JPH09179305A - 感光性組成物、パターン形成方法および着色膜の形成方法 - Google Patents

感光性組成物、パターン形成方法および着色膜の形成方法

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JPH09179305A
JPH09179305A JP7340696A JP34069695A JPH09179305A JP H09179305 A JPH09179305 A JP H09179305A JP 7340696 A JP7340696 A JP 7340696A JP 34069695 A JP34069695 A JP 34069695A JP H09179305 A JPH09179305 A JP H09179305A
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JP
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photosensitive composition
group
radical
phenyl group
formula
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JP7340696A
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English (en)
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Masao Itou
真穂 伊藤
Yoshihiko Nakano
義彦 中野
Rikako Kani
利佳子 可児
Shuji Hayase
修二 早瀬
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 露光感度が高く、かつ断面形状が良好で、さ
らに解像性の優れた感光性組成物を提供するものであ
る。 【解決手段】 特定の単量体を繰り返し単位として有す
るポリシランと化学放射線によりラジカルまたは酸を発
生する化合物をを含むことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置や液晶
表示装置などの電子素子の製造に適用されるパターン形
成に用いられる感光性組成物、パターン形成方法および
着色膜の形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体装置や液晶表示装置に製造におい
ては、レジストパターンをマスクとした各種の工程が行
なわれている。例えばポリシランを含有する感光性組成
物は、単独で露光(例えば電子線、X線等の選択照射)
によって分解または架橋を起こし、アルコール、ケトン
などの極性溶媒に溶解して現像、パターン化が可能であ
る。
【0003】しかしながら、上述したポリシラン単独か
らなる感光性組成物を用いてパターン形成を行った場
合、数J/cm2 の露光量が必要な上、得られたパター
ンの断面形状および解像性が不十分になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、露光感度が
高く、かつ断面形状が良好で、さらに解像性の優れた感
光性組成物を提供しようとするものである。また、本発
明は断面形状が良好でかつ高精度のパターン形成方法を
提供しようとするものである。さらに、本発明は耐久性
および機械的強度の優れた表面が平滑な着色膜の形成方
法を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる感光性組
成物は、下記化13に示す一般式(I)の単量体を繰り
返し単位として有するポリシランと化学放射線の照射に
よりラジカルまたは酸を発生する化合物をを含むことを
特徴とするものである。
【0006】
【化13】
【0007】ただし、式中のR1 は置換もしくは非置換
の芳香族基を示す。本発明に係わるパターン形成方法
は、前記一般式(I)の単量体を繰り返し単位として有
するポリシランと化学放射線の照射によりラジカルまた
は酸を発生する化合物を含む感光性組成物を基板上に塗
布、乾燥して感光性組成物膜を形成する工程と、前記感
光性組成物膜に所望のパターン光を照射して露光した
後、アルカリ水溶液で現像する工程とを具備したことを
特徴とするものである。
【0008】本発明に係わる別のパターン形成方法は、
一般式(I)の単量体を繰り返し単位として有するポリ
シランと化学放射線によりラジカルまたは酸を発生する
化合物をを含む感光性組成物を基板上に塗布、乾燥して
感光性組成物膜を形成する工程と、前記感光性組成物膜
に所望のパターン光を照射して露光し、加熱処理した
後、有機溶媒で現像する工程とを具備したことを特徴と
するものである。
【0009】本発明に係わる着色膜の形成方法は、一般
