JPH0919890A - オートカッタ装置 - Google Patents
オートカッタ装置Info
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- JPH0919890A JPH0919890A JP17262495A JP17262495A JPH0919890A JP H0919890 A JPH0919890 A JP H0919890A JP 17262495 A JP17262495 A JP 17262495A JP 17262495 A JP17262495 A JP 17262495A JP H0919890 A JPH0919890 A JP H0919890A
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Abstract
ることなく、簡単な機構と制御により小型で安価なオー
トカッタ装置を実現する。 【構成】 ハウジングに固定叉は保持された固定刃と、
回転支軸を端部にもって回動する可動刃があり、モータ
により回転するロータ8に固着したピンと、可動刃の刃
先部の近傍にある長穴が嵌入して、クランク機構を構成
する。このクランク機構のアーム部となる可動刃の回転
往復動の中での刃先間の交差摺動により、刃先間に挿入
されたシート材料10を切断する。可動刃のピンとの嵌
入長穴をピンの回転径より短くし、回転支軸部を長穴と
することにより、可動刃の回動の中にスライド移動が加
わり、ロータ8の回転方向により有効切断長さを変化さ
せることができ、全幅切断と部分切断の切り換えが可能
である。 【効果】 小型で安価なオートカッタ装置を提供でき
る。
Description
等に使用される連続用紙を所望の長さに切断するオート
カッタ装置に関する。
従来例の一つである。駆動力は電磁石を使用し、鉄心の
吸引と復帰バネにより可動刃の所定角度の回転往復移動
を行うものであり、挿入口から入って刃先間を通るシー
ト材料は、可動刃と固定刃の刃先部の交差摺動によって
切断される。
駆動力により回転するロータ8と、このロータ8に固着
したピン9が嵌入する可動刃2に設けられた長穴が、可
動刃の回転支軸4に対して切り刃部と反対側に位置して
いる。モータ6からの回転駆動力はロータ8を介して、
可動刃2の所定角度の回転往復運動となり、固定刃3と
の刃先間にあるシート材料10を切断する。
の伝達は可動刃2の回転支軸4を中間支点として、刃部
とは別の所で行われている。すなわち、一般の洋バサミ
の柄の部分に動力を付加したかたちのオートカッタ装置
といえる。
するように描かれているが、シート材料の切断形態とし
ては、全幅切断と部分切断がある。従来のハサミ方式タ
イプのオートカッタ装置では、シート材料の全幅切断か
端部を切り残した部分切断かを行う場合、可動刃の刃の
長さを変えてそれぞれ専用のオートカッター装置とする
のが一般的である。
従来技術では、切断するシート材料の幅に対して、オー
トカッタ装置のサイズが大きくなるという欠点を有し、
シート材料の幅に近いサイズで設計される小型プリンタ
での使用には、あまり適していなかった。また、図7の
場合では切断負荷に復帰バネ14の負荷も加わるため、
大きな能力の電磁石13が必要となり、オートカッタ装
置の小型化や低コスト化の障害となってる。
タのオートカッタ装置などでは、食券の全幅切断と部分
切断の切り替えが必要であり、このような機能をもつオ
ートカッタでは、可動刃2の往復動をモータ6の正逆回
転で行い、可動刃2の位置やストロークを複数の検出器
を使って制御するため、駆動回路が複雑になるという欠
点があった。
て、切断するシート材料の幅に見合った小型サイズで、
低コストを実現し、しかも簡単な機構と制御で、シート
材料の全幅切断と部分切断が切り替え可能となる、ハサ
ミ方式のオートカッタ装置を提供することにある。
く、本発明のオートカッタ装置は、ハウジングに固定さ
れた板状の固定刃と、ハウジング内に回転支軸をもち、
一定角度の回転往復移動を行う板状の可動刃を備え、可
動刃の刃先が固定刃の刃先と圧接されながら交差摺動し
て、刃先間に挿入されたシート材料を切断するオートカ
ッタ装置において、駆動源であるモータの回転駆動力を
可動刃に伝達するための回転駆動するロータを有し、ロ
ータには回転軸から所定距離の位置にピンが固着され、
これが可動刃の回転支軸より刃先部側に設けられた長穴
と嵌入することでクランク機構を構成し、可動刃の回転
往復動を行っていることを特徴とする。
可能なように回転支軸と係合部が長穴状の回動支点部で
あり、ロータのピンが嵌入する長穴はロータのピンの軌
道の回転径より短かく設定され、更に摩擦付勢手段によ
り摩擦付勢されていることを特徴とする。
され可動刃を固定刃に付勢するバネ部材であることを特
徴とする。
可動刃は、回転するロータのピンにより回動されること
により、可動刃の復帰行程もピンで行われ復帰のための
バネ等が不要であるため、モータの負荷が軽くなる。
径より短かい長穴であることによりロータが回転すると
可動刃は移動されるので、切断する前にモータの回転方
向選択することにより可動刃の移動方向を決めて切断幅
選択できる。
ものであり、図1は平面的な機構配置を示し、図2は駆
動力の伝達部を側面より見たものである。切断方式とし
てはハサミ式を採っており、この原理を交えて以下説明
する。
と、回転支軸4に位置を合わせてハウジング1に保持さ
れ、可動刃2は一方端に設けた穴が回転支軸4に嵌入し
て固定刃3の上に乗り、バネ5により固定刃3に押しつ
けられている。バネ5による押しつけ荷重は、シート材
料10を切断するのに必要な、可動刃2と固定刃3の刃
