JPH0919551A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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Publication number
JPH0919551A
JPH0919551A JP7171958A JP17195895A JPH0919551A JP H0919551 A JPH0919551 A JP H0919551A JP 7171958 A JP7171958 A JP 7171958A JP 17195895 A JP17195895 A JP 17195895A JP H0919551 A JPH0919551 A JP H0919551A
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JP
Japan
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value
game
card
ball
winning
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7171958A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohachi Ugawa
詔八 鵜川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP7171958A priority Critical patent/JPH0919551A/ja
Publication of JPH0919551A publication Critical patent/JPH0919551A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者が遊技者所有の有価価値を容易に把握
することができる遊技機を提供する。 【解決手段】 画像表示を行なう可変表示装置を備えた
パチンコ遊技機において、可変表示装置の可変表示部1
60の一部の領域に、有価価値である持玉数、加算数お
よびカード残額を表示する価値情報表示領域160dを
設け、その価値情報表示領域160dに、加算更新され
た持玉数等を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば、パチン
コ遊技機やコイン遊技機あるいはスロットマシン等で代
表される遊技機に関し、詳しくは、表示状態が変化可能
な画像表示装置を有し、遊技者所有の有価価値を使用し
て遊技を行なうことができ、その画像表示装置の表示結
果が予め定められた特定の表示態様となった場合に所定
の遊技価値が付与可能となる遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技機において、従来から一般
的に知られているものに、たとえばCRT(Catho
de Ray Tube)またはLCD(Liquid
Crystal Display)等を用いて構成さ
れた画像表示装置を有するものがあった。このような遊
技機においては、画像表示装置の表示状態が変化可能で
あり、その表示結果が予め定められた特定の表示態様と
なった場合に遊技状態が遊技者にとって有利な状態にな
る等の所定の遊技価値が付与可能となるように構成され
ていた。
【0003】さらに、そのような画像表示装置を有する
遊技機においては、たとえば、遊技者所有の遊技用のカ
ードの残高等の有価価値を使用して遊技を行なうことが
でき、その遊技の結果として付与される価値が遊技者所
有の有価価値に加算更新されるように構成されたものが
あった。そのような遊技機の代表例としては、いわゆる
完全カード式の遊技機およびクレジット式の遊技機が知
られている。
【0004】完全カード式の遊技機は、遊技者が支払っ
た購入代金の対価に相当する有価価値が特定可能な情報
が記録された記録媒体としてのカードを使用して遊技を
することが可能なものである。その遊技機では、遊技者
のカードに記録された情報により特定される有価価値を
使用して打玉を遊技領域に打込んで遊技が行なわれるよ
うに構成される。
【0005】その遊技機では、遊技を行なう際に、たと
えば、カードに記録された有価価値の引落が行なわれる
ことにより、遊技者に持点として付与される遊技者所有
の有価価値が、加算更新される。そして、その遊技者所
有の有価価値は、打玉を1発打つごとに減算更新され、
遊技領域に打込まれた打玉が入賞することに基づいて所
定の大きさの有価価値の加算によって加算更新される。
【0006】クレジット式の遊技機は、遊技者が、遊技
機の外部で打玉の貸出を受け、その打玉を遊技機の外側
に設けられた打玉貯留皿に投入し、その打玉を遊技領域
に打込んで遊技が行なわれるように構成される。そし
て、その遊技機では、たとえば、遊技中に景品として払
出され、打玉貯留皿に貯留されている玉が所定量に達し
た条件等の所定の条件が成立した後において玉払出条件
が成立した場合に、遊技者に付与される遊技者所有の有
価価値が、加算更新され、更新結果がクレジット数とし
てクレジット表示器に表示される。
【0007】これらの完全カード式およびクレジット式
等の遊技機では、加算更新された遊技者所有の有価価値
を持点として表示するように構成されていた。遊技機に
おいて、その持点は、遊技領域外の位置等の画像表示装
置から遠く離れた位置に表示されていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような画
像表示装置を有する遊技機で遊技が行なわれる場合、遊
技者の視線は、主として画像表示装置およびその近傍の
遊技領域に集中する。このため、従来の遊技機では、遊
技者が、画像表示装置から遠く離れた位置に表示される
有価価値を視認するために視線を移動させる必要があっ
た。したがって、従来の遊技機では、遊技中において表
示される遊技者所有の有価価値を遊技者が把握しにくい
という問題があった。
【0009】本発明は、係る実情に鑑み考え出されたも
のであり、その目的は、遊技中に更新表示される遊技者
所有の有価価値を、遊技者が容易に把握することを可能
にする遊技機を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、表示状態が変化可能な画像表示装置を有し、遊技者
所有の有価価値を使用して遊技を行なうことができ、前
記画像表示装置の表示結果が予め定められた特定の表示
態様となった場合に所定の遊技価値が付与可能となる遊
技機であって、前記遊技者所有の有価価値を記憶する価
値記憶手段と、該価値記憶手段に記憶されている有価価
値を更新すべき価値更新条件が成立した場合に、前記価
値記憶手段に記憶されている有価価値を更新する価値更
新手段と、前記画像表示装置を制御する画像表示制御手
段とを含み、該画像表示制御手段は、前記価値記憶手段
に記憶されている有価価値を前記画像表示装置に表示さ
せる制御を行なうことを特徴とする。
【0011】請求項2に記載の本発明は、請求項1記載
の発明の構成に加えて、前記価値記憶手段に記憶されて
いる有価価値が所定の大きさに達した場合にその旨を報
知する報知手段をさらに含み、該報知手段は、前記画像
表示装置から画像により報知するとともに、所定の音発
生手段から音により報知することを特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1に記載の本発明によれば、価値記憶手
段によって遊技者所有の有価価値が記憶される。そし
て、その有価価値を使用して遊技が行なわれる。その遊
技において、画像表示装置の表示状態は、画像表示制御
手段によって制御される。その遊技において、価値記憶
手段に記憶されている有価価値を更新すべき価値更新条
件が成立すると、価値記憶手段に記憶されている有価価
値が、価値更新手段によって更新される。
【0013】そのように更新されて価値記憶手段に記憶
されている有価価値は、画像表示制御手段によって画像
表示装置に表示される。遊技中において、遊技者の視線
は、所定の価値が付与されるか否かを確認するために、
主として画像表示装置に向けられる。そして、その画像
表示装置には、遊技者所有の有価価値が表示される。こ
のため、遊技中において、遊技者が、その視線を変えず
に、画像表示装置において遊技の状態を確認し、かつ、
現時点での有価価値を容易に確認することが可能にな
る。
【0014】請求項2に記載の本発明によれば、請求項
1に記載の作用に加えて、価値記憶手段に記憶された有
価価値が所定の大きさに達すると、その旨が報知手段に
より報知される。その旨の報知は、画像表示装置から画
像によって行なわれるとともに、音発生手段から音によ
って行なわれる。したがって、遊技者は、有価価値が所
定の大きさに達したことを、遊技中に視線を向けている
画像表示装置において画像により容易に確認することが
可能になるとともに、視線を画像表示装置から離してい
る場合でも音により容易に確認することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。なお、以下の実施の形態で
は、遊技機の一例としてパチンコ遊技機を示す。しか
し、本発明はこれに限らず、コイン遊技機あるいはスロ
ットマシン等であってもよく、画像表示装置の表示結果
に応じて所定の遊技価値が付与される遊技機であればす
べて対象となる。
【0016】図1は、遊技機の一例のパチンコ遊技機お
よび共通カードユニットを示す正面図である。
【0017】遊技者が遊技をしたい場合には、遊技場に
設置されている複数のパチンコ遊技機の中から遊技をし
たいパチンコ遊技機1を捜し出し、そのパチンコ遊技機
に接続されている共通カードユニット42の共通カード
挿入・排出口43に自己が所持する共通カードを挿入す
る。共通カードとは、共通カードシステムに加盟してい
る遊技場なら全国どこでも使用できる第三者発行型のプ
リペードカードのことである。
【0018】共通カードは、情報記録領域である磁気ス
トライプを有する。その磁気ストライプには、共通カー
ドの番号である共通カードNO.,この共通カードを発
行した発行店コード,共通カードが発行された年月日,
共通カードが有する共通有価価値であるカード残額およ
び共通カードのセキュリティを保持するためのセキュリ
ティコードが記録されている。この共通カードは、購入
時において、遊技者が支払った購入代金に相当する有価
価値がカード残額に記録された状態で遊技者に払出され
る。
【0019】この共通カードをカード挿入・排出口43
に挿入することにより、その挿入された共通カードに記
録されている記録情報がカードリーダライタユニット8
により読取られる。カード情報の中には、前述したよう
に、カード残額情報が含まれており、その読取ったカー
ド残額情報に基づいてカード残額が可変表示装置27の
可変表示部160により表示される。そして、遊技者
が、引落可表示器21が点灯しており引落しが可能な状
態であることを確認して引落スイッチ20を押圧操作す
る。すると、予め定められた額(たとえば100円)が
前記カード残額から引落されて持点に加算更新される。
可変表示部160においては、その加算更新された持点
が表示されるとともに、引落しされた後の減額更新され
た残額が表示される。また、パチンコ遊技機1の前面枠
の上方部分には、持点を点灯量によってアナログ的に表
示する持点アナログ表示器13が設けられている。ま
た、その持点アナログ表示器13の左右にスピーカ14
が設けられている。
【0020】遊技盤29の前面には、2本の区画レール
16が円状に植設されている。区画レール16は、外レ
ールおよび内レールより構成されている。区画レール1
6によって囲まれた円形の領域を遊技領域26と呼ぶ。
持点が存在する状態で、遊技者が遊技ハンドル5を操作
