JPH0664252A - エミュレーション・モードを有する印刷装置 - Google Patents
エミュレーション・モードを有する印刷装置Info
- Publication number
- JPH0664252A JPH0664252A JP4222952A JP22295292A JPH0664252A JP H0664252 A JPH0664252 A JP H0664252A JP 4222952 A JP4222952 A JP 4222952A JP 22295292 A JP22295292 A JP 22295292A JP H0664252 A JPH0664252 A JP H0664252A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printing
- print information
- printing apparatus
- emulation
- computer system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
- Record Information Processing For Printing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】エミュレーション・モードでの印刷が可能なプ
リンタにおいて、設定誤りによるプリンタの暴走を阻止
し印刷の再設定を容易にする。 【構成】ネイティブ・モードに加え各種コンピュータ・
システムに選択的に接続することを可能にするエミュレ
ーション・モードでの印刷が可能な印刷装置において、
エミュレーション・プログラムを格納もしくは設定する
手段と、接続されたコンピュータ・システムから印刷情
報を受信する手段と、上記エミュレーション・プログラ
ムに従い印刷情報を印刷する手段と、印刷情報がエミュ
レーション・プログラムにより設定された印刷環境に適
合するか否かを判断する判断手段（Ｓ３，Ｓ４）を設
け、判断結果に基ずいて印刷を中止し、それまでに受信
した印刷情報を破棄する（Ｓ７，Ｓ８）。
リンタにおいて、設定誤りによるプリンタの暴走を阻止
し印刷の再設定を容易にする。 【構成】ネイティブ・モードに加え各種コンピュータ・
システムに選択的に接続することを可能にするエミュレ
ーション・モードでの印刷が可能な印刷装置において、
エミュレーション・プログラムを格納もしくは設定する
手段と、接続されたコンピュータ・システムから印刷情
報を受信する手段と、上記エミュレーション・プログラ
ムに従い印刷情報を印刷する手段と、印刷情報がエミュ
レーション・プログラムにより設定された印刷環境に適
合するか否かを判断する判断手段（Ｓ３，Ｓ４）を設
け、判断結果に基ずいて印刷を中止し、それまでに受信
した印刷情報を破棄する（Ｓ７，Ｓ８）。
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の異なった型のコ
ンピュータ・システムを選択的にエミュレーションする
ことが可能な印刷装置、特に多機能（マルチファンクシ
ョン）デジタル・プリンタに好適なプリンタに関する。
ここでコンピュータ・システムとは、オペレーティング
・システムばかりではなくアプリケーション・ソフトウ
ェアを搭載したシステム全体を表す。従って、アプリケ
ーション・ソフトウエアが異なれば、プリンタ側から見
た場合に、コンピュータ・システムも異なって来る場合
もありうる。
ンピュータ・システムを選択的にエミュレーションする
ことが可能な印刷装置、特に多機能（マルチファンクシ
ョン）デジタル・プリンタに好適なプリンタに関する。
ここでコンピュータ・システムとは、オペレーティング
・システムばかりではなくアプリケーション・ソフトウ
ェアを搭載したシステム全体を表す。従って、アプリケ
ーション・ソフトウエアが異なれば、プリンタ側から見
た場合に、コンピュータ・システムも異なって来る場合
もありうる。
【０００２】
【従来技術及び発明が解決しようとする課題】従来エミ
ュレーションプログラムの選択は、オペレータにより直
接操作パネル上で行なわるのが通例である。しかしなが
ら、オペレータが、エミュレーション・プログラムの選
択に際し誤操作を行なった場合、ページ・プリンタの暴
