JPH09201049A - スイッチング電源装置 - Google Patents

スイッチング電源装置

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JPH09201049A
JPH09201049A JP8257474A JP25747496A JPH09201049A JP H09201049 A JPH09201049 A JP H09201049A JP 8257474 A JP8257474 A JP 8257474A JP 25747496 A JP25747496 A JP 25747496A JP H09201049 A JPH09201049 A JP H09201049A
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清一 高橋
Koji Nishi
晃司 西
Yasuo Ohashi
靖生 大橋
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回路電流が小さくなっても、ノイズの悪影響
を受けないスイッチング電源装置を提供する。 【解決手段】 抵抗体32で形成した重畳回路2をトラ
ンス6の一次コイル3に並列接続し、スイッチ素子7の
オン期間に、重畳電流i1 を電流センス回路9に加え
る。スイッチオン期間に、電流センス回路9は一次コイ
ル3に流れる電流iを検出し、その検出電流に基づいて
スイッチ制御回路19は出力電圧Vout を安定化すべく
スイッチ素子7のオン・オフを制御する。回路が軽負荷
や高入力電圧の状態となり電流iが小さくなるとノイズ
の悪影響が大きくなるが、電流センス回路9の検出電流
は電流iに重畳回路2の重畳電流i1 が重畳されて大き
くなっているので、電流iが小さくなってもノイズの悪
影響を受けずに出力電圧の安定化を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は主にDC−DCコン
バータとして用いられるスイッチング電源装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図20にはフライバックコンバータタイ
プのスイッチング電源装置の主要回路構成例が示されて
おり、一次コイル3と二次コイル4と三次コイル5を有
するトランス6と、FET(電界効果トランジスタ)で
形成されたスイッチ素子7と、抵抗体8から成る電流セ
ンス回路9と、交流の入力電源10と、ダイオードブリ
ッジ回路11と、平滑コンデンサ12と、起動抵抗体1
3と、IC入力コンデンサ14と、ダイオード15と、
OSC(オシレータ)16とRSフリップフロップ回路
17とコンパレータ18を有しIC化されているスイッ
チ制御回路19と、ダイオード20と、コンデンサ21
と、分圧抵抗体22,23とエラーアンプ24とフォト
カプラ25と基準電源26を有する出力電圧検出回路2
7とを有して構成されている。
【0003】上記図20に示す回路の回路動作を図21
のタイムチャートに基づいて簡単に説明する。スイッチ
制御回路19のOSC16は図21の(d)に示す一定
周期のパルス信号をRSフリップフロップ回路17のセ
ット入力端子(S)側に加えており、RSフリップフロ
ップ回路17は、セット入力端子(S)側にOSC16
のパルス信号のオン出力(セットパルス)が加えられる
と同時に、出力端子(Q)側から図21の(f)に示す
パルス信号(ゲートパルス信号)のオン出力をスイッチ
素子7のゲートGに加え、スイッチ素子7はそのゲート
パルス信号のオン出力を受けてスイッチオンする。スイ
ッチ素子7がスイッチオンすると、入力電源10と平滑
コンデンサ12の充電電圧に基づいた電流iがトランス
6の一次コイル3と電流センス回路9(抵抗体8)を通
る経路で流れ、一次コイル3には電流iの通電による電
磁エネルギーが蓄積され、また、電流センス回路9は電
流iを電圧に変換し図21の(c)に示す検出電圧Vcs
としてコンパレータ18の非反転入力端子側に出力す
る。
【0004】このスイッチオン期間、トランス6の出力
側ではコンデンサ21の両端電圧が図21の(a)に示
す出力電圧Vout として出力されると共に、この出力電
圧Vout は出力電圧検出回路27の分圧抵抗体22,2
3により分圧検出されエラーアンプ24の反転入力端子
側に加えられる。エラーアンプ24の非反転入力端子側
には予め定められた基準電源26の基準電圧が加えられ
ており、エラーアンプ24は前記出力電圧Vout の検出
電圧と基準電源26の基準電圧との差に基づいて図21
の(b)に示す電圧Ve をフォトカプラ25を介し図2
1の(c)に示す出力電圧検出回路27の検出電圧Vf
として前記コンパレータ18の反転入力端子側に加え
る。
【0005】コンパレータ18は、前記電流センス回路
9の検出電圧Vcsが前記出力電圧検出回路27の検出電
圧Vf に達すると、図21の(e)に示すパルス信号の
オン出力(リセットパルス)をRSフリップフロップ回
路17のリセット入力端子(R)側に加える。RSフリ
ップフロップ回路17は、前記リセットパルスを受ける
と同時に、図21の(f)に示すようにスイッチ素子7
へのゲートパルス信号のオン出力を停止し、スイッチ素
子7をスイッチオフさせる。
【0006】スイッチ素子7がスイッチオフすると、ト
ランス6に蓄えられたエネルギーの電流が二次コイル4
