JPH09200858A - 通信回線設定方法 - Google Patents

通信回線設定方法

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JPH09200858A
JPH09200858A JP8008040A JP804096A JPH09200858A JP H09200858 A JPH09200858 A JP H09200858A JP 8008040 A JP8008040 A JP 8008040A JP 804096 A JP804096 A JP 804096A JP H09200858 A JPH09200858 A JP H09200858A
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cell
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wireless
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JP8008040A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Kusaki
務 草木
Koichi Tanigawa
晃一 谷川
Mikiya Naemura
幹也 苗村
Masato Hayashi
正人 林
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】マルチレイヤセル構成の移動通信システムにお
いて、呼種別等をセル選択基準とするセル選択方法およ
び空き回線なし時の他レイヤセルへの切替を行う回線b
usy時セル切替方法の提供 【解決手段】マルチレイヤセル移動通信システムにおい
て、移動端末100が回線接続を行う際に、セル選択装
置500に呼種別、端末移動速度等の情報を伝達し、同
セル選択装置内セル選択テーブル570において上記各
情報の組合せをもとに移動端末100の接続先として唯
一最適セル種を選択、同セル種を移動端末100に伝達
し、同セル種を構成する無線基地局と回線接続処理開始
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は大きさの異なる無線
ゾーンが層状に構成されるマルチレイヤセルシステムに
おいて、呼毎に最適な大きさの無線ゾーンをカバーする
無線基地局を選択し通信回線を設定する移動体通信シス
テムの通信回線設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明は移動通信システムに関し、更に
詳しくは、大きさの異なる無線ゾーンが層状に構成され
るマルチレイヤセルシステムにおいて、呼毎に、最適な
大きさの無線ゾーンをカバーする無線基地局を選択する
セル選択方法、およびセル選択された無線ゾーンをカバ
ーする無線基地局との通信回線設定方法。
【0003】従来、既存のデジタルセルラシステムに代
表されるマクロセルシステムとデジタルコードレスに代
表されるマイクロセルシステムが共存し、かつ1端末で
両セルシステムに接続を可能とするマルチレイヤシステ
ムがある。
【0004】このような異なるセルシステムが共存し、
もしくは同一システムがマクロセル、マイクロセルとい
った大きさの異なるセルで構成され、階層的に各セルが
配置され、端末は各セルの無線基地局と接続可能である
ようなシステムをマルチレイヤシステムと呼ばれる。
【0005】従来の移動通信システム(単一レイヤセル
システム)における問題として(1)端末移動に伴う無
線回線品質の変動の発生、(2)端末の分布密度、トラ
ヒック密度の偏りに対応した基地局配置によるサービス
エリアの偏りの発生、(3)通話中の端末移動によって
発生する基地局間チャネル切替(ハンドオーバ)処理の
回数が増加、といったことがあげられる。
【0006】ところが、マルチレイヤシステムでは、上
記(1)に対しては、例えば、特開平6−224828
「マイクロ/マクロセル統合移動通信方式」において、
端末の移動速度を、端末で受信される電波のレベル変動
から推定し、該端末移動速度から一定の無線品質が保て
るレイヤのセルを選択方法が提案されている(従来技術
1)。また、上記(2)に対しては、例えば、特開平3
−73625「移動通信システム」において、セルサイ
ズの大きな上位レイヤセルは、下位レイヤセルを含み、
さらに下位レイヤセルがカバーできない範囲もカバー
し、端末呼出時は、下位レイヤセルから順に呼出し、回
線接続を行うことで、広範囲でサービスを行いかつ回線
使用効率をあげる方法として提案されている(従来技術
2)。さらに、上記(3)に対しては、例えば、特開平
5−252098「階層構造をもつ移動通信方式」にお
いて、下位レイヤセルの無線基地局を利用して通信中
に、一定ハンドオーバ回数を越えると上位レイヤセルの
無線基地局へ回線切替を行うことで、ハンドオーバ処理
回数を削減する方法が提案されている(従来技術3)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の音声の伝送中心
