JP3619332B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー複写機、カラープリンタ等のような、複数の感光体を用いてカラー画像を得る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の感光体を用いてカラー画像を得る画像形成装置では、各感光体に異なる色の画像が独立して形成され、これらの画像を同一の転写紙上に重ね合わせる方式であるため、各感光体の機械的な位置精度、各感光体に対する書込位置精度、書込レンズのバラツキに起因する走査線の曲がり、傾き、倍率誤差、各感光体の速度誤差、機械全体の温度上昇による書込位置、倍率の変動等により、各色のズレが発生しやすく、最終的な画像に、色ムラ、色ズレとなって現れ、画質を劣化させる要因となる。そこで、このような各色の画像の位置ズレを補正するための手法が各種提案されている。
【0003】
画像の位置ズレを補正する手法の一つを、図11に基づいて説明する。転写紙を吸着して搬送する透明材質で形成した転写ベルト1上に、主走査方向(矢印A方向)と副走査方向(矢印B方向)とに位置をずらして配列した位置ズレ量検知パターン画像2を複数個(例えば、20個)形成し、これらの位置ズレ量検知パターン画像2を、スリット板3に形成したスリット3aと光源(図示せず)とフォトダイオード(図示せず)とを組み合わせた検知ユニットで検知し、その検知結果に基づいて微妙な位置ズレ補正を行うものである。各検知ユニットによる位置ズレ量検知パターン画像2の検知は、転写ベルト2が副走査方向に移動することによりいずれかの位置ズレ量検知パターン画像2がスリット3aと重なり合い、その重なり合いをフォトダイオードで検知することにより行われる。
【0004】
なお、検知ユニットは転写ベルト1の移動方向と直交する主走査方向に沿って3組形成され、複数個が1組となった位置ズレ量検知パターン画像2も検知ユニットに対応して3組形成されている。
【0005】
ここで、位置ズレ量検知パターン画像2は、主走査方向の幅寸法“a”を20μm、副走査方向の幅寸法“b”を5mm程度とし、連続して20個を配列している。従って、1色についての位置ズレを検知するためには、5mm×20個で、副走査方向に沿って約100mmの長さが必要となる。そして、このような位置ズレ検知を各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)について行うため、100mm×4で、約400mmの長さが必要になる。
【0006】
このため、転写ベルト上に位置ズレ量検知パターン画像2を形成して行う各画像の位置ズレの検知を画像形成作業を行っている間に、転写ベルト1上における転写紙間の間隔を利用して位置ズレ量検知パターン画像2を形成して位置ズレ量を検知しようとすれば、転写ベルト1で搬送される転写紙を400mm以上の間隔をもって搬送しなければならず、画像形成作業の作業能率が大幅に低下する。
【0007】
そこで、転写ベルトによる転写紙の搬送を転写紙間の間隔をあまりあけずに行うことにより画像形成作業の作業能率を高め、画像の位置ズレ検知は、所定時間毎に画像形成作業を中断させて行うようにしている。
【0008】
図12は、所定時間毎に位置ズレ検知とそれに伴う位置ズレ補正とを行った場合における位置ズレ量の変化(実線)と、位置ズレ補正を行わない場合の位置ズレ量の変化(二点鎖線)とを比較して示したグラフである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
画像形成作業時に所定時間毎に画像形成作業を中断し、その時に画像の位置ズレ検知を行う手法では、画像の位置ズレをリアルタイムで検知することができない。従って、位置ズレが発生したにも係らず画像形成作業をそのまま長時間続行し、色ムラや色ズレが発生した画像を大量に形成する場合がある。なお、位置ズレ検知を行うサイクルを短くすれば色ムラや色ズレが発生した画像を大量に形成するという不都合は防止できるが、この位置ズレ検知を行うときには画像形成作業を中断するため、画像形成作業の能率が低下する。