とダイオード20を通るループで出力電圧Vout として
供給され、同時に、スイッチオン期間に三次コイル5に
蓄積されたエネルギーの電流がダイオード15を通って
IC入力コンデンサ14に充電され、次のスイッチ素子
7のスイッチオンに備える。
【0007】例えば、出力電圧Vout が、図21の
(a)に示すように、設定の電圧値Vaよりも上昇し電
圧値Vb となったときには、図21の(b)に示すよう
に、出力電圧検出回路27のエラーアンプ24の出力電
圧Ve が低くなり、図21の(c)に示すように、出力
電圧検出回路27の検出電圧Vf が低くなり、電流セン
ス回路9の検出電圧Vcsが前記検出電圧Vf に達するま
での時間が短くなる。つまり、RSフリップフロップ回
路17がスイッチ素子7へオン出力を開始してからコン
パレータ18のリセットパルスを受けるまでの時間(ス
イッチ素子7のスイッチオン期間)が短くなり、一次コ
イル3に蓄積される電磁エネルギーが少なくなり、出力
電圧Vout は設定電圧値Va に対する上昇分が補正され
安定化が成される。
【0008】また、反対に、出力電圧Vout が設定の電
圧値Va よりも低くなったときには、上記とは逆に、ス
イッチ素子7のスイッチオン期間を長くして一次コイル
3に蓄積される電磁エネルギーが増加することで、出力
電圧Vout は設定の電圧値Va に対する下降分が補償さ
れ安定化が行われることになる。
【0009】上記のように、回路に流れる電流を検出し
て電圧に変換し、この検出電圧と出力電圧に基づいてス
イッチ素子7のスイッチオン期間を制御して出力電圧の
安定化を行う制御方式は、一般に、カレントモード制御
方式として知られており、例えば、ボルテージモード制
御方式等の他の制御方式に比べ、回路電流を用いている
ために、出力電圧Vout の変動に対して安定制御の応答
性に優れたものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、回路が
軽負荷や高入力電圧の状態になると、回路に流れる電流
iが小さくなり、必然的に電流iに対するノイズ成分の
割合が非常に大きくなる。つまり、電流iのSN比が大
幅に悪化する。電流センス回路9はそのSN比の悪化し
た電流iを電圧に変換して検出電圧Vcsとして出力する
ので、検出電圧VcsのSN比は大幅に悪化し、その検出
電圧Vcsが加えられたスイッチ制御回路19は、検出電
圧Vcsのノイズ成分の悪影響を受けて、スイッチ素子7
のスイッチオン・オフ制御を正確に行うことができず、
出力電圧Vout の安定化が確実に行われないという問題
がある。
【0011】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、軽負荷時や高入力電圧時に
おいても、電流センス回路の検出電圧のノイズ成分の悪
影響を受けずに、出力電圧を安定化すべくスイッチ素子
のスイッチオン・オフ制御を正確に行うことができるカ
レントモード制御タイプのスイッチング電源装置を提供
することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成をもって前記課題を解決す
る手段としている。すなわち、第1の発明は、オン・オ
フのスイッチング動作によって出力電圧を供給するスイ
ッチ素子と、回路に流れる電流を電圧に変換して検出出
力する電流センス回路と、出力電圧を検出出力する出力
電圧検出回路と、前記出力電圧検出回路の検出電圧と前
記電流センス回路の検出電圧に基づいて前記出力電圧を
安定化すべく前記スイッチ素子のスイッチオン期間を制
御するカレントモード制御タイプのスイッチ制御回路と
を備えたスイッチング電源装置において、前記スイッチ
素子のスイッチオン期間に電流センス回路に重畳電流あ
るいは重畳電圧を加える重畳回路が設けられている構成
をもって前記課題を解決する手段としている。
【0013】また、第2の発明は、オン・オフのスイッ
チング動作によって出力電圧を供給するスイッチ素子
と、回路に流れる電流を電圧に変換して検出出力する電
流センス回路と、出力電圧を検出出力する出力電圧検出
回路と、前記出力電圧検出回路の検出電圧と前記電流セ
ンス回路の検出電圧に基づいて前記出力電圧を安定化す
べく前記スイッチ素子のスイッチオン期間を制御するカ
レントモード制御タイプのスイッチ制御回路とを備えた
スイッチング電源装置において、前記スイッチ素子のス
イッチオン期間に電流センス回路に重畳電流および重畳
電圧を加える重畳回路が設けられている構成をもって前
記課題を解決する手段としている。
【0014】さらに、第3の発明は、上記第1又は第2
の発明を構成する重畳電圧を加える回路は重畳電圧を発
生する重畳用ダイオードを有する構成をもって前記課題
を解決する手段としている。
【0015】さらに、第4の発明は、上記第1又は第2
又は第3の発明の構成に加えて、回路電流を検出し、こ
の回路電流の検出値が設定値よりも低下したときのみ重
畳回路の重畳動作を行わせる重畳制御回路が設けられて
いる構成をもって前記課題を解決する手段としている。
【0016】上記構成の発明において、例えば、重畳回
路はスイッチ素子のスイッチオン期間に電流センス回路
に設定の重畳電流を加え、電流センス回路は回路電流に
重畳電流を加えた電流を電圧に変換して検出出力し、一
方、出力電圧検出回路は出力電圧を検出出力する。前記
電流センス回路の検出電圧は重畳電流に基づく重畳成分