の移動通信システムとは異なり、将来は画像伝送、デー
タ伝送も許容することが要求されている。
【0008】ところが、上記従来技術1〜3では、特に
音声通信、画像通信、データ通信といった伝送速度、保
留時間がそれぞれ全く異なる呼に対する区別は行わな
い。
【0009】したがって、例えば、音声通信とデータ通
信は、要求される通信品質が異なり、従来技術1を利用
して、端末移動速度に依存して接続先セルを切り替える
としても、どちらの通信であるかによって、切替が要求
される端末速度が異なることになる。しかし、従来技術
1では、この点を考慮しないため、音声通信で必要な品
質は十分保たれているにもかかわらず、上位レイヤセル
への切替が要求されたり、逆にデータ通信で必要な品質
が保たれないにもかかわらず、下位レイヤセルへの切替
が要求されることが発生することになる。
【0010】また、音声通信中の端末が高速移動中の
際、上位レイヤセルが選択されると、保留時間、呼種別
に関係なく高速移動中の呼が、回線数が少ない大セルの
基地局に集中することになる。
【0011】また、例えば高トラヒックエリアで通信時
間が音声通話より長くなるようなデータ通信を行う場
合、従来技術2のセル選択方法でセル半径の小さな下位
レイヤセルを優先して選択すると、ハンドオーバが頻発
することになり、各装置における処理量、装置間のハン
ドオーバによるトラヒックが増加する。さらに、ハンド
オーバによる一時的にデータ転送が途切れることから、
伝送レート、伝送品質が著しく低下する。
【0012】ハンドオーバ回数をもとにセル切替を行う
従来技術3においても、データ通信では、伝送速度、品
質の問題から、わずかな回数でも発生するようであれ
ば、切替が必要になり、逆に音声通信では、多少、回数
が多くとも通話に支障をきたさなければ、問題はないこ
とになる。
【0013】さらには、上記各従来技術で発呼時に選択
された基地局の回線に空きがない場合は、接続不能とな
り、通話時のチャネル切替時に同一セル種の無線基地局
に空き回線がなければ、切り戻りにより回線品質の劣化
が増大し、さらには強制回線切断となる。
【0014】また、一方、FPLMTSの標準化におい
ては、接続先セルを決定する手順、選択に必要な情報の
種別、情報の通知方法は特に定められていない。
【0015】本発明の目的は、マルチレイヤセルシステ
ムにおいて、端末が接続すべき最も適したセル種を選択
する際に必要となる情報としての、呼の種別、端末の移
動速度、もしくはデータ通信時の回線利用予想時間の情
報を提供することにある。
【0016】また、本発明の他の目的は、上記呼の種
別、端末の移動速度、もしくはデータ通信時の回線利用
予想時間を、マルチレイヤセルシステムの各装置間で通
知する方法を提供することにある。
【0017】さらに、本発明の目的は、上記通知方法に
よって通知される上記情報の通知手順を提供することに
ある。
【0018】さらに、本発明の目的は、上記通知法、上
記通知手順によって通知された上記情報をもとに、端末
が接続すべき最も適したセル種を選択する方法を提供す
ることにある。
【0019】さらに、本発明の他の目的としては、上記
セル選択方法もしくは既存のセル選択方法を用いて決定
されたセル種の無線基地局への回線接続の際、端末−無
線基地局間の無線回線に空きがない場合、他のレイヤの
セル種を選択し、回線接続を行う方法、手順を提供する
ことにある。
【0020】さらに、本発明の他の目的としては、回線
接続中に無線回線のチャネル切替の必要が発生し、同一
セル種の無線基地局に空き回線がない場合、チャネル切
替先として他のセル種(他のレイヤのセル)を選択する
方法、手順を提供することにある。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して説明する。
【0022】図1は、本発明を適応する移動通信ネット
ワークシステムの概略的構成を示す。
【0023】このネットワークは複数の移動端末(以
下、PSとする。)100,101,102等を収容す
る。小セル用無線基地局(以下、小セル用BS)120
は小セル121をサービスエリアとする。中セル用無線
基地局(以下、中セル用BSとする。)50は複数の小
セル121から構成される中セル51をサービスエリア
とする。大セル用無線基地局(以下、中セル用BSとす
る。)140は複数の中セル51から構成される大セル
141をサービスエリアとする。小セル用基地局制御局
(以下、小セル用BSCとする。)122は、複数の小
セル用BS120を収容する。中セル用基地局制御局
(以下、中セル用BSCとする。)52は、複数の中セ
ル用BS130を収容する。大セル用基地局制御局(以
下、大セル用BSCとする。)142は複数大セル用B
S140を収容する。またこれら各BSCは、移動通信
交換局(以下、MSCとする。)70と接続されてい
る。さらに当該MSC150は、セル選択装置160と
位置情報データベース(以下、位置情報DBとする。)
を備えている。このMSC150は関門交換局180を
介して、他移動通信網190や固定電話103を収容す
る固定通信網191と接続され呼の交換接続を行う。
【0024】セル選択装置160は、PSとBSとの通
