JPH09189322A - ボールジョイントの製造方法 - Google Patents

ボールジョイントの製造方法

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JPH09189322A
JPH09189322A JP8002808A JP280896A JPH09189322A JP H09189322 A JPH09189322 A JP H09189322A JP 8002808 A JP8002808 A JP 8002808A JP 280896 A JP280896 A JP 280896A JP H09189322 A JPH09189322 A JP H09189322A
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邦久 高橋
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昇 結城
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信行 真木
Yoshikazu Suga
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の製造方法ではホルダーに鋳込まれたボー
ルに対してシャンクを溶接する際に、ボールに対して直
接電極を当接させていたので、ホルダーに電極挿入用の
開口部が必要であり、シャンクの軸方向に作用するアキ
シアル荷重の負荷能力が低くならざるを得なかった。 【解決手段】ボールを中子とした鋳造によってホルダー
を形成して、これらボールとホルダーとを密着させた
後、ホルダーを介して間接的にボールに溶接電流を通電
してボールとシャンクとをプロジェクション溶接するよ
うに構成し、ホルダーから電極挿入用の開口部を取り除
いた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホルダーとボール
付シャンクとが揺動あるいは回転運動自在に連結され、
主に自動車のサスペンションアーム部やステアリング
部、コンバインの切刃駆動部等のリンクモーション機構
に用いられるボールジョイントの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のボールジョイントの製造
方法としては、特公平5−77886号公報に開示され
る方法が知られている。この方法は、図11に示すよう
に、金型100内にボール101を中子としてインサー
トしたダイカスト鋳造によってホルダー102を形成す
る第一工程(分図a,b)と、かかるホルダー102に
くるまれたボール101に対してシャンク103をプロ
ジェクション溶接で接合してボール付シャンク104を
形成する第二工程(分図c,d)と、ボール付シャンク
104又はホルダー102に外力を与え、第一工程での
鋳造の際に互いに密着したボール101とホルダー10
2との間に微小な隙間を形成する第三工程とから構成さ
れており、ホルダー102の鋳造に際してボール101
の球面がホルダー側へ転写されることから、かかる方法
で製作した図12に示すボールジョイントはそのボール
101とホルダー102とがガタつくことなく摺接し、
円滑な回転運動あるいは揺動運動を達成するといった特
長を有している。
【0003】また、この製造方法の第一工程では、ホル
ダー102の鋳造の際に中子となるボール101を金型
100内で固定するため、型閉めした金型で当該ボール
101を上下から挟み込んでおり、鋳造されたホルダー
102にはボール101の上下位置に対応して開口部1
05,106が形成されるようになっている。そして、
上記第二工程ではこれらの開口部105,106を利用
してプロジェクション溶接が行われ、一方の開口部10
5からはシャンク103を、他方の開口部106からは
溶接電流を通電する電極107を夫々ボール101の球
面に当接させ、この状態でボール101とシャンク10
3との間に所定の溶接電流を通電しながらプロジェクシ
ョン溶接が行われるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
製造方法のようにボールに直接電極を当接させてプロジ
ェクション溶接を行う場合には、電極とボールとの接触