【0010】
さらに、所定時間毎に位置ズレ検知を行うように設定すると、位置ズレ量が少なく位置ズレ補正が不要であるにも係らず自動的に位置ズレ補正が行われ、その補正時の誤差により位置ズレ量を大きくする場合がある。
【0011】
そこで本発明は、画像の位置ズレの検知をリアルタイムで行え、かつ、転写紙間に大きな間隔をあけることなく転写紙を搬送できる画像形成装置を提供する。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、複数の感光体と、各々の感光体に異なる色の情報を書き込む光書込手段と、書き込まれた情報を各々異なる色の現像剤により顕像化する顕像化手段とを備え、各感光体上に形成された顕像を転写ベルトにより搬送される同一の転写紙上に順次転写してカラー画像を得る画像形成装置において、前記転写ベルト上のこの転写ベルトにより搬送される転写紙間に主走査方向に沿って一列に配列される複数個の簡易位置ズレ検知パターン画像を各色毎に形成する簡易位置ズレ検知パターン画像形成手段と、主走査方向と副走査方向とに位置をずらして配列される複数個の位置ズレ量検知パターン画像を前記転写ベルト上に主走査方向に沿って各色毎に複数組形成する位置ズレ量検知パターン画像形成手段と、前記転写ベルトと共に移動する前記位置ズレ量検知パターン画像と前記簡易位置ズレ検知パターン画像とを検知する検知ユニットと、前記簡易位置ズレ検知パターン画像を検知した前記検知ユニットの検知結果に基づいて前記簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲内か否かを判断する簡易位置ズレ判断手段と、前記簡易位置ズレ判断手段が許容範囲以上であると判断したときに前記位置ズレ量検知パターン画像形成手段による位置ズレ量検知パターン画像の形成を開始させる位置ズレ量検知パターン画像形成開始手段と、前記位置ズレ量検知パターン画像を検知した前記検知ユニットの検知結果に基づいてこの位置ズレ量検知パターン画像の位置ズレ量を検知する位置ズレ量検知手段とを設けた。従って、簡易位置ズレ検知パターン画像の形成を、転写ベルトにより搬送されている転写紙間で行え、この簡易位置ズレ検知パターン画像を検知ユニットで検知し、その検知結果に基づいて簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲内か否かを簡易位置ズレ判断手段で判断し、この位置ズレ量が許容範囲以上であると判断されたときに位置ズレ量検知パターン形成手段で位置ズレ量検知パターン画像を形成する。そして、この位置ズレ量検知パターン画像を検知ユニットで検知し、その検知結果に基づいて位置ズレ量検知手段で位置ズレ量検知パターン画像の位置ズレ量を検知するので、画像の位置ズレをリアルタイムで検知でき、その検知結果に基づいて位置ズレを補正することができる。また、簡易位置ズレ検知パターン画像は、転写ベルト上の転写紙間に、各色毎に主走査方向に沿って一列ずつ形成されるので、転写ベルトで搬送される転写紙間の間隔を大きくあける必要がなく、画像形成作業とともに簡易位置ズレ検知パターン画像の形成とその検知とを行っても、画像形成作業の作業能率を低下させることがない。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、位置ズレ量検知パターン画像形成手段による位置ズレ量検知パターン画像の形成と、位置ズレ量検知手段による位置ズレ量検知パターン画像の位置ズレ量の検知とを所定時間毎に行うようにした。従って、簡易位置ズレ検知パターン画像が大きく形成され過ぎるなどの故障により、簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲以上になったことを検知できなくても、そのまま長時間にわたって画像形成を続行するということを防止できる。