すれば、打球ハンマー26が間欠揺動してパチンコ玉が
1発ずつ弾発発射されて遊技盤29の前面に形成されて
いる遊技領域26に打込まれる。この弾発発射された発
射玉が発射玉検出器23により検出される。なお、発射
勢いが弱すぎて遊技領域26にまで到達しなかったパチ
ンコ玉は、流下してきてファール玉として検出される。
そのファール玉を検出するためのファール玉検出器24
が設けられている。遊技領域26には、通常入賞口3
7,35と始動入賞口38とが設けられている。また、
遊技領域26のほぼ中央には、複数種類の識別情報を可
変表示して表示状態が変化する可変表示装置27が設け
られている。
【0021】この可変表示装置27は、画像を表示する
ためのCRT等よりなる可変表示部160を有する。そ
の可変表示部160には、可変表示される複数種類の識
別情報の他に、前述した持点等の価値情報も同時に表示
される。
【0022】また、可変表示装置27の下方には、開閉
板30が開成して遊技者にとって有利な第1の状態と開
閉板30が閉成して遊技者にとって不利な第2の状態と
に変化可能な可変入賞球装置28が設けられている。
【0023】パチンコ玉が前記始動入賞口38に入賞し
てその始動入賞玉が始動入賞玉検出器39により検出さ
れれば、可変表示装置27が可変開始し、その可変表示
装置27の可変停止時の表示結果が予め定められた特定
の表示態様(たとえば777)となれば、特定遊技状態
が発生して可変入賞球装置28の開閉板30が開成し
て、入賞開口29内に打玉が入賞しやすい第1の状態と
なる。このように可変入賞球装置28が第1の状態にさ
れることが遊技価値付与の一例である。可変入賞球装置
28は、通常時においてはソレノイド31の励磁が解除
されているために、開閉板30が閉成して打玉が入賞不
可能な第2の状態となっているが、前記特定遊技状態が
発生すれば、ソレノイド31が励磁されて可変入賞球装
置28が第1の状態となる大当り制御が行なわれる。こ
の可変入賞球装置28の第1の状態は、打玉の所定個数
(たとえば10個)の入賞あるいは所定期間(たとえば
30秒間)の経過のうちいずれか早いほうの条件が成立
することにより終了して第2の状態となる。また、可変
入賞球装置28の入賞開口29内には、所定箇所に特定
入賞領域(Vポケット)32が設けられており、この特
定入賞領域32に入賞した入賞玉が特定入賞玉検出器3
3により検出される。また、可変入賞球装置28内に入
賞したすべての入賞玉が入賞個数検出器34により検出
される。
【0024】可変入賞球装置28が第1の状態となって
いる期間中に打玉が特定入賞領域32に入賞して特定入
賞玉検出器33により検出されれば、その回の可変入賞
球装置30の第1の状態が終了するのを待って再度可変
入賞球装置28を第1の状態に制御する繰返継続制御が
行なわれる。この繰返継続制御の上限回数はたとえば1
6回と定められている。
【0025】可変表示装置27の上方に設けられている
玉入口36にパチンコ玉が進入すれば、その玉が下方に
誘導されて始動入賞口38の上方にまで導かれ、その始
動入賞口38の上方から再度遊技領域26に放出され
る。その結果、その放出されたパチンコ玉は始動入賞口
38に入賞しやすい状態となる。可変表示装置27が可
変表示している最中にパチンコ玉が始動入賞口38に再
度入賞すれば、その始動入賞が記憶され、可変表示装置
27の可変表示が停止して再度可変開始できる状態にな
った段階でその始動入賞記憶に基づいて再度可変表示装
置27が可変表示される。この始動入賞記憶の上限はた
とえば4に定められている。図中41は、遊技状態に応
じて点灯または点滅するランプである。また遊技領域2
6の最下端部分には、いずれの入賞口や入賞球装置にも
入賞しなかったパチンコ玉をアウト玉として回収するア
ウト口40が形成されている。
【0026】そして、パチンコ玉が発射されて前記発射
玉検出器23により検出される度に、持点が「1」ずつ
減算されて可変表示部160あるいは持点アナログ表示
器13により減算表示される。一方、パチンコ玉がファ
ール玉となりファール玉検出器24により検出される度
に、持点が「1」ずつ加算されて可変表示部160ある
いは持点アナログ表示器13により加算表示される。ま
た、パチンコ玉が入賞口あるいは入賞球装置に入賞すれ
ば、予め定められた大きさの得点が可変表示部160に
加算更新される。その入賞に伴なう持点の加算更新は、
1点ずつ加算更新され、その1点ずつの加算更新が可変
表示部160により表示される。また前記スピーカ14
からは、後述するように、打玉の入賞等に伴なう持点へ
の加算更新時における加算音の出力、共通カードの残額
から引落した場合の貸出音等の出力および持点が所定数
に到達したことを知らせる報知音の出力がなされる。前
面板4には、図示するように、前述した各種表示器やス
イッチ等が設けられているとともにスピーカ17が設け
られており、このスピーカ17からは、前記大当り時に
おける効果音等が発っせられる。
【0027】遊技者が遊技を終了したい場合には、遊技
終了スイッチ24を押圧操作する。すると、持点が0で
ない場合に、カードストッカー10内にストックされて
いる持点カード(図示せず)にその遊技終了時点におけ
る持点の情報が記録されてカード挿入・排出口9から遊
技者に排出される。
【0028】持点カードには、情報記録領域としての磁
気ストライプが設けられている。その磁気ストライプに
は、前述した共通カードの場合と同様に、カードN
O.,発行店コード,年月日およびセキュリティコード
が記録されており、さらに、持点および有効期限が記録
されている。ここで、記録されている有効期限は、この
持点カードを遊技あるいは景品交換に使用可能な期限で
ある。
【0029】この持点情報の記録はカードリーダライタ
ユニット8により行なわれる。なお、カードストッカー
10内のカードが欠乏している場合にはカード欠乏ラン
プ12が点灯され、カードストッカー10内に持点カー
ドが満杯となった場合にはカード満杯ランプ11が点灯
する。6は開口であり、この開口6に、前記カードリー
ダライタユニット8のカード挿入・排出口9とカード満
杯ランプ11とカード欠乏ランプ12とが臨んでいる。
このカードストッカー10とカードリーダライタユニッ
ト8とを含む持点カード処理装置7は、パチンコ遊技機
1に対し着脱自在に構成されており、遊技場においてパ
チンコ遊技機1を新しいものに交換する場合には、この
持点カード処理装置をその遊技機1から取外して新たに
設置された遊技機に再度装着するようにし、持点カード
処理装置7を引続き使用できるように構成している。
【0030】また、共通カードユニット42も、パチン
コ遊技機1に対し分離可能に構成されており、遊技場に
おいてパチンコ遊技機1を交換する場合には、パチンコ
遊技機1から分離させて新しいパチンコ遊技機が設置さ
れた場合にそれに接続できるように構成されている。
【0031】また、前記持点カードをカード挿入・排出
口9に挿入することにより、その持点カードの記録情報
(持点を含む)がカードリーダライタユニット8により
読取られ、読取られた持点の範囲内でパチンコ遊技機1
による遊技が可能となる。そして、持点カードの持点を
使い尽くした場合には、その0カードとなった持点カー
ドがカードストッカー10内に回収される。図中47
は、共通カードユニットが使用可能な状態であることを
点灯表示するユニット使用可表示器である。44は端数
表示スイッチであり、共通カードの残額に端数が存在す
る場合に、この端数表示スイッチ44を押圧操作するこ
とにより、その端数が可変表示部160により表示され
るように構成されている。45は連結方向表示器であ
り、この共通カードユニット42が接続されているパチ
ンコ遊技機1の接続方向を点灯表示するものである。4
6はカード挿入表示器であり、カード挿入・排出口43
に共通カードが挿入されている旨を点灯表示するもので
ある。また161は情報出力部であり、共通カードの残
額が引落されて使用された使用額を遊技場に設置されて
いるターミナルボックスに出力するためのものである。
ターミナルボックスでは、この出力されてきた使用額情
報を、共通カード発行会社のホストコンピュータに出力
する。また3はガラス扉であり、遊技領域26の前面を
開閉可能に覆うものである。
【0032】図2は、パチンコ遊技機および共通カード
ユニットの一部内部構造を示す背面図である。パチンコ
遊技機1の遊技盤保持枠48には、遊技盤取付用の回動
レバー49が設けられており、この回動レバー49を回
動操作することにより、遊技盤25が着脱可能となる。
【0033】遊技盤25の裏面側には、遊技盤に形成さ
れている入賞口や入賞球装置から入賞した入賞玉を誘導
する入賞玉誘導カバー部材61が設けられている。この
入賞玉誘導カバー部材61の下方には、入賞玉を1ヶ所
に集合させるための入賞玉集合樋77が形成された入賞
玉集合カバー部材76が設けられている。そして、遊技
領域に設けられている入賞口や入賞球装置から入賞した
すべての入賞玉は、この入賞玉集合カバー部材76によ
り集合されて入賞玉検出器78により検出された後、合
流樋79に誘導される。入賞玉集合カバー部材76に
は、アウト口40に進入したアウト玉を誘導する部材も
設けられており、アウト口40からのアウト玉が合流樋
79に導かれる。そして、合流樋79により、アウト玉
と前記入賞玉とが合流されて打込玉検出器80により検
出され、打込玉出口81を通って再度打球ハンマー22
により打球される玉発射位置に導かれる。この打球ハン
マー22は、打球発射ユニット57の打球発射モータ5
8の駆動力により間欠揺動される。この打球ハンマー2
2の間欠揺動に連動して連動昇降杆60が上下に動き、
その上下動に従ってパチンコ玉が1つずつ打球発射位置
に供給される。そして、その打球発射位置に供給された
パチンコ玉が打球ハンマー22により弾発されて遊技領
域26内に打込まれる。
【0034】遊技盤25の裏面側には、パチンコ機1の
遊技状態を制御するための遊技制御基板71が設けられ
ている。また、入賞玉集合カバー部材76の裏面側に
は、持点を演算制御するための持点演算制御基板95
と、中継基板89,132とが設けられている。さら
に、入賞玉誘導カバー部材61の裏面側には、可変表示
装置27を構成する画像表示制御基板62が臨んでいる
とともに、中継基板64が設けられている。図中2は前
面枠である。
【0035】一方、共通カードユニット42には、ユニ
ット制御基板162とカードリーダライタユニット97
とが設けられている。そしてユニット制御基板162と
カードリーダライタユニット97とが、コネクタ96,
98を介して電気的に接続されている。ユニット制御基
板162には、引落額設定スイッチ163が設けられて
おり、遊技場の係員がこの引落額設定スイッチ163を
設定操作することにより、1回の引落操作に伴って引落
される共通有価価値(カード残額)の引落し額が入力さ
れる。
【0036】始動入賞玉検出器39がコネクタ68を介
して中継基板64に接続されている。特定入賞玉検出器
33がコネクタ69を介して中継基板64に接続されて
いる。入賞個数検出器34がコネクタ70を介して中継
基板64に接続されている。ソレノイド31がコネクタ
67を介して中継基板64に接続されている。遊技盤前
面に設けられたランプ41等がコネクタ66を介して中
継基板64に接続されている。この中継基板64は、コ
ネクタ65,73を介して遊技制御基板71に接続され
ている。
【0037】入賞玉検出器78がコネクタ91を介して
中継基板89に接続されている。打込玉検出器80がコ
ネクタ94を介して中継基板89に接続されている。前
述した発射玉検出器23がコネクタ92を介して、また
ファール玉検出器24がコネクタ93を介して、開口1
52を通る電気配線により電気的に中継基板89に接続
されている。中継基板89は、コネクタ90,85を介
して持点制御基板95に接続されている。