面積を十分に大きく確保しなければボールと電極との間
に溶接電流に対する通電抵抗が生じ、電極の当接位置で
ボールが溶けてしまう懸念がある。このため、ホルダー
に開設された電極用の開口部はある程度の大きさを有し
ていることが必要である。
【0005】しかし、かかる電極用の開口部はボールに
接合されたシャンクと同軸上に位置することになるの
で、このように電極用の開口部を十分に大きく開設して
しまうと、シャンクの軸方向に沿って投影したボールと
ホルダーとの接触面積(図12(b)参照)は小さくな
らざるを得ず、シャンクの軸方向に沿って作用する荷重
(以下、アキシアル荷重と記す)の負荷能力が不足して
しまうといった問題点があった。
【0006】また、電極用の開口部を小径化することな
くアキシアル荷重の負荷能力を高めるためには、逆にボ
ール直径を大きくしなければならず、その分だけボール
ジョイントそのものが大型化・重量化するといった問題
点があった。
【0007】一方、ホルダーに開設された電極用の開口
部が十分に大きなものであっても、電極それ自体のボー
ルに対する当たりが悪いと、やはり電極とボールとの間
に通電抵抗が発生し、電極の当接位置でボールが溶融し
てしまう。このため、前述した従来の製造方法では銅板
製の電極をボール球面に倣った球面に成形しているが、
プロジェクション溶接を繰り返すうちに電極の形状が徐
々に変化してしまうので、所定回数の溶接を行う毎に電
極を成形し直す必要があり、生産管理が大変に面倒であ
った。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、ボール径が小さ
いながらもシャンクの軸方向に作用するアキシアル荷重
の負荷能力が高いボールジョイントを生産することがで
き、且つ、生産管理も容易なボールジョイントの製造方
法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明はホル
ダーとボール付シャンクとが揺動あるいは回転運動自在
に連結されたボールジョイントの製造方法に係り、ボー
ルが中子としてインサートされた鋳造金型内に導電性合
金の溶湯を鋳込み、シャンクの接合部を残して当該ボー
ルを覆うホルダーを鋳造する第一工程と、上記ホルダー
から露呈するボールに対してシャンクを圧接させると共
に、上記シャンク及びホルダーの夫々に対して電極を当
接させ、これら電極間に溶接電流を通電することによ
り、ボールとシャンクとをプロジェクション溶接で接合
してボール付シャンクを形成する第二工程と、上記ホル
ダーあるいはボール付シャンクに外力を付与し、ボール
とホルダーとの間に隙間を形成する第三工程とから構成
されることを特徴とするものである。
【0010】このような本発明の製造方法によれば、そ
の第二工程においてボールを介してシャンクとホルダー
との間に溶接電流を通電し、ボールに直接電極を当接さ
せることなく、シャンクとボールとをプロジェクション
溶接で接合しているので、ホルダーにはボールに電極を
当接させるための開口部を設ける必要がない。従って、
ホルダーを鋳造する第一工程においては、シャンクの接
合部のみを残して導電性合金でボールをくるむことがで
き、シャンクに作用するアキシアル荷重に対しての負荷
能力の高いボールジョイントを製作することができる。
【0011】また、このようにボールを介してシャンク
とホルダーとの間に溶接電流を通電しても、第一工程で
鋳造されたホルダーはボールと緊密に接した状態にあ
り、しかもボールがホルダーから露呈しているのはシャ
ンクの接合部のみなので、ボールとホルダーは十分な接
触面積を有している。従って、ボールとホルダーとの間
には溶接電流に対する通電抵抗は殆ど発生せず、ボール
とホルダーとを溶着させることなく、シャンクとボール
のみをプロジェクション溶接によって接合することがで
きる。
【0012】一方、このような本発明方法はホルダーと
ボール付シャンクとが直接連結されたボールジョイント
に限らず、ホルダーとボール付シャンクとが軸受ブッシ
ュを介して連結されたボールジョイントの製造にも応用
することができる。すなわち、ボールが収容される凹陥
状のボール受部を備えたホルダーを機械加工等によって
予め製作しておき、このボール受部にボールを収容して
から当該ボール受部に導電性合金の溶湯を鋳込むように