【0014】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、簡易位置ズレ検知パターン画像の主走査方向の幅寸法を、位置ズレ量の許容範囲の2倍の寸法と検知ユニットにおける検知部の主走査方向の幅寸法とを加算した値に形成し、簡易位置ズレ検知パターン画像の主走査方向の中央位置と前記検知部の主走査方向の中央位置とを画像が位置ズレを起こしていないときに一致するように位置決めした。従って、各色について各検知ユニットに対応する簡易位置ズレ検知パターン画像を一個形成し、この簡易位置ズレ検知パターン画像を検知ユニットで検知することにより、簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲内か否かの判断を行える。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の第一の実施の形態を図1ないし図9に基づいて説明する。図1は、本実施の形態の画像形成装置であるデジタルフルカラー複写機の概略構造を示す。このデジタルフルカラー複写機は、大別すると、原稿読取用のスキャナ部4と、スキャナ部4からデジタル信号として出力される画像信号を電気的に処理する画像処理部5と、画像処理部5からの各色の画像記録情報に基づいて画像を転写紙上に形成するプリンタ部6とからなる。
【0016】
前記スキャナ部4では、原稿からの反射光に基づきR,G,Bの3原色の波長光に分光して読取り、画像処理部5に出力し、必要な画像処理に供する。画像処理部5からの出力信号は、プリンタ部6に入力され、各色の光書込手段7,7,7,7BK(Y,M,C,BKは各々イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを示す)に送られる。前記プリンタ部6には、4組の記録ステーション8,8,8,8BKが並んで配置されている。これらの記録ステーション8,8,8,8BKは何れも同一構成のものであり、説明を簡略化させるため、ここではシアン用の記録ステーション5を例にとり、その構成・作用を説明し、他の記録ステーション8,8,8BK中の同一部分については同一符号を用い、添字Y,M,BKにより区別するものとする。
【0017】
記録ステーション8は、光書込手段7の他に、ドラム状の感光体9を備えている。この感光体9の周りには、静電写真プロセスに従い、感光体9表面を一様帯電させる帯電チャージャ10、一様に帯電された感光体9に光像を照射して静電潜像を形成させる露光手段としての前記光書込手段8 、静電潜像にトナーを供給して現像する顕像化手段11、現像された可視像を転写紙上に転写させる転写チャージャ12等が順に配設されている。
【0018】
一方、給紙ローラ13により何れかの給紙カセット14から転写紙15が給紙され、レジストローラ16により画像先端に揃うタイミングで転写ベルト17上に送り出される。この転写ベルト17上に静電的に吸着された転写紙15は、各々の顕像が形成されている感光体9BK,9,9,9の転写部に順次送られ、各々の転写チャージャ12BK,12,12,12の作用下で順次顕像の転写を受ける。転写済みの転写紙15は定着部ローラ18による定着を受け、排紙ローラ19により排紙される。
【0019】
また、図2に本実施の形態におけるデジタルフルカラー複写機のシステムブロック図を示す。システムコントローラ20は前述したスキャナ部4、画像処理部5及びプリンタ部6の各モジュールを制御する。その制御内容としては、操作パネル21の表示制御及びキー入力処理、前記操作パネル21を通じて設定されたモードに従ってスキャナ部4、プリンタ部6へスタート信号、変倍率指定信号の送出、画像処理部5ヘの画像処理モード指定信号(色変換、マスキング、トリミング、ミラーリング等)の送出、各モジュールからの異常信号、動作状態ステータス信号(Wait,Ready,Busy,Stop等)による、システム全体のコントロール等を行う。
【0020】
