JPH09198069A - カラオケ装置 - Google Patents

カラオケ装置

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JPH09198069A
JPH09198069A JP8010259A JP1025996A JPH09198069A JP H09198069 A JPH09198069 A JP H09198069A JP 8010259 A JP8010259 A JP 8010259A JP 1025996 A JP1025996 A JP 1025996A JP H09198069 A JPH09198069 A JP H09198069A
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Hiroshi Yoshika
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Abstract

(57)【要約】 【課題】常連客のみに対して特別のサービスを提供する
ことができるカラオケ装置を提供する。 【解決手段】赤外線リモコンであるコマンダ32に常連
顧客のID番号を記憶するIDレジスタ62を設け、常
連顧客にコマンダ32を貸与するとき、IDレジスタ6
2にその顧客のID番号(識別コード)を書き込む。顧
客がID送信キーをオンしてカラオケ装置本体に該ID
番号を送信したとき、カラオケ装置本体はこのID番号
と常連顧客の個人データベースとを照合し、一致したと
き特別サービスの提供を許可する。特別サービスとして
は、その顧客の前回来店時の歌唱曲のリスト表示、好き
なジャンルの新曲紹介、顧客の星占いなどがある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、いわゆる常連客
に対して、通常の顧客とは異なる特別のサービスを可能
にしたカラオケ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるカラオケボックスなどのカラオ
ケ店は、カラオケ演奏以外にも種々のサービスによって
他店との差別化を図りたいものである。そのサービスの
例として個別の顧客に関するデータを記憶しておき、そ
の顧客にあったサービスを提供することがある。
【0003】しかし、来店する全ての顧客に関するデー
タを記憶しておくことは、カラオケ店、すなわち、カラ
オケ装置の記憶機能からみて不可能なことであり、ま
た、全ての顧客に対して付加的なサービスを提供するこ
とは営業的にも困難な面があった。
【0004】
【発明が解決使用とする課題】そこで、一部の常連の顧
客に対してのみ特別のサービス(プレミアム)を提供す
ることにより、常連顧客に対するサービス向上を図り、
一般の顧客に対してこのカラオケ店の利用意欲を刺激す
ることが考えられるが、従来は、常連の顧客と一般の顧
客の識別は、顧客の所持するカードを係員が確認するな
どの方式で行われていたため、確認が面倒であり、常連
客であるか一般客があるかをカラオケ装置自体が認識で
きない、または、認識させようとすると係員のマニュア
ル操作が必要となり、面倒であった。
【0005】この発明は、常連客に対して与えられたI
Dをリモコンに記憶し、これを装置本体に送信したとき
常連客に対する特別のサービスを提供することにより、
上記課題を解決したカラオケ装置を提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、カラオケ装
置本体にコードを送信するリモコンに、特定の顧客の識
別コードを記憶するコード記憶手段、および、該特定の
顧客の識別コードを送信する識別コード送信手段を設
け、カラオケ装置本体に、顧客に対するカラオケ演奏以
外の機能である特別機能を実行する特別機能実行手段、
および、前記リモコンから前記特定の顧客の識別コード
が入力されたとき前記特別機能実行手段を有効にする手
段を設けたことを特徴とする。
【0007】リモコンは、カラオケ装置を利用するとき
に顧客に貸与されるものであるため、貸与するとき、そ
の顧客が特定の顧客(いわゆる常連顧客など)である場
合にリモコンにその識別コードを書き込む。この書き込
みは店舗の係員が行えばよい。カラオケ装置本体は、リ
モコンから識別コードが入力されたときのみ特別機能実
行手段を有効にする。特別機能は、例えば、その顧客の
好みに合わせたカラオケ曲のメニューを「ベスト5」の
ような形式で表示し、選曲を容易にするなどの機能であ
る。常連の顧客についてのみ、顧客の好みのような個人
情報を記憶し、これに基づいたサービスを行うことによ
り、顧客サービスの向上と利用意欲の刺激を実現するこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図面を参照してこの発明の実施例