式(I)の単量体を繰り返し単位として有するポリシラ
ンと化学放射線の照射によりラジカルまたは酸を発生す
る化合物を含む感光性組成物を基板上に塗布、乾燥して
感光性組成物膜を形成する工程と、前記感光性組成物膜
に所望のパターン光を照射して露光する工程と、露光後
の感光性組成物膜を色素成分を含む溶液に浸漬して選択
的に着色する工程と、着色後の感光性組成物膜を加熱乾
燥して硬化させる工程とを具備したことを特徴とするも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係わる感光性組成物は、前記一般式(I)の単
量体を繰り返し単位として有するポリシランと化学放射
線の照射によりラジカルを発生する化合物(以下、ラジ
カル発生剤と称す)または化学放射線の照射により酸を
発生する化合物(以下、酸発生剤と称す)を含み、これ
らの成分を所望の溶媒に溶解させることにより調製され
る。
【0011】前記一般式(I)で表されるポリシランの
Rは、置換もしくは非置換の芳香族環を示し、例えば置
換もしくは非置換のフェニル基、ナフチル基、アントラ
ニル基等が挙げられる。このようなポリシランは、ホモ
ポリマーであっても、コポリマーであってもよい。ただ
し、コポリマーの場合には前記一般式(I)の単量体が
30%以上、より好ましくは50%以上含まれることが
望ましい。
【0012】前記ポリシランの分子量は、特に限定され
ないが、500〜100,000、より好ましくは1,
000〜10,000であることが望ましい。前記ポリ
シランの分子量を500未満にすると、形成された絶縁
膜の耐久性が低下する恐れがある。一方、前記ポリシラ
ンの分子量が100,000を越えると溶媒可溶性が低
下する恐れがある。このようなポリシランとしては、具
体的には下記化14に示すものが用いられる。
【0013】
【化14】
【0014】感光性成分前記ラジカル発生剤または酸発
生剤は、化学放射線の照射によりラジカルまたは酸を発
生するものであれば特に限定されない。ただし、本発明
の感光性組成物においては感光性成分としてラジカル発
生剤を用いることが好ましい。これは、前記ポリシラン
の側鎖の水素原子を活性化して容易にシラノール(Si
−OH)結合を生成できるため、結果的には化学放射線
に対して感度が高くなるからである。
【0015】前記ラジカル発生剤としては、例えばアゾ
ビスイソブチルニトリルなどのアゾ化合物、ベンゾイパ
ーオキサイド、ジターシャリブチルペルオキサイドなど
の過酸化物、ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテ
ル、ベンゾイルアルキルアリールチオエーテル、ベンゾ
イルアリールエーテル、ベンゾイルアルキルアリールチ
オエーテル、ベンジルアルアルキルエタノール、フェニ
ル−グリオクザルアルキルアセタール、ベンゾイルオキ
シムなどのアルキルアリールケトン、下記化15で示さ
れる有機ハロゲン化物を挙げることができる。
【0016】
【化15】
【0017】前記有機ハロゲン化物の中で、米国特許第
3779778号明細書に記載されたトリハロメチル−
s−トリアジン類、すなわち下記化16に示す一般式
(II)で表される化合物が好ましい。具体的には、2,
4−ビス(トリクロロメチル)−6−メチル−s−トリ
アジン、2,4,6−トリス(トリクロロメチル)−s
−トリアジンが挙げられる。
【0018】
【化16】
【0019】ただし、式中のQは臭素または塩素、Pは
−CQ3 、−NH2 、−NHR3 、−N(R32 、−
OR3 、置換或いは非置換のフェニル基(ここで、Qは
臭素または塩素、R3 はフェニル基、ナフチル基または
炭素数6以下の低級アルキル基である。)、R2 は−C
3 、−NH2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR
3 、−(CH=CH)n −W、置換或いは非置換のフェ
ニル基(ここでQは臭素または塩素、R3 はフェニル
基、ナフチル基または炭素数6以下の低級アルキル基、
nは1〜3の整数、Wは芳香環、複素環または下記化1
7に示す一般式 (III)で表される基である。)を示す。
【0020】
【化17】
【0021】ただし、式中のZは酸素もしくは硫黄、R
4 は低級アルキル基もしくはフェニル基を示す。前記一
般式(II)において、Wで表される芳香環もしくは複素
環はさらに置換されてもよい。このような置換基として
は、例えば塩素、臭素、フェニル、炭素数6以下の低級
アルキル基、ニトロ基、フェノキシ基、アルコキシ基、
アセトキシ基、アセチル基、アミノ基およびアルキルア
ミノ基等を挙げることができる。
【0022】前記有機ハロゲン化物の中でさらに米国特
許第3987037号明細書に開示されたビニルハロメ
チル−s−トリアジンで置換された化合物が好ましい。
このビニルハロメチル−s−トリアジン化合物は、少な