信に使用されるセルを選択するものである。図1に示し
た移動通信ネットワークの大セル141が通信衛星によ
ってカバーしてもよい。この場合の構成は、大セル用B
SC142が地球局を備えており、この地球局は衛星回
線を介して通信衛星と通信を行うことで、衛星中継をし
て無線端末と接続される。
【0025】図2は、セル選択テーブル200の論理的
構成の概略を示した例である。
【0026】セル選択の際に、PS100からBS、B
SC、MSCを介してセル選択装置に提供される情報に
は、例えば呼種別201、回線使用予想時間205、端
末移動速度208などがある。呼種別201は、通信に
より送られる情報の内容を示すものであり、具体的には
「音声」202/「画像」203/「データ」204な
どである。回線使用予想時間205は、通信回線を占有
するであろう時間を通信前に予め予想される時間を示す
ものであり、具体的には「短時間」207/「長時間」
206等のクラス情報、もしくは「33分」などの実際
の予想時間である。端末移動速度208については、端
末の移動速度を意味しており「高速」210/「低速」
209等の速度クラス情報、もしくは「100km/
h」などの実際の移動速度で提供される。セル選択テー
ブル200は、上記各情報の組み合わせに基づいて選択
されるべきセルを決定する構成をもつ。
【0027】ここで、セル選択テーブル200上を使用
したセル選択について具体例をあげて説明する。今、発
側PS100からBS、BSC、MSCを介して呼種別
201として「データ」204、回線使用予想時間20
5として「長時間」206、端末移動速度として「高
速」210が送信されてきた場合を考える。この条件を
図2のセル選択テーブル200上に配置すると、「デー
タ」204と「長時間」206と「高速」210との交
点に存在するセル種別は「大セル」であり、この「大セ
ル」が選択される。
【0028】図3は位置情報DB(データベース)17
0内で保持するテーブルの構成を示した図である。
【0029】位置情報DB170は、PS100等の位
置情報もしくは在圏エリア情報を記憶するものであり、
PSの移動に伴い逐次位置情報を書き換える。また、位
置情報は着側MSCはPS100等への着信・呼出時に
参照される。
【0030】端末位置情報テーブル300は、PSの在
圏エリアを記憶するテーブルである。端末番号(PS
N;PersonalStationNumber)3
01に対応して、そのPSの在圏する各階層のエリア番
号を保持する。例えば、端末番号が「1002」である
PSからS012エリアに属する小セルを構成するBS
120を介して位置登録が行われると、本テーブル内に
は位置情報として「L002−M004−S012」が
記憶される。また、端末番号「1001」のPSからM
006エリアに属する中セルを構成するBS130を介
して位置登録が行われると、本テーブル内には位置情報
として「L002−M006−×」が記憶される。この
場合は、小セルに関する位置情報を記憶しないか。もし
くはブランクとする。
【0031】図4は、位置情報DBに保持される階層呼
出エリアテーブル400である。この階層呼出エリアテ
ーブル400は、PS呼出エリアの階層構造を示すテー
ブルでありマルチレイヤシステムに対応している。例え
ば、PSを呼び出すための呼出エリアが、複数の同一セ
ル種もしくは単数セルから構成されていると仮定する
と、着信時にこの呼出エリア内のPSを呼び出す場合に
は、同エリア内の全てのBSから呼出を行うのである。
本テーブルを参照すると、任意の階層のエリアについ
て、そのエリアの上位もしくは下位に位置するエリアを
容易に把握できる。例えば、エリア番号M002の中セ
ルエリアの上位エリアはL001であり、下位エリアは
S004及びS005である。
【0032】図5は、PS100から発呼の際のセル選
択手順を含めた呼接続シーケンスを示す。
【0033】PS100は小セルBS120との間で無
線リンク確立処理501、PSからBS120−BSC
122を介して呼設定メッセージ(503,504)を
MSC150へ送信する。本メッセージには、呼設定に
必要とされる一般的な接続情報の他に、セル選択処理時
に利用される呼種別201と端末移動速度108等の情
報が付加される。呼設定メッセージ504を受信したM
SC150は、セル選択装置160に対して、呼種別2
01と端末移動速度108等の情報を含むセル選択要求
メッセージ505を送信する。セル選択装置160では
発側セル選択処理540を起動し、同処理終了後にセル
選択応答メッセージ506をMSC150へ返送する。
同メッセージの情報として、セル切替が不要とされてい
る場合すなわちセル選択OK(551)なら、PS10
0に対して呼設定受付メッセージ509,511,51
2送信し、網側(着信側)に対してはイニシャルアドレ
スメッセージ(以下、IAMメッセージとする。)51
0を送信し、回線接続処理516を行った後に通信を開
始する(517)。一方、セル切替が要求された場合つ
まりセル切替NG(552)のときは、一般的な情報要
素の他に切替先のセル種を情報として含む解放完了メッ
