JPH09176390A - ポリオレフィン系樹脂組成物 - Google Patents

ポリオレフィン系樹脂組成物

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JPH09176390A
JPH09176390A JP33863495A JP33863495A JPH09176390A JP H09176390 A JPH09176390 A JP H09176390A JP 33863495 A JP33863495 A JP 33863495A JP 33863495 A JP33863495 A JP 33863495A JP H09176390 A JPH09176390 A JP H09176390A
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JP
Japan
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film
resin composition
weight
ultraviolet light
compound
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Application number
JP33863495A
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English (en)
Inventor
Makoto Nakagawara
誠 中川原
Taiichi Sakatani
泰一 阪谷
Tsutomu Fujita
藤田  勉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】紫外線吸収特性を著しく持続することができる
ポリオレフィン系樹脂組成物を提供すること。 【解決手段】融点が160℃以上250℃以下であり、
かつクロロホルム中での紫外線吸収極大を波長330n
m以上400nm以下に少なくとも一つ有する紫外線吸
収剤を含むポリオレフィン系樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光の波長分布やそ
の強度を人為的に変換するための紫外線吸収剤含有のポ
リオレフィン樹脂組成物において長期間使用におけるブ
リードアウトによる外観悪化、紫外線吸収能の低下を著
しく改善したものである。特に屋外暴露条件下で長期に
使用される施設園芸ハウス・トンネル・カーテンの被覆
フィルムおよびマルチングフィルムなどの農業用フィル
ム資材において作物の増収等をもたらす資材に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】紫外線吸収剤を含有したポリオレフィン
系樹脂組成物は、様々な形に成形され、紫外線遮断性能
を生かして、ポリオレフィン系樹脂組成物自身の光劣化
(光酸化劣化)や太陽などの光源からポリオレフィン系
樹脂組成物の成型品の内側に位置する物体(各種製品な
ど)の光劣化(光酸化劣化)を防ぐ用途、すなわち土
木、建築、家電、自動車、包装、施設園芸資材などに広
範に用いられている。
【0003】従来、施設園芸におけるハウス、トンネ
ル、カーテン等に用いられる被覆フィルムとしては、ポ
リ塩化ビニルフィルムやポリエチレンフィルム、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体フィルム等のポリオレフィン系
樹脂フィルムが主として使用されている。これらは一般
に農ビ、農ポリ、農サクビという通称で施設園芸用に広
く用いられており、特に農ビは日本国内において、被覆
用としては圧倒的によく用いられている。
【0004】施設園芸の目的は作物の栽培環境を人為的
に調節して、作物にとって好適な環境を作り出し、露地
栽培の不可能な時期に栽培を可能にすることや、生産性
の低い時期に高い生産性をあげようとするところにあ
る。したがって、環境要素(光、温度、湿度、炭酸ガス
濃度、水、土壌など)と作物の生育性の相関を知り、経
済性も考慮しながら、好適な栽培環境を形成していく必
要がある。
【0005】施設という人工空間形成に用いられる被覆
資材に要求される性能は、その使用目的や用途さらには
対象作物によって異なる。ハウスやトンネル用の一次被
覆材と保温カーテンなどの被覆材に求められる主な性能
として、耐候性(日当りのよい屋外での使用に長期間耐
え得る性能)、流滴性(ハウス、トンネル内部が高湿度
下のため、被覆フィルム内面が結露による微小水滴に覆