すれば、シャンクの接合部のみを残して上記ボールを覆
う軸受ブッシュを鋳造することができる。そして、この
後に軸受ブッシュから露呈するボールに対してシャンク
を圧接させると共に、上記シャンク及びホルダーの夫々
に対して電極を当接させ、これら電極間に溶接電流を通
電することで、ボールとシャンクとをプロジェクション
溶接で接合してボール付シャンクを形成することができ
る。
【0013】また、このような本発明方法では、プロジ
ェクション溶接が終了した後にシャンクとホルダーとの
間に再度電流を通電することにより、ボールとシャンク
との接合部を直ちに焼き戻すことができ、溶接後の放置
に起因して生じる接合部の割れを容易に防止することも
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
のボールジョイントの製造方法を詳細に説明する。図1
は本発明方法によって製造されるボールジョイントの第
一実施例を示すものである。このボールジョイントはボ
ール付シャンク1のボール部1aの周囲に略円筒状のホ
ルダー2が係合したものであり、上記ボール部1aとホ
ルダー2とが互いに摺接することにより、上記ボール付
シャンク1に対してホルダー2が揺動又は回転運動自在
に連結されている。また、図2はこのボールジョイント
の使用例を示すものであり、上記ボール付シャンク1に
は矢線A方向に沿って進退するプッシュアーム3が係止
される一方、上記ホルダーには矢線B方向に沿って揺動
するスイングアーム4が係止されている。
【0015】上記ボール付シャンク1はボール部1aと
なる真球度の高い鋼球に棒状のシャンク1bを溶接して
形成されており、このシャンク1bには上記プッシュア
ーム3が嵌合するテーパ状の取付部11が形成されると
共に、当該取付部11の先端には雄ねじ12が形成され
ている。従って、この雄ねじ12にナット13を螺合さ
せることで、上記プッシュアーム3がテーパ状の取付部
11に固定されるようになっている。
【0016】一方、上記ホルダー2は後述するダイカス
ト鋳造により製作され、上記ボール部1aに対するシャ
ンク1bの接合部のみを残して、当該ボール部1aを略
覆っている。このホルダー2には上記シャンク1bと反
対側の位置に平坦部20が形成されており、かかる平坦
部20は後述するシャンク1bのプロジェクション溶接
の際に電極の当接面として利用される。また、このホル
ダー2の外周にはホルダー2を上記スイングアーム4に
係止するための鍔部21が形成されると共に、この鍔部
21から若干離れた位置には環状溝22が形成され、当
該環状溝22にストップリング23を嵌合させることに
より、上記スイングアーム4がホルダー2に固定される
ようになっている。
【0017】また、上記ホルダー2の外周縁とボール付
シャンク1のシャンク1bとの間にはシール部材5が取
り付けられており、上記ボール部1aとホルダー2との
隙間に供給されるグリース等の潤滑剤を収容する潤滑剤
ポケット24を形成している他、ボール部1aとシャン
ク1bとの接合部から当該隙間に対して埃やごみ等が侵
入するのを防止している。ここで、上記シール部材5の
シャンク1b側の端部5aはその弾性によってシャンク
1bに密着する一方、ホルダー2側の端部7bは、ボー
ル付シャンク1の揺動あるいは回転運動によってホルダ
ー2から外れることがないよう、係止リングによってホ
ルダー2の外周縁との間に挟み込まれている。
【0018】尚、この実施例のホルダー2ではその中心
に注油口25が開設されているが、上記潤滑剤ポケット
24に収容された潤滑剤のみでホルダー2とボール部1
aとの間を十分に潤滑できると判断される場合には、こ
の注油口25を開設するには及ばない。
【0019】次に、この実施例のボールジョイントの具
体的製造方法について説明する。先ず、第一工程では上
記ホルダーを亜鉛又はアルミニウムベースの合金(例え
ばJIS亜鉛合金ダイカスト1種又は2種、アルミニウ
ム合金ダイカスト3種、10種又は12種等)によりダ
イカスト鋳造する。かかる鋳造に際しては、図3に示す
ように、上下に分割された一対の金型6,7内にボール
付シャンク1のボール部1aとなる鋼球(ボール)8を
中子としてインサートし、この状態で溶湯を金型内のキ
ャビティ9に圧入する。このとき、インサートされた鋼
球8は金型7に形成された支持座7aによって位置が決