セージ(518)をPS100へ送信する。PS100
は切替先として指示されたセル種のBS130に対し
て、無線リンク確立処理(521)後、呼設定メッセー
ジ522,523,524をMSC150へ転送する。
MSC150はPS100へ呼設定受付メッセージ52
6,527,528を返送し、IAMメッセージ510
を着側網590である着信側MSCもしくは関門交換局
などへ送信しする。最後に回線接続処理516,53
1,530,529、を行った後に通信を開始する(5
32)。
【0034】図6は、セル選択付機能付移動端末である
PS100から発呼の際の呼接続シーケンスを示す。
【0035】PS100の制御部は発側セル選択処理6
10を起動し、接続先のセル種を決定する。続いてPS
100は、接続先に決定されたBS120との間で無線
リンク確立処理501を行う。PS100からBS12
0,BSC122を介して呼設定メッセージ502,5
03,504をMSC150へ送信する。MSC150
はPS100へ呼設定受付メッセージ509,511,
512を返送し、IAMメッセージ510を着側網13
90である着信側MSCもしくは関門交換局などへ送信
する。回線接続処理516,515,514,513を
行い回が開かれると通信が開始される(517)。
【0036】図7は、PS100への着呼の際のセル選
択手順を含めた呼接続シーケンスを示している。
【0037】発側網790(発信側MSCもしくは関門
交換局)からIAMメッセージ510を受信したMSC
150は、位置情報DB170に対して位置情報要求メ
ッセージ701を送信する。位置情報DB170では着
側PSの位置情報であるエリア番号が検索され、同情報
を含めた位置情報応答メッセージ702をMSC150
へ返答する。次にセル選択装置160へ着側PSの接続
先セルの決定を要求するため、セル選択要求メッセージ
703を送信する。本メッセージには発側網790から
伝達される呼種別201(伝達されない場合もある。)
と、着側PSの位置情報としてのエリア番号が含まれ
る。本メッセージを受信したセル選択装置160は、着
側セル選択処理720を起動し、着側PSの呼出元のB
Sのセル種を決定し、セル選択応答メッセージ704が
MSC150へ伝達される。MSC150は接続先セル
種の情報と位置情報とをもとにして、接続先セル種に対
応するBSC122−BS120を介して着側PSへ呼
設定メッセージ705,706,707を送信する。着
側PSは、呼設定受付メッセージ710,711,71
2をMSC150へ返送する。本メッセージには、一般
的な呼設定メッセージの他に着側PSの移動速度情報を
含むものとする。本メッセージを受信したMSC150
は、セル選択装置160に対して着側PSの移動速度情
報を含むセル選択確認要求メッセージ713を送信す
る。セル選択装置160では、セル選択処理確認730
を起動し、着側セル選択処理520で決定されたセル種
が妥当か否かを判別し、その結果をセル選択確認応答メ
ッセージ714に含めてMSC150へ送信する。着側
セル選択処理1520で選択されたセル種が妥当であっ
た場合(551)は、回線接続処理516,715,7
16,717を行った後に、通信を開始する(51
7)。一方、セル種が不当であった場合(552)は、
セル選択処理確認時に決定された新たな接続先のセル種
(図では中セル)のBSC132、BS130を介して
呼設定メッセージ718,719,720をPS100
へ送信する。PS100は呼設定受付メッセージ72
3,724,725をMSC150へ返送する。その後
回線接続処理726,727,728,516が行われ
通信回線が開かれ通信を開始する(1332)。また、
旧回線(MSC150−BSC122−BS120)に
対して回線切断処理729,730,731が行われ
る。
【0038】図8は、セル選択付機能付移動端末である
PS100への着呼の際の呼接続シーケンスを示す。
【0039】発側網790に存在する発信側MSCもし
くは関門交換局からIAMメッセージ510を受信した
MSC150は、位置情報DB170に対して位置情報
要求メッセージ701を送信する。位置情報DB170
では着側PS100の位置情報であるエリア番号が検索
され、同情報を含めた位置情報応答メッセージ702を
MSC150へ返答する。MSC150は位置情報に基
づいて位置情報の最下層エリア番号のエリアを構成する
セル種を接続先のセル種と決定し、接続先セル種に対応
するBSC122,BS120を介して着側PS100
へ呼設定メッセージ705,706,707を送信す
る。本メッセージには発側網から伝達される呼種別20
1に関する情報が含まれる(ただし、含まれない場合も
ある)。着側PSは着セル選択処理720を起動し、自
らの移動速度と着側から伝達される呼種別201を元
に、自らが接続されるのに最適なセル種を求め、現在接
続中のBSのセル種と一致するか否かを判別する。判別
結果が一致の場合すなわちセル選択OK(551)のと
きは、MSC150へ呼設定受付メッセージ710,7
11,712を送信する。その後回線接続処理717,
716,715,516を行い回線が開かれると通信が
