JPH09186162A - 金属バンプの形成方法 - Google Patents

金属バンプの形成方法

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JPH09186162A
JPH09186162A JP7343599A JP34359995A JPH09186162A JP H09186162 A JPH09186162 A JP H09186162A JP 7343599 A JP7343599 A JP 7343599A JP 34359995 A JP34359995 A JP 34359995A JP H09186162 A JPH09186162 A JP H09186162A
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metal
electronic component
recess
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Masayuki Ochiai
正行 落合
Teru Nakanishi
輝 中西
Toshiya Akamatsu
俊也 赤松
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金属バンプの形成方法に関し、高密度の微小
な金属バンプをより確実に形成することができるように
することを目的とする。 【解決手段】 電子部品16の電極端子18と対応する
パターンで基板10の表面に形成されている凹部12に
金属球14を配置し、電子部品の電極端子を該基板の凹
部の金属球に突き合わせた状態で該電子部品と該基板と
を磁性体20、22によって挟み、該電子部品及び該基
板の少なくとも一方を金属球の融点以上に加熱して溶融
した金属球を該基板から該電子部品に金属バンプとして
転写し、該電子部品を該基板及び該磁性体から取り外す
構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば半導体チップ
等の電子部品を印刷回路基板に取り付けるための金属バ
ンプの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子装置の小型化及び軽量化への
要求に伴い、ICやLSI等の電子部品は、半導体チッ
プ上に素子が高集積化されて、その入出力端子(端子電
極)の数は数百にも及ぶようになっている。このような
多端子の電子部品を回路基板上に搭載する方法として、
電子部品の表面にはんだバンプ等の金属バンプを予め形
成しておき、その金属バンプを回路基板上の金属バンプ
に溶着する方法が知られている。
【0003】従来、電子部品の表面にはんだバンプ等の
金属バンプを予め形成する方法として、バンプ転写用の
基板を用いる方法がある。基板の所定位置には真空吸着
口が設けられており、バンプを形成すべき金属球をこれ
らの真空吸着口に真空吸引し、それをフラックス塗布し
た電子部品の電極端子に位置合わせした後、真空吸引を
解除して金属球を電極端子上にのせ、金属球の融点以上
に加熱することで金属バンプを形成している。
【0004】また、凹部を有する基板を用いてバンプを
形成することは、例えば特開平2─270327号公報
に記載されている。また、電子部品をはんだバンプを回
路基板の電極端子に実装するに際して圧力や錘をかける
ことは、例えば特開平5─3196号公報に記載されて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】真空吸着口を有するバ
ンプ転写用の基板を用いる場合、真空吸引を解除して金
属球を電極端子上にのせると、金属球はフラックスの粘
着力により電子部品の電極端子上に固定的に保持され、
電子部品を加熱炉で加熱することができる。しかし、フ
ラックスが多すぎる場合には、加熱時に金属球が隣接の
金属バンプ形成領域へ移動して隣接の溶融中の金属球と
合体して、不良を生じることがある。
【0006】電極端子に塗布したフラックスは、時間の
経過とともに溶媒成分の揮発によって皮膜を形成して粘
着力を失うので、短時間のうちに金属バンプを形成しな
ければならない。従って、従来技術によって金属バンプ
を形成するには、金属球吸着機能、少量のフラックスの
