JPH09202440A - コンテナ搬送装置 - Google Patents

コンテナ搬送装置

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JPH09202440A
JPH09202440A JP1123496A JP1123496A JPH09202440A JP H09202440 A JPH09202440 A JP H09202440A JP 1123496 A JP1123496 A JP 1123496A JP 1123496 A JP1123496 A JP 1123496A JP H09202440 A JPH09202440 A JP H09202440A
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JP
Japan
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container
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path
main
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JP1123496A
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English (en)
Inventor
Tadashi Ikeda
正 池田
Takayuki Shibuya
隆之 渋谷
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Niigata Engineering Co Ltd
Original Assignee
Niigata Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置全体が複雑化、大型化することを防止
し、かつコンテナを搬送しつつその種類に応じてコンテ
ナを分類可能なコンテナ搬送装置を提供する。 【解決手段】 主搬送路1と、主搬送路1内に設けられ
て該主搬送路1によるコンテナCの搬送方向(矢印方
向)と直交する方向(矢印〜方向)に該コンテナC
を搬送する複数の副搬送路12と、主搬送路1と副搬送
路12とが直交する箇所13に突出退避自在に設けら
れ、突出位置にて該主搬送路1によって搬送されたコン
テナCを停止させ、退避位置にて該主搬送路1によって
搬送されたコンテナCをそのまま通過させる複数のスト
ッパ14と、を有してなり、前記各副搬送路12は、主
搬送路1によるコンテナCの搬送方向(矢印方向)に
沿って回転軸が配置されその上面にコンテナCが載置さ
れる複数のローラ15と、これらローラ15を駆動する
ローラ駆動機構と、からコンテナ搬送装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンテナを搬送し
つつその種類に応じて該コンテナを分類するコンテナ搬
送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より射出成形機では複数の製品が生
産され、更に、これら製品はコンテナに搭載された後、
コンテナ搬送装置によって所定の集積場所にまで搬送さ
れるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記コンテ
ナ搬送装置では、コンテナを単に一箇所の集積場所にま
で搬送する機能しか有さないものであり、これによって
複数種のコンテナを分類するには、複数台のコンテナ搬
送装置を組み合わせたり、新たな分類装置を組み込む必
要があり、その結果、装置全体が複雑化、大型化すると
いう不具合が発生していた。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、装置全体が複雑化、大型化することを防止
し、かつコンテナを搬送しつつその種類に応じて該コン
テナを分類することが可能なコンテナ搬送装置を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明では、コンテナを搬送する主搬送路と、主
搬送路内に設けられて該主搬送路によるコンテナの搬送
方向と直交する方向に該コンテナを搬送する複数の副搬
送路と、これら主搬送路と副搬送路とが直交する箇所に
突出退避自在に設けられて、突出位置にて該主搬送路に
よって搬送されたコンテナを停止させ、退避位置にて該