を含み、この重畳成分により下駄をはかされていること
から、回路が軽負荷や高入力電圧の状態になり回路電流
が小さくなっても、前記重畳成分を含むことで電流セン
ス回路で検出される電圧が大きくなり、検出電圧のSN
比の大幅な悪化が回避される。したがって、軽負荷時や
高入力電圧時であっても、スイッチ制御回路は、電流セ
ンス回路の検出電圧のノイズ成分の悪影響を受けずに、
前記電流センス回路の検出電圧と前記出力電圧検出回路
の検出電圧に基づいて、出力電圧を安定化すべくスイッ
チ素子のスイッチオン・オフを正確に制御し、安定した
出力電圧を供給する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施形態例を図面
に基づいて説明する。なお、以下に説明する各実施形態
例の説明において、従来例と同一名称部分には同一符号
を付し、その重複説明は省略する。
【0018】図1には第1の実施形態例におけるスイッ
チング電源装置の主要回路構成が示されている。なお、
図1に示すスイッチ制御回路19は、従来例同様、図2
0に示すOSC16とRSフリップフロップ回路17と
コンパレータ18を有して構成されIC化されているも
のであり、そのスイッチ素子7のスイッチ制御動作は従
来例で述べた動作と同様である。また、図1に示す出力
電圧検出回路27は、従来例同様、図20に示す分圧抵
抗体22,23とエラーアンプ24とフォトカプラ25
と基準電源26を有して構成されるもので、その出力電
圧検出動作は従来例で述べた動作と同様である。
【0019】第1の実施形態例が従来例と異なる特徴的
なことは、抵抗体32で形成された重畳回路2を一次コ
イル3に並列に接続したことであり、スイッチ素子7の
スイッチオン期間に、一次コイル3に流れる図2の
(b)に示す電流iに同図の(c)に示す重畳回路2の
重畳電流i1を加えて(重畳させて)、同図の(d)に
示す電流i+i1を電流センス回路9に流れ込ませる構
成にしたことであり、上記以外の構成は従来例と同様で
ある。
【0020】前記重畳回路2は、前記の如く、抵抗体3
2を有して形成され、スイッチ素子7のスイッチオン期
間に、図2の(c)に示す設定の重畳電流i1を電流セ
ンス回路9に加えるように構成されている。
【0021】第1の実施形態例では、重畳回路2である
抵抗体32を一次コイル3に並列接続したので、スイッ
チ素子7のスイッチオン期間に、一次コイル3に電流i
が流れると共に、抵抗体32に重畳電流i1 が流れ、前
記一次コイル3を流れる電流iに重畳回路2から重畳電
流i1 が付加されて電流センス回路9には電流i+i1
が流れ込むことになる。例えば、回路が軽負荷や高入力
電圧の状態になり、一次コイル3に流れる電流iの値が
図2の(b)に示す電流i'のように小さくなっても、
電流センス回路9に流れ込む電流は、前記の如く、前記
一次コイル3の電流iに一定の重畳電流i1 が付加され
た電流i'+i1 であり、重畳電流i1により下駄をはか
され大きくなっていることから、重畳電流i1 によって
SN比の悪化が防止され、電流センス回路9は、軽負荷
時や高入力電圧時であっても、SN比がよい検出電圧V
csをスイッチ制御回路19に加えることができ、スイッ
チ制御回路19は検出電圧Vcsのノイズ成分の悪影響を
殆ど受けずにスイッチ素子7のスイッチオン・オフ制御
を行い、出力電圧Vout の安定化を確実に行うことがで
きる。
【0022】図3には第2の実施形態例が示されてい
る。第2の実施形態例が前記第1の実施形態例と異なる
特徴的なことは、抵抗体32で形成した重畳回路2を一
次コイル3に並列接続するのではなく、重畳回路2をス
イッチ素子7のゲートG・ソースS間に並列に設け、重
畳回路2の電力損失の低減を図ったことであり、それ以
外の構成は前記第1の実施形態例と同様である。なお、
図3では、図1に示す入力電源10、ダイオードブリッ
ジ回路11、平滑コンデンサ12、起動抵抗体13、I
C入力コンデンサ14、三次コイル5、ダイオード15
の図示が省略されている。
【0023】第2の実施形態例では、重畳回路2は、ス
イッチ素子7のスイッチオン期間に、スイッチ制御回路
19からスイッチ素子7のゲートGに加えられるオン出
力を用いて、設定の重畳電流i1を電流センス回路9に
加えるように構成されている。
【0024】第2の実施形態例では、重畳回路2を設け
ることにより、前記第1の実施形態例同様に、スイッチ
素子7のスイッチオン期間に、一次コイル3に電流iが
流れると共に、重畳回路2の抵抗体32に重畳電流i1
が流れ、一次コイル3の電流iに重畳回路2の重畳電流
1 が付加されて電流i+i1 が電流センス回路9に流
れ込むことになる。したがって、回路が軽負荷や高入力
電圧の状態となったときにも、前記第1の実施形態例同
様に、重畳電流i1 によって、電流センス回路9に流れ
込む電流のSN比の悪化が防止され、電流センス回路9
はSN比がよい検出電圧Vcsをスイッチ制御回路19に
加えることができ、スイッチ制御回路19は検出電圧V
csのノイズ成分の悪影響を殆ど受けずにスイッチ素子7
のスイッチオン・オフ制御を行い、軽負荷時や高入力電
圧時であっても、出力電圧Voutの安定化を確実に行う
ことができる。
【0025】ところで、スイッチ素子7のスイッチオン
期間に、一次コイル3の入側点Xは、例えば、約100
Vの電圧であるのに対して、スイッチ素子7のゲート
