JPH09182029A - ジッタ低減回路 - Google Patents
ジッタ低減回路Info
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- JPH09182029A JPH09182029A JP7350249A JP35024995A JPH09182029A JP H09182029 A JPH09182029 A JP H09182029A JP 7350249 A JP7350249 A JP 7350249A JP 35024995 A JP35024995 A JP 35024995A JP H09182029 A JPH09182029 A JP H09182029A
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- video signal
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
- H04N5/93—Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
- H04N5/932—Regeneration of analogue synchronisation signals
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/79—Processing of colour television signals in connection with recording
- H04N9/87—Regeneration of colour television signals
- H04N9/89—Time-base error compensation
- H04N9/896—Time-base error compensation using a digital memory with independent write-in and read-out clock generators
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡易な構成により、AFC回路の動作を再生
映像信号のジッタに追従させるよう同期信号の補正を行
うジッタ低減回路を提供するものである。 【解決手段】 映像信号の時間軸変動成分の補正を行う
ジッタ低減回路において、映像信号から分離された同期
信号の時間軸変動成分に基づいて同期信号のタイミング
を補正した補正同期信号を出力する補正手段(3) を備
え、補正同期信号を映像信号の同期信号として用いるこ
とによって、映像信号を再生表示するためのモニタ装置
を構成する自動周波数制御回路の応答を、映像信号の時
間軸誤差の変動に追従させる。
映像信号のジッタに追従させるよう同期信号の補正を行
うジッタ低減回路を提供するものである。 【解決手段】 映像信号の時間軸変動成分の補正を行う
ジッタ低減回路において、映像信号から分離された同期
信号の時間軸変動成分に基づいて同期信号のタイミング
を補正した補正同期信号を出力する補正手段(3) を備
え、補正同期信号を映像信号の同期信号として用いるこ
とによって、映像信号を再生表示するためのモニタ装置
を構成する自動周波数制御回路の応答を、映像信号の時
間軸誤差の変動に追従させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は簡易な構成により、
AFC回路の動作を再生映像信号のジッタに追従させる
ようにしたジッタ低減回路に関するものである。
AFC回路の動作を再生映像信号のジッタに追従させる
ようにしたジッタ低減回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6はモニタ装置の水平偏向回路の一部
を説明するための図、図7は再生信号とAFC回路の出
力とのジッタを説明するための図、図8はTBC回路を
説明するための図である。
を説明するための図、図7は再生信号とAFC回路の出
力とのジッタを説明するための図、図8はTBC回路を
説明するための図である。
【0003】磁気テープを記録媒体として用いる周知の
ヘリカルスキャン型VTRにおいて、磁気テープから記
録信号を再生するとき、磁気テープの走行ムラ、回転ヘ
ッドの回転ムラ等を原因とする再生映像信号の位相の変
動(これを時間で表したものを時間軸誤差又はジッタと
いう)が生じる。このジッタを含む映像信号を画像とし
てモニタ装置等で表示すると、画面上で画像の揺らぎが
生じる。また、このジッタはVTR以外にも、例えば、
ビデオディスク再生装置においてビデオディスクから映
像信号を再生するとき、ディスクの回転数、偏心、振動
等によっても生じるものである。
ヘリカルスキャン型VTRにおいて、磁気テープから記
録信号を再生するとき、磁気テープの走行ムラ、回転ヘ
ッドの回転ムラ等を原因とする再生映像信号の位相の変
動(これを時間で表したものを時間軸誤差又はジッタと
いう)が生じる。このジッタを含む映像信号を画像とし
てモニタ装置等で表示すると、画面上で画像の揺らぎが
生じる。また、このジッタはVTR以外にも、例えば、
ビデオディスク再生装置においてビデオディスクから映
像信号を再生するとき、ディスクの回転数、偏心、振動
等によっても生じるものである。
【0004】一方、上記したモニタ装置において、同期
信号に混入する雑音によって画面上の再生画面に悪影響
を及ぼすことがあり、これを防ぐためにモニタ装置の水
平偏向回路を構成する自動周波数制御(AFC)回路に
よって複数の同期信号の周期の平均によって同期を取る
ようにしている。図6に示すように、この水平偏向回路
の一部は、供給された映像信号(モニタ入力)の同期信
号を分離する分離手段61、分離手段61からの同期信号の
同期補正を行うAFC回路62、AFC回路62の出力と、
映像信号とを減算する減算器63とから構成される。この
ときAFC回路62は、ここでは図示しない位相検波回
路、積分回路、水平発振回路、比較信号発生回路等から
夫々構成されている。位相検波回路は比較信号(ノコギ
リ波電圧)の帰線期間の位相と、入来した水平同期信号