われてしまい透明性を悪化させる現象を防除する性
能)、防霧性(ハウス、トンネル内部が高湿度の状態で
外気が冷えたとき、ハウス内部に霧が発生する現象を防
ぐ性能)保温性(夜間、施設内の温度を高く保つ性
能)、透光性(透明性)などがある。
【0006】さらに近年では光の波長分布やその強度を
人為的に変換する技術( 以下、 光質変換技術という)、が
光合成増大による作物増収、色素形成調節による花色変
化、害虫防除・菌体成長抑制などの病害防除などに効果
を上げ始めている。
【0007】とりわけ、太陽光を光源とした場合の光質
変換技術としては、 紫外線吸収剤を用い特定の紫外線領
域を遮断する技術(特開昭52−43637、特開昭5
2−98125、特開昭53−75039、特開昭53
−27539、特開昭53−98242号公報など)が
古くから知られている。
【0008】一方、地球環境問題の世論の高まりの中
で、廃棄焼却時に塩酸ガスを発生するポリ塩化ビニル被
覆フィルム(農ビ)よりも、容易に完全燃焼可能で有害
ガスの心配のないポリオレフィン系樹脂被覆フィルムが
注目されてきている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の紫外
線吸収剤は有機物であるため、特にポリオレフィン中に
配合した場合、農業用途のような屋外暴露条件では容易
にブリードアウトしてしまい、長期にわたる光質変換性
能を保持するには十分なものとは言いがたいものであっ
た。
【0010】本発明の目的は、紫外線吸収剤による光質
変換が可能であり、特に農業用途の使用環境での耐久性
に優れ、かつ地球環境に優しいポリオレフィン系樹脂を
用いた樹脂組成物の開発およびそれを基材とした被覆フ
ィルムからなる施設園芸ハウス、トンネル、カーテンお
よびマルチングフィルムなどの資材を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、ポリオレ
フィン系樹脂およびそれを基材とした農業用被覆フィル
ムとそれを用いてなる施設園芸方法について鋭意研究を
重ねてきた結果、特定の紫外線吸収剤を含有するポリオ
レフィン系樹脂組成物が紫外線吸収特性を著しく持続す
ることができ、さらには農業用途の使用環境で他の添加
剤を含有した該樹脂組成物の耐久性( 流滴性、防霧性、
耐候性、透光性および光質変換持続性)の維持に優れた
効果を発揮することを見いだし本発明を完成するに至っ
た。
【0012】すなわち本発明は、融点が160℃以上2
50℃以下であり、かつクロロホルム中での紫外線吸収
極大を波長330nm以上400nm以下に少なくとも
一つ有する紫外線吸収剤を含むポリオレフィン系樹脂組
成物(以下、本発明組成物と略する場合がある。)を提
供するものである。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明について詳細に説明
する。本発明で用いられる紫外線吸収剤は、融点が16
0℃以上250℃以下であり、かつクロロホルム中での
紫外線吸収極大を波長330nm以上400nm以下に
少なくとも一つ有するものであればよく特に限定はされ
ないが、例えば、2,2’,4,4’−テトラヒドロキ
シベンゾフェノンなどが挙げられる。融点が160℃未
満の場合にはブリードアウトの抑制効果が低く、250
℃より高い場合にはポリオレフィン系樹脂組成物の成形
加工条件で分散不良がでやすく、それぞれ好ましくな
い。400nm以下の紫外線を遮断できることが、本発
明の組成物自身の光劣化(光酸化劣化)や光源から本発
明組成物からなる成型品の内側に位置する物体の光劣化
(光酸化劣化)を防ぐために効果的であること、農業用
フィルムとして害虫忌避効果が著しく高いこと、等の観
点から好ましいため、吸収極大については、330nm
以上400nm以下に少なくとも一つあることが望まし
い。吸収極大が400nmより長い波長にあると組成物
に着色が見られ、330nm未満では400nm以下の
波長を遮断するのに不十分である。
【0014】本発明に用いられる紫外線吸収剤の含有量
は概ね所望する紫外線の遮断の程度により適宜選択すれ
ばよいが、ポリオレフィン系樹脂組成物中に、通常、
0.005〜5重量%、好ましくは0.03〜2重量
%、さらに好ましくは0.05〜1重量%である。特に
病害虫防除効果を高めた農業フィルム用途では、フィル
ムに中に、0.1〜3重量%、好ましくは0.3〜2重
量%である。
【0015】紫外線吸収剤の混合方法としては、紫外線
吸収剤をポリオレフィン系樹脂に熱混練により添加する
方法、紫外線吸収剤を分散または溶液の状態で溶融ポリ
オレフィン系樹脂に加えた後、溶媒を除く方法等があげ