くとも1つのトリハロメチル基と少なくとも1つのエチ
レン性不飽和結合でトリアジン環と共役している基とを
有する光分解性のs−トリアジン類であり、前記一般式
(II)の中のR2 として−(CH=CH)n −Wが導入
された化合物である。前記一般式(II)で表されるトリ
ハロメチル−s−トリアジン類を下記化18に、その他
のラジカル発生剤を下記化19〜化23に具体的に例示
する。
【0023】
【化18】
【0024】
【化19】
【0025】
【化20】
【0026】
【化21】
【0027】
【化22】
【0028】
【化23】
【0029】前記酸発生剤としては、例えばオニウム
塩、ハロゲン含有化合物、オルトキノンジアジド化合
物、スルホン化合物、スルホン酸化合物、ニトロベンジ
ル化合物が挙げられる。これらの中でもオニウム塩、オ
ルトキノンジアジド化合物が好ましい。
【0030】オニウム塩としては、具体的にはヨードニ
ウム塩、スルホニウム塩、ホスホニウム塩、シアゾニウ
ム塩、アンモニウム塩を挙げることができる。好ましく
は、下記化24〜化26で表される化合物を挙げること
ができる。
【0031】
【化24】
【0032】
【化25】
【0033】
【化26】
【0034】前記ハロゲン含有化合物としては、具体的
にはハロアルキル基含有炭化水素系化合物、ハロアルキ
ル基含有ヘテロ環状化合物等を挙げることができ、特に
下記化27、化28で表される化合物等が好ましい。
【0035】
【化27】
【0036】
【化28】
【0037】前記キノンジアジド化合物としては、具体
的にはジアゾベンゾキノン化合物、ジアゾナフトキノン
化合物等を挙げることができ、特に下記化29〜化32
で表される化合物等が好ましい。
【0038】
【化29】
【0039】
【化30】
【0040】
【化31】
【0041】
【化32】
【0042】前記スルホン化合物としては、具体的には
β−ケトスルホン、β−スルホニルスルホン等を挙げる
ことができ、特に下記化33で表される化合物等が好ま
しい。
【0043】
【化33】
【0044】前記ニトロベンジル化合物としては、具体
的にはニトロベンジルスルホネート化合物、ジニトロベ
ンジルスルホネート化合物等を挙げることができ、特に
下記化34で表される化合物等が好ましい。
【0045】
【化34】
【0046】前記スルホン酸化合物としては、具体的に
はアルキルスルホン酸エステル、ハロアルキルスルホン
酸エステル、アリールスルホン酸エステル、イミノスル
ホネート等を挙げることができ、特に下記化35〜下記
化37で表される化合物等が好ましい。
【0047】
【化35】
【0048】
【化36】
【0049】
【化37】
【0050】前記一般式(I)で表されるポリシランに
対するラジカル発生剤および/または酸発生剤の配合割
合は、前記ポリシラン100重量部に対してラジカル発
生剤および/または酸発生剤を0.1〜30重量部、よ
り好ましくは1〜10重量部配合することが望ましい。
前記ラジカル発生剤および/または酸発生剤の配合割合
を0.1重量部未満にすると露光時に発生するラジカル
や酸とポリシランとの反応が不十分になる恐れがある。
一方、前記ラジカル発生剤および/または酸発生剤の配
合割合が30重量部を越えると例えばポジ型パターンの
形成において露光部のアルカリ現像液に対する溶解性が
低下する恐がある。ただし、ラジカル発生剤として前述
したハロメチル−s−トリアジン類を用いた場合には前
記ポリシラン100重量部に対してハロメチル−s−ト
リアジン類を0.011〜3重量分、好ましくは1〜2
重量分程度の少量でも十分な感度向上がなされた感光性
組成物を得ることができる。
【0051】前記溶媒としては、例えばトルエン、キシ
レン、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ジメチルアセトアミド、セロソルブ、メチルメトキシア
セテート等が用いられる。
【0052】次に、本発明に係わるパターン形成方法を
説明する。 (第1工程)まず、前記一般式(I)の単量体を繰り返
し単位として有するポリシランと前記ラジカル発生剤お
よび/または酸発生剤を含み、前記溶剤で溶解して調製
された感光性組成物を基板上に例えばスピンコート法等
により塗布した後、乾燥することにより感光性組成物膜
を形成する。
【0053】前記基板としては、例えば表面に配線が形
成された半導体基板、同配線が形成されたガラス基板等
を用いることができる。 (第2工程)次いで、前記感光性組成物膜を選択的に露
光した後、アルカリ水溶液で現像してポジ型パターンを
形成する。
【0054】前記露光は、所望のマスクパターンを通し
てDeep UV、KrFエキシマレーザ光、電子線、
X線を照射することによってなされる。露光時の照射量
は、10mJ〜10J、より好ましくは100mJ〜3
Jにすることが望ましい。
