JPH09177532A - オイルセパレータおよびそれを利用したエンジン駆動動力装置 - Google Patents

オイルセパレータおよびそれを利用したエンジン駆動動力装置

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JPH09177532A
JPH09177532A JP7340991A JP34099195A JPH09177532A JP H09177532 A JPH09177532 A JP H09177532A JP 7340991 A JP7340991 A JP 7340991A JP 34099195 A JP34099195 A JP 34099195A JP H09177532 A JPH09177532 A JP H09177532A
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cooling water
blow
gas
engine
oil separator
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JP7340991A
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Masaki Takamatsu
正樹 高松
Hideki Ogiwara
秀樹 荻原
Koji Fujitani
浩二 藤谷
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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    • F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M11/00—Component parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart from, groups F01M1/00 - F01M9/00
    • F01M11/08—Separating lubricant from air or fuel-air mixture before entry into cylinder
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01M—LUBRICATING OF MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; LUBRICATING INTERNAL COMBUSTION ENGINES; CRANKCASE VENTILATING
    • F01M13/00—Crankcase ventilating or breathing
    • F01M13/04—Crankcase ventilating or breathing having means for purifying air before leaving crankcase, e.g. removing oil
    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B43/00—Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat
    • F25B43/02—Arrangements for separating or purifying gases or liquids; Arrangements for vaporising the residuum of liquid refrigerant, e.g. by heat for separating lubricants from the refrigerant

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 別置きタイプのオイルセパレータにおいて、
部品点数を減らして、低コスト化と生産性の向上を図
る。 【解決手段】 エンジン５１の冷却水が流入する冷却水
入口７Ａを外管３の下部側に設け、冷却水出口７Ｂを外
管３の上部側に設けて、冷却水通路７を外管３と内管５
との間に形成すると共に、外管３の下部側開口端をエン
ジン５１のクランク室に連通するガス流入口９Ａを備え
た底板１１によって封止し、外管３の上部側開口端はエ
ンジン５１の燃焼室に連通するガス排出口９Ｂを備えた
天板１３によって封止して、ブローバイガス流路９を形
成し、さらに、外管３の底部側にブローバイガス流路９
に連通するオイル排出口１５を設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンの燃焼室
からクランク室に漏れ出たブローバイガスに含まれるオ
イル成分を分離するオイルセパレータに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】エンジンの燃焼室からクランク室には、
一般にブローバイガスと呼ばれている燃焼ガスや未燃焼
ガスがシリンダとピストンとの間隙を通って漏れ込んで
おり、自動車やヒートポンプ空調装置の圧縮機を回転駆
動するエンジンなどでは、エネルギー効率の改善や排ガ
ス規制の観点から、このブローバイガスを吸気通路に還
流して混合気と共に燃焼室で再度燃焼させるように構成
すると共に、ブローバイガスの還流通路の途中にはブロ
ーバイガスに含まれるオイル成分、すなわち、オイルミ
ストを分離除去するためのオイルセパレータが設置され
ている。
【０００３】エンジンと別体に形成するオイルセパレー
タとしては、例えば図５に示した構造のオイルセパレー
タが知られている。図中７１はオイルセパレータの本体
であり、この内部には電熱式のヒータ７２と、温度検出
手段７３と、オイルミストを吸着させて液状化させるた
