸張されるビットマップデータのx方向ピク
セル数を越えて無く、また、ステップ8−49でy方向
ピクセル位置が伸張されるビットマップデータのy方向
ピクセル数を越えていないならば、頻度変数TとRLE
[n+1]が等しいかを判別する(ステップ8−5
0)。等しくないならば処理をステップ8−43に戻
し、等しいならばnに2を加算した上(ステップ8−5
1)処理ステップを8−43に戻す。以上の動作によ
り、RLE[n]で示されるランレングス圧縮された受
信圧縮描画情報31から、DEC[x,y]で示される
伸張された受信フレーム差分データ32を得る。 ・フレームデータ算出手段17の構成 図9は本実施例におけるフレームデータ算出手段17の
動作を説明する図である。今ここではx方向がMxピク
セル、y方向がMyピクセルのビットマップを例に説明
する。まず、受信フレーム差分データ32としてDEC
[x,y]を、また、前回のビットマップ形式の受信蓄
積描画情報33としてPrevDEC[x,y]を入力
し、最終的に復元されるビットマップデータである受信
画面描画情報34としてNowDEC[x,y]を指定
し、処理を開始する(ステップ8−61)。第1に現在
のピクセル位置を示すx,yの値をそれぞれ0に設定す
る(ステップ8−62)。次に、現在ピクセル位置x,
yにおけるピクセル値NowDEC[x,y]とPre
vDEC[x,y]との和を、復元されたビットマップ
データDiff[x,y]に代入する(ステップ8−6
3)。次に、x方向ピクセル位置を進めるためにxに1
を加算する(ステップ8−64)。ここでxとNx−1
とを比較する事により、x方向ピクセル位置がビットマ
ップデータの右端を越えたかを判別する(ステップ8−
65)。もし越えていないならば、処理をステップ8−
63に戻す。越えていたならば、x方向ピクセル位置を
0に設定した上(ステップ8−66)、y方向ピクセル
位置を進めるためにyに1を加算する(ステップ8−6
7)。そこでyとNy−1とを比較する事によりy方向
ピクセル位置がビットマップデータの下端を越えたかを
判別する(ステップ8−68)。もし、越えていないな
らば処理をステップ8−63に戻す。越えていたなら
ば、処理を終了する(ステップ8−69)。以上の処理
を終了すると、DEC[x,y]で示した受信フレーム
差分データ32とPrevDEC[x,y]前回のビッ
トマップ形式の受信蓄積描画情報33からNowDEC
[x,y]で示した受信画面描画情報34が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるアプ
リケーション共有方式は、アプリケーションを具備する
コンピュータは、アプリケーションのビットマップ形式
の描画イメージと、前回描画されたビットマップ形式の
描画イメージとの差分をとり、ランレングス方式により
圧縮を行って要求したコンピュータに出力し、該圧縮デ
ータを受けとったコンピュータでは、圧縮データを伸長
し、前回描画されたビットマップ形式の描画イメージと
の和をとることにより現在の描画イメージを求めるよう
にしたことにより、画像データのネットワーク転送に要
する時間が削減され、その結果操作性が良くなり、業務
効率が向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の描画情報圧縮手段を示す動作説明図であ
る。
【図3】図1の描画情報伸長手段を示す動作説明図であ
る。
【図4】本発明の他の実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明の効果を説明するための説明図である。
【図6】図1のフレーム差分算出手段8の動作説明図で
ある。
【図7】図1のランレングス方式圧縮手段10の動作説
明図である。
【図8】図1のランレングス伸長圧縮手段16の動作説
明図である。
【図9】図1のフレームデータ算出手段17の動作説明
図である。
【図10】従来技術の一実施例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1,2,2’ コンピュータ 3 ネットワーク 4 被共有アプリケーション 5 画面描画管理手段 6 コンピュータ1に設けられた表示手段 7 描画情報圧縮手段 8 フレーム差分算出手段 9 送信描画情報蓄積手段 10 ランレングス方式圧縮手段 11 コンピュータ1に設けられた入出力処理手段 12 操作管理手段 13 コンピュータ1に設けられた入力手段 14,14’ コンピュータ2,2’に設けられた入
出力処理手段 15,15’ 描画情報伸張手段 16,16’ ランレングス方式伸張手段 17,17’ フレームデータ算出手段 18,18’ 受信描画情報蓄積手段 19,19’ コンピュータ2,2’に設けられた表
示手段 20,20’ コンピュータ2,2’に設けられた入
力手段 21 被共有アプリケーション4のビットマップ形式
の送信描画情報 24 描画情報圧縮手段7の前回のビットマップ形式
のある蓄積描画情報 25 送信フレーム差分データ 26 送信圧縮描画情報 27−a,27−b,27−b’ ネットワークデー
タ 28 受信操作情報 29 コンピュータ1における入力操作情報 30 被共有アプリケーション操作情報 31,31’ 受信圧縮描画情報 32,32’ 受信フレーム差分データ 33,33’ 前回のビットマップ形式である蓄積描
画情報 34,34’ コンピュータ2,2’の受信画面描画
情報 35,35’ 送信操作情報 36 ビットマップ形式の送信描画情報 37 蓄積されたビットマップ形式である前回の送信
蓄積描画情報 38 送信フレーム差分データ 39 受信フレーム差分データ 40 蓄積されたビットマップ形式である前回の受信
蓄積描画情報 41 受信画像描画情報 101,102,103 パーソナルコンピュータ 104 ローカルエリアネットワーク 105 アプリケーション 106 入力制御手段 107 出力要求管理手段 108,109 キーボード 110,111 入力要求管理手段 112,113 ディスプレイ 114,115 出力制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のコンピ
    ュータが、その内の1つの前記コンピュータに保持され
    たアプリケーションを共有する場合のアプリケーション
    共有方式において、前記アプリケーションを保持するコ
    ンピュータは前記アプリケーションを保持しない他のコ
    ンピュータからの要求を受けて前記アプリケーションの
    ビットマップ形式の描画イメージを圧縮して前記ネット
    ワークに出力する描画情報圧縮手段を有し、前記他のコ
    ンピュータは前記ネットワークから前記圧縮された描画
    イメージを受けると前記アプリケーションのビットマッ
    プ形式の描画イメージに伸長して表示手段に表示する描
    画情報伸長手段を備えることを特徴とするアプリケーシ
    ョン共有方式。
  2. 【請求項2】 前記描画情報圧縮手段は、前記アプリケ
    ーションのビットマップ形式の描画イメージと予め記憶
    装置に記憶してある前回描画されたビットマップ形式の
    描画イメージとの差分をとり該差分データをランレング
    ス方式により圧縮を行うことを特徴とする請求項1記載
    のアプリケーション共有方式。
  3. 【請求項3】 前記描画情報伸長手段は、受信した前記
    圧縮描画イメージを前記ランレングス方式により伸長し
    て前記差分データを求め、求められた前記差分データと
    予め記憶装置に記憶してある前回描画されたビットマッ
    プ形式の描画イメージとの和を取ることにより現在の描
    画イメージを取得することを特徴とする請求項2記載の
    アプリケーション共有方式。
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