られる。 熱混練の方法としては、バンバリーミキサ
ー、単軸押出機、2軸押出機( 同方向、異方向) 、ロー
ル混練機などが挙げられる。また、紫外線吸収剤をフィ
ルムにコーティングすることもでき、かかるコーティン
グ方法としては、グラビアコート、ディップコート、リ
バースグラビアコート、リバースロールコート、3本リ
バースロールコート、ダイコート、スプレーコート、マ
イクログラビアコート、ナイフコート、ブレードコー
ト、マイヤーバーコート、エアーナイフコートなどがあ
げられる。
【0016】本発明に用いられるポリオレフィン系樹脂
としては、α−オレフィンの単独重合体、α−オレフィ
ンを主成分とする異種単量体との共重合体であり、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピ
レン共重合体、エチレン−ブテン−1共重合体、エチレ
ン−4−メチル−1−ペンテン共重合体、エチレン−ヘ
キセン共重合体、エチレン−オクテン共重合体などのエ
チレン−α−オレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン
−メチルメタクリレート共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル−メチルメタクリレート共重合体、アイオノマー樹脂
などをあげることができる。
【0017】これらの樹脂のなかでは、特に農業用に
は、低密度ポリエチレンやエチレン−α−オレフィン共
重合体および酢酸ビニル含有量が30重量%以下のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体などが透明性や柔軟性に優
れ、かつ安価なフィルムが得られる点でよく用いられ
る。また、本発明のポリオレフィン系樹脂組成物には、
本発明の目的を損なわない範囲で、無機化合物、流滴
剤、防霧剤、耐候剤、他の紫外線吸収剤、熱安定剤、滑
剤、充填剤、着色剤、界面活性剤など種々の添加剤を配
合することができる。これら添加剤としては、「ポリマ
ー添加剤の分離・分析技術および別冊」(田中ら、日本
科学情報(株)出版、1987年)、「プラスチックお
よびゴム用添加剤実用便覧」(後藤ら、(株)化学工業
出版、1970年)などを参照することができる。
【0018】本発明組成物が農業用フィルムとして用い
られる場合、フィルムの保温性を改良する目的で、特開
昭52−105953号、特公平4−11107号およ
び特公昭57−34871号等の各公報に見られるよう
にポリオレフィン系樹脂に燐酸塩化合物、酸化硅素、無
水アルミノ硅酸塩、脱水カオリナイト、アルミニウム、
シリケート、ゼオライト、ハイドロタルサイト類等の無
機化合物およびアセタール樹脂等の有機化合物を添加す
る技術が用いられる。ここで無機化合物としては、酸化
マグネシウム、酸化カルシウム、酸化アルミニウム、酸
化珪素、酸化チタン、水酸化リチウム、水酸化マグネシ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、炭酸マ
グネシウム、炭酸カルシウム、硫酸カリウム、硫酸マグ
ネシウム、硫酸カルシウム、硫酸亜鉛、硫酸アルミニウ
ム、燐酸リチウム、燐酸ナトリウム、燐酸カリウム、燐
酸カルシウム、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、珪
酸アルミニウム、珪酸チタン、アルミン酸ナトリウム、
アルミン酸カリウム、アルミン酸カルシウム、アルミノ
珪酸ナトリウム、アルミノ珪酸カリウム、アルミノ珪酸
カルシウム、カオリン、タルク、クレー、ハイドロタル
サイト類化合物、リチウムアルミニウム複合水酸化物、
その他複合水酸化物(アルカリ金属、アルカリ土類金
属、遷移金属、2B族元素、珪素以上の4B族元素、か
ら選ばれる少なくとも2種以上の元素を有する水酸化
物。結晶水脱離ピーク温度が160〜300℃である結
晶水を5重量%以上有していたり、イオン交換性の各種
アニオンが含まれていてもよい。)などが、それぞれ用
いられる。
【0019】上記ハイドロタルサイト類としては、特に
下記一般式(1)で示される化合物 M2+ 1-x Alx (OH)2 (An-x/n ・mH2 O (式中、但し、M2+はマグネシウム、カルシウムおよび
亜鉛よりなる群から選ばれた2価金属イオンを示し、x
およびmは次の条件、0<x<0.5 、 0≦m≦2
を満足する。An-はn価のアニオンとしては特に限定
されず、Cl- 、Br- 、I- 、NO3 - ClO4 -
4 2- 、CO3 2- 、SiO3 2- 、HPO4 3 - 、HBO4
