JPH09179491A - 画像処理システム - Google Patents
画像処理システムInfo
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- JPH09179491A JPH09179491A JP7351008A JP35100895A JPH09179491A JP H09179491 A JPH09179491 A JP H09179491A JP 7351008 A JP7351008 A JP 7351008A JP 35100895 A JP35100895 A JP 35100895A JP H09179491 A JPH09179491 A JP H09179491A
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- Japan
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- Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
- Navigation (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 デェジタルカメラで撮影された写真の整理を
容易に行える画像処理システムを提供する。 【解決手段】 写真データの各写真の時刻に対応する座
標をナビゲーション装置に装着されていたＲＡＭカード
３６のから検索する（Ｓ４２）。そして、モニタ５２に
ＲＡＭカード３６の保持している走行軌跡に該当する地
図を表示すると共に、該地図上の座標位置に、検索され
た写真画像を重ねて表示する（Ｓ５８）。
容易に行える画像処理システムを提供する。 【解決手段】 写真データの各写真の時刻に対応する座
標をナビゲーション装置に装着されていたＲＡＭカード
３６のから検索する（Ｓ４２）。そして、モニタ５２に
ＲＡＭカード３６の保持している走行軌跡に該当する地
図を表示すると共に、該地図上の座標位置に、検索され
た写真画像を重ねて表示する（Ｓ５８）。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理システム
に関し、特に、デェジタル式のカメラにより撮影された
写真をナビゲーション装置によって得られた走行軌跡に
関連して表示し得る画像処理システムに関するものであ
る。
に関し、特に、デェジタル式のカメラにより撮影された
写真をナビゲーション装置によって得られた走行軌跡に
関連して表示し得る画像処理システムに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】車載用ナビゲーション装置では、ＧＰＳ
（クローバル・ポジショニング・システム）受信機によ
り自車位置を検出し、モニタ上に自車位置を表示して目
的地までの経路誘導を行っている。ここで、通過した道
路上に所定のマークを重ねることにより走行軌跡を該モ
ニタ上に表示する方式のものが実用化されている。
（クローバル・ポジショニング・システム）受信機によ
り自車位置を検出し、モニタ上に自車位置を表示して目
的地までの経路誘導を行っている。ここで、通過した道
路上に所定のマークを重ねることにより走行軌跡を該モ
ニタ上に表示する方式のものが実用化されている。
【０００３】撮影した画像をデェジタルデータとしてメ
モリに保持するデェジタルカメラが広く提供されてい
る。
モリに保持するデェジタルカメラが広く提供されてい
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、デェジ
タルカメラは、フイルム式のカメラとの差別化の必要
上、フイルム式の上限が３６枚程度であるのに対して、
１００枚以上の撮影が行い得るようにしたものが主流と
なっている。ここで、画像と共に撮影時刻を記憶してい
が、１００枚という多数の写真が写された際に、撮影時
刻のみでは写真の整理が困難になるという課題があっ
た。
タルカメラは、フイルム式のカメラとの差別化の必要
上、フイルム式の上限が３６枚程度であるのに対して、
１００枚以上の撮影が行い得るようにしたものが主流と
なっている。ここで、画像と共に撮影時刻を記憶してい
が、１００枚という多数の写真が写された際に、撮影時
刻のみでは写真の整理が困難になるという課題があっ
た。
【０００５】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、デェジ
タルカメラで撮影された写真の整理を容易に行える画像
処理システムを提供することにある。
なされたものであり、その目的とするところは、デェジ
タルカメラで撮影された写真の整理を容易に行える画像
処理システムを提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項１の画像処理システムは、車両の位置座標を
