JPS61184052A

JPS61184052A - 画像デ−タ圧縮方法

Info

Publication number: JPS61184052A
Application number: JP60022799A
Authority: JP
Inventors: Nobuaki Arai; 新井　暢朗; Kazuhiro Sato; 一弘佐藤
Original assignee: Hitachi Medical Corp
Current assignee: Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Priority date: 1985-02-09
Filing date: 1985-02-09
Publication date: 1986-08-16

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、医用画像等の画像データを保存、伝送、処理
する際にその画像データを適宜圧縮する画像データ圧縮
方法に関し、特に画像データ全体の圧縮効率を高くする
ことができる画像データ圧縮方法釦関する。

従来の技術従来の画像データ圧縮方法は、第８図に示すように、原
画像１の画像データの全領域について一様に圧＃（２）
して、圧縮画）象３を得ていた。従って、原画像１はそ
の全領域について略同一の圧縮率で圧縮されていた。こ
こで、上記原画像１の中には、一般的に、詳細な画像情
報が必要な部分たとえばＡ部分と、概要が理解できれば
よい部分たとえばＢ部分とがあり、画像データの全領域
において必要な画像情報量は必ずしも一様ではない。

発明が解決しようとする問題点しかし、上記従来の方法においては、原画像１の全領域
について略同一の圧縮率で一様に圧縮するので、通常は
Ａ部分を理解するのに必要な画像情報量を確保するため
、上記Ａ部分の圧縮に適した圧縮率で全領域を圧縮して
いた。従って、上記Ｂ部分についてはさほど画像情報量
が必要でないにもかかわらず、Ａ部分と同じ割合で［１
ｉＩｉ＠データが残るものであった。すなわち、Ｂ部分
についてはもつと圧縮して画像データを減らしてもよい
ところなのに、該Ｂ部分には不要な画像情報を含んだ状
態で圧縮画像３ができていた。この結果、圧縮画像３の
データ量が多くなり、画像データ全体としての圧縮効率
は低下するものであった。また、上記のように圧縮画像
３のデータ量が多いことから、これを保存する記憶容量
が太き（なったり、伝送時間が長くかかったり、さらに
コスト高となったりするものであった。そこで、本発明
はこのような問題点を解決することを目的とする。

問題点を解決するだめの手段上記の問題点を解決する本発明の手段は、第１図に示す
ように、まず、原画像１の画像データを二以上の部分に
分割（４）する。このとき、上記原画像１の中には、詳
細な画像情報が必要であるＡ部分と、概要が理解できれ
ばよいＢ部分とが含まれているとし、このＡ部分５ａと
、８部分５ｂとに分割する。次に、上記各部分５ａ、５
ｂの画像データを各部分について必要な画像情報量に応
じてそれぞれ異なる圧縮率で圧縮（６ａ、６ｂ）する。

すなわち、Ａ部分５ａについてはｌ／ｎの圧縮率で圧縮
（６ａ）Ｌ、８部分５ｂについては１／ｍ（ここでｍ）
ｎ）の圧縮率で圧縮（６ｂ）する。これにより、上記原
画像１の画像データの全体を圧縮した圧縮画像３を得る
。

作用このように構成された画像データ圧縮方法は、分割され
た各部分５ａ、５ｂについてそれぞれ異なる圧縮率で圧
縮することにより、詳細な画像情報が必要な部分５ａに
ついてはその画像情報を失うことなく、概要が理解でき
ればよい部分５ｂについてはできるだけ多くの画像情報
を捨てるようにし、その結果圧縮後における圧縮画像３
のデータ量を全体として減らすものである。

実施例以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。

第２図ンま本発明による画像データ圧、賭方法の一実施
例を示す説明図であり、第３図はこの方法の実施に使用
する装置の概要を示すブロック図である。上記の装置は
、中央処理装置（ＣＰＵ）１０と、メインメモリ１１と
、ＣＲＴ等（７）ディスプレイ装置１２と、二次元走査
装置１３と、キーボード１４と、第一の圧縮伸長回路１
５ａ及び第二の圧縮伸長回路１５ｂと、トラックボール
又はマウス、ジョイスティック等の座標指示装置１６と
、磁気ディスク又は光ディスク等の外部記憶装置１７と
を有して成る。なお、第３図において、符号１８はデー
タを転送するためのバスである。

