JPH09191829A - マシュマロおよびその製造方法 - Google Patents

マシュマロおよびその製造方法

Info

Publication number
JPH09191829A
JPH09191829A JP8007602A JP760296A JPH09191829A JP H09191829 A JPH09191829 A JP H09191829A JP 8007602 A JP8007602 A JP 8007602A JP 760296 A JP760296 A JP 760296A JP H09191829 A JPH09191829 A JP H09191829A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
marshmallow
solid
lump
dough
sugar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8007602A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Iwamoto
憲司 岩本
Takashi Watanabe
隆司 渡辺
Tsutomu Takase
勉 高瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AIOI KK
Nitta Gelatin Inc
Original Assignee
AIOI KK
Nitta Gelatin Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by AIOI KK, Nitta Gelatin Inc filed Critical AIOI KK
Priority to JP8007602A priority Critical patent/JPH09191829A/ja
Publication of JPH09191829A publication Critical patent/JPH09191829A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/34Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
    • A23G3/36Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by the composition containing organic or inorganic compounds
    • A23G3/364Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by the composition containing organic or inorganic compounds containing microorganisms or enzymes; containing paramedical or dietetical agents, e.g. vitamins
    • A23G3/368Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by the composition containing organic or inorganic compounds containing microorganisms or enzymes; containing paramedical or dietetical agents, e.g. vitamins containing vitamins, antibiotics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/34Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
    • A23G3/50Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by shape, structure or physical form, e.g. products with supported structure
    • A23G3/52Aerated, foamed, cellular or porous products
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23GCOCOA; COCOA PRODUCTS, e.g. CHOCOLATE; SUBSTITUTES FOR COCOA OR COCOA PRODUCTS; CONFECTIONERY; CHEWING GUM; ICE-CREAM; PREPARATION THEREOF
    • A23G3/00Sweetmeats; Confectionery; Marzipan; Coated or filled products
    • A23G3/34Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof
    • A23G3/50Sweetmeats, confectionery or marzipan; Processes for the preparation thereof characterised by shape, structure or physical form, e.g. products with supported structure
    • A23G3/54Composite products, e.g. layered, coated, filled

