JPH09185046A - 表示装置 - Google Patents
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- JPH09185046A JPH09185046A JP7352327A JP35232795A JPH09185046A JP H09185046 A JPH09185046 A JP H09185046A JP 7352327 A JP7352327 A JP 7352327A JP 35232795 A JP35232795 A JP 35232795A JP H09185046 A JPH09185046 A JP H09185046A
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
- G02F1/00—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics
- G02F1/01—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour
- G02F1/13—Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/13336—Combining plural substrates to produce large-area displays, e.g. tiled displays
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02F—OPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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- G02F1/133—Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
- G02F1/1333—Constructional arrangements; Manufacturing methods
- G02F1/1335—Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
- G02F1/133504—Diffusing, scattering, diffracting elements
Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の表示素子を用いて、切れ目のない画像
を表示できる表示装置を提供することである。 【解決手段】 表示装置は、表示有効領域が間隔ｄだけ
離れて配置された第１と第２の液晶表示素子１１Ａ、１
１Ｂと、バックライト１２Ａ、１２Ｂと、屈折板１３
Ａ、１３Ｂと、コリメーションフィルム１４Ａ、１４Ｂ
と、拡散板１５と、より構成される。屈折板１３Ａ、１
３Ｂは、上面及び下面の断面が鋸状に形成されている。
この表示装置において、液晶表示素子１１Ａは、液晶表
示素子１１Ａからの光をｄ／２だけ液晶表示素子１１Ｂ
側へ平行にシフトするように２度屈折させる。屈折板１
３Ｂは、液晶表示素子１１Ｂからの光をｄ／２だけ液晶
表示素子１１Ａ側へ平行にシフトするように２度屈折さ
せる。よって、液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂの表示画像
は隙間のない１つの画像として表示される。
を表示できる表示装置を提供することである。 【解決手段】 表示装置は、表示有効領域が間隔ｄだけ
離れて配置された第１と第２の液晶表示素子１１Ａ、１
１Ｂと、バックライト１２Ａ、１２Ｂと、屈折板１３
Ａ、１３Ｂと、コリメーションフィルム１４Ａ、１４Ｂ
と、拡散板１５と、より構成される。屈折板１３Ａ、１
３Ｂは、上面及び下面の断面が鋸状に形成されている。
この表示装置において、液晶表示素子１１Ａは、液晶表
示素子１１Ａからの光をｄ／２だけ液晶表示素子１１Ｂ
側へ平行にシフトするように２度屈折させる。屈折板１
３Ｂは、液晶表示素子１１Ｂからの光をｄ／２だけ液晶
表示素子１１Ａ側へ平行にシフトするように２度屈折さ