の位相とを比較、位相差があるときはそれに対応する補
正電圧を出力する。補正電圧はパルス電圧の状態で出力
され、積分回路によって平均化され、水平発振回路を制
御する。水平発振回路はこの補正電圧に基づいて安定し
た水平パルスを生成出力する。
信号に混入する雑音によって画面上の再生画面に悪影響
を及ぼすことがあり、これを防ぐためにモニタ装置の水
平偏向回路を構成する自動周波数制御(AFC)回路に
よって複数の同期信号の周期の平均によって同期を取る
ようにしている。図6に示すように、この水平偏向回路
の一部は、供給された映像信号(モニタ入力)の同期信
号を分離する分離手段61、分離手段61からの同期信号の
同期補正を行うAFC回路62、AFC回路62の出力と、
映像信号とを減算する減算器63とから構成される。この
ときAFC回路62は、ここでは図示しない位相検波回
路、積分回路、水平発振回路、比較信号発生回路等から
夫々構成されている。位相検波回路は比較信号(ノコギ
リ波電圧)の帰線期間の位相と、入来した水平同期信号
の位相とを比較、位相差があるときはそれに対応する補
正電圧を出力する。補正電圧はパルス電圧の状態で出力
され、積分回路によって平均化され、水平発振回路を制
御する。水平発振回路はこの補正電圧に基づいて安定し
た水平パルスを生成出力する。
【0005】この水平偏向回路において、図7に示すよ
うに、モニタ入力された映像信号(例えば、VTRにお
いて再生されたビデオ信号、即ち、ビデオ信号に含まれ
る同期信号)と、AFC回路62の出力とがある位相差及
び振幅差を持っていると、減算器63の出力に含まれるジ
ッタは消えない。
うに、モニタ入力された映像信号(例えば、VTRにお
いて再生されたビデオ信号、即ち、ビデオ信号に含まれ
る同期信号)と、AFC回路62の出力とがある位相差及
び振幅差を持っていると、減算器63の出力に含まれるジ
ッタは消えない。
【0006】上述したジッタを含むビデオ信号を上記し
たモニタ装置に供給すると、AFC回路62がこの再生映
像信号のジッタに完全に追従しないため、上記した画面
揺らぎが発生する。詳しくは、AFC回路62が再生映像
信号の同期信号に含まれるジッタに追従しないため、再
生画面上に揺らぎが発生する。
たモニタ装置に供給すると、AFC回路62がこの再生映
像信号のジッタに完全に追従しないため、上記した画面
揺らぎが発生する。詳しくは、AFC回路62が再生映像
信号の同期信号に含まれるジッタに追従しないため、再
生画面上に揺らぎが発生する。
【0007】そこで、VTRではTBC(Time Base Cor
rector) 回路を備えることによってモータの回転ムラに
よって発生する再生信号の時間軸変動を除去していた。
このTBC回路は、図8に示すように、VTR71で再生
された輝度信号から同期信号を分離、抽出する分離手段
72、分離手段72からの同期信号に基づいてメモリ76の書
き込みクロックを生成するPLL回路73、VTR71で再
生された輝度信号をディジタル信号に変換するAD変換
器75、変換されたディジタル信号を書き込み/読み出し
するメモリ76、メモリ76から読み出されたディジタル信
号を輝度信号に戻すDA変換器77、メモリ76に書き込ま
れた信号を読み出すクロックを生成する発振器74とから
構成される。
rector) 回路を備えることによってモータの回転ムラに
よって発生する再生信号の時間軸変動を除去していた。
このTBC回路は、図8に示すように、VTR71で再生
された輝度信号から同期信号を分離、抽出する分離手段
72、分離手段72からの同期信号に基づいてメモリ76の書
き込みクロックを生成するPLL回路73、VTR71で再
生された輝度信号をディジタル信号に変換するAD変換
器75、変換されたディジタル信号を書き込み/読み出し
するメモリ76、メモリ76から読み出されたディジタル信
号を輝度信号に戻すDA変換器77、メモリ76に書き込ま
れた信号を読み出すクロックを生成する発振器74とから
構成される。
【0008】PLL回路73は同期信号の逓倍の書き込み
クロックを生成するので再生信号のジッタに追従し、こ
のクロックによってメモリ76に書き込まれた輝度信号は
書き込みの時点でジッタが除去されている。そして、メ
モリ76に書き込まれた輝度信号は安定なクロックを生成
する発振器74からの読み出しクロックによって読み出さ
れることによりジッタが除去された輝度信号を得ること
ができる。
クロックを生成するので再生信号のジッタに追従し、こ
のクロックによってメモリ76に書き込まれた輝度信号は
書き込みの時点でジッタが除去されている。そして、メ
モリ76に書き込まれた輝度信号は安定なクロックを生成
する発振器74からの読み出しクロックによって読み出さ
れることによりジッタが除去された輝度信号を得ること
ができる。
【0009】このときVTR71では色信号も再生され、
デコーダ78によって色差信号に変換された後、上述した
ように輝度信号と同様のジッタ除去が行われ、再びエン
コーダ79によって色信号にエンコードされることにより
輝度信号とインターリーブする標準信号に変換される。
デコーダ78によって色差信号に変換された後、上述した
ように輝度信号と同様のジッタ除去が行われ、再びエン
コーダ79によって色信号にエンコードされることにより
輝度信号とインターリーブする標準信号に変換される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このT
BC回路は輝度信号及び色信号をディジタル信号に変換
してメモリに書き込んだり読み出したりするため、構成
が複雑となり、コスト高になると共にその制御が繁雑と
なるという不都合があった。
BC回路は輝度信号及び色信号をディジタル信号に変換
してメモリに書き込んだり読み出したりするため、構成
が複雑となり、コスト高になると共にその制御が繁雑と
なるという不都合があった。
【0011】そこで簡易な構成により、VTRの再生信
号のジッタとモニタ装置のAFC回路の出力とが等しく
なるように再生同期信号を補正することによって、AF
C回路の動作を再生映像信号のジッタに追従させるよう