であるカラオケ装置について説明する。このカラオケ装
置は本体内部のハードディスク装置(HDD)に約1万
曲分のカラオケ演奏用楽曲ファイルを記憶している。各
楽曲ファイルは曲番号で識別される。カラオケ装置に
は、赤外線リモコンであるコマンダが付属しており、顧
客はカラオケ装置を利用するとき店舗からこのコマンダ
の貸与を受ける。顧客はコマンダのテンキーなどを操作
して所望のカラオケ曲の曲番号を入力する。カラオケ装
置は、この曲番号の入力に対応して前記HDDから所定
の楽曲ファイルを読み出しカラオケ演奏を実行する。さ
らに、店舗は常連顧客にコマンダを貸与するとき、その
顧客のID番号をコマンダに書き込む。常連顧客はカラ
オケ装置本体に対してコマンダに記憶されている自己の
ID番号を送信したとき常連顧客のみに対する特別サー
ビスの利用が可能になる。
【0009】図1は同カラオケ装置本体のブロック図で
ある。装置全体の動作を制御するCPU10には、バス
を介してROM11,RAM12,ハードディスク記憶
装置(HDD)17,ISDNコントローラ16,リモ
コン受信機13,表示パネル14,パネルスイッチ1
5,音源装置19,音声データ処理部20,効果用DS
P21,文字表示部25,前記LDチェンジャ26およ
び表示制御部27が接続されている。ROM11には、
システムプログラム,アプリケーションプログラム,ロ
ーダおよびフォントデータが記憶されている。システム
プログラムは、この装置の基本動作や周辺機器とのデー
タ送受を制御するプログラムである。アプリケーション
プログラムは周辺機器制御プログラム,シーケンスプロ
グラムなどである。カラオケ演奏時にはシーケンスプロ
グラムがCPU10によって実行され、楽曲ファイルに
基づいた楽音の発生,映像の再生が行われる。ローダ
は、ISDNコントローラ16,ISDNターミナルア
ダプタ18を介してセンタから楽曲ファイルをダウンロ
ードするためのプログラムである。フォントデータは、
歌詞や曲名などを表示するためのものであり、明朝体や
ゴジック体などの複数種類の文字種のフォントが記憶さ
れている。また、RAM12には、カラオケ演奏を実行
する楽曲ファイルを読み込むためのワークエリアが設定
されるとともに、コマンダ32やパネルスイッチ15の
テンキーから入力された数値をバッファリングする置数
バッファ,予約された曲番号を順番に記憶する予約曲リ
ストなどが設定される。
【0010】HDD17にはセンタからダウンロードし
た楽曲ファイルを約1万曲分蓄積記憶するための楽曲フ
ァイル記憶エリアが設けられるとともに、図4に示すよ
うな個人データベースおよびシステムデータベースが設
けられる。図4において、同図(A)はいわゆる常連客
に対して設けられる個人データベースを示している。こ
の個人データベースは、顧客の識別コード(ID番
号)、氏名、誕生日・星座、前回(の来店時)の歌唱曲
リスト、最近3か月間の来店時に歌唱した曲の累積デー
タ、この累積データから抽出されたベスト5およびこの
累積データから抽出されたよく歌う曲のジャンルを示す
データからなっている。誕生日・星座のデータは、星占
いや誕生日の料金割引などのサービスに利用される。前
回の歌唱曲リスト,ベスト5,ジャンルデータなどは、
顧客に対して歌唱頻度の高い曲を抽出して表示すること
により選曲を容易するサービスに利用される。
【0011】また、同図(B)はシステムデータベース
を示している。システムデータベースは、このカラオケ
装置およびこのカラオケ装置が所属する通信カラオケシ
ステム全体のサービスのためのデータベースである。シ
ステムデータベースは、総合ベスト5,ポップスベスト
5,演歌ベスト5,デュエットベスト5,新曲リスト,
星占いリスト,カラオケ演奏ログで構成されている。総
合ベスト5,ポップスベスト5,演歌ベスト5,デュエ
ットベスト5,新曲リストおよび星占いリストは、セン
タからダウンロードされてくるものである。各ベスト5
はセンタが各カラオケ装置から吸い上げた演奏ログに基
づいて割り出したものである。また、センタとカラオケ
装置との交信は1週間に1度程度の間隔で行われるた
め、星占いリストは1週間毎のものがダウンロードされ
る。カラオケ演奏ログはこのカラオケ店で演奏されたカ
ラオケ曲の実績を蓄積記憶したものであり、センタとの
交信時にアップロードされる。
【0012】図1において、ISDNコントローラ16
にはISDNターミナルアダプタ18が接続されてい
る。ISDNコントローラ16はISDNターミナルア
ダプタ18を制御してセンタをアクセスし、センタから
楽曲ファイル等をダウンロードしてHDD17に書き込
む。このISDNコントローラ16はDMA回路を内蔵
しており、ダウンロードされた楽曲ファイルをCPU1
0を介さずに直接HDD17に書き込むことができる。
【0013】リモコン受信部13はコマンダ32から送
られてくる赤外線信号を受信してデータを復元する。コ