せる。よって、液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂの表示画像
は隙間のない１つの画像として表示される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の小型の表
示素子を組み合わせて構成される大画面の表示装置に関
する。
示素子を組み合わせて構成される大画面の表示装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】複数の小型の表示素子を組み合わせて大
きい画面を形成する技術が、例えば、特開平５−３４１
３１０、特開平５−１０７５３５、特公平７−５６５４
８に開示されている。
きい画面を形成する技術が、例えば、特開平５−３４１
３１０、特開平５−１０７５３５、特公平７−５６５４
８に開示されている。
【０００３】特開平５−３４１３１０に開示された表示
装置では、複数の屈折率分布レンズを液晶表示素子の上
に傾斜させて配置することにより、複数の液晶表示素子
の表示画像を平行移動し、隙間のない連続した画像を表
示する。
装置では、複数の屈折率分布レンズを液晶表示素子の上
に傾斜させて配置することにより、複数の液晶表示素子
の表示画像を平行移動し、隙間のない連続した画像を表
示する。
【０００４】特開平５−１０７５３５に開示された表示
装置では、同一平面に並べて配列した複数の液晶表示素
子上に多数の透明薄膜をその厚さ方向に重ね合わせて配
置し、その頭部を互いに接触させて配置することによ
り、複数の液晶表示素子の表示画像を隙間なく接続して
表示する。
装置では、同一平面に並べて配列した複数の液晶表示素
子上に多数の透明薄膜をその厚さ方向に重ね合わせて配
置し、その頭部を互いに接触させて配置することによ
り、複数の液晶表示素子の表示画像を隙間なく接続して
表示する。
【０００５】特公平７−５６５４８に開示された表示装
置では、表示面から離れるに従って中心間隔が拡がる光
ガイドと、該ガイドにより導かれた光を表示面に垂直に
屈折させるフレンネルレンズを液晶表示素子の画素毎に
配置し、複数の液晶表示素子の表示画像を隙間なく接続
して表示する。
置では、表示面から離れるに従って中心間隔が拡がる光
ガイドと、該ガイドにより導かれた光を表示面に垂直に
屈折させるフレンネルレンズを液晶表示素子の画素毎に
配置し、複数の液晶表示素子の表示画像を隙間なく接続
して表示する。
【０００６】これらの技術を使用すれば、製造が困難な
大画面の表示素子を使用することなく、大画面の表示装
置を構成できる。
大画面の表示素子を使用することなく、大画面の表示装
置を構成できる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平５−３
４１３１０に開示された表示装置では、屈折率分布レン
ズへの入射角は所定角度内に限定されている。また、こ
の屈折率分布レンズからの出射光は平行ではなく、所定
角度を持ったまま出射されるため、光の利用効率が低下
する。また、特開平５−１０７５３５に開示された表示
装置では、多数の透明薄膜をその厚さ方向に重ね合わせ
て配置する必要があり、製造が困難である。また、特公
平７−５６５４８に開示された表示装置では、画素ごと
に光ガイドを形成し、画素サイズの精度でフレンネルレ
ンズを加工しなければならず、製造が困難である。
４１３１０に開示された表示装置では、屈折率分布レン
ズへの入射角は所定角度内に限定されている。また、こ
の屈折率分布レンズからの出射光は平行ではなく、所定
角度を持ったまま出射されるため、光の利用効率が低下
する。また、特開平５−１０７５３５に開示された表示
装置では、多数の透明薄膜をその厚さ方向に重ね合わせ
て配置する必要があり、製造が困難である。また、特公
平７−５６５４８に開示された表示装置では、画素ごと
に光ガイドを形成し、画素サイズの精度でフレンネルレ
ンズを加工しなければならず、製造が困難である。
【０００８】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、製造が容易であり、光利用効率が高く、且つ、切れ
目のない画像を表示できる表示装置を提供することを目
的とする。
で、製造が容易であり、光利用効率が高く、且つ、切れ
