JPH0917073A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0917073A
JPH0917073A JP7164239A JP16423995A JPH0917073A JP H0917073 A JPH0917073 A JP H0917073A JP 7164239 A JP7164239 A JP 7164239A JP 16423995 A JP16423995 A JP 16423995A JP H0917073 A JPH0917073 A JP H0917073A
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    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/43Control or regulation of mechanical tension of record carrier, e.g. tape tension

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は磁気テープをシリンダにローディン
グして巻回すること記録再生を行う磁気記録再生装置に
関し、低コストでリール駆動の切り換え時にテープ弛み
を除去して信頼性の向上を図ることを目的とする。 【構成】 磁気テープ42がサプライリール43及びテ
イクアップリール44に巻回され、テープローディング
で回転ドラム45に巻付けられてキャプスタン50のテ
ープ走行及び第1のスイングギア54による何れかのリ
ールの駆動で記録再生、巻戻しを行うもので、磁気テー
プ42のテンション制御を行う一つのテンレギアーム5
9に、テンション制御に影響を与えずに、テープ弛みが
生じたときにテンションポスト58を弛み除去方向に変
位、移動させてテープ弛みを防止する第2のバネ63が
設けられる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気テープをシリンダ
にローディングして巻回することで記録再生を行う磁気
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録再生装置として所謂DAT(デ
ジタルオーディオテープレコーダ)が知られている。こ
のDATは小型テープカセットからテープローディング
機構により磁気テープを引き出し、回転シリンダに所定
範囲(例えば90°)にわたり巻回してデジタル記録再
生を行う構成となっている。磁気テープは、キャプスタ
ンとピンチローラで送り出され、テープカセット内のサ
プライリール又はテイクアップリールの駆動が切り換え
られて巻き取られるもので、そのためのリール駆動切換
機構を備えているのが一般的である。
【0003】そこで、図4に、従来のDAT等のリール
駆動機構の構成図を示す。図4において、テープカセッ
ト内のサプライリール11及びテイクアップリール12
に磁気テープ13が巻回されており、リール11,12
はリール駆動部14により回転される。リール駆動部1
4は、スイングアーム15に第1及び第2のスイングギ
ア16,17及びプーリギア18が設けられ、プーリギ
ア18が後述するキャプスタンモータで伝達される回転
駆動力が第2のスイングギア17を介して第1のスイン
グギア16を回転させる。第1のスイングギア16はス
イングアーム15によりテイクアップリール12側又は
サプライリール11側に噛合して回転させる。
【0004】一方、装填されたテープカセットに巻回さ
れている磁気テープ13を所定数の記録ヘッド及び再生
ヘッドを搭載する回転ドラム19に所定角度で巻き付け
るために、該回転ドラム19の両側に配置されたガイド
ポスト20a,20b,ガイドローラ21a,21b,
傾斜ポスト22a,22bと、テイクアップリール12
側に配置されたピンチローラ23とで引き出してテープ
ローディングを行う。
【0005】このとき、ピンチローラ23がテープ走行
を行うキャプスタン24に磁気テープ13を当接させ
る。なお、25はテープパスを定める固定ポストであ
る。そして、キャプスタン24に伝達される駆動力は、
ベルト26を介してリール駆動部14のプーリギア18
にも伝達される。
【0006】また、ガイドポール20aとガイドローラ
21aとの間のテンションポスト27で磁気テープ13
のテンションが制御されるもので、該テンションポスト
27は所定形状のテンションレギュータアーム(以下、
テンレギアームという)28の先端に設けられ、所定位
置で回転軸29で回動する。このテンレギアーム28の
他端でテンションブレーキ30と係合する。
【0007】テンションブレーキ30は回動軸30aよ
り3つのアーム30b〜30dが延出された状態で形成
され、アーム30bが上記テンレギアーム28の他端で
係合し、アーム30cにサプライリール11にブレーキ
をかけるシュー30eが設けられる。そして、アーム3
0bと本体シャーシの間にバネ31が懸架される。これ
により、テンションポスト27に巻付けた磁気テープ1
3のテンションがバネ31の付勢力を減じさせる方向に
働き、付勢力を制御する。すなわち、テンションが大き
くなるとバネ31の付勢力を弱めてサプライリール11
にかかるブレーキ力を減じさせ、テープテンションを制