【0055】前記アルカリ水溶液としては、例えばテト
ロメチルアンモニウムヒドロキシド、コリンなどの有機
アミン、KOH、NaOHなどの無機アルカリを用いる
ことができる。なお、現像後のポジ型パターンは純水で
水洗される。
【0056】次に、本発明に係わる別のパターン形成方
法を説明する。 (第1工程)まず、前記一般式(I)の単量体を繰り返
し単位として有するポリシランと前記ラジカル発生剤お
よび/または酸発生剤を含み、前記溶剤で溶解して調製
された感光性組成物を基板上に例えばスピンコート法等
により塗布した後、乾燥することにより感光性組成物膜
を形成する。
【0057】(第2工程)次いで、前記感光性組成物膜
を選択的に露光し、加熱処理した後、有機溶媒で現像す
ることによりネガ型パターンを形成する。
【0058】前記露光は、所望のマスクパターンを通し
てDeep UV、KrFエキシマレーザ光、電子線、
X線を照射することによってなされる。露光時の照射量
は、10mJ〜10J、より好ましくは100mJ〜3
Jにすることが望ましい。
【0059】前記加熱処理は、100〜150℃の温度
で行うことが好ましい。前記有機溶媒としては、例えば
トルエン、キシレンなどの芳香族系溶媒、またはメタノ
ール、エタノールなどのアルコール系溶媒、アセトン、
メチルエチルケトンなどのケトン系溶媒、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチルなどのケトン系溶媒等の極性溶
媒を挙げることができる。
【0060】以上説明した本発明の感光性組成物によれ
ば、前記一般式(I)の単量体を繰り返し単位として有
するポリシランとトリハロメチル−s−トリアジン類の
ようなラジカル発生剤および/または酸発生剤を含むた
め、前述したパターン形成方法で述べたように基板上に
感光性組成物膜を形成し、選択的に露光することによ
り、感光性組成物膜の露光部においてトリハロメチル−
s−トリアジン類のようなラジカル発生剤および/また
は酸発生剤が分解してラジカルや酸を発生し、このラジ
カルや酸が触媒になって前記一般式(I)のポリシラン
のSi−Si主鎖の切断や−H基の活性化が起こり低分
子化して安定なシラノール(Si−OH)が選択的に生
成される。なお、感光性成分として酸発生剤を用いる場
合には現像処理に先立ってベークすることが好ましい。
このような露光後にアルカリ現像液で処理することによ
って前記感光性組成物膜の露光部が選択的に溶解除去さ
れてポジ型パターンが形成される。
【0061】なお、前記ポジ型パターンを全面露光して
全面にシラノール(Si−OH)を生成し、この後に加
熱処理することによってパターン全体に高い架橋密度の
シロキサン結合(Si−O−Si)が生成される。した
がって、ガラスマトリックスからなり、基板への密着性
が高く、かつ良好な耐熱性を有する高精度の絶縁膜パタ
ーンを容易に形成することができる。
【0062】また、本発明の感光性組成物によれば前記
一般式(I)の単量体を繰り返し単位として有するポリ
シランとトリハロメチル−s−トリアジン類のようなラ
ジカル発生剤および/または酸発生剤を含むため、前述
した別のパターン形成方法で述べたように基板上に感光
性組成物膜を形成し、選択的に露光することにより、感
光性組成物膜の露光部においてトリハロメチル−s−ト
リアジン類のようなラジカル発生剤および/または酸発
生剤が分解してラジカルや酸を発生し、このラジカルや
酸が触媒になって前記一般式(I)のポリシランのSi
−Si主鎖の切断や−H基の活性化が起こり低分子化し
て安定なシラノール(Si−OH)が選択的に生成され
る。さらに、加熱処理することにより前記ポリシランに
比べて有機溶媒に対して溶解し難い高い架橋密度のシロ
キサン結合(Si−O−Si)が生成される。このよう
な加熱処理後に有機溶媒で現像処理することによって前
記感光性組成物膜の未露光部が選択的に溶解除去されて
ネガジ型パターンが形成される。
【0063】したがって、本発明に係わる感光性組成物
によればポジ型、ネガ型のパターンを容易にに形成でき
る。特に、ラジカル発生剤としてハロメチル−s−トリ
アジン類を用いてポジ型パターンを形成する場合には従
来のポリシラン単独の感光性組成物に比べて露光部にお
けるシラノール結合の形成が促進され、現像液に対する
溶解性が増大される。このため、最終的に形成されるパ
ターンの断面形状が良好になり、その解像性も向上され
る。
【0064】次に、本発明に係わる着色膜のパターンを
詳細に説明する。 (第1工程)まず、前記一般式(I)の単量体を繰り返
し単位として有するポリシランと前記ラジカル発生剤お
よび/または酸発生剤を含み、前記溶剤で溶解して調製
された感光性組成物を基板上に例えばスピンコート法等
により塗布した後、乾燥することにより感光性組成物膜
を形成する。
【0065】(第2工程)前記感光性組成物膜に所望の
パターン光を照射して露光した後、感光性組成物膜を色