目のない画像を表示できる表示装置を提供することを目
的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第１の観点にかかる表示装置は、互いに
離間して配置された複数の表示素子と、前記複数の表示
素子の光出射側に配置され、上面及び下面の断面が鋸状
に形成され、各前記表示素子からの入射光を所定の方向
に２度屈折させて入射光と平行な光を出射することによ
り、前記複数の表示素子の表示画像を光学的にシフトさ
せて連結し、実質的に隙間の無い１つの画像を形成する
屈折板と、より構成されることを特徴とする。
め、この発明の第１の観点にかかる表示装置は、互いに
離間して配置された複数の表示素子と、前記複数の表示
素子の光出射側に配置され、上面及び下面の断面が鋸状
に形成され、各前記表示素子からの入射光を所定の方向
に２度屈折させて入射光と平行な光を出射することによ
り、前記複数の表示素子の表示画像を光学的にシフトさ
せて連結し、実質的に隙間の無い１つの画像を形成する
屈折板と、より構成されることを特徴とする。
【００１０】このような構成の表示装置によれば、各表
示素子からの画像をシフトさせて互いに接するように、
各表示素子からの入射光を屈折板により２度屈折させて
入射光と平行に出射する。従って、複数の表示素子の画
像を連結することにより、１枚の大きな画像を表示する
ことが可能となる。
示素子からの画像をシフトさせて互いに接するように、
各表示素子からの入射光を屈折板により２度屈折させて
入射光と平行に出射する。従って、複数の表示素子の画
像を連結することにより、１枚の大きな画像を表示する
ことが可能となる。
【００１１】前記屈折板は、第１の表示素子の表示画像
を第２の表示素子の方向に所定距離だけ平行にシフトす
る第１の屈折板と、第２の表示素子の表示画像を第１の
表示素子の方向に所定距離だけ平行にシフトする第２の
屈折板とより構成される。
を第２の表示素子の方向に所定距離だけ平行にシフトす
る第１の屈折板と、第２の表示素子の表示画像を第１の
表示素子の方向に所定距離だけ平行にシフトする第２の
屈折板とより構成される。
【００１２】この発明の第２の観点にかかる表示装置
は、互いに離間して配置された複数の表示素子と、前記
複数の表示素子の光出射側に配置され、前記複数の表示
素子の表示画像を光学的にシフトさせて連結し、実質的
に隙間の無い１つの画像を形成するように、光ファイバ
により前記複数の表示素子の出射光を伝送し、入射光と
平行な光を出射する屈折板と、より構成されることを特
徴とする。
は、互いに離間して配置された複数の表示素子と、前記
複数の表示素子の光出射側に配置され、前記複数の表示
素子の表示画像を光学的にシフトさせて連結し、実質的
に隙間の無い１つの画像を形成するように、光ファイバ
により前記複数の表示素子の出射光を伝送し、入射光と
平行な光を出射する屈折板と、より構成されることを特
徴とする。
【００１３】このような構成の表示装置によれば、各表
示素子の画像をシフトさせて互いに接するように、各表
示素子の出射光を光ファイバを用いて伝送し、入射光と
平行に出射する。従って、複数の表示素子の画像を連結
することにより、１枚の大きな画像を表示することが可
能となる。
示素子の画像をシフトさせて互いに接するように、各表
示素子の出射光を光ファイバを用いて伝送し、入射光と
平行に出射する。従って、複数の表示素子の画像を連結
することにより、１枚の大きな画像を表示することが可
能となる。
【００１４】また、この第２の観点にかかる表示装置に
おける屈折板は、光ファイバが集積されて形成されるフ
ァイバ板の上面と下面の少なくとも一方の断面が鋸状に
形成されていてもよく、また、ファイバ板の上面と下面
の少なくとも一方に、断面が鋸状に形成されている樹脂
板を配置してもよい。
おける屈折板は、光ファイバが集積されて形成されるフ
ァイバ板の上面と下面の少なくとも一方の断面が鋸状に
形成されていてもよく、また、ファイバ板の上面と下面
の少なくとも一方に、断面が鋸状に形成されている樹脂
板を配置してもよい。
【００１５】前記複数の表示素子に平行光を照射する手
段を設けてもよい。これにより、光の利用効率を向上さ
せることができる。
段を設けてもよい。これにより、光の利用効率を向上さ
