JPH09174608A - 射出金型スリープレート用パーティングロック - Google Patents

射出金型スリープレート用パーティングロック

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Publication number
JPH09174608A
JPH09174608A JP35164095A JP35164095A JPH09174608A JP H09174608 A JPH09174608 A JP H09174608A JP 35164095 A JP35164095 A JP 35164095A JP 35164095 A JP35164095 A JP 35164095A JP H09174608 A JPH09174608 A JP H09174608A
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JP
Japan
Prior art keywords
main body
cylinder
mold
cylinder main
fitted
Prior art date
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Pending
Application number
JP35164095A
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English (en)
Inventor
Atsunori Kurachi
厚徳 倉知
Ko Yamamoto
洸 山本
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Individual
Original Assignee
Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作動堅実にして、メンテナンスフリーである
と共に金型への装着が容易であり、使用時の騒音の発生
もない便利な射出金型スリープレート用パーティングロ
ックを提供する。 【解決手段】 末端部に係合溝2を有する棒体1上に、
球体7を挿し入れた複数の穿孔8を有する筒主体6を摺
動可能に嵌合すると共に該筒主体6上に摺動可能な摺動
筒11を下方に付勢して嵌合し、且つ、上部内周面に係
合溝15を設けてなる連結用筒体14を、前記摺動筒1
1を上方に押動して筒主体6上に着脱可能に嵌合連結で
きるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出金型スリープ
レート用(ピンゲート)パーティングロックに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパーティングロックとし
ては、テーパーボルトの締付けにより合成樹脂製の筒体
を型板に適宜に摩擦係合させる形式のもの、或は、鉤状
のカムロックをスライドロックに係合させる形式のもの
等が市販されている。
【0003】然しながら、前者のものは、合成樹脂を用
いているために熱に弱く、歪が発生し易い共に消耗が激
しく、頻繁な調整が必要であり、後者のものは、型の外
付け品のために装着スペースの問題があると共に使用時
に大きな騒音が発生する等の問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、叙上の従来
のこの種パーティングロックの問題点を解消すべく案出
したものであって、作動堅実にして、メンテナンスフリ
ーであると共に金型への装着が容易であり、使用時の騒
音の発生もない便利な射出金型スリープレート用パーテ
ィングロックを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を図面を用いて説明すると、末端部に
係合溝2を有する棒体1上に、球体7を挿し入れた複数
の穿孔8を有する筒主体6を摺動可能に嵌合すると共に
該筒主体6上に摺動可能な摺動筒11を下方に付勢して
嵌合し、且つ、上部内周面に係合溝15を設けてなる連
結用筒体14を、前記摺動筒11を上方に押動して筒主
体6上に着脱可能に嵌合連結できるよう構成したもので
あり、前記棒体1を金型Aの固定側取付板aに、前記筒
主体6を金型Aの固定側型板bに、前記連結用筒体14
を金型Aの可動側型板cに各々取付けるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について実施
例に基づき図面を参照して説明すると、1は、金型Aの
サイズに対応して適宜にその全長を設定する棒体であっ
て、末端部には後述する球体を係入させ得る係合溝2を
凹設している。該棒体1は、その先端を図3に示す如く
ホーローネジ3を用いたり、図4に示す如くネジ4で座
金5を介する等して金型Aにおける固定側取付板aに固
定される。
【0007】6は棒体1上に摺動可能に嵌合した筒主体
であって、その下部に球体7を挿し入れた複数の穿孔8
を設けると共に中央部外周に鍔部9を突設し、上部外周
には金型Aにおける固定側型板bに螺着固定させるため
のネジ溝10を刻設している。該筒主体6上の下部外周
には、摺動筒11を摺動可能に嵌合し、該摺動筒11の
外周に突設した鍔部12と前記筒主体6の鍔部9との間
に介装したスプリング13によって下方に付勢してい
る。
【0008】14は筒主体6に対し着脱可能に連結し得
る連結用筒体であって、その上部内周面には球体7が係
入し得る係合溝15を凹設すると共に下部外周には金型
Aにおける可動側型板cに螺着固定させるためのネジ溝
16を刻設している。該連結用筒体14は、摺動筒11
をその付勢力に抗して上方に押動し得ると共に球体7を
筒主体6の穿孔8と該連結用筒体14の係合溝15との
間に跨がって両者を係合させ、これによって、連結用筒
体14を筒主体6と連結し得るように構成している。
【0009】17は筒主体6における鍔部9より下部の
外周を被覆するための外筒カバーであって、筒主体6に
おける鍔部9に溶接等で固着されていると共にその下端
