JPH09195913A - 内燃機関の燃焼状態検出装置 - Google Patents

内燃機関の燃焼状態検出装置

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JPH09195913A
JPH09195913A JP8293807A JP29380796A JPH09195913A JP H09195913 A JPH09195913 A JP H09195913A JP 8293807 A JP8293807 A JP 8293807A JP 29380796 A JP29380796 A JP 29380796A JP H09195913 A JPH09195913 A JP H09195913A
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diode
ion current
ignition
internal combustion
combustion engine
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JP8293807A
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Shinji Oyabu
真二 大薮
Yasuo Ito
康生 伊藤
Kazuhisa Mogi
和久 茂木
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Denso Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Denso Corp
Toyota Motor Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02PIGNITION, OTHER THAN COMPRESSION IGNITION, FOR INTERNAL-COMBUSTION ENGINES; TESTING OF IGNITION TIMING IN COMPRESSION-IGNITION ENGINES
    • F02P17/00Testing of ignition installations, e.g. in combination with adjusting; Testing of ignition timing in compression-ignition engines
    • F02P17/12Testing characteristics of the spark, ignition voltage or current

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 内燃機関の燃焼イオンを安定検出するため、
点火コイル内に残された残留磁気ノイズを消去するこ
と。 【解決手段】 点火コイル7の1次巻線7aに並列に接
続されたダイオード1及び抵抗2により点火プラグ8に
発生する点火火花で飛火するための2次巻線側の2次電
圧を減少することなく残留磁気エネルギのみを減少でき
ると共に、残留磁気の共振区間も短時間にできる。ま
た、イオン電流検出抵抗4と並列に接続されたツェナダ
イオード3により点火オン着火が防止できる。そして、
ツェナダイオード3と並列に接続されたツェナダイオー
ド12及び抵抗13、コンデンサ5からのイオン電流I
ION の放電ループ方向に接続されたツェナダイオード6
により残留磁気がクランプされる。このため、残留磁気
ノイズの発生区間がワンショットにでき、内燃機関の高
回転域においても確実にイオン電流IION が検出でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関の燃焼状
態から失火検出等を行う内燃機関の燃焼状態検出装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関の燃焼状態検出装置に関
連する先行技術文献としては、特開昭61−57830
号公報にて開示されたものが知られている。このものに
は、イオン電流を検出するための検出回路が示されてい
る。また、特開昭50−94330号公報にて開示され
たものが知られている。このものには、点火コイル放電
終了後の残留磁気ノイズを見掛上なくすための技術が示
されている。そして、両者には、フィルタ回路を用いて
残留磁気ノイズを分離し除去するための技術が示されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述の残留
磁気ノイズ分離除去技術は、残留磁気ノイズそのものを