側と重畳回路2の接続点Yは、例えば、10〜20Vの
電圧であるという如く、点Yの電圧は点Xの電圧よりも
非常に低いことから、前記第1の実施形態例のように重
畳回路2を一次コイル3に並列接続するよりも、第2の
実施形態例のように重畳回路2をスイッチ素子7のゲー
トG・ソースS間に並列に設けた方が、重畳回路2での
電力損失を抑制することができる。
【0026】図4には第3の実施形態例が示されてい
る。第3の実施形態例では、重畳回路2がダイオード2
8と抵抗体32の直列接続体により形成され、前記ダイ
オード28のアノード側が起動抵抗体13とIC入力コ
ンデンサ14の直列接続点Aに接続され、ダイオード2
8のカソード側が前記抵抗体32の一端側に接続され、
抵抗体32の他端側はスイッチ素子7のドレインD側に
接続されている。重畳回路2以外の回路構成は前記第
1、第2の実施形態例と同様である。なお、図4では図
1に示す入力電源10、ダイオードブリッジ回路11、
平滑コンデンサ12の図示が省略されている。
【0027】図4に示す重畳回路2は、スイッチ素子7
のスイッチオン期間に、IC入力コンデンサ14の充電
電圧を用いて設定の重畳電流i1 を電流センス回路9に
流れ込ませるように構成されている。したがって、前記
第1、第2の実施形態例同様に、電流センス回路9に
は、スイッチオン期間に、一次コイル3に流れた電流i
に重畳回路2の重畳電流i1 が付加された電流i+i1
が流れ込むことになり、軽負荷時や高入力電圧時であっ
ても、電流センス回路9はSN比がよい検出電圧Vcsを
検出出力することができ、出力電圧Vout の安定化が確
実に行われることになる。また、前記第2の実施形態例
同様に、スイッチ素子7のスイッチオン期間に、一次コ
イル3の入側点Xよりも重畳回路2の入側点Aの電圧は
低いことから、第1の実施形態例に比べて重畳回路2で
の電力損失を低く抑えることができる。
【0028】図5には第4の実施形態例が示されてい
る。第4の実施形態例において特徴的なことは、重畳回
路2がコンデンサ30とトランジスタ34,35を有し
て構成され、スイッチ素子7のスイッチオン期間に、図
6の(c)に示す重畳電圧Vcを電流センス回路9に加
えるように構成されていることである。重畳回路2以外
の回路構成は前記各実施形態例と同様であるため、重複
説明は省略する。なお、図5では、図1に示す入力電源
10、ダイオードブリッジ回路11、平滑コンデンサ1
2、起動抵抗体13、IC入力コンデンサ14、ダイオ
ード15、三次コイル5の図示が省略されている。
【0029】図5に示す重畳回路2は、前記の如く、コ
ンデンサ30とトランジスタ34,35を有して構成さ
れ、点Pの位置で前記入力電源10とは別の電源に接続
されており、スイッチ素子7のゲートG・ソースS間に
並列に設けられている。この重畳回路2は、スイッチ素
子7のスイッチオン期間に、コンデンサ30の両端電圧
が図6の(c)に示す設定の電圧Vc となり、この電圧
Vc が重畳電圧となって電流センス回路9に加える構成
になっている。したがって、電流センス回路9は、一次
コイル3を流れた図6の(b)に示す電流iに対応する
電圧に、前記重畳回路2の重畳電圧Vc を加えた電圧を
図6の(d)に示すような検出電圧Vcsとしてスイッチ
制御回路19に加えることになる。上記検出電圧Vcsは
前記重畳電圧Vc が重畳され下駄をはかされていること
から、回路が軽負荷や高入力電圧の状態となっても、重
畳電圧Vc によって、検出電圧VcsのSN比の悪化を回
避することができる。
【0030】第4の実施形態例では、図5に示す重畳回
路2を設けたので、前記各実施形態例同様に、軽負荷時
や高入力電圧時であっても、電流センス回路9の検出電
圧VcsのSN比の悪化を防止することができ、スイッチ
制御回路19はノイズ成分の悪影響を受けずにスイッチ
素子7のスイッチオン・オフ動作を制御し、出力電圧V
out の安定化を正確に行うことができる。また、この第
4の実施形態例では重畳回路2をスイッチ素子7のゲー
トG・ソースS間に並列に設けたので、前記第2の実施
形態例同様に、重畳回路2での電力損失を前記第1の実
施形態例よりも低く抑えることができる。
【0031】図7には第5の実施形態例が示されてい
る。第5の実施形態例では、電流センス回路9がカレン
トトランス38とリセット抵抗体39とセンス抵抗体4
0と整流ダイオード41を有して構成されており、この
ような電流センス回路9を備えたスイッチング電源装置
に重畳回路2を設けたときの回路構成の一例を示す。前
記電流センス回路9は、周知のように、スイッチ素子7
のスイッチオン期間に、一次コイル3に流れる電流iが
カレントトランス38の一次側に流れて二次側に誘起さ
れ、その二次側の電流が整流ダイオード41を通ってセ
ンス抵抗体40に流れ電圧に変換され、その電圧を検出
電圧Vcsとして検出出力するものである。電流センス回
路9と重畳回路2以外の回路構成は前記各実施形態例と
同様であるため、重複説明は省略する。
【0032】図7に示す重畳回路2は抵抗体32により
構成されており、スイッチ素子7のゲートG側と電流セ
ンス回路9のセンス抵抗体40との間に設けられてお
り、スイッチ素子7のスイッチオン期間に、スイッチ制
御回路19からスイッチ素子7のゲートGに加えられる
オン出力を用いて、設定の重畳電流i1 を電流センス回
路9のセンス抵抗体40に加える構成になっている。