にしたジッタ低減回路の出現が望まれていた。
号のジッタとモニタ装置のAFC回路の出力とが等しく
なるように再生同期信号を補正することによって、AF
C回路の動作を再生映像信号のジッタに追従させるよう
にしたジッタ低減回路の出現が望まれていた。
【0012】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は上記し
た課題を解決するため、以下(1)〜(6)の構成を提
供するものである。
た課題を解決するため、以下(1)〜(6)の構成を提
供するものである。
【0013】(1) 第1の発明は、映像信号の時間軸
変動成分の補正を行うジッタ低減回路において、前記映
像信号(aa)から分離された同期信号(1a)の時間軸変動成
分に基づいて前記同期信号(1a)のタイミングを補正した
補正同期信号(3a)を出力する補正手段(3) を備え、前記
補正同期信号(3a)を前記映像信号(aa)の同期信号として
用いることによって、前記映像信号を再生表示するため
のモニタ装置を構成する自動周波数制御回路の応答を、
前記映像信号(aa)の時間軸誤差の変動に追従させること
を特徴としたジッタ低減回路を提供するものである。
変動成分の補正を行うジッタ低減回路において、前記映
像信号(aa)から分離された同期信号(1a)の時間軸変動成
分に基づいて前記同期信号(1a)のタイミングを補正した
補正同期信号(3a)を出力する補正手段(3) を備え、前記
補正同期信号(3a)を前記映像信号(aa)の同期信号として
用いることによって、前記映像信号を再生表示するため
のモニタ装置を構成する自動周波数制御回路の応答を、
前記映像信号(aa)の時間軸誤差の変動に追従させること
を特徴としたジッタ低減回路を提供するものである。
【0014】(2) 第2の発明は、前記映像信号を所
定のタイミングで遅延する遅延手段(5) を備え、前記補
正同期信号(3a)を、前記遅延手段(5) により遅延させた
遅延映像信号(5a)の同期信号として用いることによっ
て、前記映像信号を再生表示するためのモニタ装置を構
成する自動周波数制御回路の応答を、前記映像信号(aa)
の時間軸誤差の変動に追従させることを特徴とした上記
(1)記載のジッタ低減回路を提供するものである。
定のタイミングで遅延する遅延手段(5) を備え、前記補
正同期信号(3a)を、前記遅延手段(5) により遅延させた
遅延映像信号(5a)の同期信号として用いることによっ
て、前記映像信号を再生表示するためのモニタ装置を構
成する自動周波数制御回路の応答を、前記映像信号(aa)
の時間軸誤差の変動に追従させることを特徴とした上記
(1)記載のジッタ低減回路を提供するものである。
【0015】(3) 第3の発明は、映像信号の時間軸
変動成分の補正を行うジッタ低減回路において、前記映
像信号から同期信号を分離する分離手段(1) と、前記映
像信号を所定のタイミングで遅延した遅延映像信号(5a)
を出力する遅延手段(5) とを備え、前記同期信号を、前
記遅延映像信号(5a)の同期信号として用いることによっ
て、前記映像信号を再生表示するためのモニタ装置を構
成する自動周波数制御回路の応答を、前記映像信号(aa)
の時間軸誤差の変動に追従させることを特徴としたジッ
タ低減回路を提供するものである。
変動成分の補正を行うジッタ低減回路において、前記映
像信号から同期信号を分離する分離手段(1) と、前記映
像信号を所定のタイミングで遅延した遅延映像信号(5a)
を出力する遅延手段(5) とを備え、前記同期信号を、前
記遅延映像信号(5a)の同期信号として用いることによっ
て、前記映像信号を再生表示するためのモニタ装置を構
成する自動周波数制御回路の応答を、前記映像信号(aa)
の時間軸誤差の変動に追従させることを特徴としたジッ
タ低減回路を提供するものである。
【0016】(4) 第4の発明は、前記映像信号の同
期信号を除去する除去手段(4) と、前記除去手段(4) の
出力と、前記映像信号(aa)から分離された同期信号ある
いはそのタイミング補正が行われた補正同期信号(3a)と
を合成する合成手段(6) とを備え、前記同期信号あるい
は補正同期信号(3a)を、前記除去手段(4) の出力信号の
同期信号として用いることによって、前記映像信号を再
生表示するためのモニタ装置を構成する自動周波数制御
回路の応答を、前記映像信号(aa)の時間軸誤差の変動に
追従させることを特徴とした上記(1)乃至(3)記載
のジッタ低減回路を提供するものである。
期信号を除去する除去手段(4) と、前記除去手段(4) の
出力と、前記映像信号(aa)から分離された同期信号ある
いはそのタイミング補正が行われた補正同期信号(3a)と
を合成する合成手段(6) とを備え、前記同期信号あるい
は補正同期信号(3a)を、前記除去手段(4) の出力信号の
同期信号として用いることによって、前記映像信号を再
生表示するためのモニタ装置を構成する自動周波数制御
回路の応答を、前記映像信号(aa)の時間軸誤差の変動に
追従させることを特徴とした上記(1)乃至(3)記載
のジッタ低減回路を提供するものである。
【0017】(5) 第5の発明は、映像信号の時間軸
変動成分の補正を行うジッタ低減回路において、前記映
像信号から分離された同期信号の時間軸変動成分に基づ
いて前記同期信号のタイミングを補正した補正同期信号
(3a)を出力する補正手段(3)と、前記映像信号と、前記
補正同期信号(3a)とを夫々切り換える切換手段(7) とを
備え、前記切換手段(7) は、前記映像信号の同期信号と
前記補正同期信号(3a)とを夫々切換え出力し、映像信号
の同期信号全体のタイミングのみを補正することによっ
て、前記映像信号を再生表示するためのモニタ装置を構
成する自動周波数制御回路の応答を、前記映像信号(aa)
の時間軸誤差の変動に追従させることを特徴としたジッ
タ低減回路を提供するものである。
変動成分の補正を行うジッタ低減回路において、前記映
像信号から分離された同期信号の時間軸変動成分に基づ
いて前記同期信号のタイミングを補正した補正同期信号
(3a)を出力する補正手段(3)と、前記映像信号と、前記
補正同期信号(3a)とを夫々切り換える切換手段(7) とを