縁内周に鍔状のストッパー18を突設しており、該スト
ッパー18が前記したスプリング13によって下方に付
勢される摺動筒11を係止するよう構成している。
【0010】図1は、連結用筒体14が筒主体6に連結
している状態を示すもので、球体7が筒主体6の穿孔8
と連結用筒体14の係合溝15との間に跨がって両者を
係合し、これによって、筒主体6と連結用筒体14とを
強固に結合している。
【0011】かかる筒主体6と連結筒体14との連結状
態下では、棒体1とは相対的に摺動自在である。
【0012】筒主体6と連結用筒体14との連結状態下
で棒体1末端部の係合溝2が筒主体6の穿孔8における
球体7の位置に合致すると、スプリング13によって常
に下方に付勢されている摺動筒11は下降動し、連結用
筒体14を下方に押出すと同時に球体7を内方に移動さ
せて筒主体6の穿孔8と棒体1の係合溝2との間に跨が
って両者を係合させる。これによって、図2に示す如
く、筒主体6は棒体1の末端部に強固な結合状態を呈す
ると共に連結用筒体14は筒主体6及び棒体1から離脱
する。
【0013】かかる図2に示す連結用筒体14が筒本体
6から離脱している状態から、連結用筒体14の上部を
筒主体6に押し入れると、摺動筒11をスプリング13
による付勢力に抗して上方に押上げると共に球体7は、
前記した棒体1の係入溝2と筒主体6の穿孔8との間に
跨がる係合位置から外方に移動して筒主体6の穿孔8と
連結用筒体14の係合溝15との間に跨がって両者を係
合することが可能となる。従って、棒体1と筒主体6と
は相対的に摺動自在となると同時に棒体1によって外方
に移動させられた球体7は、筒主体6の穿孔8と連結用
筒体14の係合溝15との間に跨がって両者を係合し、
前記した図1に示す筒主体6と連結用筒体14との結合
した連結状態となる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成さて
いるので、構造堅牢にして作動が堅実でメンテナンスフ
リーであると共に作動極めて円滑にして使用時に騒音の
発生がない。また、金型への装着が容易であり、金型の
大小に対応して寸法を適宜に設定できる等の実用的効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】連結筒体15が筒本体7に連結した状態の部分
切欠断面図である。
【図2】連結筒体15が筒本体7から離脱した状態の部
分切欠断面図である。
【図3】金型への装着状態を示す説明図である。
【図4】棒体先端部の金型への固定手段の他の実施例を
示す説明図である。
【図5】筒主体の断面図である。
【図6】摺動筒体の断面図である。
【図7】連結用筒体の断面図である。
【図8】外筒カバーの断面図である。
【符号の説明】
1 棒体 2 係合溝 3 ホーローネジ 4 ネジ 5 座金 6 筒主体 7 球体 8 穿孔 9 鍔部 10 ネジ溝 11 摺動筒 12 鍔部 13 スプリング 14 連結用筒体 15 係合溝 16 ネジ溝 17 外筒カバー 18 ストッパー A 金型 a 固定側取付板 b 固定側型板 c 可動側型板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 末端部に係合溝2を有する棒体1上に、
    球体7を挿し入れた複数の穿孔8を有する筒主体6を摺
    動可能に嵌合すると共に該筒主体6上に摺動可能な摺動
    筒11を下方に付勢して嵌合し、且つ、上部内周面に係
    合溝15を設けてなる連結用筒体14を、前記摺動筒1
    1を上方に押動して筒主体6上に着脱可能に嵌合連結で
    きるようになしたことを特徴とする射出金型スリープレ
    ート用パーティングロック。
  2. 【請求項2】 前記棒体1を金型Aの固定側取付板a
    に、前記筒主体6を金型Aの固定側型板bに、前記連結
    用筒体14を金型Aの可動側型板cに各々取付ける請求
    項1記載の射出金型スリープレート用パーティングロッ
    ク。
JP35164095A 1995-12-25 1995-12-25 射出金型スリープレート用パーティングロック Pending JPH09174608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35164095A JPH09174608A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 射出金型スリープレート用パーティングロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35164095A JPH09174608A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 射出金型スリープレート用パーティングロック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09174608A true JPH09174608A (ja) 1997-07-08

Family

ID=18418625

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35164095A Pending JPH09174608A (ja) 1995-12-25 1995-12-25 射出金型スリープレート用パーティングロック

Country Status (1)

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JP (1) JPH09174608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103802276A (zh) * 2012-11-14 2014-05-21 汉达精密电子(昆山)有限公司 母模板定位机构

Cited By (1)

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