【0033】第5の実施形態例では、スイッチ素子7の
スイッチオン期間に、重畳電流i1を電流センス回路9
のセンス抵抗体40に加えることにより、センス抵抗体
40には、前記一次コイル3に流れる電流iに対応する
カレントトランス38の二次側の電流に、前記重畳電流
1 が付加された電流が流れることになり、回路が軽負
荷や高入力電圧の状態となり前記カレントトランス38
の二次側の電流が小さくなっても、センス抵抗体40の
電流は前記重畳電流i1 によって下駄をはかされ大きく
なっているので、前記各実施形態例同様に、軽負荷時や
高入力電圧時に電流センス回路9の検出電圧VcsのSN
比の悪化を防止することができ、軽負荷時や高入力電圧
時であっても、出力電圧Vout の安定化を確実に行うこ
とができる。また、重畳回路2の入側はスイッチ素子7
のゲートG側に接続されているので、前記第2の実施形
態例同様に、重畳回路2での電力損失の低減を図ること
ができる。
【0034】図8には第6の実施形態例が示されてい
る。第6の実施形態例が前記第1の実施形態例と異なる
特徴的なことは、重畳制御回路42を設けたことであ
り、回路電流が設定の電流値よりも低下したときのみ
(つまり、軽負荷時と高入力電圧時のみ)重畳制御回路
42が重畳回路2の重畳動作を行わせるようにし、軽負
荷時と高入力電圧時以外のときの重畳回路2での電力損
失を零にしたことである。上記以外の構成は前記第1の
実施形態例と同様である。
【0035】上記重畳制御回路42は、抵抗体43と、
コンデンサ44と、コンパレータ45と、フォトトラン
ジスタ46とフォトダイオード47から成るフォトカプ
ラであるスイッチ素子48と、基準電源49とを有して
構成されており、同図に示すように、抵抗体43とコン
デンサ44の並列接続点E側がコンパレータ45の非反
転入力端子側に接続され、抵抗体43とコンデンサ44
の並列接続点F側が基準電源49を介してコンパレータ
45の反転入力端子側に接続され、コンパレータ45の
出力側はスイッチ素子(フォトカプラ)48のフォトダ
イオード47に接続され、スイッチ素子48のフォトト
ランジスタ46は重畳回路2の出側に設けられている。
【0036】上記重畳制御回路42では、抵抗体43が
回路電流を電圧に変化して検出し、コンパレータ45
が、その検出電圧(つまり、抵抗体43とコンデンサ4
4の並列接続体の両端電圧)と、予め定められている基
準電源49の基準電圧との差に基づいた電圧をスイッチ
素子48に加える。本実施形態例では、前記検出電圧が
基準電圧よりも低下したとき、つまり、回路が軽負荷や
高入力電圧の状態となり回路電流が設定の電流値よりも
低下したときのみ、コンパレータ45の出力低下によっ
てフォトダイオード47が通電し、フォトトランジスタ
46がスイッチオン(つまり、スイッチ素子48がスイ
ッチオン)するように構成されており、スイッチ素子4
8がスイッチオンすると、前記第1の実施形態例同様
に、スイッチ素子7のスイッチオン期間に、重畳回路2
に重畳電流i1 が流れ、一次コイル3に流れた電流iに
重畳電流i1 が付加され、電流i+i1 が電流センス回
路9に流れ込むことになる。
【0037】第6の実施形態例では、重畳制御回路42
を設け、回路が軽負荷や高入力電圧の状態となり回路電
流が設定値よりも低下したときのみ重畳回路2の電流重
畳動作を行わせるように構成したので、軽負荷時と高入
力電圧時以外のときに重畳回路2での電力損失はなくな
り、重畳回路2の電力損失の低減を図ることができる。
もちろん、前記第1の実施形態例同様、軽負荷時や高入
力電圧時であっても、出力電圧Vout の安定化を確実に
行うことができる。
【0038】図9には第7の実施形態例が示されてい
る。第7の実施形態例において特徴的なことは、前記第
2の実施形態例の構成に加えて、重畳制御回路42を設
け、軽負荷時と高入力電圧時だけ重畳回路2の電流重畳
動作を行わせるようにしたことである。重畳制御回路4
2以外の構成は前記第2の実施形態例と同様であるた
め、それらの説明は省略する。
【0039】前記重畳制御回路42は、抵抗体51と、
コンデンサ52と、コンパレータ53と、基準電源54
と、トランジスタ55とを有して構成されており、抵抗
体51とコンデンサ52による積分回路がスイッチ素子
7のスイッチオン期間にスイッチ素子7のゲート電圧を
積分検出し、その積分値(積分電圧値)が予め定められ
た基準電源54の基準電圧よりも低下したとき、つま
り、回路が軽負荷や高入力電圧の状態となり出力電圧V
out の安定化のためにスイッチ素子7のスイッチオン期
間を短くすべくスイッチ素子7のゲートパルス信号のパ
ルス幅が短くなったとき、トランジスタ55がスイッチ
オンし、重畳電流i1 を電流センス回路9に加えること
で、重畳回路2の電流重畳動作を行わせるように構成さ
れている。
【0040】第7の実施形態例によれば、第2の実施形
態例の構成に加えて、重畳制御回路42を設けたので、
前記第2の実施形態例同様の優れた効果を奏する上に、
さらに、軽負荷時と高入力電圧時以外のときに重畳回路
2での電力損失を零にすることができ、重畳回路2の電
力損失をより一層低減させることができる。
【0041】図10には第8の実施形態例が示されてい
る。この実施形態例において特徴的なことは、重畳回路
2を重畳用ダイオード60により構成したことであり、
重畳回路2は、スイッチ素子7のスイッチオン期間に、
