JPH09179630A - パルスモータ原点検出方法及び装置 - Google Patents

パルスモータ原点検出方法及び装置

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JPH09179630A
JPH09179630A JP8082404A JP8240496A JPH09179630A JP H09179630 A JPH09179630 A JP H09179630A JP 8082404 A JP8082404 A JP 8082404A JP 8240496 A JP8240496 A JP 8240496A JP H09179630 A JPH09179630 A JP H09179630A
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JP
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pulse
rotation
origin
mover
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JP8082404A
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Toshiyuki Kiyokawa
敏之 清川
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Advantest Corp
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Publication date
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/34Monitoring operation
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K11/00Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
    • H02K11/20Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
    • H02K11/21Devices for sensing speed or position, or actuated thereby
    • H02K11/22Optical devices
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P8/00Arrangements for controlling dynamo-electric motors rotating step by step
    • H02P8/32Reducing overshoot or oscillation, e.g. damping

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  • Power Engineering (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Control Of Stepping Motors (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 負荷変動が大きい装置をパルスモータで駆動
する場合、負荷が変動しても、停止ステップ位置を正確
に検出することができるパルスモータ原点検出方法と、
この方法を用いた原点検出装置を提供する。 【解決手段】 出力軸と共に回転する可動子を固定セン
サで検出し、その検出信号でラッチ回路を駆動し、ラッ
チ回路の出力の状態によってパルスモータの原点位置を
検出するパルスモータ原点検出方法において、ラッチ回
路の出力が反転した状態で固定センサの検出領域内に可
動子が存在している状態にあれば、その位置を原点と判
定し、検出領域内に可動子が存在していなければパルス
モータを逆転させ、この逆転時に固定センサの出力に変
化があれば逆転して停止した位置を原点と判定し、変化
がなければ再度正転させてその位置を原点と判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はパルスモータの回