走が起る事があるが、従来においては、このような暴走
は対してはオペレータの操作ミスとして何らの対策も施
されていない。
ュレーションプログラムの選択は、オペレータにより直
接操作パネル上で行なわるのが通例である。しかしなが
ら、オペレータが、エミュレーション・プログラムの選
択に際し誤操作を行なった場合、ページ・プリンタの暴
走が起る事があるが、従来においては、このような暴走
は対してはオペレータの操作ミスとして何らの対策も施
されていない。
【０００３】したがって、このような暴走が起ると印刷
情報によっては、何十枚も紙が無駄になってしまう。
情報によっては、何十枚も紙が無駄になってしまう。
【０００４】また、残りの印刷情報がバッファ・メモリ
に格納されている場合には、途中で印刷を中断すると、
バッファ中のデータをクリアしなければならない。特に
外部記憶装置に既にスプールされているデータをクリア
する作業は、非常に面倒である。
に格納されている場合には、途中で印刷を中断すると、
バッファ中のデータをクリアしなければならない。特に
外部記憶装置に既にスプールされているデータをクリア
する作業は、非常に面倒である。
【０００５】よって、本発明の課題は、エミュレーショ
ン・モードで動作可能な従来の印刷装置もしくはプリン
タの上述の欠点を回避することである。
ン・モードで動作可能な従来の印刷装置もしくはプリン
タの上述の欠点を回避することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記の課題は、本発明に
より、ネイティブ・モードに加え複数の異なった型のコ
ンピュータ・システムに選択的に接続することを可能に
するエミュレーション・モードでの印刷が可能な印刷装
置において、エミュレーション・プログラムを格納もし
くは設定する手段と、接続されたコンピュータ・システ
ムから印刷情報を受信する手段と、前記エミュレーショ
ン・プログラムに従い前記印刷情報を印刷する手段とを
含み、前記印刷情報がエミュレーション・プログラムに
より設定された印刷環境に適合するか否かを判断する判
断手段を設けた印刷装置により解決される。
より、ネイティブ・モードに加え複数の異なった型のコ
ンピュータ・システムに選択的に接続することを可能に
するエミュレーション・モードでの印刷が可能な印刷装
置において、エミュレーション・プログラムを格納もし
くは設定する手段と、接続されたコンピュータ・システ
ムから印刷情報を受信する手段と、前記エミュレーショ
ン・プログラムに従い前記印刷情報を印刷する手段とを
含み、前記印刷情報がエミュレーション・プログラムに
より設定された印刷環境に適合するか否かを判断する判
断手段を設けた印刷装置により解決される。
【０００７】本発明の１つの実施態様においては、上記
判断手段の判断結果として否が出力された場合に、印刷
を続行するか中断するかに関する判断を行う第２の判断
手段が設けられる。
判断手段の判断結果として否が出力された場合に、印刷
を続行するか中断するかに関する判断を行う第２の判断
手段が設けられる。
【０００８】本発明の他の実施態様においては、受信し
た印刷情報を一時的に記憶する一時記憶手段もしくはバ
ッファを設け、印刷の中断が決定された場合に、一時的
印刷情報記憶手段をクリアする。
た印刷情報を一時的に記憶する一時記憶手段もしくはバ
ッファを設け、印刷の中断が決定された場合に、一時的
印刷情報記憶手段をクリアする。
【０００９】本発明の更に他の実施態様においては、上
記第２の判断手段で印刷の中断が決定された場合に、爾
後、上記コンピュータ・システムから受信するデータを
読込まずに破棄する手段が設けられる。
記第２の判断手段で印刷の中断が決定された場合に、爾
後、上記コンピュータ・システムから受信するデータを
読込まずに破棄する手段が設けられる。
【００１０】第１の判断手段において、コンピュータ・
システムからの印刷情報に含まれるコマンドを解析し、
エミュレーション・プログラムに対しイリーガルなコマ
ンドであるか否かを判断し、イリーガルである場合に
は、エミュレーション・プログラムにより設定された印
刷環境に不適合であると決定することができる。
システムからの印刷情報に含まれるコマンドを解析し、
エミュレーション・プログラムに対しイリーガルなコマ
