JPH09197752A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH09197752A
JPH09197752A JP8008931A JP893196A JPH09197752A JP H09197752 A JPH09197752 A JP H09197752A JP 8008931 A JP8008931 A JP 8008931A JP 893196 A JP893196 A JP 893196A JP H09197752 A JPH09197752 A JP H09197752A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning direction
color
main scanning
line
sub
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8008931A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Murakami
和則 村上
Masayuki Satomi
真幸 里美
Tomonori Ikumi
智則 伊久美
Shoji Iketani
昭二 池谷
Mikio Yamamoto
幹夫 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TEC CORP filed Critical TEC CORP
Priority to JP8008931A priority Critical patent/JPH09197752A/ja
Publication of JPH09197752A publication Critical patent/JPH09197752A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】主走査方向及び副走査方向の色ずれ検知を正確
に行い正確な色ずれ補正を行う。 【解決手段】搬送ベルト12上を照明する照明用蛍光灯
36、この蛍光灯からの光が搬送ベルトで反射した反射
光を反射して折返す第1の折返しミラー37、この第1
の折返しミラーからの反射光を反射して折返す第2の折
返しミラー38、この第2の折返しミラーからの反射光
をCCDラインセンサ39に結像させる結像レンズ40
で色ずれ検知センサ装置を構成し、CCDラインセンサ
を搬送ベルト上の主走査方向に対して角度θ傾けて配置
する。このCCDラインセンサにより搬送ベルト上に各
色の電子写真プロセスステーションで印刷した格子状の
検査パターンを角度θで検知して主走査方向及び副走査
方向の色ずれ検知を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー電子写真プ
リンタ、デジタルカラー複写機、カラー電子写真ファク
シミリ装置などの画像形成装置にかかわり、特に、各種
色の色ずれを検知する色ずれ検知センサを設けた画像形
成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の画像形成装置としては、
特開昭63−271275号公報が知られている。これ
は図6に示すように、転写材を搬送する転写ベルト1上
にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色の現像
剤(トナー)を備えた画像形成ステーション2C、2
M、2Y、2BKを配置している。各画像形成ステーシ
ョン2C、2M、2Y、2BKは、感光ドラム3C、3
M、3Y、3BKを配置するとともに、その感光ドラム
の周囲に、一様帯電を施すための一次帯電器、潜像形成
手段である走査光学装置4C、4M、4Y、4BK、潜
像をトナーで顕像化する現像器、クリーナ、転写帯電器
を配置している。そして、転写ベルト1上の両側に各画
像形成ステーション2C、2M、2Y、2BKによって
一定の間隔をもって例えば十字形のレジストマーク5
a、5bを印刷し、このレジストマーク5a、5bを、
ランプ6a,6b、集光レンズ7a,7b、CCDセン
サ8a,8bからなるマーク検出装置で読み取って各色
の画像位置を検出し、この検出出力に基づいて各色の画
像間の位置ずれ要素を補正する構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来装置では、C
CDセンサ8a,8bを主走査方向に配置しているの
で、主走査方向(転写ベルト1の搬送方向と直交する方
向)の色ずれは検知できるが、副走査方向(転写ベルト
1の搬送方向)の色ずれは、転写ベルト1の駆動ローラ
の偏芯や駆動系のジッタ、送りムラなどの影響が各走査