備え、前記切換手段(7) は、前記映像信号の同期信号と
前記補正同期信号(3a)とを夫々切換え出力し、映像信号
の同期信号全体のタイミングのみを補正することによっ
て、前記映像信号を再生表示するためのモニタ装置を構
成する自動周波数制御回路の応答を、前記映像信号(aa)
の時間軸誤差の変動に追従させることを特徴としたジッ
タ低減回路を提供するものである。
【0018】(6) 第6の発明は、前記切換手段(7)
は、前記同期信号の立ち下がりを基準として前記同期信
号の立上がりのタイミングが補正された補正同期信号(3
a)を切換え出力し、映像信号の同期信号の立上がりのタ
イミングのみを補正することによって、前記映像信号を
再生表示するためのモニタ装置を構成する自動周波数制
御回路の応答を、前記映像信号(aa)の時間軸誤差の変動
に追従させると共に、ダビングに有利な映像信号を得る
ことを特徴とした上記(5)記載のジッタ低減回路を提
供するものである。
は、前記同期信号の立ち下がりを基準として前記同期信
号の立上がりのタイミングが補正された補正同期信号(3
a)を切換え出力し、映像信号の同期信号の立上がりのタ
イミングのみを補正することによって、前記映像信号を
再生表示するためのモニタ装置を構成する自動周波数制
御回路の応答を、前記映像信号(aa)の時間軸誤差の変動
に追従させると共に、ダビングに有利な映像信号を得る
ことを特徴とした上記(5)記載のジッタ低減回路を提
供するものである。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明のジッタ低減回路の
第1実施例を説明するためのブロック図、図2は第1実
施例を説明するための概念図、図3は本発明のジッタ低
減回路の第2実施例を説明するためのブロック図、図4
は本発明のジッタ低減回路の第3実施例を説明するため
のブロック図、図5は本発明のジッタ低減回路の第4実
施例を説明するためのブロック図である。以下、図面を
参照しつつ本発明の実施の形態を第1〜第4実施例にお
いて説明する。また、前述したものと同一の構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
第1実施例を説明するためのブロック図、図2は第1実
施例を説明するための概念図、図3は本発明のジッタ低
減回路の第2実施例を説明するためのブロック図、図4
は本発明のジッタ低減回路の第3実施例を説明するため
のブロック図、図5は本発明のジッタ低減回路の第4実
施例を説明するためのブロック図である。以下、図面を
参照しつつ本発明の実施の形態を第1〜第4実施例にお
いて説明する。また、前述したものと同一の構成部分に
は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0020】(第1実施例)本発明のジッタ低減回路
は、図1に示すように、ジッタを有するビデオ信号aaか
ら同期信号を分離する同期分離手段(以下単に「分離手
段」という)1、分離手段1が分離した同期信号1aのジ
ッタ成分を検出するジッタ検出手段(以下単に「検出手
段」という)2、検出手段2の検出結果2aに基づいて同
期信号1aの位相補正を行う同期信号補正手段(以下単に
「補正手段」という)3、ビデオ信号aaから同期信号成
分を除去する同期除去手段(以下単に「除去手段」とい
う)4、除去手段4からの映像信号4aを所定の時間遅延
する遅延手段5、遅延手段5からの遅延映像信号5aと補
正手段3の出力する補正同期信号3aとを合成する合成手
段6とから構成される。
は、図1に示すように、ジッタを有するビデオ信号aaか
ら同期信号を分離する同期分離手段(以下単に「分離手
段」という)1、分離手段1が分離した同期信号1aのジ
ッタ成分を検出するジッタ検出手段(以下単に「検出手
段」という)2、検出手段2の検出結果2aに基づいて同
期信号1aの位相補正を行う同期信号補正手段(以下単に
「補正手段」という)3、ビデオ信号aaから同期信号成
分を除去する同期除去手段(以下単に「除去手段」とい
う)4、除去手段4からの映像信号4aを所定の時間遅延
する遅延手段5、遅延手段5からの遅延映像信号5aと補
正手段3の出力する補正同期信号3aとを合成する合成手
段6とから構成される。
【0021】検出手段2では、例えば、分離手段1から
供給された同期信号1aの時間間隔を測定し得た信号をジ
ッタ成分の検出信号2aとして補正手段3に供給してい
る。また、このとき測定された信号はジッタの時間微分
に相当する。
供給された同期信号1aの時間間隔を測定し得た信号をジ
ッタ成分の検出信号2aとして補正手段3に供給してい
る。また、このとき測定された信号はジッタの時間微分
に相当する。
【0022】補正手段3は検出手段2からの検出信号2a
に所定のフィルタ及び増幅処理を施し補正信号を得る。
また、補正手段3はこの補正信号に基づいて分離手段1
からの同期信号1aを補正する(例えば、補正信号の振幅
を可変することにより同期信号の補正量を可変)。こう
して得られた補正同期信号3aは合成手段6に供給され
る。
に所定のフィルタ及び増幅処理を施し補正信号を得る。
また、補正手段3はこの補正信号に基づいて分離手段1
からの同期信号1aを補正する(例えば、補正信号の振幅
を可変することにより同期信号の補正量を可変)。こう
して得られた補正同期信号3aは合成手段6に供給され
る。
【0023】一方で、上記したビデオ信号aaは除去手段
4にも供給されており、この除去手段4において同期信
号レベル(映像信号のペデスタルレベルからシンクレベ
ルまで)をカットすることにより同期信号成分を除去す
る。除去手段4において同期信号成分が除去されたビデ
オ信号は映像信号4aとして遅延手段5に供給される。遅
延手段5は映像信号4aを所定の時間で遅延し得た遅延映
像信号5aを合成手段6に供給する。このときの遅延はジ
ッタ補正にかかる時間遅れとAFC回路の応答時間との
間に相当するものである。
4にも供給されており、この除去手段4において同期信
号レベル(映像信号のペデスタルレベルからシンクレベ
ルまで)をカットすることにより同期信号成分を除去す
る。除去手段4において同期信号成分が除去されたビデ