均一な塗布機能、及び迅速な金属球位置合わせ機能を備
えた大がかりな装置が必要であった。
【0007】そして、このような大がかりな装置を用い
ても、フラックスによる金属球の固着力は小さいので、
金属球を融点以上に加熱するプロセスにおいて、外的因
子により位置ずれを生ずることがあった。本発明の目的
は、高密度の微小な金属バンプをより確実に形成するこ
とのできる金属バンプの形成方法を提供するである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による金属バンプ
の形成方法は、電子部品の電極端子と対応するパターン
で基板の表面に形成されている凹部に金属球を配置し、
電子部品の電極端子を該基板の凹部の金属球に突き合わ
せた状態で該電子部品と該基板とを磁性体によって挟
み、該電子部品及び該基板の少なくとも一方を金属球の
融点以上に加熱して溶融した金属球を該基板から該電子
部品に金属バンプとして転写し、該電子部品を該基板及
び該磁性体から取り外すことを特徴とするものである。
【0009】基板の表面に形成されている凹部に金属球
を配置し、電子部品の電極端子を該基板の凹部の金属球
に突き合わせた状態で該電子部品と該基板とを磁性体に
よって挟むようにしている。従って、フラックスの多少
にかかわらず、磁性体の磁力により、金属球は所定の位
置に保持される。こうして、金属球を所定の位置に保持
した状態で金属球を溶融させ、電子部品を該基板及び該
磁性体から取り外すと、金属球が該基板から該電子部品
に転写され、該電子部品の電極端子に金属バンプが形成
される。この場合、該電子部品と該基板とを上下関係で
配置しておくと該電子部品と該基板には磁性体の重力も
かかる。
【0010】好ましくは、該凹部と該金属球とは、該凹
部に挿入された金属球が基板の表面から部分的に突出す
るような関係で形成されている。こうすることによっ
て、金属球の大きさにバラツキがあっても、電子部品の
電極端子をより確実に該基板の凹部の金属球により確実
に接触させることができる。
【0011】好ましくは、基板の表面に形成されている
凹部の容積が、金属球の体積よりも大きい。これによっ
て、電子部品の表面が基板の表面にぴったりと接触した
状態になっても、溶融した金属球の材料が基板の表面の
凹部からこぼれだすことがなく、金属球の材料が隣接の
金属バンプ形成領域に流れることがない。しかも、電子
部品の端子電極が基板の凹部に入り込めるような大きさ
になっていると、端子電極が溶融した金属球に強く接触
する。
【0012】好ましくは、重ねられた電子部品及び基板
の外側の一方の該磁性体が硬質磁性体からなり、他方の
該磁性体が軟質磁性体からなる。これによって、硬質磁
性体が強い磁力を生じて軟質磁性体を引き寄せ、電子部
品と基板とを均一に一体化させる。従って、両側に硬質
磁性体を配置する場合よりもコストが安くなる。しか
も、硬質磁性体を上側にすれば,その重量も利用でき
る。
【0013】該硬質磁性体のキュリー温度が金属球の融
点以上であるようにすると、加熱してもより確実な磁力
を保持することができる。好ましくは、金属球を配列し
た基板の線膨張係数が、電極端子が形成されている電子
部品の線膨張係数と比べて、±15×10-6/℃である
ようにするとよい。これによって、加熱時に、基板と電
子部品に熱膨張差が生じても、金属バンプは所定の位置
に形成される。また、金属球の主たる成分が、Sn、A
g、Au、Si、Ge、Bi、In、Cu、Pbのいず
れか1つ又はその中の幾つかの組み合わせからなるよう
にすることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2は本発明の第1実施
例の金属バンプの形成方法を示す図である。本発明によ
る金属バンプの形成方法では、転写用の基板10を使用
する。基板10は平坦な板であり、一方の表面10aに
関連する電子部品16の電極端子18と対応するパター
ンで凹部12が形成されている。つまり、凹部12を有
する基板10を準備する。例えば、基板10はステンレ
ス鋼やその他の材料からなり、凹部12はエッチング等
で形成される。凹部12は例えば数百μmの矩形の断面
を有する。凹部12をその他の形状に形成できることは
言うまでもない。
【0015】図1の(A)では、基板10の凹部12に
金属バンプとなるべき金属球14を配置する。金属球1