前記スキャナ部4は前記システムコントローラ20からのスタート信号により指定された変倍率に合った走査速度で原稿を走査し、原稿像をCCD等の読取素子で読取り、R,G,B各8ビットの画像データとして、前記画像処理部5からの水平同期信号(S−LSYNC)、画像クロック(S−STROBE)、及び、垂直同期信号(FGATE)に同期してこの画像処理部5に送出する。
【0021】
前記画像処理部5は前記スキャナ部4から送られたR,G,B各8ビットの画像データにγ補正、UCR(下色除去)、色補正等の画像処理を施し、Y,M,C,BK各8ビットの画像データに変換し、前記プリンタ部6へ送る。また、前記システムコントローラ20からの指令により、変倍処理、マスキング、トリミング、色変換、ミラーリング等の編集処理を行う。また、Y,M,C,BKの画像データを前記プリンタ部6の感光体9の間隔分だけずらして出力するためのバッファメモリを有している。
【0022】
前記プリンタ部6は、前記画像処理部5からの水平同期信号(P−LSYNC)、画像クロック(P−STROBE)に同期して送られたY,M,C,BKの各8ビットの画像データに従って、各色の光書込手段7,7,7,7BKを変調し、電子写真プロセスにより、転写紙15上に複写画像を得る。
【0023】
つぎに、本実施の形態の主要部について説明する。まず、前記プリンタ部6において転写紙15を吸着搬送する前記転写ベルト17は透明材質のものが用いられている。このような転写ベルト17に対して、図3に示すように、最も下流側のイエロー用の記録ステーション8 を越えて駆動ローラ22をも過ぎた箇所に位置させて、後述する位置ズレ量検知パターン画像と簡易位置ズレ検知パターン画像とを検知する検知ユニット23が設けられている。この検知ユニット23は、転写ベルト17の移動方向と直交する方向である主走査方向に沿って3組設けられている。
【0024】
前記検知ユニット23は透過型構成のもので、転写ベルト17の外周部側に位置する光源24と、転写ベルト17の内周部側に位置するフォトダイオード25と、前記光源24と前記フォトダイオード25との間であって前記転写ベルト17の内周面(トナーが付着しない面)に接しているスリット板26と、このスリット板26に形成された検知部である細長いスリット27とにより構成されている。このスリット27は、図4に示すように、転写ベルト17の移動方向である副走査方向(矢印B方向)の幅寸法が“b;b=5mm”、転写ベルト17の移動方向と直交する主走査方向(矢印A方向)の幅寸法が“a;a=20μm”に形成されている。
【0025】
つぎに、このデジタルフルカラー複写機には、画像の位置ズレを補正するための位置ズレ量検知パターン画像28を前記転写ベルト17上に形成する位置ズレ量検知パターン画像形成手段と、画像の位置ズレ量が許容範囲内か否かを判断するための簡易位置ズレ検知パターン画像29を前記転写ベルト17上に形成する簡易位置ズレ検知パターン画像形成手段とが設けられている。これらの位置ズレ量検知パターン画像形成手段と簡易位置ズレ検知パターン画像形成手段とは、前記システムコントローラ20に格納されているプログラムに従って前記光書込手段7や転写チャージャ12等を駆動させることにより位置ズレ量検知パターン画像28や簡易位置ズレ検知パターン画像29を転写ベルト17上に形成する処理である。
【0026】
前記簡易位置ズレ検知パターン画像29は図5に示すように、各色について主走査方向に3個ずつ一列に形成されている。この図5において、簡易位置ズレ検知パターン画像29に対する添字Y,M,C,BKは、簡易位置ズレ検知パターン画像29の色を示す。簡易位置ズレ検知パターン画像29の寸法は図6に示すように、転写ベルト17の移動方向である副走査方向の幅寸法“b”がスリット27の副走査方向の幅寸法“b”と同じに形成され、主走査方向の幅寸法“a1”は、位置ズレ量の許容範囲である40μmの2倍の寸法とスリット27の主走査方向の幅寸法“a”とを加算した値に形成されている。また、簡易位置ズレ検知パターン画像29の主走査方向の中央位置とスリット27の主走査方向の中央位置とが、画像が位置ズレを起こしていないときに一致するように位置決めされている。なお、ここでは位置ズレ量の許容範囲を40μmとして説明したが、これは一例であり、許容範囲を他の値、例えば、30μm,50μm等に設定することができる。