検出する位置検出装置と、時刻を計測するための時計
と、表示装置と、位置座標及び時刻を記憶する走行軌跡
記憶媒体と、前記位置検出装置により検出された位置及
び時刻を関連付けて前記走行軌跡記憶媒体に記憶する記
憶装置と、写真の画像と、該画像の写された時刻とをそ
れぞれ保持する写真記録媒体と、前記写真記録媒体の各
写真の時刻に対応する座標を、前記走行軌跡記録媒体か
ら検索する座標検索手段と、前記表示装置に前記走行軌
跡記録媒体に保持された位置に関連付けて、前記座標検
索手段によって検索された写真の画像を表示する画像表
示手段と、からなることを技術的特徴とする。
め、請求項１の画像処理システムは、車両の位置座標を
検出する位置検出装置と、時刻を計測するための時計
と、表示装置と、位置座標及び時刻を記憶する走行軌跡
記憶媒体と、前記位置検出装置により検出された位置及
び時刻を関連付けて前記走行軌跡記憶媒体に記憶する記
憶装置と、写真の画像と、該画像の写された時刻とをそ
れぞれ保持する写真記録媒体と、前記写真記録媒体の各
写真の時刻に対応する座標を、前記走行軌跡記録媒体か
ら検索する座標検索手段と、前記表示装置に前記走行軌
跡記録媒体に保持された位置に関連付けて、前記座標検
索手段によって検索された写真の画像を表示する画像表
示手段と、からなることを技術的特徴とする。
【０００７】また、上記の目的を達成するため、請求項
２の画像処理システムは、車両の走行時の座標からなる
走行軌跡を保持する走行軌跡記録媒体と、写真の画像
と、該画像の写された座標とをそれぞれ保持する写真記
録媒体と、地図を表示するための表示装置と、前記表示
装置に前記走行軌跡記録媒体に保持された走行軌跡に該
当する地図を表示すると共に、該地図上の座標位置に、
写真記録媒体に保持された当該座標の写真の画像を重ね
て表示する画像表示手段と、からなることを技術的特徴
とする。
２の画像処理システムは、車両の走行時の座標からなる
走行軌跡を保持する走行軌跡記録媒体と、写真の画像
と、該画像の写された座標とをそれぞれ保持する写真記
録媒体と、地図を表示するための表示装置と、前記表示
装置に前記走行軌跡記録媒体に保持された走行軌跡に該
当する地図を表示すると共に、該地図上の座標位置に、
写真記録媒体に保持された当該座標の写真の画像を重ね
て表示する画像表示手段と、からなることを技術的特徴
とする。
【０００８】
【作用】請求項１の構成では、車両の走行時の座標及び
通過時刻からなる走行軌跡が走行軌跡記録媒体に保持さ
れる。他方、デジタル式カメラによって写された写真の
画像と、該画像の写された時刻とが写真記録媒体に保持
される。そして、座標検索手段が、写真記録媒体の各写
真の時刻に対応する座標を走行軌跡記録媒体から検索す
る。そして、画像表示手段が、表示装置に前記走行軌跡
記録媒体の保持された位置に関連付けて、地図を表示す
ると共に、該地図上の座標位置に、前記座標検索手段に
よって検索された写真画像を表示する。
通過時刻からなる走行軌跡が走行軌跡記録媒体に保持さ
れる。他方、デジタル式カメラによって写された写真の
画像と、該画像の写された時刻とが写真記録媒体に保持
される。そして、座標検索手段が、写真記録媒体の各写
真の時刻に対応する座標を走行軌跡記録媒体から検索す
る。そして、画像表示手段が、表示装置に前記走行軌跡
記録媒体の保持された位置に関連付けて、地図を表示す
ると共に、該地図上の座標位置に、前記座標検索手段に
よって検索された写真画像を表示する。
【０００９】請求項２の構成では、車両の走行時の座標
及び通過時刻からなる走行軌跡が走行軌跡記録媒体に保
持される。他方、座標位置の検出装置を備えるデジタル
式カメラによって写された写真の画像と、該画像の写さ
れた地点の座標とが写真記録媒体に保持される。画像処
理システムでは、画像表示手段が、表示装置に走行軌跡
記録媒体の保持している走行軌跡に該当する地図を表示
すると共に、該地図上の座標位置に、写真記録媒体に保
持された当該座標の写真画像を重ねて表示する。
及び通過時刻からなる走行軌跡が走行軌跡記録媒体に保
持される。他方、座標位置の検出装置を備えるデジタル
式カメラによって写された写真の画像と、該画像の写さ
れた地点の座標とが写真記録媒体に保持される。画像処
理システムでは、画像表示手段が、表示装置に走行軌跡
記録媒体の保持している走行軌跡に該当する地図を表示
すると共に、該地図上の座標位置に、写真記録媒体に保
持された当該座標の写真画像を重ねて表示する。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施態様について図
を参照して説明する。図１（Ａ）は、本発明の一実施例
に係る車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック
図である。この実施例では、自車位置の測定装置として
ＧＰＳ受信機１８を用いている。
を参照して説明する。図１（Ａ）は、本発明の一実施例
に係る車載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック
図である。この実施例では、自車位置の測定装置として
ＧＰＳ受信機１８を用いている。
【００１１】ＧＰＳ受信機１８は、車両に取り付けられ
た専用アンテナ１８ａで受信した電波からデータを復調
し、データ処理することにより自車位置を算出する。算
出された自車位置データはＣＰＵ１２へ送られる。な
お、ＣＰＵ１２は、図示しないジャイロ及び車速センサ
からの出力によりＧＰＳ受信機１８からの位置情報に補
正を加えるようになっている。
た専用アンテナ１８ａで受信した電波からデータを復調
し、データ処理することにより自車位置を算出する。算
出された自車位置データはＣＰＵ１２へ送られる。な
お、ＣＰＵ１２は、図示しないジャイロ及び車速センサ
からの出力によりＧＰＳ受信機１８からの位置情報に補
正を加えるようになっている。
【００１２】ＣＤＲＯＭプレーヤ３０に装填されている
ＣＤＲＯＭ（図示せず）には、地図を所定のフォーマッ
トにデータ加工して北緯・東経の座標と対応させた地図
データが記録されている。ＣＤＲＯＭプレーヤ３０は、
該ＣＤＲＯＭを再生して所望の地図データを読み出し、
ＣＰＵ１２へ送る。
ＣＤＲＯＭ（図示せず）には、地図を所定のフォーマッ
トにデータ加工して北緯・東経の座標と対応させた地図
データが記録されている。ＣＤＲＯＭプレーヤ３０は、
該ＣＤＲＯＭを再生して所望の地図データを読み出し、
ＣＰＵ１２へ送る。
【００１３】ＣＰＵ１２は、ＣＤＲＯＭプレーヤ３０に
対して必要なデータを読み出させる。これにより読み出
されたデータによって作成された地図画面データが、グ
ラフィック・ディスプレイ・コントローラ（ＧＤＣ）２
２を介してＶＲＡＭ２４に書き込まれる。ＧＤＣ２２は
画面データをＶＲＡＭ２４に記憶させると共に、表示タ
イミング信号を発生してモニタ２８に出力し、また、Ｖ
ＲＡＭ２４に記憶されている画面データを読み出す信号
を出力する。ＶＲＡＭ２４から読み出されたデータの出
力は、パレットＤＡＣ２６でアナログＲＧＢ信号に変換
されモニタ２８にて画像として表示される。
対して必要なデータを読み出させる。これにより読み出
されたデータによって作成された地図画面データが、グ
ラフィック・ディスプレイ・コントローラ（ＧＤＣ）２
２を介してＶＲＡＭ２４に書き込まれる。ＧＤＣ２２は
画面データをＶＲＡＭ２４に記憶させると共に、表示タ
イミング信号を発生してモニタ２８に出力し、また、Ｖ
ＲＡＭ２４に記憶されている画面データを読み出す信号
を出力する。ＶＲＡＭ２４から読み出されたデータの出
力は、パレットＤＡＣ２６でアナログＲＧＢ信号に変換
されモニタ２８にて画像として表示される。
【００１４】ＲＯＭ１４は、ＣＰＵ１２の作業手順（プ
ログラム）や固定データが記憶されたメモリである。ま
た、ＲＡＭ１６は、ＣＰＵ１２が各種の処理を進める際
に必要に応じて使用する作業用メモリである。入力装置
２０は、目的地の電話番号等を入力するためのテンキー
を備え、使用者が指によりキーを押圧することにより車
載用ナビゲーション装置の目的地の設定及び操作を行う
装置であって、操作に応じた信号をＣＰＵ１２へ送出す
る。
ログラム）や固定データが記憶されたメモリである。ま
た、ＲＡＭ１６は、ＣＰＵ１２が各種の処理を進める際
に必要に応じて使用する作業用メモリである。入力装置
２０は、目的地の電話番号等を入力するためのテンキー
を備え、使用者が指によりキーを押圧することにより車
載用ナビゲーション装置の目的地の設定及び操作を行う
装置であって、操作に応じた信号をＣＰＵ１２へ送出す
る。
【００１５】記憶装置３４には、図示しないスロットル
への着脱の可能なＲＡＭカード３６が装填されている。
ＣＰＵ１２は、所定時間或いは所定走行距離毎に記憶装
置３４を介して該ＲＡＭカード３６に座標及び時刻を記
憶することにより走行軌跡を保持している。時計３２は
現在時刻を検出して、ＣＰＵ１２へ送るようになってい
る。また、受信機３８は、図１（Ｂ）に示すリモートコ
ントロール装置４０から赤外線にて送られた指示をＣＰ
Ｕ１２側に転送するように構成されている。
への着脱の可能なＲＡＭカード３６が装填されている。
ＣＰＵ１２は、所定時間或いは所定走行距離毎に記憶装
置３４を介して該ＲＡＭカード３６に座標及び時刻を記
憶することにより走行軌跡を保持している。時計３２は
現在時刻を検出して、ＣＰＵ１２へ送るようになってい
る。また、受信機３８は、図１（Ｂ）に示すリモートコ
ントロール装置４０から赤外線にて送られた指示をＣＰ
Ｕ１２側に転送するように構成されている。
【００１６】リモートコントロール装置４０には、図１