減少させる技術に関して言及していない。つまり、点火
プラグの放電終了後には、点火コイル内に放電を維持で
きないがために残された磁気エネルギ、残留磁気ノイズ
があり、点火コイルの2次側の浮遊容量とで共振現象を
起こし、これがイオン電流出力に重畳され計測されてし
まうこととなる。即ち、内燃機関に燃焼イオンが発生し
ていなくてもイオン電流検出抵抗にて数msの間、残留
磁気ノイズによる共振電圧波形の発生を防止することは
できず、微分回路やフィルタ回路等の後処理にて分離す
る信号処理の方式が考えられている。しかし、フィルタ
回路等による分離技術では、点火ノイズがノック信号に
近い高周波成分を含んでおり分離できないという不具合
があった。
【0004】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、内燃機関の燃焼状態を判定す
るためのイオン電流に重畳する残留磁気ノイズを除去
し、イオン電流を安定して検出する内燃機関の燃焼状態
検出装置の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関の燃
焼状態検出装置は、第1のダイオードで点火コイルの1
次巻線に流れる1次電流と逆方向に発生する電流が整流
され、電流減少手段によってスイッチング素子のオン時
に第1のダイオードを流れる電流が減少する。点火プラ
グに発生する点火火花で飛火するための点火コイル2次
巻線側の2次電圧を減少することなく、残留磁気エネル
ギのみが消費され、残留磁気の共振区間が短時間にな
る。このように、残留磁気の共振区間が減ることから点
火コイルの2次巻線の低圧側に接続されたイオン電流検
出抵抗によるイオン電流の検出精度が向上するという効
果が得られる。
【0006】請求項2の内燃機関の燃焼状態検出装置
は、請求項1の構成に加えて、オン放電防止用の高耐圧
な第2のダイオードがイオン電流検出抵抗と並列に設け
る必要があることを開示するもので、これにより点火オ
ン着火が防止される。
【0007】請求項3の内燃機関の燃焼状態検出装置
は、請求項1の構成に加えて、第3のダイオードがイオ
ン電流検出用電源からのイオン電流の放電ループ方向に
おける残留磁気を電圧でクランプするように設けられて
おり、この第3のダイオードによって残留磁気が2次側
で共振するのが防止される。したがって、残留磁気ノイ
ズの発生時間が減少され、内燃機関の高回転域において
も確実にイオン電流が検出できるという効果が得られ
る。
【0008】請求項4の内燃機関の燃焼状態検出装置
は、請求項2の不具合を対策するもので、残留磁気共振
素子が第2のダイオードに並列に接続され、その残留磁
気を電流共振させるように設けられており、第3のダイ
オードがそのカソードを点火コイルの2次巻線側に、そ
のアノードをイオン電流を検出するイオン電流検出用電
源側にそれぞれ接続され、残留磁気を電圧クランプする
ように設けられており、この第3のダイオードによって
残留磁気が2次側で電流共振するのを止めると共に、点
火オン着火が防止される。即ち、請求項3の第2のダイ
オードを高耐圧な第2のオン着火防止ダイオードに変更
してもあたかも請求項3の回路構成のような動作を実現
できることとなる。
【0009】請求項5の内燃機関の燃焼状態検出装置
は、請求項1の構成に請求項4の構成を加えるもので、
これにより、オン着火防止ダイオードを加えても残留磁
気ノイズをワンショットにする回路を実現できる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
【0011】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関の燃焼状態検出装置を示す回路図である。
【0012】図1において、7は点火コイルであり、7
aは点火コイル7の1次巻線、7bは点火コイル7の2
次巻線である。8は図示しない内燃機関のシリンダに配
設される点火プラグである。点火コイル7の1次巻線7
aには、その点火コイル7の1次巻線7aに流れる1次
電流I1 と逆方向に発生する電流を整流する第1のダイ
オードとしてのダイオード1とスイッチング素子10の
オン時にダイオード1を流れる電流(点火通電電流)を
減少するための抵抗2とが並列に接続されている。な
お、スイッチング素子10のゲートに図示しないECU
(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)からの
点火信号IGtが入力されることで、点火コイル7の1
次巻線7aにバッテリ電源+Bからの1次電流I1 が通
電される。
【0013】また、点火コイル7の2次巻線7b側にお
