JPH09174411A - ベルトサンダー機 - Google Patents

ベルトサンダー機

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JPH09174411A
JPH09174411A JP35049395A JP35049395A JPH09174411A JP H09174411 A JPH09174411 A JP H09174411A JP 35049395 A JP35049395 A JP 35049395A JP 35049395 A JP35049395 A JP 35049395A JP H09174411 A JPH09174411 A JP H09174411A
Authority
JP
Japan
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handle
lift
lifting
motor
material feeding
Prior art date
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Pending
Application number
JP35049395A
Other languages
English (en)
Inventor
Ko Takahashi
鑛 高橋
Kasuke Sugito
嘉祐 杉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amitec Corp
Original Assignee
Amitec Corp
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 昇降ハンドルを押込んだときに、昇降モータ
Mにより昇降ハンドの強制的回転作動が発生しないよう
にする。 【解決手段】 送材装置を昇降させる昇降作動機構を備
えるベルトサンダー機において、駆動モータMの駆動中
に、昇降ハンドル30を押込むと、その昇降ハンドルの
移動を近接スイッチSWにより検知して、駆動モータM
の駆動を停止する停止制御機構を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送材装置又は研削
ヘッドを相対的に昇降移動させて、その送材通路の高さ
を調整可能とする昇降作動機構を備えるベルトサンダー
機に関するものである
【0002】
【従来の技術】送材装置又は研削ヘッドを装架するヘッ
ド枠体を昇降駆動する昇降モータを備えると共に、昇降
ハンドルの回転軸と昇降モータの駆動軸と接続する連係
軸とを、昇降ハンドルの押込み操作により連係するクラ
ッチを介して接続し、昇降ハンドルの回転操作により、
連係軸を回動して送材装置又はヘッド枠体を手動昇降可
能とした昇降作動機構を備えるベルトサンダー機は、種
々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のベル
トサンダー機にあって、昇降モータが駆動している状態
にあっては、その駆動力が連係軸にも伝播して、該連係
軸の回転が生ずることとなる。このため、このように連
係軸が回転しているときに、昇降ハンドルを押付ける
と、クラッチを介して昇降ハンドルが連係軸と接続して
しまい、該昇降ハンドルがその押付けと同時に強制的に
回転して、作業者の手が昇降ハンドルに引っ張られる状
態となって、作業者に不安感を与える。
【0004】通常、送材装置又は研削ヘッドが、昇降モ
ータが駆動している場合には、このような手動操作を行
なうことをしないが、送材装置又は研削ヘッドの昇降移
動は、15cm/分等、わりと緩徐になされ、作動している
かどうかを瞬間的に判断し難く、このような誤操作を招
き易い。または、機械の異常発生により、送材装置又は
研削ヘッドが、意図せずに昇降作動を行なっている場合
もあり、このような異常事態であるにも関わらず、作業
者が異常に気付かずに送材通路高さの調整を手動操作に
より行なおうと試みる場合もある。本発明は、上述の問
題点を除去することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の昇降作
動機構を備えるベルトサンダー機において、前記昇降ハ
ンドルの押込み操作を検知する検知手段と、該検知手段
による押込み操作検知により、昇降モータの駆動を停止
する停止制御機構を備えたことを特徴とするものであ
る。この構成にあっては、昇降ハンドルの押込み操作に
より昇降モータの駆動が強制的に停止するから、昇降モ
ータの駆動力による昇降ハンドルの強制的回転作動が発
生しない。
【0006】または昇降モータの駆動中には、昇降ハン
ドルの押込み操作を不能とするストッパー装置を備えた
ことを特徴とするものである。この構成にあっては、昇
降モータの駆動中には、昇降ハンドルを押込むことがで
きず、その安全性を確保し得ることとなる。
【0007】
【発明の実施の形態】添付図面について本発明の一実施
例を説明する。図1,2にあって、1は本発明に係る多
段ヘッド型ベルトサンダー機であって、基台2に支持さ
れた昇降可能な送材フレーム3の前後に駆動ロール4,
従動ロール5を支持し、該ロ−ラ4,5に送材ベルト6
を掛渡すことにより送材装置8を構成している。さら
に、前記ベルトサンダー機1の側部に立設した縦フレー
ム9には二連の研削ヘッド10a,10bを送材方向に
沿って順次装架している。