（Ｂ）に示すようにモニタ２８上の後述するカーソルを
移動させるスクロールキー４２と、クリックキー４４
と、画像切り換えキー４６と、その他の入力を行う入力
キー４８ａ、４８ｂ、４８ｃ、４８ｃとが備えられてい
る。
（Ｂ）に示すようにモニタ２８上の後述するカーソルを
移動させるスクロールキー４２と、クリックキー４４
と、画像切り換えキー４６と、その他の入力を行う入力
キー４８ａ、４８ｂ、４８ｃ、４８ｃとが備えられてい
る。
【００１７】ここで、本発明の車載用ナビゲーション装
置のＣＰＵ１２による処理について、図２のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、ＣＰＵ１２は、ＧＰＳ
受信機１８からのデータに基づき、現在位置の座標（北
緯・東経）を検出する（Ｓ１２）。そして、図示しない
ホイルーセンサからの出力に基づき走行距離を積算する
（Ｓ１４）。その後、所定距離（ここでは、１Ｋｍとす
る）走行したかを判断する（Ｓ１６）。ここで、１Ｋｍ
走行する毎に（Ｓ１６がＹｅｓ）、ＲＡＭカード３６に
現在の座標と現在時刻とを記憶する（Ｓ２０）。他方、
所定距離走行していないときには（Ｓ１６がＮｏ）、所
定時刻かを判断する（Ｓ１８）。ここで、所定時刻（例
えば、１分ごと）に（Ｓ１８がＹｅｓ）、ＲＡＭカード
３６に現在の座標及び時刻を記憶する（Ｓ２０）。
置のＣＰＵ１２による処理について、図２のフローチャ
ートを参照して説明する。まず、ＣＰＵ１２は、ＧＰＳ
受信機１８からのデータに基づき、現在位置の座標（北
緯・東経）を検出する（Ｓ１２）。そして、図示しない
ホイルーセンサからの出力に基づき走行距離を積算する
（Ｓ１４）。その後、所定距離（ここでは、１Ｋｍとす
る）走行したかを判断する（Ｓ１６）。ここで、１Ｋｍ
走行する毎に（Ｓ１６がＹｅｓ）、ＲＡＭカード３６に
現在の座標と現在時刻とを記憶する（Ｓ２０）。他方、
所定距離走行していないときには（Ｓ１６がＮｏ）、所
定時刻かを判断する（Ｓ１８）。ここで、所定時刻（例
えば、１分ごと）に（Ｓ１８がＹｅｓ）、ＲＡＭカード
３６に現在の座標及び時刻を記憶する（Ｓ２０）。
【００１８】引き続き、図１（Ｂ）に示すリモートコン
トロール装置４０のカーソルキー４２が操作されたかを
判断し（Ｓ２２）、カーソルキー４２が操作されない限
り（Ｓ２２がＮｏ）、クリックキー４４が操作されたか
を判断し（Ｓ２６）、クリックキー４２が操作されない
と（Ｓ２６がＮｏ）、画像切り換えの指示がなされたか
の判断を経て（Ｓ３０）、ナビゲーション処理を行う
（Ｓ３２）。ここでは、図３（Ａ）に示すように現在位
置を含む地図をモニタ２８に表示するとともに、自車の
現在位置Ｘを進行方向に沿って当該地図上に重ねる。以
上の処理を繰り返すことにより、走行軌跡を保持しつつ
経路案内を行う。
トロール装置４０のカーソルキー４２が操作されたかを
判断し（Ｓ２２）、カーソルキー４２が操作されない限
り（Ｓ２２がＮｏ）、クリックキー４４が操作されたか
を判断し（Ｓ２６）、クリックキー４２が操作されない
と（Ｓ２６がＮｏ）、画像切り換えの指示がなされたか
の判断を経て（Ｓ３０）、ナビゲーション処理を行う
（Ｓ３２）。ここでは、図３（Ａ）に示すように現在位
置を含む地図をモニタ２８に表示するとともに、自車の
現在位置Ｘを進行方向に沿って当該地図上に重ねる。以
上の処理を繰り返すことにより、走行軌跡を保持しつつ
経路案内を行う。
【００１９】ここで、図１（Ｂ）に示すリモートコント
ロール装置４０のカーソルキー４２が操作されると（Ｓ
２２がＹｅｓ）、クリックキー４４の操作に従いモニタ
２８上のカーソルＹを図３（Ｂ）に示すように移動する
（Ｓ２４）。そして、クリックキー４４が操作されると
（Ｓ２６がＹｅｓ）、当該カーソルＹで指定された地点
の座標（例えば、北緯１３５：１１：１２、東経３５：
２１：４４）及び通過時刻（２７日ＰＭ０１：３３）を
ＲＡＭカード３６を検索して求め、図３（Ｃ）に示すよ
うに表示する。
ロール装置４０のカーソルキー４２が操作されると（Ｓ
２２がＹｅｓ）、クリックキー４４の操作に従いモニタ
２８上のカーソルＹを図３（Ｂ）に示すように移動する
（Ｓ２４）。そして、クリックキー４４が操作されると
（Ｓ２６がＹｅｓ）、当該カーソルＹで指定された地点
の座標（例えば、北緯１３５：１１：１２、東経３５：
２１：４４）及び通過時刻（２７日ＰＭ０１：３３）を
ＲＡＭカード３６を検索して求め、図３（Ｃ）に示すよ
うに表示する。
【００２０】他方、図１（Ｂ）に示すリモートコントロ
ール装置４０の画像切り換えキー４６が操作されると
（Ｓ３０）、ナビゲーション処理を一時中断し、操作者
により選択された地図に画像を切り換える（Ｓ３４）。
その後、上述した処理と同様にして、当該地図画像上に
指定された点の位置座標及び通過時刻を表示する（Ｓ２
