JPH09196073A - トーンホイール付転がり軸受ユニット - Google Patents

トーンホイール付転がり軸受ユニット

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JPH09196073A
JPH09196073A JP8008492A JP849296A JPH09196073A JP H09196073 A JPH09196073 A JP H09196073A JP 8008492 A JP8008492 A JP 8008492A JP 849296 A JP849296 A JP 849296A JP H09196073 A JPH09196073 A JP H09196073A
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JP
Japan
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peripheral surface
ring
outer peripheral
fixed
tone wheel
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JP8008492A
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Inventor
Motohiko Nagase
元彦 長瀬
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トーンホイール29を組み付けた部材の製造
及び取り扱いを容易にし、コスト低減を図る。 【構成】 回転しない外輪5aの端部内周面に、シール
リング19を内嵌固定する。回転する内輪4aの端部外
周面に、スリンガ26を外嵌固定する。上記シールリン
グ19に設けたシールリップ25a、25b、25cの
先端縁を、上記スリンガ26に摺接させる。磁性金属板
製のトーンホイール29を弾性材30により抱持し、こ
の弾性材30に形成した係止部32を、上記スリンガ2
6の回転側円輪部28の外周縁部に係止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明に係るトーンホイール付
転がり軸受ユニットは、自動車の車輪を懸架装置に対し
て回転自在に支持すると共に、この転がり軸受ユニット
により支持された車輪の回転速度を検出する為に利用す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の車輪を懸架装置に対して回転自
在に支持すると共に、アンチロックブレーキシステム
(ABS)やトラクションコントロールシステム(TC
S)を制御すべく、この車輪の回転速度を検出する為に
従来から、例えば実開平5−27679号公報に記載さ
れている様な転がり軸受ユニットが知られている。この
公報に記載された転がり軸受ユニットは、図5に示す様
に構成されている。ハブ1の一端部(自動車への組み付
け状態で幅方向外側となる端部で、図5の左端部)外周
面には車輪固定用のフランジ2を設け、中間部外周面に
は内輪軌道3aを形成している。又、上記ハブ1の他端
部(自動車への組み付け状態で幅方向中央側となる端部
で、図5の右端部)外周面には、外周面に内輪軌道3b
を有する内輪4を外嵌している。
【0003】又、外輪5の外周面には、この外輪5を懸
架装置に支持する為の取付部6を、同じく内周面には複
列の外輪軌道7a、7bを、それぞれ形成している。こ
の外輪軌道7a、7bと上記内輪軌道3a、3bとの間
には、それぞれ複数個ずつの転動体8、8を設けて、上
記取付部6により懸架装置に支持された外輪5の内側
に、ハブ1を回転自在に支持している。上記外輪5の両
端開口部にはシールリング9、10を内嵌固定すると共
に、各シールリング9、10の内周縁を、前記ハブ1或
は内輪4の外周面に摺接させる事により、上記外輪5の
内側で上記転動体8、8設置部分への、雨水や塵芥の進
入防止を図っている。
【0004】又、上記1対のシールリング9、10のう
ち、幅方向内側のシールリング9は、上記雨水や塵芥の