【0008】前記研削ヘッド10a,10bは、上部に
舵取兼用の走行ロール11を、下部左右に走行ロール1
2,13を夫々配設し、該走行ロール11,12,13
のうちいずれかを駆動案内ロールとすると共に、前記走
行ロール12,13の間に踏圧装置14を配設し、これ
らに無端サンディングベルト15を掛渡して構成され、
前記踏圧装置14を研削部位とし、該踏圧装置14によ
り無端サンディングベルト15を加工材の上面に圧接し
て、その研削研磨を施すようにしている。そして、前記
研削ヘッド10a,10bと送材装置8間を送材通路1
6としている。その他、研削ヘッド10a,10bの側
傍には集塵ダクト17,17が設けられている。
【0009】かかる構成からなるベルトサンダー機1に
ついて、本発明の要部を説明する。前記送材装置8は、
送材通路16の高さを加工材の厚に一致させるようにす
るために昇降可能となっている。その昇降作動機構を図
3に従って説明する。
【0010】前記送材装置8を支持する送材フレーム3
は、基台2に螺装された左右及び前後の四本の昇降軸2
0により支持されている。この昇降軸20は、その下部
に形成された雄螺子を基台2の雌螺子部21に螺合し、
送材フレーム3に設けた駆動モータMの駆動、または昇
降ハンドル30の手動回転操作により、一方向へ同期回
転して、雌螺子部21の案内作用により、送材フレーム
3と共に昇降するようにしている。
【0011】さらに詳しく述べると、この昇降軸20
は、夫々チェーン22,左右端に傘歯車を備える連動軸
23等を介して、一方向へ同期駆動するようにしてお
り、そのうち一つの昇降軸20に固着した傘歯車27
に、駆動モータMの駆動軸25とスプロケット及びチェ
ーン26を介して連動する回動軸28に設けた傘歯車を
螺合し、該駆動モータMの駆動により、昇降軸20を回
動させるようにしている。
【0012】さらに一方、送材フレーム3の下部には、
昇降ハンドル30が支持され、該昇降ハンドル30をク
ラッチ40を介して連係軸33と同一軸線上で接続可能
とし、かつ前記連係軸33に固着したスプロケット34
を駆動軸25に設けたスプロケット35にチェーンで接
続し、これにより昇降ハンドル30を押込んで手動回転
すると、クラッチ40が接続して連係軸33が駆動し、
これに伴って、駆動軸25が回動し、さらに該駆動軸2
5の回動に伴って各昇降軸20を回転するようにし、手
動操作によっても、送材フレーム3の昇降を可能とする
ようにしている。
【0013】前記クラッチ40の構成例を、図6,7に
従ってさらに説明する。連係軸33にはキー39を介し
て内筒41が嵌着され、さらに昇降ハンドル30には外
筒42が連結リング47,48により嵌着される。そし
て、昇降ハンドル30に固定された外筒42は連係軸3
3に固定された内筒41に対して軸方向へ移動可能とな
っている。この外筒42は内筒41に発条43,ニード
ルベアリング44等を介して外嵌される。そして内筒4
1の周面と、外筒42の内面にはセレーション45,4
6が設けられる。このセレーション45,46は、発条
43の作用により、分離位置に保持されており、昇降ハ
ンドル30を押付けると、発条43の付勢力に抗してセ
レーション46がセレーション45に嵌合する。そし
て、これにより、クラッチ40が接続状態となり昇降ハ
ンドル30を回転すると、セレーション45,46の嵌
合により連係軸33が回転することとなる。このため昇
降ハンドル30を押込みながら回転させることにより、
送材フレーム3の手動昇降を可能とすることができる。
【0014】ここで、連係軸33は、図3で示したよう
に駆動モータMの駆動軸25と連係されている。このた
め駆動モータMが駆動している場合には、連係軸33は
回動している。このとき、クラッチ40により昇降ハン
ドル30は連係軸33と分離しているから、その回転作
動を生じることはない。
【0015】ところで、駆動モータMが駆動し、これに
追従して連係軸33が回転しているときに、昇降ハンド
ル30を押込むと、クラッチ40を介して昇降ハンドル
30が連係軸33と接続して、昇降ハンドル30がその
押付けと同時に強制的に回転する。このため、作業者の
手が昇降ハンドルに急激に引っ張られる状態となって、
作業者に不安感を与える。この場合に、送材装置3の昇
降移動は、15cm/分等、比較的緩徐になされ、作動して
いるかどうかを瞬間的に判断し難く、このような誤操作
を招き易い。
【0016】そこで、本発明では、図4に示すように、
昇降ハンドル30の直前部に近接スイッチSW(検知手
段)を前記送材フレーム3側に、ブラケット49により
固定して配設し、該近接スイッチSWにより昇降ハンド
ル30の押込みによる接近を検出し、この検出信号の発
生により、駆動モータMの駆動を停止するようにしてい
る。この昇降ハンドル30の移動検出は、クラッチ40
が接続する前に行なわれるように、近接スイッチSWに
よる昇降ハンドル30の検知位置が設定される。
【0017】これにより、駆動モータMが駆動している
ときに、昇降ハンドル30を押込んで連係軸33と接続
させても、駆動モータMが急峻に駆動停止するから、昇
降ハンドル30が強制回転することはなく、手が昇降ハ
ンドル30に追動することはない。
【0018】また他の実施例として、図8で示すよう
に、昇降ハンドル30の直前にその押込みを不能とする
ストッパ50を設けるようにしても良い。このストッパ
50は、エアーシリンダ51のロッド先端に圧接片52