主搬送路によって搬送されたコンテナをそのまま通過さ
せる複数のストッパと、を有してなり、前記各副搬送路
は、主搬送路によってコンテナが搬送される方向に回転
軸が配置され、その上面にコンテナが載置される複数の
ローラと、該ローラを駆動して該ローラ上のコンテナを
移送するローラ駆動機構と、を有することを特徴とす
る。
【0006】第2の発明では、第1の発明に示すコンテ
ナ搬送装置において、前記各副搬送路の下流位置には、
コンテナを上下に集積するコンテナ集積機構が設けら
れ、該コンテナ集積機構は、副搬送路によって搬送され
たコンテナが載置される載置台と、該載置台上のコンテ
ナの両側方位置にて昇降される一対のアームを有する昇
降機構と、該昇降機構のアームに設けられて前記載置台
上のコンテナを両側方から把持する把持手段と、を有す
ることを特徴とする。
【0007】第3の発明では、第1の発明に示すコンテ
ナ搬送装置において、前記副搬送路の上流に位置する主
搬送路の途中には、コンテナ内に製品を投入するための
作業装置が配置されていることを特徴とする。
【0008】そして、以上のように構成された発明では
以下に示す作用が奏される。第1の発明に示すコンテナ
搬送装置では、ストッパを主搬送路に突出させた場合
に、主搬送路に沿って搬送されたコンテナが、該ストッ
パによって、主搬送路と副搬送路とが直交する箇所に停
止させられる。その後、当該副搬送路のローラが駆動さ
れた場合には、ストッパにより停止させられたコンテナ
が、主搬送路と直交する副搬送路に沿って移送されるこ
とになる。すなわち、本発明では、複数あるストッパを
選択的に主搬送路内に突出させることによって、該主搬
送路に沿って搬送されるコンテナを、特定の副搬送路に
分離抽出することができ、これによってコンテナの分類
作業を効率的に行えるとともに、このような分類作業を
ストッパ、副搬送路の選択的な駆動によってなし得るこ
とができ、従来のように、複数台のコンテナ搬送装置を
組み合わせたり、新たにコンテナ分類装置を組み込む必
要が無く、これによって装置全体が複雑化、大型化する
ことが防止される。
【0009】第2の発明に示すコンテナ搬送装置では、
副搬送路の下流位置に設けられたコンテナ集積機構に
て、搬送されたコンテナを上下に積み上げることができ
る。具体的には、副搬送路によって載置台上に搬送され
たコンテナを、把持手段で把持した状態で、昇降機構の
上昇によって上方に持ち上げ、その後、次のコンテナが
載置台上に搬送されたならば、該コンテナ上に、先に把
持したコンテナを積み重ねて2段とする。そしてその
後、積み重ねられたコンテナの中の最下段のコンテナ
(この場合、下段のコンテナ)を、把持手段で把持した
状態で、昇降機構の上昇によって上方に持ち上げるよう
にし、この状態で、次のコンテナが載置台上に搬送され
たならば、該コンテナ上に、先に把持した2段のコンテ
ナを更に積み上げて3段とする。そして、以上の工程を
連続的に行うことによって、各副搬送路の下流位置に
て、分類後のコンテナを種類別に上下に積み上げること
ができる。
【0010】第3の発明に示すコンテナ搬送装置では、
主搬送路の途中に設けた作業装置(例えば、工業用ロボ
ット)によって、コンテナ内に製品を投入することがで
き、その製品の種類に応じて、下流側の副搬送路に対し
てコンテナの分類を行わせることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
〜図6に基づいて説明する。まず、図1及び図2を参照
してコンテナ搬送装置100の全体構成を説明する。こ
の図において符号1で示すものは主搬送路であって、上
流搬送路2、ターンテーブル3、下流搬送路4から構成
されている。上流搬送路2は、平行となるように間隔を
おいて配置されその上面にコンテナCを載置して矢印
方向に搬送する平行コンベア5と、平行コンベア5を駆
動するコンベア駆動機構(図示略)とを有するものであ
って、この上流搬送路2の上流部には、平行コンベア5
に向けて、空のコンテナCを矢印方向に供給するコン
テナ供給路7が設けられている。
【0012】このコンテナ供給路7は、上流搬送路2に
よってコンテナCが搬送される方向に回転軸が配置さ
れ、その上面にコンテナCが載置される複数のローラ8
と、該ローラ8を駆動するローラ駆動機構(図示略)
と、から構成されたものであって、該コンテナ供給路7
によって、上流搬送路2の搬送方向(矢印方向)に対
して直交する矢印方向から、空のコンテナCが送り込
まれるようになっている。また、コンテナ供給路7と反