２〜Ｓ２８）。即ち、図３（Ａ）〜図３（Ｂ）を参照し
た例では、経路案内中の地図画像において、当該画像に
表示されている地図の範囲内で走行経路上の点の座標及
び通過時刻を表示したが、この地図上に表示されていな
い過去の通過位置の座標及び通過時刻を表示する際に
は、ステップ３０及びステップ３４にて地図を過去に走
行したものに切り換えさせて行う。
ール装置４０の画像切り換えキー４６が操作されると
（Ｓ３０）、ナビゲーション処理を一時中断し、操作者
により選択された地図に画像を切り換える（Ｓ３４）。
その後、上述した処理と同様にして、当該地図画像上に
指定された点の位置座標及び通過時刻を表示する（Ｓ２
２〜Ｓ２８）。即ち、図３（Ａ）〜図３（Ｂ）を参照し
た例では、経路案内中の地図画像において、当該画像に
表示されている地図の範囲内で走行経路上の点の座標及
び通過時刻を表示したが、この地図上に表示されていな
い過去の通過位置の座標及び通過時刻を表示する際に
は、ステップ３０及びステップ３４にて地図を過去に走
行したものに切り換えさせて行う。
【００２１】引き続き、上述した処理によりＲＡＭカー
ド３６に保持された走行軌跡に基づき、図４（Ｂ）に示
すデェジタルカメラ７０のＲＡＭカード（図示せず）に
保持された写真を整理する画像処理装置による処理につ
いて図４乃至図８を参照して説明する。ここで、上記車
載用ナビゲーション装置の搭載された車両の運転者は、
該車両によって移動しながら、デェジタルカメラ７０に
より風景等を撮影し、このデェジタルカメラ７０の写真
を図４（Ａ）に示す画像処理装置にて再生・編集するも
のとして以下の説明を行う。なお、それぞれの写真には
撮影した日時が併せて保持されている。
ド３６に保持された走行軌跡に基づき、図４（Ｂ）に示
すデェジタルカメラ７０のＲＡＭカード（図示せず）に
保持された写真を整理する画像処理装置による処理につ
いて図４乃至図８を参照して説明する。ここで、上記車
載用ナビゲーション装置の搭載された車両の運転者は、
該車両によって移動しながら、デェジタルカメラ７０に
より風景等を撮影し、このデェジタルカメラ７０の写真
を図４（Ａ）に示す画像処理装置にて再生・編集するも
のとして以下の説明を行う。なお、それぞれの写真には
撮影した日時が併せて保持されている。
【００２２】画像処理装置のコンピュータ５０には、モ
ニタ５２と、キーボード５６と、車載用ナビゲーション
装置のＲＡＭカード３６のデータを読み出すためのカー
ド読み出し装置６０と、デェジタルカメラ７０のＲＡＭ
カードを読み出すためのカード読み出し装置６２と、プ
リンタ６４とが接続されている。ここで、カード読み出
し装置６０のスロットル６０ａには、図２を参照して上
述した処理により走行軌跡及び通過時刻の保持されたＲ
ＡＭカード３６が装填され、また、カード読み出し装置
６２のスロットル６２ａには、デェジタルカメラ７０に
より撮影された写真データを保持するＲＡＭカードが装
填されている。
ニタ５２と、キーボード５６と、車載用ナビゲーション
装置のＲＡＭカード３６のデータを読み出すためのカー
ド読み出し装置６０と、デェジタルカメラ７０のＲＡＭ
カードを読み出すためのカード読み出し装置６２と、プ
リンタ６４とが接続されている。ここで、カード読み出
し装置６０のスロットル６０ａには、図２を参照して上
述した処理により走行軌跡及び通過時刻の保持されたＲ
ＡＭカード３６が装填され、また、カード読み出し装置
６２のスロットル６２ａには、デェジタルカメラ７０に
より撮影された写真データを保持するＲＡＭカードが装
填されている。
【００２３】図５は、コンピュータ５０による画像再生
・編集処理のフローチャートを示している。コンピュー
タ５０は図１に示したＣＤＲ０ＭプレーヤのＣＤＲＯＭ
による地図データとほぼ等しい地図データを保持してい
る。このコンピュータは、先ず、カード読み出し装置６
０を介してＲＡＭカード３６から車載用ナビゲーション
装置の走行軌跡（座標及び通過時刻）を取り込み（Ｓ４
２）、引き続き、カード読み出し装置６２を介してデェ
ジタルカメラ７０により撮影された写真データを取り込
む（Ｓ４４）。その後、ＲＡＭカード３６の車載用ナビ
ゲーション装置の走行座標内の最も北東に位置する座標
と最も南西に位置する座標とを抽出し、これら座標に囲
まれる地図（表示領域の選択用の地図）をモニタ５２に
図６（Ａ）に示すように上に表示する（Ｓ４６）。即
ち、ＲＡＭカード３６に保持されている車載用ナビゲー
ション装置の走行軌跡を全て網羅する範囲の地図を先ず
表示する。
・編集処理のフローチャートを示している。コンピュー
タ５０は図１に示したＣＤＲ０ＭプレーヤのＣＤＲＯＭ
による地図データとほぼ等しい地図データを保持してい
る。このコンピュータは、先ず、カード読み出し装置６
０を介してＲＡＭカード３６から車載用ナビゲーション
装置の走行軌跡（座標及び通過時刻）を取り込み（Ｓ４