【0038】また、持点制御基板95には、コネクタ1
49,コネクタ150,コネクタ151が設けられてい
る。これらコネクタ149,150,151は、開口1
52を通る電気配線によりスピーカ17,遊技終了スイ
ッチ18,メッセージ表示器15に接続されている。
【0039】さらに、持点制御基板95は、カードリー
ダライタユニット8に対し、コネクタ83,84を介し
て電気的に接続されている。なお、図中7は持点カード
処理装置であり、10はカードストッカーである。ま
た、持点制御基板95は、コネクタ88,59を介して
打球発射ユニット57に電気的に接続されている。さら
に、この持点制御基板95は、コネクタ87,72を介
して遊技制御基板71に電気的に接続されており、コネ
クタ82,51を介して中継基板50に電気的に接続さ
れており、さらに、コネクタ86,133を介して中継
基板132に電気的に接続されている。
【0040】中継基板132は、コネクタ136,16
4を介してユニット制御基板162に電気的に接続され
ている。この中継基板132は、コネクタ134を介し
て引落スイッチ20,返却スイッチ19に電気的に接続
されているとともに、コネクタ135を介して引落可表
示器21に電気的に接続されている。
【0041】さらに持点制御基板95は、コネクタ8
7,72を介して遊技制御基板71に電気的に接続され
ている。また、遊技制御基板71は、コネクタ74,6
3を介して画像表示制御基板62に電気的に接続されて
いる。
【0042】遊技制御基板71は、コネクタ75を介し
て前述した持点アナログ表示器13に電気的に接続され
ている。また、この持点アナログ表示器13は、コネク
タ52を介して中継基板50に電気的に接続されてい
る。中継基板50は、出力用のコネクタ53〜56が設
けられており、これらコネクタ53〜56がホール用管
理コンピュータに接続されている。そして、コネクタ5
3を介して引落情報(売上)が出力され、コネクタ54
を介して利益情報(減算)が出力され、コネクタ55を
介して不利益情報(加算)が出力され、コネクタ56を
介して打止情報が出力される。
【0043】図3は、持点制御基板と遊技制御基板とそ
れらに接続される周辺機器との制御回路を示すブロック
図である。
【0044】持点制御基板95には、持点制御用マイク
ロコンピュータ99が設けられている。この持点制御用
マイクロコンピュータ99は、制御中枢としてのCPU
(図示せず)の他に、制御用プログラム等を記憶してい
る読出専用のROM100,データの随時読出,書込が
可能なRAM101等が設けられている。ROM100
には、共通カードユニット42に挿入された共通カード
に記録されているカード残額から引落して持点を貸出す
場合の引落単位額(たとえば100円)に対応する貸出
数情報(たとえば25点)が記憶されている。また、R
AM101には、後述する入賞個数カウンタ,第1加算
値入賞個数カウンタ,第2加算値入賞個数カウンタ,第
3加算値入賞個数カウンタの各カウント値を記憶する記
憶エリアが設けられている。さらに、RAM101に
は、持点を記憶するための記憶エリアも設けられてい
る。RAM101に記憶された持点は、随時書換えられ
る。
【0045】さらに、持点制御基板95には、コネクタ
85,82,87,検出回路102,LED回路10
3,情報出力回路104,情報入力回路105,信号回
路106,電源回路107,バックアップ電源108が
設けられている。このバックアップ電源108は、通常
時電源回路107からの電力をRAM101に供給して
おり、停電等により電源回路107の電位が低下した場
合には、このバックアップ電源108から正常な電圧の
電力をRAM101に供給するように構成されている。
これにより、停電時等においても、RAM101に記憶
されている記憶データが消去されてしまうことが防止で
きる。
【0046】パチンコ玉が打球ハンマー22により弾発
発射されれば、その発射玉が発射玉検出器23により検
出され、その検出出力が、中継基板89に設けられてい
るコネクタ92,90を介してかつコネクタ85を介し
て検出回路102に入力され、検出回路102からその
検出信号が持点制御用マイクロコンピュータ99に入力
される。遊技領域26内に打込まれたパチンコ玉が入賞
して入賞玉検出器78により検出されれば、その検出信
号が、中継基板89に設けられているコネクタ91,9
0を介してかつコネクタ85を介して、検出回路102
に入力され、検出回路102からその検出信号が持点制
御用マイクロコンピュータ99に入力される。打球ハン
マー22により弾発発射されたパチンコ玉がファール玉
となり、ファール玉検出器24により検出されれば、そ
の検出信号が、中継基板89に設けられているコネクタ
93,90を介してかつコネクタ85を介して検出回路
102に入力され、検出回路102からその検出信号が
持点制御用マイクロコンピュータ99に入力される。入
賞玉とアウト玉とが合流した打込玉が打込玉検出器80
により検出されれば、その検出信号が、中継基板89に
設けられているコネクタ94,90を介してかつコネク
タ85を介して検出回路102に入力され、検出回路1
02からその検出信号が持点制御用マイクロコンピュー
タ99に入力される。
【0047】持点制御用マイクロコンピュータ99は、
持点アナログ表示制御用の信号を、LED回路103,
コネクタ82を介して、かつ、中継基板50に設けられ
ているコネクタ51,52を介して持点アナログ表示器
13に出力する。持点制御用マイクロコンピュータ99
は、情報出力回路104,コネクタ82を介して、か
つ、中継基板50に設けられているコネクタ51,53
を介して、ホール用管理コンピュータに引落情報(売
上)を出力する。この引落情報(売上)は、共通カード
のカード残額から引落した引落額の情報であり、共通カ
ードを使用した売上情報のことである。持点制御用マイ
クロコンピュータ99は、情報出力回路104,コネク
タ82を介して、かつ、中継基板50のコネクタ51,
54を介して、ホール用管理コンピュータに利益情報
(減算)を出力する。この利益情報(減算)は、打玉の
発射等により持点を減算した減算値に関する情報であ
り、遊技場にとって利益となる情報である。持点制御用
マイクロコンピュータ99には、情報出力回路104,
コネクタ82を介して、かつ、中継基板50のコネクタ
51,55を介して、ホール用管理コンピュータに不利
益情報(加算)を出力する。この不利益情報(加算)
は、打玉の入賞等により持点の加算された得点に関する
情報であり、遊技場にとって不利益となる情報である。
また、ホール用管理コンピュータ等から打止情報が中継
基板50のコネクタ56,51を介して、かつ、コネク
タ82を介して情報入力回路104に入力され、その入
力情報が持点制御用マイクロコンピュータ99に入力さ
れる。
【0048】遊技制御基板71には、遊技制御用マイク
ロコンピュータ109が設けられている。この遊技制御
用マイクロコンピュータ109は、制御中枢としてのC
PU(図示せず)の他に、制御用プログラム等が記憶さ
れた読出専用メモリであるROM110,データの随時
読出,書込が可能なRAM111等が設けられている。
ROM110には、第1加算値,第2加算値,第3加算
値が記憶されている。これら加算値は、遊技領域26内
に打込まれた打玉が入賞した入賞箇所に応じて持点に加
算する加算値であり、たとえば、打玉が始動入賞口38
に入賞すれば第1加算値(たとえば5)が持点に加算さ
れ、打玉が通常の入賞口37に入賞すれば第2加算値
(たとえば10)が加算され、打玉が可変入賞球装置2
8内に入賞すれば第3加算値(たとえば15)が持点に
加算される。また、RAM111には、後述する始動入
賞個数カウンタと大入賞口入賞個数カウンタとの各カウ
ント値を記憶するエリアが設けられている。
【0049】遊技制御基板71には、さらに、コネクタ
72,73,74,75,信号回路112,検出回路1
13,ソレノイド回路114,ランプ回路115,表示
回路116,音回路117,電源回路118,バックア
ップ電源119が設けられている。バックアップ電源1
19は、通常時においては電源回路118からの電力を
RAM111に供給しているが、停電等により電源回路
118の電位が低下した場合には正常な電位の電力をR
AM111に供給するものである。このバックアップ電
源119の働きにより、停電等が生じたとしても、RA
M111の記憶データが消去されてしまう不都合が防止
できる。
【0050】遊技領域26内に打込まれたパチンコ玉が
始動入賞口38に入賞して始動入賞玉検出器39により
検出されれば、その検出信号が、中継基板64に設けら
れるコネクタ68,65を介して、かつコネクタ73を
介して検出回路113に入力され、検出回路113から
その検出信号が遊技制御用マイクロコンピュータ109
に入力される。可変入賞球装置28内に進入したパチン
コ玉が特定入賞領域32に入賞して特定入賞玉検出器3
3により検出されれば、その検出信号が、中継基板64
のコネクタ69,65を介して、かつ、コネクタ73を
介して検出回路113に入力され、検出回路113から
その検出信号が遊技制御用マイクロコンピュータ109
に入力される。可変入賞球装置28内に進入したパチン
コ玉が入賞個数検出器34により検出されれば、その検
出信号が、中継基板64のコネクタ66,65を介し
て、かつ、コネクタ73を介して検出回路113に入力
され、検出回路113からその検出信号が遊技制御用マ
イクロコンピュータ109に入力される。
【0051】遊技制御用マイクロコンピュータ109
は、ソレノイド回路114,コネクタ73を介して、か
つ、中継基板64のコネクタ65,67を介して、ソレ
ノイド31を励磁制御するための励磁制御用信号を出力
する。遊技制御用マイクロコンピュータ109は、ラン
プ回路115,コネクタ73を介して、かつ中継基板6
0のコネクタ65,66を介してランプ41にランプ点
灯または点滅制御用信号を出力する。遊技制御用マイク
ロコンピュータ109は、表示回路116,コネクタ7
4を介して、かつコネクタ63を介して画像表示制御基
板62に表示制御用信号を出力する。遊技制御用マイク
ロコンピュータ109は、音回路117,コネクタ75
を介して、かつコネクタ137を介して、スピーカ14
に音発生用の制御信号を出力する。
【0052】打込玉検出器80からの検出信号が持点制
御用マイクロコンピュータ99に入力されれば、持点制
御用マイクロコンピュータ99は、信号回路106,コ
ネクタ87を介して入賞信号を出力し、その入賞信号が
コネクタ72,信号回路112を介して遊技制御用マイ
クロコンピュータ109に入力される。遊技制御用マイ
クロコンピュータ109では、その入力されてきた入賞
信号と、始動入賞玉検出器39,入賞個数検出器34の
検出信号の有無とに基づいて、第1加算値,第2加算
値,第3加算値のいずかの加算値信号を、信号回路11
2,コネクタ72を介して出力し、その出力された加算
値信号がコネクタ87,信号回路106を介して持点制
御用マイクロコンピュータ99に入力される。この加算
値信号は、D0〜D3の4ビットのデータから構成され
ている。一方、遊技制御用マイクロコンピュータ109
が、始動入賞玉検出器39からの検出信号に基づいて乱
数等をサンプリングし、そのサンプリングされた乱数に
従って大当りを発生させることを決定すれば、可変表示
部160の表示が特定の表示態様(たとえば777)に
なるように表示制御されるとともに、信号回路112,
コネクタ72を介して大当り信号が出力され、その出力
された大当り信号がコネクタ87,信号回路106を介
して持点制御用マイクロコンピュータ99に入力され
る。
【0053】図4は、ユニット制御基板と持点制御基板
およびそれらの周辺機器の制御回路を示すブロック図で
ある。
【0054】図中42は共通カードユニットを示してお