素成分を含む溶液に浸漬して選択的に着色する。
【0066】前記露光は、例えば所望のマスクパターン
を通してDeep UVのような紫外線を照射すること
によりなされる。前記色素成分としては、例えば塩基性
染料、油溶性染料、分散染料、顔料等を用いることがで
きる。前記塩基性染料としては、具体的にはベーシック
・レッド12、ベーシック・レッド27、ベーシック・
バイオレット7、ベーシック・バイオレット10、ベー
シック・バイオレット40、ベーシック・ブルー1、ベ
ーシック・ブルー7、ベーシック・ブルー26、ベーシ
ック・ブルー77、ベーシック・グリーン1、ベーシッ
ク・イエロー21を挙げることができる。前記油溶性染
料としては、具体的にはソルベント・レッド125、ソ
ルベント・レッド132、ソルベント・レッド83、ソ
ルベント・レッド109、ソルベント・ブルー67、ソ
ルベント・ブルー25、ソルベント・イエロー25、ソ
ルベント・イエロー89、ソルベント・イエロー149
を挙げることができる。前記分散染料としては、具体的
にはデッスパース・レッド60、デッスパース・レッド
72、デッスパース・ブルー56、デッスパース・ブル
ー60、デッスパース・イエロー60を挙げることがで
きる。前記顔料としては、具体的にはピグメント・レッ
ド220、ピグメント・レッド221、ピグメント・レ
ッド53:1、ピグメント・ブルー15:3、ピグメン
ト・ブルー60、ピグメント・グリーン7、ピグメント
・バイオレット37を挙げることができる。
【0067】前記色素成分を含む溶液は、前記色素成分
をアルコールに溶解することにより調製される。このよ
うな溶液の濃度は、1〜10重量%にすることが好まし
い。前記溶液の濃度を1重量%未満にすると、十分に着
色された着色膜を形成することが困難になる。一方、前
記溶液の濃度が10重量%を越えると形成された着色膜
に色むらを生じる恐がある。
【0068】(第3工程)着色後の感光性組成物膜を加
熱乾燥して硬化させることにより着色膜を形成する。
【0069】前記加熱乾燥は、50〜150℃、5〜3
0分間程度で行うことが好ましい。以上説明した本発明
の着色膜の形成方法によれば、前記一般式(I)の単量
体を繰り返し単位として有するポリシランとトリハロメ
チル−s−トリアジン類のようなラジカル発生剤および
/または酸発生剤を含む感光性組成物膜に紫外線のよう
な所望のパターン光を照射して露光を行うことにより、
感光性組成物膜の露光部においてトリハロメチル−s−
トリアジン類のようなラジカル発生剤および/または酸
発生剤が分解してラジカルや酸を発生し、このラジカル
や酸が触媒になって前記一般式(I)のポリシランのS
i−Si主鎖の切断や−H基の活性化が起こり低分子化
して安定なシラノール(Si−OH)が選択的に生成さ
れる。この露光後に色素成分の溶液に浸漬することによ
り、シラノールが生成された露光部に色素成分が選択的
に吸着されて着色される。しかる後、加熱乾燥すること
によって前記色素成分の溶液中の有機溶媒が除去される
と共に、前記シラノール(Si−OH)が相互に反応し
て高い架橋密度のシロキサン結合(Si−O−Si)の
三次元構造を有するケイ素系マトリックスが形成され
る。したがって、ケイ素系マトリックス中に色素成分が
含有された耐久性、機械的強度の優れた表面が平滑な着
色膜を形成できる。
【0070】なお、前記第1、第2の工程を赤色色素成
分の溶液、青色色素成分の溶液および緑色色素成分の溶
液を用いてそれぞれ行うことにより3原色の着色部を有
する着色膜を形成できる。
【0071】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例を説明する。 (実施例1)まず、基板上に下記表1に示す前記化14
のポリシランA100重量部および前記化18に示すf
のトリハロメチル−s−トリアジン類1重量部とを含む
トルエン溶液(感光性組成物)をスピンコート法により
塗布し、乾燥することにより厚さ0.3μmの感光性組
成物膜を形成した。つづいて、KrFをマスクを通して
前記感光性組成物膜に200mJ/cm2 の条件で選択
的に露光した。ひきつづき、100℃で2分間プリベー
クした後、2.38%濃度、25℃のテトロメチルアン
モニウムヒドロキシド水溶液で90秒間現像し、純水で
リンスし、水分を加熱乾燥することによりポジ型パター
ンを形成した。
【0072】(実施例2〜10)下記表1に示す組成の
感光性組成物を用い、同表1に示す露光、現像条件で行
った以外、実施例1と同様な工程に従って9種のポジ型
パターンを形成した。得られた実施例1〜10のポジ型
パターンの解像性、パターンの断面形状を調べた。その
結果を下記表1に示す。
【0073】
【表1】
【0074】(比較例)まず、基板上に前記化14のポ
リシランAを含むトルエン溶液(感光性組成物)をスピ
ンコート法により塗布し、乾燥することにより厚さ0.