定され、金型6から突出した係止棒6aによって上記支
持座7aに固定される。尚、磁気的な吸引力あるいはバ
キューム装置の吸引力等によって、鋼球8を金型7の支
持座7aに確実に固定できるのであれば、金型6の係止
棒6aは不要である。
【0020】これにより、図4に示すように、鋼球8を
上記合金でくるんだホルダー2が鋳造され、上記鋼球8
は上記支持座7aに対応する部位でのみホルダー2から
露呈する。また、本実施例では鋼球8を係止棒6aで押
さえながら鋳造を行ったので、この係止棒6aに対応す
る部位においてもホルダー2には小さな孔が開設され、
この孔は前述した注油口25として利用される。尚、ホ
ルダー2の鍔部21はこのダイカスト鋳造によって形成
されるが、環状溝22はダイカスト鋳造後の機械加工に
よって形成される。
【0021】次に、第二工程では前工程で鋳造されたホ
ルダー2の鋼球8に対してシャンク1bを溶接する。か
かる溶接にはプロジェクション溶接が用いられ、図5に
示すように、ホルダー2から露呈する鋼球8の球面に対
してシャンク1bの端面を所定の力Fで圧接させると共
に、ホルダー2及びシャンク1bの夫々に電極10a,
10bを当接させ、これら電極10a,10bの間に所
定の溶接電流を通電して行われる。
【0022】ここで、溶接電流を通電するための電極1
0aは鋼球8に直接当接されることなくホルダー2の平
坦部20に当接され、かかる鋼球8に対してはホルダー
2を介して間接的に溶接電流が通電される。ホルダー2
は前工程においてこれを鋳造した際に鋼球8に密着して
いることから、このようにホルダー2を介して間接的に
鋼球8に溶接電流を通電しても、ホルダー2と鋼球8と
の境界部における通電抵抗は極めて小さく、ホルダー2
と鋼球8とが溶着することはない。
【0023】そして、このようにしてプロジェクション
溶接が終了すると、図6に示すように、ホルダー2に包
持された鋼球8とシャンク1bとを接合したボール付シ
ャンク1が形成され、当該ボール付きシャンク1のボー
ル部1aがホルダー2に鋳込まれた状態となる。
【0024】また、この工程ではプロジェクション溶接
が終了した後に、そのままの電極接続状態で再度電流を
通電し、鋼球8とシャンク1bとの接合部に焼き戻し処
理を施しており、これによって当該接合部に溶接後の置
き割れが発生するのを防止している。
【0025】次に、第三工程ではホルダー2あるいはボ
ール付シャンク1に外力を作用させ、未だ互いに密着し
たままのホルダー2とボール部1aとの間に微小な隙間
を形成する。かかる外力の作用のさせ方としては、例え
ばホルダー2の外周を軽く叩いたり又はボール付シャン
ク1をその軸方向に軽く叩いたりし、ボール部1aに軽
い衝撃を与えればよい。これにより、ボール付シャンク
1のボール部1aがホルダー2に対して自在に摺接する
ようになり、ボール付シャンク1とホルダー2とが揺動
又は回転運動自在に連結した状態となる。
【0026】そして、最後にシャンク1bとホルダー2
の外周縁との間に前述したシール部材5を取付け、この
シール部材5が形成する潤滑剤ポケット24にグリース
などの潤滑剤を充填することにより、本実施例のボール
ジョイントは完成する。
【0027】本実施例のボールジョイントは以上のよう
にして製造されるものであるが、この製造方法によれ
ば、その第二工程においてホルダー2に電極10を圧接
させながら、ホルダー2とシャンク1bとの間に溶接電
流を通電していることから、電極を鋼球8に直接当接さ
せるための開口部をホルダー2に対して開設する必要が
なく、極小さな注油口25を残してボール部1aの頂部
をホルダー2で実質的に覆うことができる、
【0028】このため、図2に示すようにボール付シャ
ンク1の軸方向に沿ってボール部1aとホルダー2との
接触面積を投影し、これを図11に示した従来の接触面
積と比較してみると、ボール部1aの直径が同程度であ
るとすれば、かかる接触面積は本実施例のボールジョイ
ントの方が従来の場合よりも著しく広いものとなる。従
って、本発明の製造方法によれば、ホルダー2に対して
常に電極用の開口部が形成されてしまう従来の製造方法
よりも、ボール付シャンク1の軸方向に沿ったアキシア
ル荷重に対する負荷能力が高いボールジョイントを生産
することができるものである。
【0029】また、電極10を鋼球8ではなくホルダー