図11の(c)に示す重畳電圧Vd を電流センス回路9
に加えるように構成されている。重畳回路2以外の回路
構成は前記各実施形態例と同様であるため、その重複説
明は省略する。
【0042】上記の如く、重畳回路2は重畳用ダイオー
ド60により構成され、重畳用ダイオード60のアノー
ド側は、電流センス回路9の抵抗体8のグランド側に接
続され、重畳用ダイオード60のカソード側はグランド
に接続されている。上記重畳用ダイオード60は、スイ
ッチ素子7のスイッチオン期間、予め定めた順方向電圧
Vdが印加するように形成されており、上記順方向電圧
Vdが重畳電圧として電流センス回路9に加えられる。
したがって、電流センス回路9は、スイッチ素子7のス
イッチオン期間、図11の(d)に示すように、上記重
畳電圧Vdにより下 駄をはかされた検出電圧Vcsをスイ
ッチ制御回路19に出力する。
【0043】第8の実施形態例によれば、重畳用ダイオ
ード60により構成される重畳回路2を設けたので、ス
イッチ素子7のスイッチオン期間、電流センス回路9に
重畳電圧Vdを加えることができ、前記各実施形態例同
様に、軽負荷時や高入力時であっても、電流センス回路
9の検出電圧VcsのSN比の悪化を防止することができ
る。このため、スイッチ制御回路19は、検出電圧Vcs
のノイズの悪影響を受けずにスイッチ素子7のスイッチ
オン・オフ動作を制御し、出力電圧Voutの安定化を良
好に行なうことができる。
【0044】ところで、図10に示す回路構成では、ス
イッチ素子7のスイッチオン期間、重畳回路2と電流セ
ンス回路9で発生する電力損失P1は、次式(1)によ
り表すことができる。
【0045】 P1= i2・R8+i・Vd・・・・・(1)
【0046】ただし、上記式(1)に示すiはスイッチ
素子7のスイッチオン期間に重畳回路2と電流センス回
路9に通電する電流値を示し、R8は電流センス回路9
の抵抗体8の抵抗値を示し、Vdはスイッチ素子7のス
イッチオン期間に重畳用ダイオード60に印加する順方
向電圧を示している。
【0047】これに対して、前記図1に示す回路では、
重畳回路2と電流センス回路9で発生する電力損失P2
は、次式(2)により表すことができる。
【0048】 P2=(i+i12・R8+i1 2・R32・・・・・(2)
【0049】ただし、上記式(2)に示すiは電流セン
ス回路9の抵抗体8を通電する電流値を表し、i1は重
畳回路2の抵抗体32を通電する電流値(重畳電流値)
を表し、R8は抵抗体8の抵抗値を表し、R32は抵抗体
32の抵抗値を表す。
【0050】前記図1と図10の電流センス回路9の検
出電圧Vcsの重畳成分の大きさが等し い場合には、つ
まり、Vd=i1・R8 である場合には、次式(3)の関
係が成り立つ。
【0051】 P2−P1=i・i1・R8+i1 2・R8+i1 2・R32 >0・・・・・(3)
【0052】すなわち、図10に示す回路は図1の回路
よりも電力損失を低減することができる。具体的には、
8=3Ω、Vd=300mA、R32=1kΩ、i=20
0mA、i1 =100mA、スイッチ素子7のオンデュ
ーディー(スイッチ素子7のスイッチン グ周期に対す
るスイッチオン期間)を0.5 とした場合、図1の電
力損失P2は5.1Wになるのに対して、図10の電力
損失P1は0.09Wと非常に小さい。
【0053】このように、第8の実施形態例では、前記
各実施形態例同様の優れた効果を奏することができる上
に、電力損失の大幅な低減を図ることができる。
【0054】図12には第9の実施形態例が示されてい
る。この第9の実施形態例において特徴的なことは、前
記図7に示す電流センス回路9を有したスイッチング電
源装置に重畳用ダイオード60により構成された重畳回
路2を設けたことである。それ以外の構成は前記各実施
形態例同様であるので、その重複説明は省略する。
【0055】この実施形態例では、重畳回路2は、上記
の如く、重畳用ダイオード60により構成され、重畳用
ダイオード60は電流センス回路9のセンス抵抗体40
のグランド側にアノード側をセンス抵抗体40側にして
設けられており、スイッチ素子7のスイッチオン期間
に、予め定められた順方向電圧Vd が印加するように形
成されている。重畳回路2は、スイッチ素子7のスイッ
チオン期間に、上記重畳用ダイオード60に印加する順
方向電圧を重畳電圧Vdとして電流センス回路9に加
え、電流センス回路9は前記各実施形態例同様に重畳電
圧Vdにより下駄をはかされた検出電圧Vcsをスイッチ
制御回路19に出力する。
【0056】第9の実施形態例によれば、重畳回路2を
設け、電流センス回路9に重畳電圧を加える構成にした
ので、前記各実施形態例同様に、軽負荷時や高入力電圧
時であっても、電流センス回路9の検出電圧VcsのSN
比の悪化を防止することができ、スイッチ制御回路19
は出力電圧Voutの安定化を良好に行なうことができ
る。また、前記第8の実施形態例同様に重畳用ダイオー
ド60により重畳回路2を構成したので、電力損失を非
常に小さく抑えることができる。
【0057】以下、第10の実施形態例を説明する。第
10の実施形態例において特徴的なことは、図14や図
15や図16や図17や図18や図19に示すように、
抵抗体32と重畳用ダイオード60により重畳回路2を
構成したことであり、重畳電流と重畳電圧を共に電流セ
ンス回路9に加える構成とした。それ以外の構成は前記