いま、第２図において、医用画像等の原画像１の画像デ
ータを圧縮して圧縮画像３を得るとする。まず、第３図
に示す中央処理装置１０の制御により、二次元走査装置
１３によって原画像１０画像データをメインメモリ１１
に読み込む。このとき、読み込まれた画像はディスプレ
イ装置１２に表示される。ここで、第２図く示すように
、原画像１の中には、詳細な画像情報が必要であるＡ部
分と、概要が理解できればよいＢ部分とが含まれている
とする。次に、オペレータは上記ディスプレイ装置１２
の表示画像を見て上記Ａ部分を確認し、キーボード１４
又は座標指示装置１６を操作し″ＣＡ部分の位置を指定
する。これにより、詳細に知りたいＡ部分５ａと、概要
が理解できればよい８部分５ｂとに分割（４）する。次
に、この分割された各部分５ａ、５ｂについてその画像
データを適宜のサンプリングピッチでサンプリング（７
）する。

この場合、Ａ部分５ａについても、８部分５ｂについて
も同一のサンプリングピッチで画像データを取り出す。

このときのＡ、Ｂ各部分の画素数を、第４図に示すよう
に、Ａ部分について）（＋、ｙ＋とし、Ｂ部分のＸ方向
、Ｙ方向一ついてＸ２．ｙ２とすると、Ａ部分のデータ
量はｘ１Ｘｙ＋　　となり、Ｂ部分のデータ量は（Ｘ２
ＸＹ２）（ｘｔｘｙ＋）となる。このようにしてサンプ
リング（７）されたＡ部分５ａの画像データと、８部分
５ｂの画像データは、各部分５ａ、５ｂについて必要な
画像情報量に応じてそれぞれ異なる圧縮率で圧縮される
。すなわち、Ａ部分５ａについては第３図に示す第一の
圧縮伸長回路１５ａにより１／ｎの圧縮率で圧縮（８ａ
）Ｌ、８部分５ｂについては第二の圧縮伸長回路１５ｂ
により１／ｍの圧縮率で圧縮（８ｂ）する。

ここで、前述のようにｍ　）　ｎとして８部分５ｂに対
する圧縮率を高（するのは、８部分５ｂについては必要
な画像情報量が少なく、多くの画像情報を捨ててもよい
からである。そして、このように各部分５ａ、５ｂ毎九
圧縮（８ａ、８ｂ）された画像データは、圧縮画像３の
データとして第３図に示す外部記憶装置１７に保存され
る。

次に、上記保存された圧縮画像３のデータを再表示する
には、第３図に示す中央処理装置１０の制御により、上
記外部記憶装置１７からＡ−２ａ各部分の圧縮された画
像データを取り出し、それぞれ第一の圧縮伸長回路１５
ａ及び第二の圧縮伸長回路１５ｂに入力し、それぞれの
圧縮率の逆数でｎ倍及びｍ倍して伸長する。このとき、
元のＡ部分５ａ及び８部分５ｂのサンプリングピッチは
同一であったので、画部分５ａ、５ｂの伸長した画像デ
ータのサンプリングピッチは同じとなる。そして、この
伸長された各部分５ａ、５ｂの画像データはメインメモ
リ１１に格納されると共に、ディスプレイ装置１２に原
画像１と同様九表示される。

第５図は本発明の他の実施例を示す説明図であり、Ｉ／
Ｅ６図はその方法の実施に使用する装置の概要を示すブ
ロック図である。この実施例は、原画像１をＡ部分５ａ
と８部分５ｂとに分割した後、各部分５ａ及び５ｂの画
像データをサンプリングするサンプリングピッチを各部
分５ａ、５ｂにおける必要なｌ画像情報量に応じてそれ
ぞれ異なるサンプリングピッチで行い（７ａ、７ｂ）、
このサンプリング（７ａ、７ｂ）後の各部分５ａ、５ｂ
の画像データな略同一の圧縮率で圧縮（８）するように
したものである。

従って、その装置としては、圧縮伸長回路１５は一つで
よい（第６図参照）。ここで、上記サンプリング（７ａ
、７ｂ）について説明すると、Ａ部分５ａは詳細な画像
情報が必要な部分であるからそのサンプリングピッチは
小さくして画素数を多（し、８部分５ｂは概要が理解で
きればよい部分であるからそのサンプリングピッチは大
きくして画ｔａを減らすようにする。例えば、Ａ部分５
ａのサンプリングピッチを°１″とした場合、８部分５
ｂのサンプリングピッチを“Ｌ″（ここで１＞１）とし
、それぞれのサンプリングピッチをキーボード１４又は
外部記憶装置１７等に予め蓄えておいた値によって間引
き又は補間等により指定し、上記原画像１の画像データ
を読み込んだメインメモリ１１から新たに指定したサン
プリングピッチで処理して、各部分５ａ及び５ｂの画像
データを取り出せばよい。このときのＡ、Ｂ各部分の画
素数は、第５図に示すように原画像１０画素数をＡ部分
和ついてＸＩ、ｙｌとし、Ｂ部分についてＸ２゜ｙ２　
　とすると、第７図において、Ａ部分についてはサンプ
リングピッチが”１′であるからそのままＸｌ、Ｙｌの
画素数となり、Ｂ部分についてはサンプリングピッチが
”Ｌ″であるからＸ２Ａ、Ｘ２Ａの画素数となる。従っ
て、Ａ部分のデータ量は）（ｊ　Ｘ　ｙｌとなり、Ａ部
分を除いた残りのＢ部分のデータ量は、Ｘ２　　　ｙ２　　　　　　　Ｘｌ　　　　ｙｌ（１Ｘ
ｒ）　　（ＴＸ７）となる。ここで、第５図における原画像１全体のデータ
量と、第７図におけるサンプリングビツチをそれぞれ異
ならしめて別々にサンプリングしたＡ部分及びＢ部分全
体のデータ量を比較すると次のようになる。