オ信号は映像信号4aとして遅延手段5に供給される。遅
延手段5は映像信号4aを所定の時間で遅延し得た遅延映
像信号5aを合成手段6に供給する。このときの遅延はジ
ッタ補正にかかる時間遅れとAFC回路の応答時間との
間に相当するものである。
【0024】合成手段6は供給された補正同期信号3aと
遅延映像信号5aとを合成することにより、ビデオ信号aa
の同期信号の位相が補正されたビデオ信号bbを得る。こ
のビデオ信号bbは図示しない伝送路を介して、図示しな
いモニタ装置に供給される。ここで、AFC回路の出力
は、一般的にビデオ信号の同期信号のジッタに対してあ
る時間だけ遅れて追従するので(図7)、映像信号をそ
の遅れ分遅延させ、映像信号のジッタとAFC回路62の
出力とが等しくなるように同期信号の位相を補正するこ
とにより、モニタ装置においてAFC回路62の出力が映
像信号のジッタに追従するようになり(図2)、上記し
た画面揺らぎを防ぐことができる。
遅延映像信号5aとを合成することにより、ビデオ信号aa
の同期信号の位相が補正されたビデオ信号bbを得る。こ
のビデオ信号bbは図示しない伝送路を介して、図示しな
いモニタ装置に供給される。ここで、AFC回路の出力
は、一般的にビデオ信号の同期信号のジッタに対してあ
る時間だけ遅れて追従するので(図7)、映像信号をそ
の遅れ分遅延させ、映像信号のジッタとAFC回路62の
出力とが等しくなるように同期信号の位相を補正するこ
とにより、モニタ装置においてAFC回路62の出力が映
像信号のジッタに追従するようになり(図2)、上記し
た画面揺らぎを防ぐことができる。
【0025】(第2実施例)次に、本発明のジッタ低減
回路の第2実施例は、図3に示すように、上述した第1
実施例のジッタ低減回路から遅延手段5を省略したもの
である。本ジッタ低減回路では遅延手段5を省略した代
わりに補正手段3の位相補正で同期信号の補正を行うこ
とでAFC回路62の出力が映像信号と追従するようにし
た。
回路の第2実施例は、図3に示すように、上述した第1
実施例のジッタ低減回路から遅延手段5を省略したもの
である。本ジッタ低減回路では遅延手段5を省略した代
わりに補正手段3の位相補正で同期信号の補正を行うこ
とでAFC回路62の出力が映像信号と追従するようにし
た。
【0026】一般に、ビデオ信号のジッタは広い周波数
帯域を持っており、応答時間に遅れを持つAFC回路は
高域になるほど位相のずれが大きくなり、ジッタ改善効
果が薄れてくる。本発明のジッタ低減回路を用いて高域
のジッタまで改善するためには遅延回路が必要である
が、視覚上目立つジッタは低域の振幅の大きなジッタで
あるので低域だけに着目すれば、遅延回路を省略するこ
とが可能となる。そこで、分離した同期信号のジッタの
低い周波数成分でその大きさを可変し、同期信号のタイ
ミングを補正することによってAFC回路の出力を映像
信号のジッタに追従させることができる。
帯域を持っており、応答時間に遅れを持つAFC回路は
高域になるほど位相のずれが大きくなり、ジッタ改善効
果が薄れてくる。本発明のジッタ低減回路を用いて高域
のジッタまで改善するためには遅延回路が必要である
が、視覚上目立つジッタは低域の振幅の大きなジッタで
あるので低域だけに着目すれば、遅延回路を省略するこ
とが可能となる。そこで、分離した同期信号のジッタの
低い周波数成分でその大きさを可変し、同期信号のタイ
ミングを補正することによってAFC回路の出力を映像
信号のジッタに追従させることができる。
【0027】即ち、除去手段4を経て得られた映像信号
4aと、補正手段3において補正された同期信号3aとを合
成手段6にて合成することにより、AFC回路62の出力
が追従するようなビデオ信号bbを生成する。
4aと、補正手段3において補正された同期信号3aとを合
成手段6にて合成することにより、AFC回路62の出力
が追従するようなビデオ信号bbを生成する。
【0028】こうして、本第2実施例では第1実施例の
ジッタ低減回路と比べて遅延手段5を省略した簡易な構
成によるジッタ低減回路を実現することができる。
ジッタ低減回路と比べて遅延手段5を省略した簡易な構
成によるジッタ低減回路を実現することができる。
【0029】(第3実施例)次に、本発明のジッタ低減
回路の第3実施例は、図4に示すように、上述した第1
実施例のジッタ低減回路から検出手段2と補正手段3と
を夫々省略したものである。本ジッタ低減回路では、モ
ニタ装置のAFC回路の出力がビデオ信号の同期信号に
遅れて追従することを用いて、映像信号のみをその遅れ
に合わせて遅延することによってAFC回路62の出力を
映像信号のジッタに追従させた。
回路の第3実施例は、図4に示すように、上述した第1
実施例のジッタ低減回路から検出手段2と補正手段3と
を夫々省略したものである。本ジッタ低減回路では、モ
ニタ装置のAFC回路の出力がビデオ信号の同期信号に
遅れて追従することを用いて、映像信号のみをその遅れ
に合わせて遅延することによってAFC回路62の出力を
映像信号のジッタに追従させた。
【0030】モニタ装置のAFC回路の出力は、上記し
たように同期信号とある時間だけ遅れて得られるので、
映像信号を遅延手段5によって所定量遅延させることに
よりAFC回路62の出力が映像信号のジッタに追従する
ようにした。
たように同期信号とある時間だけ遅れて得られるので、
映像信号を遅延手段5によって所定量遅延させることに
よりAFC回路62の出力が映像信号のジッタに追従する
ようにした。
【0031】こうして、本第3実施例では第1実施例の
ジッタ低減回路と比べて検出手段2と補正手段3とを夫
々省略した簡易な構成によるジッタ低減回路を実現する
ことができる。
ジッタ低減回路と比べて検出手段2と補正手段3とを夫
々省略した簡易な構成によるジッタ低減回路を実現する
ことができる。
【0032】(第4実施例)次に、本発明のジッタ低減
回路の第4実施例は、図5に示すように、上述した第1
実施例のジッタ低減回路から除去手段4と遅延手段5と
を夫々省略し、合成手段6に代わって切換手段7を備え
るよう構成したものである。
回路の第4実施例は、図5に示すように、上述した第1