めの図示しない綿状繊維を収納している。
【０００４】そして、オイルセパレータ本体７１にはガ
ス流入口７４を通って入り、ガス排出口７５を通って排
出するように構成すると共に、ブローバイガスから分離
したオイルを排出する排出口７６を底部側に設け、且
つ、熱伝導率の低い断熱部材７７によって全体を被覆
し、温度検出手段７３によって内部温度を計測しながら
ヒータ７２に通電することで、内部を所定の温度に維持
し、ブローバイガスから分離したオイルが排出口７６か
ら排出され易くしている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成の従
来のオイルセパレータは、電熱式のヒータによって内部
を所定の温度に維持する構成であるため、部品点数が多
くなり、組み立てに時間が掛かってコスト高になると云
った問題点と、雨水や冷却水が掛かると漏電の恐れもあ
るなど、問題点が多く、これら問題点の解決が課題とな
っていた。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
なエンジンの燃焼室からクランク室に漏れ出たブローバ
イガスに含まれるオイル成分を分離するオイルセパレー
タにおいて、
【０００７】一端の流入口が前記クランク室に連通し、
他端の排出口が前記燃焼室に連通したブローバイガス流
路と、エンジンの冷却水が流れる冷却水流路と、を隣接
して備えるようにした第１の構成のオイルセパレータ
と、
【０００８】前記第１の構成のオイルセパレータにおい
て、ブローバイガス流路を内側に、冷却水流路を外側に
設けるようにした第２の構成のオイルセパレータと、
【０００９】前記第１または第２の構成のオイルセパレ
ータにおいて、ブローバイガスの流入口と、分離したオ
イルの排出口を下部側に設けると共に、ブローバイガス
の排出口を上部側に設けるようにした第３の構成のオイ
ルセパレータと、
【００１０】前記第１または第２の構成のオイルセパレ
ータにおいて、傾斜して設置すると共に、長さ方向の下
部側にブローバイガスの流入口と、分離したオイルの排
出口を設け、長さ方向の上部側にブローバイガスの排出
口を設けるようにした第４の構成のオイルセパレータ
と、
【００１１】前記第２の構成のオイルセパレータにおい
て、水平に設置した外管と、この外管の内部に傾斜して
設置した内管との間に冷却水流路を形成すると共に、長
さ方向の下部側にブローバイガスの流入口と、分離した
オイルの排出口を設け、長さ方向の上部側にブローバイ
ガスの排出口を設けるようにした第５の構成のオイルセ
パレータと、
【００１２】冷却水がエンジンから奪った熱を放熱器で
放熱して前記エンジンに還流する冷却水回路の還流側配
管に排ガスとの熱交換を行う排ガス熱交換器を備えるよ
うに構成して被駆動装置を前記エンジンの動力により駆
動するエンジン駆動動力装置において、前記排ガス熱交
換器から排出する冷却水の一部が、オイルセパレータの
ブローバイガス流路に隣接して設けられた冷却水流路を
経由して、前記冷却水回路のエンジン出口側配管に流入
可能に配管接続するようにしたエンジン駆動動力装置
と、を提供することにより、上記の課題を解決し得るよ
うにしたものである。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施形態を説明する。図１は本発明になるオイルセパレー
タ１の第１の実施形態を示す説明図であり、このオイル
セパレータは、外管３の下端側を除く部分に内管５を挿
入すると共に、内管５の上下両端部分を外管３の内面に
溶接し、外管３と内管５との間に冷却水通路７を形成す
る。
【００１４】そして、この冷却水通路７には外管３の下
部側に設ける冷却水入口７Ａから冷却水が流入し、冷却
水通路７を通って上昇した冷却水が外管３の上部側に設
ける冷却水出口７Ｂから流出するように構成する。
【００１５】また、外管３の下部側開口端はガス流入口
９Ａを備えた底板１１によって封止すると共に、外管３
の上部側開口端はガス排出口９Ｂを備えた天板１３によ
って封止し、ブローバイガスが下から入って上に抜ける
ブローバイガス流路９を形成する。底板１１は、オイル
漏れしないように、外管３に溶接により固着したり、ゴ
ムや皮、或いは合成樹脂などの適宜のパッキンを介在さ
せて、ねじにより着脱自在に取り付けるように構成して
も良い。一方、天板１３は、内部の清掃をし易くするた
め、外管３に着脱自在に取り付ける。
【００１６】さらに、外管３の底部側には、ブローバイ
ガス流路９に連通するオイル排出口１５を設ける。
【００１７】また、ブローバイガス流路９が広く、冷却
水通路７が狭くなるよう、外管３と内管５の直径を選定
すると共に、図示しない綿状繊維をブローバイガス流路
９、具体的には内管５の内側に適宜の骨組みを設けて配
設する。
【００１８】上記構成のオイルセパレータ１は、図１の
ように立設して使用する他、図２に示すように、傾けて
設置して使用することもできる。このように傾斜して設
置することにより、単に水平に横置きする場合より、ブ
ローバイガス流路９でブローバイガスから分離されたオ
イルがオイル排出口１５側に流れ易くなる。
【００１９】また、横置きして使用するオイルセパレー
タ１Ａにおいては、外管３は水平に設置し、この外管内
に設置する内管５をガス排出口９Ｂ側が高くなるように
傾斜して設置する。このように構成することによって、
ブローバイガス流路９でブローバイガスから分離された
オイルがオイル排出口１５から排出され易くなる。
【００２０】上記構成のオイルセパレータ１・１Ａは、
図４に示したように、エンジン５１の冷却水回路６０を
流れる冷却水の一部が冷却水通路７を流れるように配管
接続して使用する。
【００２１】５５は、冷却水回路６０の冷却水を強制循
環させるためのポンプであり、エンジン５１から熱を奪
って出た冷却水がサーモバルブ５２によって、放熱器５