開始される(517)。一方、判別結果が不一致の場
合、つまりセル選択NG(552)のときは、解放完了
メッセージ801,802,803に新たな接続先セル
種の情報を含めてMSC150へ送信する。MSC15
0は、新たな接続先セル種のBSC132,BS130
を介して呼設定メッセージ718,719,720をP
S100へ送信する。PS100は呼設定受付メッセー
ジ723,724,725をMSC150へ返送する。
その後回線接続処理726,727,728,516を
行った後通信を開始する(532)。
【0040】図9は、PS100からハンドオーバする
際のセル選択手順を含めた呼接続シーケンスを示す。
【0041】通信中517のPS−BS間の無線回線の
品質劣化等によりハンドオーバ(以下、H/Oとす
る。)を要求するPS100は、H/O要求を含む呼設
定メッセージ901をMSC150へ送信する。以後の
各装置における処理、手順は発呼時と同様である。ただ
し、MSC150から相手側網である通話相手先PSも
しくは固定電話が収容される網990へのメッセージ送
信はない。また、MSC150は呼設定受付メッセージ
送信509,511,512の後、旧接続回線から新接
続回線への回線切替を行う(910)。
【0042】図10は、セル選択機能付端末100から
ハンドオーバを要求する際の呼接続シーケンスを示す。
【0043】PS100は、通信中517のPS−BS
間の無線回線の品質劣化等によりH/Oを要求するため
発側セル選択処理1010を起動する。発側セル選択処
理1010は、H/O先のセル種を決定し同セル種で回
線品質が良好なBS130に対してH/O要求を含む呼
設定メッセージ905を送信しする。さらに、BSC1
32を介して同メッセージ906,907をMSC15
0へ送信する。以後の各装置おける処理、手順は発呼時
と同様である。ただし、MSC150から相手側網17
90(通話相手先PSもしくは固定電話が収容される
網)へのメッセージ送信はない。また、MSC150は
呼設定受付メッセージ526,527,528送信後、
旧接続回線から新接続回線への回線切替を行う(91
0)。
【0044】図11は、PS100が位置登録を行う際
のシーケンスを示す。
【0045】PS100自らの移動に伴い在圏の呼出エ
リアが変更された場合について説明する。PS100は
位置登録先セル決定処理1110を起動し、接続可能な
BSをBSの発するキャリアをサーチ検出すること下位
レイヤセルから検索する。本処理によって検出された接
続可能なBS130に対して、PS100は無線リンク
確立処理521後、位置登録メッセージ718を送信す
る。BS130はBSC132を介してMSC150へ
位置登録メッセージ1101,1102を送信する。本
メッセージには位置登録を要求するPSの端末番号とB
S130の属する呼出エリアのエリア番号が含まれる。
MSC150はさらに、位置情報DB170に対して同
様に位置登録メッセージ1104を送信する。位置情報
DB170は本メッセージを受信後、位置登録処理11
20を起動し、位置情報テーブルにPS100の位置情
報である上記エリア番号を書き込む。同処理終了後、位
置情報DB170は位置登録受付メッセージ1105を
MSC150へ送信する。続いてMSC150はPS1
00に対して同メッセージ1106,1107,110
8を送信し位置登録が行われたことを通知する。なお、
位置登録受付メッセージは、解放完了メッセージを利用
することで回線を切断・解放することもできる。なお、
セル選択装置付PS100も同様のシーケンスで位置登
録を行う。
【0046】図12は、発側無線回線BUSY時の呼接
続シーケンスを示す。具体的にはセル選択機能付無線端
末であるPS100が発呼の際にPS−BS間の無線回
線がBUSYで他のセル種のBSの回線に切り替て通信
するためのシーケンスである。
【0047】PS100は、発側セル選択処理1010
を起動し接続先のセル種もしくはBSを決定する。接続
先として決定されたBS120との間で無線リンク確立
処理を行うがBS120から空き回線なしを意味する回
線BUSY通知を受ける(701b)。続いて、BUS
Y対応セル切替処理1210を起動し、他のセル種のB
Sを新たに決定する。本処理によって決定されたBS1
30に対して、無線リンク確立処理521後、各装置を
介して発呼処理を行い、回線接続、通信を開始する。
【0048】図13は、着側無線回線BUSY時の呼接
続シーケンスを示す。具体的には、MSC150からP
S100への着信時に、着側のPS−BS間の無線回線
がBUSYであるため、他のセル種のBSの回線へ切り
替て着側PSへ着信及び接続を行うものである。
【0049】図7記載の着呼シーケンス同様に、BS1
20に対して呼設定メッセージ705,706を送信す
る。BS120−PS100に空き回線がないことか
ら、BS120は空き回線なし(回線BUSY)の情報
を含む解放完了メッセージ1301,1302をMSC
150へ送信する。本メッセージを受信したMSC15
0はセル選択装置160に対してBUSY対応要求メッ
セージ1303を送信する。セル選択装置160は、B