り、この共通カードユニット42の1点鎖線で囲まれた
ブロック内に示された各種制御回路や電気機器が共通カ
ードユニット42に設けられている。また1はパチンコ
遊技機を示しており、このパチンコ遊技機1の2点鎖線
で囲まれたブロック内に示されている各種制御回路や電
子機器がパチンコ遊技機1に設けられている。
【0055】ユニット制御基板162には、共通カード
ユニット制御用マイクロコンピュータ120が設けられ
ている。この共通カードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ120には、図示しないCPU,RAM,ROM
等が設けられている。さらに、ユニット制御基板162
には、コネクタ96,123,125,127,16
4,カードリーダライタ制御回路121,スイッチ回路
122,LED回路124,情報出力回路126,スイ
ッチ回路128,LED回路129,信号回路130,
電源回路131が設けられている。
【0056】共通カードユニット42のカードリーダラ
イタユニット97に対し、コネクタ98,96,カード
リーダライタ制御回路121を介して共通カードユニッ
ト制御用マイクロコンピュータ120が電気的に接続さ
れており、カードリーダライタユニット97からのカー
ド挿入検出信号や挿入された共通カードに記録されてい
るカード情報を読取ったカード情報信号等が共通カード
ユニット制御用マイクロコンピュータ120に入力され
る。共通カードユニット制御用マイクロコンピュータ1
20は、引落しされた後の新たな残額データ等をカード
リーダライタ制御回路121,コネクタ96,98を介
してカードリーダライタユニット97に出力する。端数
表示スイッチ44が押圧操作されれば、その操作信号が
コネクタ123,スイッチ回路122を介して共通カー
ドユニット制御用マイクロコンピュータ120に入力さ
れる。引落額設定スイッチ163(図2参照)が操作さ
れれば、その操作信号がコネクタ123,スイッチ回路
122を介して共通カードユニット制御用マイクロコン
ピュータ120に入力される。
【0057】共通カードユニット制御用マイクロコンピ
ュータ120は、LED回路124,コネクタ125を
介して、ユニット使用可表示器47,カード挿入表示器
46,連結方向表示器45を表示制御するための信号を
出力する。共通カードユニット制御用マイクロコンピュ
ータ120は、情報出力回路126,コネクタ127を
介して情報出力部161からターミナルボックスに前記
カード残額の引落額データを出力し、ターミナルボック
スからその引落額データが共通カード発行会社のホスト
コンピュータに出力される。
【0058】パチンコ遊技機1の前面板4には、引落ス
イッチ20,返却スイッチ19,引落可表示器21が設
けられており、引落スイッチ20が操作されれば、その
操作信号が、コネクタ138,中継基板132のコネク
タ134,136,コネクタ164,スイッチ回路12
8を介して共通カードユニット制御用マイクロコンピュ
ータ120に入力される。返却スイッチ19が操作され
れば、その操作信号が、コネクタ138,中継基板13
2のコネクタ134,136,コネクタ164,スイッ
チ回路128を介して共通カードユニット制御用マイク
ロコンピュー120に入力される。
【0059】カードユニット制御用マイクロコンピュー
タ120は、LED回路129,コネクタ164,中継
基板132のコネクタ136,135,前面板4のコネ
クタ139を介して、引落可表示器21を表示制御する
ための信号を出力する。さらに、カードユニット制御用
マイクロコンピュータ120は、コネクタ164,中継
基板132のコネクタ136,135,前面板4のコネ
クタ139,持点制御基板95のコネクタ165,16
6,画像表示制御基板62のコネクタ63を介して、残
額表示のための信号を画像表示制御基板62へ与える。
【0060】持点制御基板95には、図3で説明した各
種制御回路および電子機器のほかに、コネクタ149,
150,151,165,166,83,86,88,
音回路195,スイッチ回路146,LCD回路14
7,信号回路143,電源回路148,カードリーダラ
イタ制御回路170および発射制御回路171が設けら
れている。
【0061】また、前記前面板4には、さらに、スピー
カ17,遊技終了スイッチ18,メッセージ表示器1
5,コネクタ140,141および142が設けられて
いる。そして、持点制御用マイクロコンピュータ99か
ら、音回路195,コネクタ149および146を介し
て、スピーカ17に音発生用の制御信号が与えられる。
遊技終了スイッチ18が操作されれば、その操作信号
が、コネクタ141,150およびスイッチ回路146
を介して、持点制御用マイクロコンピュータ99に与え
られる。
【0062】持点制御用マイクロコンピュータ99は、
可変表示装置27の可変表示部160において持点(持
玉数)および加算値(加算数)をそれぞれ表示させる制
御を行なうための持点表示用の信号および加算値表示用
の信号を出力する。それらの持点表示用の信号および加
算値表示用の信号は、それぞれコネクタ166および6
3を介して、画像表示制御基板62へ与えられる。さら
に、持点制御用マイクロコンピュータ99は、LCD回
路147,コネクタ151および142を介して、メッ
セージ表示器15にメッセージ表示制御用の信号を出力
する。
【0063】持点制御用マイクロコンピュータ99は、
カードリーダライタ制御回路170,コネクタ83,8
4を介してカードリーダライタユニット8に電気的に接
続されており、カードリーダライタユニット8からの持
点カード挿入検出信号や持点カードの記録情報を読取っ
た記録情報データが持点制御用マイクロコンピュータ9
9に入力される。また、持点制御用マイクロコンピュー
タ99から、遊技終了時の新たな持点データがカードリ
ーダライタユニット8に出力される。
【0064】持点制御用マイクロコンピュータ99は、
発射制御回路171,コネクタ88,59を介して打球
発射ユニット57に電気的に接続されており、打球発射
ユニット57の打球発射モータ58を駆動制御するため
の制御信号を出力する。この持点制御基板95に設けら
れている各種制御回路や電子機器は、電源回路148か
らの所定の直流電流が供給される。
【0065】また、ユニット制御基板162に設けられ
ている各種制御回路および電子機器には、電源回路13
1からの所定の直流電流が供給される。
【0066】前記信号回路130と信号回路143と
は、フォトカプラで構成されており、電気信号を一旦光
信号に変換した後再度電気信号に変換するように構成さ
れている。そして、この信号回路130,143,コネ
クタ164,136,133,86を介して、共通カー
ドユニット制御用マイクロコンピュータ120と持点制
御用マイクロコンピュータ99との間で、ユニット接続
信号,ユニット動作信号,引落要求信号,引落完了信
号,P機動作信号の各信号が送受信される。すなわち、
共通カードユニット制御用マイクロコンピュータ120
と持点制御用マイクロコンピュータ99とが接続されて
いる場合には、共通カードユニット制御用マイクロコン
ピュータ120から持点制御用マイクロコンピュータ9
9に対しユニット接続信号が伝送される。このユニット
接続信号の入力があることを条件として、パチンコ遊技
機1が打球発射可能な状態となるとともに、入賞玉に基
づいた持点への加算制御が可能な状態となる。
【0067】パチンコ遊技機1の電源が投入された段階
で持点制御用マイクロコンピュータ99から共通カード
ユニット制御用マイクロコンピュータ120に対しP機
動作信号が出力される。次に、共通カードユニット42
側においてカードが受付けられて引落スイッチ20が操
作されてその操作検出信号が入力された段階で、ユニッ
ト動作信号が持点制御用マイクロコンピュータ99に出
力される。この時点から所定の遅延時間だけ経過した時
点で、引落要求信号が共通カードユニット制御用マイク
ロコンピュータ120から持点制御用マイクロコンピュ
ータ99に出力される。この所定の遅延時間を設けた理
由は、ユニット動作信号が入力されたことをパチンコ遊
技機1側で判定するのに十分な時間を設けて、ノイズに
よる誤動作を防止するためである。
【0068】前記遅延時間が経過した時点から、さらに
所定時間が経過した時点で、引落準備信号が持点制御用
マイクロコンピュータ99から共通カードユニット制御
用マイクロコンピュータ120に出力される。この時点
から所定時間が経過した段階で、前記引落要求信号がO
FFになりこれをもって引落指令信号が共通カードユニ
ット制御用マイクロコンピュータ120から持点制御用
マイクロコンピュータ92に出力されたものとされる。
この時点から所定時間が経過した段階で、持点制御用マ
イクロコンピュータ99が前記引落指令信号に従って行
なった引落制御動作が完了したことに基づいて引落完了
信号が持点制御用マイクロコンピュータ99から共通カ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ120に出力
される。
【0069】これらの信号の送受信を行なう信号回路1
30,143をフォトカプラで構成したために、共通カ
ードユニット制御用マイクロコンピュータ120と持点
制御用マイクロコンピュータ99とが電気的に絶縁され
た状態となり、ユニット制御基板162と持点制御基板
95との間で、一方の故障による異常高電圧が他方に入
力されて他方の制御基板が悪影響を受けるという不都合
が極力防止できる。
【0070】次に、画像表示制御基板62を詳細に説明
する。図5は、画像表示制御基板62に含まれる制御回
路を示すブロック図である。
【0071】図5を参照して、この制御回路は、CPU
152,ワークRAM(以下、WRAMと呼ぶ)15
3,ROM154,ビデオカラーエンコーダ(以下、V
CEと呼ぶ)155,ビデオディスプレイコントローラ
(以下、VDCと呼ぶ)156,ビデオRAM(以下、
VRAMと呼ぶ),VRAM(持点表示用)158を含
む。CPU152は、コネクタ63を介して遊技制御基
板71および持点制御基板95に接続される。CPU1
52およびVCE155は、コネクタ159を介して可
変表示装置27の可変表示部160に接続される。
【0072】CPU152は、コネクタ63を介して、
遊技制御基板71および持点制御基板95から与えられ
る画像表示のためのコマンドを受取る。そしてCPU1
52は、ROM154に格納されている画像表示用のプ
ログラムおよびデータに基づいて、WRAM153を作
業領域として使用しながら画像表示のための処理を行な
う。ROM154に格納されている画像表示用のデータ
には、可変表示装置27の可変表示部160に表示され
る識別情報、持点、加算値、残額および報知情報等に関
する画像データが含まれる。
【0073】CPU152の処理手順は次のとおりであ
る。CPU152は、受取ったコマンドに従って、RO
M154から画像表示用のデータを読出し、VDC15
6に与える。このとき、CPU152は、画像データの
ほかに、表示のための座標およびスクロールなどのVR
AMコントロールのためのデータもVDC156に与え
る。VDC156は、画像表示用のデータを受け、それ
らをVRAM157および158のそれぞれに割付ける
とともに、色、明るさなどに関する加工を行なう。その
場合、識別情報および報知情報に関する画像表示用のデ
ータがVRAM157に割付けられ、持点、加算値およ
び残額に関する画像表示用のデータがVRAM158に
割付けられる。
【0074】VDC156は、そのようにして作成され
た画像表示用のデータをVCE155に与える。VCE
155は、VRAM157および158からそれぞれ与
えられたデータを、可変表示部160で表示するための
復号同期信号に変換し、コネクタ159を介して可変表