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Nutrition Science (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Confectionery (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マシュマロの食感や保存性などの特性を損な
うことなく、マシュマロ中に各種の添加物を添加してお
けるようにする。 【解決手段】 マシュマロ生地本体2と、マシュマロ生
地本体2に含有された水分10重量%以下の塊状固形物
3とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菓子の1種として
知られたマシュマロとその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マシュマロは、砂糖などの糖類にゼラチ
ンなどのゼリー化剤を混合した液を強く攪拌して気泡を
含ませた後、乾燥した粉型に流し固めたりして成形する
ことにより製造され、小さなボール状などをなしてい
る。マシュマロは、比較的水分を多く含み、しかも、大
量の気泡を含んだ状態で製造されることによって、独特
の柔らかなスポンジ状の食感を呈することができる。
【0003】マシュマロの原料液に、各種の着色料や香
料その他の添加剤を加えることで、風味や特性の異なる
種々のマシュマロが製造されている。気泡が含まれたマ
シュマロ生地を作製してから、上記のような添加剤を加
えることも行われている。また、マシュマロの生地本体
の中に、チョコレートなどの別の菓子類を加えておき、
マシュマロを食したときに、柔らかなマシュマロの食感
に別の異なる風味および歯ごたえを与えるようにするこ
とも行われている。
【0004】例えば、特公平6−16671号公報に
は、マシュマロにチューイングガムを含有させておく際
に、マシュマロ中に糖アルコールなどの保湿剤を添加し
ておくことで、チューイングガムからマシュマロへの色
素などの移行を防止する技術が示されている。特開昭5
3−38664号公報には、マシュマロの製造工程中に
ゼリーを内包させる技術が示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マシュマロ中に別の菓
子類その他の添加物を含有させておくと、マシュマロの
風味が損なわれたり、保存性が低下して長期間にわたる
流通保存に適さないものとなるなどの問題がある。例え
ば、マシュマロの生地本体を製造する際の原料液に各種
の添加物が含有されていると、マシュマロ生地の気泡が
十分に発生しなくなり、独特の食感が損なわれてしま
う。マシュマロ生地本体を起泡させてから添加剤を入れ
て攪拌すると、気泡が消えてしまう。
【0006】マシュマロ生地本体とは別に作製した菓子
類などを含有させる場合に、含有物に水分その他の液状
成分が含まれていると、含有物の周囲を覆うマシュマロ
生地中に上記液状成分が浸透していって、マシュマロ生
地の変質を起こしてしまったり、マシュマロ生地の保存
性が低下するという問題がある。含有物からマシュマロ
生地への水分移行を考慮して、マシュマロ生地に予め含
まれる水分量を少なくすることも考えられるが、そうす
ると、マシュマロ生地の起泡が十分に行えないなどの問
題が生じる。
【0007】また、従来におけるマシュマロ生地の糖度
は通常65〜90の範囲に設定されている。ところが、
糖度が80未満のものは、カビの発生、ブロッキング、
表面のしわ発生などが起こり易く、保存性あるいは商品
価値の低下を招いて、賞味期間が短くなってしまい易い
という欠点がある。逆に糖度を上げ過ぎると、気泡が入
りにくく、生産性が低下したり、食味が変わってしまい
易いなどの欠点が生じる。そのため、マシュマロ生地の
糖度を自由に設定し難いという問題があった。
【0008】本発明の目的は、マシュマロの食感や保存
性などの特性を損なうことなく、マシュマロ中に各種の
添加物を添加しておけるようにすることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のマシュマロは、
マシュマロ生地本体と、マシュマロ生地本体に含有され
た水分10重量%以下の塊状固形物とを備える。マシュ
マロ生地本体は、通常のマシュマロと同様の材料から同
様の処理工程で製造される。
【0010】マシュマロ生地本体の材料は、砂糖、水あ
め、ぶどう糖などの糖類を主成分にして、ゼリー化剤や
起泡剤、香料、着色剤などが加えられる。具体的な添加
成分としては、ゼラチン、卵白、寒天、アラビアガム、
クエン酸などが用いられる。マシュマロ生地本体に含ま
れる糖の割合は65〜90重量%程度である。マシュマ
ロ生地本体に含まれる糖の割合が少なすぎると保存性が
低下し、糖の割合が多すぎると気泡が十分に形成されな
い。
【0011】塊状固形物を構成する主成分としては、砂
糖、粉糖、ブドウ糖、麦芽糖、果糖、パラチノース、マ
ルチトールその他の糖が用いられる。糖としては造粒や
成形に適した特性を有する材料が好ましい。結着剤は、
糖を固めて成形性あるいは保形性を高める材料であり、
通常の菓子製造に用いられる各種の結着剤が用いられ
る。例えば、ゼラチン、アラビアガム、デキストリン、
水アメ、可溶性デンプン、グアガムなどの水溶性高分子
化合物が好ましい材料となる。主成分として、糖の代わ
りにデンプンやデキストリン等を用いることもできる。
塊状固形物には、ビタミン剤、カルシウム剤、タンパク
質剤、前記以外の糖類や多糖類、塩類、香辛料、果汁、
色素、香料、動植物抽出物、動植物乾燥物などを含ませ