【0027】
前記位置ズレ量検知パターン画像28は図7に示すように、主走査方向と副走査方向とに位置をずらして配列され、このように配列された組が、主走査方向に沿って3組形成される。さらに、図7では1色分の位置ズレ量検知パターン画像28のみを現わしているが、他の3色についても同じように形成される。なお、位置ズレ量検知パターン画像28における主走査方向の配列に関し、簡易位置ズレ検知パターン画像29が形成されていた範囲(矢印Cの範囲)については省くことができる。位置ズレは、この範囲を越えた位置で発生しているためである。
【0028】
つぎに、このデジタルフルカラー複写機には、前記簡易位置ズレ検知パターン画像29を検知した前記検知ユニット23の検知結果に基づいて簡易位置ズレ検知パターン画像29の位置ズレ量が許容範囲内か否かを判断する簡易位置ズレ判断手段と、この簡易位置ズレ判断手段が許容範囲以上であると判断したときに前記位置ズレ量検知パターン画像形成手段による位置ズレ量検知パターン画像28の形成を開始させる位置ズレ量検知パターン画像形成開始手段と、この位置ズレ量検知パターン画像28を検知した前記検知ユニット23の検知結果に基づいてこの位置ズレ量検知パターン画像28の位置ズレ量を検知する位置ズレ量検知手段とが設けられている。これらの簡易位置ズレ判断手段と位置ズレ量検知パターン画像形成開始手段と位置ズレ量検知手段とは、前記システムコントローラ20に格納されているプログラムに従って前記検知ユニット23や前記光書込手段7や転写チャージャ12等を駆動させることにより行われる処理である。
【0029】
このような構成において、画像の位置ズレ検知動作及び位置ズレ補正について図8のフローチャートに基づいて説明する。画像形成作業が開始されると、画像形成作業のスタート釦が押されたスタート時、及び、画像形成作業の100枚終了毎に、簡易位置ズレ検知パターン画像形成手段により転写ベルト17上に図5に示したように簡易位置ズレ検知パターン画像29が形成される。この簡易位置ズレ検知パターン画像29は転写ベルト17と共に移動し、スリット27に対向する位置を通過するときに検知ユニット23により検知される。そして、検知ユニット23の検知結果に基づいて簡易位置ズレ検知パターン画像29の位置ズレ量が許容範囲(40μm)内か否かが簡易位置ズレ判断手段により判断される。簡易位置ズレ判断手段より、位置ズレ量が許容範囲内であると判断された場合には、そのまま画像形成作業が続行される。
【0030】
一方、簡易位置ズレ判断手段により、簡易位置ズレ検知パターン画像29の位置ズレ量が許容範囲以上であると判断された場合には、位置ズレ量検知パターン画像形成開始手段により位置ズレ量検知パターン画像形成手段が駆動され、位置ズレ量検知パターン画像形成手段により図7に示したような位置ズレ量検知パターン画像28が各色について転写ベルト17上に形成される。そして、この位置ズレ量検知パターン画像28が転写ベルト17と共に移動し、スリット27に対向する位置を通過するときに検知ユニット23により検知される。そして、検知ユニット23の検知結果に基づいて位置ズレ量検知手段により位置ズレ量検知パターン画像28の位置ズレ量が検知され、検知した位置ズレ量に応じた位置ズレ補正が、図示しない位置ズレ補正手段により自動的に行われる。
【0031】
なお、位置ズレ量検知パターン画像の形成、及び、その検知、及び、位置ズレ補正を行うときには、画像形成作業は一時的に中断される。図9は、本実施の形態による位置ズレ量の補正を行った場合における位置ズレ量の変化(実線)と、位置ズレ補正を行わない場合の位置ズレ量の変化(二点鎖線)とを比較して示したグラフである。
【0032】