USY対応セル切替処理1210を起動し、新たに他の
セル種を決定し、BUSY対応応答メッセージ1304
に決定されたセル種の情報を含めてMSC150へ送信
する。MSC150は決定されたセル種のBS130へ
BSC132を介して、呼設定メッセージ718,71
9を送信する。以後通信を開始する。また、BUSY対
応セル切替処理1210は、セル選択処理確認760後
の無線回線の空きなし時にも同様に起動される。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、マルチレイヤセルシス
テムの移動通信システムにおいて、呼接続を行う端末
が、呼種別、同端末移動速度、回線使用予想時間の各情
報を交換局に接続されるセル選択装置へ送信し、同セル
選択装置のセル選択テーブルにおいて、同情報をもと
に、上記端末が回線接続を行うのに最も適したセル種を
選択し、同セル種を端末に通知し、端末は同セル種の無
線基地局と回線接続を行うことで、各呼に適した通信品
質を確保し、かつ、特定のセル種の無線基地局にトラヒ
ックが集中しないようにすることが可能となり、また、
セル選択処理後、同セル種の無線基地局と端末間の無線
回線に空きがない場合、もしくは、通信中、チャネル切
替の必要が発生したにもかかわらず、同無線基地局と端
末間に他の空き回線がない場合、他のセル種の選択を行
い、同セル種の無線基地局の回線へチャネル切替を行う
ことで、通信不可や、電波状況悪化に伴う通信品質の極
端な劣化、強制回線切断の発生率を低下させることが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に関する移動体通信システムの構成を
示す図である。
【図2】本願発明に関するセル選択テーブルを示す図で
ある。
【図3】本願発明に関する端末位置情報テーブルを示す
図である。
【図4】本願発明に関する階層呼出エリアテーブルを示
す図である。
【図5】本願発明の通信回線設定シーケンス図である。
【図6】本願発明の通信回線設定シーケンス図である。
【図7】本願発明の通信回線設定シーケンス図である。
【図8】本願発明の通信回線設定シーケンス図である。
【図9】本願発明の通信回線設定シーケンス図である。
【図10】本願発明の通信回線設定シーケンス図であ
る。
【図11】本願発明の通信回線設定シーケンス図であ
る。
【図12】本願発明の通信回線設定シーケンス図であ
る。
【図13】本願発明の通信回線設定シーケンス図であ
る。
【符号の説明】
100…移動端末、101…セル選択装置付移動端末、
102…他網の移動端末、103…固定電話、120…
小セル用無線基地局、121…小セル、130…中セル
用無線基地局、131…中セル、140…大セル用無線
基地局、141…大セル、150…移動通信交換局、1
60…セル選択装置、170…位置情報DB、180…
関門交換局、190…他移動通信網、191…固定通信
網。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 正人 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地株式 会社日立製作所システム開発研究所内

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動通信サービスエリアを、大きなサービ
    スエリアから成る大セルと、該大セルより小さなサービ
    スエリアから成る中セルと、該中セルより小さなサービ
    スエリアから成る小セルとに区分し、該それぞれのセル
    に対応して設けられた無線基地局と、前記無線基地局と
    通信する移動端末とから構成される移動通信システムの
    通信回線設定方法において、 前記移動端末は通信に係る呼種別情報を通信回線設定信
    号に組み入れ前記無線基地局に該通信回線設定信号を送
    信し、 前記通信回線設定信号を受信した前記無線基地局は該通
    信回線設定信号をセル選択装置に送信し、 前記通信回線設定信号を受信した前記セル選択装置は、
    該通信回線設定信号に包含される前記呼種別情報を抽出
    し、該抽出された該呼種別情報に基づいて前記無線端末
    が通信に使用すべきセルを前記大セル・中セル・小セル
    の内のいずれか一つを選択し、該選択されたセル情報を
    前記無線基地局に送信し、 前記セル情報を受信した前記無線基地局は該セル情報を
    前記無線端末に送信し通信回線を設定することを特徴と
    する移動通信システムの通信回線設定方法。
  2. 【請求項2】無線端末から無線基地局へ呼種別情報を通
    知するための通知方法であって、 移動通信サービスエリアを複数のセルに区分し、前記複
    数のセル区分は、大きなサービスエリアから成る大セル
    と、該大セルより小さなサービスエリアから成る中セル
    と、該中セルより小さなサービスエリアから成る小セル
    とから階層的に構成し、 前記各セル内を移動可能な無線端末は、 前記無線基地局に接続されるセル選択装置が前記無線端
    末と前記無線基地局間の通信に利用するセルとして前記