せることができる。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、この実施の形態にかかる表
示装置について図面を参照して説明する。図１にこの表
示装置の断面構造を示す。図示するように、この表示装
置は、同一平面上に有効表示領域が間隔ｄだけ離れて配
置された第１と第２の液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂと、
液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂの背面に配置されたバック
ライト１２Ａ、１２Ｂと、バックライト１２Ａ、１２Ｂ
の光出射面に配置されたコリメーションフィルム１４
Ａ、１４Ｂと、液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂの前面（光
出射面）に配置された屈折板１３Ａ、１３Ｂと、屈折板
１３Ａ、１３Ｂの光出射面に配置された拡散板１５とよ
り構成されている。
示装置について図面を参照して説明する。図１にこの表
示装置の断面構造を示す。図示するように、この表示装
置は、同一平面上に有効表示領域が間隔ｄだけ離れて配
置された第１と第２の液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂと、
液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂの背面に配置されたバック
ライト１２Ａ、１２Ｂと、バックライト１２Ａ、１２Ｂ
の光出射面に配置されたコリメーションフィルム１４
Ａ、１４Ｂと、液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂの前面（光
出射面）に配置された屈折板１３Ａ、１３Ｂと、屈折板
１３Ａ、１３Ｂの光出射面に配置された拡散板１５とよ
り構成されている。
【００１７】第１と第２の液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂ
は、液晶セルと該液晶セルを挟んで配置された偏光板よ
り構成されている。図２に示すように、バックライト１
２Ａ、１２Ｂは、蛍光灯１２１、導光板１２２等から構
成されている。コリメーションフィルム１４Ａ、１４Ｂ
は、受けた光を所定角度内（±１０゜）で平行に出射す
る複数のマイクロプリズムとマイクロレンズ１４１のア
レイから構成される。屈折板１３Ａ、１３Ｂは屈折率が
１．０以上のアクリル等の物質から構成されており、上
面及び下面の断面が鋸状（フレンネル状）に加工されて
いる。
は、液晶セルと該液晶セルを挟んで配置された偏光板よ
り構成されている。図２に示すように、バックライト１
２Ａ、１２Ｂは、蛍光灯１２１、導光板１２２等から構
成されている。コリメーションフィルム１４Ａ、１４Ｂ
は、受けた光を所定角度内（±１０゜）で平行に出射す
る複数のマイクロプリズムとマイクロレンズ１４１のア
レイから構成される。屈折板１３Ａ、１３Ｂは屈折率が
１．０以上のアクリル等の物質から構成されており、上
面及び下面の断面が鋸状（フレンネル状）に加工されて
いる。
【００１８】このような構成において、バックライト１
２Ａ、１２Ｂから出射した光は、種々の方向を向いてい
る。コリメーションフィルム１４Ａ、１４Ｂは、バック
ライト１２Ａ、１２Ｂからの光を所定角度内のほぼ平行
な光として出射する。この平行光は液晶表示素子１１
Ａ、１１Ｂを通過し、屈折板１３Ａ、１３Ｂに平行光の
まま入射する。
２Ａ、１２Ｂから出射した光は、種々の方向を向いてい
る。コリメーションフィルム１４Ａ、１４Ｂは、バック
ライト１２Ａ、１２Ｂからの光を所定角度内のほぼ平行
な光として出射する。この平行光は液晶表示素子１１
Ａ、１１Ｂを通過し、屈折板１３Ａ、１３Ｂに平行光の
まま入射する。
【００１９】屈折板１３Ａは、液晶表示素子１１Ａを通
過した光が入射する際に、その光を液晶表示素子１１Ｂ
の側へ所定角屈折させる。次に、屈折板１３Ａは、所定
角屈折された光が出射する際に、その光を再度所定角屈
折させ、入射光と平行にして出射する。一方、屈折板１
３Ｂは、液晶表示素子１１Ｂを通過した光が入射する際