2の平坦部20に圧接させていることから、かかる電極
10をわざわざ球面に形成する必要はなく、しかも溶接
回数に応じて電極10の形状を修整してやる必要もな
い。従って、本発明の製造方法は従来の製造方法に比較
して生産管理が極めて容易なものとなり、自動化による
ボールジョイントの大量生産に一層適したものとなって
いる。
【0030】図7は本発明方法により製造されるボール
ジョイントの第二実施例を示すものであり、第一実施例
と全く同一方法によって製造される他のボールジョイン
トの例を示すものである。このボールジョイントにおい
て、ボール付きシャンク15の形状は第一実施例と全く
同一であるが、ホルダー16には前述のスイングアーム
4と同じく機能するアーム部17が設けられており、こ
のアーム部17には雌ねじ18が形成されている。尚、
その他の構成については前述の第一実施例と同一なの
で、図中に同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0031】図8は本発明方法により製造されるボール
ジョイントの第三実施例を示すものである。この実施例
のボールジョイントは、ボール付シャンク31のボール
部31aとホルダー41とが軸受ブッシュ50を介して
揺動又は回転運動自在に連結されたものであり、上記軸
受ブッシュ50の鋳造によってボール部31aをホルダ
ー41の内部に鋳込んだものである。
【0032】上記ボール付シャンク31は、第一実施例
と全く同様に、ボール部31aとなる真球度の高い鋼球
に棒状のシャンク31bを溶接して形成され、このシャ
ンク31bにはテーパ状の取付部32及び雄ねじ33が
形成されている。
【0033】一方、上記ホルダー41には上記ボール部
31aよりも僅かに大きな直径のホール受部42が凹陥
状に形成されており、このボール受部42の内部に上記
軸受ブッシュ50が後述する鋳造によって鋳込まれてい
る。このホルダー41には上記シャンク31bと反対側
の位置に平坦部40が形成されており、かかる平坦部4
0はやはりシャンク31bのプロジェクション溶接の際
に電極の当接面として利用される。また、このホルダー
41の中心には注油口43が開設される一方、その外周
の一か所には上記軸受ブッシュ50を鋳造する際の湯道
となる貫通孔44が形成されている。更に、このホルダ
ー41には連結部45が突設されており、この連結部に
は雄ねじ46が形成されている。
【0034】また、上記シャンク31aとホルダー41
の外周縁との間にはシール部材51が取り付けられ、潤
滑剤ポケット52を形成している。
【0035】そして、この第三実施例に係るボールジョ
イントの製造方法は以下に示す通りである。先ず、第一
工程においては上記ホール受部42、注油口43、連結
部45等を備えたホルダー41を形成する。かかるホル
ダー41の形成は機械加工あるいは鍛造のいずれによっ
て行っても差し支えない。
【0036】次に、第二工程においては上記軸受ブッシ
ュを亜鉛又はアルミニウムベースの合金によりダイカス
ト鋳造する。かかる鋳造に際しては、図9に示すよう
に、上下に分割された一対の金型60,70内に上記ホ
ルダー41及びボール付シャンク31のボール部31a
となる鋼球(ボール)80を中子としてインサートし、
ホルダー41のボール受部42と鋼球80との間に形成
されたキャビティ90に対して溶湯を圧入する。このと
き、インサートされた鋼球80は金型70に形成された
支持座71によってホルダー41のボール受部42内の
所定の位置に保持される一方、ホルダー41の注油口4
3を貫通した金型60の係止棒61によって上記支持座
71に固定される。
【0037】これにより、鋼球80をくるんだ軸受ブッ
シュ50がホルダー41を型枠として鋳造され、上記鋼
球80は上記支持座71に対応する部位でのみ軸受ブッ
シュブッシュ50及びホルダー41から露呈する。
【0038】次に、第三工程では前工程で軸受ブッシュ
50にくるまれた鋼球80に対してシャンク31bを溶
接する。かかる溶接には第一実施例と同じプロジェクシ
ョン溶接が用いられ、図10に示すように、軸受ブッシ
ュ50から露呈する鋼球80の球面に対してシャンク3
1bの端面を所定の力Fで圧接させると共に、ホルダー
41及びシャンク31bの夫々に電極10a,10bを