進入を防止する為の機能と共に、上記ハブ1の回転速度
を検出する為のトーンホイールとしての機能を持たせて
いる。即ち、上記シールリング9は、図6に詳示する様
に、車輪と共に回転する内輪4に外嵌固定する内径側シ
ールリング11と、固定の外輪5に内嵌固定する外径側
シールリング12とを組み合わせる事で構成される。
【0005】上記内径側、外径側両シールリング11、
12はそれぞれ、芯金13a、13bと、ゴム、合成樹
脂等のシール材14a、14bとを組み合わせる事によ
り構成されている。上記芯金13a、13bはそれぞ
れ、円輪部15a、15bと、各円輪部15a、15b
の周縁から折れ曲がった円筒部16a、16bとを有す
る。そして、これら各円筒部16a、16bを、内輪4
に外嵌、或は外輪5に内嵌する事により、内輪4或は外
輪5に支持固定している。これと共に、それぞれの芯金
13a、13bにより補強されたシール材14a、14
bの周縁部を、それぞれ相手側の芯金13b、13aの
周面に摺接させている。更に、車輪と共に回転する内輪
4に外嵌固定された芯金13aの円輪部15aには、多
数の透孔17を、円周方向に亙り等間隔で形成してい
る。そして、懸架装置等、非回転部分に支持された回転
速度検出用のセンサ18の検出部を、上記透孔17に対
向させている。
【0006】上述した様なトーンホイール転がり軸受ユ
ニットの場合、ハブ1の一端部に設けられたフランジ2
に固定された車輪を、外輪5を支持した懸架装置に対
し、回転自在に支持できる。又、車輪の回転に伴なって
内輪4に外嵌固定した内径側シールリング11が回転す
ると、この内径側シールリング11と対向したセンサ1
8の出力が変化する。このセンサ18の出力が変化する
周波数は、車輪の回転速度に比例する。従って、センサ
18の出力信号を図示しない制御器に入力すれば、上記
車輪の回転速度を求め、ABSやTCSを適切に制御で
きる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の様に構成され作
用する従来のトーンホイール付転がり軸受ユニットの場
合には、内径側シールリング11と外径側シールリング
12との両方にシール材14a、14bを設けている。
この為、これら両シールリング11、12を、何れも製
造及び取り扱いに十分な注意をする必要がある。即ち、
トーンホイールとしての機能を有する内径側シールリン
グ11の芯金13aに支持したシール材14aは、自動
車の走行時に掛る泥水により傷まない(耐泥水性を有す
る)ものとしなければならない。又、上記両シールリン
グ11、12を構成するシール材14a、14bは、製
造後、内輪4の外周面と外輪5の内周面との間に組み付
けるまでの間に先端縁が傷付いたりしない様に、取り扱
いに十分に注意する必要がある。これらにより、上記内
径側シールリング11を組み込んだトーンホイール付転
がり軸受ユニットのコストが嵩んでしまう。
【0008】
【課題を解決する為の手段】本発明のトーンホイール付
転がり軸受ユニットは、前述した従来のトーンホイール
付転がり軸受ユニットと同様に、内周面に外輪軌道を有
し使用時に回転しない外輪相当部材と、外周面に内輪軌
道を有し使用時に回転する内輪相当部材と、上記外輪軌
道と内輪軌道との間に設けられた複数の転動体と、上記
外輪相当部材の端部内周面に内嵌固定されてこの端部内
周面と上記内輪相当部材の端部外周面との間の隙間を全
周に亙って塞ぐシールリングと、磁性板により全体を円
環状に形成されて円周方向に亙る磁気特性を交互に且つ
等間隔に変化させ、上記内輪相当部材の端部外周面に嵌
合固定されたトーンホイールとを備える。特に、本発明
のトーンホイール付転がり軸受ユニットに於いては、上
記内輪相当部材の端部外周面には断面L字形で全体を円
環状に形成されたスリンガが、その内周縁部に形成され
た内径側円筒部を上記端部外周面に外嵌し、この内径側
円筒部の外端縁から折れ曲がった回転側円輪部を上記端
部外周面から直径方向外方に突出させた状態で固定され
ている。又、上記外輪相当部材の端部内周面には上記シ
ールリングを構成する断面L字形で全体を円環状に形成
された芯金が、その外周縁部に形成された外径側円筒部
を上記端部内周面に内嵌し、この外径側円筒部から折れ