ンドであるか否かを判断し、イリーガルである場合に
は、エミュレーション・プログラムにより設定された印
刷環境に不適合であると決定することができる。
【００１１】また、上記判断手段において、コンピュー
タ・システムから供給される情報の１頁当たりの情報量
を求め、設定された閾値と比較し、該閾値よりも小さい
場合に、コンピュータ・システムから供給される印刷情
報がエミュレーション・プログラムにより設定された印
刷環境に対し不適合であると判定することができる。
タ・システムから供給される情報の１頁当たりの情報量
を求め、設定された閾値と比較し、該閾値よりも小さい
場合に、コンピュータ・システムから供給される印刷情
報がエミュレーション・プログラムにより設定された印
刷環境に対し不適合であると判定することができる。
【００１２】
【作用及び効果】上述のように、本発明によれば、ホス
ト側のコンピュータ・システムからの印刷情報が、印刷
装置もしくはプリンタに設定されたエミュレーション・
プログラムの印刷環境に適合するか否かの判断を行う判
断手段と、該判断手段の判定結果に基づいて印刷の中断
を行うか否かを判定する第２の判断手段を設けることに
より、印刷装置もしくはプリンタの暴走を確実に阻止す
ることができ、例えば、白紙印刷のような転写紙の浪費
を阻止することができる。更に、第２の判断手段の判定
結果に依存して、ホスト側からの印刷情報を格納する受
信バッファをクリアする手段及び爾後の受信情報を読込
まずに破棄する手段を設けることにより、印刷再開後の
再設定を短時間で容易に実現することが可能となる。
ト側のコンピュータ・システムからの印刷情報が、印刷
装置もしくはプリンタに設定されたエミュレーション・
プログラムの印刷環境に適合するか否かの判断を行う判
断手段と、該判断手段の判定結果に基づいて印刷の中断
を行うか否かを判定する第２の判断手段を設けることに
より、印刷装置もしくはプリンタの暴走を確実に阻止す
ることができ、例えば、白紙印刷のような転写紙の浪費
を阻止することができる。更に、第２の判断手段の判定
結果に依存して、ホスト側からの印刷情報を格納する受
信バッファをクリアする手段及び爾後の受信情報を読込
まずに破棄する手段を設けることにより、印刷再開後の
再設定を短時間で容易に実現することが可能となる。
【００１３】本発明の叙上の目的、他の目的、特徴及び
利点は、添付図面を参照しての以下の実施例に関する説
明から明らかとなろう。
利点は、添付図面を参照しての以下の実施例に関する説
明から明らかとなろう。
【００１４】
【実施例】以下、図面を参照し、本発明の好適な実施例
と関連し説明する。
と関連し説明する。
【００１５】図１は、本発明の第１の実施例によるレー
ザプリンタの全体的構成を概略的に示すブロック・ダイ
ヤグラムである。図１から明らかなように、レーザ・プ
リンタは、プリンタ・コントローラ１、プリンタ・エンジ
ン２、パネル装置３とから構成され、上位装置であるホ
スト・コンピュータ・システム４に接続されている。
ザプリンタの全体的構成を概略的に示すブロック・ダイ
ヤグラムである。図１から明らかなように、レーザ・プ
リンタは、プリンタ・コントローラ１、プリンタ・エンジ
ン２、パネル装置３とから構成され、上位装置であるホ
スト・コンピュータ・システム４に接続されている。
【００１６】ここで、プリンタ・エンジンとは、プリン
タ・コントローラからの印刷情報及び制御信号により感
光体上に静電潜像を発生して現像し、また給紙部より転
写紙を供給し、転写及び定着し、画像を形成する機構を
総称する。このようなプリンタ・エンジン自体は公知の
ものであって良い。
タ・コントローラからの印刷情報及び制御信号により感
光体上に静電潜像を発生して現像し、また給紙部より転
写紙を供給し、転写及び定着し、画像を形成する機構を
総称する。このようなプリンタ・エンジン自体は公知の
ものであって良い。
【００１７】プリンタ・コントローラ１は、プリンタ・
エンジン・インターフェース１０を介してプリンタ・エ
ンジン２に接続されると共に、パネル・インターフェー
ス１２を介してパネル装置３に接続されている。尚、パ
ネル装置３は、印刷モード、制御パラメータ等の設定を
オペレータが対話式に行なうことを可能にする装置であ
る。更に、プリンタ・コントローラ１は、ホスト・イン