    大セル・中セル・小セルの内のいづれか一つを選択する
    基準となる前記呼種別情報を送信し、 前記各セルに設けられたいずれかの無線基地局は、前記
    無線端末から送信されてくる前記呼種別情報を受信し、 前記無線基地局は前記無線端末から送信されてくる前記
    呼種別情報を前記セル選択装置に通知することを特徴と
    する呼種別情報の通知方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の呼種別情報の通知方法にお
    いて、 前記無線端末は、 呼の設定時に前記呼種別情報を前記無線基地局に通知す
    ることを特徴とする呼種別情報の通知方法。
  4. 【請求項4】請求項2記載の呼種別情報の通知方法にお
    いて、 前記無線端末は、 呼の設定時に前記無線基地局に通知する情報中に呼種別
    情報格納エリアを設け、該呼種別情報格納エリアに呼種
    別情報を格納することを特徴とする呼種別情報の通知方
    法。
  5. 【請求項5】請求項2記載の呼種別情報の通知方法にお
    いて、 前記無線端末は、 通信時において第1のセルから隣接もしくは階層的関係
    にある第2のセルへとハンドオーバする際に、前記呼種
    別情報を前記第1のセル内に設けられた前記無線基地局
    に通知することを特徴とする呼種別情報の通知方法。
  6. 【請求項6】無線端末から無線基地局へ回線使用時間情
    報を通知するための通知方法であって、 移動通信サービスエリアを複数のセルに区分し、前記複
    数のセル区分は、大きなサービスエリアから成る大セル
    と、該大セルより小さなサービスエリアから成る中セル
    と、該中セルより小さなサービスエリアから成る小セル
    とから階層的に構成し、 前記各セル内を移動可能な無線端末は、 前記無線基地局に接続されるセル選択装置が前記無線端
    末と前記無線基地局間の通信に利用するセルとして前記
    大セル・中セル・小セルの内のいづれか一つを選択する
    基準となる前記回線使用時間情報を送信し、 前記各セルに設けられたいずれかの無線基地局は、前記
    無線端末から送信されてくる前記回線使用時間情報を受
    信し、 前記無線基地局は前記無線端末から送信されてくる前記
    回線使用時間情報を前記セル選択装置に通知することを
    特徴とする回線使用時間情報の通知方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の回線使用時間情報の通知方
    法において、 前記無線端末は、 呼の設定時に前記回線使用時間情報を前記無線基地局に
    通知することを特徴とする回線使用時間情報の通知方
    法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の回線使用時間情報の通知方
    法において、 前記無線端末は、 呼の設定時に前記無線基地局に通知する情報中に回線使
    用時間情報格納エリアを設け、該回線使用時間情報格納
    エリアに回線使用時間情報を格納することを特徴とする
    回線使用時間情報の通知方法。
  9. 【請求項9】請求項6記載の回線使用時間情報の通知方
    法において、 前記無線端末は、 通信時において第1のセルから隣接もしくは階層的関係
    にある第2のセルへとハンドオーバする際に前記回線使
    用時間情報を前記第1のセル内に設けられた前記無線基
    地局に通知することを特徴とする回線使用時間情報の通
    知方法。
  10. 【請求項10】無線端末から無線基地局へ端末速度情報
    を通知するための通知方法であって、 移動通信サービスエリアを複数のセルに区分し、前記複
    数のセル区分は、大きなサービスエリアから成る大セル
    と、該大セルより小さなサービスエリアから成る中セル
    と、該中セルより小さなサービスエリアから成る小セル
    とから階層的に構成し、 前記各セル内を移動可能な無線端末は、 前記無線基地局に接続されるセル選択装置が前記無線端
    末と前記無線基地局間の通信に利用するセルとして前記
    大セル・中セル・小セルの内のいづれか一つを選択する
    基準となる前記端末速度情報を送信し、 前記各セルに設けられたいずれかの無線基地局は、前記
    無線端末から送信されてくる前記端末速度情報を受信
    し、 前記無線基地局は前記無線端末から送信されてくる前記
    端末速度情報を前記セル選択装置に通知することを特徴
    とする端末速度情報の通知方法。
  11. 【請求項11】請求項10記載の端末速度情報の通知方
    法において、 前記無線端末は、 呼の設定時に前記端末速度情報を前記無線基地局に通知
    することを特徴とする端末速度情報の通知方法。
  12. 【請求項12】請求項10記載の端末速度情報の通知方
    法において、 前記無線端末は、 呼の設定時に前記無線基地局に通知する情報中に端末速
    度格納エリアを設け、該端末速度格納エリアに該端末速