光学装置4C、4M、4Y、4BKの配置誤差に伴う副
走査方向の位置ずれに重畳されるため、副走査方向の色
ずれを正確に補正することができなかった。特に、周期
性のある駆動ローラの偏芯では副走査位置誤差として読
み取った誤差量から位置ずれを補正しても、その場所の
位相を合わせることはできるが、その場所以外では副走
査方向の色ずれが発生することになり、全体として副走
査方向の色ずれを正確に補正することができなかった。
【0004】そこで、請求項1及び2記載の発明は、主
走査方向の色ずれ検知は勿論、副走査方向の色ずれ検知
も搬送系の搬送精度の影響を除いて正確にでき、これに
より、主走査方向及び副走査方向の色ずれ補正を正確に
でき、しかも搬送系の搬送精度の確認もできる画像形成
装置を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
静電潜像保持体、この静電潜像保持体を帯電する帯電手
段、この帯電手段にて帯電した静電潜像保持体を露光し
て静電潜像を形成する露光手段、この露光手段にて形成
した静電潜像を現像して顕像化する現像手段、この現像
手段にて顕像化した像を搬送手段により搬送する転写媒
体に転写する転写手段を備えた電子写真プロセスステー
ションを各種色に対応して複数、搬送手段に沿って配置
した画像形成装置において、各電子写真プロセスステー
ションに主走査方向及び副走査方向の色ずれを検知する
ための各種色の検査パターンを搬送手段により搬送する
部材に印刷させ、この各種色の検査パターンを搬送手段
の最も下流側に配置した電子写真プロセスステーション
よりも下流側の搬送手段の位置に主走査方向に沿って配
置したCCDラインセンサからなる色ずれ検知センサに
より検知し、色ずれ検知センサのCCDラインセンサは
少なくとも2色の検査パターンを同時に検知できるよう
に主走査方向に対して角度θ傾けて配置し、色ずれ検知
センサからの主走査方向及び副走査方向の色ずれ検知出
力に基づいて色ずれ補正を行うものである。
【0006】これにより、CCDラインセンサは各色毎
に主走査方向の色ずれを検知できるとともに各色間の副
走査方向の色ずれを検知できる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の画
像形成装置において、搬送手段により搬送する部材を搬
送ベルトにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1に示すように、本体ケース11の中央
部に無端帯状の搬送ベルト12を駆動ローラ13、従動
ローラ14及びテンションローラ15a,15bに掛け
わたして転写媒体である後述する転写紙の搬送手段を形
成している。そして、前記搬送ベルト12と対向する上
方の位置に4個の電子写真プロセスステーション161
,162 ,163 ,164 を所定の間隔を隔てて直列
に配置している。
【0010】前記各電子写真プロセスステーション16
1 ,162 ,163 はカラー印刷に必要なイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の電子写真プロ
セスステーションであり、前記電子写真プロセスステー
ション164 は黒印刷のためのブラック(K)の電子写
真プロセスステーションであり、前記搬送ベルト12の
搬送方向の上流から下流に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの順に配置している。
【0011】前記各電子写真プロセスステーション16
1 〜164 は、静電潜像保持体として感光ドラム171
,172 ,173 ,174 を設け、この各感光ドラム
171,172 ,173 ,174 の周囲に帯電手段であ
る帯電装置181 ,182 ,183 ,184 、露光手段
であるレーザ走査装置191 ,192 ,193 ,19
4、現像手段である現像装置201 ,202 ,203 ,
204 、転写手段である転写ローラ211 ,212 ,2
13 ,214 及びクリーニング装置221 ,222,2
23 ,224 を配置している。
【0012】前記転写ローラ211 ,212 ,213 ,
214 は、前記搬送ベルト12を間に介して前記感光ド
ラム171 ,172 ,173 ,174 に対向配置してい
る。前記レーザ走査装置191 ,192 ,193 ,19
4 は、前記現像装置201 ,202 ,203 ,204 に
トナーを補給するトナーボックス231 ,232 ,23
3 ,234 に隣接して縦長に配置している。
【0013】前記本体ケース11の底部には上下2段に
給紙カセット24,25を設けている。そして上段の給