ターフェース１４を介してホスト・コンピュータ・シス
テム４に接続されている。上記各種インターフェース１
０、１２及び１４は、バス１６を介して、コントローラ
の中枢である中央制御装置（以下ＣＰＵを略称する）２
０に接続されている。
エンジン・インターフェース１０を介してプリンタ・エ
ンジン２に接続されると共に、パネル・インターフェー
ス１２を介してパネル装置３に接続されている。尚、パ
ネル装置３は、印刷モード、制御パラメータ等の設定を
オペレータが対話式に行なうことを可能にする装置であ
る。更に、プリンタ・コントローラ１は、ホスト・イン
ターフェース１４を介してホスト・コンピュータ・シス
テム４に接続されている。上記各種インターフェース１
０、１２及び１４は、バス１６を介して、コントローラ
の中枢である中央制御装置（以下ＣＰＵを略称する）２
０に接続されている。
【００１８】更に、プリンタ・コントローラ１には、各
種フレーム・モードを記憶するためのフレーム・メモリ
２２、印刷情報を一時的に格納するバッファとしての働
きををなすと共にワークアリアを提供するランダム・ア
クセス・メモリ（ＲＡＭ）２４、フォント情報を格納し
ているフォントＲＯＭ（リード・オンリーメモリ）２
６、印刷プログラム等を格納するプログラムＲＯＭ２
８、及びプリンタ・モードの設定情報等の記憶に用いら
れる不揮発性ＲＡＭ（ＮＶＲＡＭ）３０が内臓されてお
り、バース１６を介してＣＰＵ２０に接続されている。
参照数字３２は、外部からの制御情報を供給するため
に、着脱可能にスロットに挿入されるＩＣカードであ
る。尚、上述の構成要素及び機能は当該技術分野で知ら
れているので、更なる説明は不要であろう。
種フレーム・モードを記憶するためのフレーム・メモリ
２２、印刷情報を一時的に格納するバッファとしての働
きををなすと共にワークアリアを提供するランダム・ア
クセス・メモリ（ＲＡＭ）２４、フォント情報を格納し
ているフォントＲＯＭ（リード・オンリーメモリ）２
６、印刷プログラム等を格納するプログラムＲＯＭ２
８、及びプリンタ・モードの設定情報等の記憶に用いら
れる不揮発性ＲＡＭ（ＮＶＲＡＭ）３０が内臓されてお
り、バース１６を介してＣＰＵ２０に接続されている。
参照数字３２は、外部からの制御情報を供給するため
に、着脱可能にスロットに挿入されるＩＣカードであ
る。尚、上述の構成要素及び機能は当該技術分野で知ら
れているので、更なる説明は不要であろう。
【００１９】次に、上述の構成を有するプリンタに適用
される本発明の第１実施例の動作について説明する。
される本発明の第１実施例の動作について説明する。
【００２０】図２は、図１のＣＰＵ２０による本発明の
実施例に係わる処理の一例を示すフローチャートであ
る。対応のプログラムは、プログラムＲＯＭ２８に記憶
しておくことができる。
実施例に係わる処理の一例を示すフローチャートであ
る。対応のプログラムは、プログラムＲＯＭ２８に記憶
しておくことができる。
【００２１】図２を参照するに、印刷を始める前に、先
ずプリンタの環境設定、すなわち印刷を行なうコンピュ
ータ・システムのエミュレーション・プログラムを起動
する（ステップＳ１）。この起動は、各種エミュレーシ
ョン・プログラムをパネル装置３を介し予め設定してお
いて所望のエミュレーション・プログラムを選択した
り、或は又ＩＣカード３２により外部から与えられるエ
ミュレーション・プログラムを選択することにより実現
することができる。その後印刷を開始する（ステップＳ
２）。ここで、設定選択の誤りが原因で、プリンタ側に
設定された環境におけるコマンド体系がコンピュータも
しくはホスト・システム４から送られてくるコマンド体
系とは異なるとすると、プリンタは正常に動作せず冒頭
に述べたように暴走が起こり得る。そこで本発明によれ
ば、コマンド解析ステップＳ３を設け、ホスト側からの
コマンドを解析し、起動されたエミュレーション・プロ
グラムで印刷を実行できるか否か、即ちホスト側コマン
ドがイリーガルか否かを判断する（ステップＳ４）。解
析できないコマンドを検出すると（ステップＳ４がＹｅ
ｓ）、受信不可能状態にし、このまま印刷を続行する
か、中断するかの判断を行なう（ステップＳ５）。この
判断はオペレータに委ね、続行する場合は受信可（ステ
ップＳ５でＮｏ）として通常の処理を再開する（ステッ
