JPH09168393A - 同位体を有する5−アミノレブリン酸の製造方法 - Google Patents

同位体を有する5−アミノレブリン酸の製造方法

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JPH09168393A
JPH09168393A JP7333345A JP33334595A JPH09168393A JP H09168393 A JPH09168393 A JP H09168393A JP 7333345 A JP7333345 A JP 7333345A JP 33334595 A JP33334595 A JP 33334595A JP H09168393 A JPH09168393 A JP H09168393A
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aminolevulinic acid
glycine
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substituted
acid
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Toru Tanaka
徹 田中
Hideki Okada
秀樹 岡田
Susumu Tanaka
享 田中
Yasushi Hotta
康司 堀田
Hideo Takaoka
日出男 高岡
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COSMO SOGO KENKYUSHO KK
Cosmo Oil Co Ltd
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COSMO SOGO KENKYUSHO KK
Cosmo Oil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 構成原子の少なくとも1つが12C、
1H、14N及び16O以外の同位体で置換されたグリシン
を、5−アミノレブリン酸産生微生物又はこの微生物由
来の酵素に作用させることを特徴とする構成原子の少な
くとも1つが12C、1H、14N及び16O以外の同位体で
置換された5−アミノレブリン酸の製造方法。 【効果】 工業的に有利に同位体置換5−アミノレブリ
ン酸を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生化学研究等に有
用な同位体を含む5−アミノレブリン酸の工業的に有利
な製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】5−ア
ミノレブリン酸はヘムやクロロフィル、ビタミンB12
に代表されるテトラピロール化合物の共通前駆体であ
る。また、5−アミノレブリン酸は生体内で直接重要な
役割を果たしていると考えられている。また、5−アミ
ノレブリン酸は医療分野においては各種のポルフィリン
症、悪性不良性貧血、重金属中毒等の疾病に関連し、農
業分野では光要求性除草剤の作用機作や植物生長促進効
果に関連し、また、微生物分野では光合成微生物の光合
成制御機構に関連しているとして注目されている化合物
である。上述のような観点から5−アミノレブリン酸の
生体内での分布や代謝について強い興味がもたれてお
り、同位体でラベルされた化合物の需要が高まってい
る。
【0003】現在、同位体でラベルした5−アミノレブ
リン酸としては、放射性同位元素(ラジオアイソトー
プ)である14Cや3H(トリチウム:T)でラベルし
た、いわゆるホットな化合物が極少量流通しているにす
ぎない。
【0004】しかしながら、これらホットな化合物は、
高感度で測定できる反面不安定であり、被検者や取扱い
者が放射線で被爆するおそれがあり、更に極めて高価で
あるという欠点を有していた。
【0005】これに対し、13C、15N及び2H(以下
「D」ということもある)というような非放射性のいわ
ゆるステイブルアイソトープは、安定な上に放射線によ
る障害を発生しない。またステイブルアイソトープの中
でも13Cや15Nは、近年急速な発達を見せている核磁気
共鳴法(NMR)により高感度で簡易にそして場合によ
っては非破壊的に測定できるようになってきており、天
然での存在比の低さと合わせ理想的なラベル原子として
注目されている。また、Dは天然型のHと比較してNM
Rで検出できないため負の造影剤として利用できる。
【0006】このような理由によりステイブルアイソト
ープでラベルした5−アミノレブリン酸が注目されてお
り、例えば13Cのラベルに関しては特開昭62−111
954号公報や特開平2−111747号公報に記載の
方法が知られている。しかし、これらに開示されている
13Cを有する5−アミノレブリン酸の製造方法は、煩雑
で収率が低い化学合成法であり、5位に13Cを有する5
−アミノレブリン酸の要求があるにもかかわらず、いま
だ市販に至っていないのが現状である。また、炭素以外
の他の核種でラベルした5−アミノレブリン酸は製造方
法すら知られていない。
【0007】従って本発明の目的は、各種の同位体を含
む5−アミノレブリン酸の工業的に有利な方法を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる実状において本発
明者らは、鋭意研究を行った結果、同位体を有するグリ
シンを原料として用い、これに5−アミノレブリン酸を
産生する微生物又はこの微生物由来の酵素を作用させれ
ば、同位体を有する5−アミノレブリン酸を工業的に有
利に製造し得ることを見出し本発明を完成した。
【0009】すなわち、本発明は、構成原子の少なくと
も1つが12C、1H、14N及び16O以外の同位体で置換
されたグリシンを、5−アミノレブリン酸産生微生物又
はこの微生物由来の酵素に作用させることを特徴とする
構成原子の少なくとも1つが 12C、1H、14N及び16
以外の同位体で置換された5−アミノレブリン酸の製造