御するものである。
【0008】図4は、サプライリール11からテイクア
ップリール12に磁気テープ13を供給する場合(記録
モード、再生モード、再生方向サーチモード又は早送り
モード)を示しており、キャプスタン24が反時計方向
に回転され、これによりスイングアーム15がテイクア
ップリール12側にスイングして第1のスイングギア1
6により該テイクアップリール12を回転させる場合を
示している。
【0009】そして、磁気テープ13を巻き戻す場合に
は、キャプスタン24が時計方向に回転することでスイ
ングアーム15がサプライリール11側にスイングして
第1のスイングギア16により該サプライリール11を
回転させるものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ここで、図5に、図4
の問題点を説明するための構成図を示す。図4の状態か
らサプライリール11に磁気テープ13を所定量巻き戻
す場合、キャプスタン24が時計方向に回転することで
スイングアーム15がサプライリール11側に切り換え
られる際に、キャプスタン24が巻戻し方向にテープ送
りを行っているにも拘らず第1のスイングギア16が何
れのリールにも噛合しない状態が図5に示すように生じ
る。
【0011】すなわち、サプライリールが巻戻し方向に
送られる磁気テープを巻き取らないために、回転ドラム
19の下方でテープ弛みを生じ、巻戻し時にも信号が欠
落する。またこの状態より直ちに再生モードに切り換え
ると、該磁気テープ13に記録されたデータが弛み部分
で読み出すことができないという問題がある。
【0012】また、上記テープ弛みを除去するために、
弛み除去アーム等を別部品として取り付けることも考え
られるが、部品点数の増加、作業工数の増加よりコスト
高になるという問題がある。そこで、本発明は上記課題
に鑑みなされたもので、低コストでリール駆動の切り換
え時のテープ弛みを除去して信頼性の向上を図る磁気記
録再生装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1では、磁気テープをローディングして回転
ドラムに所定角度で巻き付けてテープ走行させることに
より記録再生を行うもので、該磁気テープのテンション
制御手段を備える磁気記録再生装置において、前記テン
ション制御手段に、前記磁気テープの走行方向の切り換
えで生じるテープ弛みに応じて該テンション制御手段を
テープ弛み方向に変位させる弛み付勢手段が設けられる
磁気記録再生装置が構成される。
【0014】請求項2では、請求項1記載において、前
記弛み付勢手段を含む前記テンション制御手段の弛み除
去方向の付勢力が前記磁気テープからの定常時のテンシ
ョンより小に設定され、該磁気テープの弛み時に該弛み
付勢手段の付勢力で該テンション制御手段を弛み除去方
向に変位させる。
【0015】
【作用】上述のように請求項1又は2の発明では、弛み
付勢手段が所定の付勢力に設定されてテンション制御手
段に設けられ、磁気テープからの定常時のテンションに
対してはテンション制御手段によるテンション制御さ
れ、磁気テープの弛みに対して弛み付勢手段でテンショ
ン制御手段を弛み除去方向に変位させる。これにより、
弛み付勢手段のみを設けることで低コストであり、リー
ル駆動切り換えで生じるテープ弛みを確実に除去して信
頼性の向上を図ることが可能となる。
【0016】
【実施例】図1に、本発明の一実施例の構成図を示す。
図1は、磁気記録再生装置の一要部を構成するリール駆
動機構の構成図を示したもので、磁気記録再生装置とし
てのDAT,ストリーマ,VTR(ビデオテープレコー
ダ)等の磁気テープを回転ドラムに所定角度で巻き付け
て記録再生を行う装置に適用されるものである。
【0017】図1に示すリール駆動機構41は、磁気テ
ープ42がテープカセット内のサプライリール43及び
テイクアップリール44に巻回されており、テープカセ
ットが装置に装填されると該磁気テープ42を回転ドラ
ム45の両側に配置されたガイドポスト46a,46
b,ガイドローラ47a,47b,傾斜ポスト48a,
48bと、テイクアップリール44側に配置されたピン
チローラ49とで引き出してテープローディングを行
う。このとき、ピンチローラ49がテープ走行を行うキ
ャプスタン50に磁気テープ42を当接させる。ここで
51はテープパスを定める固定ポストである。
【0018】また、回転ドラム45は、図には表われな
いが対向して対の記録ヘッド及び再生ヘッドがアジマス
で搭載される。さらに、キャプスタン50はキャプスタ
ンモータにより、定常モード(記録モード、再生モー
ド、サーチモード、早送りモード)のときには反時計方
向に回転され、リバースモード(巻戻しモード)のとき
には時計方向に回転される。
【0019】一方、上記サプライリール43及びテイク
アップリール44は、リール駆動部52により回転駆動
される。リール駆動部52は、スイングアーム53に第
1及び第2のスイングギア54,55及びプーリギア5
6が設けられ、プーリギア56にはキャプスタン50の
回転駆動力がプーリ50aからベルト57を介して伝達
され、該プーリギア56より第2のスイングギア55を
介して第1のスイングギア54を回転させる。第1のス
イングギア54はスイングアーム53によりサプライリ