に、その光を液晶表示素子１１Ａの側へ所定角屈折させ
る。次に、屈折板１３Ｂは、所定角屈折された光が出射
する際に、その光を再度所定角屈折させ、入射光と平行
にして出射する。拡散板１５は、屈折板１３Ａ、１３Ｂ
からの平行光を様々な方向に拡散する。
過した光が入射する際に、その光を液晶表示素子１１Ｂ
の側へ所定角屈折させる。次に、屈折板１３Ａは、所定
角屈折された光が出射する際に、その光を再度所定角屈
折させ、入射光と平行にして出射する。一方、屈折板１
３Ｂは、液晶表示素子１１Ｂを通過した光が入射する際
に、その光を液晶表示素子１１Ａの側へ所定角屈折させ
る。次に、屈折板１３Ｂは、所定角屈折された光が出射
する際に、その光を再度所定角屈折させ、入射光と平行
にして出射する。拡散板１５は、屈折板１３Ａ、１３Ｂ
からの平行光を様々な方向に拡散する。
【００２０】この表示装置によれば、液晶表示素子１１
Ａを通過した光は、屈折板１３Ａによってｄ／２だけ液
晶表示素子１１Ｂ側へ平行にシフトされる。また、液晶
表示素子１１Ｂを通過した光は、屈折板１３Ｂによって
ｄ／２だけ液晶表示素子１１Ａ側へ平行にシフトされ
る。よって、有効表示領域が間隔ｄだけ離れた状態で配
置された液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂの表示画像を互い
の方向に２／ｄだけ平行にシフトして、隙間のない１つ
の連結した画像を表示することができる。
Ａを通過した光は、屈折板１３Ａによってｄ／２だけ液
晶表示素子１１Ｂ側へ平行にシフトされる。また、液晶
表示素子１１Ｂを通過した光は、屈折板１３Ｂによって
ｄ／２だけ液晶表示素子１１Ａ側へ平行にシフトされ
る。よって、有効表示領域が間隔ｄだけ離れた状態で配
置された液晶表示素子１１Ａ、１１Ｂの表示画像を互い
の方向に２／ｄだけ平行にシフトして、隙間のない１つ
の連結した画像を表示することができる。
【００２１】また、拡散板１５で入射光が様々な方向に
拡散されるため、視野角が広くなり、隙間のない１つ画
像を広い視角範囲で見ることができる。また、バックラ
イト１２Ａ、１２Ｂからの光をコリメーションフィルム
１４Ａ、１４Ｂを用いて±１０゜の範囲内でほぼ平行に
して出射するため、光の利用効率がよく、高輝度の表示
を実現できる。
拡散されるため、視野角が広くなり、隙間のない１つ画
像を広い視角範囲で見ることができる。また、バックラ
イト１２Ａ、１２Ｂからの光をコリメーションフィルム
１４Ａ、１４Ｂを用いて±１０゜の範囲内でほぼ平行に
して出射するため、光の利用効率がよく、高輝度の表示
を実現できる。
【００２２】なお、屈折板１３Ａ、１３Ｂの入射光と出
射光の平行移動距離は、屈折板１３Ａ、１３Ｂの材質、
厚さ、鋸状の溝部（フレンネル部）の傾斜角等を調整す
ることにより、任意に設定可能である。
射光の平行移動距離は、屈折板１３Ａ、１３Ｂの材質、
厚さ、鋸状の溝部（フレンネル部）の傾斜角等を調整す
ることにより、任意に設定可能である。
【００２３】以上の説明では、屈折板１３Ａ、１３Ｂを
アクリル等の樹脂の一枚板で形成する例を示したが、屈
折板１３Ａ、１３Ｂとして、アクリルファイバ等が集積
されて形成されたファイバ板を用いてもよい。アクリル
ファイバ板の平面図を図３（Ａ）、断面図を図３（Ｂ）
に示す。図３（Ａ）に示すように、アクリルファイバ板
は、直径２０〜５００μｍのアクリル樹脂からなる光フ
ァイバの６角形の束により構成されている。屈折板１３
Ａ，１３Ｂに入射された光は図３（Ｂ）に示すアクリル
ファイバ板内のファイバ径Ｒを通過し、入射光とほぼ平
行に出射される。
アクリル等の樹脂の一枚板で形成する例を示したが、屈
折板１３Ａ、１３Ｂとして、アクリルファイバ等が集積
されて形成されたファイバ板を用いてもよい。アクリル
ファイバ板の平面図を図３（Ａ）、断面図を図３（Ｂ）
に示す。図３（Ａ）に示すように、アクリルファイバ板
は、直径２０〜５００μｍのアクリル樹脂からなる光フ
ァイバの６角形の束により構成されている。屈折板１３
Ａ，１３Ｂに入射された光は図３（Ｂ）に示すアクリル
ファイバ板内のファイバ径Ｒを通過し、入射光とほぼ平
行に出射される。
【００２４】なお、屈折板１３Ａ、１３Ｂとして、図４
（Ａ）に示すような上面と下面を鋸状に加工したアクリ