を固定するようにしてなり、該エアーシリンダ51の駆
動により圧接片52が、外筒42の前端に固着した連結
リング48の前端面に当接するようにする。そして、エ
アーシリンダ51を、駆動モータMの駆動と同期して駆
動させる。而して、これにより、駆動モータMの駆動中
には、昇降ハンドル30の押込みが不能となる。尚、こ
のエアーシリンダ51に換えて、ソレノイド等を適用し
ても良い。
【0019】これにより、駆動モータMが駆動中に、昇
降ハンドル30を押込もうとしても、移動不能となり、
連係軸33との接続が未然に阻止されることとなる。
【0020】尚、かかる構成にあっては、駆動モータM
の駆動により、ストッパ50のロッドを伸出作動させる
ようにしているが、上述した近接スイッチSWを設け
て、昇降ハンドル30を少し押込んだ状態で近接スイッ
チSWを検知させ、この検知信号の発生によりストッパ
50を作動させ、クラッチ40が接続する前に、昇降ハ
ンドル30を移動不能としても良い。この場合にも、昇
降モータの駆動中には、昇降ハンドルの押込み操作を不
能とするということができる。
【0021】上述の構成にあっては、駆動モータMによ
り送材フレーム3を昇降作動させる昇降作動機構につき
説明したが、送材フレーム3を固定して、研削ヘッドを
装架するヘッド枠体を昇降駆動する昇降作動機構に、本
発明を適用することもできる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述のように、送材装置と、
ヘッド枠体とを相対的に昇降させる昇降作動機構を備え
るベルトサンダー機において、駆動モータMの駆動中
に、昇降ハンドル30を押込むと、その昇降ハンドルの
移動を近接スイッチ等の検知手段により検知して、駆動
モータMの駆動を停止する停止制御機構を備えたから、
昇降モータの駆動力による昇降ハンドルの強制的回転作
動が発生しない。
【0023】また、昇降モータの駆動中には、昇降ハン
ドルの押込み操作を不能とするストッパー装置を備えた
構成にあっては、その押込み操作が未然に阻止される。
従って、昇降ハンドル30を押込んだ場合に、昇降モー
タの駆動力による昇降ハンドルの強制的回転作動が発生
せず、作業者の手が昇降ハンドル30に追従して回って
しまうようなことはなく、昇降ハンドル30による送材
装置またはヘッド枠体の手動昇降作業の安全性を確保し
得ることとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】多段ヘッド型ベルトサンダー機1の側面図であ
る。
【図2】ベルトサンダー機1の正面図である。
【図3】昇降作動機構を示す概念平面図である。
【図4】連係軸33の回動機構を示す一部切欠正面図で
ある。
【図5】図4のA−A断面図である。
【図6】クラッチ40の拡大縦断正面図である。
【図7】図6のB−B断面図である。
【図8】連係軸33の他の構成の回動機構を示す一部切
欠正面図である。
【符号の説明】
3 送材フレーム 8 送材装置 20 昇降軸 24 駆動軸 30 昇降ハンドル 33 連係軸 40 クラッチ 50 ストッパ 51 エアーシリンダ SW 近接スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送材装置又は研削ヘッドを装架するヘッド
    枠体を昇降駆動する昇降モータを備えると共に、昇降ハ
    ンドルと昇降モータの駆動軸と接続する連係軸とを、昇
    降ハンドルの押込み操作により連係するクラッチを介し
    て接続し、昇降ハンドルの回転操作により、連係軸を回
    動して送材装置又はヘッド枠体を手動昇降可能とした昇
    降作動機構を備えるベルトサンダー機において、 前記昇降ハンドルの押込み操作を検知する検知手段と、
    該検知手段による押込み操作検知により、昇降モータの
    駆動を停止する停止制御機構を備えたことを特徴とする
    ベルトサンダー機。
  2. 【請求項2】送材装置又は研削ヘッドを装架するヘッド
    枠体を昇降駆動する昇降モータを備えると共に、昇降ハ
    ンドルと昇降モータの駆動軸と接続する連係軸とを、昇
    降ハンドルの押込み操作により連係するクラッチを介し
    て接続し、昇降ハンドルの回転操作により、連係軸を回
    動して送材装置又はヘッド枠体を手動昇降可能とした昇
    降作動機構を備えるベルトサンダー機において、 前記昇降モータの駆動中には、昇降ハンドルの押込み操
    作を不能とするストッパー装置を備えたことを特徴とす
    るベルトサンダー機。
JP35049395A 1995-12-22 1995-12-22 ベルトサンダー機 Pending JPH09174411A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107175561A (zh) * 2017-06-21 2017-09-19 微密科技(宜兴)有限公司 密封面机器人打磨***及其控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107175561A (zh) * 2017-06-21 2017-09-19 微密科技(宜兴)有限公司 密封面机器人打磨***及其控制方法

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