ける2次電流I2 が環流する電流路は、点火プラグ8、
点火コイル7の2次巻線7b、低耐圧(75V)の第3
のダイオードとしてのツェナダイオード6、ツェナダイ
オード9及び第2のダイオードとしてのツェナダイオー
ド3によって形成されている。ここで、第2のダイオー
ドとしてのツェナダイオード3は2次電流I2 (2次環
流電流)の流れる方向に対して順方向に接続され、第3
のダイオードとしてのツェナダイオード6は2次電流I
2 の流れる方向に対して逆方向に接続されている。な
お、ツェナダイオード9は、これに並列に接続されたイ
オン電流検出用電源としてのコンデンサ5を充電するた
めのダイオードである。
【0014】イオン電流検出時には、イオン電流検出用
電源としてのコンデンサ5から第3のダイオードとして
のツェナダイオード6、点火コイル7の2次巻線7b、
点火プラグ8の順にイオン電流IION が流れ、更に、演
算増幅器20の反転(−)端子側から高抵抗(500K
Ω)のイオン電流検出抵抗4を介してイオン電流IION
が流れ、そのイオン電流検出抵抗4によってイオン電流
IION が検出される。なお、演算増幅器20の反転
(−)端子と出力端子との間に接続された高抵抗(50
0KΩ)の抵抗21は演算増幅器20のゲインを設定す
るための増幅用抵抗である。
【0015】ここで、イオン電流検出時には、イオン電
流IION が環流するループの中に点火オン放電を防止す
るために必要な逆方向のダイオードを挿入することはで
きないので、基本的には点火オン放電を防止することは
不可能である。しかし、イオン電流検出抵抗4の抵抗値
を大きくすることで、イオン電流IION が環流する電流
路における点火オン着火の可能性を極めて低くすること
ができる。
【0016】したがって、点火オン放電を阻止する高耐
圧な第2のダイオードとしてのツェナダイオード3は抵
抗値が500KΩと大きなイオン電流検出抵抗4と並列
に接続し、イオン電流検出抵抗4以外を通るイオン電流
IION の検出方向の環流電流をなくせばよいこととな
る。また、第3のダイオードとしてのツェナダイオード
6は、第2のダイオードとしてのツェナダイオード3を
2次電流I2 (2次環流電流)が環流する電流方向に対
して逆方向、即ち、イオン電流IION が環流する電流方
向に接続されることとなる。
【0017】ここで、図1の回路構成における第1のダ
イオードとしてのダイオード1、第2のダイオードとし
てのツェナダイオード3、第3のダイオードとしてのツ
ェナダイオード6をそれぞれ挿入することによる回路動
作の相違について説明する。
【0018】本実施例における第1のダイオードである
ダイオード1の挿入により、残留磁気の発生と同時にダ
イオード1を流れる電流が点火コイル7の1次巻線7a
との間の環流電流となり残留磁気が消費される。
【0019】次に、本実施例における第1のダイオード
であるダイオード1に加えて、第2のダイオードである
ツェナダイオード3の挿入によれば、点火オン着火が防
止され、残留磁気の電圧共振が防止され、点火オン時に
おける点火プラグ8先端のアーク電圧の共振が防止され
るが残留磁気ノイズが間延びしてしまう。
【0020】そして、本実施例における第1のダイオー
ドであるダイオード1に加えて、第3のダイオードであ
るツェナダイオード6の挿入によれば、点火オン着火は
防止されないが、残留磁気の電圧共振が止まって1発と
なり、その発生時間も短縮される。
【0021】次に、ツェナダイオード3の電圧選定につ
いて説明する。
【0022】ツェナダイオード3は点火プラグに点火火
花を発生する飛火時のコンデンサ充電経路を形成するも
のであり、ツェナダイオード3には点火コイル通電時に
1KV〜3KVの高電圧が印加される。ここで、IC内
に本回路を内蔵する場合、IC内に1KV〜3KVの高
電圧を入れることとなり、信頼性上から好ましくないた
め約800V以下に抑える必要がある。このため、本ダ
イオードは800V以下のツェナダイオードとする必要
がある。また、ツェナ電圧を下げてゆくとプラグ要求電
圧の低い高速・軽負荷時で点火コイル通電開始時に飛火
し易くなり、これにより早期着火が起きる可能性がある
ので、それを避けるために400V以上とする必要があ
る。以上述べた理由により、本ダイオードの電圧選定に
おいては、400V〜800Vのツェナダイオードとす
る必要がある。
【0023】次に、図1の回路動作について、各端子等
の信号波形を示す図2のタイムチャートを参照して説明
する。なお、図2(a)には点火信号IGt、図2
(b)には点火コイル7の1次巻線7aを流れる1次電
流I1 、図2(c)には点火コイル7の2次巻線7bを
