JPH09178341A - 冷凍・冷蔵オープンショーケース - Google Patents

冷凍・冷蔵オープンショーケース

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JPH09178341A
JPH09178341A JP35097095A JP35097095A JPH09178341A JP H09178341 A JPH09178341 A JP H09178341A JP 35097095 A JP35097095 A JP 35097095A JP 35097095 A JP35097095 A JP 35097095A JP H09178341 A JPH09178341 A JP H09178341A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lamp
output
display
ballast
ceiling
Prior art date
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Pending
Application number
JP35097095A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Kondo
達夫 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NAKANO REIKI KK
Nakano Refrigerators Co Ltd
Original Assignee
NAKANO REIKI KK
Nakano Refrigerators Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NAKANO REIKI KK, Nakano Refrigerators Co Ltd filed Critical NAKANO REIKI KK
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Priority to CN 96118965 priority patent/CN1160177A/zh
Publication of JPH09178341A publication Critical patent/JPH09178341A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中間棚の枚数を減らして照明ランプから商品
面までの距離を広げた場合でも庫内全体の照度バランス
を容易に好ましい状態にすることができる多段式の冷凍
・冷蔵オープンショーケースを提供する。 【解決手段】 複数段の陳列棚2,3,4を有し、各陳
列棚の内の最上段の陳列棚2をキャノピー用照明ランプ
7aと天井用照明ランプ6aとで照明し、残りの中段の
陳列棚及び最下段の陳列部8を、各陳列棚の先端部下面
に設置した棚用照明ランプ2a,3a,4aで照明する
ように構成した多段式の冷凍・冷蔵オープンショーケー
スにおいて、前記キャノピー用照明ランプ7aと天井用
照明ランプ6aの双方又はいずれか一方のランプの安定
器の出力を、標準出力より高い出力に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍・冷蔵オープ
ンショーケースに関し、詳しくは、陳列棚を複数段備え
た多段オープンショーケースにおける各棚段の照度バラ
ンスの改善に関する。
【0002】
【従来の技術】複数段の陳列棚を有する多段式の冷凍・
冷蔵オープンショーケースでは、陳列棚に並べられた商
品を照明効果により引き立たせたり、新鮮な印象を与え
るために、ショーケース全体が適切な明るさで照明され
ている必要がある。
【0003】図5は、従来の多段式の冷凍・冷蔵オープ
ンショーケースにおける一般的な照明の配置例を示すも
のである。この冷凍・冷蔵オープンショーケースは、前
面が開口したショーケース本体1の内部に、上下複数段
(4段)に陳列棚2,3,4,5を設けるとともに、天
井段の陳列棚を照明するための天井用照明ランプ6aと
キャノピー用照明ランプ7aとを天井部6と該天井部6
から前面側に突出したキャノピー部7とにそれぞれ設
け、各陳列棚2,3,4,5の先端部下面には、中段の
陳列棚3,4,5及び最下段の陳列部8を照明するため
の棚用照明ランプ2a,3a,4a,5aをそれぞれ設
けたものである。これらの照明ランプ2a〜7aには、
通常、直管型の蛍光ランプが使用され、それぞれに設け
られた安定器を介して点灯する。
【0004】このような多段式のショーケースでは、そ
の構造上、棚間に比べてランプからの距離が離れている
最上段の陳列棚が最も暗くなる傾向にあった。このた
め、例えば、実開平5ー88372号公報に記載された
ショーケースでは、棚用照明ランプ2a,3a,4a,
5aにインバーター安定器を使用し、調光器を使用する
ことで安定器出力を約85%に落とし、天井用照明ラン
プ6aとキャノピー用照明ランプ7aの安定器出力は落
とさずにそのままにすることで、全体の照度バランスを
とるように工夫していた。
【0005】また、図6に示すように、天井用照明ラン
プ6aは、天井パネル9に直接取り付けられていたた
め、天井隅部9aに冷気がよどみ、結果的にランプ6a
が冷やされて所定の照度が得られなくなることがあっ
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一方、近年は、集客力
を向上させるために売場を拡大することが行われている
が、景気の長期低迷による消費の冷え込みにより、店側
では、陳列商品のロスを低減するため、多段オープンシ
ョーケースの中間棚の枚数を少なくセットする例が増加
してきている。このため、ショーケース本体1の上奥部