転角の原点位置を検出する原点位置検出方法及びこの検
出方法を用いた原点位置検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パルスモータには一般に駆動される装置
の停止位置を精度よく規定するためにロータリーエンコ
ーダが付加されて市販されている。ロータリーエンコー
ダは、パルスモータの出力軸が1回転する間、連続して
回転角度信号を発信し、出力軸の回転位置を検出するこ
とに用いられている。然し乍ら、ロータリーエンコーダ
は出力軸の原点位置を検出する機能を持たない。このた
めロータリーエンコーダには軸が1回転する間に予め定
めた原点位置で1個のパルスを出力する原点検出センサ
が付加されている。
【0003】原点検出センサは大別して光学式センサを
用いた型式のものと、磁気式センサを用いた型式のもの
がある。図6に示す例では光学センサ型式の原点検出セ
ンサの構造を示す。パルスモータ1の出力軸2にセンサ
ディスク3を取付け、このセンサディスク3の所定回転
角位置にスリットによって構成した可動子4を設け、こ
の可動子4を光透過型センサで構成した固定センサ5で
検出し、可動子4の位置を検出して回転方向の原点を検
出する構造とされる。磁気式センサを用いた型式の原点
検出センサは可動子としてN−S極を持つ永久磁石が用
いられ、固定センサには例えばホール素子のような感磁
性素子が用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】原点検出センサにおい
て、可動子4の停止位置と、固定センサ5の位置が一致
して取付けられている場合は、図7に示すように原点検
出時に可動子4を通じて固定センサ5に光が透過するか
ら、固定センサ5から図7Bに示すように連続的に、例
えば論理「1」の原点検出信号PJが出力される。ま
た、磁気式センサの場合も可動子が感磁性素子と対向し
て停止すれば論理「1」の原点検出信号を得ることがで
きる。
【0005】しかしながら、パルスモータ1の1ステッ
プの回転角度Δθは小さいため、可動子4の停止位置
と、固定センサ5の位置を合致させることは極めてむず
かしい。また、固定センサ5の位置と可動子4の停止位
置が無負荷の状態では一致していても、機械的な負荷が
掛けられると、その負荷によって停止位置にずれが生
じ、停止状態において固定センサ5の位置と可動子4の
位置が不一致になってしまう場合もある。
【0006】このため、一般には図8Aに示すように可
動子4の停止位置と固定センサ5の位置の関係はパルス
モータ1の回転角範囲の途中に位置する場合が多い。従
って固定センサ5から出力される原点検出信号は図8B
に示すように、可動子4が固定センサ5の位置を通過す
る毎にパルス幅の狭いパルスPPで得られるため、従来
よりこのパルスPPをラッチ回路に与え、パルスPPに
よってラッチ回路を反転させ、図8Cに示す原点検出信
号PJを得るようにしている。
【0007】ラッチ回路を用いた場合、次のような不都
合が生じる。つまり、パルスモータ1は、負荷によって
は停止位置を越えて図9に示すようにオーバーシュート
OBを発生し、振動しながら停止する場合がある。この
ため、オーバーシュートOBによって可動子4が固定セ
ンサ5にわずかに光を透過させたり、又は磁界を与え
て、再び元に戻ったとすると、このオーバーシュートO
Bでラッチ回路がトリガされ、ラッチ回路を反転させて
回転角位置θ0 で原点検出信号PJを出力する。
【0008】一方、同一の装置であっても負荷の変動等
によってオーバーシュートOBの量が変動し、例えば図
10に示すようにオーバーシュートOBの量が小さくな
ったとすると、図9の場合と異なる回転角位置θ1 で原
点を検出することになる不都合が生じる。また、図11
に示すように、オーバーシュートOBの量がパルスモー
タの2ステップ以上のレベルで存在した場合には、原点
の検出位置STは2ステップ以上離れた位置になってし
まう欠点がある。
【0009】この発明の目的は、ラッチ回路を用いたパ
ルスモータの原点検出装置において、オーバーシュート
の量が変動しても、常に所定の回転角位置を原点として
規定することができるパルスモータの原点検出方法と、
その方法を利用した原点検出装置を提供しようとするも
のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1及び
2では、原点検出センサとラッチ回路とを組み合わせて
構成されるパルスモータの原点検出装置において、一旦
ラッチ回路が反転動作するとパルスモータを逆方向に回
転させる。この逆回転時に固定センサからパルスが発生
すれば、逆回転して停止した位置を原点と判定し、逆回
転時に固定センサからパルスが発生しなければ元の回転
角位置(逆回転する前の回転角位置)を原点と判定する
原点検出方法及びこの検出方法を用いた原点検出装置を
提案する。
【0011】この出願の請求項1及び2の発明によれ
ば、パルスモータの出力軸の動きにオーバーシュートが
発生し、このオーバーシュートによって原点位置が検出
された場合、またステップ状に回転している状態で原点
位置が検出された場合も、いずれの場合も同一ステップ
位置を原点位置と判定することができる。従って、この
発明によれば負荷が変動し、オーバーシュートが発生す
る状態及びオーバーシュートが発生しない状態のいずれ
の状態が存在しても、負荷の停止位置を正確に維持する
ことができる利点が得られる。
【0012】この出願の請求項3及び4の発明ではパル
スモータのオーバーシュート量が2ステップ以上存在し
ても、原点検出位置を正規の原点位置に規定することが
できる原点検出方法及び原点検出装置を提供するもので
ある。このために請求項3及び4で提案する発明ではパ
ルスモータの出力軸に可動子を取付け、この可動子の通
過を固定センサによって検出し、固定センサの検出信号
によってラッチ回路をトリガし、ラッチ回路の反転動作
によりパルスモータの回転角の原点を検出するパルスモ
ータの原点検出方法において、正転パルスの供給によっ
てパルスモータが正転方向に回転し、この回転中に可動
子が固定センサの位置を通過してラッチ回路の出力を反
転させ、この反転動作を検出してパルスモータを停止さ
せる制御状態において、可動子の位置が固定センサの位
置と一致しない場合にはパルスモータの回転角位置をオ
ーバーシュートの影響を除去するに足りる退避位置まで
戻し、この退避位置から正転方向に回転させる毎に、そ
の回転ステップ数を+1ずつ増加させ、これの繰返しに
よって退避位置に戻るときに可動子が固定センサの位置
を通過する状態になるまでパルスモータの正転と逆転を
繰返すパルスモータの原点位置検出方法及びこの原点検
出方法を用いた原点検出装置を提案するものである。
【0013】この請求項3及び請求項4の発明によれ
ば、オーバーシュートの量がパルスモータの数ステップ
分の量に達していても、必ず予め規定した回転位置を原
点位置として検出することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1及び図2を用いて、この出願
の請求項1の発明によるパルスモータの原点位置検出方
法を説明する。図1AとBは、この発明の特徴とする動
作状況を示す。図2は従来の技術でも正常に動作する可
動子4の停止位置と、固定センサ5の設置位置が一致し
ている状態に作られたパルスモータの原点検出動作の様
子を示す。可動子4の停止位置と固定センサ5の設置位
置が一致しているパルスモータの場合には、ラッチ回路
が反転した時点で固定センサ5の出力はオーバーシュー
トの終了時点でH論理となる。この場合には、そのまま
その停止したステップ位置を原点位置STと判定する。
【0015】一方、図1A及びBは可動子4の停止位置
と、固定センサ5の位置が一致していない状態に作られ
たパルスモータの場合を示す。可動子4の停止位置と、
固定センサ5の位置が一致していないパルスモータの場
合には、ラッチ回路が反転しても固定センサ5の出力は
オーバーシュートの終了時点ではL論理となる。ラッチ
回路の出力がH論理で、固定センサ5の出力がL論理の
場合には、この発明ではパルスモータを逆向きに回転さ
せる逆パルスを1個与える。この逆パルス供給時点で、
図1Aの場合は固定センサ5の出力は変化がない。固定
センサ5の出力が変化しない場合は、再度正方向に回転
するパルスを与え、その停止ステップ位置を原点位置S
Tと判定する。
【0016】図1Bに示す例では、パルスモータに逆パ
ルスを供給すると、固定センサ5は可動子4の通過を検
出する。固定センサ5に変化が発生した場合は、逆パル
スを供給した後の停止ステップ位置を原点位置STと判