流れる2次電流I2 の各波形を示す。また、図2(d)
には、比較のため、内燃機関が低回転時でダイオード1
及び抵抗2、ツェナダイオード3,6の挿入前における
演算増幅器20の出力信号、図2(e)には内燃機関が
低回転時でダイオード1及び抵抗2、ツェナダイオード
3,6の挿入後における演算増幅器20の出力信号の各
波形を示す。ここでは、演算増幅器の回路電源としてバ
ッテリ電源を用いた場合を示す。
【0024】時刻t1 において、ECUからの点火信号
IGtがH(High:高)レベルとなると(図2(a)参
照)、スイッチング素子10がオンとなり点火コイル7
の1次巻線7aに1次電流I1 が流れ始める(図2
(b)参照)。同時に、イオン電流生出力信号(演算増
幅器20の出力信号)に点火オンノイズ信号SNonが重
畳する(図2(d),図2(e)参照)。
【0025】時刻t2 において、点火信号IGtがL
(Low:低)レベルとなると(図2(a)参照)、スイッ
チング素子10がオフとなり点火コイル7の1次巻線7
aに流れる1次電流I1 が遮断される(図2(b)参
照)。このため、点火コイル7の2次巻線7bに2次電
流I2 が流れ始める(図2(c)参照)。
【0026】時刻t3 において、点火コイル7の2次巻
線7bに2次電流I2 が流れ終わると、点火コイル7の
鉄心中に残った残留磁気の影響でイオン電流生出力信号
(演算増幅器20の出力信号)に残留磁気ノイズ信号S
NRMが重畳する(図2(d),図2(e)参照)。この
残留磁気ノイズ信号SNRMは、図2(d)では3発の高
周波パルスとなっているが、ダイオード1、抵抗2及び
ツェナダイオード3,6が挿入された図2(e)では1
発までに減少されている。
【0027】ここで、イオン電流生出力信号(演算増幅
器20の出力信号)からそれに重畳している点火オンノ
イズ信号SNon及び残留磁気ノイズ信号SNRMを除いた
ものがイオン電流IION であり、その信号波形をイオン
電流信号SIION として図2(d),図2(e)に示
す。このイオン電流生出力信号(演算増幅器20の出力
信号)のイオン電流信号SIION に時刻t5 で内燃機関
のノック信号SINOCKが重畳していることが分かる(図
2(d),図2(e)参照)。
【0028】なお、図2(d),図2(e)に示すよう
な内燃機関が低回転時には、イオン電流生出力信号(演
算増幅器20の出力信号)に重畳する残留磁気ノイズ信
号SNRM波形とイオン電流信号SIION 波形とが時刻t
4 で重なっていない。ところが、内燃機関が高回転にな
るほど、イオン電流信号SIION 波形の発生時刻が残留
磁気ノイズ信号SNRM波形に接近し、図2(d)では時
刻t4 で重なってしまうこととなる。これに対して、ダ
イオード1、抵抗2及びツェナダイオード3,6が挿入
された図2(e)では残留磁気ノイズ信号SNRM波形が
1発と少ないため、図2(d)に比べてイオン電流生出
力信号(演算増幅器20の出力信号)に重畳した内燃機
関のノック信号SINOCKを余裕を持って検出できる。
【0029】このように、本実施例の内燃機関の燃焼状
態検出装置は、内燃機関の点火プラグ8に点火火花を発
生させる点火コイル7の2次巻線7bの低圧側に接続
し、発生するイオン電流IION を検出するイオン電流検
出抵抗4と、点火コイル7の1次巻線7aに並列に接続
し、1次巻線7aを流れる1次電流I1 と逆方向に発生
する電流を整流するダイオード1からなる第1のダイオ
ードと、点火コイル7に直列に接続されたスイッチング
素子10のオン時に前記第1のダイオードを流れる電流
を減少する抵抗2からなる電流減少手段とを具備するも
のである。
【0030】したがって、点火コイル7によって点火プ
ラグ8へ飛火するための約30KV前後の2次発生電圧
を減少することなく、根本的に残留磁気エネルギのみを
減少することができる。残留磁気の共振区間が減ること
からイオン電流IION の検出精度が向上し、点火プラグ
8がオープン等の異常時の検出精度をも向上させること
ができる。
【0031】また、本実施例の内燃機関の燃焼状態検出
装置は、イオン電流検出抵抗4と並列にオン放電防止用
の高耐圧なツェナダイオード3からなる第2のダイオー
ドを具備するものである。
【0032】本第2のダイオードとしてのツェナダイオ
ード3によって点火オン着火が防止される。しかしなが
ら、本オン防止ダイオードの挿入は、検出抵抗4の検出
側、即ち、本オン防止ダイオードのアノード側を一電圧
にクランプしてしまうこととなり、残留磁気ノイズが間
延びしてしまう。
【0033】また、本実施例の内燃機関の燃焼状態検出
装置は、コンデンサ5からなるイオン電流検出用電源か