２）、引き続き、カード読み出し装置６２を介してデェ
ジタルカメラ７０により撮影された写真データを取り込
む（Ｓ４４）。その後、ＲＡＭカード３６の車載用ナビ
ゲーション装置の走行座標内の最も北東に位置する座標
と最も南西に位置する座標とを抽出し、これら座標に囲
まれる地図（表示領域の選択用の地図）をモニタ５２に
図６（Ａ）に示すように上に表示する（Ｓ４６）。即
ち、ＲＡＭカード３６に保持されている車載用ナビゲー
ション装置の走行軌跡を全て網羅する範囲の地図を先ず
表示する。
【００２４】ここで、図６（Ａ）に示す地図上に操作者
が枠５０ａで表示領域を選択した場合には（Ｓ４８がＹ
ｅｓ）、当該枠５０ａで囲まれた範囲の地図が図６
（Ｂ）に示すように表示される。他方、操作者が枠では
なく（Ｓ４８がＮｏ）、日付で走行領域を指定した場合
（Ｓ５０がＹｅｓ）、コンピュータ５０は、当該日付
（例えば、２７日）に走行した経路軌跡中の最も北東に
位置する座標と最も南西に位置する座標とを抽出し、こ
れら座標に囲まれる地図をモニタ５２に上に表示する
（Ｓ５４）。なお、日付による走行範囲の指定は１日の
みでなく、複数の日付を選択して数日に渡る走行範囲を
指定することも可能である。
が枠５０ａで表示領域を選択した場合には（Ｓ４８がＹ
ｅｓ）、当該枠５０ａで囲まれた範囲の地図が図６
（Ｂ）に示すように表示される。他方、操作者が枠では
なく（Ｓ４８がＮｏ）、日付で走行領域を指定した場合
（Ｓ５０がＹｅｓ）、コンピュータ５０は、当該日付
（例えば、２７日）に走行した経路軌跡中の最も北東に
位置する座標と最も南西に位置する座標とを抽出し、こ
れら座標に囲まれる地図をモニタ５２に上に表示する
（Ｓ５４）。なお、日付による走行範囲の指定は１日の
みでなく、複数の日付を選択して数日に渡る走行範囲を
指定することも可能である。
【００２５】コンピュータ５０は、上述したステップ４
８で枠５０ａにより表示範囲が指定された際には、モニ
タ５２上に表示されている範囲内にある、走行軌跡の通
過日時（ここでは、２７日のＰＭ１２〜ＰＭ４であると
する）に於いて撮影されたデェジタルカメラ７０の写真
を、当該写真の各日時に従い抽出する（Ｓ５３）。即
ち、このモニタ５２に表示されている軌跡を走行しなが
ら取った写真を抽出する。そして、各写真についてそれ
ぞれの日時に基づき撮影された位置座標を検索し（Ｓ５
６）、表示している地図上の該当する位置座標に、図７
（Ｃ）に示すよう写真をスーパーインポーズする（Ｓ５
８）。なお、図示のように複数の写真は、ずらして表示
することにより各々の内容が確認できるようにする。
８で枠５０ａにより表示範囲が指定された際には、モニ
タ５２上に表示されている範囲内にある、走行軌跡の通
過日時（ここでは、２７日のＰＭ１２〜ＰＭ４であると
する）に於いて撮影されたデェジタルカメラ７０の写真
を、当該写真の各日時に従い抽出する（Ｓ５３）。即
ち、このモニタ５２に表示されている軌跡を走行しなが
ら取った写真を抽出する。そして、各写真についてそれ
ぞれの日時に基づき撮影された位置座標を検索し（Ｓ５
６）、表示している地図上の該当する位置座標に、図７
（Ｃ）に示すよう写真をスーパーインポーズする（Ｓ５
８）。なお、図示のように複数の写真は、ずらして表示
することにより各々の内容が確認できるようにする。
【００２６】そして、図７（Ｄ）に示すように特定の写
真がカーソルＹにより指定され、移動が指示された場合
には（Ｓ６０がＹｅｓ）、当該写真を図７（Ｄ）に示す
ように移動する（Ｓ６２）。また、カーソルＹで指示さ
れた写真の拡大が指示されたときには（Ｓ６４がＹｅ
ｓ）、図８（Ｅ）に示すように当該写真を拡大する。な
お、図８（Ｅ）は最大限に拡大された写真を示している
が、この実施態様では、各々の写真の大きさを連続的に
拡大・縮小できる。更に、キーボード５６を介して文字
が入力された際には（Ｓ６８がＹｅｓ）、入力された文
字を図８（Ｆ）に示すようにスーパーインポーズする
（Ｓ７０）。そして、操作者によりプリントアウトが指
示された際には（Ｓ７２がＹｅｓ）、モニタ５２上での
編集の完了した画像を図４（Ａ）に示すプリンタ６４に
て出力する。ステップ６０からステップ７４の編集処理
を繰り返し、走行軌跡に沿っての編集が完了すると（Ｓ
７６がＹｅｓ）、全ての処理が完了する。
真がカーソルＹにより指定され、移動が指示された場合
には（Ｓ６０がＹｅｓ）、当該写真を図７（Ｄ）に示す
ように移動する（Ｓ６２）。また、カーソルＹで指示さ
れた写真の拡大が指示されたときには（Ｓ６４がＹｅ
ｓ）、図８（Ｅ）に示すように当該写真を拡大する。な
お、図８（Ｅ）は最大限に拡大された写真を示している
が、この実施態様では、各々の写真の大きさを連続的に
拡大・縮小できる。更に、キーボード５６を介して文字
が入力された際には（Ｓ６８がＹｅｓ）、入力された文