定する。このように、この発明による原点検出方法によ
れば、図1Aに示すようにオーバーシュートによってラ
ッチ回路が反転した場合も、図1Bに示すステップ回転
中にラッチ回路が反転した場合も、いずれの場合も同じ
ステップ位置を原点位置STと判定することができる。
従って、可動子4の停止位置と固定センサ5の位置が不
一致の状態に作られたパルスモータであって、負荷が軽
くなってオーバーシュートによりラッチ回路が反転した
場合も、負荷が重くなってステップ回転中にラッチ回路
が反転した場合も、いずれの場合も、同一のステップ位
置を原点位置STと判定し、停止位置にずれが生じるこ
とはない。
【0017】図3にこの出願の請求項2及び4で提案す
るパルスモータ原点検出装置の一実施例を示す。図中1
はパルスモータ、2はこのパルスモータ1の出力軸、3
はこの出力軸2に取り付けたセンサディスク、4は可動
子、5はこの可動子4の位置を検出する固定センサを示
す。固定センサ5の検出出力をラッチ回路6に与え、ラ
ッチ回路6の出力と、固定センサ5の検出出力をこの発
明による原点検出装置10に入力する。この発明には原
点検出装置10は制御器11と、この制御器11の出力
によって制御される正転パルス発生器12と、逆転パル
ス発生器13及びこれら正転パルス発生器12と逆転パ
ルス発生器13の出力を合成してパルスモータ1に与え
る合成回路14とによって構成することができる。
【0018】制御器11は一般に知られているワンチッ
プマイクロコンピュータによって構成することができ
る。ワンチップマイクロコンピュータは中央演算処理装
置11Aと、パルスモータ1に供給したパルス数、ラッ
チ回路6の出力の状態、固定センサ5の出力の有無等を
一時記憶すること等に利用するRAM11Bと、制御器
11を原点検出装置としてと動作させるプログラムを格
納したROM11Cと、入力ポート11Dと、出力ポー
ト11E等によって構成される。
【0019】入力ポート11Dに固定センサ5の検出信
号と、ラッチ回路6の出力信号とを入力する。中央演算
処理装置11Aはラッチ回路6及び固定センサ5の出力
の状態を常時監視する。ラッチ回路6の出力が、例えば
H論理に反転すると、正転パルス発生器12の動作を停
止させ、正転パルスの発生を停止させる。これと共に、
固定センサ5の出力の論理を読み込む。この読み込みの
タイミングはパルスモータ1の出力軸2の回転がオーバ
ーシュートによって振動している時間を避け、出力軸2
の動きが停止したと予測するタイミングとする。ラッチ
回路6の出力がH論理に保持されており、固定センサ5
の出力もH論理であれば、その位置を原点位置STと判
定する。つまり、可動子4が固定センサ5の検出領域5
A内に存在するとき、その位置を原点位置STと判定す
る。
【0020】これに対し、ラッチ回路6の出力がH論理
であるにも係わらず、固定センサ5の出力がL論理の場
合は、中央演算処理装置11Aは出力ポート11Eを通
じて逆転パルス発生器13に逆転パルスを1個出力させ
る制御信号を与える。逆転パルス発生器13はパルスモ
ータ1に逆転パルスを1個与え、出力軸2を1パルス分
逆向きに回転させる。中央演算処理装置11Aは逆転パ
ルスの発生を指令した後に、固定センサ5に出力が発生
するか否かを監視する。
【0021】固定センサ5の出力に変化がなければ、図
1Aに示したように、再度正転パルスを1個出力させ、
その正転パルスを与えて停止したステップ位置を原点位
置STと判定する。これに対し、逆転パルスを与えた時
点から以後において、図1Bに示すように固定センサ5
の出力に変化が発生した場合は、その逆転パルスを与え
て停止したステップ位置を原点位置STと判定する。
尚、正転パルスを1個与えてパルスモータ1を正転方向
に1パルス分元に戻した場合に、図1に示すように、オ
ーバーシュートOBにより再度、固定センサ5に信号が
発生し、この信号によりラッチ回路6が反転されるが、
この反転動作は原点位置STを検出した結果であるた
め、その反転状態は維持される。
【0022】また、図1AとBに点線で示すように、逆
転パルスを2個乃至3個与え、負荷を充分逆方向に移動
させて、正規の原点位置STに停止させるように構成す
ることもできる。このように逆向きに充分移動させて正
規の原点位置に停止させることにより、負荷のバックラ
ッシュの影響を除去することができる。また、図3に示