紙カセット24から転写紙を給紙ローラ26により1枚
ずつピックアップして送り出し、搬送ローラ27、ガイ
ド28、レジストローラ29を介して前記搬送ベルト1
2上に送り出すようになっている。また、下段の給紙カ
セット25から転写紙を給紙ローラ30により1枚ずつ
ピックアップして送り出し、搬送ローラ31、ガイド3
2、搬送ローラ27、ガイド28、レジストローラ29
を介して前記搬送ベルト12上に送り出すようになって
いる。
【0014】前記搬送ベルト12の先端部に搬送ベルト
12上の転写紙がずれないように静電吸着する吸着装置
33を設け、前記給紙カセット24,25から送り出さ
れた転写紙を搬送ベルト12と共に帯電してこの搬送ベ
ルト12に密着させるようになっている。前記各電子写
真プロセスステーション161 〜164 は、搬送ベルト
12により搬送する転写紙に対して、イエロー、マゼン
タ、シアン、ブラックの画像を順次重ねて転写すること
でカラー印刷を行うようになっている。そして、カラー
印刷の終了した転写紙は最終的に熱定着装置34によっ
て加熱定着してから外部に排出するようになっている。
【0015】この装置は、外部のホストコンピュータか
ら画像を形成するための情報を入力すると、例えば、給
紙カセット24から給紙ローラ26が転写紙をピックア
ップし、このピックアップした転写紙を搬送ローラ27
で搬送し、かつレジストローラ29でタイミングを合わ
せてから搬送ベルト12上に送り出す。そして転写紙は
吸着装置33によって搬送ベルト12上に静電吸着され
搬送中に位置ずれを起こすこと無く搬送ベルト12と共
に移動する。
【0016】一方、画像情報は各色に対応した情報とし
て、レーザ走査装置191 〜194にそれぞれ供給す
る。例えば、イエローの画像情報はレーザ走査装置19
1 に供給し、レーザ走査装置191 はこの画像情報に応
じてレーザ光を出射し、帯電装置181 により一様に帯
電した感光ドラム171 を露光して静電潜像を形成す
る。そして、感光ドラム171 上の静電潜像を現像装置
201 によりイエローのトナーで現像して顕像化し、転
写ローラ211 により搬送ベルト12上の転写紙にイエ
ローのトナー像を転写する。転写後の感光ドラム171
はクリーニング装置221 により残留トナーがクリーニ
ングされ、さらに除電ランプ(図示せず)により除電さ
れて次の電子写真プロセスに備えるようになる。
【0017】同様に、マゼンタ、シアン、ブラックの画
像情報はレーザ走査装置192 〜194 にそれぞれ供給
し、マゼンタ、シアン、ブラックの電子写真プロセスス
テーション162 ,163 ,164 により搬送ベルト1
2上の転写紙にマゼンタ、シアン、ブラックのトナー像
をイエローの画像上に順次重ね転写する。こうして転写
紙上にはカラー画像の印刷が施され、この転写紙は熱定
着装置34によって加熱定着されてから排出される。
【0018】この装置では、イエロー、マゼンタ、シア
ン、ブラックの各色の画像を重ね合わせてカラー印刷を
行うため、各色を重ねたときの色ずれが問題となる。こ
のため、色ずれを検知して補正することが要求される。
このため、前記搬送ベルト12の最も下流側に配置した
ブラックの電子写真プロセスステーション164 よりも
下流側に位置する、駆動ローラ13とテンションローラ
15aとの間の搬送ベルト12の下方の位置に色ずれ検
知センサ装置35を配置している。
【0019】前記色ずれ検知センサ装置35は、図2に
示すように、搬送ベルト12上を主走査方向全体に亘っ
て照明する照明用蛍光灯36、この蛍光灯36からの光
が搬送ベルト12で拡散反射した反射光を反射して折返
す第1の折返しミラー37、この第1の折返しミラー3
7からの反射光を反射して折返す第2の折返しミラー3
8、この第2の折返しミラー38からの反射光をCCD
ラインセンサ39に結像させる結像レンズ40で構成し
ている。前記CCDラインセンサ39は、搬送ベルト1
2上の主走査方向に対して角度θ傾いたライン上の位置
を検知できるように主走査方向に対して角度θ傾けて配
置している。
【0020】前記各電子写真プロセスステーション16
1 〜164 は、主走査方向及び副走査方向の色ずれを検
知するために、図3に示すように、搬送ベルト12の上
に各色毎に方向が主走査方向及び副走査方向と一致した
格子状の検査パターン41を印刷するようになってい
る。前記各電子写真プロセスステーション161 〜16
4 が搬送ベルト12上に直接印刷する検査パターン41
は、図4に示すように、主走査方向のラインが副走査方
向にイエローY、マゼンタM、シアンC、ブラックB
K、イエローY、…と交互になるように、かつ各色のラ
インの上に複数の副走査方向の同色の短いラインを所定