曲がった固定側円輪部を、上記回転側円輪部よりも軸方
向内側位置で上記端部内周面から直径方向内方に突出さ
せた状態で固定されている。そして、上記固定側円輪部
には、それぞれの先端縁を上記スリンガに摺接させる複
数のシールリップを有するシール材が、全周に亙って固
定されている。そして、少なくとも1個のシールリップ
の先端縁は、上記回転側円輪部の内側面に摺接してい
る。更に、上記トーンホイールはこの回転側円輪部の外
側面に、このトーンホイールの外周縁部に形成した係止
部をこの回転側円輪部の外周縁に係合させる事により添
着固定されている。
【0009】
【作用】上述の様に構成される本発明のトーンホイール
付転がり軸受ユニットが、自動車の車輪を懸架装置に対
して回転自在に支持すると共に、この車輪の回転速度を
検出する際の作用は、前述した従来のトーンホイール付
転がり軸受ユニットと同様である。特に、本発明のトー
ンホイール付転がり軸受ユニットの場合には、シール材
は芯金にのみ固定されており、スリンガには固定されて
いない。スリンガを構成する回転側円輪部には、その外
側面にトーンホイールが添設されているのみである。従
って、これらスリンガ及びトーンホイールの製造及び取
り扱いが容易となり、トーンホイール付転がり軸受ユニ
ットのコスト削減を図れる。
【0010】
【発明の実施の形態】図1〜2は、本発明の実施の形態
の第1例を示している。使用時に回転しない外輪5aの
内周面には、複列の外輪軌道7を形成している。又、図
示しない車軸に外嵌固定されて使用時に回転する1対の
内輪4aの外周面には、それぞれ内輪軌道3を形成して
いる。そして、これら各外輪軌道7と内輪軌道3との間
に、それぞれ複数ずつの転動体8を設けて、上記外輪5
aの内側に上記車軸を、回転自在に支持している。尚、
図示の例の場合には転動体8として玉を使用している
が、重量の嵩む自動車用の転がり軸受ユニットの場合に
は、転動体として円すいころを使用する場合もある。
【0011】上記外輪5aの端部内周面にはシールリン
グ19を内嵌固定し、このシールリング19によって、
上記外輪5aの端部内周面と上記内輪4aの端部外周面
との間の隙間20を、全周に亙って塞いでいる。上記シ
ールリング19は、鋼板等により造られた芯金21と、
ゴム、エラストマー等の弾性材により造られたシール材
22とから構成されている。このうちの芯金21は、断
面L字形で全体を円環状に形成されており、外周縁部に
形成された外径側円筒部23と、この外径側円筒部23
の端縁(図1〜2の左端縁)から直径方向内側に直角に
折れ曲がった固定側円輪部24とを有する。この様な芯
金21は、上記外径側円筒部23を上記外輪5aの端部
内周面に内嵌固定し、上記固定側円輪部24を上記外輪
5aの端部内周面から直径方向内方に突出させている。
上記シール材22は、この固定側円輪部24に支持固定
されており、複数(図示の例では3本)のシールリップ
25a、25b、25cを有する。
【0012】一方、上記内輪4aの端部外周面には、断
面L字形で全体を円環状に形成されたスリンガ26を外
嵌固定している。このスリンガ26は、鋼板、ステンレ
ス鋼板等の金属板により、断面L字形で全体を円環状に
形成されており、内周縁部に形成された内径側円筒部2
7と、この内径側円筒部27の端縁(図1〜2の右端
縁)から直径方向外側に直角に折れ曲がった回転側円輪
部28とを有する。この様なスリンガ26は、上記内径
側円筒部27を上記内輪4aの端部外周面に外嵌固定
し、上記回転側円輪部28を上記内輪4aの端部外周面
から直径方向外方に突出させている。
【0013】この様にスリンガ26を内輪4aの端部外
周面に外嵌固定した状態で、上記回転側円輪部28は、
上記固定側円輪部24よりも、上記隙間20の開口端側
(図1〜2の右側)に存在する。そして、上記シール材
22に設けられた3本のシールリップ25a、25b、
25cのうち、最も外径側に設けられたシールリップ2
5aの先端縁は上記回転側円輪部28の内側面(図1〜
2の左側面)に摺接し、残りの2本のシールリップ25
b、25cの先端縁は上記内径側円筒部27の外周面に
摺接する。
【0014】更に、上記回転側円輪部28の外側面(図
1〜2の右側面)にはトーンホイール29を、合成樹