実施例のジッタ低減回路から除去手段4と遅延手段5と
を夫々省略し、合成手段6に代わって切換手段7を備え
るよう構成したものである。
【0033】切換手段7はビデオ信号aaと、上記した補
正手段3からの補正同期信号3aとを所定のタイミングで
切換え出力することにより、再生ビデオ信号に含まれる
同期信号を、補正同期信号3aに差し替えて出力する。即
ち、補正同期信号3aは、上記したようにビデオ信号aaか
ら分離された同期信号のジッタ成分の振幅の大きさを可
変することにより同期信号のタイミングを補正したもの
であり、これをビデオ信号の同期信号として切換え出力
することにより映像信号のジッタにAFC回路62の出力
を追従させることができる。
正手段3からの補正同期信号3aとを所定のタイミングで
切換え出力することにより、再生ビデオ信号に含まれる
同期信号を、補正同期信号3aに差し替えて出力する。即
ち、補正同期信号3aは、上記したようにビデオ信号aaか
ら分離された同期信号のジッタ成分の振幅の大きさを可
変することにより同期信号のタイミングを補正したもの
であり、これをビデオ信号の同期信号として切換え出力
することにより映像信号のジッタにAFC回路62の出力
を追従させることができる。
【0034】こうして、本第4実施例では第1実施例の
ジッタ低減回路と比べて除去手段4と遅延手段5とを夫
々省略し、合成手段6に代わって切換手段7を備えるよ
う構成することによって、更に簡易な構成によるジッタ
低減回路を実現することができる。
ジッタ低減回路と比べて除去手段4と遅延手段5とを夫
々省略し、合成手段6に代わって切換手段7を備えるよ
う構成することによって、更に簡易な構成によるジッタ
低減回路を実現することができる。
【0035】さて、上記したジッタ低減回路は、ヘリカ
ルスキャン型VTR、ビデオディスク再生装置などの映
像信号再生装置に有用なものであるが、例えば、本発明
のジッタ低減回路によって同期信号が補正同期信号にす
げ替えられたビデオ信号を記録しこれを再生するとき、
再生されたビデオ信号が再び本ジッタ低減回路を通る場
合を考える。
ルスキャン型VTR、ビデオディスク再生装置などの映
像信号再生装置に有用なものであるが、例えば、本発明
のジッタ低減回路によって同期信号が補正同期信号にす
げ替えられたビデオ信号を記録しこれを再生するとき、
再生されたビデオ信号が再び本ジッタ低減回路を通る場
合を考える。
【0036】例えば、本ジッタ低減回路を有する第1の
VTRで第1のテープカセットから再生したビデオ信号
を第2のVTRで第2のテープカセットに記録する。そ
して第2のテープカセットを本ジッタ低減回路を有する
VTR、この場合、第1のVTRで再生するとき、第2
のテープカセットに記録されたビデオ信号の同期信号
は、第1のVTRのジッタ低減回路によって補正同期信
号にすげ替えられて記録されているので、第1のVTR
で再生されたビデオ信号は再び本ジッタ低減回路に供給
され、ジッタの改善が行われる。
VTRで第1のテープカセットから再生したビデオ信号
を第2のVTRで第2のテープカセットに記録する。そ
して第2のテープカセットを本ジッタ低減回路を有する
VTR、この場合、第1のVTRで再生するとき、第2
のテープカセットに記録されたビデオ信号の同期信号
は、第1のVTRのジッタ低減回路によって補正同期信
号にすげ替えられて記録されているので、第1のVTR
で再生されたビデオ信号は再び本ジッタ低減回路に供給
され、ジッタの改善が行われる。
【0037】しかしながら、再生されたビデオ信号の映
像信号の位相と同期信号の位相とは既にずれており、再
生された同期信号と第1のVTRより発生するジッタと
は相関がないので、同期信号によるジッタ検出では正確
なジッタ検出が行えず、ジッタの低減が不可能となる不
都合が生じる。
像信号の位相と同期信号の位相とは既にずれており、再
生された同期信号と第1のVTRより発生するジッタと
は相関がないので、同期信号によるジッタ検出では正確
なジッタ検出が行えず、ジッタの低減が不可能となる不
都合が生じる。
【0038】そこで、同期信号の立ち下がりは補正せず
に同期信号の立上がりのみを補正し、ジッタ検出は同期
信号の立ち下がりを検出して行うようにして上記不都合
を改善する。即ち、上記した第4実施例の切換手段7の
切換え動作を変えることによりこれを行う。
に同期信号の立上がりのみを補正し、ジッタ検出は同期
信号の立ち下がりを検出して行うようにして上記不都合
を改善する。即ち、上記した第4実施例の切換手段7の
切換え動作を変えることによりこれを行う。
【0039】ここで、同期信号の立ち下がりとは、例え
ば、同期信号がペデスタルレベルからシンクレベルまで
立ち下がる同期信号の前半部分(前ぶち)に相当する部
分を表し、同期信号の立上がりとは、同様に、同期信号
がシンクレベルからペデスタルレベルまで立ち上がる同
期信号の後半部分(後ぶち)に相当する部分を表わすも
のである。
ば、同期信号がペデスタルレベルからシンクレベルまで
立ち下がる同期信号の前半部分(前ぶち)に相当する部
分を表し、同期信号の立上がりとは、同様に、同期信号
がシンクレベルからペデスタルレベルまで立ち上がる同
期信号の後半部分(後ぶち)に相当する部分を表わすも
のである。
【0040】こうして同期信号の補正が行われたビデオ
信号をVTRで記録すると、同期信号の立ち下がりと映
像信号との位相が保たれたビデオ信号が記録されるの
で、後にこれを再生するとき、同期信号の立ち下がりに
よってジッタを検出することができる。そして検出され
たジッタに応じて同期信号の立上がりを補正することに
よりジッタの低減を計ることができる。
信号をVTRで記録すると、同期信号の立ち下がりと映
像信号との位相が保たれたビデオ信号が記録されるの
で、後にこれを再生するとき、同期信号の立ち下がりに
よってジッタを検出することができる。そして検出され
たジッタに応じて同期信号の立上がりを補正することに
よりジッタの低減を計ることができる。
【0041】即ち、ジッタの検出部分と、補正部分を分
けることによってVTRのダビング時等で一度ジッタ低
減回路を通して記録された信号を再生するとき再びジッ