示部160に与える。
【0075】このように、遊技制御基板71および持点
制御基板95とは別の画像表示制御基板62上に形成さ
れた制御回路において画像表示のための処理を行なうよ
うにしたため、遊技制御基板71および持点制御基板9
5による画像表示のための制御処理が最小限の処理で済
む。したがって、この遊技機では、遊技制御をより高度
なものにすることができる。
【0076】図6ないし図12は、持点制御用マイクロ
コンピュータの制御動作を説明するためのフローチャー
トである。そして図6はメインルーチンを示し、図7な
いし図12はサブルーチンプログラムを示すフローチャ
ートである。
【0077】図6のメインルーチンは、たとえば2ms
ec毎に1回ずつ実行される。まずステップS(以下単
にSという)1により、電源投入時であるか否かの判断
がなされ、電源投入時である場合にはS18に進み、加
算値情報の読込みが終了したか否かの判断がなされ、終
了していない場合には割込待ちとなる。このS18によ
る加算値情報とは、図3に示した遊技制御用マイクロコ
ンピュータ109のROM110に記憶されている第1
加算値,第2加算値,第3加算値のそれぞれの値のこと
である。そして、加算値情報の読込みが終了した段階で
S19に進み、RAM101に既に記憶されている加算
値情報と、今回読込んだ加算値情報とが一致するか否か
の判断がなされ、一致する場合にはそのまま割込待ちと
なる。そして、一致しない場合にはS20に進み、RA
M101をクリアし、読込んだ加算値を各入賞個数カウ
ンタのエリアにセットする処理がなされた後割込待ちと
なる。
【0078】電源投入時でない場合にはS2に進み、初
期化処理中であるか否かの判断がなされ、初期化処理中
である場合にも前記S18ないしS20の処理が行なわ
れる。そして、初期化処理中でない場合にはS3に進
み、持点が確定しているか否かの判断がなされる。この
持点は、後述する遊技終了条件が成立して遊技終了フラ
グがセットされ、かつ遊技終了確定用のタイマが終了し
た段階で確定する。持点が確定している場合にはS10
の処理に移行するが、持点が確定していない場合にはS
4に進み、発射玉検出処理が行なわれ、S5により入賞
玉検出処理が行なわれ、S6によりファール玉検出処理
が行なわれ、S7により打込玉検出処理が行なわれ、S
8により遊技終了操作検出処理が行なわれ、S9により
打止検出処理が行なわれる。
【0079】ここで、S4〜S9の各サブルーチンプロ
グラムにより実行される処理を簡単に説明する。S4の
発射玉検出処理においては、発射玉があったか否かの判
断がなされ、ない場合にはそのままサブルーチンプログ
ラムが終了するが、発射玉検出器23により発射玉が検
出されれば、持点から「1」を減算する処理がなされ
る。そして、持点が「0」になったか否かの判断がなさ
れ、なっていない場合には、そのままサブルーチンプロ
グラムが終了するが、なっている場合には遊技終了確定
用タイマがセットされる。
【0080】この遊技終了確定用タイマは、持点が
「0」になるなどして遊技終了条件が成立した場合に打
球発射不能状態に制御した後、遊技領域26に既に打込
まれていた残留玉がすべてアウト玉あるいは入賞玉とな
って遊技領域26に存在しなくなるまでの遅延時間を計
時するためのものである。
【0081】S5の入賞玉検出処理では、入賞玉があっ
たか否かの判断がなされ、入賞玉検出器39により入賞
玉が検出されれば、入賞個数カウンタを「1」加算する
処理がなされる。
【0082】S6のファール玉検出処理においては、フ
ァール玉があったか否かの判断がなされ、ファール玉が
ファール玉検出器24により検出されれば、持点に
「1」を加算する処理がなされる。これは、パチンコ玉
が発射されて、S4の発射玉検出処理によって持点から
「1」を減算しながらも、その発射玉が遊技領域26に
まで到達することなくファール玉となった場合に、その
ファール玉に基づいた持点への「1」加算処理を行なっ
て、持点の増減を±0に調整するための処理である。
【0083】S7の打込玉検出処理においては、打込玉
があったか否かの判断がなされ、打込玉検出器80によ
り打込玉が検出されれば、打込玉カウンタを「1」加算
する処理がなされる。
【0084】さらに、打込玉カウンタが「10」になっ
た場合には、利益情報をコネクタ54からホール用管理
コンピュータに出力する処理がなされ、続いて、打込玉
カウンタをクリアする処理がなされる。これにより、打
込玉が10個に達するごとにホール用管理コンピュータ
に利益情報が出力されることとなる。
【0085】S8の遊技終了操作検出処理においては、
遊技終了操作があったか否かの判断がなされる。その場
合、遊技者が遊技終了スイッチ18を操作すれば、遊技
終了フラグがセットされているか否かの判断がなされ、
既にセットされている場合にはそのままサブルーチンプ
ログラムが終了する。そこでセットされていない場合に
は、遊技終了確定用タイマをセットし、遊技終了フラグ
をセットする処理が行なわれる。
【0086】なお、遊技終了操作があったとの判断がな
された場合に、大当り中であるか否かの判断がなされ、
大当り中でない場合にのみ遊技終了フラグがセットされ
ているか否かの判断を行なうようにしてもよい。そのよ
うにすれば、大当り中に遊技終了スイッチ18が操作さ
れたとしても、遊技終了フラグがセットされることな
く、打球発射不能状態に制御されることなく、遊技者が
折角の大当り状態を無駄にしてしまう不都合が防止でき
る。
【0087】S9の打止検出処理においては、打止信号
が入力されてきたか否かの判断がなされる。そして、入
力されてきた場合には、遊技終了フラグがセットされて
いるか否かの判断がなされ、その遊技終了フラグがセッ
トされていると判断された場合には、そのままサブルー
チンプログラムが終了する。一方、遊技終了フラグがセ
ットされていないと判断された場合には、遊技終了確定
用タイマをセットし、遊技終了フラグをセットする処理
がなされる。
【0088】なお、打止信号が入力されてきたとの判断
がなされた場合には、大当り中であるか否かの判断がな
され、大当り中でないと判断された場合にのみサブルー
チンプログラムが終了するような処理をするようにして
もよい。そのようにすれば、大当り中に打止となった場
合に、打球発射不能状態になることを防止して、遊技者
がその大当り制御が終了するまで打球発射できる。
【0089】次に、S10により、共通カード情報入力
制御が行なわれ、S11により、持点カード情報入力制
御が行なわれ、S12により、持点カード情報出力制御
が行なわれる。さらにS13に進み、入賞処理が行なわ
れ、S14により、加算処理が行なわれ、S15により
打球発射制御処理が行なわれ、S16により持点表示制
御が行なわれ、S17により音制御が行なわれる。
【0090】ここで、S10の共通カード情報入力処理
のサブルーチンを説明する。S10の共通カード情報入
力制御処理においては、共通カードユニット42から引
落要求信号があったか否かの判断がなされ、引落要求信
号があったと判断された場合には、貸出数情報を持点に
加算する処理が行なわれる。この貸出数情報は、ROM
100に記憶されている情報であり、たとえば25点で
ある。そして、引落完了信号をカードユニット42に出
力する処理が行なわれ、さらに、引落情報をコネクタ5
3からホール用管理コンピュータに出力する処理が行な
われる。
【0091】図7は、S11に示した持点カード情報入
力制御処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャ
ートである。
【0092】まず、S21により、カードリーダライタ
ユニット8から情報入力があったか否かの判断がなされ
る。そして、カードリーダライタユニット8から情報の
入力があった場合にはS22に進み、その入力情報を判
定し、S23により、本遊技機で使用可能な情報である
か否かの判断がなされる。このS23の判断は、持点カ
ードに記録されているセキュリティコードに基づいて持
点カードが適正なカードであるか否かを判定したり、有
効期限が過ぎているか否かを判定したり、発行店コード
に基づいてこの遊技場で使用できるカードであるか否か
等を判定して判断する。
【0093】そして、持点カードが本遊技機で使用可能
でないと判断された場合にはS25に進み、持点カード
を返却する信号をカードリーダライタユニット8に出力
する。一方、持点カードが本遊技機で使用可能である場
合にはS24に進み、カードリーダライタユニット8か
ら入力されたカード情報のうちの持点情報をパチンコ遊
技機の現在の持点に加算する処理が行なわれる。
【0094】図8は、S15に示した持点カード情報出
力制御処理のサブルーチンプログラムを示すフローチャ
ートである。
【0095】S26により、持点が「0」であるか否か
の判断がなされ、「0」でない場合にはS27に進み、
遊技終了フラグがセットされているか否かの判断がなさ
れ、セットされていない場合にはそのままサブルーチン
プログラムが終了する。一方、遊技終了フラグがセット
されている場合にはS28に進み、遊技終了確定用タイ
マを「1」減算してそのタイマが終了するか否かの判断
がなされる。
【0096】そして、終了しない場合にはそのままサブ
ルーチンプログラムが終了するが、終了する場合にはS
29に進み、持点を確定するとともに、その現時点にお
ける確定された持点情報をカードリーダライタユニット
8に出力する処理が行なわれる。カードリーダライタユ
ニット8は、この出力データを受けて、持点カードに持
点を記録して排出する。
【0097】次にS30に進み、打止情報が入力されて
いるか否かの判断がなされ、入力されている場合にはそ
のままサブルーチンプログラムが終了するが、入力され
ていない場合にはS31に進み、遊技終了フラグをクリ
アする処理が行なわれる。つまり、打止の成立以外の原
因で遊技が終了する場合には、その終了時点における持
点情報をカードリーダライタユニット8により持点カー
ドに記録させて排出した後、遊技終了フラグがクリアさ
れ、他の遊技者がその遊技機により遊技を行なうことが
できるように制御される。
【0098】S26で、持点が「0」である場合にはS
32に進み、遊技終了確定用タイマを「1」減算してそ
のタイマが終了するか否かの判断がなされる。そして終
了する場合にはS33に進み、持点「0」を確定させ、
その「0」の持点情報をカードリーダライタユニット8
に出力する処理が行なわれる。そして、カードリーダラ
イタユニット8は、持点カードが挿入されて遊技が開始
されている場合には、その挿入されている持点カードを
カードストッカ10内に取込む制御を行なう。
【0099】次に、S13の入賞処理のサブルーチンを
簡単に説明する。S13の入賞処理においては、入賞し
た打玉の入賞箇所(始動入賞口38,通常の入賞口3
5,37,可変入賞球装置28に応じてRAM101の
第1〜第3の加算値入賞個数カウンタを選択的に加算更
新する処理が行なわれる。
【0100】第1加算値入賞個数カウンタは、遊技制御
用マイクロコンピュータ109のROM110に記憶さ
れている第1加算値が適用される入賞玉の個数をカウン
トするカウンタである。第2加算値入賞個数カウンタ
は、ROM110に記憶されている第2加算値が適用さ
れる入賞玉の個数をカウントするカウンタである。第3
加算値入賞個数カウンタは、ROM110に記憶されて
いる第3加算値が適用される入賞玉の個数をカウントす
るカウンタである。第1〜第3加算値入賞個数カウンタ
の加算更新は、RAM101の入賞個数カウンタが
「0」でない場合に行なわれる。この入賞個数カウンタ
は、入賞玉が入賞玉検出器78により検出されるごとに
「1」加算され、後述する処理によって「1」減算され
るものである。
【0101】第1〜第3加算値入賞個数カウンタの加算
更新処理は、入賞個数カウンタが「0」でなく、入賞信