した実施例では、ラッチ回路6を制御器11の外部に設
けた例を示したが、制御器11内に設けたRAM11B
の一部のメモリセルを使ってラッチ回路の動作を行わせ
ることもできる。
【0023】図4はこの発明の請求項3で提案するパル
スモータの原点検出方法を説明する波形図を示す。図4
では時点TA 以後の波形は階段状に表現すべきところを
省略し、一つのステップ状に表現している。目盛に付し
た数字はステップの数を指す。この出願の請求項3で提
案するパルスモータの原点検出方法では、パルスモータ
1に発生するオーバーシュートの量がパルスモータ1の
回転ステップ量の数ステップ分に達する場合でも常に規
定した回転角位置を原点位置として検出できるようにし
たパルスモータの原点位置検出方法を提案するものであ
る。
【0024】つまり、パルスモータ1のオーバーシュー
トOBが図11に示すようにパルスモータ1の1ステッ
プ分の回転量より大きい例えば2ステップ分に相当する
振幅を持っていた場合には、請求項1で提案したパルス
モータ原点検出方法によれば、2ステップ以上離れたス
テップ位置を原点と判定してしまうおそれがある。この
ため、この出願の請求項3で提案するパルスモータ原点
検出方法では、パルスモータ1を正転方向に回転させる
毎に、ラッチ回路6が反転するか否かを判定し、センサ
ディスク3に設けた可動子4の位置がオーバーシュート
OBにより固定センサ5の検出領域5Aに入り込むとラ
ッチ回路6が反転される。ラッチ回路6の出力の状態が
反転されることにより、パルスモータ1への正転パルス
の供給が停止され、パルスモータ1は停止する。
【0025】パルスモータ1が停止した状態で可動子4
の位置が固定センサ5の検出領域5A内に停止したか否
かを判定する。この例では図4に示すようにオーバーシ
ュートOBによって可動子4が固定センサ5の検出領域
5Aに侵込した場合について説明するものであるから、
可動子4の位置が固定センサ5の検出領域5A内に停止
することは有り得ない。従ってこの場合にはパルスモー
タ1をオーバーシュートOBによる影響を除去するに足
りる回転角位置Aまで戻す制御を行なう。ここで以下こ
の回転角位置Aを退避位置と称することにする。退避位
置Aはこの退避位置Aから正転方向及び逆転方向の何れ
にパルスモータ1が回転しても、可動子4の位置がオー
バーシュートOBによって固定センサ5の検出領域5A
に達しない位置とする。図4に示す例では、最初の停止
位置からN=3ステップ分逆回転させた位置を退避位置
Aとした場合を示す。
【0026】パルスモータ1の回転位置を退避位置Aに
戻した状態から、再び正転方向にN+1ステップ分(オ
ーバーシュートOBを無視して強制的に)回転させ、N
+1ステップ正転させて停止させる。このとき可動子4
の位置が固定センサ5の検出領域5A内に存在しなけれ
ば再びパルスモータ1をN+1ステップ分逆回転させ、
退避位置Aに戻す。退避位置Aに戻る際に固定センサ5
に変化が無ければ、再び正転方向にN+2ステップ分回
転させる。
【0027】このように、この発明では退避位置Aに戻
る毎に次に正転方向に回転させる量を+1ずつ増加させ
ることにより、オーバーシュートOBの量が2ステップ
以上存在しても可動子4の位置を漸次固定センサ5の検
出領域5Aに近ずけることができ、可動子4の停止位置
が固定センサ5の検出領域5Aに合致しない状態に作ら
れたパルスモータ1の場合には、必ず可動子4が検出領
域5Aを行き過ぎた位置で停止する状態に追い込むこと
ができる。可動子4が検出領域5Aを行き過ぎた位置で
停止した場合に、その停止位置から退避位置Aに戻る際
に可動子4は検出領域Aを通過する。この光の透過を検
出することにより、次に退避位置Aから正転方向に(N
+2)−1ステップ分回転させ、その停止位置をパルス
モータ1の回転角方向の原点位置STと決定する。
【0028】このように原点位置STを決定することに
より、オーバーシュートOBの量がパルスモータ1の回
転角ステップの2ステップ以上存在しても、検出した原
点位置は必ず検出領域5Aから1ステップの範囲内に近
ずけることができる。また、負荷が変動してオーバーシ
ュートOBの量が変化しても、検出される原点位置ST
は不変である。
【0029】図5は図4で説明したパルスモータ原点検
出方法を用いた原点検出装置を構成するためのプログラ