プＳ６）。中断する場合（ステップＳ５でＹｅｓ）は、
まず受信バッファ（ＲＡＭ）２４内のデータをクリアす
る（ステップＳ７）。その後、ホスト側から供給される
残りのデータは受信終了まで(ステップＳ９）破棄する
処理を行なう（ステップＳ８）。
ずプリンタの環境設定、すなわち印刷を行なうコンピュ
ータ・システムのエミュレーション・プログラムを起動
する（ステップＳ１）。この起動は、各種エミュレーシ
ョン・プログラムをパネル装置３を介し予め設定してお
いて所望のエミュレーション・プログラムを選択した
り、或は又ＩＣカード３２により外部から与えられるエ
ミュレーション・プログラムを選択することにより実現
することができる。その後印刷を開始する（ステップＳ
２）。ここで、設定選択の誤りが原因で、プリンタ側に
設定された環境におけるコマンド体系がコンピュータも
しくはホスト・システム４から送られてくるコマンド体
系とは異なるとすると、プリンタは正常に動作せず冒頭
に述べたように暴走が起こり得る。そこで本発明によれ
ば、コマンド解析ステップＳ３を設け、ホスト側からの
コマンドを解析し、起動されたエミュレーション・プロ
グラムで印刷を実行できるか否か、即ちホスト側コマン
ドがイリーガルか否かを判断する（ステップＳ４）。解
析できないコマンドを検出すると（ステップＳ４がＹｅ
ｓ）、受信不可能状態にし、このまま印刷を続行する
か、中断するかの判断を行なう（ステップＳ５）。この
判断はオペレータに委ね、続行する場合は受信可（ステ
ップＳ５でＮｏ）として通常の処理を再開する（ステッ
プＳ６）。中断する場合（ステップＳ５でＹｅｓ）は、
まず受信バッファ（ＲＡＭ）２４内のデータをクリアす
る（ステップＳ７）。その後、ホスト側から供給される
残りのデータは受信終了まで(ステップＳ９）破棄する
処理を行なう（ステップＳ８）。
【００２２】このようにして、受信終了後に、再びプリ
ンタの環境設定（Ｓ１）を行なって印刷を再開すること
により無駄な印刷を防止することができる。また、バッ
ファ（ＲＡＭ２４）のクリアを行なう機能（Ｓ７）に由
り、復帰の作業も簡単に行なえる。
ンタの環境設定（Ｓ１）を行なって印刷を再開すること
により無駄な印刷を防止することができる。また、バッ
ファ（ＲＡＭ２４）のクリアを行なう機能（Ｓ７）に由
り、復帰の作業も簡単に行なえる。
【００２３】コマンド体系が合致するかどうかの判定は
簡単に行なうことができる。一般に印刷情報は、制御コ
マンド、文字コマンド及びイメージデータに分けること
ができる。これらのうち制御コードはそれぞれのコマン
ド体系により特徴があり、異なるコマンド体系で処理を
行なうと必ず解析できない制御コマンドが現れる。この
ような制御コードをもとにして解析／判断ステップを実
行する。
簡単に行なうことができる。一般に印刷情報は、制御コ
マンド、文字コマンド及びイメージデータに分けること
ができる。これらのうち制御コードはそれぞれのコマン
ド体系により特徴があり、異なるコマンド体系で処理を
行なうと必ず解析できない制御コマンドが現れる。この
ような制御コードをもとにして解析／判断ステップを実
行する。
【００２４】尚、判断ステップＳ５おいて、通常処理Ｓ
６を選んだ場合には、ステップＳ１０で印刷可能か否か
の判断を行い、否（Ｎｏ)であれば、コマンド解析ステ
ップＳ３に戻り、上述の手順が繰返えされるので、判断
ステップＳ５におけるオペレータの誤った判断にも対処
することが可能である。ステップＳ１０において、印刷
可能と判断されると印刷が続行される（ステップＳ１
１）。
６を選んだ場合には、ステップＳ１０で印刷可能か否か
の判断を行い、否（Ｎｏ)であれば、コマンド解析ステ
ップＳ３に戻り、上述の手順が繰返えされるので、判断
ステップＳ５におけるオペレータの誤った判断にも対処
することが可能である。ステップＳ１０において、印刷
可能と判断されると印刷が続行される（ステップＳ１
１）。
【００２５】図３は本発明の第２実施例をフローチャー
トで示す図である。図３に示す処理は、図２の処理の判
断ステップＳ３及びＳ４でコマンド解析を行なう代り
に、ステップＳ１０３及び１０４を設けて、印刷情報量
によりコマンド体系の異同を判断するものである。通
常、１頁当たりの印刷情報量は或る閾値以上（例えは文