に設けられているミラー1aを従来より大きく、最上段
の陳列棚を従来より下げてセットすることになり、この
結果、これまでの方法では、庫内の照度バランスを得る
ことがほとんど不可能になってしまった。
【0007】そこで本発明は、このような実情に鑑み、
中間棚の枚数を減らして照明ランプから商品陳列面まで
の距離を広げた場合でも庫内全体の照度バランスを容易
に好ましい状態にすることができる冷凍・冷蔵オープン
ショーケースを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の冷凍・冷蔵オープンショーケースは、複数
段の陳列棚を有し、該陳列棚の内の最上段の陳列棚をキ
ャノピー用照明ランプと天井用照明ランプとで照明し、
残りの中段の陳列棚及び最下段の陳列部を、各陳列棚の
先端部下面に設置した棚用照明ランプで照明するように
構成した多段式の冷凍・冷蔵オープンショーケースにお
いて、前記キャノピー用照明ランプと天井用照明ランプ
の双方又はいずれか一方のランプの安定器の出力を、標
準出力より高い出力に設定したことを特徴としている。
【0009】さらに、本発明は、前記出力を高く設定し
た安定器の出力が標準出力の120〜125%であるこ
と、前記出力を高く設定した安定器が、インバーター安
定器であることを特徴とするものであり、天井用照明ラ
ンプは、該ランプからの光を最上段の陳列棚を照明する
方向に反射する反射板を備え、該反射板に設けられたラ
ンプホルダーに取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、図面を参照して
さらに詳細に説明する。図1乃至図4は、本発明を適用
した冷凍・冷蔵オープンショーケースの一例を示すもの
で、図1は多段式のオープンショーケースの断面図、図
2は照明用ランプの点灯回路の説明図、図3はインバー
ター安定器を示す回路図、図4は天井用照明ランプ部分
を示す要部の断面図である。なお、前記従来例と同一構
成要素には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
【0011】まず、図1に示すように、ショーケース本
体11の内部には、上下3段の陳列棚2,3,4が設け
られるとともに、各陳列棚の先端部下面には、それぞれ
棚用照明ランプ2a,3a,4aが設けられている。ま
た、天井部6には、天井用照明ランプ6aが設けられる
とともに、該天井部6から突出したキャノピー部7に
は、キャノピー用照明ランプ7aが設けられている。
【0012】上記棚用照明ランプ2a,3a,4aと天
井用照明ランプ6a及びキャノピー用照明ランプ7a
は、図2に示すような点灯回路により点灯している。す
なわち、棚用照明ランプ2a,3a,4aは、一般的な
銅鉄安定器12及びグローランプ13により点灯し、天
井用照明ランプ6a及びキャノピー用照明ランプ7a
は、出力アップ型のインバーター安定器14により点灯
するように形成されている。
【0013】上記インバーター安定器14は、図3に示
すように、平滑回路15と発振回路16とにより構成さ
れており、平滑回路15には、交流電源部17からの交
流を整流して発振回路16にリップルの少ない直流を印
加することができる完全平滑回路を採用している。これ
により、ランプ電流波形に休止区間がなくなるため、ラ
ンプ電流に対する光出力の効率を向上させることがで
き、実質的な安定器出力を標準的な出力より高くするこ
とができる。例えば、FL40(FL32)の蛍光ラン
プを点灯させた場合、ランプ電流400mA程度で光り
出力を120%に向上させることができる。
【0014】出力のアップ率は、任意に設定することも
可能であるが、130%程度まで上げると明るくはなる
が力率が悪化し、極端に消費電力が増加するとともに、
ランプの寿命が短くなる問題が発生するため、標準出力
に対して120〜125%の範囲が適当である。
【0015】さらに、図4に示すように、天井用照明ラ
ンプ6a部分の天井部6に、該天井用照明ランプ6aか
らの光を最上段の陳列棚方向に反射させる反射板18を
設けるとともに、該反射板18にランプホルダー19を
設け、このランプホルダー19で天井用照明ランプ6a
を保持するように構成している。これにより、天井用照
明ランプ6aによる最上段の陳列棚部分の照明効果を増
大させることができるだけでなく、同時に、反射板18
により冷気の流れを誘導することができるので、天井用
照明ランプ6a部分における冷気のよどみを解消するこ
とができる。特に、反射板18の冷気の流れの上流側
に、図に矢印Aで示すように冷気の流れを下方に誘導す
る冷風案内部18aを設けることにより、天井照明用ラ
ンプ6aに直接当たる冷気量を少なくすることができる
ので、天井用照明ランプ6aが冷やされて照度が低下す
ることを防止できる。なお、反射板18には、従来から
反射板として用いられている白色塗装板や鏡面素材を使
用することができる。
【0016】このように、天井用照明ランプ6aやキャ
ノピー用照明ランプ7aの安定器出力を上げることによ
り、従来よりも陳列棚の段数を減らしてランプ6a,7
aから商品陳列面までの間隔が開いた場合でも、各陳列
棚2,3,4や最下段の陳列部8を均等に適度な明るさ
で照明することが可能となり、従来のように棚用照明ラ
ンプの安定器出力を落とした場合のように全体が暗くな
ることを防止できる。
【0017】前記安定器出力を上げるランプは、天井用
照明ランプ6aあるいはキャノピー用照明ランプ7aの
いずれか一方でもよく、ショーケースの構造や照明効果
を考慮して選定することができる。
【0018】また、前述のように安定器としてインバー
ター安定器を用いることにより、銅鉄安定器を通常の出
力で使用したときとほとんど変わらない消費電力でラン
プを明るく点灯させることができるので、消費電力の増