4は現在はんだバンプを形成するのに広く使用されてい
るはんだ合金からなる。ただし、バンプを形成できるも
のであればはんだ合金に限らずその他の金属を使用する
ことができる。すなわち、金属球14の主たる成分が、
Sn、Ag、Au、Si、Ge、Bi、In、Cu、P
bのいずれか1つ又はその中の幾つかの組み合わせから
なるようにすることができる。
【0016】図1の(B)では、基板10の凹部12の
金属球14にフラックスを塗布した後で、電子部品16
を基板10に重ね合わせ、電子部品16の電極端子18
は基板10の凹部12の金属球14に突き合わせて位置
合わせをする。基板10の凹部12は特定の電子部品1
6の電極端子18と一致するパターンで配列されている
ので、電極端子18は凹部12の金属球14と一対一で
対応する。電子部品16は例えばICやLSIとして構
成された半導体チップからなる。
【0017】好ましくは、凹部12と金属球18とは、
凹部12に挿入された金属球18が基板10の表面10
aから部分的に突出するように形成されている。こうす
ることによって、金属球の大きさにバラツキがあって
も、電子部品16の電極端子12をより確実に基板10
の凹部12の金属球14により確実に接触させることが
できる。
【0018】図1の(C)では、電子部品16と基板1
0とが重ね合わせられ、電子部品16の電極端子18と
基板10の凹部12の金属球14とが突き合わせられた
状態で、電子部品16と基板10とが磁性体20、22
によって挟まれる。実施例では、上側の磁性体20が硬
質磁性体からなり、下側の磁性体22が軟質磁性体から
なる。残留磁化が大きい硬質磁性体を用いることで、比
較的小型の磁性体で比較的大きな吸着力を得ることがで
きる。よって硬質磁性体が強い磁力を生じて軟質磁性体
を引き寄せ、電子部品16と基板10とを均一に一体化
させる。この場合、両側に硬質磁性体を配置する場合よ
りもコストが安くなる。しかも、硬質磁性体を上側にす
れば,その重量も利用できる。
【0019】なお、比較として、電子部品16と基板1
0とを水平な姿勢で重ね合わせ、その上に単なる錘をの
せればその重量により電子部品16の電極端子18と基
板10の凹部12の金属球14とを一体化させる力を得
ることができる。しかし、この場合には、大きな錘が必
要になり、特に電子部品16に反りがあるとさらに大き
な錘が必要となる。そして、大きな錘を使用すると、後
の加熱工程において、必然的に錘も加熱され、その錘を
加熱するのに余分な加熱を行う必要が生じる。さらにそ
の結果として、電子部品16がダメージを受ける可能性
が生じる。
【0020】本発明では、磁性体20、22を用いるこ
とによってこのような問題点がない。さらに、単なる錘
を使用した場合には、電子部品16と基板10とを電極
端子18と金属球14とが突き合わせられた状態で位置
ずれを起こすことなく搬送するのは難しいが、磁性体2
0、22を用いることによって容易に電子部品16と基
板10とを電極端子18とを電極端子18と金属球14
とが突き合わせられた状態で位置ずれを起こすことなく
搬送することができる。
【0021】そこで、電子部品16と基板10とを重ね
合わせたままで加熱炉に運び、図2の(A)に示される
ように、電子部品16と基板10を金属球14の融点以
上に加熱する。すると、金属球14は溶融し、電子部品
16が磁性体20、22の磁力により基板10に向かっ
てより密着し、端子電極18が凹部12内に沈み込ん
で、溶融した金属球14は凹部12の形状に従った形状
になりつつ金属バンプ14aとして基板10から電子部
品16に転写される。硬質磁性体20のキュリー温度が
金属球14の融点以上であるようにすると、加熱しても
より確実な磁力を保持することができる。
【0022】好ましくは、基板10の表面に形成されて
いる凹部12の容積が、金属球14の体積よりも大きい
ようにしておく。これによって、電子部品16の表面が
基板10の表面にぴったりと接触した状態になっても、
溶融した金属球14の材料が基板10の表面10aの凹
部12からあふれだすことがなく、金属球14の材料が
隣接の金属バンプ形成領域に流れることがない。しか
も、電子部品の端子電極18が基板10の凹部12に入
り込めるような大きさになっていると、端子電極18が
溶融した金属球14に強く接触する。