3- 、PO4 3- 、Fe(CN)4 3- 、Fe(C
N)4 4- 、CH3 COO- 、C6 4 (OH)CO
- 、(COO)2 2- テレフタル酸イオン、p−ヒドロ
キシ安息香酸イオン、ナフタレンスルホン酸イオン等の
アニオンが挙げられる。)。例えば、天然ハイドロタル
サイト(Mg0.75Al0.25(OH)2 (CO 3 0.125
・0.5H2 O)、合成ハイドロタルサイト(Mg0.69
Al0.31(OH)2 (CO3 0.15・0.54H2
商品名:DHT−4A 協和化学工業製)などが挙げら
れる。 リチウムアルミニウム複合水酸化物の例として
は下記一般式(2) Li+ (Al3+2 (OH- 6 ・(An-1/n ・mH2 O (I) (式中、An-はn価のアニオンを示し、nは1〜4の整
数を示し、mは下記式の条件を満足する数値である。0
≦ m ≦ 3)で示される無機化合物等が挙げられ
る。複合水酸化物の具体例としては、商品名ミズカラッ
ク(水沢化学工業製)、商品名フジレインLS(富士化
学製)、商品名フジレインLMA(富士化学製)、など
があげられる。
【0020】本発明に無機化合物を用いる場合、その配
合量としては、ポリオレフィン系樹脂に対して0.03
〜40重量%、好ましくは0.1〜25重量%、さらに
好ましくは1〜10重量%である。無機化合物の平均粒
子径は5μm以下、好ましくは0.05〜2μm、さら
に好ましくは0.1〜1μm である。またフィルムに対
する分散性を向上させるため高級脂肪酸、高級脂肪酸の
アルカリ金属塩等による表面処理を施してもよい。
【0021】農業用フィルムとしてハウス内の保温性を
あらわす尺度として、保温性指数(同温度での黒体輻射
吸収エネルギー値を100としたときの、フィルム厚み
75μのフィルムの輻射線吸収エネルギー値の比率)が
ある。保温性指数が55以上のものは、保温性に優れ、
農業用フィルムとしたときにハウス、カーテン、トンネ
ルなどの被覆資材に好適である。 保温性指数が70以
上のものは、さらに保温性に優れ、農業用フィルムとし
たときにハウス、カーテン、トンネルなどの被覆資材に
用い促成栽培用にとりわけ好適である。
【0022】本発明に用いることができるヒンダードア
ミン系化合物は、好ましくは分子量が250以上で、4
−位に置換基を有する2,2,6,6−テトラアルキル
ピペリジン誘導体であり、その4−位の置換基として
は、例えばカルボン酸残基、アルコキシ基、アルキルア
ミノ基等が挙げられる。またN−位にはアルキル基が置
換していてもよい。
【0023】かかるヒンダードアミン系化合物の配合量
はポリオレフィン系樹脂に対して、0.02〜5重量
%、好ましくは0.1〜2重量%である。またこれらの
ヒンダードアミン系化合物は単独で用いても2種類以上
を併用してもかまわない。
【0024】本発明にはその他の紫外線吸収剤も併用し
てもよく、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、ベンゾトリ
アゾール系紫外線吸収剤、ベンゾエート系紫外線吸収
剤、シアノアクリレート系紫外線吸収剤などが用いられ
る。
【0025】その配合量はポリオレフィン系樹脂に対し
て、0.01〜3重量%、好ましくは0.05〜1重量
%である。またこれらの紫外線吸収剤は単独で用いても
2種類以上を併用してもかまわない。
【0026】本発明のフィルムには必要に応じ流滴剤
(農業用フィルムなどで内面が結露による微小水滴に覆
われることによって透明性が悪化するのを防ぐ目的で用
いられる)を用いることができる。固体状の無滴剤とし
ては、非イオン性界面活性剤、例えば、ソルビタンモノ
ステアレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタ
ンモノベヘネートなどのソルビタン脂肪酸エステル系界
面活性剤、グリセリンモノラウレート、グリセリンモノ
パルミテート、グリセリンモノステアレート、ジグリセ
リンジステアレート、トリグリセリンモノステアレート
などのグリセリン脂肪酸エステル系界面活性剤、ポリエ
チレングリコールモノパルミテート、ポリエチレングリ
コールモノステアレートなどのポリエチレングリコール
系界面活性剤、アルキルフェノールのアルキレンオキシ
ド付加物、ソルビタン/グリセリン縮合物と有機酸との
エステルなどが挙げられる。フィルムに常温で液状の流
滴剤を含有させると、フィルム保管時などに配合してい
る流滴剤がフィルム表面にブリードアウトして製造初期
の透明性が損われる現象を回避することができる。
かかる常温で液状の流滴剤としては、例えば、グリセリ