3μmの感光性組成物膜を形成した。つづいて、KrF
をマスクを通して前記感光性組成物膜に300mJ/c
2 の条件で選択的に露光した。つづいて、100℃で
2分間プリベークした後、2.38%濃度、25℃のテ
トロメチルアンモニウムヒドロキシド水溶液で90秒間
現像し、純水でリンスし、水分を加熱乾燥することによ
りポジ型パターンを形成した。
【0075】得られた比較例のポジ型パターンの解像
性、パターンの断面形状を調べた。その結果、解像性は
0.7μm、パターンの断面形状は台形であった。以上
のような比較例および前記表1から明らかなように実施
例1〜10にポリシランAおよびトリハロメチル−s−
トリアジン類を含む感光性組成物は比較例のポリシラン
単独からなる感光性組成物に比べて高感度であることが
わかる。また、実施例1〜10にポリシランAおよびト
リハロメチル−s−トリアジン類を含む感光性組成物に
より形成されたパターンは解像性および断面形状が共に
優れていることがわかる。
【0076】(実施例11)まず、図1の(a)に示す
ように基板11上に幅2μm、厚さ1μmのアルミニウ
ム配線12を2μmのスペース幅で形成した。つづい
て、図1の(b)に示すように前記アルミニウム配線1
2を含む基板11上に実施例1と同様な感光性組成物を
スピンコート法により塗布し、乾燥することにより厚さ
2μmの感光性組成物膜13を形成した。
【0077】次いで、図1の(c)に示すように低圧水
銀灯を光源とした紫外線をマスク14を通して前記感光
性組成物膜13に500mJ/cm2 の条件で選択的に
露光した。つづいて、130℃で10分間加熱処理を施
した後、キシレンで40秒間現像することによりネガ型
パターンを形成した。ひきつづき、400℃で1時間加
熱処理することにより図1の(d)に示すガラスマトリ
ックスからなり、前記配線12に対応する箇所に0.7
μm×1μmの寸法のスルーホール15が開孔された絶
縁膜パターン16を形成した。
【0078】得られた絶縁膜パターン16はクラック、
膨れなどが認められず、前記基板11に対して良好に密
着し、さらにスルーホール15の開口周辺にリフローな
ども見られなかった。また、前記絶縁膜パターンの比抵
抗を測定したところ、5×1014Ωcmを示した。
【0079】(実施例12)まず、ガラスからなる透明
基板上に実施例1と同様な組成の感光性組成物をスピン
コート法により塗布した後、乾燥して厚さ2μmの感光
性組成物膜(感光性ポリシラン系化合物膜)を形成し
た。つづいて、この感光性ポリシラン系化合物膜にカラ
ーフィルタ用マスクを重ね、低圧水銀灯を光源とした紫
外線を前記感光性ポリシラン系化合物膜に600mJ/
cm2 の条件で選択的に露光した。ひきつづき、色素成
分としてビクトリアブルーBH(保土ケ谷化学社製;ト
リフェニルメタン系染料)を1重量%含むアセトニトリ
ル溶液に前記透明基板を25℃で5分間浸漬した。水洗
後、100℃で30分間加熱乾燥した。その結果、感光
性ポリシラン系化合物膜の紫外線照射部が青色に染色さ
れていた。
【0080】次いで、前記感光性ポリシラン系化合物膜
に前記青色染色部が覆われるように位置をずらしてマス
クを重ね、低圧水銀灯を光源とした紫外線を前記感光性
ポリシラン系化合物膜に600mJ/cm2 の条件で選
択的に露光した。ひきつづき、色素成分としてアストラ
フルオキシンFF(保土ケ谷化学社製;メチン系染料)
を1重量%含むアセトニトリル溶液に前記透明基板を2
5℃で5分間浸漬した。水洗後、100℃で30分間加
熱乾燥した。その結果、感光性ポリシラン系化合物膜の
紫外線照射部が赤色に染色されていた。
【0081】次いで、前記感光性ポリシラン系化合物膜
に前記青色染色部および赤色染色部が覆われるように位
置をずらしてマスクを重ね、低圧水銀灯を光源とした紫
外線を前記感光性ポリシラン系化合物膜に600mJ/
cm2 の条件で選択的に露光した。ひきつづき、色素成
分としてブリリアントベーシックシアニン6GH(保土
ケ谷化学社製;トノフェニルメタン系染料)を1重量%
含むアセトニトリル溶液に前記透明基板を25℃で5分
間浸漬した。水洗後、100℃で30分間加熱乾燥し
た。その結果、感光性ポリシラン系化合物膜の紫外線照
射部が緑色に染色されて、所定の領域が赤色(R)、青
色(B)および緑色(G)に着色された平滑な被膜を形
成することができた。
【0082】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば露
光感度が高く、かつ断面形状が良好で、さらに解像性の
優れた感光性組成物を提供することができる。また、本
発明によれば断面形状が良好でかつ高精度のパターンを
形成でき、ひいては半導体装置や液晶表示装置などの電
子素子の製造に有効に適用することができる。
【0083】さらに、本発明によれば耐久性および機械
的強度の優れた表面が平滑な着色膜の形成でき、液晶表
示装置のカラーフィルタの形成等に有効に利用すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例11における絶縁膜パターンの
形成工程を示す断面図。
【符号の説明】
11…基板、12…配線、13…感光性組成物膜、15