【0023】そこで、図2の(B)に示されるように、
電子部品16を基板10及び磁性体20、22から取り
外すと、金属バンプ14aが電子部品16の端子電極1
8に付着している形体になる。好ましくは、金属球を配
列した基板の線膨張係数が、電極端子が形成されている
電子部品の線膨張係数と比べて、±15×10-6/℃で
あるようにするとよい。これによって、加熱時に、基板
と電子部品に熱膨張差が生じても、金属バンプは所定の
位置に形成される。
【0024】このようにして、基板10の表面10aに
形成されている凹部12に金属球を挿入し、電子部品1
6の電極端子18を基板10の凹部12の金属球14に
突き合わせた状態で電子部品16と基板10とを磁性体
20、22によって挟むようにしているので、フラック
スの多少にかかわらず、磁性体20、22の磁力によ
り、金属球14は所定の位置に保持される。こうして、
金属球14を所定の位置に保持した状態で金属球14を
溶融させ、電子部品16を基板10及び磁性体20、2
2から取り外すと、金属球14が基板10から電子部品
16に転写され、電子部品16の電極端子18に金属バ
ンプが形成される。
【0025】図3は、その後で、金属バンプ14aを有
する電子部品16を回路基板24に取り付けるところを
示す図である。回路基板24は電子部品16の端子電極
18に相当する端子電極26を有し、金属バンプ14a
を加熱した状態で端子電極26に押しつけることによ
り、金属バンプ14aは端子電極26に付着し、それに
よって電子部品16は電気的及び機械的に回路基板24
に接続される。
【0026】図4は本発明の第2実施例の金属バンプの
形成方法を示す図である。図4は図1及び図2の実施例
のうち、図1(C)に相当する工程を示している。図4
においては、転写用の基板10は、関連する電子部品1
6の電極端子18と対応するパターンで凹部12が形成
されている。この凹部12は、丸くて浅い形状を有す
る。その他の特徴は前の実施例と同様であり、第2実施
例においても、図1及び図2の各工程と同様の工程を含
むことができる。
【0027】この例では、直径800μmのSn−37
Pbはんだボール14を、ステンレス鋼の基板10に設
けた深さ400μmの凹部12に配置し、PBGAパッ
ケージ16の電極端子18に突き合わせた後、2つのS
m−Co磁石からなる硬質磁性体20、22で挟み、2
30℃に加熱した。PBGAパッケージ16に欠損なく
Sn−37Pbはんだバンプを形成することができた。
【0028】図5は本発明の第3実施例の金属バンプの
形成方法を示す図である。前の実施例では、はんだバン
プを形成すべき金属球14は、固体の球として提供され
ていた。この実施例では、はんだバンプを形成すべき金
属球14は最初にはんだペースト30から作られる。
【0029】図5の(A)では、転写用の基板10を準
備する。基板10はシリコンの平坦な板であり、一方の
表面10aに関連する電子部品16の電極端子18と対
応するパターンで凹部12が形成されている。凹部12
はシリコンの<100>結晶面にエッチングにより四角
錐形状に形成されたものである。
【0030】はんだペースト30はスキージ30により
各凹部12に充填される。この場合、凹部12は計量具
として作用し、全ての凹部12の容積が等しければ、全
ての凹部12内のはんだペースト30の量も等しい。ス
キージ30によりはんだペースト30を充填した後で、
ナイフエッジ32で基板10の表面10aを擦り、凹部
12内のはんだペースト30の量をさらに均一にする。
はんだペースト30ははんだとしての金属成分と、フラ
ックス等の非金属成分とからなる。
【0031】そこで、図5の(B)に示されるように、
基板10をはんだの融点以上に加熱すると、はんだペー
スト30の金属成分が溶けて表面張力により丸くなり、
金属球14となる。この金属球14は常温になると固体
の金属球となり、従って、図1の(A)と同じ状態にな
る。
【0032】従って、図5の(C)では、基板10の凹
部12の金属球14にフラックスを塗布した後で、電子
部品16を基板10に重ね合わせ、電子部品16の電極
端子18は基板10の凹部12の金属球14に突き合わ
せる。さらに、電子部品16の電極端子18と基板10
の凹部12の金属球14とが突き合わせられた状態で、