３を経由する回路と、この放熱器５３をバイパスする回
路とに分岐したのち合流して、エンジン５１の排ガスと
熱交換するガス熱交換器５６に流入し、その後、エンジ
ン５１に還流する回路と、排ガス熱交換器５６のエア抜
き回路とに分岐し、このエア抜き回路を流れる冷却水が
オイルセパレータ１・１Ａの冷却水通路７を流れたの
ち、エンジン５１をバイパスするように配管接続する。
【００２２】サーモバルブ５２は、エンジン起動後の冷
却水温度が低いとき、例えば水温が７０℃以下のときに
は冷却水の全量が放熱器５３をバイパスし、７０℃を越
えると放熱器５３の側に冷却水が流れ始め、８０℃で冷
却水の全量が放熱器５３の側に流れるように機能するも
のである。また、５４は放熱器５３に冷却用の空気を送
るファンであり、例えばサーモバルブ５２が冷却水を放
熱器５３の側に流しているときにのみ起動するように構
成する。
【００２３】したがって、上記構成のオイルセパレータ
１・１Ａおよびそれを利用したエンジン駆動動力装置に
おいては、オイルセパレータをヒータで加熱したり、断
熱部材によって被覆しなくても、排ガス熱交換器５６で
エンジン５１の排ガスと熱交換して、例えば７０〜８０
℃程度に温度上昇した冷却水が冷却水通路７に流入して
加熱されるため、ブローバイガス流路９の綿状繊維に吸
着されて液状化した、ブローバイガスに含まれていたオ
イルは、高温に維持されその粘性が低下するので、オイ
ル排出口１５から容易に排出される。また、電気部品を
使用していないので、雨水や冷却水が掛かっても漏電す
る恐れもない。
【００２４】なお、本発明は上記実施の形態例に限定さ
れるものではないので、特許請求の範囲に記載の趣旨か
ら逸脱しない範囲で各種の変形実施が可能である。
【００２５】例えば、オイル排出口１５は、図１の破線
で示したように底板１１に設けることもできる。このよ
うに構成する場合には、内管５の下端を外管３の下端の
位置まで延設しても良い。
【００２６】
【発明の効果】上記したように本発明のオイルセパレー
タとそれを利用したエンジン駆動動力装置によれば、オ
イルセパレータをヒータで加熱したり、断熱部材によっ
て被覆しなくても、エンジンの冷却水回路から例えば７
０〜８０℃程度に温度上昇した冷却水が、オイルセパレ
ータの冷却水通路を流れて加熱するため、ブローバイガ
ス流路で綿状繊維などに吸着されて液状化した、ブロー
バイガスに含まれていたオイルは、高温に維持されてそ
の粘性が低下するので、オイル排出口から容易に排出さ
れる。
【００２７】このため、部品点数の減少による低コスト
化と生産性の向上が図れると共に、この部分に電気部品
を使用していないので、雨水や冷却水が掛かっても漏電
する恐れがなくなった。
【図面の簡単な説明】
【図１】立設して使用するオイルセパレータの説明図で
ある。
【図２】傾斜して使用するオイルセパレータの説明図で
ある。
【図３】横置きして使用するオイルセパレータの説明図
である。
【図４】エンジン駆動動力装置の説明図である。
【図５】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
１・１Ａ オイルセタレータ ３ 外管 ５ 内管 ７ 冷却水通路 ７Ａ 冷却水入口 ７Ｂ 冷却水出口 ９ ブローバイガス流路 ９Ａ ガス流入口 ９Ｂ ガス排出口 １１ 底板 １３ 天板 １５ オイル排出口 ５１ エンジン ５２ サーモバルブ ５３ 放熱器 ５４ ファン ５５ ポンプ ５６ 排ガス熱交換器 ６０ 冷却水回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エンジンの燃焼室からクランク室に漏れ
    出たブローバイガスに含まれるオイル成分を分離するオ
    イルセパレータであって、一端の流入口が前記クランク
    室に連通し、他端の排出口が前記燃焼室に連通したブロ
    ーバイガス流路と、エンジンの冷却水が流れる冷却水流
    路と、を隣接して備えたことを特徴とするオイルセパレ
    ータ。
  2. 【請求項２】 ブローバイガス流路が内側に設けられ、
    冷却水流路が外側に設けられたことを特徴とする請求項
    １記載のオイルセパレータ。
  3. 【請求項３】 ブローバイガスの流入口と、分離したオ
    イルの排出口が下部側に設けられ、ブローバイガスの排
    出口が上部側に設けられたことを特徴とする請求項１ま
    たは２記載のオイルセパレータ。
  4. 【請求項４】 傾斜して設置されると共に、長さ方向の
    下部側にブローバイガスの流入口と、分離したオイルの
    排出口が設けられ、長さ方向の上部側にブローバイガス
    の排出口が設けられたことを特徴とする請求項１または
    ２記載のオイルセパレータ。
  5. 【請求項５】 水平に設置した外管と、この外管の内部
    に傾斜して設置した内管との間に冷却水流路が形成され
    ると共に、長さ方向の下部側にブローバイガスの流入口
    と、分離したオイルの排出口が設けられ、長さ方向の上
    部側にブローバイガスの排出口が設けられたことを特徴
    とする請求項２記載のオイルセパレータ。
  6. 【請求項６】 冷却水がエンジンから奪った熱を放熱器
    で放熱して前記エンジンに還流する冷却水回路の還流側
    配管に排ガスとの熱交換を行う排ガス熱交換器を備える
    ように構成して被駆動装置を前記エンジンの動力により
    駆動するエンジン駆動動力装置において、前記排ガス熱
    交換器から排出する冷却水の一部が、オイルセパレータ
    のブローバイガス流路に隣接して設けられた冷却水流路
    を経由して、前記冷却水回路のエンジン出口側配管に流
    入可能に配管接続されたことを特徴とするエンジン駆動
    動力装置。
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