ンモノオレエート、ジグリセリンモノオレエート、ジグ
リセリンセスキオレエート、テトラグリセリンモノオレ
エート、ヘキサグリセリンモノオレエート、グリセリン
ペンタオレエート、ジグリセリンペンタオレエート、テ
トラグリセリンペンタオレエート、ヘキサグリセリンペ
ンタオレエート、テトラグリセリンモノラウレート、ヘ
キサグリセリンモノラウレート等のグリセリン系脂肪酸
エステルが、また、ソルビタンモノオレエート、ソルビ
タンジオレエート、ソルビタンペンタオレエートなどの
ソルビタン系脂肪酸エステルが挙げられる。 これら流
滴剤の含量は、通常、0.2〜4重量%、好ましくは
0.5〜3重量%である。
【0027】本発明のポリオレフィン系樹脂被覆フィル
ムには、防霧性を付与する目的で、防霧剤を配合するこ
とができる。かかる防霧剤としては、パーフルオロアル
キル基、ω−ヒドロフルオロアルキル基等を有するフッ
素化合物(特にフッ素系界面活性剤)、アルキルシロキ
サン基を有するシリコン系化合物(特にシリコン系界面
活性剤)等が挙げられる。その配合量は、0.01〜3
重量%、好ましくは0.02〜1重量%である。フッ素
系界面活性剤としてはダイキン工業製ユニダインDS4
03、DS406、DS401などがあげられる。
【0028】熱安定剤としては、2,6−ジアルキルフ
ェノール誘導体や2−アルキルフェノール誘導体などの
ヒンダードフェノール系化合物、2価のイオウ原子を含
むチオール結合もしくはチオエーテル結合を有するイオ
ウ系化合物または、3価のリン原子を含む亜リン酸エス
テル系化合物など用いられる。
【0029】本発明のフィルムはいわゆる多層フィルム
であってもよく、各層の樹脂、添加剤の配合は異なって
いてもよい。例えば、農業用フィルムとして用いられる
場合、2種3層、3種3層、3種5層、4種5層および
5種5層の構成がよく用いられ、厚さは0.02〜0.
3mmの範囲で成形することができる。より好ましいフ
ィルム厚さは0.03〜0.2mmである。フィルム強
度の点で厚みは0.02mm以上が好ましい。 フィル
ムの中継ぎ加工性や被覆作業性などの点で0.3mm以
下が好ましい。施設の外側に面する層には防塵処理が、
施設の内側に面する層には流滴、防霧処理が、中間層に
は無機化合物等を中心とした保温剤がそれぞれ強調され
る場合が多い。
【0030】本発明のフィルムは例えば次の方法などに
よって製造される。ポリオレフィン系樹脂に所定量の紫
外線吸収剤、流滴剤、熱安定剤、耐候剤、防霧剤など各
種添加剤を、例えばリボンブレンダー、スーパーミキサ
ー、バンバリーミキサー、1軸あるいは2軸押出機など
の通常の混合・混練機によって混合・混練する。次にフ
ィルムを製造するには例えば、押出Tダイフィルム成形
法、インフレーションフィルム成形法など通常の成形法
で行うことができる。
【0031】フィルムの流滴性、防霧性を長期間持続さ
せる方法として、上述した常温で液状の流滴剤をフィル
ム中に含有させる方法以外に、農業用ハウス等に展張す
る農業用フィルムの少なくとも内面に防曇性被膜を形成
させる方法が挙げられる。かかる防曇性被膜とは、例え
ば、特公昭49−32668号、特公昭50−1134
8号、特開平7−53747号、特開平7−82398
号公報などで代表される、コロイダルシリカやアルミナ
ゾルに代表される無機酸化ゾルのコーティング膜、およ
びその応用として、特公昭63−45432号、特公昭
63−45717号、特公昭64−2158号、特開平
3−207643号公報で代表される、無機酸化物ゾル
と有機化合物(界面活性剤や樹脂など)などのコーティ
ング膜、界面活性剤を主成分とする液のコーティング
膜、親水性樹脂を主成分とする膜(例えば、ポリビニル
アルコール、多糖類、ポリアクリル酸などが挙げられ、
成膜は、コーティングによってもよいし、製膜後積層さ
れるものでもよい。)などが、単層もしくは2層以上積
層されて好ましく用いられる。
【0032】本発明のフィルムは、例えば、施設園芸ハ
ウス・トンネル等の被覆フィルムとして用いられる。ま
た、内張りカーテンを設置する場合も本発明フィルムを
用いることが好ましい。
【0033】
【発明の効果】本発明は、光の波長分布やその強度を人
為的に変換するための紫外線吸収剤含有のポリオレフィ
ン系樹脂組成物においてブリードアウトによる紫外線遮
断性能低下、外観悪化を大幅に改善したものである。と
りわけ、防曇層、ハードコート層、ヒートシール層など
に代表される被膜層などの積層を行った場合に基材層か
らのブリードで該被膜層が悪影響を受ける可能性がある
が、本発明ではこの問題も解決されている。 本発明