タ低減回路に通す場合でも良好なジッタの低減を行うこ
とができる。
けることによってVTRのダビング時等で一度ジッタ低
減回路を通して記録された信号を再生するとき再びジッ
タ低減回路に通す場合でも良好なジッタの低減を行うこ
とができる。
【0042】具体的には、切換手段7は映像信号の同期
信号の立ち下がりを検出するまでa端子側を切換え出力
し、検出後はb端子側を切換え出力することによって同
期信号の立上がりのタイミングのみを補正する。尚、上
記したように映像信号の同期信号の立ち下がりを検出す
る方法は、例えば、上記した分離手段1において同期信
号を検出したタイミングに応じて切換手段7の切換え動
作を制御すれば良い。
信号の立ち下がりを検出するまでa端子側を切換え出力
し、検出後はb端子側を切換え出力することによって同
期信号の立上がりのタイミングのみを補正する。尚、上
記したように映像信号の同期信号の立ち下がりを検出す
る方法は、例えば、上記した分離手段1において同期信
号を検出したタイミングに応じて切換手段7の切換え動
作を制御すれば良い。
【0043】尚、本ジッタ低減回路では個々のモニタ装
置のAFC回路の特性に拘らず一律の処理を行っている
ため、例えば、AFC回路の応答が早いか遅いか(ジッ
タの位相が進むか遅れるか)によって、個々のモニタ装
置の画面上で画面揺らぎを防止する効果が異なる場合が
あるが、かかる場合は、同期信号の補正量を変更するこ
とにより対応できるので、殆どの場合において視覚上は
モニタ装置の画面上に生じる画面揺らぎを改善すること
ができるという効果がある。
置のAFC回路の特性に拘らず一律の処理を行っている
ため、例えば、AFC回路の応答が早いか遅いか(ジッ
タの位相が進むか遅れるか)によって、個々のモニタ装
置の画面上で画面揺らぎを防止する効果が異なる場合が
あるが、かかる場合は、同期信号の補正量を変更するこ
とにより対応できるので、殆どの場合において視覚上は
モニタ装置の画面上に生じる画面揺らぎを改善すること
ができるという効果がある。
【0044】尚、本ジッタ低減回路は、VTRにおいて
用いた実施例を説明したがこれに限らず、例えば、上記
したようにビデオディスク再生装置など、映像信号を再
生する装置であって再生した映像信号にジッタを含むも
のに対して有用であることは勿論である。
用いた実施例を説明したがこれに限らず、例えば、上記
したようにビデオディスク再生装置など、映像信号を再
生する装置であって再生した映像信号にジッタを含むも
のに対して有用であることは勿論である。
【0045】
【発明の効果】上述したように、本発明の構成によれ
ば、再生された再生映像信号に含まれる再生同期信号を
分離し、その時間軸変動成分を補正してまたこれを再生
映像信号に合成することによって、簡易な構成によりモ
ニタ装置のAFC回路の出力がこの再生映像信号に追従
することができるので、モニタ装置の画面揺らぎを防ぐ
ジッタ低減回路を提供することができるという効果があ
る。
ば、再生された再生映像信号に含まれる再生同期信号を
分離し、その時間軸変動成分を補正してまたこれを再生
映像信号に合成することによって、簡易な構成によりモ
ニタ装置のAFC回路の出力がこの再生映像信号に追従
することができるので、モニタ装置の画面揺らぎを防ぐ
ジッタ低減回路を提供することができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のジッタ低減回路の第1実施例を説明す
るためのブロック図である。
るためのブロック図である。
【図2】第1実施例を説明するための概念図である。
【図3】本発明のジッタ低減回路の第2実施例を説明す
るためのブロック図である。
るためのブロック図である。
【図4】本発明のジッタ低減回路の第3実施例を説明す
るためのブロック図である。
るためのブロック図である。
【図5】本発明のジッタ低減回路の第4実施例を説明す
るためのブロック図である。
るためのブロック図である。
【図6】モニタ装置の水平偏向回路の一部を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図7】再生信号とAFC回路の出力とのジッタを説明
するための図である。
するための図である。
【図8】TBC回路を説明するための図である。
1…分離手段、2…検出手段、3…補正手段。
Claims (6)
- 【請求項1】映像信号の時間軸変動成分の補正を行うジ
ッタ低減回路において、 前記映像信号から分離された同期信号の時間軸変動成分
に基づいて前記同期信号のタイミングを補正した補正同
期信号を出力する補正手段を備え、 前記補正同期信号を前記映像信号の同期信号として用い
ることによって、前記映像信号を再生表示するためのモ
ニタ装置を構成する自動周波数制御回路の応答を、前記
映像信号の時間軸誤差の変動に追従させることを特徴と
したジッタ低減回路。 - 【請求項2】前記映像信号を所定のタイミングで遅延す
る遅延手段を備え、 前記補正同期信号を、前記遅延手段により遅延させた遅
延映像信号の同期信号として用いることによって、前記
映像信号を再生表示するためのモニタ装置を構成する自
動周波数制御回路の応答を、前記映像信号の時間軸誤差
の変動に追従させることを特徴とした請求項1記載のジ
ッタ低減回路。 - 【請求項3】映像信号の時間軸変動成分の補正を行うジ
ッタ低減回路において、 前記映像信号から同期信号を分離する分離手段と、 前記映像信号を所定のタイミングで遅延した遅延映像信
号を出力する遅延手段とを備え、 前記同期信号を、前記遅延映像信号の同期信号として用
いることによって、前記映像信号を再生表示するための
モニタ装置を構成する自動周波数制御回路の応答を、前
記映像信号の時間軸誤差の変動に追従させることを特徴
としたジッタ低減回路。 - 【請求項4】前記映像信号の同期信号を除去する除去手
段と、 前記除去手段の出力と、前記映像信号から分離された同
期信号あるいはそのタイミング補正が行われた補正同期
信号とを合成する合成手段とを備え、 前記同期信号あるいは補正同期信号を、前記除去手段の
出力信号の同期信号として用いることによって、前記映
像信号を再生表示するためのモニタ装置を構成する自動