ムの概略を説明するための流れ図を示す。ステップSP
1 とSP2 はパルスモータ1に正転パルスを与えて被制
御体を移動させるためのルーチンを構成している。つま
り、パルスモータ1に正転パルスを1個ずつ与え、その
正転パルスの供給毎にラッチ回路6(図3)の状態を監
視し、ラッチ回路6の状態が反転するまで正転パルスを
与え続ける。
【0030】ステップSP2 でラッチ回路6の出力の状
態が反転したことを検出すると、ステップSP3 に進
む。ステップSP3 では停止位置において、可動子4が
検出領域5A内に存在しているか否かを判定する。可動
子4が検出領域5A内に存在している場合にはステップ
SP4 に進み、その停止位置を原点位置STと決定す
る。
【0031】図5ではステップSP2 の判定ブロックの
内容を以下Aと表示し、ステップSP3 の判定ブロック
の内容をB、ステップSP3 の実行ブロックの内容をC
と表示する。可動子4が検出領域5A内に存在しない場
合はステップSP5 に分岐し、逆転パルス発生器13
(図3参照)に例えば3個の逆転パルスを発生させる。
ステップSP6 では逆転中に固定センサ5の状態が変化
し、ラッチ回路6の状態が再度反転するか否かを監視す
る。ラッチ回路6の状態が反転した場合にはステップS
7 に進み、正転パルス発生器12に逆転パルスの数N
=1から−1した2個の正転パルスを発生させる指令を
与え、パルスモータ1を2ステップ分正転方向に回転さ
せ、ステップSP8 でその停止位置を原点位置STと判
定する。
【0032】逆転中にラッチ回路6の状態が変化しなか
った場合にはステップSP9 に分岐する。ステップSP
9 では逆転パルスの発生個数N=3に+1した4個の正
転パルスを発生させる。ステップSP9 で4個の正転パ
ルスを発生させた状態で、ステップSP10でラッチ回路
6の状態を監視する。ラッチ回路6の出力の状態が反転
したことを検出した場合は、ステップSP11に進む。ス
テップSP11では可動子4が検出領域5A内に存在して
いるか否かを見る。可動子4が検出領域5A内に存在し
ている場合はステップSP12でその位置を原点位置ST
と判定する。
【0033】尚、ここでステップSP10でラッチ回路6
の状態が反転しないことを検出した場合には、ステップ
SP13に分岐し、パルスモータ1に5個の逆転パルスを
与え、初期ルーチンに戻す。つまり、ステップSP9
N+1個の正転パルスを与えたにも係わらずラッチ回路
6の状態が反転しない場合は何らかの誤動作が生じたも
のと判定し、初期状態に戻す動作を行なう。
【0034】一方ステップSP11で可動子4の位置が検
出領域5Aの範囲内に存在しないと判定した場合にはス
テップSP14に分岐し、パルスモータ1に4個の逆転パ
ルスを与える。この逆転中にラッチ回路6の状態が変化
するか否かをステップSP15で監視する。逆転中にラッ
チ回路6の状態が変化したと判定した場合はステップS
15に進み、ステップSP15で正転方向にN−1=3ス
テップ回転させ、ステップSP17でその停止位置を原点
位置STと判定する。逆転中にラッチ回路6の状態が反
転しなかった場合はステップSP18に分岐し、正転方向
にN+2=5個のパルスを発生させる。正転中にステッ
プSP19でラッチ回路6の状態を監視し、5ステップ分
正転する間にラッチ回路6の状態が反転するか否かを判
定する。ラッチ回路6の状態が反転すると、ステップS
20に進み、その位置で可動子4が検出領域5Aの範囲
に存在していればステップSP21でその停止位置を原点
位置STと判定する。
【0035】ステップSP19において、パルスモータ1
が5ステップ分正転する間にラッチ回路6の状態が反転
しなかった場合には、ステップSP13の場合と同様に何
等かの誤動作が生じたものと判定し、ステップSP22
逆転パルスを6個発生させ、初期ルーチンに戻す。ステ
ップSP20において、可動子4の位置が検出領域5Aの
範囲に含まれないと判定した場合にはステップSP23
分岐し、ステップSP23により逆転パルスを5個発生さ
せる。この5個の逆転パルスを発生させている間にステ
ップSP24でラッチ回路6の出力の状態が変化したこと
を検出すると、ステップSP25で5−1=4個の正転パ
ルスを発生させ、ステップSP26でその停止位置を原点
位置STと判定する。
【0036】以下同様に制御ルーチンを続けて設けても