字を図８（Ｆ）に示すようにスーパーインポーズする
（Ｓ７０）。そして、操作者によりプリントアウトが指
示された際には（Ｓ７２がＹｅｓ）、モニタ５２上での
編集の完了した画像を図４（Ａ）に示すプリンタ６４に
て出力する。ステップ６０からステップ７４の編集処理
を繰り返し、走行軌跡に沿っての編集が完了すると（Ｓ
７６がＹｅｓ）、全ての処理が完了する。
【００２７】この実施態様によれば、図１に示す車載用
ナビゲーション装置を搭載する車両にて旅行に出て、図
４（Ｂ）に示すデェジタルカメラ７０によって写真を取
った際に、写真の整理が簡単にできるとともに、走行軌
跡上に写真を編集できるため、いわゆる旅の日誌を容易
に作り出すことができる。
ナビゲーション装置を搭載する車両にて旅行に出て、図
４（Ｂ）に示すデェジタルカメラ７０によって写真を取
った際に、写真の整理が簡単にできるとともに、走行軌
跡上に写真を編集できるため、いわゆる旅の日誌を容易
に作り出すことができる。
【００２８】引き続き、本発明の第２実施態様の画像処
理装置について説明する。図９は、本発明の第２実施態
様の係る画像処理装置による処理を示している。上述し
た第１実施態様では、デェジタルカメラ７０が写真と共
に日時を保持したが、この第２実施態様では、デェジタ
ルカメラ７０にＧＰＳ受信機が備えられ、写真と共に写
真を取った位置の座標が保持されている。この第２実施
態様においても、第１実施態様の車載用ナビゲーション
装置によりＲＡＭカード３６に記録された走行軌跡のデ
ータが用いられるものとする。なお、第２実施態様の画
像処理装置の機械的構成は、図４（Ａ）を参照して上述
した第１実施態様と同様であるため、図示及び説明を省
略する。
理装置について説明する。図９は、本発明の第２実施態
様の係る画像処理装置による処理を示している。上述し
た第１実施態様では、デェジタルカメラ７０が写真と共
に日時を保持したが、この第２実施態様では、デェジタ
ルカメラ７０にＧＰＳ受信機が備えられ、写真と共に写
真を取った位置の座標が保持されている。この第２実施
態様においても、第１実施態様の車載用ナビゲーション
装置によりＲＡＭカード３６に記録された走行軌跡のデ
ータが用いられるものとする。なお、第２実施態様の画
像処理装置の機械的構成は、図４（Ａ）を参照して上述
した第１実施態様と同様であるため、図示及び説明を省
略する。
【００２９】まず、車載用ナビゲーション装置及の走行
データをＲＡＭカード３６から取り込み（図９に示すＳ
４２）、写真データを取り込んだ後（Ｓ４７）、写真デ
ータ中の最も北東に位置する地点で撮影された写真の座
標と、最も南西に位置する写真の座標とを抽出する（Ｓ
４９）。そして、この北東座標と南西座標とに囲まれる
範囲を表示する地図データを作成する（Ｓ５１）。その
後、各々の写真の位置座標を検索し、この地図データに
よる地図上の該当位置座標に写真の画像を合成した画像
データを作成し（Ｓ５５）、図７（Ｃ）に示すように表
示する（Ｓ５７）。その後、ステップ６０からステップ
７４の処理により第１実施態様と同様に写真画像の編集
を行う。
データをＲＡＭカード３６から取り込み（図９に示すＳ
４２）、写真データを取り込んだ後（Ｓ４７）、写真デ
ータ中の最も北東に位置する地点で撮影された写真の座
標と、最も南西に位置する写真の座標とを抽出する（Ｓ
４９）。そして、この北東座標と南西座標とに囲まれる
範囲を表示する地図データを作成する（Ｓ５１）。その
後、各々の写真の位置座標を検索し、この地図データに
よる地図上の該当位置座標に写真の画像を合成した画像
データを作成し（Ｓ５５）、図７（Ｃ）に示すように表
示する（Ｓ５７）。その後、ステップ６０からステップ
７４の処理により第１実施態様と同様に写真画像の編集
を行う。
【００３０】この第２実施態様では、写真側に座標が保
持されているので、車両の走行中に連続的に写真を取っ
た場合に、各々の写真が道路上のどの位置から撮影した
が判別し易い利点がある。
持されているので、車両の走行中に連続的に写真を取っ
た場合に、各々の写真が道路上のどの位置から撮影した
が判別し易い利点がある。
【００３１】なお、上述した車載用ナビゲーション装置
では、走行軌跡を着脱可能なＲＡＭカード３６に保持し
たが、内部のＲＡＭ１６にこれを保持することも可能で
ある。更に、走行軌跡の記憶媒体として上述した第１、
第２実施態様で、ＲＡＭカードを用いたが、記録媒体と
してはフロッピーディスク、光磁気ディスク等の種々の
メディアを使用し得ることは言うまでもない。
では、走行軌跡を着脱可能なＲＡＭカード３６に保持し
たが、内部のＲＡＭ１６にこれを保持することも可能で
ある。更に、走行軌跡の記憶媒体として上述した第１、
第２実施態様で、ＲＡＭカードを用いたが、記録媒体と
してはフロッピーディスク、光磁気ディスク等の種々の
メディアを使用し得ることは言うまでもない。