ルファイバ板を用いてもよい。これにより、光を効率良
く屈折板１３Ａ，１３Ｂに入射させることが可能とな
り、また、垂直に光を出射させることができる。
（Ａ）に示すような上面と下面を鋸状に加工したアクリ
ルファイバ板を用いてもよい。これにより、光を効率良
く屈折板１３Ａ，１３Ｂに入射させることが可能とな
り、また、垂直に光を出射させることができる。
【００２５】このアクリルファイバ板を用いた屈折板１
３Ａ、１３Ｂにおいて、入射光と出射光の平行移動距離
は、ファイバ径Ｒの傾斜度、アクリルファイバ板の厚さ
等により調整可能である。
３Ａ、１３Ｂにおいて、入射光と出射光の平行移動距離
は、ファイバ径Ｒの傾斜度、アクリルファイバ板の厚さ
等により調整可能である。
【００２６】なお、屈折板１３Ａ、１３Ｂとして、図４
（Ｂ）に示すような片面が鋸状に加工されたアクリル等
からなる樹脂板をファイバ板の上面と下面に接着したも
のを用いても、上記のアクリルファイバ板のみを用いた
場合と同様の効果が得られる。また、この場合、アクリ
ル板の表面を鋸状に加工すればよいため、アクリルファ
イバ板の表面を鋸状に加工する場合と比較すると作業工
程が容易である。
（Ｂ）に示すような片面が鋸状に加工されたアクリル等
からなる樹脂板をファイバ板の上面と下面に接着したも
のを用いても、上記のアクリルファイバ板のみを用いた
場合と同様の効果が得られる。また、この場合、アクリ
ル板の表面を鋸状に加工すればよいため、アクリルファ
イバ板の表面を鋸状に加工する場合と比較すると作業工
程が容易である。
【００２７】また、図５に示すように、コリメーション
フィルム１４Ａ、１４Ｂ上に各マイクロレンズ３１間に
マスク３２を配置したマイクロレンズアレイを配置して
もよい。このような構成にすることにより、コリメーシ
ョンフィルム１４Ａ、１４Ｂからの光をより高い平行度
（±１゜内）で出射することが可能となり、更に高輝度
の表示を実現できる。
フィルム１４Ａ、１４Ｂ上に各マイクロレンズ３１間に
マスク３２を配置したマイクロレンズアレイを配置して
もよい。このような構成にすることにより、コリメーシ
ョンフィルム１４Ａ、１４Ｂからの光をより高い平行度
（±１゜内）で出射することが可能となり、更に高輝度
の表示を実現できる。
【００２８】以上説明したように、この実施の形態によ
れば、複数の表示素子の表示画像をつなぎ合わせること
により、１つの大きな画像を表示することができる。ま
た、この表示装置では、光を平行にして液晶表示装置に
入射させるため、光の利用効率がよく、輝度の高い画像
を表示することができる。また、この表示装置の構造
は、従来に比較して単純であるため、製造が容易であ
る。
れば、複数の表示素子の表示画像をつなぎ合わせること
により、１つの大きな画像を表示することができる。ま
た、この表示装置では、光を平行にして液晶表示装置に
入射させるため、光の利用効率がよく、輝度の高い画像
を表示することができる。また、この表示装置の構造
は、従来に比較して単純であるため、製造が容易であ
る。
【００２９】なお、以上の説明では、透過型の液晶表示
素子を表示要素として使用した例を示したが、表示要素
としては反射型の液晶表示素子、ＣＲＴ、エレクトロル
ミネッセンスディスプレイパネル、ＬＥＤパネル、プラ
ズマディスプレイパネルなどの任意のものを使用するこ
とができる。また、視野角を改善するため、拡散板１５
を配置したが、屈折率１３Ａ，１３Ｂの出射光が平行光
である場合には、拡散板１５を除去してもよい。
素子を表示要素として使用した例を示したが、表示要素
としては反射型の液晶表示素子、ＣＲＴ、エレクトロル
ミネッセンスディスプレイパネル、ＬＥＤパネル、プラ
ズマディスプレイパネルなどの任意のものを使用するこ
とができる。また、視野角を改善するため、拡散板１５
を配置したが、屈折率１３Ａ，１３Ｂの出射光が平行光
である場合には、拡散板１５を除去してもよい。
【００３０】
【発明の効果】この発明によれば、複数の表示素子を用
いて１つの画像を表示する、簡単な構成で光利用効率の
よい表示装置を構成することができる。
いて１つの画像を表示する、簡単な構成で光利用効率の
よい表示装置を構成することができる。
【図１】この発明の実施の形態にかかる表示装置の断面
図である。