よいが、ここではオーバーシュートOBの量が2ステッ
プ程度としたから、実質的にステップSP23,SP24
SP 25のルーチンが存在すれば目的を達することができ
る。図5に示したプログラムを図3に示したROM11
Cに組込むことにより、この出願の請求項4で提案した
原点検出装置を構成することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
パルスモータによって制御される機械制御系において、
パルスモータの停止時にオーバーシュートが発生して
も、常に一定の回転角位置を原点位置として検出し、そ
の原点位置に停止させることができる。特に請求項3で
提案した原点検出方法によれば、オーバーシュートの量
がパルスモータの2ステップ以上の回転量に相当して存
在しても正規の原点位置に停止させることができる。ま
た、機械系の負荷が変動しオーバーシュートの量が変動
しても、検出して停止する原点位置が移動することはな
い。この点で例えば精密な精度を要求されるIC搬送装
置、位置決め装置等に適用してその効果は頗る大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の請求項1で提案するパルスモータ原
点検出方法を説明するための波形図。
【図2】パルスモータに付した原点検出センサの検出動
作を説明するための波形図。
【図3】この出願の請求項2と4で提案したパルスモー
タ原点検出装置の実施例を説明するためのブロック図。
【図4】この出願の請求項3で提案したパルスモータ原
点検出方法を説明するための波形図。
【図5】この出願の請求項4で提案したパルスモータ原
点検出装置を構成するためのプログラムの概要を説明す
るための流れ図。
【図6】パルスモータとこれに付した原点検出センサと
の関係を説明するための断面図。
【図7】従来の技術の動作を説明するための波形図。
【図8】図7と同様の波形図。
【図9】従来の技術の不都合を説明するため波形図。
【図10】図9と同様の波形図。
【図11】この出願の請求項3及び4で提案する発明で
解決しようとする課題を説明するための波形図。
【符号の説明】
1 パルスモータ 2 出力軸 3 センサディスク 4 可動子 5 固定センサ 6 ラッチ回路 10 原点検出装置 11 制御器 12 正転パルス発生器 13 逆転パルス発生器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルスモータの回転出力軸に取付けた可
    動子と、この可動子の通過を検出して上記回転出力軸の
    回転角位置の原点を検出する原点検出センサを具備し、
    この原点検出センサが上記可動子の通過を検出する毎に
    ラッチ回路をトリガし、ラッチ回路の反転動作によりパ
    ルスモータの回転角の原点を検出するパルスモータ原点
    検出方法において、 上記パルスモータの停止時に上記固定センサの出力が可
    動子の位置と一致しない場合は、上記パルスモータに逆
    向きに回転させる逆パルスを与え、この逆パルスにより
    上記固定センサが再度上記可動子を検出すれば、その逆
    パルスの供給で1パルス分逆回転したステップ位置を正
    規の原点と判定し、逆パルスの供給で上記固定センサが
    上記可動子を検出しない場合は、再度正方向に回転させ
    るパルスを与えて、その停止ステップ位置を正規の原点
    と判定するパルスモータ原点検出方法。
  2. 【請求項2】 A.パルスモータの回転出力軸に装着さ
    れた位置検出用の可動子と、 B.この可動子の通過を検出する固定センサと、 C.パルスモータが正転方向に回転している状態におい
    て、上記固定センサの検出信号により駆動されるラッチ
    回路と、 D.このラッチ回路の出力が反転した状態において、上
    記パルスモータの正転状態を停止させる停止制御手段
    と、 E.この停止制御手段によって停止した上記可動子の停
    止位置が上記固定センサの位置と不一致の場合は、パル
    スモータを所定量逆転させる逆転パルス発生器と、 F.この逆転パルス発生器がパルスモータを逆転させた
    状態で、上記固定センサの出力が発生しない場合は、再
    度上記パルスモータに正転パルスを与える正転パルス発