の間隔で印刷し、各色のラインの上に同色の多数の十字
形を作っている。前記CCDラインセンサ39は、図3
に検知ライン42を示すように、主走査方向の各色のラ
インを少なくとも2色同時に検知できるように角度θを
定めている。
【0021】このような構成においては、各電子写真プ
ロセスステーション161 〜164による印刷画像の主
走査方向及び副走査方向の色ずれを検知するには、駆動
ローラ13を回転駆動して搬送ベルト12を搬送し各電
子写真プロセスステーション161 〜164 により格子
状の検査パターン41を搬送ベルト12上に直接印刷す
る。そして、CCDラインセンサ39により搬送ベルト
12上の検査パターン41を読取る。
【0022】例えば、今、CCDラインセンサ39が主
走査方向に平行に配置していたとすると、図5に示すよ
うに、イエローYのラインを検知してから時間t1 経過
後にマゼンタMのラインを検知し、時間t2 経過後にシ
アンCのラインを検知し、時間t3 経過後にブラックB
Kのラインを検知する。また、各色のラインに対して直
交する方向、すなわち、副走査方向に印刷した短いライ
ンも検知する。
【0023】例えば、イエローYのラインを基準ライン
とすれば、マゼンタMの副走査方向のラインは主走査方
向に+Δym ずれ、シアンCの副走査方向のラインは主
走査方向に−Δyc ずれ、ブラックBKの副走査方向の
ラインは主走査方向に+Δybkずれていることが検知で
きる。すなわち、各色の主走査方向の色ずれを検知でき
る。また、マゼンタMの主走査方向のラインは本来位置
していなければならない図中一点鎖線で示すラインに対
して副走査方向に+Δt1 ずれ、シアンCの主走査方向
のラインは本来位置していなければならない図中一点鎖
線で示すラインに対して副走査方向に−Δt2 ずれ、ブ
ラックBKの主走査方向のラインは本来位置していなけ
ればならない図中一点鎖線で示すラインに対して副走査
方向に+Δt3 ずれていることが検知できる。すなわ
ち、各色の副走査方向の色ずれを検知できる。
【0024】しかし、この副走査方向の色ずれは、あく
までも搬送ベルト12が一定の速度でムラなく搬送して
いる場合であって、搬送ベルト12が駆動ローラ13の
偏芯や駆動系のジッタ、送りムラなどにより速度が部分
的に変化している場合にはこの色ずれは適正にはならな
い。すなわち、CCDラインセンサ39を主走査方向に
平行に配置したのでは、副走査方向の各色の色ずれを正
確に検知することはできない。
【0025】これに対し、この実施の形態ではCCDラ
インセンサ39を主走査方向に対して角度θ傾けてい
る。このため、図4に示すように、検知ライン421
は、イエローYの主走査方向ライン、マゼンタMの主走
査方向ライン、シアンCの主走査方向ラインを同時に読
み取ることができる。これにより、同一の検知ライン4
21 によるイエローYの主走査方向ラインとマゼンタM
の主走査方向ラインの検知位置P1 ,P2 間の距離ta
及びイエローYの主走査方向ラインとシアンCの主走査
方向ラインの検知位置P1 ,P3 間の距離tb を検出で
きる。この距離ta、tb は、間接的にイエローYの主
走査方向ライン、マゼンタMの主走査方向ライン及びシ
アンCの主走査方向ラインの副走査方向の間隔を示して
いる。従って、この副走査方向の間隔から各主走査方向
ラインの副走査方向の色ずれを検知することができる。
【0026】このように、CCDラインセンサ39が同
時に検知するラインである検知ライン421 により各色
の副走査方向の間隔を同時に検知し、これにより各色の
主走査方向ラインの副走査方向の色ずれを検知できるの
で、搬送ベルト12が駆動ローラ13の偏芯や駆動系の
ジッタ、送りムラなどにより速度が部分的に変化するこ
とがあってもその影響を除去して副走査方向の各色の色
ずれを正確に検知できる。
【0027】また、主走査方向の色ずれについては、従
来と同様に、ある色、例えばイエローYの副走査方向の
ラインを基準にしてマゼンタMの副走査方向のラインの
ずれ量、シアンCの副走査方向のラインのずれ量及びブ
ラックBKの副走査方向のラインのずれ量を検知するこ
とで主走査方向の色ずれを正確に検知できる。
【0028】このように、主走査方向及び副走査方向の
色ずれを正確に検知できるので、この検知情報に基づい
て各電子写真プロセスステーション161 〜164 の位
置ずれ要素を補正すれば主走査方向及び副走査方向の色
ずれ補正が正確にできる。
【0029】また、図4においてシアンCの主走査方向
のラインに注目した場合、CCDラインセンサ39の検
知ライン421 では位置P3 にてシアンCの主走査方向
のラインを検知し、一定時間経過後の検知ライン422