電子部品16と基板10とが磁性体20、22によって
挟まれる。
【0033】こうして、電子部品16と基板10とを重
ね合わせた状態で、電子部品16と基板10を金属球1
4の融点以上に加熱する。すると、金属球14は溶融
し、電子部品16が磁性体20、22の磁力により基板
10に向かってより密着する。そこで、図5の(D)に
示されるように、電子部品16を基板10及び磁性体2
0、22から取り外すと、金属バンプ14aが電子部品
16の端子電極18に付着している形体になる。
【0034】この例では、直径110μmのPb─5S
nはんだボール14を、シリコンの基板10に設けた深
さ120μmの凹部12に配置し、ベアチップ16の電
極端子18に突き合わせた後、Sm−Co磁石からなる
硬質磁性体20と鉄板からなる軟質磁性体22とで挟
み、350℃に加熱した。ベアチップ16に欠損なくは
んだバンプを形成することができた。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
高密度の微小な金属バンプをより確実に形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の金属バンプの形成方法を
示す図である。
【図2】図1の続きの工程を示す図である。
【図3】金属バンプを有する電子部品を回路基板に取り
付けるところを示す図である。
【図4】本発明の第2実施例の金属バンプの形成方法を
示す図である。
【図5】本発明の第3実施例の金属バンプの形成方法を
示す図である。
【符号の説明】
10…基板 12…凹部 14…金属ボール 16…電子部品 18…端子電極

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品(16)の電極端子(18)と
    対応するパターンで基板(10)の表面に形成されてい
    る凹部(12)に金属球(14)を配置し、電子部品の
    電極端子を該基板の凹部の金属球に突き合わせた状態で
    該電子部品と該基板とを磁性体(20、22)によって
    挟み、該電子部品及び該基板の少なくとも一方を金属球
    の融点以上に加熱して溶融した金属球を該基板から該電
    子部品に金属バンプとして転写し、該電子部品を該基板
    及び該磁性体から取り外すことを特徴とする金属バンプ
    の製造方法。
  2. 【請求項2】 該凹部(12)と該金属球(14)と
    は、該凹部に挿入された金属球が基板の表面から部分的
    に突出するような関係で形成されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の金属バンプの製造方法。
  3. 【請求項3】 基板の表面に形成されている凹部(1
    2)の容積が、金属球(14)の体積よりも大きいこと
    を特徴とする請求項1又は2に記載の金属バンプの製造
    方法。
  4. 【請求項4】 重ねられた電子部品(16)及び基板
    (10)の外側の一方の該磁性体(20)が硬質磁性体
    からなり、他方の該磁性体(22)が軟質磁性体からな
    ることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の
    金属バンプの製造方法。
  5. 【請求項5】 該硬質磁性体(20)のキュリー温度が
    金属球(14)の融点以上であることを特徴とする請求
    項1から4のいずれかに記載の金属バンプの製造方法。
  6. 【請求項6】 金属球(14)を配列した基板(10)
    の線膨張係数が、電極端子(18)が形成されている電
    子部品(16)の線膨張係数と比べて、±15×10-6
    /℃であることを特徴とする請求項1から5のいずれか
    に記載の金属バンプの製造方法。
  7. 【請求項7】 金属球(14)の主たる成分が、Sn、
    Ag、Au、Si、Ge、Bi、In、Cu、Pbのい
    ずれか1つ又はその中の幾つかの組み合わせからなるこ
    とを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の金属
    バンプの製造方法。
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