本実施の形態によれば、簡易位置ズレ検知パターン画像29を、転写ベルト17上に静電吸着されて搬送されている転写紙15間に形成し、この簡易位置ズレ検知パターン画像29を検知ユニット23で検知し、その検知結果に基づいて簡易位置ズレ検知パターン画像29の位置ズレ量が許容範囲内か否かを簡易位置ズレ判断手段で判断し、この位置ズレ量が許容範囲以上であると判断されたときに位置ズレ量検知パターン形成手段で位置ズレ量検知パターン画像28を形成する。そして、この位置ズレ量検知パターン画像28を検知ユニット23で検知し、その検知結果に基づいて位置ズレ量検知手段で位置ズレ量検知パターン画像28の位置ズレ量を検知するので、画像の位置ズレをリアルタイムで検知でき、その検知結果に基づいて位置ズレを補正することができる。従って、画像の位置ズレが発生したにも係らず画像形成作業をそのまま長時間続行するということを防止でき、色ムラや色ズレが発生した画像を大量に形成するということを防止できる。
【0033】
さらに、本実施の形態によれば、簡易位置ズレ検知パターン画像29は、各色毎に主走査方向にそって一列ずつ形成するものであり、4色の簡易位置ズレ検知パターン画像29を形成しても、これらの簡易位置ズレ検知パターン画像29を形成するために必要な転写ベルト17上の副走査方向の幅寸法(図5における矢印Dの範囲)を小さくすることができる。従って、この簡易位置ズレ検知パターン画像29の形成とその検知とを、転写紙15に対する画像形成作業とともに行っても、転写紙15間の間隔を大きくあけることなく画像形成作業を行えるため、画像形成作業の作業能率を低下させることがない。しかも、簡易位置ズレ検知パターン画像29の形成とその検知とを短いサイクルで行っても画像形成作業の作業能率を低下させるという不都合がなく、簡易位置ズレ検知パターン画像29の形成とその検知とを短いサイクルで行うことにより画像の位置ズレ検知の精度を向上させることができる。
【0034】
また、簡易位置ズレ検知パターン画像29の主走査方向の幅寸法“a1”を、位置ズレ量の許容範囲(40μm)の2倍の寸法とスリット27の主走査方向の幅寸法“a”とを加算した値に形成し、簡易位置ズレ検知パターン画像29の主走査方向の中央位置とスリット27の主走査方向の中央位置とを、画像が位置ズレを起こしていないときに一致するように位置決めしてある。このため、簡易位置ズレ検知パターン画像29が許容範囲以上に位置ズレした場合には、簡易位置ズレ検知パターン画像29がスリット27と重ならなくなるため、位置ズレ量が許容範囲内か否かを簡単に検知できる。
【0035】
また、位置ズレ量の補正は、位置ズレ量が許容範囲を越えた場合にのみ行うため、位置ズレ量が許容範囲内の小さいときに不要な位置ズレ補正を行うということがなくなる。そして、不要な位置ズレ補正を行ったためにその補正時の誤差によって位置ズレ量が補正前より大きくなることや、不要な位置ズレ補正を行うことによる画像形成作業の作業能率の低下を防止できる。
【0036】
また、位置ズレ量を検知するための位置ズレ量検知パターン画像28の形成については、簡易位置ズレ検知パターン画像29が形成されていた範囲(図7における矢印Cの範囲)については位置ズレ量検知パターン画像28を形成する必要がなくなる。具体的には、図11に示した従来例では20個の位置ズレ量検知パターン画像2を形成して位置ズレ補正を行うのに対し、これと同じ精度で位置ズレ補正を行おうとすれば、簡易位置ズレ検知パターン画像29の主走査方向の幅寸法に相当する範囲の位置ズレ量検知パターン画像28を5個(20%)省略することができる。従って、位置ズレ量検知パターン画像28の形成時間、検知時間等を短縮でき、位置ズレ補正のための画像形成作業の中断時間を短縮することができる。
【0037】
つぎに、本発明の第二の実施の形態を図10のフローチャートに基づいて説明する。本実施の形態の機械的構造部分は図1ないし図9で説明した第一の実施の形態と同じであり、図1ないし図9で使用した符号を用いて説明する。本実施の形態は、簡易位置ズレ検知パターン画像29の位置ズレ量が許容範囲以上となった場合に位置ズレ量検知パターン画像28を形成して位置ズレ量を検知することに加えて、簡易位置ズレ検知パターン画像29の位置ズレ量が許容範囲以上にならなくても、所定時間(例えば、1時間)毎に、位置ズレ量検知パターン画像形成手段による位置ズレ量検知パターン画像28の形成と、位置ズレ量検知手段による位置ズレ量検知パターン画像28の位置ズレ量の検知とを行うようにしたものである。