図である。
【図２】コリメーションフィルムを説明するための断面
図である。
図である。
【図３】（Ａ）アクリルファイバ板の平面図である。 （Ｂ）アクリルファイバ板の断面図である。
【図４】（Ａ）鋸状に加工されたアクリルファイバ板を
示す図である。 （Ｂ）鋸状に加工されたアクリル板を上面と下面に接着
したアクリルファイバ板を示す図である。
示す図である。 （Ｂ）鋸状に加工されたアクリル板を上面と下面に接着
したアクリルファイバ板を示す図である。
【図５】コリメーションフィルム上にマイクロレンズア
レイを配置した場合の断面図である。
レイを配置した場合の断面図である。
１１Ａ、１１Ｂ・・・液晶表示素子、１２Ａ、１２Ｂ・
・・バックライト、１３Ａ、１３Ｂ・・・屈折板、１４
Ａ、１４Ｂ・・・コリメーションフィルム、１５・・・
拡散板、３１・・・マイクロレンズ、３２・・・マスク
・・バックライト、１３Ａ、１３Ｂ・・・屈折板、１４
Ａ、１４Ｂ・・・コリメーションフィルム、１５・・・
拡散板、３１・・・マイクロレンズ、３２・・・マスク
Claims (6)
- 【請求項１】互いに離間して配置された複数の表示素子
と、 前記複数の表示素子の光出射側に配置され、上面及び下
面の断面が鋸状に形成され、各前記表示素子からの入射
光を所定の方向に２度屈折させて入射光と平行な光を出
射することにより、前記複数の表示素子の表示画像を光
学的にシフトさせて連結し、実質的に隙間の無い１つの
画像を形成する屈折板と、 より構成されることを特徴とする表示装置。 - 【請求項２】前記屈折板は、第１の表示素子の表示画像
を第２の表示素子の方向に所定距離だけ平行にシフトす
る第１の屈折板と、第２の表示素子の表示画像を第１の
表示素子の方向に所定距離だけ平行にシフトする第２の
屈折板と、より構成されることを特徴とする請求項１に
記載の表示装置。 - 【請求項３】互いに離間して配置された複数の表示素子
と、 前記複数の表示素子の光出射側に配置され、前記複数の
表示素子の表示画像を光学的にシフトさせて連結し、実
質的に隙間の無い１つの画像を形成するように、光ファ
イバにより前記複数の表示素子の出射光を伝送し、入射
光と平行な光を出射する屈折板と、 より構成されることを特徴とする表示装置。 - 【請求項４】前記屈折板は、光ファイバが集積されて形
成されたファイバ板から構成され、該ファイバ板の上面
及び下面の少なくとも一方の断面が鋸状に形成されてい
ることを特徴とする請求項３に記載の表示装置。 - 【請求項５】前記屈折板は、表面が実質的に平坦で、光
ファイバが集積されて形成されたファイバ板と、該ファ
イバ板の上面と下面の少なくとも一方に配置され、断面
が鋸状に形成された樹脂板と、から構成されていること
を特徴とする請求項３に記載の表示装置。 - 【請求項６】前記複数の表示素子に平行光を照射する手
段をさらに備えることを特徴とする請求項１乃至５のい
ずれか１つに記載の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352327A JPH09185046A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7352327A JPH09185046A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09185046A true JPH09185046A (ja) | 1997-07-15 |
Family
ID=18423303
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7352327A Pending JPH09185046A (ja) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09185046A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1995
- 1995-12-28 JP JP7352327A patent/JPH09185046A/ja active Pending
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