各実施形態例同様であるので、その重複説明は省略す
る。
【0058】この実施形態例では、前記の如く、重畳回
路2は抵抗体32と重畳用ダイオード60により構成さ
れ、抵抗体32により電流センス回路9に重畳電流i1
を加え、重畳用ダイオード60により重畳電圧Vdを電
流センス回路9に加える構成となっている。
【0059】第10の実施形態例によれば、電流センス
回路9に重畳電流i1と重畳電圧Vdを加える重畳回路2
を設けたので、電流センス回路9は重畳電流i1により
下駄をはかされた電流を電圧に変換し、その電圧にさら
に重畳電圧Vdを加えた電圧を検出電圧Vcsとしてスイ
ッチ制御回路19に出力する。このことから、軽負荷時
や高入力電圧時であっても、検出電圧VcsのSN比の悪
化を確実に防止することができ、電流センス回路9は、
SN比がよい検出電圧Vcsをスイッチ制御回路19に加
えることができ、スイッチ制御回路19は出力電圧Vou
tの安定化をより確実に行なうことができる。
【0060】また、上記の如く、重畳回路2は重畳電流
1と重畳電圧Vdを電流センス回路9に加えるので、前
記のように抵抗体32だけが設けられているものより
も、重畳電流i1を小さくすることが可能であり、その
ように重畳電流i1を小さくすると、抵抗体32での電
力損失を低減することが可能である。例えば、図14に
示す重畳回路2と電流センス回路9での電力損失を、図
1に示す重畳回路2と電流センス回路9での電力損失の
100分の1と非常に小さくすることができる。
【0061】そのうえ、図18や図19に示すように、
前記第6や第7の実施形態例同様の重畳制御回路42を
設けた場合には、重畳制御回路42の動作によって、軽
負荷時や高入力電圧時以外の通常動作時には抵抗体32
に電流は通電しないので、通常動作時には抵抗体32で
の電力損失を零にすることができ、より一層電力損失の
低減を図ることができる。
【0062】ところで、トランス6の巻数比(一次コイ
ル3の巻数に対する二次コイル4の巻数の割合)が小さ
い回路で軽負荷になった場合のように、一次コイル3に
通電する電流が非常に小さくなったときには、前記図1
0や図12に示す回路(重畳用ダイオード60だけで重
畳回路2が構成されている回路)では、重畳用ダイオー
ド60に通電する電流も小さくなる。このように、重畳
用ダイオード60に通電する電流が、例えば、図13に
示すIαのように小さくなると、図13に示すダイオー
ドの順方向電圧Vと通電電流Iの関係に示すように、重
畳用ダイオード60に印加する順方向電圧が予め定めた
重畳電圧Vdよりも小さくなり、電流センス回路9に予
め定めた重畳電圧Vdを加えることができない虞があ
る。
【0063】これに対して、本実施形態例のように、重
畳用ダイオード60に加えて抵抗体32を設けると、抵
抗体32を通電した重畳電流i1が電流センス回路9と
重畳用ダイオード60を流れ、重畳用ダイオード60の
通電電流は重畳電流i1により嵩上される。この嵩上さ
れた電流により、予め定められた順方向電圧が重畳用ダ
イオード60に印加し、重畳用ダイオード60は予め定
めた重畳電圧Vdを電流センス回路9に加えることがで
きる。
【0064】なお、本発明は上記各実施形態例に限定さ
れるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例え
ば、上記各実施形態例では、トランス6を有するフライ
バックコンバータタイプのスイッチング電源装置を例に
して説明したが、フライバックコンバータタイプ以外の
他のコンバータタイプでも、カレントモード制御方式に
よりスイッチ素子の制御を行うスイッチング電源装置で
あれば、重畳回路あるいは重畳回路と重畳制御回路を設
けることによって、上記各実施形態例同様の優れた効果
を奏することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明によれば、重畳回路を設け、スイ
ッチ素子のスイッチオン期間に電流センス回路に重畳電
流あるいは重畳電圧を加える構成にしたので、重畳回路
が電流センス回路に重畳電流を加える場合には、電流セ
ンス回路は回路電流に重畳電流を重畳した電流を電圧に
変換し検出電圧としてスイッチ制御回路に加えることに
なり、また、重畳回路が電流センス回路に重畳電圧を加
える場合には、電流センス回路は回路電流を電圧に変換
しその電圧に重畳電圧を重畳したものを検出電圧として
スイッチ制御回路に加えることになる。上記のように重
畳回路の重畳動作によって、電流センス回路の検出電圧
には設定の重畳成分が含まれることから、回路が軽負荷
や高入力電圧の状態となり回路電流が小さくなっても、
電流センス回路の検出電圧のSN比の大幅な悪化が防止
され、軽負荷時や高入力電圧時であっても、スイッチ制
御回路は電流センス回路の検出電圧のノイズ成分の悪影
響を殆ど受けずにスイッチ素子のスイッチオン・オフ動
作を制御し、出力電圧の安定化を確実に行うことができ
る。
【0066】電流センス回路に重畳電流と重畳電圧を共
に加える重畳回路を設ける構成にあっては、重畳回路は
重畳電流と重畳電圧を共に電流センス回路に加え、電流
センス回路は回路電流に重畳電流を加えた電流を電圧に
変換し、さらに、その電圧に重畳電圧を加えた電圧を検
出電圧としてスイッチ制御回路に加える。したがって、
軽負荷時や高入力電圧時であっても、電流センス回路の
検出電圧のSN比の悪化を確実に防止することができ、