【0038】
従って、簡易位置ズレ検知パターン画像29が非常に大きいサイズに形成されるような故障が発生し、簡易位置ズレ検知パターン画像29の位置ズレ量が許容範囲以上になったことが簡易位置ズレ判断手段で判断できなくなった場合でも、所定時間毎に位置ズレ量検知手段による位置ズレ量検知パターン画像28の位置ズレ量が検知され、その位置ズレ量に応じた位置ズレ補正が行われる。このため、簡易位置ズレ検知パターン画像29の位置ズレ量が許容範囲以上になったことを簡易位置ズレ判断手段で判断できなくなっても、位置ズレが生じた画像形成を長時間にわたって続行するという不都合を防止できる。
【0039】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、簡易位置ズレ検知パターン画像の形成を、転写ベルトにより搬送されている転写紙間で行なえ、この簡易位置ズレ検知パターン画像を検知ユニットで検知し、その検知結果に基づいて簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲内か否かを簡易位置ズレ判断手段で判断し、この位置ズレ量が許容範囲以上であると判断されたときに位置ズレ量検知パターン形成手段で位置ズレ量検知パターン画像を形成し、この位置ズレ量検知パターン画像を検知ユニットで検知し、その検知結果に基づいて位置ズレ量検知手段で位置ズレ量検知パターン画像の位置ズレ量を検知するので、画像の位置ズレをリアルタイムで検知でき、その検知結果に基づいて位置ズレを補正することにより画像の位置ズレが発生したまま画像形成作業を長時間続行して位置ズレが生じた画像を大量に形成するということを防止できる。また、簡易位置ズレ検知パターン画像を、転写ベルト上の転写紙間に、各色毎に主走査方向にそって一列ずつ形成するため、この簡易位置ズレ検知パターン画像を形成するために転写ベルトで搬送される転写紙間の間隔を大きくあける必要がなく、簡易位置ズレ検知パターン画像の形成とその検知とを画像形成作業とともに行っても、画像形成作業の作業能率を低下させることがない。しかも、簡易位置ズレ判断手段により簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲内であると判断された場合には位置ズレ量検知手段による不要な位置ズレ量の検知を行わないため、位置ズレ量検知手段による不要な位置ズレ量の検知とそれに基づく位置ズレ補正を行ったために位置ズレ量が補正前より大きくなることや画像形成作業の作業能率が低下することを防止できる。
【0040】
請求項2記載の発明によれば、簡易位置ズレ検知パターン画像が大きく形成され過ぎるなどの故障により簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲以上になったことを検知できなくなっても、そのまま長時間にわたって画像形成作業を続行することを防止できる。
【0041】
請求項3記載の発明によれば、簡易位置ズレ検知パターン画像の主走査方向の幅寸法を、位置ズレ量の許容範囲の2倍の寸法と検知ユニットにおける検知部の主走査方向の幅寸法とを加算した値に形成し、簡易位置ズレ検知パターン画像の主走査方向の中央位置と前記検知部の主走査方向の中央位置とを画像が位置ズレを起こしていないときに一致するように位置決めすることにより、各色について各検知ユニットに対応する簡易位置ズレ検知パターン画像を副走査方向にそって一個ずつ形成し、この簡易位置ズレ検知パターン画像を検知ユニットで検知することにより、簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲内か否かの判断を簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態におけるデジタルフルカラー複写機全体を示す概略正面図である。