【００３２】
【効果】以上記述したように本発明の画像処理システム
によれば、デェジタルカメラで撮影された多数の写真を
容易に整理できるとともに、走行経路に写真を合成した
日誌を簡易に作成することが可能となる。
によれば、デェジタルカメラで撮影された多数の写真を
容易に整理できるとともに、走行経路に写真を合成した
日誌を簡易に作成することが可能となる。
【図１】図１（Ａ）は、本発明の第１実施態様に係る車
載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
り、図１（Ｂ）は、リモートコントロール装置の平面図
である。
載用ナビゲーション装置の構成を示すブロック図であ
り、図１（Ｂ）は、リモートコントロール装置の平面図
である。
【図２】図１（Ａ）に示すＣＰＵによる処理を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図３】図１（Ａ）に示すモニタの画像を示す説明図で
ある。
ある。
【図４】図４（Ａ）は本発明の第１実施態様に係る画像
再生装置の構成を示す説明図であり、図４（Ｂ）はデェ
ジタルカメラの正面図である。
再生装置の構成を示す説明図であり、図４（Ｂ）はデェ
ジタルカメラの正面図である。
【図５】図４（Ａ）に示すコンピュータによる処理を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図６】図４（Ａ）に示すモニタの画像を示す説明図で
ある。
ある。
【図７】図４（Ａ）に示すモニタの画像を示す説明図で
ある。
ある。
【図８】図４（Ａ）に示すモニタの画像を示す説明図で
ある。
ある。
【図９】本発明の第２実施態様に係る画像再生装置によ
る処理を示すフローチャートである。
る処理を示すフローチャートである。
１２ ＣＰＵ ２８ モニタ ３２ 時計 ３４ 記憶装置 ３６ ＲＡＭカード ４２ スクロールキー ４４ クリックキー ５０ コンピュータ ５２ モニタ ７０ デェジタルカメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０６Ｆ 15/401 ３２０Ｃ
Claims (2)
- 【請求項１】 車両の位置座標を検出する位置検出装置
と、 時刻を計測するための時計と、 表示装置と、 位置座標及び時刻を記憶する走行軌跡記憶媒体と、 前記位置検出装置により検出された位置及び時刻を関連
付けて前記走行軌跡記憶媒体に記憶する記憶装置と、 写真の画像と、該画像の写された時刻とをそれぞれ保持
する写真記録媒体と、 前記写真記録媒体の各写真の時刻に対応する座標を、前
記走行軌跡記録媒体から検索する座標検索手段と、 前記表示装置に前記走行軌跡記録媒体に保持された位置
に関連付けて、前記座標検索手段によって検索された写
真の画像を表示する画像表示手段と、からなることを特
徴とする画像処理システム。 - 【請求項２】 車両の走行時の座標からなる走行軌跡を
保持する走行軌跡記録媒体と、 写真の画像と、該画像の写された座標とをそれぞれ保持
する写真記録媒体と、地図を表示するための表示装置
と、 前記表示装置に前記走行軌跡記録媒体に保持された走行
軌跡に該当する地図を表示すると共に、該地図上の座標
位置に、写真記録媒体に保持された当該座標の写真の画
像を重ねて表示する画像表示手段と、からなることを特
徴とする画像処理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351008A JPH09179491A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 画像処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7351008A JPH09179491A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 画像処理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09179491A true JPH09179491A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18414419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7351008A Pending JPH09179491A (ja) | 1995-12-25 | 1995-12-25 | 画像処理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09179491A (ja) |
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