ておくことができる。これらの添加物は、風味や食感の
変化を与える材料であったり、栄養成分を強化する材料
であったりすることができる。これらの添加物には塊状
固形物そのものに比べて大量の液体分を含有させておい
てもよい。例えば、水や油などの液体とともにでなけれ
ば安定に存在できない材料を用いることができる。栄養
成分としては例えば、ビタミン剤、カルシウム剤、タン
パク質剤などを含むことができる。また、マシュマロ生
地本体に直接に触れると互いに変質したり特性を損なう
ような材料を含むこともできる。
【0012】塊状固形物は、マシュマロ生地本体に含有
させる段階で水分10重量%以下になるようにするた
め、塊状固形物の材料に含まれる水分量を調整しておく
か、塊状固形物の材料を乾燥させるなどして水分量を調
整しておくことができる。塊状固形物の製造方法は、前
記のような材料を用いて、材料を一定の形状に成形する
ことができ、得られた塊状固形物がマシュマロ中に含有
させた状態で十分な保形性を発揮できる方法であれば、
通常の菓子製造技術における糖類等からなる成形体の製
造方法が適用できる。
【0013】具体的には、結着剤を含む粉体材料を加圧
成形して塊状固形物を得る方法が適用できる。この方法
は、一般に錠菓と呼ばれている菓子の製造方法である。
すなわち、塊状固形物の原料を十分に混合し、低水分含
有量に調整された前記混合材料を打錠機で加圧して圧縮
成形することにより、塊状固形物を製造することができ
る。混合材料は、顆粒あるいは粉末状に粉砕あるいは造
粒されたものを用いるのが好ましい。
【0014】塊状固形物の製造方法として、液状の材料
を型に入れて乾燥させて成形したり、芯材の周囲に液状
の材料を被覆し乾燥させて造粒したりする方法なども利
用できる。このようにして製造された塊状固形物の水分
量を10%以下、好ましくは5%以下にする。塊状固形
物の水分が多過ぎると、塊状固形物からマシュマロ生地
への液体分の移行やマシュマロの保存性などの特性低下
を招く。
【0015】また、塊状固形物の糖度を、90%以上、
好ましくは95%以上にしておくのが好ましい。塊状固
形物の糖度が低すぎると、前記した液体分の移行を生じ
たり、特性低下を招き易い。糖度の調整は、塊状固形物
の材料成分の調整、あるいは、塊状固形物の材料を乾燥
させて含有水分を減らしたり、塊状固形物の成形工程あ
るいは成形工程後に加熱し乾燥させて含有水分を減らし
たりすることで、結果的に糖度を増やしたりして、糖度
の調整ができる。
【0016】塊状固形物の外形状は、球状あるいは楕円
球状、タブレット状など、通常の錠菓や薬剤と同様の形
状が採用できる。金平糖のような突起のある星形状も採
用できる。塊状固形物の大きさは、食感など目的とする
機能とマシュマロ全体の寸法などを勘案して適宜に設定
できる。例えば、塊状固形物の外径を1〜10mm、好ま
しくは3〜8mmに設定する。
【0017】マシュマロ生地本体に塊状固形物を含有さ
せてマシュマロを製造する方法は、マシュマロに各種含
有物を含有させる通常の方法が適用できる。例えば、予
め製造されたマシュマロ生地本体の材料に塊状固形物を
分散させた状態で包み込んで、所定形状のマシュマロを
成形することができる。マシュマロ生地本体に塊状固形
物を混ぜ込み、塊状固形物を含むマシュマロ生地本体を
所定形状に成形することができる。具体的には、包餡機
を用いたり、スターチモールド法を適用したり、成形型
へのデポジット法を適用したりすることができる。
【0018】マシュマロ中に含有される塊状固形物の量
は、目的とする食感などの機能によっても異なるが、マ
シュマロ全体に対して0.5〜50重量%を含有させて
おくことができ、好ましくは5〜30重量%の塊状固形
物を含んでおくのが好ましい。
【0019】
【発明の実施形態】本発明の実施形態となるマシュマロ
の製造方法を説明する。 〔塊状固形物の配合と製造〕1.造粒工程 ゼラチンを水に加熱溶解しておくとともに、別に植物性
油脂に植物性蛋白質および乳化剤を溶解しておく。ゼラ
チン溶液を高速攪拌したあと、ここに植物性油脂液を添
加して乳化液を得る。流動層造粒機に粉糖を仕込み、流
動下において前記乳化液をスプレーし、球状顆粒を得
た。
【0020】2.打錠工程 前工程で得られた造粒物100重量部に、潤滑剤1重量
部および粉末香料1重量部を加えて十分に混合した。混
合材料を打錠機を用いて打錠し、直径約5mmの球形の錠
菓を得た。この錠菓が塊状固形物として用いられる。 〔マシュマロ生地本体の配合〕 配合例A 配合例B 配合例C グラニュー糖 1.0kg 3.0kg 2.0kg 水アメ(B′×75) 2.4kg 1.5kg 1.0kg 還元糖(B′×75) 0.2kg − 0.2kg オリゴ糖(B′×75) 0.2kg − 0.2kg 膨張剤 60g 60g ゼラチン 300g 300g 150g 水 700g 700g 300g (表中「B′×75」は糖度を意味する。) 〔マシュマロの製造〕煮詰め用の釜に前記マシュマロの
材料のうち糖類および適当量の水を加え、104〜10
5℃で煮詰める。別に用意された溶解用の釜で、ゼラチ
ンと膨張剤とに所定量の水を加えて30〜60分かけて
膨潤させた後、60〜70℃に昇温し、攪拌溶解させ
た。
【0021】煮詰め上がった前記糖液が90℃付近まで
温度が下がってから、前記ゼラチン溶液を加えた。この
混合溶液を、ミキサーAM−50G(株式会社 愛工舎
製作所製)を用いて起泡させた。この起泡作業は、強制
型攪拌機を用いても同様に良好な結果が得られた。気泡
度(オーバーラン)が最大量(ピーク)になる1〜3分
前に、前記処方1の塊状固形物を加えて均一に分散させ
る。なお、塊状固形物を加える時期が早すぎた場合に
は、塊状固形物が溶解したり崩れたりして、良好な食感