では位置P4 にてシアンCの主走査方向のラインを検知
し、さらに一定時間経過後の検知ライン423 では位置
P5 にてシアンCの主走査方向のラインを検知し、さら
に一定時間経過後の検知ライン424 では位置P6 にて
シアンCの主走査方向のラインを検知する。
【0030】従って、位置P3 とP4 との距離、位置P
4 とP5 との距離、位置P5 とP6との距離を測定すれ
ば、一定時間における搬送ベルト12の送り量を順次検
知できるので、搬送ベルト12の送り精度を確認でき
る。すなわち、駆動ローラ13の偏芯や駆動系のジッ
タ、送りムラなどにより速度が部分的に変化することが
あればその速度の変化状態も検知することができる。
【0031】なお、この実施の形態においては、格子状
の検査パターン41を搬送ベルト12上に直接印刷する
ようにしたが必ずしもこれに限定するものではなく、搬
送ベルト12で搬送する転写紙上に印刷し、この転写紙
の検査パターンを色ずれ検知センサ装置で検知してもよ
い。この場合、色ずれ検知センサ装置は最終段のブラッ
クの電子写真プロセスステーションと駆動ローラ13と
の間、すなわち、搬送ベルト12の上方に位置して配置
することになる。
【0032】
【発明の効果】以上、請求項1及び2記載の発明によれ
ば、主走査方向に沿って配置した色ずれ検知センサのC
CDラインセンサを、少なくとも2色の検査パターンを
同時に検知できるように主走査方向に対して角度θ傾け
て配置しているので、主走査方向の色ずれ検知は勿論、
副走査方向の色ずれ検知も搬送系の搬送精度の影響を除
いて正確にでき、これにより、主走査方向及び副走査方
向の色ずれ補正を正確にでき、しかも搬送系の搬送精度
の確認もできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略構成図。
【図2】同実施の形態における色ずれ検知センサ装置の
構成を示す要部斜視図。
【図3】同実施の形態における色ずれの検査パターンを
示す図。
【図4】同実施の形態における副走査方向の色ずれ検知
を説明するための検査パターンの部分拡大図。
【図5】CCDラインセンサを主走査方向に平行に配置
した場合の主走査方向及び副走査方向の色ずれ検知を説
明するための検査パターンの部分拡大図。
【図6】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
12…搬送ベルト(搬送手段) 161 〜164 …電子写真プロセスステーション 171 〜174 …感光ドラム(静電潜像保持体) 181 〜184 …帯電装置(帯電手段) 191 〜194 …レーザ走査装置(露光手段) 201 〜204 …現像装置(現像手段) 211 〜214 …転写ローラ(転写手段) 35…色ずれ検知センサ装置 39…CCDラインセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池谷 昭二 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内 (72)発明者 山本 幹夫 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 株式会 社テック大仁事業所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 静電潜像保持体、この静電潜像保持体を
    帯電する帯電手段、この帯電手段にて帯電した静電潜像
    保持体を露光して静電潜像を形成する露光手段、この露
    光手段にて形成した静電潜像を現像して顕像化する現像
    手段、この現像手段にて顕像化した像を搬送手段により
    搬送する転写媒体に転写する転写手段を備えた電子写真
    プロセスステーションを各種色に対応して複数、前記搬
    送手段に沿って配置した画像形成装置において、前記各
    電子写真プロセスステーションに主走査方向及び副走査
    方向の色ずれを検知するための各種色の検査パターンを
    前記搬送手段により搬送する部材に印刷させ、この各種
    色の検査パターンを前記搬送手段の最も下流側に配置し
    た電子写真プロセスステーションよりも下流側の前記搬
    送手段の位置に主走査方向に沿って配置したCCDライ
    ンセンサからなる色ずれ検知センサにより検知し、前記
    色ずれ検知センサのCCDラインセンサは少なくとも2
    色の検査パターンを同時に検知できるように主走査方向
    に対して角度θ傾けて配置し、前記色ずれ検知センサか
    らの主走査方向及び副走査方向の色ずれ検知出力に基づ