らのイオン電流IION の放電ループ方向における残留磁
気をクランプするツェナダイオード6からなる第3のダ
イオードを具備するものである。
【0034】第3のダイオードとしてのツェナダイオー
ド6によって残留磁気エネルギを電圧クランプすること
ができるため、残留磁気が2次側で電流共振するのが防
止される。これにより、残留磁気ノイズの発生区間が減
少され、内燃機関の高回転域においても確実にイオン電
流IION が検出でき、内燃機関のノック信号SINOCKが
計測可能となる。
【0035】なお、図1に示すイオン電流検出用電源と
してのコンデンサ5の充電用ダイオードであるツェナダ
イオード9に替えて、図3に示すように、2次電流I2
(2次環流電流)の流れる方向に対して順方向にn個の
ダイオード91〜9nを直列に接続した回路構成として
もよい。つまり、n個のダイオード91〜9nの直列接
続による1個以上のn個分の順方向電圧降下分によって
コンデンサ5を一定電圧レベルに充電しておくことが可
能となり、上述と同様の作用・効果を得ることができ
る。
【0036】図4は本実施例にかかる内燃機関の燃焼状
態検出装置の図1の最も実用的な回路構成例を示すもの
である。なお、上述の実施例と同様の構成または相当部
分からなるものについては同一符号及び同一記号を付し
てその詳細な説明を省略する。
【0037】図4では、オン放電防止用の高耐圧(1K
V)な第2のダイオードとしてのツェナダイオード3に
並列に演算増幅器20の出力電圧範囲のバッテリ電圧よ
り高い低耐圧(16V)のツェナダイオード12と点火
オン着火を阻止し共振電流を流すのに十分な200KΩ
のオン放電防止高抵抗13とが接続されており、図1の
高耐圧な第2のダイオードを低耐圧なものと等価にする
と共にオン着火も防止した実用に供する回路構成となっ
ている。
【0038】このように、本実施例の内燃機関の燃焼状
態検出装置は、更に、ツェナダイオード3からなる第2
のダイオードに並列に接続し、前記第2のダイオードの
残留磁気を共振させるツェナダイオード12とオン放電
防止抵抗13とからなる残留磁気共振素子とを具備する
ものである。
【0039】したがって、第2のダイオードとしてのツ
ェナダイオード3と残留磁気共振素子としてのツェナダ
イオード12とオン放電防止抵抗13とによって残留磁
気が2次側で一発共振する。
【0040】また、本実施例の内燃機関の燃焼状態検出
装置は、更に、カソードを点火コイル7の2次巻線7b
側に、アノードをイオン電流IION を検出するコンデン
サ5からなるイオン電流検出用電源側にそれぞれ接続
し、残留磁気をクランプするツェナダイオード6からな
る第3のダイオードを具備するものである。
【0041】したがって、第3のダイオードとしてのツ
ェナダイオード6によって残留磁気が2次側で一発共振
した後、残留磁気を電圧クランプする。これにより、残
留磁気ノイズの発生区間はワンショットにされ、内燃機
関の高回転域においても確実にイオン電流IION が検出
でき、内燃機関のノック信号SINOCKが計測可能となる
と共に、点火オン着火をも防止したイオン電流検出装置
を実現できる。
【0042】図5は本実施例にかかる内燃機関の燃焼状
態検出装置における他の変形例を示す回路構成図であ
る。なお、上述の実施例と同様の構成または相当部分か
らなるものについては同一符号及び同一記号を付してそ
の詳細な説明を省略する。
【0043】図5は、図1及び図4がGND基準でのイ
オン電流検出回路であるのに対し、イオン電流検出用電
源基準でのイオン電流検出回路を示している。図5で
は、イオン電流検出抵抗4と第2のダイオードとしての
ツェナダイオード3とがイオン電流検出用電源としての
コンデンサ5より高圧側に設けられている。このため、
イオン電流検出抵抗4を流れるイオン電流IION からカ
ップリングコンデンサ14を用いてDC(直流)成分を
除去したのち、AC(交流)成分のみをボルテージフォ
ロアとしての演算増幅器20で取出すか、入力電圧範囲
の広い差動増幅器を使用して取出すかが一般的である。
【0044】なお、図5では、第1のダイオードとして
のダイオード1と点火通電電流を減少する抵抗2との接
続位置が、図1と入替わった位置にあるが、このような
接続位置であってもよいことは言うまでもない。
【0045】図6は本実施例にかかる内燃機関の燃焼状
態検出装置における更に他の変形例を示す回路構成図で
ある。なお、上述の実施例と同様の構成または相当部分
からなるものについては同一符号及び同一記号を付して
その詳細な説明を省略する。
【0046】図6は、点火コイル7の1次巻線7a側の
発生電圧を利用してイオン電流検出用電源としてのコン