先間の圧接力を得るように設定されている。固定刃3及
び可動刃2にはそれぞれの刃が向かい合う側に、そりや
曲げが施してあり、可動刃2が回動して固定刃3と交差
摺動するときには一点接触となり、ここでシート材料1
0の切断が行われる。
タの軸にはウォームギヤ7が固着され、これに噛み合う
ウォームホィールを備えたロータ8と、このロータ8に
回転軸芯から所定距離偏心した位置に固着されたピン9
を介して駆動力が可動刃2に伝えられる。このとき、可
動刃2には回転支軸4から所定の距離をもった位置に長
穴が設けてあり、この長穴にピン9が嵌入してクランク
機構を成すことにより、ロータ8の回転運動は可動刃2
の所定角度の回転往復運動に変換される。
り、導入口11を通って刃先間に挿入されたシート材料
10の一回の切断が完了する。図1において可動刃2は
待機位置状態となっている。また図中の2点鎖線は可動
刃の回動における、切断終了後の復路への反転位置を示
している。この図では、シート材料10の全幅を切断す
るように可動刃2の刃の長さが設定されているが、一部
切り残しを必要とする場合には、可動刃2の刃を短く設
定することで端部を切り残すことが可能である。
を検出するには、ロータ8にカムを配置してマイクロス
イッチで検出する方法や、エンコーダとブラシ、あるい
は一般的なフォトセンサー等があり、これらの一般的に
使用される検出方法を使用することで可動刃2を所定位
置に待機させることができる。
待機させる為の負荷もないことから、可動モータには、
刃を回動させる負荷及びシート材を切断させる負荷の必
要不可欠の負荷のみを駆動させるだけでよいことから小
型化や低消費電流化が達成できるものである。
料の全幅切断と部分切断の切り変え機能をもつオートカ
ッタ装置を例として図3乃至図6に基づいて説明する。
り、図1、図2の第1実施例と構造が同一なものは同符
号を付してある。図1のオートカッタ装置と同様の部品
構成となっているが、可動刃に設けられた2つの長穴が
特有なものである。ロータ8のピン9が嵌入するカッタ
12の長穴12ー1は、そのピン9が回転する円軌道の
回転径より所定の量だけ短く設定されており、又回転支
軸4が嵌入するカッタ12の係合部はロータ8の方向の
長穴12ー2になっている。
て詳述する。図3は全幅切断時における可動刃の待機位
置状態を示している。図1のオートの可動刃の往路の途
中を示している。図4は、シート材料の全幅切断時の可
動刃の往路の途中を示している。ロータ8が右回転の矢
印R方向に回転して、可動刃12が図中で下方へ回動す
ると共に右側の矢印A方向へスライド移動した状態であ
る。これは可動刃12のピン9が嵌入する長穴12ー1
が、ロータ8に固着されたピン9の軌道の回転径よりも
短いからであり、回転支軸4との嵌入穴12ー2が長穴
となっているのもこのためである。
により可動刃12は固定刃3に押しつけられており、可
動刃12がスライド移動するときには、バネ5による相
応の摩擦抵抗が可動刃12に働く。図4の後の動きはと
いうと、可動刃12は前述の摩擦抵抗によりスライドし
た位置が保持された状態、すなわち刃先部が右に伸びた
状態で、回動のみの移動となりシート材料10の全幅を
切断する。切断終了後は復路の回動の中で左側の矢印A
とは反対方向のスライド移動が加わり、図3の待機状態
へ戻ることになる。
えについて詳述する。部分切断の指令が入ると、モータ
6は全幅切断時の回転方向とは反対方向に回転され、ロ
ータ8は左側の矢印L方向に回転される。円軌道するピ
ン9が長穴12ー1の回転支軸4側の端面に当接し、ピ
ン9が回転支軸4に最も近づく図6の位置迄は可動刃1
2を矢印B方向に移動させると共に矢印C方向に回動さ
せる。更に、ロータ8が回転しピン9が固定刃3に近づ
く迄可動刃12は矢印C方向にのみ回動されてシート材
料12を切断するが、回転刃12は矢印B方向に移動さ
れたままであるため、回転支軸4から刃先迄の長さが短
くなり、シート材料10の端面から切り残し部mが切断
されずに残される。
れると、可動刃12は矢印Cとは反対方向に回動されと
共に、円軌道するピン9が長穴12ー1の回転支軸4側
と反対方向の端面に当接し、ピン9が回転支軸4から最
も遠い位置迄は可動刃12を矢印B方向とは反対方向に
移動させて、図5の待機位置近傍で図示していない検出
器により位置検出されモータへの印加が停止し図5の待
機状態で停止される。
たオートカッタ装置において、ロータの回転方向すなわ
ちモータの正逆回転を制御することにより、回転支軸か
ら刃先迄の長さを変化させるため、シート材料の全幅切
断と部分切断の切り換えが可能となる。
けで、カット幅を変えることができるので機構が簡単
で、且つ、制御も簡単となる。
軸上に配置され可動刃が固定刃を押圧するようにバネを
回転支軸上に配置することによって、一点接触するよう
にそりを、可動刃若しくは固定刃をそらせるが、そのそ
り量を正確に管理する必要はなく、また、確実に可動刃
を固定刃に押圧することができるものである。
サミ方式タイプのオートカッタ装置において、切断する
シート材料の幅に見合った小型サイズとすることができ
ると共に、簡単な機構と制御によるところの低コスト化
が図れる。さらに、装置サイズを大きくすることなく、
シート材料の全幅切断と部分切断の2タイプの切断機能
をもつことも可能であり、この場合も機構及び制御はい
たって単純なものとすることができる。
明の基本構成を示す平面図。
を備えるオートカッタ装置のシート材料の全幅切断時の
可動刃の待機状態を示す平面図。
を備えるオートカッタ装置のシート材料の全幅切断時の
可動刃の回動途中状態を示す平面図。