…スルーホール、16…絶縁膜パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早瀬 修二 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化1に示す一般式(I)の単量体を
    繰り返し単位として有するポリシランと化学放射線の照
    射によりラジカルまたは酸を発生する化合物をを含むこ
    とを特徴とする感光性組成物。 【化1】 ただし、式中のR1 は置換もしくは非置換の芳香族基を
    示す。
  2. 【請求項2】 前記化学放射線の照射によりラジカルま
    たは酸を発生する化合物は下記化2に示す一般式(II)
    で表される有機ハロゲン化物であることを特徴とする請
    求項1記載の感光性組成物。 【化2】 ただし、式中のQは臭素または塩素、Pは−CQ3 、−
    NH2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR3 、置換
    或いは非置換のフェニル基(ここで、Qは臭素または塩
    素、R3 はフェニル基、ナフタレン基または炭素数6以
    下の低級アルキル基である。)、R2 は−CQ3 、−N
    2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR3 、−(C
    H=CH)n −W、置換或いは非置換のフェニル基(こ
    こでQは臭素または塩素、R3 はフェニル基、ナフチル
    基または炭素数6以下の低級アルキル基、nは1〜3の
    整数、Wは芳香環、複素環または下記化3に示す一般式
    (III)で表される基である。)を示す。 【化3】 ただし、式中のZは酸素もしくは硫黄、R4 は低級アル
    キル基もしくはフェニル基を示す。
  3. 【請求項3】 前記化学放射線の照射によりラジカルま
    たは酸を発生する化合物は、前記ポリシランに対して
    0.01〜3重量%配合されることを特徴とする請求項
    2記載の感光性組成物。
  4. 【請求項4】 下記化4に示す一般式(I)の単量体を
    繰り返し単位として有するポリシランと化学放射線の照
    射によりラジカルまたは酸を発生する化合物をを含む感
    光性組成物を基板上に塗布、乾燥して感光性組成物膜を
    形成する工程と、 前記感光性組成物膜に所望のパターン光を照射して露光
    した後、アルカリ水溶液で現像する工程とを具備したこ
    とを特徴とするパターン形成方法。 【化4】 ただし、式中のR1 は置換もしくは非置換の芳香族基を
    示す。
  5. 【請求項5】 前記感光性組成物中に含有される化学放
    射線の照射によりラジカルまたは酸を発生する化合物
    は、下記化5に示す一般式(II)で表される有機ハロゲ
    ン化物であることを特徴とする請求項4記載のパターン
    形成方法。 【化5】 ただし、式中のQは臭素または塩素、Pは−CQ3 、−
    NH2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR3 、置換
    或いは非置換のフェニル基(ここで、Qは臭素または塩
    素、R3 はフェニル基、ナフチル基または炭素数6以下
    の低級アルキル基である。)、R2 は−CQ3 、−NH
    2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR3 、−(CH
    =CH)n −W、置換或いは非置換のフェニル基(ここ
    でQは臭素または塩素、R3 はフェニル基、ナフチル基
    または炭素数6以下の低級アルキル基、nは1〜3の整
    数、Wは芳香環、複素環または下記化6に示す一般式
    (III)で表される基である。)を示す。 【化6】 ただし、式中のZは酸素もしくは硫黄、R4 は低級アル
    キル基もしくはフェニル基を示す。
  6. 【請求項6】 前記化学放射線の照射によりラジカルま
    たは酸を発生する化合物は、前記ポリシランに対して
    0.01〜3重量%配合されることを特徴とする請求項
    5記載のパターン形成方法。
  7. 【請求項7】 下記化7に示す一般式(I)の単量体を
    繰り返し単位として有するポリシランと化学放射線の照
    射によりラジカルまたは酸を発生する化合物をを含む感
    光性組成物を基板上に塗布、乾燥して感光性組成物膜を
    形成する工程と、 前記感光性組成物膜に所望のパターン光を照射して露光
    し、加熱処理した後、有機溶媒で現像する工程とを具備
    したことを特徴とするパターン形成方法。 【化7】 ただし、式中のR1 は置換もしくは非置換の芳香族基を
    示す。
  8. 【請求項8】 前記感光性組成物中に含有される化学放
    射線の照射によりラジカルまたは酸を発生する化合物
    は、下記化8に示す一般式(II)で表される有機ハロゲ
    ン化物であることを特徴とする請求項7記載のパターン
    形成方法。 【化8】 ただし、式中のQは臭素または塩素、Pは−CQ3 、−
    NH2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR3 、置換