字コードで８バイト以上）と考えて良い。そこで、ステ
ップＳ１０３では、ホスト側から送られて来る１頁当た
りの印刷情報量を求め（ステップＳ１０３）、当該閾値
を下回る場合には、プリンタ側とホスト側とのコマンド
体系が異なると判断し（１０４）、図２で述べた中断ス
テップＳ５に移行する。他の処理は図２に示したものと
同じであるので、再述は省略する。
トで示す図である。図３に示す処理は、図２の処理の判
断ステップＳ３及びＳ４でコマンド解析を行なう代り
に、ステップＳ１０３及び１０４を設けて、印刷情報量
によりコマンド体系の異同を判断するものである。通
常、１頁当たりの印刷情報量は或る閾値以上（例えは文
字コードで８バイト以上）と考えて良い。そこで、ステ
ップＳ１０３では、ホスト側から送られて来る１頁当た
りの印刷情報量を求め（ステップＳ１０３）、当該閾値
を下回る場合には、プリンタ側とホスト側とのコマンド
体系が異なると判断し（１０４）、図２で述べた中断ス
テップＳ５に移行する。他の処理は図２に示したものと
同じであるので、再述は省略する。
【００２６】
【発明の効果】上の説明から明らかなように、本発明に
よれば、ホスト・コンピュータ・システム側から送られ
てくる印刷情報のコマンド体系とプリンタ側に設定した
印刷環境（エミュレーション・プログラム等）のコマン
ド体系が異なる場合に、印刷動作を中止してプリンタの
暴走を阻止することが出来るばかりではなく、受信バッ
ファをクリアすることにより爾後のプリント環境の再設
定を容易にすることが可能となる。
よれば、ホスト・コンピュータ・システム側から送られ
てくる印刷情報のコマンド体系とプリンタ側に設定した
印刷環境（エミュレーション・プログラム等）のコマン
ド体系が異なる場合に、印刷動作を中止してプリンタの
暴走を阻止することが出来るばかりではなく、受信バッ
ファをクリアすることにより爾後のプリント環境の再設
定を容易にすることが可能となる。
【００２７】以上、本発明の好適な実施例に関して説明
したが、上に述べた教示に徴し、本発明の多くの変形及
び変更が可能であることは明らかである。例えば、上に
は、レーザ・プリンタを例にとって説明したが、本発明
は、エミュレーション・モードが可能である他の形式の
プリンタにも容易に適用し得ることは言うまでもない。
従って、本発明の範囲内で、上に述べたものとは異なっ
た仕方で本発明の実施が可能であると理解されたい。
したが、上に述べた教示に徴し、本発明の多くの変形及
び変更が可能であることは明らかである。例えば、上に
は、レーザ・プリンタを例にとって説明したが、本発明
は、エミュレーション・モードが可能である他の形式の
プリンタにも容易に適用し得ることは言うまでもない。
従って、本発明の範囲内で、上に述べたものとは異なっ
た仕方で本発明の実施が可能であると理解されたい。
【図１】本発明を適用することが可能なプリンタの全体
的構成をブロック・ダイヤグラムで示す図である。
的構成をブロック・ダイヤグラムで示す図である。
【図２】本発明の第１の実施例を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図３】本発明の第２の実施例を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
１ プリンンタ・コントローラ ２ プリンンタ・エンジン ４ ホスト・コンピュータ・システム ２０ ＣＰＵ ２４ 受信バッファ ２８ プログラムＲＯＭ
Claims (6)
- 【請求項１】 ネイティブ・モードに加え複数の異なっ
た型のコンピュータ・システムに選択的に接続すること
を可能にするエミュレーション・モードでの印刷が可能
な印刷装置において、 エミュレーション・プログラムを格納もしくは設定する
手段(２８、３２)と、 接続されたコンピュータ・システム(４)から印刷情報を
受信する手段（１４）と、 前記エミュレーション・プログラムに従い前記印刷情報
を印刷する手段（２、１０）とを含み、 前記印刷情報が前記エミュレーション・プログラムによ
り設定された印刷環境に適合するか否かを判断する第１
の判断手段（２０；Ｓ３、Ｓ４）を設けたことを特徴と
する印刷装置。 - 【請求項２】 請求項１に記載の印刷装置において、前
記第１の判断手段の判断結果として否が出力された場合