当接させ、これら電極10a,10bの間に所定の溶接
電流を通電して行われる。
【0039】この実施例でも電極10は鋼球80に直接
当接されることなくホルダー41の平坦部40に当接さ
れるが、前工程において鋳造した軸受ブッシュ50はホ
ルダー41及び鋼球80に密着していることから、この
ようにホルダー41と軸受ブッシュ50を介して間接的
に鋼球80に溶接電流を通電しても、ホルダー2、軸受
ブッシュ50及び鋼球8の三者間の境界部における通電
抵抗は極めて小さく、軸受ブッシュ50が加熱して鋼球
80と溶着することはない。
【0040】そして、このようにしてプロジェクション
溶接が終了すると、軸受ブッシュ50を介してホルダー
41に包持された鋼球80とシャンク31bとを接合し
たボール付シャンク31が形成され、当該ボール付きシ
ャンク31のボール部31aがホルダー41に鋳込まれ
た状態となる。尚、この第三工程においては前述の第一
実施例と同様の方法を用いることにより、鋼球80とシ
ャンク31bとの接合部に焼き戻し処理を施すことが可
能である。
【0041】最後に、第四工程では第一実施例の第三工
程と同様に、ホルダー41あるいはボール付シャンク3
1に外力を作用させて互いに密着したままのホルダー4
1とボール部31aとの間に微小な隙間を形成すると共
に、シャンク31bとホルダー41の外周縁との間に前
述したシール部材51を取付け、このシール部材51が
形成する潤滑剤ポケット52にグリースなどの潤滑剤を
充填する。これにより、ボール付シャンク31のボール
部31aがホルダー41に鋳込まれた軸受ブッシュ50
に対して自在に摺接するようになり、ボール付シャンク
31とホルダー41とが揺動又は回転運動自在に連結し
た状態となる。
【0042】そして、この第三実施例の製造方法におい
ても、その第三工程においてホルダー41の端面に電極
10を圧接させながら、ホルダー41とシャンク31b
との間に溶接電流を通電していることから、電極を鋼球
08に直接当接させるための開口部をホルダー41及び
軸受ブッシュ50に対して開設する必要がなく、その分
だけアキシアル荷重に対する負荷能力が高いボールジョ
イントを生産することができるものである。
【0043】また、この実施例ではホルダー41を予め
機械加工等によって形成することから、かかるホルダー
41の材質として機械的強度に優れたものを選択すれ
ば、ダイカスト鋳造に用いる合金は軸受特性にのみ優れ
たものであれば良く、当該合金の選択の余地が第一実施
例よりも広がるといった利点もある。
【0044】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明のボー
ルジョイントの製造方法によれば、鋳造によりホルダー
に鋳込まれたボールに対してシャンクをプロジェクショ
ン溶接することにより、かかるプロジェクション溶接の
際にはホルダーを介して間接的にボールに溶接電流を通
電することができ、ボールに電極を当接させるための開
口部をホルダーに設ける必要がないので、その分だけシ
ャンクに作用するアキシアル荷重に対しての負荷能力が
高いボールジョイントを製作することが可能となる。
【0045】また、プロジェクション溶接に用いる電極
はボールに対してではなくホルダーに対して当接される
ことから、かかる電極を当接させるための平坦部を予め
ホルダーに形成しさえすれば、従来は厳密な球面状に形
成する必要があった当該電極を単なる平板状に形成する
ことができ、しかもボールジョイントの生産時における
電極形状の修整作業も不要となるので、本発明の製造方
法によれは生産管理が極めて容易なものとなり、製造工
程の自動化によるボールジョイントの大量生産を促進す
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明方法によって製造されるボールジョイ
ントの第一実施例を示す断面図である。
【図2】 第一実施例に係るボールジョイントの使用例
を示す断面図である。
【図3】 第一実施例に係るホルダーの鋳造工程を示す
図である。
【図4】 鋳造されたホルダーを示す断面図である。
【図5】 ホルダーに鋳込まれた鋼球とシャンクとの溶
接工程を示す図である。
【図6】 溶接によって接合されたボール付シャンクを
示す断面図である。
【図7】 本発明方法によって製造されるボールジョイ