デンサ5の充電を実施する方式を示す。点火火花が点火
プラグ8で放電し易い−(マイナス)放電で、イオン電
流検出電圧をイオン電流IION が検出し易い+(プラ
ス)とする。第2のダイオードとしてのダイオード3
は、イオン電流検出抵抗4と並列に接続され、第3のダ
イオードとしてのダイオード6はイオン電流検出抵抗4
より高圧側に設ければよい。
【0047】図7は本実施例にかかる内燃機関の燃焼状
態検出装置における更にまた他の変形例を示す回路構成
図である。なお、上述の実施例と同様の構成または相当
部分からなるものについては同一符号及び同一記号を付
してその詳細な説明を省略する。
【0048】図7は、イオン電流検出用電源としてバッ
テリ電源5′を用いてイオン電流検出を実施する方式を
示す。図1、図4、図5、図6と同様に、第2のダイオ
ードとしてのダイオード3は、イオン電流検出抵抗4と
並列に接続し、イオン電流検出抵抗4より高圧側に設け
ればよい。
【0049】図8は図5、図6及び図7の回路動作にお
ける各端子等の信号波形を示すタイムチャートである。
【0050】図2に示すタイムチャートと同様に、図8
(a)には点火信号IGt、図8(b)には点火コイル
7の1次巻線7aを流れる1次電流I1 、図8(c)に
は点火コイル7の2次巻線7bを流れる2次電流I2 の
各波形を示す。また、図8(d)には、比較のため、内
燃機関が低回転時でダイオード1及び抵抗2、ツェナダ
イオード3,6の挿入前における演算増幅器20の出力
信号、図8(e)には内燃機関が低回転時でダイオード
1及び抵抗2、ツェナダイオード3,6の挿入後におけ
る演算増幅器20の出力信号の各波形を示す。ここで
は、演算増幅器の回路電源としてバッテリ電源を用いた
場合を示す。
【0051】図8(d)及び図8(e)に示す演算増幅
器20の出力信号の各波形では、図2(d)及び図2
(e)に示す演算増幅器20の出力信号の各波形を反転
したものとなっている。
【0052】時刻t1 において、ECUからの点火信号
IGtがH(High:高)レベルとなると(図8(a)参
照)、スイッチング素子10がオンとなり点火コイル7
の1次巻線7aに1次電流I1 が流れ始める(図8
(b)参照)。同時に、イオン電流生出力信号(演算増
幅器20の出力信号)に点火オンノイズ信号SNonが重
畳する(図8(d),図8(e)参照)。
【0053】時刻t2 において、点火信号IGtがL
(Low:低)レベルとなると(図8(a)参照)、スイッ
チング素子10がオフとなり点火コイル7の1次巻線7
aに流れる1次電流I1 が遮断される(図8(b)参
照)。このため、点火コイル7の2次巻線7bに2次電
流I2 が流れ始める(図8(c)参照)。
【0054】時刻t3 において、点火コイル7の2次巻
線7bに2次電流I2 が流れ終わると、点火コイル7の
鉄心中に残った残留磁気の影響でイオン電流生出力信号
(演算増幅器20の出力信号)に残留磁気ノイズ信号S
NRMが重畳する(図8(d),図8(e)参照)。この
残留磁気ノイズ信号SNRMは、図8(d)では3発の高
周波パルスとなっているが、ダイオード1、抵抗2及び
ツェナダイオード3,6が挿入された図8(e)では1
発までに減少されている。
【0055】ここで、イオン電流生出力信号(演算増幅
器20の出力信号)からそれに重畳している点火オンノ
イズ信号SNon及び残留磁気ノイズ信号SNRMを除いた
ものがイオン電流IION であり、その信号波形をイオン
電流信号SIION として図8(d),図8(e)に示
す。このイオン電流生出力信号(演算増幅器20の出力
信号)のイオン電流信号SIION に時刻t5 で内燃機関
のノック信号SINOCKが重畳していることが分かる(図
8(d),図8(e)参照)。
【0056】なお、図8(d),図8(e)に示すよう
な内燃機関が低回転時には、イオン電流生出力信号(演
算増幅器20の出力信号)に重畳する残留磁気ノイズ信
号SNRM波形とイオン電流信号SIION 波形とが時刻t
4 で重なっていない。ところが、内燃機関が高回転にな
るほど、イオン電流信号SIION 波形の発生時刻が残留
磁気ノイズ信号SNRM波形に接近し、図8(d)では時
刻t4 で重なってしまうこととなる。これに対して、ダ
イオード1、抵抗2及びツェナダイオード3,6が挿入
された図8(e)では残留磁気ノイズ信号SNRM波形が
1発と少ないため、図8(d)に比べてイオン電流生出
力信号(演算増幅器20の出力信号)に重畳した内燃機
関のノック信号SINOCKを余裕を持って検出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の一実施の形態にかかる内燃機