Ｘ２　　Ｘ　　ｙ２！２すなわち、別々にサンプリングした後のＡ部分及びＢ部
分全体のデータ量は、原画像１全体の（１）弐倍となる
。例えば、Ａ部分の面積が原画像１の１／４とし、Ｂ部
分のサンプリングピッチをｔ＝２とすると、上記（１）
式の値は７／１６　　となり、別々にサンプリングした
後のＡ部分及びＢ部分全体のデータ量が少なくなること
がわかる。

なお、上記サンプリング（７ａ、７ｂ）以外の動作は、
第２図に示す第一の実施例と同様に進み、圧縮画像３の
データが第６図に示す外部記憶装置１７に保存される。

次に、上記保存された圧縮画像３のデータを再表示する
には、上記外部記憶装置１７からＡ、Ｂ各部分の圧縮さ
れた画像データを取り出し、第６図に示す圧縮伸長回路
１５に入力し、圧縮率の逆数倍で伸長する。このとき、
サンプリングピッチの大きいＢ部分の画像データについ
ては、サンプリングピッチの小さいＡ部分の画像データ
と画素数が合致するように、中央処理装置１０で補間演
算をする必要がある。

なお、以上の説明では、原画像１をＡ部分５ａと８部分
５ｂと釦二つく分割することで示したが、本発明はこれ
に限られず、三つ以上の部分〈分割しても同様に適用で
きる。また、分割する画像データはアナログ画像であっ
てもデジタル画像であってもよい。さらに、本発明は、
医用画像に限らず、他の各種の画像にも同様Ｋ　　　゛
適用できる。

発明の効果本発明は以上説明したように、一つの画像データを二以
上の部分に分割し、この分割された各部分の画像データ
を各部分について必要な画像情報量に応じてそれぞれ異
なる圧縮率で圧縮するようにしたので、詳細な画像情報
が必要な部分（５ａ）についてはその画像情報を失うこ
となく、概要が理解できればよい部分（５ｂ）について
はできるだけ多（の画像情報を捨てることができ、圧縮
画像３のデータ量を全体として減らすことができる。従
って、画像データ全体の圧縮効率を高くすることができ
る。また、上記のように圧縮画像３のデータ量が少くな
ることから、これを保存する記憶容量を小さくしたり、
伝送時間を短縮することができ、さらにコストの低減化
を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による画像データ圧縮方法の基本概７よ
を示す説明図、第２図は本発明の方法の一実施例を示す
説明図、第３図はその方法の実癩に使用する装置の概要
を示すブロック図、第４図は画像の各部分の画素数を示
す説明図、第５図は本発明の方法の他の実施例を示す説
明図、第６図はその方法の実施く使用する装置の概要を
示すブロック図、第７図は画像の各部分圧ついてサンプ
リングピッチを異ならしめた場合の画素数を示す説明図
、第８図は従来の画像データ圧縮方法を示す説明図であ
る。１・・・原画像、３・・・圧縮画像、４・・・分　割、５ａ・・・詳細な画像情報が必要な部分（Ａ部分）、５ｂ・・・概要が理解できればよい部分（Ｂ部分）、５ａ、５ｂ・・・圧　縮、７．７ａ、７ｂ・・・サンプリング、８．８ａ、８ｂ・・・圧　縮。

Claims

【特許請求の範囲】１　一つの画像データを二以上の部分に分割し、この分
割された各部分の画像データを各部分について必要な画
像情報量に応じてそれぞれ異なる圧縮率で圧縮すること
により、上記画像データの全体を圧縮することを特徴と
する画像データ圧縮方法。２　上記分割した各部分の画像データに対するサンプリ
ングを各部分において同一のサンプリングピッチで行い
、各部分について圧縮率をそれぞれ異ならしめたことを
特徴とする特許請求の範囲第１項記載の画像データ圧縮
方法。３　上記分割した各部分の画像データに対すサンプリン
グを各部分における必要な画像情報量に応じてそれぞれ
異なるサンプリングピッチで行い、各部分について略同
一の圧縮率としたことを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の画像データ圧縮方法。