や目的とする機能が十分に達成できなかった。また、塊
状固形物の添加時期が遅すぎた場合には、塊状固形物が
均一に分散し難くかった。
【0022】このようにして得られた塊状固形物を含む
マシュマロ材料を、包餡機(株式会社 コバート社製)
を用いて、餅型あるいは俵型に成形して、マシュマロを
製造した。配合例A〜Cの何れのマシュマロも、良好な
結果が得られた。図1に、製造されたマシュマロ1の構
造を表す。マシュマロ生地本体2の中に多数の小さな粒
状の塊状固形物3が分散して含まれている。
【0023】〔食感の評価試験〕配合例Aのマシュマロ
生地本体に加える処方1の配合からなる塊状固形物の添
加量を種々変更してマシュマロを製造し、その出来上が
りの食感を、塊状固形物の呈味が良好に感じられたか否
かで官能評価した。その結果を、表1に示す。表中、塊
状固形物3の添加割合はマシュマロの全体に対する重量
%で示す。食感の評価点は、以下のとおりである。
【0024】◎:非常に良好 ○:良好 △:普通 △
×:あまり良くない ×:良くない
【0025】
【表1】 以上の結果、マシュマロに含有させる塊状固形物の量に
は、好ましい上下限値があることが判る。
【0026】さらに、製造されたマシュマロを常温で保
管しておいたところ、実施例1-5 〜1-7 のマシュマロ
は、保管後も良好な状態であり食感や食味も良好であっ
た。実施例1-8 〜1-12のマシュマロは、実施例1-5 〜1-
7 に比べて品質が低下していた。実施例1-1 〜1-4 のマ
シュマロは実施例1-5 〜1-7 に比べて食感が劣ってい
た。
【0027】〔保存性の評価試験〕マシュマロ生地本体
として、基本的には前記配合例Aの配合で、糖度のみが
異なるマシュマロ生地本体を製造した。前記処方1の配
合からなる塊状固形物(直径5mm)を製造し、前記マシ
ュマロ生地本体に前記実施形態と同様の方法で加えてマ
シュマロを製造した。
【0028】得られたマシュマロを、25℃で7日間保
存して、その保存性を評価し、結果を表2に示してい
る。 評価基準〔○:良好 △:やや不良 ×:不良、カ
ビ等が発生〕
【0029】
【表2】 上記評価試験の結果、マシュマロ生地の糖度が高いほど
塊状固形物の含有量の適用範囲が広く、マシュマロ生地
の糖度が低い場合には塊状固形物の含有量を多くしてお
く必要があることが判る。逆に言えば、塊状固形物の含
有量を多くしておけば、マシュマロ生地の糖度を広い範
囲で変更できることになる。
【0030】
【発明の効果】本発明のマシュマロは、前記した水分の
少ない塊状固形物を含有させていることにより、マシュ
マロ生地側へ液体分の移行を起こしたり、マシュマロ生
地の変質や特性低下を引き起こしたりすることが抑えら
れ、塊状固形物の有する独特の食感でマシュマロの商品
価値を高めることができる。しかも、マシュマロを長期
間保管しておく場合、前記した水分の少ない塊状固形物
がマシュマロの変質や品質低下を防止するという機能を
発揮して、従来、長期保存には適さないと考えられてい
たマシュマロの保存性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態を表すマシュマロの模式的
断面図。
【符号の説明】
1 マシュマロ 2 マシュマロ生地本体 3 塊状固形物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高瀬 勉 大阪府八尾市二俣2丁目22番地 新田ゼラ チン株式会社大阪工場内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マシュマロ生地本体と、 前記マシュマロ生地本体に含有された水分10重量%以
    下の塊状固形物とを備えるマシュマロ。
  2. 【請求項2】前記塊状固形物が、糖度90%以上である
    請求項1に記載のマシュマロ。
  3. 【請求項3】前記塊状固形物が、外径1〜10mmである
    請求項1または2に記載のマシュマロ。
  4. 【請求項4】前記塊状固形物が、0.5〜50重量%含
    まれる請求項1〜3の何れかに記載のマシュマロ。
  5. 【請求項5】前記塊状固形物が、ビタミン剤、カルシウ
    ム剤、タンパク質剤、糖類、多糖類、塩類、香辛料、果
    汁、色素、香料、動植物抽出物、動植物乾燥物のうちの
    少なくとも何れか1種を含有する請求項1〜4の何れか
    に記載のマシュマロ。
  6. 【請求項6】請求項1〜5の何れかに記載のマシュマロ
    を製造する方法であって、 水分10重量%以下の塊状固形物を準備する工程と、 マシュマロ生地本体を準備する工程と、 前記マシュマロ生地本体に前記塊状固形物を含有させる
    工程とを含むマシュマロの製造方法。
  7. 【請求項7】前記塊状固形物を準備する工程が、 結着剤を含む粉体材料を準備する工程と、 前記粉体材料を加圧成形して前記塊状固形物を得る工程
    とを含む請求項6に記載のマシュマロの製造方法。
JP8007602A 1996-01-19 1996-01-19 マシュマロおよびその製造方法 Pending JPH09191829A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8007602A JPH09191829A (ja) 1996-01-19 1996-01-19 マシュマロおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8007602A JPH09191829A (ja) 1996-01-19 1996-01-19 マシュマロおよびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09191829A true JPH09191829A (ja) 1997-07-29