マンダ32はテンキー40など各種キースイッチを備え
ており、顧客がこれらのスイッチを操作するとその操作
に応じたコードで変調された赤外線信号を送信する。
【0014】図2にコマンダ32の概略図、図3にコマ
ンダ32のブロック図を示す。コマンダ32には曲番号
を入力するためのテンキー40が設けられているほか、
曲番号を登録するための登録キー41、入力した曲番号
を取り消すための取消キー45、IDレジスタ62に記
憶されているID番号をカラオケ装置本体に送信すると
きにオンするID送信キー42、一般サービスを受けよ
うとするときにオンする一般サービスキー43、常連顧
客が特別サービスを受けようとするときにオンする特別
サービスキー44が設けられている。
【0015】上記のキースイッチ群61はマイクロコン
ピュータからなる制御部60に接続されている。制御部
60にはキースイッチ群61のほか、IDレジスタ6
2,ID書込スイッチ63およびLEDドライバ64が
接続されている。LEDドライバ54には高輝度の赤外
線LED65が接続されている。なお、ID書込スイッ
チ63は、コマンダ裏面の電池ケース内に納められてお
り、顧客が操作することはできない。
【0016】店舗係員がこのコマンダに常連顧客のID
番号を書き込む手順は以下のとおりである。電池ケース
の蓋を外してID書込スイッチ63をオンしながらテン
キー40を操作してID番号を入力する。入力ののちI
D書込スイッチをオフし、電池ケースの蓋をしてこのコ
マンダを顧客に手渡す。
【0017】顧客は、通常の選曲モード時には、テンキ
ー40を操作して曲番号を入力し、登録キー41を操作
すればその曲が演奏曲として予約される。常連顧客が自
己のID番号を送信する場合にはID送信キー42をオ
ンするのみでよい。カラオケ装置本体がこのID番号を
受信すると、これ以後、顧客の要求(特別サービスキー
44のオン)に応じて特別サービスの提供が可能にな
る。
【0018】また、一般サービスキー43がオンされる
と、図5(A)に示すようなメニュー画面がモニタ28
に表示される。顧客がこの表示に応じて所望のサービス
の数値をテンキー40で入力し、登録キー41をオンす
ると、その数値に対応するサービスが実行される。たと
えば、図5(A)の表示に応じてテンキー40の「1」
をオンして登録キー41をオンすると、図4(B)のシ
ステムデータベースから「総合ベスト5」のデータを読
み出してモニタ28に表示する。特別サービスキー44
がオンされると、図5(B)に示すようなメニュー画面
がモニタ28に表示される。顧客がこの表示に応じて所
望のサービスの数値をテンキー40で入力し、登録キー
41をオンすると、その数値に対応するサービスが実行
される。たとえば、図5(B)の表示に応じてテンキー
40の「3」をオンして登録キー41をオンすると、図
4(A)の個人データベースからジャンルデータ(この
顧客の好みのジャンル)を読み出し、システムデータベ
ースの新曲リストからこのジャンルの曲名を読み出して
モニタ28に表示する。
【0019】図1において、表示パネル14は入力され
た曲番号などを表示するためのLED表示器などを含ん
でいる。また、パネルスイッチ15はテンキーのほか上
記コマンダ32と同種のキースイッチを含んでおり、こ
のパネルスイッチを操作して曲番号を入力することもで
きる。
【0020】音源装置19は、カラオケ演奏時にCPU
10から入力されるイベントデータに基づいて楽音信号
を形成する。イベントデータは楽曲ファイルの楽音トラ
ックに記憶されている。音声データ処理部20は、楽曲
ファイルに含まれるADPCMデータである音声データ
に基づき、指定された長さ,指定された音高の音声信号
を形成する。音声データは、バックコーラスなどの音源
装置19で電子的に発生しにくい信号波形をそのままデ
ィジタル化して記憶したものである。
【0021】歌唱用のマイク29はプリアンプ30に接
続されている。マイク29から入力された歌唱音声信号
はプリアンプ30で増幅されA/Dコンバータ31でデ
ィジタル信号に変換されたのち効果用DSP21に入力
される。効果用DSP21には、歌唱音声信号のほか音
源装置19が形成した楽音信号および音声データ処理部
20が形成した音声信号が入力される。効果用DSP2
1は、これら入力された音声信号や楽音信号に対して種
々の効果を付与する。付与する効果としては、リバーブ
やエコーなどの残響系の効果,コーラスなどのスペクト
ル系の効果,フェーダなどの位相系の効果,キーチェン
ジなどの周波数変換系の効果などがある。これらの効果
は歌唱音声信号およびカラオケ演奏音(楽音信号,音声
信号)に対してそれぞれ別々に付与できるものとする。
効果用DSP21がカラオケ演奏音に対して付与する効
果の種類や程度は、楽曲ファイルの効果トラックのイベ
ントデータ(DSPコントロールデータ)に基づいて制