スイッチ制御回路は出力電圧の安定化をより正確に行な
うことができる。
【0067】重畳回路が重畳用ダイオードを有して形成
されている構成にあっては、重畳回路は重畳電圧を電流
センス回路に加えることができ、上記の如く、電流セン
ス回路は回路電流を電圧に変換しその電圧に重畳電圧を
重畳したものを検出電圧としてスイッチ制御回路に加え
ることができ、軽負荷時や高入力電圧時であっても、電
流センス回路の検出電圧のSN比の悪化を確実に防止す
ることができ、スイッチ制御回路は出力電圧の安定化を
確実に行なうことができる。そのうえ、重畳用ダイオー
ドの通電時における該ダイオードでの電力損失は非常に
小さく、重畳回路での電力損失を大幅に低減させること
が可能である。
【0068】重畳制御回路を設けた構成にあっては、回
路が軽負荷や高入力電圧の状態となり回路電流が設定値
よりも低下したときのみ重畳回路の重畳動作を行わせる
ようにしたので、軽負荷時と高入力電圧時以外のときに
は重畳回路は回路動作を行わず、重畳回路での電力損失
を零にすることができ、重畳回路の電力損失の低減を図
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態例におけるスイッチング電源装
置の主要構成を示す回路図である。
【図2】図1の重畳回路の電流重畳動作を示すタイムチ
ャートである。
【図3】第2の実施形態例を示す回路図である。
【図4】第3の実施形態例を示す回路図である。
【図5】第4の実施形態例を示す回路図である。
【図6】図5の重畳回路の電圧重畳回路動作を示すタイ
ムチャートである。
【図7】第5の実施形態例を示す回路図である。
【図8】第6の実施形態例を示す回路図である。
【図9】第7の実施形態例を示す回路図である。
【図10】第8の実施形態例を示す回路図である。
【図11】図10の重畳回路の電圧重畳動作を示すタイ
ムチャートである。
【図12】第9の実施形態例を示す回路図である。
【図13】ダイオードの順方向電圧と通電電流の関係を
示すグラフである。
【図14】重畳電流と重畳電圧を電流センス回路に加え
る重畳回路の一実施形態例を示す回路図である。
【図15】重畳電流と重畳電圧を電流センス回路に加え
る重畳回路のその他の実施形態例を示す回路図である。
【図16】重畳電流と重畳電圧を電流センス回路に加え
る重畳回路のさらにその他の実施形態例を示す回路図で
ある。
【図17】重畳電流と重畳電圧を電流センス回路に加え
る重畳回路のさらにその他の実施形態例を示す回路図で
ある。
【図18】重畳電流と重畳電圧を電流センス回路に加え
る重畳回路のさらにその他の実施形態例を示す回路図で
ある。
【図19】重畳電流と重畳電圧を電流センス回路に加え
る重畳回路のさらにその他の実施形態例を示す回路図で
ある。
【図20】従来例を示す回路図である。
【図21】図20の回路の回路動作を示すタイムチャー
トである。
【符号の説明】
2 重畳回路 7 スイッチ素子 9 電流センス回路 19 スイッチ制御回路 27 出力電圧検出回路 42 重畳制御回路 60 重畳用ダイオード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オン・オフのスイッチング動作によって
    出力電圧を供給するスイッチ素子と、回路に流れる電流
    を電圧に変換して検出出力する電流センス回路と、出力
    電圧を検出出力する出力電圧検出回路と、前記出力電圧
    検出回路の検出電圧と前記電流センス回路の検出電圧に
    基づいて前記出力電圧を安定化すべく前記スイッチ素子
    のスイッチオン期間を制御するカレントモード制御タイ
    プのスイッチ制御回路とを備えたスイッチング電源装置
    において、前記スイッチ素子のスイッチオン期間に電流
    センス回路に重畳電流あるいは重畳電圧を加える重畳回
    路が設けられていることを特徴とするスイッチング電源
    装置。
  2. 【請求項2】 オン・オフのスイッチング動作によって
    出力電圧を供給するスイッチ素子と、回路に流れる電流
    を電圧に変換して検出出力する電流センス回路と、出力
    電圧を検出出力する出力電圧検出回路と、前記出力電圧
    検出回路の検出電圧と前記電流センス回路の検出電圧に
    基づいて前記出力電圧を安定化すべく前記スイッチ素子
    のスイッチオン期間を制御するカレントモード制御タイ
    プのスイッチ制御回路とを備えたスイッチング電源装置
    において、前記スイッチ素子のスイッチオン期間に電流
    センス回路に重畳電流および重畳電圧を加える重畳回路
    が設けられていることを特徴とするスイッチング電源装
    置。
  3. 【請求項3】 重畳電圧を加える回路は重畳電圧を発生
    する重畳用ダイオードを有して構成されていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のスイッチング電源
    装置。
  4. 【請求項4】 回路電流を検出し、この回路電流の検出
    値が設定値よりも低下したときのみ重畳回路の重畳動作
    を行わせる重畳制御回路が設けられている請求項1又は
    請求項2又は請求項3記載のスイッチング電源装置。
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