に、印刷を続行するか中断するかに関する判断を行う第
２の判断手段（Ｓ５）を設けたことを特徴とする印刷装
置。 - 【請求項３】 請求項１または２のいずれかに記載の印
刷装置において、受信した印刷情報を一時的に記憶する
一時記憶手段（２４）を含み、前記第２の判断手段によ
り印刷の中断が決定された場合に、前記一時的印刷情報
記憶手段をクリアする手段（２０；Ｓ７）を設けたこと
を特徴とする印刷装置。 - 【請求項４】 請求項３に記載の印刷装置において、前
記第２の判断手段で印刷の中断が決定された場合に、爾
後、前記コンピュータ・システム（４）から受信するデ
ータを読込まずに破棄する手段（Ｓ８）を設けたことを
特徴とする印刷装置。 - 【請求項５】 請求項１乃至４のいずれかに記載の印刷
装置において、前記第１の判断手段（２０；Ｓ３、Ｓ
４）において、前記コンピュータ・システムからの印刷
情報に含まれるコマンドを解析し、前記エミュレーショ
ン・プログラムに対しイリーガルなコマンドであるか否
かを判断し、イリーガルである場合には、前記印刷情報
が前記エミュレーション・プログラムにより設定された
印刷環境に不適合であると決定することを特徴とする印
刷装置。 - 【請求項６】 請求項１乃至４のいずれかに記載の印刷
装置において、前記第１の判断手段において、前記コン
ピュータ・システムから供給される情報の１頁当たりの
情報量を求め、設定された閾値と比較し、該閾値よりも
小さい場合に、前記コンピュータ・システムから供給さ
れる印刷情報が前記エミュレーション・プログラムによ
り設定された印刷環境に対し不適合であると判定する手
段（Ｓ１０３、Ｓ１０４）を設けたことを特徴とする印
刷装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222952A JPH0664252A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | エミュレーション・モードを有する印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4222952A JPH0664252A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | エミュレーション・モードを有する印刷装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0664252A true JPH0664252A (ja) | 1994-03-08 |
Family
ID=16790452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4222952A Pending JPH0664252A (ja) | 1992-08-21 | 1992-08-21 | エミュレーション・モードを有する印刷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0664252A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000001393A (ko) * | 1998-06-11 | 2000-01-15 | 윤종용 | 프린터에서 에뮬레이션 에러 처리방법 |
| US7580141B2 (en) | 2004-09-13 | 2009-08-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
-
1992
- 1992-08-21 JP JP4222952A patent/JPH0664252A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20000001393A (ko) * | 1998-06-11 | 2000-01-15 | 윤종용 | 프린터에서 에뮬레이션 에러 처리방법 |
| US7580141B2 (en) | 2004-09-13 | 2009-08-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
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