    いて色ずれ補正を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 搬送手段により搬送する部材は搬送ベル
    トであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装
    置。
JP8008931A 1996-01-23 1996-01-23 画像形成装置 Pending JPH09197752A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8008931A JPH09197752A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8008931A JPH09197752A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09197752A true JPH09197752A (ja) 1997-07-31

Family

ID=11706418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8008931A Pending JPH09197752A (ja) 1996-01-23 1996-01-23 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09197752A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1988428A3 (en) * 2007-05-01 2010-07-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1988428A3 (en) * 2007-05-01 2010-07-21 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and image forming method
US8150302B2 (en) 2007-05-01 2012-04-03 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and image forming method that detects an amount of color misalignment using reflected light

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001166553A (ja) カラー画像形成装置
JPH07271136A (ja) 光学的コントラスト達成方法
JP3253227B2 (ja) 画像形成装置
JP2573855B2 (ja) 多重画像形成装置
KR101546008B1 (ko) 화상 형성 장치
JP2006171352A (ja) カラー画像形成装置
JPH08118737A (ja) 画像形成装置のレジずれ補正方法
JP2000206761A (ja) 画像形成装置
JP2004069801A (ja) カラー画像形成装置
JP2001290327A (ja) カラー画像形成装置
JP2003280317A (ja) 位置ずれ補正パターン形成方法及び位置ずれ補正方法並びにカラー画像形成装置
US6137981A (en) Apparatus for forming multiple toner images in register with each other on a substrate
JP2000112205A (ja) カラー画像形成装置
JP3619332B2 (ja) 画像形成装置
JPH09197752A (ja) 画像形成装置
JP2004029525A (ja) 画像形成装置
JPH0990697A (ja) カラー電子写真プリンタ
JP3480333B2 (ja) 多重画像形成装置
JP2002182448A (ja) 画像調整方法及びカラー画像形成装置
JPH11272035A (ja) 多重画像形成装置
JP2000147862A (ja) カラー画像形成装置
EP0973072B1 (en) Apparatus for forming multiple toner images in register with each other on a substrate
JP3515869B2 (ja) 画像形成装置
JP2001005247A (ja) カラー画像形成装置
JPH11218988A (ja) 画像形成装置および画像の位置ずれ補正方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040629