御される。DSPコントロールデータはDSPコントロ
ール用シーケンスプログラムに基づき、CPU10が所
定のタイミングに効果用DSP21に入力する。効果が
付与された楽音信号,音声信号はD/Aコンバータ22
でアナログ信号に変換されたのちメインアンプ23に入
力される。メインアンプ23は、この信号を増幅したの
ちスピーカ24に出力する。
【0022】文字表示部25は入力される文字データに
基づいて、曲名,歌詞や図5のメニュー画面などの文字
パターンを生成する。また、LDチェンジャ26は入力
された映像選択データ(チャプタナンバ)に基づき、対
応するLDの背景映像を再生する。映像選択データは当
該カラオケ曲のジャンルデータなどに基づいて決定され
る。ジャンルデータは楽曲ファイルのヘッダに書き込ま
れており、カラオケ演奏スタート時にCPU10によっ
て読み出される。CPU10はジャンルデータに基づい
てどの背景映像を再生するかを決定し、その背景映像を
指定する映像選択データをLDチェンジャ26に対して
出力する。LDチェンジャ26には、5枚のレーザディ
スクが内蔵されており約120シーンの背景映像を再生
することができる。映像選択データによってこのなかか
ら1つの背景映像が選択され、映像データとして出力さ
れる。文字パターン,映像データは表示制御部27に入
力される。表示制御部27ではこれらのデータをスーパ
ーインポーズで合成してモニタ28に表示する。
【0023】図6はコマンダ32のID番号書込動作を
示すフローチャートである。係員がID書込スイッチ6
3をオンすると(s6)書込モードとなる。こののち、
係員がテンキー40を操作してID番号を入力すると
(s7)、これをIDレジスタ62に書き込む(s
8)。係員がID書込スイッチ63をオフしたとき(s
9)動作を終了する。
【0024】図7,図8は同カラオケ装置の動作を示す
フローチャートである。図6(A)は、センタとの交信
動作を示すフローチャートである。センタとISDN回
線が接続されたとき以下の動作を実行する。まず、セン
タから新曲の楽曲ファイルをダウンロードする(s
1)。ダウンロードされた楽曲ファイルはHDDの楽曲
ファイル記憶エリアに記憶される。このとき、同時に新
曲の曲名などのデータが抽出され、図4(B)の新曲リ
スト記憶エリアが更新される(s2)。つぎに、センタ
からベスト5データをダウンロードする(s3)。この
ベスト5データは、上述したように、総合ベスト5,ポ
ップスベスト5,演歌ベスト5,デュエットベスト5な
どである。カラオケ装置はこれらのデータを図4(B)
のシステムデータベースに記憶する。次に、今週の星占
いの内容をダウンロードする(s4)。こののち、カラ
オケ装置からセンタに対してそれまで蓄積したカラオケ
曲の演奏ログをアップロードして(s5)、交信を終了
する。
【0025】同図(B)は常連顧客の個人データベース
を作成する処理(顧客登録処理)を示すフローチャート
である。この処理は、係員がカラオケ装置で行ってもよ
く、またオフラインで行って後にカラオケ装置に登録す
るようにしてもよく、また、カラオケボックス店などで
カラオケ装置にパソコンなどの管理装置が接続されてい
る場合にはその管理装置で行ってもよい。まず、この顧
客のために図4(A)のようなレコードを新規に作成す
る(s10)。同時にこの顧客のID番号を作成する
(s11)。そして、このID番号を出力する(s1
2)。このID番号は、係員が顧客に対して交付され
る。そして、この顧客の氏名や誕生日などの入力を受け
付け(s13)、これらのデータを前記個人レコードに
記憶する(s14)。
【0026】図8はコマンダ32の操作に対応する動作
を示すフローチャートである。カラオケ装置は、コマン
ダ32から入力があるかをカラオケ演奏などの動作とは
独立して常時監視している。すなわち、s20〜s24
の待機ルーチンで特別サービスキー44,一般サービス
キー43,テンキー40,ID送信キー42,登録キー
41のいずれかがオンされるかを常時監視している。
【0027】特別サービスキー44がオンされた場合に
はs20からs30に進み、ID確認フラグがセットさ
れているか否かを判断する(s30)。ID確認フラグ
とは常連顧客が自己のID番号を正しく入力したときに
セットされるフラグであり、このフラグがセットされて
いるときのみ特別サービスが許可されるものである。I
D確認フラグがセットされている場合には、特別サービ
スフラグをセットして特別サービスモードを設定し(s
31)、特別サービスのメニュー画面(図4(B))を
表示する(s32)。また、一般サービスキー43がオ
ンされた場合にはs21からs33に進む。この場合に
は、ID確認フラグのセット/リセットを確認すること
なく無条件に一般サービスフラグをセットして一般サー
ビスモードを設定し(s33)、一般サービスのメニュ