周波数制御回路の応答を、前記映像信号の時間軸誤差の
変動に追従させることを特徴とした請求項1乃至3記載
のジッタ低減回路。 - 【請求項5】映像信号の時間軸変動成分の補正を行うジ
ッタ低減回路において、 前記映像信号から分離された同期信号の時間軸変動成分
に基づいて前記同期信号のタイミングを補正した補正同
期信号を出力する補正手段と、 前記映像信号と、前記補正同期信号とを夫々切り換える
切換手段とを備え、 前記切換手段は、前記映像信号の同期信号と前記補正同
期信号とを夫々切換え出力し、映像信号の同期信号全体
のタイミングのみを補正することによって、前記映像信
号を再生表示するためのモニタ装置を構成する自動周波
数制御回路の応答を、前記映像信号の時間軸誤差の変動
に追従させることを特徴としたジッタ低減回路。 - 【請求項6】前記切換手段は、前記同期信号の立ち下が
りを基準として前記同期信号の立上がりのタイミングが
補正された補正同期信号を切換え出力し、映像信号の同
期信号の立上がりのタイミングのみを補正することによ
って、前記映像信号を再生表示するためのモニタ装置を
構成する自動周波数制御回路の応答を、前記映像信号の
時間軸誤差の変動に追従させると共に、ダビングに有利
な映像信号を得ることを特徴とした請求項5記載のジッ
タ低減回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7350249A JPH09182029A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ジッタ低減回路 |
US08/755,695 US5923377A (en) | 1995-12-22 | 1996-11-25 | Jitter reducing circuit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7350249A JPH09182029A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ジッタ低減回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09182029A true JPH09182029A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18409231
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7350249A Pending JPH09182029A (ja) | 1995-12-22 | 1995-12-22 | ジッタ低減回路 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5923377A (ja) |
JP (1) | JPH09182029A (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10260663A (ja) * | 1997-01-14 | 1998-09-29 | Toshiba Corp | ジッタ補正回路および平面表示装置 |
JP3117001B2 (ja) * | 1997-06-04 | 2000-12-11 | 日本電気株式会社 | デジタル信号処理装置 |
JP3703997B2 (ja) * | 1999-07-06 | 2005-10-05 | 沖電気工業株式会社 | 映像信号制御回路 |
JP4352567B2 (ja) * | 2000-03-17 | 2009-10-28 | ソニー株式会社 | データ処理装置及び方法 |
CA2354780A1 (en) * | 2000-08-04 | 2002-02-04 | Silicon Image, Inc. | Digital display jitter correction apparatus and method |
JP4955485B2 (ja) * | 2007-08-28 | 2012-06-20 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 水平同期検出装置 |
DE102007045774B4 (de) * | 2007-09-25 | 2010-04-08 | Continental Automotive Gmbh | Verfahren und Vorrichtung zur Synchronisation einer Bildanzeige in einem Kraftfahrzeug |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3900885A (en) * | 1974-05-23 | 1975-08-19 | Cons Video Systems | Television signal time base corrector |
JPS522319A (en) * | 1975-06-24 | 1977-01-10 | Hitachi Ltd | Video phase fluctuation regulating unit |
JP2880831B2 (ja) * | 1991-07-23 | 1999-04-12 | キヤノン株式会社 | 映像信号処理装置 |
JPH07107440A (ja) * | 1993-10-07 | 1995-04-21 | Tetsuya Nishizawa | ビデオテープレコーダー(vtr)のジッター補正方式 |
-
1995
- 1995-12-22 JP JP7350249A patent/JPH09182029A/ja active Pending
-
1996
- 1996-11-25 US US08/755,695 patent/US5923377A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5923377A (en) | 1999-07-13 |
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