ール43側又はテイクアップリール44側に噛合状態と
なって、当該リール43,44を回転させる。
【0020】また、ガイドポスト46aとガイドローラ
47aとの間でテンションポスト58により磁気テープ
42のテンションが制御されるもので、該テンションポ
スト58は所定形状のテンレギアーム59の第1のアー
ム59aの先端に設けられ、所定位置の回転軸60で回
動する。このテンレギアーム59における回転軸60の
他方で第1のアーム59aと一体に形成された第2のア
ーム59bの他端でテンションブレーキ61と係合す
る。
【0021】このテンションブレーキ61は回動軸61
aより3つのアーム61b〜61dが延出された状態で
形成され、アーム61bが上記テンレギアーム59の第
2のアーム59bの他端で係合し、アーム61cにサプ
ライリール43にブレーキをかけるシュー61eが設け
られる。そして、アーム61bと本体シャーシとの間に
第1のバネ62が懸架される。さらに、テンレギアーム
59の第2のアーム59bには本体シャーシとの間で弛
み付勢手段である第2のバネ63が懸架される。
【0022】これら、テンションポスト58,テンレギ
アーム59,テンションブレーキ61,第1及び第2の
バネ62,63によりテンション制御手段を構成する。
上記第1のバネ62は、磁気テープ42のテンション制
御の範囲で小ストロークのもので、その付勢力FB をテ
ンションポスト58に当接した磁気テープ42のテンシ
ョンから発生するFT により付勢力FB を制御しテンシ
ョンブレーキ61のアーム61cに設けられたシュー6
1eをサプライリール43に当接させて得られるブレー
キ力を制御することによりテンション制御を行う。
【0023】また、第2のバネ63は、磁気テープ42
が弛みを生じたときに、その付勢力FA でテンレギアー
ム59を回転軸60を中心に弛み除去方向(FT と逆の
方向)に回動させてテンションポール58を変位させる
もので、磁気テープ42を常に弛みのない状態に維持す
るものである。
【0024】そこで、テンレギアーム59を調整変位さ
せる第2のバネ63の特性の設定について説明する。い
ま、磁気テープ42が図1に示すようにテンションポス
ト58に当接して、そのテンションFT がテンレギアー
ム59の第1のアーム59aに加えられているときに
は、テンション制御を行うものであることから、FT
1 >FA ・L2 の条件を満たすように第2のバネ63
の付勢力FA が設定される。
【0025】この場合、L1 はテンションポスト58に
作用される回転軸60からの第1のアーム59aの距
離、L2 は回転軸60から第2のバネ63の付勢力FA
が作用する距離である。これにより、第2のバネ63の
付勢力FA はテンション制御に影響を与えないものであ
る。
【0026】そして、磁気テープ42がテープ弛みが生
じた場合には、テンションポスト58に該磁気テープ4
2からのテンションが作用されないことから、該テンシ
ョンポスト58が第2のバネ63により弛み除去方向に
変位するように該第2のバネ63の付勢力FA が設定さ
れるものである。
【0027】ここで、図2に、図1の機構を備えるDA
Tの内部平面図を示す。図2に示すDAT71は、シャ
ーシ72上にカセット装着脱機構73,上記リール駆動
部52,回転ドラム45,テープローディング機構74
等が配設されている。これらの機構・装置は全てシャー
シ72の上部よりシャーシ72に組付けることができる
構成とされており、組立て工程の簡易化が図られてい
る。
【0028】カセット装着脱機構73は、テープカセッ
トを装置71内の所定記録再生処理位置に装着するため
のものであり、テープカセットは、イジェクト状態(上
昇位置)においてカセットホルダ75に挿入脱され、ま
たカセットホルダ75に挿入された状態で下降されるこ
とによりテープカセットが装置71内の所定記録再生処
理位置に装着される。
【0029】リール駆動部52は、上述のようにサプラ
イリール43及びテイクアップリール44を回転駆動す
るための機構であり、またその駆動源はキャプスタンモ
ータとされている。各リール43,44は、装置71の
モード(例えば記録・再生モード、早送り・巻き戻しモ
ード、サーチモード等)によりその回転速度、回転方向
等が制御される構成となっている。
【0030】テープローディング機構74は、テープカ
セットより磁気テープ42を引き出し上記の回転ドラム
45に所定角度(本実施例では90°)にわたり巻き付
けるための機構である。このテープローディング機構7
4は、所謂Mローディングを採用しており、図示しない
リンク機構により一対のローディングベース76a,7
6bをガイド溝77a,77bに沿って移動させ、これ
に伴い磁気テープ42をローディング或いはアンローデ
ィングする構成とされている。
【0031】ローディングベース76a,76bは、そ
の上部にガイドローラ47a,47bと傾斜ポスト48
a,48bを立設した構造とされている。これらのガイ
ドローラ47a,47b及び傾斜ポスト48a,48b
はローディングベース76a,76bの移動に伴い磁気
テープ42をテープカセットより引き出すと共に、ロー
ディング完了状態において磁気テープ42が所定のテー
プパスを形成させる機能を奏する。図2はローディング