    度情報を格納することを特徴とする端末速度情報の通知
    方法。
  13. 【請求項13】請求項10記載の端末速度情報の通知方
    法において、 前記無線端末は、 通信時において第1のセルから隣接もしくは階層的関係
    にある第2のセルへとハンドオーバする際に前記端末速
    度情報を前記第1のセル内に設けられた前記無線基地局
    に通知することを特徴とする端末速度情報の通知方法。
  14. 【請求項14】複数のサイズの異なるセルを階層的に有
    する移動通信システムのセル選択に使用されるセル選択
    テーブルにおいて、 前記セル選択テーブルは、 呼種別情報、端末移動速度情報もしくは回線使用時間情
    報のうち少なくとも一つをテーブルパラメータとして有
    し、該テーブルパラメータの組合わせから発側無線端末
    の利用すべきセルを決定することを特徴とするセル選択
    テーブル。
  15. 【請求項15】無線端末から無線基地局へ通知する呼種
    別情報であって、 移動通信サービスエリアを複数のセルに区分し、前記複
    数のセル区分は、大きなサービスエリアから成る大セル
    と、該大セルより小さなサービスエリアから成る中セル
    と、該中セルより小さなサービスエリアから成る小セル
    とから階層的に構成し、前記各セル内を移動可能な無線
    端末が送信し、前記各セルに設けられたいずれかの前記
    無線基地局が受信し、前記無線基地局に接続されるセル
    選択装置が前記無線端末と前記無線基地局間の通信に利
    用するセルとして前記大セル・中セル・小セルの内のい
    づれか一つを選択するための基準となることを特徴とす
    る呼種別情報。
  16. 【請求項16】請求項15記載の呼種別情報において、 前記呼種別情報は、前記無線基地局と前記移動可能な無
    線端末間の通信に係る呼の種別であることを特徴とする
    呼種別情報。
  17. 【請求項17】請求項15または請求項2記載の呼種別
    情報において、 前記呼種別情報は、音声もしくは画像もしくはデータの
    いずれかであることを特徴とする呼種別情報。
  18. 【請求項18】無線端末から無線基地局へ通知する回線
    使用時間情報であって、 移動通信サービスエリアを複数のセルに区分し、前記複
    数のセル区分は、大きなサービスエリアから成る大セル
    と、該大セルより小さなサービスエリアから成る中セル
    と、該中セルより小さなサービスエリアから成る小セル
    とから階層的に横成し、前記各セル内を移動可能な無線
    端末が送信し、前記各セルに設けられたいずれかの前記
    無線基地局が受信し、前記無線基地局に接続されるセル
    選択装置が前記無線端末と前記無線基地局間の通信に利
    用するセルとして前記大セル・中セル・小セルの内のい
    づれか一つを選択するための基準となることを特徴とす
    る回線使用時間情報。
  19. 【請求項19】請求項18記載の回線使用時間情報にお
    いて、 前記回線使用時間情報は、 前記無線基地局と前記移動可能な無線端末間の通信を開
    始する前に予め推定される回線使用時間もしくはユーザ
    により自己申告される回線使用時間であることを特徴と
    する回線使用時間情報。
  20. 【請求項20】請求項18記載の回線使用時間情報にお
    いて、 前記回線使用時間情報は、 前記無線基地局と前記移動可能な無線端末間の通信を開
    始する前に予め推定される回線使用時間もしくはユーザ
    により自己申告される回線使用時間を複数に区分した時
    間クラス情報であることを特徴とする回線使用時間情
    報。
  21. 【請求項21】無線端末から無線基地局へ通知する端末
    速度情報であって、 移動通信サービスエリアを複数のセルに区分し、前記複
    数のセル区分は、大きなサービスエリアから成る大セル
    と、該大セルより小さなサービスエリアから成る中セル
    と、該中セルより小さなサービスエリアから成る小セル
    とから階層的に構成し、前記各セル内を移動可能な無線
    端末が送信し、前記各セルに設けられたいずれかの前記
    無線基地局が受信し、前記無線基地局に接続されるセル
    選択装置が前記無線端末と前記無線基地局間の通信に利
    用するセルとして前記大セル・中セル・小セルの内のい
    づれか一つを選択するための基準となることを特徴とす
    る端末速度情報。
  22. 【請求項22】請求項21記載の端末速度情報におい
    て、 前記端末速度情報は、 前記移動可能な無線端末の移動にともなう移動速度であ
    ることを特徴とする端末速度情報。
  23. 【請求項23】請求項21記載の端末速度情報におい
    て、 前記端末速度情報は、 前記移動可能な無線端末の移動にともなう移動速度を複
    数に区分した速度クラス情報であることを特徴とする端
    末速度情報。
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