号が出力中でなく、かつ、加算値信号の読込が終了した
場合に行なわれる。ここで、入賞信号とは、前述したよ
うに、打玉が入賞した場合に、持点制御用マイクロコン
ピュータ99から遊技制御用マイクロコンピュータ10
9に与えられる信号である。また、加算値信号とは、前
述したように、打玉の入賞箇所に応じて、遊技制御用マ
イクロコンピュータ109から持点制御用マイクロコン
ピュータ99へ与えられる信号である。
【0102】持点制御用マイクロコンピュータ99に与
えられる加算値信号が第1加算値に対応するものである
場合に、第1加算値入賞個数カウンタが「1」加算更新
される。その加算値信号が第2加算値に対応するもので
ある場合には、第2加算値入賞個数カウンタが「1」加
算更新される。その加算値信号が第3加算値に対応する
ものである場合には、第3加算値入賞個数カウンタが
「1」加算更新される。各加算値入賞個数カウンタが加
算更新された後は、入賞個数カウンタが「1」減算され
る。
【0103】次に、S14の加算処理のサブルーチンを
簡単に説明する。S14の加算処理においては、入賞し
た各打玉に対応する加算値を、各打玉の入賞箇所に対応
する第1,第2または第3加算値の数値(後述する加算
数)で可変表示部160へ表示させ、かつ、その加算値
を持点に加算する処理が行なわれる。その加算中におい
ては、持点に「10」だけ加算されるたびに、不利益情
報がホール管理用コンピュータに出力される。
【0104】以上に説明したような持点の加算および減
算が行なわれる場合には、持点制御用マイクロコンピュ
ータ99のRAM101に記憶された持点のデータが読
出されて加減算処理がなされ、その結果加減算更新され
た持点のデータが再びRAM101に記憶される。した
がって、RAM101に記憶された持点は、加算処理お
よび減算処理がなされるたびに書換えられる。
【0105】次に、S15の打球発射制御処理のサブル
ーチンを簡単に説明する。S15の打球発射制御処理に
おいては、遊技終了フラグがセットされているか否かの
判断、持点が「0」になったか否かの判断、打止情報が
入力されたか否かの判断およびカードユニット接続情報
が入力されているか否かの判断が順になされる。
【0106】そして、遊技終了フラグがセットされてお
らず、持点が「0」でなく、カードユニット接続情報が
入力されている場合には、打球発射モータの電源をON
にして打球発射モータ58が駆動される状態に制御す
る。一方、遊技終了フラグがセットされている、持点が
「0」である、打止情報が入力されているまたはカード
ユニット接続情報が入力されていないと判断された場合
は、打球発射モータの電源をOFFに制御する処理がな
され、打球発射モータ58が駆動されない状態にされ
る。すなわち、その場合には、打球発射不能状態に制御
される。
【0107】図9は、S16に示した持点表示制御処理
のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。
【0108】まず、S32により、大当り中であるか否
かの判断がなされる。そして、大当り中である場合に
は、S36に進み、可変表示部160に表示される持点
(持玉数)を点灯表示し、持点アナログ表示器13を点
滅表示する制御がなされる。一方、大当り中でない場合
には、S33に進み、打止情報が入力されている場合に
は、S35に進む。S35では、可変表示部160に表
示されている持点(持玉数)を点滅表示し、持点アナロ
グ表示器13を点滅表示する制御がなされる。また、大
当り中でなく、かつ、打止情報が入力されていない場合
には、S34に進み、サブルーチンである持点別表示処
理がなされる。
【0109】このような持点表示制御処理によって可変
表示部160に表示される持点のデータは、持点制御用
マイクロコンピュータ99のRAM101に記憶されて
おり、加減算更新された持点のデータに基づいて行なわ
れる。
【0110】図10は、S34に示した持点別表示処理
のサブルーチンプログラムを示すフローチャートであ
る。この持点別表示処理においては、持点が所定数
(0,1000,2000,5000または1000
0)であることを可変表示部160に表示する処理が行
なわれる。
【0111】S37により、持点が「0」よりも大きい
か否かの判断がなされる。S37で持点が「0」よりも
大きくないと判断された場合には、S45に進み、持点
が「0」である旨の表示をする処理がなされる。一方、
S37で持点が「0」よりも大きいと判断された場合に
は、S38に進み、持点が「1000」であるか否かの
判断がなされ、持点が「1000」であると判断された
場合には、S43に進み、持点が「1000」に到達し
た旨を所定の画像の表示により報知する処理がなされ
る。
【0112】一方、S38で、持点が「1000」でな
いと判断された場合には、S39に進む。S39では、
持点が「2000」であるか否かの判断がなされ、持点
が「2000」であると判断された場合には、S46に
進み、持点が「2000」に到達した旨を所定の画像の
表示により報知する処理がなされる。
【0113】一方、S39で、持点が「2000」でな
いと判断された場合には、S40に進む。S40では、
持点が「5000」であるか否かの判断がなされ、持点
が「5000」であると判断された場合には、S44に
進み、持点が「5000」に到達した旨を所定の画像の
表示により報知する処理がなされる。
【0114】一方、S40で、持点が「5000」でな
いと判断された場合は、S41に進む。S41では、持
点が「10000」であるか否かの判断がなされ、持点
が「10000」であると判断された場合には、S47
に進み、持点が「10000」に到達した旨を所定の画
像の表示により報知する処理がなされる。以上に説明し
たS45,S43,S46,S44およびS47の各処
理においては、持点が、各処理に対応する点数に到達し
た旨を、後述する図14(B)に示すような画像にて表
示する処理が行なわれる。そのような画像の表示は、所
定期間行なわれる。
【0115】S41で、持点が「10000」でないと
判断された場合には、S42に進み、可変表示部160
に表示された持点(持玉数)を点灯表示し、持点アナロ
グ表示器13を点灯表示する制御がなされる。すなわ
ち、持点が「0」,「1000」,「2000」,「5
000」,「10000」のいずれかの値になっていな
い場合には、S42の処理がなされる。
【0116】次に、S17の音制御処理のサブルーチン
を説明する。図11は、S17に示した音制御処理のサ
ブルーチンを示すフローチャートである。
【0117】まず、S48により、持点加算処理中であ
るか否かの判断がなされ、持点の加算処理中である場合
にはS54に進み、スピーカ14(図1参照)から加算
音を出力する制御がなされる。一方、持点加算中でな
く、かつ、共通カードの残額から引落してその引落し額
に相当する貸出数を持点に加算する貸出数加算処理が行
なわれている場合には、S49によりYESの判断がな
されてS55に進み、貸出音をスピーカ14から出力す
る制御がなされる。
【0118】また、持点カードが挿入されてその持点カ
ードに記録されている持点を遊技機の持点に加算する持
点カード情報加算処理中であるか否かの判断がS50に
より行なわれる。そして、S50で、YESの判断がな
された場合にはS56に進み、持点カード加算音をスピ
ーカ14から出力する制御がなされる。S50によりN
Oの判断がなされた場合にはS51に進み、遊技終了フ
ラグがセットされているか否かの判断がなされ、セット
されている場合にはS53に進み、終了音をスピーカ1
4から出力する制御がなされる。
【0119】一方、遊技終了フラグがセットされていな
い場合には、S52に進み、持点別音処理が行なわれ
る。
【0120】図12は、S52に示した持点別音処理の
サブルーチンプログラムを示すフローチャートである。
この持点別音処理においては、持点が所定点(0,10
00,2000,5000または10000)に到達し
た場合に、その持点に応じて異なる音をスピーカ14か
ら出力する制御がなされる。
【0121】S57により、持点が「0」よりも大きい
か否かの判断がなされる。S57で持点が「0」よりも
大きくないと判断された場合には、S62に進み、持点
が「0」である旨を報知する音を出力する制御がなされ
る。一方、S57で、持点が「0」よりも大きいと判断
された場合には、S58に進む。
【0122】S58では、持点が「1000」であるか
否かの判断がなされ、持点が「1000」であると判断
された場合には、S63に進み、持点が「1000」に
到達した旨を報知する音を出力する制御がなされる。一
方、S58で、持点が「1000」でないと判断された
場合には、S59に進む。
【0123】S59では、持点が「2000」であるか
否かの判断なされ、持点が「2000」であると判断さ
れた場合には、S64に進み、持点が「2000」に到
達した旨を報知する音を出力する制御がなされる。一
方、S59で、持点が「2000」でないと判断された
場合には、S60に進む。
【0124】S60では、持点が「5000」であるか
否かの判断なされ、持点が「5000」であると判断さ
れた場合には、S65に進み、持点が「5000」に到
達した旨を報知する音を出力する制御がなされる。一
方、S60で、持点が「5000」でないと判断された
場合には、S61に進む。
【0125】S61では、持点が「10000」である
か否かの判断がなされ、持点が「10000」であると
判断された場合には、S66に進み、持点が「1000
0」に到達した旨を報知する音を出力する制御がなされ
る。一方、S61で、持点が「10000」でないと判
断された場合には、S57に戻り、前述したS57〜S
61の処理が順次行なわれる。
【0126】以上のS62〜S65の各処理において
は、たとえば、各持点への到達を告げる音声が出力され
る。なお、S62〜S65の各処理においては、音声に
限らず、効果音を出力してもよい。ただし、その場合に
は、持点別に音の種類を異ならせる。さらに、その各効
果音は、遊技中に出力される他の効果音と異なる音にさ
れる。
【0127】図13は、持点の変動制御動作のタイミン
グを示すタイミングチャートである。打玉が入賞して入
賞玉検出器78により検出されれば、入賞玉検出器78
がOFFからONに一瞬切換わってパルス信号が出力さ
れる。その入賞玉検出器78の検出信号に従って前記S
5の入賞玉検出処理により入賞個数カウンタが「1」加
算され、入賞個数カウンタの値が「1」になる。また、
入賞玉検出器78の2回目の検出信号が出力された段階
で、入賞個数カウンタの値が「2」になる。そして、S
13の入賞処理により、打玉の入賞箇所に相当する加算
値の入賞個数カウンタへの加算動作が行なわれた後、入
賞個数カウンタが「1」減算処理され、その結果入賞個
数カウンタが「1」になる。この加算値の入賞個数カウ
ンタへの加算動作は、入賞個数カウンタが「0」になる
まで行なわれる。
【0128】入賞玉検出器78から検出出力が導出され
た場合には、入賞信号がOFFからONに切換わり、持
点制御用マイクロコンピュータ99から遊技制御用マイ
クロコンピュータ109に対し入賞信号が出力される。
遊技制御用マイクロコンピュータでは、その入賞信号の
入力に応じて、加算値信号を持点制御用マイクロコンピ
ュータ99に出力する。入賞玉検出器78の1回目の検
出出力に応答して送られてきた加算値信号は、図示する
ように、D0とD2が1でD1とD3が0の、0101
の2進数であり、これを10進数に直すと5となる。そ
の結果、5の加算値に相当する第1加算値入賞個数カウ
ンタに「1」が加算されて、第1加算値入賞個数カウン
タの値が「1」となる。
【0129】また、入賞玉検出器78の2回目の検出信
号に応答して、遊技制御用マイクロコンピュータ109
から持点制御用マイクロコンピュータ99に対し、10