対側に位置する上流搬送路2の側部位置には規制手段6
が設けられており、この規制手段6によって、コンテナ
供給路7を通じてコンテナCが搬送されかつ該コンテナ
Cが上流搬送路2の平行コンベア5上に至った場合に、
該コンテナCの前部に接触して、該コンテナCの矢印
方向への移動を規制する。なお、上流搬送路2の平行コ
ンベア5と、コンテナ供給路7のローラ8との上部高さ
位置は、ほぼ同じとなるように調整されている。
【0013】前記ターンテーブル3は、垂直軸3Aを中
心として回転自在であり、かつ図示しないターンテーブ
ル駆動機構によって垂直軸3Aを中心として一方向(矢
印方向)に回転するように設けられているものであっ
て、上流搬送路2から搬送された空のコンテナCを受け
入れ、該コンテナCの向きを180゜転換した後、下流
搬送路4に受け渡す。なお、上流搬送路2からターンテ
ーブル3へは、図示しないプッシャによってコンテナC
の受け入れを行い、また、ターンテーブル3から下流搬
送路4へは、ガイド9の案内によって、矢印で示すよ
うなコンテナCの受け渡しを行う。また、ターンテーブ
ル3の近傍にはロボット10が配置されており、このロ
ボット10によって、射出成形機(図示略)から供給さ
れた多種類の製品が、ターンテーブル3上のコンテナC
内に搬入されるようになっている。
【0014】次に、主搬送路1の下流搬送路4について
説明すると、この下流搬送路4は、平行となるように互
いに間隔をおいて配置されその上面にコンテナCを載置
して矢印方向に搬送する平行コンベア11と、該平行
コンベア11によって搬送されるコンテナCの側方をガ
イドする案内レール(図示略)と、平行コンベア11を
駆動するコンベア駆動機構50とを有するものであっ
て、この下流搬送路4の上流部にて、ターンテーブル3
から供給されたコンテナCが受け入れられるようになっ
ている。また、この主搬送路1の下流搬送路4上には、
該下流搬送路4と平面交差するように配置され、かつ下
流搬送路4の搬送方向と直交する搬送方向〜に、
該コンテナCを搬送する複数の副搬送路12が複数設け
られ、これら下流搬送路4と副搬送路12との各交差面
(符号13で示す)の下流側には、コンテナCの搬送経
路に向けて突出退避自在な複数のストッパ14が設けら
れている。
【0015】これらストッパ14は、下流搬送路4の両
側位置でありかつ3つの交差面13に合計で3組(1つ
の交差面13内にある2つのストッパ14を1組とす
る)配置されているものであって、ストッパ14が「突
出位置」(図2に二点鎖線14Aで示す)にある場合
に、下流搬送路4によって搬送されたコンテナCを、交
差面13上に停止させ、また、該ストッパ14が「退避
位置」(図2に実線14Bで示す)にある場合に、該下
流搬送路4によって搬送されたコンテナCをそのまま通
過させるように構成されている。なお、これらストッパ
14は、1つの交差面13内にある2つのストッパ14
を組として共に「突出位置」又は「退避位置」となるよ
うに駆動する。また、これら3組あるストッパ14が全
て「退避位置」にある場合には、コンテナCは下流搬送
路4の最下流部(図1に符号51で示す)にまで搬送さ
れる。副搬送路12は、下流搬送路4により搬送される
コンテナCの搬送方向に沿って回転軸が配置され、そ
の上面にコンテナCが載置される複数のローラ15と、
これらローラ15を駆動するローラ駆動機構(図示略)
と、を有するものであって、ストッパ14によってコン
テナCが停止させられた状態で、副搬送路12のローラ
15が駆動された場合に、ストッパ14によって停止さ
せられたコンテナCが、下流搬送路4と直交する方向
(矢印〜のいずれか)に送られるようになってい
る。なお、下流搬送路4の平行コンベア11と、副搬送
路12のローラ15との上部高さ位置は、ほぼ同じとな
るように調整されている。
【0016】次に、副搬送路12の各下流位置に設けら
れて、該副搬送路12によって搬送されたコンテナC
を、上下方向に積み上げるためのコンテナ集積機構20
について説明する。コンテナ集積機構20は、図3〜図
6に示すように、副搬送路12によって搬送されたコン
テナCが載置される載置台21と、該載置台21上のコ
ンテナCの両側方位置にて昇降される一対のアーム22
を有する昇降機構23と、該昇降機構23のアーム22
に設けられて載置台21上のコンテナCを両側方から把
持する把持手段24(後述する)と、から構成されるも
のである。昇降機構23は、基台25に固定されたガイ
ド部材26に沿って昇降自在に支持された昇降体27