関の燃焼状態検出装置の構成を示す回路図である。
【図2】 図2は図1の回路図における各端子等の信号
波形を示すタイムチャートである。
【図3】 図3は図1のコンデンサ充電用ダイオードの
変形例を示す回路図である。
【図4】 図4は本発明の一実施の形態にかかる内燃機
関の燃焼状態検出装置の構成の変形例を示す回路図であ
る。
【図5】 図5は本発明の一実施の形態にかかる内燃機
関の燃焼状態検出装置の構成の他の変形例を示す回路図
である。
【図6】 図6は本発明の一実施の形態にかかる内燃機
関の燃焼状態検出装置の構成の更に他の変形例を示す回
路図である。
【図7】 図7は本発明の一実施の形態にかかる内燃機
関の燃焼状態検出装置の構成の更にまた他の変形例を示
す回路図である。
【図8】 図8は図5、図6及び図7の回路図における
各端子等の信号波形を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1 ダイオード(第1のダイオード) 2 抵抗(電流減少手段) 3 ツェナダイオード(第2のダイオード) 4 イオン電流検出抵抗 5 コンデンサ(イオン電流検出用電源) 6 ツェナダイオード(第3のダイオード) 7 点火コイル 7a 1次巻線 7b 2次巻線 8 点火プラグ 9 (コンデンサ充電用)ツェナダイオード 10 スイッチング素子 20 演算増幅器 21 (増幅用)抵抗
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 和久 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関の点火プラグに点火火花を発生
    させる点火コイルの2次巻線の低圧側に接続し、発生す
    るイオン電流を検出するイオン電流検出抵抗と、 前記点火コイルの1次巻線に並列に接続し、前記1次巻
    線を流れる1次電流と逆方向に発生する電流を整流する
    第1のダイオードと、 前記点火コイルに直列に接続されたスイッチング素子の
    オン時に前記第1のダイオードを流れる電流を減少する
    電流減少手段とを具備することを特徴とする内燃機関の
    燃焼状態検出装置。
  2. 【請求項2】 更に、前記イオン電流検出抵抗と並列に
    オン放電防止用の高耐圧な第2のダイオードを具備する
    ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の燃焼状態
    検出装置。
  3. 【請求項3】 更に、イオン電流検出用電源からのイオ
    ン電流の放電ループ方向における残留磁気をクランプす
    る第3のダイオードを具備することを特徴とする請求項
    1に記載の内燃機関の燃焼状態検出装置。
  4. 【請求項4】 内燃機関の点火プラグに点火火花を発生
    させる点火コイルの2次巻線の低圧側に接続し、発生す
    るイオン電流を検出するイオン電流検出抵抗と、 前記イオン電流検出抵抗と並列にオン放電防止用の高耐
    圧な第2のダイオードと、 前記第2のダイオードに並列に接続し、前記第2のダイ
    オードの残留磁気を共振させる残留磁気共振素子と、 カソードを前記点火コイルの前記2次巻線側に、アノー
    ドをイオン電流を検出するイオン電流検出用電源側にそ
    れぞれ接続し、残留磁気をクランプする第3のダイオー
    ドとを具備することを特徴とする内燃機関の燃焼状態検
    出装置。
  5. 【請求項5】 内燃機関の点火プラグに点火火花を発生
    させる点火コイルの2次巻線の低圧側に接続し、発生す
    るイオン電流を検出するイオン電流検出抵抗と、 前記点火コイルの1次巻線に並列に接続し、前記1次巻
    線を流れる1次電流と逆方向に発生する電流を整流する
    第1のダイオードと、 前記点火コイルに直列に接続されたスイッチング素子の
    オン時に前記第1のダイオードを流れる電流を減少する
    電流減少手段と、 前記イオン電流検出抵抗と並列にオン放電防止用の高耐
    圧な第2のダイオードと、 前記第2のダイオードに並列に接続し、前記第2のダイ
    オードの残留磁気を共振させる残留磁気共振素子と、 カソードを前記点火コイルの前記2次巻線側に、アノー
    ドをイオン電流を検出するイオン電流検出用電源側にそ
    れぞれ接続し、残留磁気をクランプする第3のダイオー
    ドとを具備することを特徴とする内燃機関の燃焼状態検
    出装置。
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