    或いは非置換のフェニル基(ここで、Qは臭素または塩
    素、R3 はフェニル基、ナフチル基または炭素数6以下
    の低級アルキル基である。)、R2 は−CQ3 、−NH
    2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR3 または−
    (CH=CH)n −W、置換或いは非置換のフェニル基
    (ここでQは臭素または塩素、R3 はフェニル基、ナフ
    チル基または炭素数6以下の低級アルキル基、nは1〜
    3の整数、Wは芳香環、複素環または下記化9に示す一
    般式(III)で表される基である。)を示す。 【化9】 ただし、式中のZは酸素もしくは硫黄、R4 は低級アル
    キル基もしくはフェニル基を示す。
  9. 【請求項9】 前記化学放射線の照射によりラジカルま
    たは酸を発生する化合物は、前記ポリシランに対して
    0.01〜3重量%配合されることを特徴とする請求項
    7記載のパターン形成方法。
  10. 【請求項10】 下記化10に示す一般式(I)の単量
    体を繰り返し単位として有するポリシランと化学放射線
    の照射によりラジカルまたは酸を発生する化合物をを含
    む感光性組成物を基板上に塗布、乾燥して感光性組成物
    膜を形成する工程と、 前記感光性組成物膜に所望のパターン光を照射して露光
    する工程と、 露光後の感光性組成物膜を色素成分を含む溶液に浸漬し
    て選択的に着色する工程と、 着色後の感光性組成物膜を加熱乾燥して硬化させる工程
    とを具備したことを特徴とする着色膜の形成方法。 【化10】 ただし、式中のR1 は置換もしくは非置換の芳香族基を
    示す。
  11. 【請求項11】 前記感光性組成物中に含有される化学
    放射線の照射によりラジカルまたは酸を発生する化合物
    は、下記化11に示す一般式(II)で表される有機ハロ
    ゲン化物であることを特徴とする請求項10記載の着色
    膜の形成方法。 【化11】 ただし、式中のQは臭素または塩素、Pは−CQ3 、−
    NH2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR3 、置換
    或いは非置換のフェニル基(ここで、Qは臭素または塩
    素、R3 はフェニル基、ナフチル基または炭素数6以下
    の低級アルキル基である。)、R2 は−CQ3 、−NH
    2 、−NHR3 、−N(R32 、−OR3 、−(CH
    =CH)n −W、置換或いは非置換のフェニル基(ここ
    でQは臭素または塩素、R3 はフェニル基、ナフチル基
    または炭素数6以下の低級アルキル基、nは1〜3の整
    数、Wは芳香環、複素環または下記化12に示す一般式
    (III)で表される基である。)を示す。 【化12】 ただし、式中のZは酸素もしくは硫黄、R4 は低級アル
    キル基もしくはフェニル基を示す。
  12. 【請求項12】 前記化学放射線の照射によりラジカル
    または酸を発生する化合物は、前記ポリシランに対して
    0.01〜3重量%配合されることを特徴とする請求項
    11記載の着色膜の形成方法。
JP7340696A 1995-04-28 1995-12-27 感光性組成物、パターン形成方法および着色膜の形成方法 Pending JPH09179305A (ja)

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JP7340696A JPH09179305A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 感光性組成物、パターン形成方法および着色膜の形成方法
US08/638,698 US5962581A (en) 1995-04-28 1996-04-26 Silicone polymer composition, method of forming a pattern and method of forming an insulating film

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001181221A (ja) * 1999-12-21 2001-07-03 Ciba Specialty Chem Holding Inc 潜伏性酸供与体としてのヨードニウム塩
US9804490B2 (en) * 2013-12-20 2017-10-31 Covestro Deutschland Ag Holographic media with improved light sensitivity

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JP2001181221A (ja) * 1999-12-21 2001-07-03 Ciba Specialty Chem Holding Inc 潜伏性酸供与体としてのヨードニウム塩
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