と、基台25と昇降体27の下部との間に垂直に固定さ
れた第1のシリンダ機構28と、昇降体27の下部に垂
直に固定された2組の第2シリンダ機構29と、を具備
するものであって、これら2組の第2シリンダ機構29
は、昇降体27の下部に水平方向(図3〜図6の紙面と
直交する方向)に間隔をおいて配置されている。また、
これら第2シリンダ機構29の各下端部には水平となる
ようにアーム22がそれぞれ固定されており、これらア
ーム22の互いが対向する各側面部には、水平方向(図
3〜図6の紙面と直交する方向)に移動自在に設けられ
て、互いが近接する側に移動したときに、載置台21上
に載置されたコンテナCを両側方から押圧して持ち上げ
可能とする把持手段24が設けられている。
【0017】次に、上記のように構成されたコンテナ搬
送装置100全体の動作について順次説明する。 (1) 図1に示すコンテナ供給路7のローラ8が駆動
されることによって、空のコンテナCが主搬送路1の上
流搬送路2に向けて矢印方向に供給される。そして、
このコンテナ供給路7の搬送によって、コンテナCが上
流搬送路2の平行コンベア5上に至った場合には、該コ
ンテナCの前部が規制手段6に接触して、該コンテナC
の移動が規制される。 (2) 上流搬送路2の平行コンベア5が駆動されるこ
とによって、該平行コンベア5上に載置された空のコン
テナCが、矢印方向に向けて搬送される。そして、こ
の上流搬送路2の搬送によって該コンテナCがターンテ
ーブル3上に送られる。
【0018】(3) ターンテーブル3が矢印方向に
回転駆動されることによって、該ターンテーブル3上に
載置された空のコンテナCが下流搬送路4に向けて搬送
される。また、ターンテーブル3上の空のコンテナCに
は、該コンテナCが矢印方向に搬送される途中におい
て、ロボット10により製品(例えば、射出成形機にて
製造されたもの)が積み込まれる。 (4) 製品が積み込まれた後のコンテナCは、ターン
テーブル3の回転によってガイド9に送られ、更にこの
ガイド9を通じて下流搬送路4の平行コンベア11上に
送られる。
【0019】(5) 下流搬送路4の平行コンベア11
が駆動されることによって、該平行コンベア11上に載
置されたコンテナCが、矢印方向に向けて搬送され
る。そして、コンテナCが矢印方向に搬送される途中
において、図2に示すように、3組あるストッパ14の
いずれかの組が、下流搬送路4の「突出位置」(符号1
4Aで示す)にある場合に、下流搬送路4に沿って搬送
されたコンテナCが、該ストッパ14に接触して、下流
搬送路4と副搬送路12とが直交する交差面13に停止
させられる。また、このとき、ストッパ14が下流搬送
路4の「退避位置」(符号14Bで示す)にある場合に
は、下流搬送路4に沿って搬送されたコンテナCが、ス
トッパ14によって停止させられること無くそのまま直
進する。 なお、これら3組のストッパ14を選択的に
「突出位置」に移動させる駆動は、下流搬送路4に沿っ
て搬送されるコンテナCの種類に基づいて行うが、この
ような駆動は、コンテナC内の製品の種類を判別できる
作業者からの指示に基づいて行っても良いし、製品の種
類を判別するセンサからの指令に基づいて行っても良い
し、また、予め設定されたプログラムに従って行っても
良い。
【0020】(6) ストッパ14が「突出位置」にあ
って、下流搬送路4と副搬送路12とが直交する交差面
13にコンテナCが停止させられた状態で、該副搬送路
12のローラ15が駆動された場合に、コンテナCが該
副搬送路12に沿って(矢印〜で示される経路のい
ずれか)に搬送される。そして、該副搬送路12よって
搬送されたコンテナCは、最終的に、該副搬送路12の
下流位置にあるコンテナ集積機構20の載置台21上に
送られる。
【0021】(7) 図3〜図4に示すように、載置台
21上に送られたコンテナCが把持手段24によって把
持され、この状態で、昇降機構23の駆動によって該把
持手段24が上昇すると、載置台21上のコンテナ(以
下、C1という)が上方に持ち上げられるとともに、該
コンテナC1の下方に空間が形成される。 (8) 図4〜図5に示すように、上記(1)〜(6)
の工程を経て次のコンテナ(以下、C2という)が供給
されて、載置台21上に配置された場合には、昇降手段
23の駆動によって先に把持されているコンテナC1が
降下され、これによってコンテナC2上にコンテナC1
が積み重ねられる(図5参照)。
【0022】(9) 図5に示すように、把持手段24
によるコンテナC1の把持が解除された後、昇降手段2