完了状態の装置71を示している。
【0032】上記ローディングベース76a,76b
は、ローディング状態において、ドラムベースに設けら
れた位置決め部材(図に表われず)に当接することによ
り位置決めが行われる構成となっている。図2はローデ
ィングベース76a,76bが位置決め部材に当接した
状態を示している。
【0033】このようなDAT71に適用される図1に
示すリール駆動機構41は、サプライリール43からテ
イクアップリール44に磁気テープ42を供給する場合
(記録モード、再生モード、再生方向サーチモード、又
は早送りモード)を示しており、キャプスタン50は反
時計方向に回転され、これによりスイングアーム52が
テイクアップリール44側にスイングして第1のスイン
グギア54により該テイクアップリール44を回転させ
る場合を示している。
【0034】そして、磁気テープ42を巻き戻す場合に
は、キャプスタン50が時計方向に回転することでスイ
ングアーム15がサプライリール43側にスイングして
第1のスイングギア54により該サプライリール43を
回転させるものである。そこで、図3に、図1の弛み除
去の説明図を示す。図3において、図1の状態では磁気
テープ42のテンション調整が第1のバネ62を主に作
用させて行われており、図1の状態からサプライリール
43に磁気テープ42を所定量巻き戻す場合、キャプス
タン50が時計方向に回転することでスイングアーム5
3がサプライリール43側に切り換えられる。
【0035】このとき、キャプスタン50が巻戻し方向
にテープ送りを行っているが、第1のスイングギア54
が何れのリールにも噛合しない状態が生じる(図5参
照)ことで磁気テープ42は回転ドラム45で弛もうと
する。しかし、磁気テープ42に当接しているテンショ
ンポール58は、第2のバネ63の付勢力でテンレギア
ーム59が回動して矢印方向の弛み除去方向に変位し
て、当該磁気テープ42の弛みが防止される。
【0036】従って、磁気テープ42の弛みのない状態
で第1のスイングギア54がサプライリール43と噛合
して巻戻し時の信号欠落を防止することができる。ま
た、直ちに再生モードに移行しても回転ドラム45によ
り磁気テープ42上に記録された情報を直ちに読み出す
ことができ、信号欠落を防止することができるものであ
る。すなわち、第2のバネ63を設けるのみでテープ弛
みを防止することができることから低コストであり、リ
ール駆動切り換えで生じる信号欠落が防止されて品質の
向上が図られるものである。特に、ストリーマに適用す
る場合、又はDATをストリーマとして使用する場合に
おけるテープ走行の巻戻し、再生の繰り返しによるアク
セスに対してデータ欠落を確実に防止することができる
ものである。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1又は2の発明によ
れば、弛み付勢手段が所定の付勢力に設定されてテンシ
ョン制御手段に設けられ、磁気テープからの定常時のテ
ンションに対してはテンション制御手段によるテンショ
ン制御され、磁気テープの弛みに対して弛み付勢手段で
テンション制御手段を弛み除去方向に変位させることに
より、弛み付勢手段のみを設けることで低コストであ
り、リール駆動切り換えで生じるテープ弛みを確実に除
去して信頼性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】図1の機構を備えるDATの内部平面図であ
る。
【図3】図1の弛み除去の説明図である。
【図4】従来のDAT等のリール駆動機構の構成図であ
る。
【図5】図4の問題点を説明するための構成図である。
【符号の説明】
50 キャプスタン 52 リール駆動部 53 スイングアーム 54 第1のスイングギア 58 テンションポスト 59 テンレギアーム 59a 第1のアーム 59b 第2のアーム 60 回転軸 61 テンションブレーキ 62 第1のバネ 63 第2のバネ 71 DAT

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープをローディングして回転ドラ
    ムに所定角度で巻き付けてテープ走行させることにより
    記録再生を行うもので、該磁気テープのテンション制御
    手段を備える磁気記録再生装置において、 前記テンション制御手段に、前記磁気テープの走行方向
    の切り換えで生じるテープ弛みに応じて該テンション制
    御手段をテープ弛み方向に変位させる弛み付勢手段が設
    けられることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記弛み付勢手
    段を含む前記テンション制御手段の弛み除去方向の付勢
    力が前記磁気テープからの定常時のテンションより小に
    設定され、該磁気テープの弛み時に該弛み付勢手段の付
    勢力で該テンション制御手段を弛み除去方向に変位させ
    ることを特徴とする磁気記録再生装置。
JP16423995A 1995-06-29 1995-06-29 磁気記録再生装置 Expired - Fee Related JP3531293B2 (ja)

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