脂、硬質ゴム等の弾性材30を介して添着支持してい
る。このトーンホイール29は、例えば0.6〜2.0
mm程度の板厚を有する軟鋼板等の磁性材に打ち抜き加工
を施す事により造られたもので、それぞれが外周縁に開
口する複数の切り欠き31を、円周方向に亙って等間隔
に形成している。従って、このトーンホイール29は、
櫛歯状に形成されている。尚、上記打ち抜き加工の方向
は、このトーンホイール29の内側面側(図1〜2の左
側面側)から外側面側(図1〜2の右側面側)に向けて
行なう事が好ましい。この理由は、上記各切り欠き31
の端縁をセンサ18(図5参照)と対向する側で鋭利に
する事により、このセンサ18の検出精度を向上させる
為である。
【0015】上記弾性材30は、この様なトーンホイー
ル29を包み込む状態でモールド成形している。即ち、
この弾性材30は、上記トーンホイール29の内外両周
縁部並びに外側面内周側半部を覆うと共に上記各切り欠
き31内に入り込んで、上記トーンホイール29を抱き
込む様に、全体を一体に形成されている。更に、上記弾
性材30の内側面(図1〜2の左側面)外周縁部には断
面L字形の係止部32を、全周に亙って、或は周方向に
亙って間欠的に形成している。上記トーンホイール29
は、この係止部32を上記回転側円輪部28の外周縁部
に係止する事によりこの回転側円輪部28の外側面に添
着固定されている。
【0016】上述の様に構成される本発明のトーンホイ
ール付転がり軸受ユニットの場合には、シール材22は
芯金21にのみ固定されており、スリンガ26には固定
されていない。スリンガ26を構成する回転側円輪部2
8には、その外側面にトーンホイール29が添設されて
いるのみである。従って、これらスリンガ26及びトー
ンホイール29の製造及び取り扱いが容易となり、トー
ンホイール付転がり軸受ユニットのコスト削減を図れ
る。即ち、図1〜2に示した第1例の構造の場合には、
トーンホイール29を弾性材30を介してスリンガ26
に添着支持しているが、この弾性材30は、トーンホイ
ール29とスリンガ26とを結合する役目を有するのみ
で、シール機能は持たない。従って、この弾性材30の
材質をシール性維持の面から限定する必要がない。又、
この弾性材30に微小な傷が付いたりした場合でも問題
を生じる事はないので、トーンホイール29を付設した
スリンガ26の取り扱いを特に注意する必要はない。言
い換えれば、シールリング19の取り扱いのみを注意す
れば済む為、部品管理及び部品取り扱いが容易になる。
【0017】次に、図3は、本発明の実施の形態の第2
例を示している。本例の場合には、弾性材30(図1〜
2を)省略し、代わりにトーンホイール29の外周縁を
折り返す事により形成した係止部32aによって、この
トーンホイール29をスリンガ26を構成する回転側円
輪部28の外側面(図3の右側面)に添着支持してい
る。即ち、このトーンホイール29の外周縁部で、円周
方向に隣り合う切り欠き31同士の間に存在する舌片3
3の先端部を上記回転側円輪部28の外周縁部で折り返
す事により係止部32aとし、この係止部32aによ
り、上記トーンホイール29を上記回転側円輪部28の
外側面に添着支持している。尚、係止部32aがシール
リング19と干渉する可能性があれば、トーンホイール
29を形成する磁性金属板の一部でこの係止部32aを
形成する部分を薄肉にする事もできる。この様に薄肉に
する作業は、係止部32aを形成する以前にコイニング
により行なったり、或は形成後に旋盤による切削加工を
施す事により行なう。その他の構成及び作用は、上述し
た第1例の場合と同様である。
【0018】次に、図4は、本発明の実施の形態の第3
例を示している。本例の場合には、磁性金属板製のトー
ンホイール29aに複数の透孔34を、円周方向に亙っ
て等間隔に形成している。そして、このトーンホイール
29aの外周縁部を回転側円輪部28の外周縁部で折り
返す事により係止部32bとし、この係止部32bによ
り、上記トーンホイール29aを上記回転側円輪部28
の外側面(図4の右側面)に添着支持している。尚、上
記トーンホイール29aの外周縁部を全周に亙って折り
返す作業が面倒であれば、この外周縁部に複数の切り欠