3の駆動によって該把持手段24が下降し、更に、該把
持手段24によって、積み重ねられたコンテナC1・C
2の中の最下段のコンテナ(この場合、下段のコンテナ
C2)が把持され、その後、図5〜図6に示すように、
昇降機構23の駆動によって該把持手段24が上昇する
と、載置台21上の2段のコンテナC1・C2が共に上
方に持ち上げられ、かつこれらコンテナC1・C2の下
方に空間が形成される。
【0023】そして、この状態で、図6に示すように、
上記(1)〜(6)の工程を経て次のコンテナ(以下、
C3という)が供給されて、載置台21上に配置された
場合には、昇降手段23の駆動によって、先に把持され
ている2段のコンテナC1・C2が降下され、これによ
り2段のコンテナC1・C2上に新たなコンテナC3が
積み重ねられる。そしてその後、以上のような(7)〜
(9)で示す工程が繰り返されることによって、各副搬
送路12の下流位置にて、分類後のコンテナCが種類別
に上下に積み上げられる。
【0024】以上詳細に説明したように上記のように構
成されたコンテナ搬送装置100では、ストッパ14を
下流搬送路4に突出させた場合に、下流搬送路4に沿っ
て搬送されたコンテナCが、該ストッパ14によって、
下流搬送路4と副搬送路12とが直交する交差面13に
停止させられる。その後、当該副搬送路12のローラが
駆動された場合には、ストッパ14により停止させられ
たコンテナCが、下流搬送路4と直交する副搬送路12
に沿って搬送されることになる。すなわち、上記コンテ
ナ搬送装置100では、複数あるストッパ14を選択的
に下流搬送路4内に突出させることによって、該下流搬
送路4に沿って搬送されるコンテナCを、特定の副搬送
路12に分離抽出することができ、これによってコンテ
ナCの分類作業を効率的に行えるとともに、このような
分類作業をストッパ14、副搬送路12の選択的な駆動
によってなし得ることができ、従来のように、複数台の
コンテナ搬送装置を組み合わせたり、新たにコンテナ分
類装置を組み込む必要が無く、これによって装置全体が
複雑化、大型化することを防止可能となる。
【0025】なお、上記実施の形態では、ストッパ14
の組数を3としたが、これに限定されず、1組、2組又
は4組以上であっても良い。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明で
は、複数あるストッパを選択的に主搬送路内に突出させ
ることによって、該主搬送路に沿って搬送されるコンテ
ナを、特定の副搬送路に分離抽出することができ、これ
によってコンテナの分類作業を効率的に行えるととも
に、このような分類作業をストッパ、副搬送路の選択的
な駆動によってなし得ることができ、従来のように、複
数台のコンテナ搬送装置を組み合わせたり、新たにコン
テナ分類装置を組み込む必要が無く、これによって装置
全体が複雑化、大型化することが防止可能となる。
【0027】第2の発明に示すコンテナ搬送装置では、
副搬送路の下流位置に設けられたコンテナ集積機構に
て、搬送されたコンテナを上下に積み上げることができ
る。具体的には、副搬送路によって載置台上に搬送され
たコンテナを、把持手段で把持した状態で、昇降機構の
上昇によって上方に持ち上げ、その後、次のコンテナが
載置台上に搬送されたならば、該コンテナ上に、先に把
持したコンテナを積み重ねて2段とする。そしてその
後、積み重ねられたコンテナの中の最下段のコンテナ
(この場合、下段のコンテナ)を、把持手段で把持した
状態で、昇降機構の上昇によって上方に持ち上げるよう
にし、この状態で、次のコンテナが載置台上に搬送され
たならば、該コンテナ上に、先に把持した2段のコンテ
ナを更に積み上げて3段とする。そして、以上の工程を
連続的に行うことによって、各副搬送路の下流位置に
て、分類後のコンテナを種類別に上下に積み上げること
が可能となる。
【0028】第3の発明に示すコンテナ搬送装置では、
主搬送路の途中に設けた作業装置(例えば、工業用ロボ
ット)によって、コンテナ内に製品を投入することがで
き、その製品の種類に応じて、下流側の副搬送路に対し
てコンテナの分類を行わせることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンテナ搬送装置100の全体を示す平面図。
【図2】主搬送路1と副搬送路12とが交差する箇所を
詳細に示す部分平面図。
【図3】コンテナ集積機構20によるコンテナCの集積
動作(1)を示す側面図。
【図4】コンテナ集積機構20によるコンテナCの集積