ントの第二実施例を示すものである。
【図8】 本発明方法によって製造されるボールジョイ
ントの第三実施例を示すものである。
【図9】 第二実施例に係る軸受ブッシュの鋳造工程を
示す図である。
【図10】 ホルダー及び軸受ブッシュに鋳込まれた鋼
球とシャンクとの溶接工程を示す図である。
【図11】 従来のボールジョイントの製造方法を示す
工程図である。
【図12】 従来の製造方法によって製作されたボール
ジョイントを示す断面図である。
【符号の説明】
1b…シャンク、2…ホルダー、8…鋼球(ボール)、
10…電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅 嘉一 東京都品川区西五反田3丁目11番6号、テ イエチケー株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダーとボール付シャンクとが揺動あ
    るいは回転運動自在に連結されたボールジョイントの製
    造方法において、 ボールが中子としてインサートされた鋳造金型内に導電
    性合金の溶湯を鋳込み、上記シャンクの接合部を残して
    当該ボールを覆うホルダーを鋳造する第一工程と、 上記ホルダーから露呈するボールに対してシャンクを圧
    接させると共に、上記シャンク及びホルダーの夫々に対
    して電極を当接させ、これら電極間に溶接電流を通電す
    ることにより、ボールとシャンクとをプロジェクション
    溶接で接合してボール付シャンクを形成する第二工程
    と、 上記ホルダーあるいはボール付シャンクに外力を付与
    し、ボールとホルダーとの間に隙間を形成する第三工程
    とから構成されることを特徴とするボールジョイントの
    製造方法。
  2. 【請求項2】 ホルダーとボール付シャンクとが軸受ブ
    ッシュを介して揺動あるいは回転運動自在に連結された
    ボールジョイントの製造方法において、 上記ボールが収容される凹陥状のボール受部を備えたホ
    ルダーを製作する第一工程と、 上記ホルダーのボール受部にボールを収容した後に、当
    該ボール受部に導電性合金の溶湯を鋳込み、上記シャン
    クの接合部を残して上記ボールを覆う軸受ブッシュを鋳
    造する第二工程と、 上記軸受ブッシュから露呈するボールに対してシャンク
    を圧接させると共に、上記シャンク及びホルダーの夫々
    に対して電極を当接させ、これら電極間に溶接電流を通
    電することにより、ボールとシャンクとをプロジェクシ
    ョン溶接で接合してボール付シャンクを形成する第三工
    程と、 上記ホルダーあるいはボール付シャンクに外力を付与
    し、ボールと軸受ブッシュとの間に隙間を形成する第四
    工程とから構成されることを特徴とするボールジョイン
    トの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のボールジョイント
    の製造方法において、プロジェクション溶接が終了した
    後にシャンクとホルダーとの間に再度電流を通電し、ボ
    ールとシャンクとの接合部を焼き戻しすることを特徴と
    するボールジョイントの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のボールジョイント
    の製造方法において、上記第一工程でボールを鋳造金型
    内に固定するに当たり、当該鋳造金型に形成された支持
    座及び係止棒でボールを挟みこみ、上記支持座によって
    上記シャンクの接合部となる開口部をホルダーに形成す
    る一方、上記係止棒によって潤滑油の油口をホルダーに
    形成することを特徴とするボールジョイントの製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項1又は2記載のボールジョイント
    の製造方法において、上記ホルダーには平坦部が形成さ
    れ、上記シャンクとボールとをプロジェクション溶接に
    て接合する際に、かかる平坦部に上記電極が当接するこ
    とを特徴とするボールジョイントの製造方法。
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