を備えるオートカッタ装置のシート材料の部分切断時の
可動刃の待機状態を示す平面図。
を備えるオートカッタ装置のシート材料の部分切断時の
可動刃の回動途中状態を示す平面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 ハウジングに固定された板状の固定刃
と、前記ハウジング内に回転支軸をもち、一定角度の回
転往復移動を行う板状の可動刃を備え、前記可動刃の刃
先が前記固定刃の刃先と圧接されながら交差摺動して、
刃先間に挿入されたシート材料を切断するオートカッタ
装置において、 駆動源であるモータの回転駆動力を前記可動刃に伝達す
るための回転駆動するロータを有し、前記ロータには回
転軸から所定距離の位置にピンが固着され、これが前記
可動刃の前記回転支軸より刃先部側に設けられた長穴と
嵌入することでクランク機構を構成し、前記可動刃の回
転往復動を行っていることを特徴とするオートカッタ装
置。 - 【請求項2】 請求項1記載のオートカッタ装置におい
て、前記可動刃は、前記シート材料の幅方向に移動可能
なように前記回転支軸と係合部が長穴状の回動支点部で
あり、前記ロータのピンが嵌入する長穴はロータのピン
の軌道の回転径より短かく設定され、更に摩擦付勢手段
により摩擦付勢されていることを特徴とする請求項1記
載のオートカッタ装置。 - 【請求項3】 前記請求項2記載のオートカッタ装置に
おいて、前記摩擦付勢手段は、回転支軸上に配置され前
記可動刃を固定刃に付勢するバネ部材であることを特徴
とする請求項2記載のオートカッタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17262495A JP3646357B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | オートカッタ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17262495A JP3646357B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | オートカッタ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH0919890A true JPH0919890A (ja) | 1997-01-21 |
JP3646357B2 JP3646357B2 (ja) | 2005-05-11 |
Family
ID=15945332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17262495A Expired - Fee Related JP3646357B2 (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | オートカッタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3646357B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6347896B1 (en) * | 2000-10-25 | 2002-02-19 | Xac Automation Corporation | Cutting mode switching module in a printer |
CN101823376A (zh) * | 2009-03-02 | 2010-09-08 | 精工爱普生株式会社 | 自动刀具及带自动刀具的打印机 |
CN101823375A (zh) * | 2009-03-02 | 2010-09-08 | 精工爱普生株式会社 | 自动切割器及带自动切割器的打印机 |
US8840330B2 (en) | 2009-03-02 | 2014-09-23 | Seiko Epson Corporation | Cutter and printer with cutter |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP17262495A patent/JP3646357B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
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US8602670B2 (en) | 2009-03-02 | 2013-12-10 | Seiko Epson Corporation | Printer cutter with paper exit having a notch |
US8613562B2 (en) | 2009-03-02 | 2013-12-24 | Seiko Epson Corporation | Cutter with exit having first and second surfaces offset from transportation path |
US8840330B2 (en) | 2009-03-02 | 2014-09-23 | Seiko Epson Corporation | Cutter and printer with cutter |
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Publication number | Publication date |
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