は、施設園芸ハウス・トンネル・カーテンの被覆フィル
ムおよびマルチングフィルムなどの農業用フィルム資材
において長期間の使用が可能となり、作物の増収等をも
たらすことができる。フィルム形状では、窓貼りフィル
ム、マーキングフィルム、食品などの包装フィルムなど
に好適に用いられる。その他、土木、建築、家電、自動
車、包装、施設園芸資材などに広範に用いることができ
る。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例を示すが、本発明はこ
れに限定されるものではない。なお実施例及び比較例中
の試験方法は次のとおりである。
【0035】〔ブリードアウト耐久性試験〕:80℃オ
ーブン中に100μm 厚みのフィルムを設置させ、吸収
極大の減少を経時で測定し(フィルム上のブリード物を
アセトンでふき取ったのちのフィルムを紫外可視分光光
度計を用い分光スペクトルを測定することによる)、吸
収極大における全光線吸光度が半分になる時間を耐久性
半減期とした。この値が大であるほどブリードアウト抑
制効果が高く、耐久性に優れることを示す。
【0036】(実施例1)エチレン−酢酸ビニル共重合
体(商品名エバテートH2020 酢酸ビニル含有量1
5重量% 住友化学工業製)に対して、ヒンダードアミ
ン系化合物A(商品名チヌビン622−LD チバガイ
ギー製)0.6重量%、ハイドロタルサイト類化合物
(商品名DHT4A 協和化学工業製)8.0重量%、
紫外線吸収剤(商品名ユビナールD50 BASF製)
0.8重量%、酸化防止剤I(商品名イルガノックス1
010 チバガイギー製)0.1重量%、防曇剤として
モノグリセリンモノステアレート1.4重量%、ジグリ
セリンジステアレート0.6重量%、滑剤としてステア
リン酸アミド0.2重量%、を加え、バンバリーミキサ
ーを用いて5分間混練後、造粒機により造粒し、組成物
ペレットを得た。これを樹脂組成物とする。次に、低
密度ポリエチレン(商品名スミカセンF208−0 住
友化学工業製)に対してヒンダードアミン系化合物A
0.6重量%、紫外線吸収剤(商品名ユビナールD50
BASF製)0.8重量%、酸化防止剤I0.1重量
%、モノグリセリンモノステアレート1.4重量%、ジ
グリセリンジステアレート0.6重量%、ステアリン酸
アミド0.2重量%、を加え、樹脂組成物と同様にペ
レットを得た。これを樹脂組成物とする。樹脂組成物
を中間層に、樹脂組成物を両外層としてインフレー
ションフィルム成形機によってフィルム厚み100μm
のフィルム(中間層60μm、両外層20μm)を作製
し、試験を行なった。第1表に示したとおり耐久性半減
期は5000時間以上と優れたものであった。
【0037】(実施例2)エチレン−酢酸ビニル共重合
体(商品名エバテートH2020 酢酸ビニル含有量1
5重量% 住友化学工業製)に対して、ヒンダードアミ
ン系化合物A(商品名チヌビン622−LD チバガイ
ギー製)0.6重量%、リチウムアルミニウム複合水酸
化物(商品名ミズカラック 水沢化学工業製)16重量
%、紫外線吸収剤(商品名ユビナールD50 BASF
製)0.8重量%、酸化防止剤I(商品名 イルガノッ
クス1010 チバガイギー製)0.1重量%、防曇剤
としてモノグリセリンモノステアレート1.4重量%、
ジグリセリンジステアレート0.6重量%、防霧剤とし
てフッ素系化合物(商品名ユニダインDS403 ダイ
キン工業製)0.1重量%、滑剤としてステアリン酸ア
ミド0.2重量%、を加え、バンバリーミキサーを用い
て5分間混練後、造粒機により造粒し、組成物ペレット
を得た。これを樹脂組成物とする。次に、低密度ポリ
エチレン(商品名スミカセンF208−0 住友化学工
業製)に対してヒンダードアミン系化合物A0.6重量
%、紫外線吸収剤(商品名ユビナールD50 BASF
製)0.8重量%、酸化防止剤I0.1重量%、モノグ
リセリンモノステアレート1.4重量%、ジグリセリン
ジステアレート0.6重量%、防霧剤としてフッ素系化
合物(商品名ユニダインDS403 ダイキン工業製)
0.1重量%、ステアリン酸アミド0.2重量%、を加
え、樹脂組成物と同様にペレットを得た。これを樹脂
組成物とする。樹脂組成物を中間層に、樹脂組成物
を両外層としてインフレーションフィルム成形機によ
ってフィルム厚み100μmのフィルム(中間層60μ
m、両外層20μm)を作製し、試験を行なった。第1
表に示したとおり耐久性半減期は5000時間以上と優
れたものであった。
【0038】(実施例3)エチレン−酢酸ビニル共重合
体(商品名エバテートH2031 酢酸ビニル含有量1