ー画面(図5(A)参照)を表示する(s34)。テン
キーがオンされた場合には(s22)、その値を置数バ
ッファに記憶する(s35)。この場合テンキーとして
は0〜9のキーのみならずAキー,Bキーも含むものと
する。
【0028】ID送信キー42がオンされた場合には
(s23)、このキーコードに続いて顧客のID番号が
送信されてくるため、これを受信する(s40)。そし
て、受信したID番号で個人データベースを検索し(s
41)、その値と一致するID番号のレコードがある場
合には(s42)、ID確認フラグをセットする(s4
3)。
【0029】登録キー41がオンされた場合にはs24
からs37に進む。s37ではそのときのモードを判断
する。通常の選曲モードの場合には、置数バッファに記
憶されている値を曲番号として取り込み、この曲番号で
識別されるカラオケ曲を検索し、その曲の演奏を予約登
録する(s37)。また、サービスモードすなわち特別
サービスモードまたは一般サービスモードの場合には、
置数バッファに記憶されている値に基づいて図5のメニ
ューのなかから対応するサービスを実行する(s3
9)。
【0030】以上の動作により、特定の顧客のID番号
をコマンダ32に記憶し、顧客がカラオケ装置本体にこ
のID番号を送信することによって特別サービスを提供
するようにしたことにより、常連客に対するサービスの
向上を図ることができる。
【0031】なお、一般サービス、特別サービスの内容
は、上記実施形態の例に限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、顧客の
識別コードをリモコンに記憶し、カラオケ装置本体にこ
の識別コードが送信されたときのみ特別機能が実行可能
になるため、たとえば、常連顧客に識別コードを付与
し、この顧客がカラオケ装置本体を利用するときリモコ
ンにその識別コードを書き込み、顧客の操作によって識
別コードがカラオケ装置本体に送信されたとき特別のサ
ービスを提供するようにすることにより、カラオケ装置
が常連顧客を識別して自動的にサービスを切り換えるこ
とができ、係員の手間を省いてサービスの向上を図るこ
とができるとともに、常連顧客に対してサービスを向上
することにより、顧客の利用意欲を刺激することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態であるカラオケ装置のブロ
ック図
【図2】同カラオケ装置に用いられるコマンダの外観図
【図3】同カラオケ装置に用いられるコマンダのブロッ
ク図
【図4】同カラオケ装置のハードディスク装置の一部構
成図
【図5】同カラオケ装置のモニタの表示例を示す図
【図6】前記コマンダの動作を示すフローチャート
【図7】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【図8】同カラオケ装置の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
32…コマンダ 40…テンキー、41…登録キー、42…ID送信キ
ー、43…一般サービスキー、44…特別サービスキー 62…IDレジスタ、63…ID書込スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ装置本体にコードを送信するリ
    モコンに、特定の顧客の識別コードを記憶するコード記
    憶手段、および、該特定の顧客の識別コードを送信する
    識別コード送信手段を設け、 カラオケ装置本体に、顧客に対するカラオケ演奏以外の
    機能である特別機能を実行する特別機能実行手段、およ
    び、前記リモコンから前記特定の顧客の識別コードが入
    力されたとき前記特別機能実行手段を有効にする手段を
    設けたことを特徴とするカラオケ装置。
JP01025996A 1996-01-24 1996-01-24 カラオケ装置 Expired - Lifetime JP3855290B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003044061A (ja) * 2001-07-31 2003-02-14 Daiichikosho Co Ltd カラオケ接客支援装置
JP2004348157A (ja) * 2004-08-03 2004-12-09 Daiichikosho Co Ltd 利用者曲目帳を記憶管理するカラオケ装置

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JP2004348157A (ja) * 2004-08-03 2004-12-09 Daiichikosho Co Ltd 利用者曲目帳を記憶管理するカラオケ装置

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