10の加算値信号が伝送されてくる。これは、10進数
に直すと10となり、10の加算値に相当する第2加算
値入賞個数カウンタに「1」が加算されてその値が
「1」となる。
【0130】次に、入賞玉検出器78の3回目の検出信
号に応じて、遊技制御用マイクロコンピュータ109か
ら持点制御用マイクロコンピュータ99に対し1111
の加算値信号が伝送されてくる。これは10進数に直す
と15であり、15の加算値に相当する第3加算値入賞
個数カウンタに「1」が加算されてその値が「1」とな
る。これら第1,第2,第3加算値入賞個数カウンタへ
の加算制御は、S13の入賞処理により行なわれる。
【0131】次に、S14の加算処理によって加算カウ
ンタへの加算値のセット処理が行なわれた段階で、第
1,第2あるいは第3加算値入賞個数カウンタの値が
「1」減算されて「0」となる。また、S14の加算処
理によって加算値表示にそれぞれの加算値がセットされ
ることにより、可変表示部160の加算数の項目に
「5」が表示された後OFFとなり、さらに「10」が
表示された後OFFとなり、さらに「15」が表示され
た後OFFとなる。そして、S14の加算処理によっ
て、加算タイミングになる毎に前記加算カウンタのカウ
ント値の範囲内で「1」ずつ持点が加算され、その加算
更新値が加算表示部160の持玉数の項目に表示され
る。また、発射玉検出器23により発射玉が検出されて
その検出信号がONになる毎に、S4の発射玉検出処理
によって持点が「1」ずつ減算され、その減算更新値が
可変表示部160の持玉数の項目に表示される。また、
ファール玉検出器24によりファール玉が検出されて検
出信号がONになる毎にS6のファール玉検出装置によ
って持点が「1」加算され、その加算更新値が可変表示
部160の持玉数の項目に表示される。
【0132】次に、可変表示装置27の可変表示部16
0に表示される画像の一例を説明する。図14(A),
(B)は、可変表示部160に表示される画像の表示例
を示す図である。
【0133】図14(A)には、識別情報の可変表示が
なされていない場合の画像が示される。図14(A)を
参照して、可変表示部160の表示領域は、左可変表示
領域160a,中可変表示領域160b,右可変表示領
域160cおよび価値情報表示領域160dの4つの領
域に分けられる。
【0134】左可変表示領域160a,中可変表示領域
160bおよび右可変表示領域160cは、可変表示部
160の左端から右端にわたってそれぞれ形成される。
左可変表示領域160a〜右可変表示領域160cの画
面上側に、価値情報表示領域160dが形成されてい
る。価値情報表示領域160dには、持点を示す持玉
数、加算値を示す加算数およびカード残額を示す残額
が、それぞれの項目名と、数値とによって表示される。
その価値情報表示領域160dに表示された各項目の数
値は、適宜更新表示される。そのため、遊技者は、通常
遊技中その主たる視点である可変表示部から目を離すこ
となく持点を把握することができる。
【0135】図14(B)は、持玉数(持点)がたとえ
ば「2000」に到達した場合に画像表示部160に表
示される画像の一例である。この図14(B)を参照し
て、持玉数が「2000」に到達した場合には、図14
(A)に示される左可変表示領域160a,中可変表示
領域160bおよび右可変表示領域160cを併せた領
域が、表示報知領域160eに切換えられる。この表示
報知領域160eには、持玉数(持点)が所定点(この
場合は「2000」)に到達した旨を表示により報知す
るための画像(キャラクタ画像)が所定期間表示され
る。
【0136】なお、図14(B)には、持玉数(持点)
が「2000」に到達した場合の画像を示したが、持玉
数が「0」,「1000」,「5000」または「10
000」になった場合にも、同様の画像が表示される。
ただし、それらの場合には、持玉数が各玉数に到達した
ことを遊技者が容易に区別できるような表示がなされ
る。その到達した持玉数の区別を容易にする表示とし
て、図14(B)では、「二千発到達」という文字を含
むキャラクタの表示がなされる。
【0137】この実施の形態によれば、可変表示装置2
7の可変表示部160において、持玉数(持点)、加算
数(加算値)および残額(カード残額)がそれぞれ表示
されるため、遊技者は、遊技中に持点等を容易に把握す
ることができる。さらに、持玉数(持点)が所定の大き
さになった場合に、その旨を報知する画像が可変表示部
160に表示されるため、遊技者は、持玉数(持点)を
さらに容易に把握することができる。さらに、持玉数
(持点)が所定数に到達した場合には、その到着した持
点別に異なる音が出力される。このため、遊技者は、遊
技盤25から視線を離している場合においても、持点が
所定数に到達したことを認識することができる。
【0138】なお、この実施の形態においては、いわゆ
る完全カード式のパチンコ遊技機を一例として説明した
が、これに限らず、本発明は、遊技者所有の有価価値が
表示されるいわゆるクレジット式の遊技機等のその他の
遊技機にも適用される。
【0139】この実施の形態においては、可変表示装置
27において、可変表示部160により構成される画像
表示領域上に価値情報表示領域160dを区画形成し、
その価値情報表示領域160dに有価価値である持点を
表示する例を示した。しかし、これに限らず、そのよう
な表示方法の代わりに、可変表示装置27の可変表示部
160において、左,中,右可変表示領域160a,1
60b,160cの画像上に持点を重ねて表示してもよ
い。そのような表示方法の具体例としては、スーパーイ
ンポーズ表示等が考えられる。
【0140】また、この実施の形態においては、持点を
必ず表示する例を示した。しかし、これに限らず、この
遊技機は、持点を表示するか否かを、遊技者の操作によ
り選択できるような構成にしてもよい。そのような持点
の選択的な表示を実現するためには、持点を表示するか
否かを操作によって選択可能な選択スイッチ等の選択操
作手段を遊技機に設けてもよい。
【0141】また、この実施の形態においては、持点を
可変表示装置27にのみ表示する例を示した。しかし、
これに限らず、可変表示装置27とは別に7セグメント
表示器等よりなる持点表示器を設け、持点の表示を、可
変表示装置27を用いた表示と、持点表示器を用いた表
示との2種類の表示手段によって行なうような構成にし
てもよい。
【0142】
【課題を解決するための手段の具体例】
(1) 図1,図2において、可変表示装置27によ
り、表示状態が変化可能な画像表示装置が構成されてい
る。図4において、持点制御用マイクロコンピュータ9
9のRAM101により、遊技者所有の有価価値を記憶
する価値記憶手段が構成されている。図4において、持
点制御用マイクロコンピュータ99により、価値記憶手
段に記憶されている有価価値を更新すべき価値更新条件
が成立した場合に、価値記憶手段に記憶されている有価
価値を更新する価値更新手段が構成されている。画像表
示制御基板62により、画像表示装置を制御する画像表
示制御手段が構成されている。この画像表示制御手段
は、価値記憶手段に記憶されている有価価値を画像表示
装置に表示させる制御を行なう。
【0143】前記画像表示装置は、可変表示部160に
より構成される画像表示領域を含む。さらに、その画像
表示領域は、図14(A)に示されるように、識別情報
の可変表示が行なわれる領域である左可変表示領域16
0a,中可変表示領域160bおよび右可変表示領域1
60cよりなる識別情報可変表示領域と、遊技者所有の
有価価値を表示する価値情報表示領域160dよりなる
価値情報表示領域とを有する。さらに、前記画像表示領
域は、遊技の結果、遊技者所有の有価価値が所定の大き
さになった場合に、その旨を報知するための画像を表示
する表示報知領域160eよりなる報知画像領域を有す
る。遊技者所有の有価価値が所定の大きさになった場合
に、前記識別情報可変表示領域は、前記報知画像領域に
切換えられる。
【0144】また、図1において、スピーカ14により
音発生手段が構成される。持点制御用マイクロコンピュ
ータ99により、価値記憶手段に記憶されている有価価
値が所定の大きさに達した場合にその旨を報知する報知
手段が構成されている。その報知手段は、前記画像表示
装置で表示される画像による報知と、前記音発生手段か
ら発生される音による報知とを行なう。その報知に関連
する画像は、前記報知画像領域に表示されるが、その画
像は、複数段階に予め定められた大きさの有価価値の各
々になるごとに表示される。また、その音発生手段によ
り発生される音は、予め定められた各有価価値に到達す
るごとに報知されるが、その音には、有価価値の大きさ
によって異なる音声または有価価値の大きさによって音
の種類が異なる効果音が使用される。また、報知手段に
よる報知は、画像による報知または音による報知のいず
れか一方によって行なってもよい。
【0145】また、前記価値更新手段は、所定の価値加
算条件が成立した場合に、前記価値記憶手段に記憶され
ている有価価値を加算更新する価値加算更新手段を含ん
でもよい。また、前記遊技機は、価値加算更新手段に加
えて、価値減算手段を含んでもよい。その価値減算手段
は、持点制御用マイクロコンピュータ99に含まれ、遊
技において所定の価値を減じる価値減算条件が成立した
場合に、前記価値記憶手段に記憶されている有価価値を
減算更新する。
【0146】(2) 図1,図2において、共通カード
ユニット42により、遊技者の購入代金の対価としての
共通有価価値が特定可能な情報が記録され複数の遊技場
で共通に使用可能な共通記録媒体の記録情報を読取り、
該記録情報により特定可能な共通有価価値を使用して前
記遊技機による遊技を可能にする共通記録媒体処理手段
が構成されている。打球発射ユニット57により、前記
遊技領域に打玉を弾発発射可能な打球発射手段が構成さ
れている。前記発射玉検出器23により、前記打球発射
手段による打玉の発射を検出する玉発射検出手段が構成
されている。この玉発射検出手段は、発射された玉を検
出するものに限定されるものではなく、たとえば打球ハ
ンマ22の動き等の前記打球発射手段の打球発射動作自
体を検出するものでもよく、また、パチンコ玉が打球発
射位置に供給されたことを検出するものであってもよ
い。
【0147】前記入賞玉検出器78により、前記遊技領
域に形成された入賞領域に入賞した入賞玉を検出する入
賞玉検出手段が構成されている。持点カード処理装置7
により、予め定められた遊技終了条件が成立した場合
に、後述する遊技結果演算手段による遊技結果に相当す
る遊技結果価値が特定可能な情報が記録された記録媒体
を排出する遊技結果記録媒体処理手段が構成されてい
る。
【0148】(3) 図3,図4において、引落スイッ
チ20,検出回路128,共通カードユニット制御用マ
イクロコンピュータ120により、前記共通記録媒体処
理手段により読取られた前記記録情報により特定される
前記共通有価価値の一部を引落す条件が成立したことを
検出する共通有価価値引落条件検出手段が構成されてい
る。前記共通カードユニット制御用マイクロコンピュー
タ120により、前記共通有価価値引落条件検出手段の
検出出力に基づいて、一部引落された後の前記共通有価
価値を演算する共通有価価値演算手段が構成されてい
る。また、持点制御用マイクロコンピュータ99によ
り、前記遊技機の遊技状態に応じて変動する遊技結果価
値を演算する手段であって、前記共通有価価値引落条件
検出手段の検出出力に基づいて一部引落された共通有価
価値に相当する価値を加算し、前記玉発射検出手段によ
る打玉の発射が検出される毎に打玉1個分の価値を減算
し、前記入賞玉検出手段の検出出力に基づいて所定の大
きさの価値を加算する遊技結果価値演算手段が構成され
ている。
【0149】前記スピーカ14により、後述する遊技結
果価値演算手段による前記遊技結果への加算動作に伴っ