9重量% 住友化学工業製)に対して、ヒンダードアミ
ン系化合物A(商品名チヌビン622−LD チバガイ
ギー製)0.2重量%、ヒンダードアミン系化合物B
(商品名キマソーブ944−LD チバガイギー製)
0.2重量%、複合水酸化物(商品名フジレインLMA
富士化学工業製)8.0重量%、ハイドロタルサイト
類化合物(商品名DHT4A 協和化学工業製)8.0
重量%、紫外線吸収剤(商品名ユビナールD50 住友
化学製)0.8重量%、酸化防止剤I(商品名 イルガ
ノックス1010 チバガイギー製)0.1重量%、滑
剤としてステアリン酸アミド0.2重量%、を加え、バ
ンバリーミキサーを用いて5分間混練後、造粒機により
造粒し、組成物ペレットを得た。これを樹脂組成物と
する。次に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(商品名エ
バテートD2011酢酸ビニル含有量5重量% 住友化
学工業製)に対してヒンダードアミン系化合物A0.2
重量%、ヒンダードアミン系化合物B0.2重量%、紫
外線吸収剤(商品名ユビナールD50 BASF製)
0.8重量%、酸化防止剤I0.1重量%を加え、樹脂
組成物と同様にペレットを得た。これを樹脂組成物
とする。樹脂組成物を中間層に、樹脂組成物を両外
層としてインフレーションフィルム成形機によってフィ
ルム厚み100μmのフィルム(中間層60μm、両外
層20μm)を作製した。耐久性半減期は5000時間
以上と優れたものであった。
【0039】(実施例4)エチレン−酢酸ビニル共重合
体(商品名エバテートH2020 酢酸ビニル含有量1
5重量% 住友化学工業製)に対して、ヒンダードアミ
ン系化合物B(商品名キマソーブ944−LD チバガ
イギー製)0.6重量%、リチウムアルミニウム複合水
酸化物(商品名ミズカラック 水沢化学工業製)16重
量%、紫外線吸収剤(商品名ユビナールD50 住友化
学製)0.8重量%、酸化防止剤I(商品名 イルガノ
ックス1010 チバガイギー製)0.1重量%、滑剤
としてステアリン酸アミド0.2重量%、を加え、バン
バリーミキサーを用いて5分間混練後、造粒機により造
粒し、組成物ペレットを得た。これを樹脂組成物とす
る。次に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(商品名エバ
テートD2011 酢酸ビニル含有量5重量% 住友化
学工業製)に対してヒンダードアミン系化合物A0.6
重量%、紫外線吸収剤(商品名ユビナールD50 BA
SF製)0.1重量%、酸化防止剤I0.1重量%、を
加え、樹脂組成物と同様にペレットを得た。これを樹
脂組成物とする。樹脂組成物を中間層に、樹脂組成
物を両外層としてインフレーションフィルム成形機に
よってフィルム厚み100μmのフィルム(中間層60
μm、両外層20μm)を作製した。本フィルムに片面
コロナ処理(ソフタル製コロナ処理機 ぬれ指数48d
yn/cm)を行い、下記により調整した防曇性被膜形
成液Aを乾燥厚みで0.3μm になるようにバーコータ
ーで塗布、乾燥し、耐久性試験を行った結果、耐久性半
減期は5000時間以上と優れたものであり、かつ防曇
性被膜の接着強度低下も見られなかった。防曇性被膜形
成液Aの調整方法:特開平7−53747号公報実施例
1を参考に、コロイド状アルミナ(固形分20% 商品
名アルミナゾル520 日産化学製)とコロイド状シリ
カ(固形分20% 商品名スノーテックス20 日産化
学製)を重量比(アルミナ/シリカ)が、80/20に
なり、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウムとデカン
酸ナトリウムをそれぞれ0.08%になるように、かつ
全固形分濃度が2.16%となるように水に希釈した液
を防曇性被膜形成液Aとした。
【0040】(実施例5)エチレン−酢酸ビニル共重合
体(商品名エバテートH2020 酢酸ビニル含有量1
5重量% 住友化学工業製)に対して、ヒンダードアミ
ン系化合物B(商品名キマソーブ944−LD チバガ
イギー製)0.6重量%、リチウムアルミニウム複合水
酸化物(商品名ミズカラック 水沢化学工業製)16重
量%、紫外線吸収剤(商品名ユビナールD50 住友化
学製)0.8重量%、酸化防止剤I(商品名 イルガノ
ックス1010 チバガイギー製)0.1重量%、を加
え、バンバリーミキサーを用いて5分間混練後、造粒機
により造粒し、組成物ペレットを得た。これを樹脂組成
物とする。次に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(商