加分を極めて少なくすることができる。但し、インバー
ター安定器は、銅鉄安定器に比べて高価であるから、初
期投資を抑える必要がある場合には、銅鉄安定器の出力
アップ型を使用してもよい。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の冷凍・冷
蔵オープンショーケースは、キャノピー用照明ランプや
天井用照明ランプの安定器出力を通常の100%以上に
高くしたので、暗くなりがちな最上段の陳列棚の照度を
上げることができ、ショーケース全体の照度バランスを
適当な状態に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した多段式のオープンショーケ
ースの一例を示す断面図である。
【図2】 照明用ランプの点灯回路の一例を示す説明図
である。
【図3】 インバーター安定器の一例を示す回路図であ
る。
【図4】 天井用照明ランプ部分を示す要部の断面図で
ある。
【図5】 従来の多段式のオープンショーケースの一例
を示す断面図である。
【図6】 従来の天井用照明ランプ部分を示す要部の断
面図である。
【符号の説明】
2,3,4 陳列棚 2a,3a,4a 棚用照明ランプ 6 天井部 6a 天井用照明ランプ 7 キャノピー部 7a キャノピー用照明ランプ 11 ショーケース本体 12 銅鉄安定器 13 グローランプ 14 出力アップ型のインバーター安定器 15 平滑回路 16 発振回路 17 交流電源部 18 反射板 18a 冷風案内部 19 ランプホルダー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の陳列棚を有し、該陳列棚の内の
    最上段の陳列棚をキャノピー用照明ランプと天井用照明
    ランプとで照明し、残りの中段の陳列棚及び最下段の陳
    列部を、各陳列棚の先端部下面に設置した棚用照明ラン
    プで照明するように構成した多段式の冷凍・冷蔵オープ
    ンショーケースにおいて、前記キャノピー用照明ランプ
    と天井用照明ランプの双方又はいずれか一方のランプの
    安定器の出力を、標準出力より高い出力に設定したこと
    を特徴とする冷凍・冷蔵オープンショーケース。
  2. 【請求項2】 前記出力を高く設定した安定器は、出力
    を標準出力の120〜125%に設定したことを特徴と
    する請求項1記載の冷凍・冷蔵オープンショーケース。
  3. 【請求項3】 前記出力を高く設定した安定器は、イン
    バーター安定器であることを特徴とする請求項1記載の
    冷凍・冷蔵オープンショーケース。
  4. 【請求項4】 天井用照明ランプは、該ランプからの光
    を最上段の陳列棚を照明する方向に反射する反射板を備
    えるとともに、該反射板に設けられたランプホルダーに
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の冷
    凍・冷蔵オープンショーケース。
JP35097095A 1995-12-25 1995-12-25 冷凍・冷蔵オープンショーケース Pending JPH09178341A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35097095A JPH09178341A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 冷凍・冷蔵オープンショーケース
CN 96118965 CN1160177A (zh) 1995-12-25 1996-12-24 冷冻冷藏开式陈列柜

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35097095A JPH09178341A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 冷凍・冷蔵オープンショーケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09178341A true JPH09178341A (ja) 1997-07-11

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ID=18414159

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35097095A Pending JPH09178341A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 冷凍・冷蔵オープンショーケース

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JP (1) JPH09178341A (ja)
CN (1) CN1160177A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210669A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Okamura Corp 冷凍冷蔵ショーケースにおける照明装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008210669A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Okamura Corp 冷凍冷蔵ショーケースにおける照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN1160177A (zh) 1997-09-24

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