    生器と、 G.上記ラッチ回路の出力が反転し、上記停止制御手段
    によって上記パルスモータが停止した状態で上記固定セ
    ンサが上記可動子を検出している状態でその停止位置を
    原点位置と判定し、上記パルスモータが停止した状態で
    上記固定センサと上記可動子の位置が不一致の状態で上
    記逆転パルス発生器が上記パルスモータを逆転させ、こ
    の逆転時に上記固定センサの出力が発生した状態で、そ
    の逆転後のステップ位置を原点位置と判定し、逆転時に
    上記固定センサの出力が無信号の場合は、上記正転パル
    ス発生器が正転パルスを発生して上記パルスモータを正
    転させた位置を原点位置と判定する制御器と、 によって構成したことを特徴とするパルスモータ原点検
    出装置。
  3. 【請求項3】 パルスモータの回転出力軸に取付けた可
    動子と、この可動子の通過を検出して上記回転出力軸の
    回転角位置の原点を検出する原点検出センサを具備し、
    この原点検出センサが上記可動子の通過を検出する毎に
    ラッチ回路をトリガし、ラッチ回路の反転動作によりパ
    ルスモータの回転角の原点を検出するパルスモータ原点
    検出方法において、 正転パルスの供給によって上記パルスモータが正転方向
    に回転し、この回転中に上記可動子が上記固定センサの
    位置を通過して上記ラッチ回路の出力が反転したことに
    より上記パルスモータが停止した状態において、上記可
    動子の位置が上記固定センサの位置と一致しない場合に
    は、上記パルスモータの回転角位置をオーバーシュート
    の影響を除去するに足りる上記停止位置から充分に離れ
    た退避位置まで戻し、この退避位置から正転方向に回転
    させる毎にその回転ステップ数を+1ずつ増加させ、こ
    れの繰返しによって上記退避位置に戻るときに上記可動
    子が上記固定センサの位置を通過する状態になるまで上
    記パルスモータの正転と逆転を繰返すことを特徴とする
    パルスモータの原点位置検出方法。
  4. 【請求項4】 A.パルスモータの回転出力軸に装着さ
    れた位置検出用の可動子と、 B.この可動子の通過を検出する固定センサと、 C.パルスモータが正転方向に回転して停止した状態に
    おいて、上記固定センサの検出信号により駆動されるラ
    ッチ回路と、 D.このラッチ回路の出力が反転した状態において、上
    記パルスモータの正転状態を停止させる停止制御手段
    と、 E.この停止制御手段によって停止した上記可動子の停
    止位置が上記固定センサの位置と不一致の場合は、パル
    スモータをこのパルスモータのオーバーシュートの影響
    を除去するに足りる退避位置までNステップ分逆転させ
    る逆転パルス発生器と、 F.この逆転パルス発生器がパルスモータの回転位置を
    退避位置まで逆転させる毎に、上記固定センサの出力が
    発生しない場合は、上記パルスモータに上記逆転ステッ
    プ数Nに+1した正転パルスを与える正転パルス発生器
    と、 G.上記ラッチ回路の出力が反転し、上記停止制御手段
    によって上記パルスモータが停止した状態で上記固定セ
    ンサが上記可動子を検出していればその停止位置を原点
    位置と判定し、上記パルスモータが停止した状態で上記
    固定センサと上記可動子の位置が不一致の場合は上記逆
    転パルス発生器が上記パルスモータをNステップ逆転さ
    せて上記パルスモータの回転角位置を退避位置に戻すと
    共に、この逆転時に上記固定センサの出力が発生した状
    態で、その逆転後に上記退避位置からN−1ステップ正
    転させてそのステップ位置を原点位置と判定し、逆転時
    に上記固定センサの出力が無信号の場合は、上記逆転パ
    ルス発生器に逆転パルスを発生させる指令を与える制御
    器と、 によって構成したことを特徴とするパルスモータ原点検
    出装置。
JP8082404A 1995-10-25 1996-04-04 パルスモータ原点検出方法及び装置 Withdrawn JPH09179630A (ja)

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