て音を発生する音発生手段が構成されている。この音発
生手段は、打玉の入賞に基づく加算時と、前記有価価値
の一部引落しに基づく加算時とで異なる音を発生するよ
うに構成されている(S48,S54,S49,S55
参照)。
【0150】遊技制御用マイクロコンピュータ109に
より、遊技機の遊技状態を制御する遊技制御手段が構成
されている。遊技制御手段に含まれているROM110
により、遊技機の遊技状態を制御するための制御用プロ
グラムを記憶している記憶手段が構成されている。そし
て、前記遊技機は、遊技領域に打込まれた打玉の入賞す
る入賞箇所に応じて、付与される有価価値の大きさが異
なる。そして、前記ROM110からなる記憶手段は、
打玉の入賞箇所に応じて付与される加算有価価値の大き
さを記憶している。
【0151】(4) 共通カードにより、遊技者の購入
代金の対価としての共通有価価値が特定可能な情報が記
録され複数の遊技場で共通に使用可能な共通記録媒体が
構成されている。持点カードにより、予め定められた遊
技終了条件が成立した場合に、前記遊技結果演算手段に
よる演算結果に相当する遊技結果価値が特定可能な情報
が記録されて排出される遊技結果価値記録媒体が構成さ
れている。
【0152】なお、共通カードにカード残額からなる共
通有価価値を直接記録させる代わりに、共通カード発行
会社のホストコンピュータにカード番号等の共通記録媒
体識別情報とともに前記共通有価価値を記憶させ、共通
記録媒体使用時において、その共通記録媒体に記録され
ている前記共通記録媒体識別情報に基づいて前記ホスト
コンピュータが共通有価価値を割出し、その割出された
共通有価価値を使用して遊技を可能とするといういわゆ
る背番号管理を行なってもよい。また、持点カードにお
いても、同様に、持点からなる遊技結果価値を直接記録
させる代わりに、ホール用管理コンピュータにその遊技
結果価値をカード番号等の遊技結果価値記録媒体識別情
報とともに記憶させ、遊技結果価値記録媒体の使用時に
おいて、その遊技結果価値記録媒体に記録されている前
記遊技結果価値記録媒体識別情報を手がかりにホール用
管理コンピュータが遊技結果価値を割出し、その割出さ
れた遊技結果価値を使用して遊技ができるように制御す
るといういわゆる背番号管理を行なってもよい。
【0153】さらに、共通カードや持点カードは、磁気
カードに限らず、たとえばICカードで構成してもよ
く、さらには光ディスクメモリを利用したカードであっ
てもよい。
【0154】(5) 図6ないし図12において、S1
8〜S20により、前記遊技制御手段の記憶手段に記憶
されている前記加算有価価値情報が伝送されてきて持点
制御用マイクロコンピュータ99に記憶されるのであ
り、遊技結果価値演算手段は、前記遊技制御手段から伝
送されてきた前記加算価値情報を記憶する加算価値情報
記憶手段を有する。前記S7により、打込玉が所定個数
に達する毎に遊技場にとって利益となる利益情報がホー
ル用管理コンピュータに出力されるのであり、前記遊技
結果価値演算手段は、遊技領域に打込まれた打込玉の量
に従って遊技場にとって利益となる利益情報を出力する
利益情報出力手段を含む。さらに、前記S14により、
遊技結果価値への加算値の大きさが所定の大きさに達す
る毎に持点制御用マイクロコンピュータ99がホール用
管理コンピュータに遊技場にとって不利益となる不利益
情報を出力するのである。ゆえに、前記遊技結果価値演
算手段は、遊技結果価値に加算された価値の大きさに従
って遊技場にとって不利益となる不利益情報を出力する
不利益情報出力手段を含む。
【0155】(6) 前述した実施の形態では、打玉の
入賞に伴う持点への加算を1点ずつ加算するものを説明
したが、それに加えて、共通記録媒体の記録情報により
特定される共通有価価値から一部引落して前記遊技結果
価値に加算する場合も、同様に、1点ずつ加算するよう
に制御してもよい。この場合には、打玉の入賞に伴なう
遊技結果価値の変動状況を確認しやすいという効果に加
えて、共通有価価値からの一部引落しに伴なう遊技結果
価値の変動状況も確認しやすくなる。
【0156】また、前述した実施の形態では、発生した
入賞玉は入賞玉検出器78で検出されるのみでそのまま
下方に流下するものを説明したが、その代わりに、発生
した入賞玉を一時保留しておき、その入賞玉に伴った前
記遊技結果価値への加算動作が終了した後あるいは加算
動作と並行して前記保留されている入賞玉を下方に流下
させるタイプの遊技機であってもよい。
【0157】さらに、前記入賞玉検出手段の検出出力が
前記遊技制御手段に入力されるようにし、その入力され
た検出信号に応じて、遊技制御手段が打玉の入賞箇所に
相当する前記加算価値を割出し、その割出された加算価
値を持点制御用マイクロコンピュータからなる遊技結果
価値演算手段に伝送するようにしてもよい。
【0158】また、前述した実施の形態では、パチンコ
遊技機1と共通カードユニット42と持点カード処理装
置7とにより遊技用装置が構成されている。そして、共
通カードユニット42と持点カード処理装置7とをパチ
ンコ遊技機1内に一体的に組込んでもよく、その場合に
は、パチンコ遊技機1のみで遊技用装置が構成されるこ
ととなる。
【0159】(7) 前記画像表示装置においては、画
像表示領域上に前記価値情報表示領域を区画形成する代
わりに、前記識別情報表示領域上に持点等の有価価値を
重ねて表示してもよい。その表示方法の具体例として
は、スーパーインポーズ表示等が考えられる。
【0160】(8) 前記画像表示装置に表示される持
点等の有価価値は、遊技者の操作によって表示するか否
かを選択できるようにしてもよい。そのような持点等の
有価価値の選択的な表示を実現するために、持点等の有
価価値を表示するか否かを選択する選択スイッチ等の選
択操作手段を設けてもよい。
【0161】(9) 持点等の有価価値は、前記画像表
示装置にのみ表示してもよく、または、前記画像表示装
置に加えて、それとは別に設けられた持点表示器にも併
せて表示するようにしてもよい。その場合には、7セグ
メント表示器等の持点表示手段を遊技機に設け、持点等
の有価価値を、前記画像表示装置と、前記持点表示手段
とに併せて表示するようにしてもよい。すなわち、前記
画像表示装置への持点の表示に加えて、従来から持点等
の有価価値を表示している表示手段にも持点を表示する
ようにしてもよい。
【0162】(10) 可変表示装置27の表示結果が
特定の表示態様になった場合には、遊技価値の付与とし
て、可変入賞球装置が第1の状態に制御するのに変え
て、景品玉またはコインを直接払出してもよく、また
は、遊技機がスロットマシンである場合においては、コ
インの払出や得点の加算等のような価値付与の確率が向
上するボーナスゲームを発生させたり、あるいは、その
ボーナスゲームの発生確率が向上するビッグボーナスゲ
ームを発生させてもよい。このように、本発明の遊技機
は、可変表示装置の表示結果が予め定められた特定の表
示態様になった場合に、前述したような遊技価値が付与
可能となるように構成されている。
【0163】(11) 以上に説明した有価価値とは、
前記共通カードに記録されたカード残額、前記持点カー
ドに記録された持点、または前記クレジット式の遊技機
におけるクレジット数等のような遊技者が所有して遊技
に用いることができる情報のことをいう。
【0164】
【課題を解決するための手段の具体例の効果】請求項1
に記載の本発明によれば、価値記憶手段によって記憶さ
れている遊技者所有の有価価値が画像表示装置に表示さ
れるため、遊技者が、遊技中に画像表示装置に向けられ
た視線を変えることなく、遊技者所有の有価価値を容易
に把握することができる。
【0165】請求項2に記載の本発明によれば、遊技者
所有の有価価値が所定の大きさに達すると、その旨が報
知手段により、画像表示装置からの画像および音発生手
段からの音によって報知される。そのため、遊技者が、
有価価値が所定の大きさに達したことを、遊技中に視線
を向けている画像表示装置において画像により極めて容
易に確認することができるとともに、視線を画像表示装
置から離している場合でも音によって容易に確認するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機および共通カードユニットを示
す正面図である。
【図2】パチンコ遊技機および共通カードユニットの一
部内部構造を示す背面図である。
【図3】持点制御用マイクロコンピュータ、遊技制御用
マイクロコンピュータおよびそれらの周辺機器の制御回
路を示すブロック図である。
【図4】共通カードユニット制御用マイクロコンピュー
タ、持点制御用マイクロコンピュータおよびそれらの周
辺機器の制御回路を示すブロック図である。
【図5】画像表示制御基板に設けられた制御回路を示す
ブロック図である。
【図6】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作を
示すフローチャートである。
【図7】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作を
示すフローチャートである。
【図8】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作を
示すフローチャートである。
【図9】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作を
示すフローチャートである。
【図10】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作
を示すフローチャートである。
【図11】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作
を示すフローチャートである。
【図12】持点制御用マイクロコンピュータの制御動作
を示すフローチャートである。
【図13】持点の変動制御動作のタイミングを示すタイ
ミングチャートである。
【図14】可変表示装置の可変表示部に表示される画像
を示す図である。
【符号の説明】
1は遊技機の一例のパチンコ遊技機、27は画像表示装
置の一例の可変表示装置、101は価値記憶手段の一例
のRAM、95は価値更新手段の一例の持点制御用マイ
クロコンピュータ、62は画像表示制御手段の一例の画
像表示制御基板、109は報知手段の一例の遊技制御用
マイクロコンピュータ、14は音発生手段の一例のスピ
ーカ、160は画像表示装置の一例の画像表示部であ
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態が変化可能な画像表示装置を有
    し、遊技者所有の有価価値を使用して遊技を行なうこと
    ができ、前記画像表示装置の表示結果が予め定められた
    特定の表示態様となった場合に所定の遊技価値が付与可
    能となる遊技機であって、 前記遊技者所有の有価価値を記憶する価値記憶手段と、 該価値記憶手段に記憶されている有価価値を更新すべき
    価値更新条件が成立した場合に、前記価値記憶手段に記
    憶されている有価価値を更新する価値更新手段と、 前記画像表示装置を制御する画像表示制御手段とを含
    み、 該画像表示制御手段は、前記価値記憶手段に記憶されて
    いる有価価値を前記画像表示装置に表示させる制御を行
    なうことを特徴とする、遊技機。
  2. 【請求項2】 前記価値記憶手段に記憶されている有価
    価値が所定の大きさに達した場合にその旨を報知する報
    知手段をさらに含み、 該報知手段は、前記画像表示装置から画像により報知す
    るとともに、所定の音発生手段から音により報知するこ
    とを特徴とする、請求項1記載の遊技機。
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