品名エバテートD2011 酢酸ビニル含有量5重量%
住友化学工業製)に対してヒンダードアミン系化合物
A0.6重量%、紫外線吸収剤(商品名ユビナールD5
0 BASF製)0.1重量%、酸化防止剤I0.1重
量%、を加え、樹脂組成物と同様にペレットを得た。
これを樹脂組成物(10)とする。樹脂組成物を中間層
に、樹脂組成物(10)を両外層としてインフレーションフ
ィルム成形機によってフィルム厚み100μmのフィル
ム(中間層60μm、両外層20μm)を作製した。本
フィルムに片面コロナ処理(ソフタル製コロナ処理機
ぬれ指数48dyn/cm)を行い、下記により調整し
た防曇性被膜形成液Bを乾燥厚みで0.3μm になるよ
うにバーコーターで塗布、乾燥し、耐久性試験を行った
結果、耐久性半減期は5000時間以上と優れたもので
あり、かつ防曇性被膜の接着強度低下も見られなかっ
た。防曇性被膜形成液Bの調整方法:特開平7−823
98号公報実施例1を参考に、コロイド状アルミナ(固
形分20% 商品名アルミナゾル520 日産化学製)
0.16%、コロイド状シリカ(固形分20% 商品名
スノーテックス20日産化学製)0.04%、トルエン
スルホン酸ナトリウム0.001%、カプリル酸ナトリ
ウム0.0068%、粘土鉱物(商品名スメクトンSA
クニミネ工業製)0.06%になるように、水に希釈
した液を防曇性被膜形成液Bとした。
【0041】(比較例1〜3)紫外線吸収剤を第1表に
示したものを用いた以外には実施例1と同様にして、試
験を行なった。結果は第1表に示したとおりブリードア
ウト耐久性に劣ったものであり、いずれもブリードアウ
トによるフィルム外観の悪化したものであった。
【0042】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/13 C08K 5/13 5/3435 KFB 5/3435 KFB

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】融点が160℃以上250℃以下であり、
    かつクロロホルム中での紫外線吸収極大を波長330n
    m以上400nm以下に少なくとも一つ有することを特
    徴とする紫外線吸収剤を含むポリオレフィン系樹脂組成
    物。
  2. 【請求項2】紫外線吸収剤が、2,2’−ジヒドロキシ
    ベンゾフェノン骨格を有する化合物であることを特徴と
    する請求項1記載のポリオレフィン系樹脂組成物。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のポリオレフィン
    系樹脂組成物を製膜してなる層を少なくとも一層有する
    フィルム。
  4. 【請求項4】請求項1記載の紫外線吸収剤以外の紫外線
    吸収剤、ヒンダードアミン系化合物、無機化合物、防霧
    剤、流滴剤、熱安定剤から選ばれる少なくとも一つを含
    有してなる請求項3に記載のフィルム。
  5. 【請求項5】防曇性被膜を少なくとも一層有する請求項
    3に記載のフィルム。
  6. 【請求項6】請求項1記載の紫外線吸収剤以外の紫外線
    吸収剤、ヒンダードアミン系化合物、無機化合物、熱安
    定剤から選ばれる少なくとも一つを含有してなる請求項
    1に記載のポリオレフィン系樹脂組成物からなる層を少
    なくとも一層と防曇性被膜を少なくとも一層有するフィ
    ルム。
  7. 【請求項7】無機化合物が、ハイドロタルサイト類化合
    物である請求項4または6に記載のフィルム。
  8. 【請求項8】無機化合物が、リチウムアルミニウム複合
    水酸化物である請求項4または6に記載のフィルム。
  9. 【請求項9】保温性指数が55以上である請求項3、
    4、5、6、7または8に記載のフィルム。
  10. 【請求項10】保温性指数が70以上である請求項3に
    記載のフィルム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001002853A (ja) * 1999-06-16 2001-01-09 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd エチレン共重合体組成物及びその用途
CN110227282A (zh) * 2019-07-09 2019-09-13 浙江工业大学 一种废旧农用聚乙烯地膜在吸附疏水性有机污染物中的应用

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