動作(2)を示す側面図。
【図5】コンテナ集積機構20によるコンテナCの集積
動作(3)を示す側面図。
【図6】コンテナ集積機構20によるコンテナCの集積
動作(4)を示す側面図。
【符号の説明】
1 主搬送路 2 上流搬送路 3 ターンテーブル 4 下流搬送路 7 コンテナ供給路 12 副搬送路 13 交差面 14 ストッパ 14A 突出位置のストッパ 14B 退避位置のストッパ 15 ローラ 20 コンテナ集積機構 21 載置台 22 アーム 23 昇降手段 24 把持手段 100 コンテナ搬送装置 C コンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテナを搬送する主搬送路と、 主搬送路内に設けられて該主搬送路によるコンテナの搬
    送方向と直交する方向に該コンテナを搬送する複数の副
    搬送路と、 これら主搬送路と副搬送路とが直交する箇所に突出退避
    自在に設けられて、突出位置にて該主搬送路によって搬
    送されたコンテナを停止させ、退避位置にて該主搬送路
    によって搬送されたコンテナをそのまま通過させる複数
    のストッパと、を有してなり、 前記各副搬送路は、主搬送路によってコンテナが搬送さ
    れる方向に回転軸が配置され、その上面にコンテナが載
    置される複数のローラと、該ローラを駆動して該ローラ
    上のコンテナを移送するローラ駆動機構と、を有するこ
    とを特徴とするコンテナ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記各副搬送路の下流位置には、コンテ
    ナを上下に集積するコンテナ集積機構が設けられ、 該コンテナ集積機構は、副搬送路によって搬送されたコ
    ンテナが載置される載置台と、該載置台上のコンテナの
    両側方位置にて昇降される一対のアームを有する昇降機
    構と、該昇降機構のアームに設けられて前記載置台上の
    コンテナを両側方から把持する把持手段と、を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載のコンテナ搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記副搬送路の上流に位置する主搬送路
    の途中には、コンテナ内に製品を投入するための作業装
    置が配置されていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ンテナ搬送装置。
JP1123496A 1996-01-25 1996-01-25 コンテナ搬送装置 Pending JPH09202440A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1123496A JPH09202440A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 コンテナ搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1123496A JPH09202440A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 コンテナ搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09202440A true JPH09202440A (ja) 1997-08-05

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JP1123496A Pending JPH09202440A (ja) 1996-01-25 1996-01-25 コンテナ搬送装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108381273A (zh) * 2018-04-28 2018-08-10 牧野机床(中国)有限公司 一种上下料装置
EP3372540A1 (de) * 2017-03-10 2018-09-12 Siemens Aktiengesellschaft System und verfahren zum stapeln und entstapeln von ladungsträgern

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