Family

ID=11670357

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8007602A Pending JPH09191829A (ja) 1996-01-19 1996-01-19 マシュマロおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09191829A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153212A (ja) * 2000-11-22 2002-05-28 Morinaga & Co Ltd ホイップ生地と具との混合方法及び装置
JP2013158312A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Sugihara Craft:Kk 菓子・ケーキの製造方法
KR20150064846A (ko) 2013-12-04 2015-06-12 롯데제과주식회사 식물성 마쉬멜로우, 이의 제조 방법 및 이를 적용한 과자
JP2018050599A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 日油株式会社 水中油型乳化組成物
KR20180053479A (ko) 2016-11-11 2018-05-23 주식회사청우식품 비결정형 캔디 제조방법
JP6835938B1 (ja) * 2019-11-14 2021-02-24 株式会社エイワ マシュマロ菓子の製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002153212A (ja) * 2000-11-22 2002-05-28 Morinaga & Co Ltd ホイップ生地と具との混合方法及び装置
JP2013158312A (ja) * 2012-02-07 2013-08-19 Sugihara Craft:Kk 菓子・ケーキの製造方法
KR20150064846A (ko) 2013-12-04 2015-06-12 롯데제과주식회사 식물성 마쉬멜로우, 이의 제조 방법 및 이를 적용한 과자
JP2018050599A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 日油株式会社 水中油型乳化組成物
KR20180053479A (ko) 2016-11-11 2018-05-23 주식회사청우식품 비결정형 캔디 제조방법
JP6835938B1 (ja) * 2019-11-14 2021-02-24 株式会社エイワ マシュマロ菓子の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4664927A (en) Chocolate compositions of increased viscosity and method for preparing such compositions
AU2001294791B2 (en) Gel products forming system and methods of preparation
US4980192A (en) Chocolate compositions of increased viscosity and method for preparing such compositions
JP2575325B2 (ja) キャンディ
JPS60188027A (ja) 改良し、延長された貯蔵寿命を有するソフトな食用ベークト製品用組成物及びその製造方法並びにそれに使用する食用の固いゲル
AU2001294791A1 (en) Gel products forming system and methods of preparation
JPH0579291B2 (ja)
JP2986379B2 (ja) ソフトキャンディ及びその製法
JP2009118771A (ja) 発泡性コーティング組成物、発泡性食品及びその製造方法
US5246727A (en) Stabilized edible oil compositions for pastry dough products and process of making
JPH09191829A (ja) マシュマロおよびその製造方法
JP3562660B2 (ja) アスコルビン酸含有食品添加用糖衣物
JP3668397B2 (ja) ゼリー菓子の製造方法
US4356198A (en) Method of preparing a binder for tableted gasified candy
JP2002000183A (ja) ソフトキャンディー
JP4380619B2 (ja) ソフトキャンディ
JP2002281906A (ja) 餅様菓子
AU7717298A (en) Confection with multiple juicy regions and methods for making the same
JPH11127823A (ja) 即席固形コーンスープの製造法
US2031724A (en) Food product and its manufacture
JP2000125769A (ja) ソフトキャンディ及びその製造方法
JPH01128748A (ja) センター入りソフトキャンデイ
JP3560050B2 (ja) 成形菓子用粉末
JP2579850Y2 (ja) 組合せ菓子
JP2004283011A (ja) 粉末食品素材の固形化方法