【図2】システムブロック図である。
【図3】検知ユニットが配置された箇所付近を拡大して示す正面図である。
【図4】スリット板と転写ベルトとの配置関係を示す平面図である。
【図5】転写ベルト上に簡易位置ズレ検知パターン画像が形成された状態を示す平面図である。
【図6】スリットと簡易位置ズレ検知パターン画像とを拡大して示す平面図である。
【図7】転写ベルト上に位置ズレ量検知パターン画像が形成された状態を示す平面図である。
【図8】画像の位置ズレ検知動作及び位置ズレ補正動作について説明するフローチャートである。
【図9】本実施の形態に基づく位置ズレ量の補正を行った場合における位置ズレ量の変化(実線)と、位置ズレ補正を行わない場合の位置ズレ量の変化(破線)とを比較して示したグラフである。
【図10】本発明の第二の実施の形態における、画像の位置ズレ検知動作及び位置ズレ補正動作について説明するフローチャートである。
【図11】従来例における、転写ベルト上に位置ズレ量検知パターン画像が形成された状態を示す平面図である。
【図12】所定時間毎に位置ズレ量の補正を行った場合における位置ズレ量の変化(実線)と、位置ズレ補正を行わない場合の位置ズレ量の変化(破線)とを比較して示したグラフである。
【符号の説明】
7 光書込手段
9 感光体
11 顕像化手段
15 転写紙
17 転写ベルト
23 検知ユニット
28 位置ズレ量検知パターン画像
29 簡易位置ズレ検知パターン画像
27 検知部

Claims (3)

  1. 複数の感光体と、各々の感光体に異なる色の情報を書き込む光書込手段と、書き込まれた情報を各々異なる色の現像剤により顕像化する顕像化手段とを備え、各感光体上に形成された顕像を転写ベルトにより搬送される同一の転写紙上に順次転写してカラー画像を得る画像形成装置において、
    前記転写ベルト上のこの転写ベルトにより搬送される転写紙間に主走査方向に沿って一列に配列される複数個の簡易位置ズレ検知パターン画像を各色毎に形成する簡易位置ズレ検知パターン画像形成手段と、
    主走査方向と副走査方向とに位置をずらして配列される複数個の位置ズレ量検知パターン画像を前記転写ベルト上に主走査方向に沿って各色毎に複数組形成する位置ズレ量検知パターン画像形成手段と、
    前記転写ベルトと共に移動する前記位置ズレ量検知パターン画像と前記簡易位置ズレ検知パターン画像とを検知する検知ユニットと、
    前記簡易位置ズレ検知パターン画像を検知した前記検知ユニットの検知結果に基づいて前記簡易位置ズレ検知パターン画像の位置ズレ量が許容範囲内か否かを判断する簡易位置ズレ判断手段と、
    前記簡易位置ズレ判断手段が許容範囲以上であると判断したときに前記位置ズレ量検知パターン画像形成手段による位置ズレ量検知パターン画像の形成を開始させる位置ズレ量検知パターン画像形成開始手段と、
    前記位置ズレ量検知パターン画像を検知した前記検知ユニットの検知結果に基づいてこの位置ズレ量検知パターン画像の位置ズレ量を検知する位置ズレ量検知手段と、を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 位置ズレ量検知パターン画像形成手段による位置ズレ量検知パターン画像の形成と位置ズレ量検知手段による位置ズレ量検知パターン画像の位置ズレ量の検知とを所定時間毎に行うようにしたことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 簡易位置ズレ検知パターン画像の主走査方向の幅寸法を、位置ズレ量の許容範囲の2倍の寸法と検知ユニットにおける検知部の主走査方向の幅寸法とを加算した値に形成し、簡易位置ズレ検知パターン画像の主走査方向の中央位置と前記検知部の主走査方向の中央位置とを画像が位置ズレを起こしていないときに一致するように位置決めしたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
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