きを形成して、折り返し作業を軽い力で、しかも上記ト
ーンホイール29aを歪ませる事なく行なえる様にする
事もできる。その他の構成及び作用は、上述した第2例
の場合と同様である。
【0019】
【発明の効果】本発明のトーンホイール付転がり軸受ユ
ニットは、以上に述べた通り構成され作用する為、トー
ンホイールを組み込んだ部材の製造及び取り扱いを容易
にして、コスト低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第1例を示す部分断面
図。
【図2】同じくトーンホイールを添着したスリンガとシ
ールリングとを取り出して示す断面図。
【図3】本発明の実施の形態の第2例を示す、図2と同
様の図。
【図4】同じく第3例を示す、図2と同様の図。
【図5】従来のトーンホイール付転がり軸受ユニットの
1例を示す断面図。
【図6】図5のA部拡大断面図。
【符号の説明】
1 ハブ 2 フランジ 3、3a、3b 内輪軌道 4、4a 内輪 5、5a 外輪 6 取付部 7、7a、7b 外輪軌道 8 転動体 9、10 シールリング 11 内径側シールリング 12 外径側シールリング 13a、13b 芯金 14a、14b シール材 15a、15b 円輪部 16a、16b 円筒部 17 透孔 18 センサ 19 シールリング 20 隙間 21 芯金 22 シール材 23 外径側円筒部 24 固定側円輪部 25a、25b、25c シールリップ 26 スリンガ 27 内径側円筒部 28 回転側円輪部 29、29a トーンホイール 30 弾性材 31 切り欠き 32、32a、32b 係止部 33 舌片 34 透孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G01P 3/488 G01P 3/488 L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に外輪軌道を有し使用時に回転し
    ない外輪相当部材と、外周面に内輪軌道を有し使用時に
    回転する内輪相当部材と、上記外輪軌道と内輪軌道との
    間に設けられた複数の転動体と、上記外輪相当部材の端
    部内周面に内嵌固定されてこの端部内周面と上記内輪相
    当部材の端部外周面との間の隙間を全周に亙って塞ぐシ
    ールリングと、磁性板により全体を円環状に形成されて
    円周方向に亙る磁気特性を交互に且つ等間隔に変化さ
    せ、上記内輪相当部材の端部外周面に嵌合固定されたト
    ーンホイールとを備えたトーンホイール付転がり軸受ユ
    ニットに於いて、上記内輪相当部材の端部外周面には断
    面L字形で全体を円環状に形成されたスリンガが、その
    内周縁部に形成された内径側円筒部を上記端部外周面に
    外嵌し、この内径側円筒部の外端縁から折れ曲がった回
    転側円輪部を上記端部外周面から直径方向外方に突出さ
    せた状態で固定されており、上記外輪相当部材の端部内
    周面には上記シールリングを構成する断面L字形で全体
    を円環状に形成された芯金が、その外周縁部に形成され
    た外径側円筒部を上記端部内周面に内嵌し、この外径側
    円筒部から折れ曲がった固定側円輪部を、上記回転側円
    輪部よりも軸方向内側位置で上記端部内周面から直径方
    向内方に突出させた状態で固定されており、上記固定側
    円輪部には、それぞれの先端縁を上記スリンガに摺接さ
    せる複数のシールリップを有するシール材が全周に亙っ
    て固定されており、少なくとも1個のシールリップの先
    端縁は、上記回転側円輪部の内側面に摺接しており、上
    記トーンホイールはこの回転側円輪部の外側面に、この
    トーンホイールの外周縁部に形成した係止部をこの回転
    側円輪部の外周縁に係合させる事により添着固定されて
    いる事を特徴とするトーンホイール付転がり軸受ユニッ
    ト。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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