方法を提供するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明において原料として用いら
れるグリシンは、その構成原子の少なくとも1つが
12C、1H、14N及び16O以外の同位体で置換されたも
の(以下、同位体置換グリシンということがある)であ
れば特に制限されない。これら同位体としては、2H、3
H、11C、13C、14C、13N、15N、17O、18Oが挙げ
られるが、ラジオアイソトープよりもステイブルアイソ
トープで置換されたグリシンを用いるほうが、被爆や安
定性の面から好ましい。このようなステイブルアイソト
ープとしては、13C、15N、2H(D)等が挙げられ
る。また原料同位体置換グリシンとしては、メチレン基
の炭素原子が13Cであるもの、窒素原子が15Nであるも
の又はメチレン基の水素原子の1又は2個がDであるも
のが好ましい。これら原料同位体置換グリシンは、1カ
所が同位体で置換されていても良いし、複数の箇所が同
位体で置換されていても良い。当然すべての原子が同位
体で置換されていても良い。このような同位体置換グリ
シンは公知の方法で製造することができ、また市販品
(昭光通商(株)製,Glycine−15N N15−
0119、Glycine−2−13C C13−011
9、Glycine−2−13C,15N M−0019、
Glycine−2,2−D2 D−2083、Gly
cine−U−D5 D−2084;アルドリッチ社
製,Glycine−15N 29,929−4、Gly
cine−2−13C27,943−9、Glycine
−2−13C,15N 29,932−4、Glycine
−2,2−D2 33,645−9、Glycine−
U−D5 17,583−8)を用いてもよい。
【0011】本発明に用いる微生物は、5−アミノレブ
リン酸を産生する微生物であるが、このうち5−アミノ
レブリン酸の生合成にC4経路を使うものが好ましい。
このような微生物は酵母、カビ、光合成細菌、リゾビウ
ム等多岐にわたるがこれらの微生物の中でとりわけ光合
成細菌は高い5−アミノレブリン酸生産能力を有してお
り、特にロドスピリウム属(Rhodospirillum属)、ロド
シュウドモナス属(Rhodopseudomonas属)、クロマチウ
ム属(Chromatium属)、ロドバクター属(Rhodobacter
属)、更にロドバクターセファロイデス(Rhodobacter
sphaeroides)が高い能力を有している。また、5−ア
ミノレブリン酸の生産性を向上させた変異株を用いるこ
ともできる。このような変異株としては、例えば工業技
術院生命工学工業技術研究所に寄託されたCR−520
(FERM P−14672)、CR−450(FER
MP−14085)、CR−386(FERM P−1
3159)、CR−286(FERM P−1254
2)等を挙げることが出来る。
【0012】5−アミノレブリン酸を産生する微生物を
用いて目的物である同位体置換5−アミノレブリン酸を
製造するには、上記微生物を前記同位体置換グリシン及
びレブリン酸等の存在下培養し、その培養物から目的と
する同位体置換5−アミノレブリン酸を採取すればよ
い。同位体置換グリシンの培地への添加量は1mM〜50
0mM、特に5mM〜240mMとすることが望ましく、レブ
リン酸の添加量は親株を用いる場合は10mM〜300m
M、特に20mM〜180mMとすることが望ましく、上述
の変異株を用いる場合は0.1mM〜100mM、特に1mM
〜30mMとすることが望ましい。
【0013】上記微生物の培養条件は、特に制限される
ものではなく、例えば、上記CR−450の場合は、通
常のロドバクター属の微生物と同様な条件で培養できる
(特開平7−246088号公報)。すなわち、CR−
450の培養条件は、特に限定されるものではなく、一
般には10〜40℃、好ましくは20〜35℃の好気条
件において培養すればよく、また、上記培地のpHは5〜
8、特に5.5〜7.5とすることが好ましい。なお、
5−アミノレブリン酸の生産時にpHが変化する場合に
は、水酸化ナトリウム、アンモニア、水酸化カリウム等
のアルカリ溶液や塩酸、硫酸、リン酸等の酸を用いてpH
を調整することが好ましい。
【0014】また、同位体置換5−アミノレブリン酸の
生産はこれらの微生物の増殖と同時に行うこともでき、
菌体の増殖と独立して行うこともできる。この場合、使
用する微生物は、増殖基菌体、休止菌体のいずれでもよ
く、そのまま同位体置換5−アミノレブリン酸の生産に
使用することができるが、遠心分離等の方法により集菌
し、培地やリン酸緩衝液等の適当な溶媒に再懸濁させる
などの方法を採用することにより、菌濃度を高くして用
いることもできる。
【0015】培養物から同位体置換5−アミノレブリン
酸を採取するには、培養により同位体置換5−アミノレ
ブリン酸は菌体外に分泌されるので通常、培養液から、
イオン交換樹脂を用いる等の手段により分離すればよ
い。
【0016】上記以外に本発明に適用できる同位体置換
5−アミノレブリン酸の生産方法としては、例えば特開
平3−172191号公報、特開平6−169758号
公報、特開平5−95782号公報、特開平6−141
875号公報、特開平6−153915号公報、特願平
6−316251号公報等に記載の方法が挙げられる。
【0017】一方、5−アミノレブリン酸産生微生物由
来の酵素を用いて同位体置換5−アミノレブリン酸を製
造するには、原料として同位体置換グリシンを用いる以
外は公知の方法(特開平6−169758号公報)によ
り行うことができる。
【0018】詳細には、例えば次の様にして同位体置換
5−アミノレブリン酸を製造することができる。まず、
酵素としては、5−アミノレブリン酸産生微生物の培養
物をそのまま用いるか、又は遠心分離器等で菌体分離し
たものを用いる。なお、分離した菌体は、更に、リン酸
緩衝液等の溶液で洗浄し、該溶液に懸濁させて使用する
こともできる。また、菌体由来の酵素は、常法により精
製したものを使用することが望ましい。すなわち、例え
ば、上記した菌体の懸濁液を、超音波、フレンチプレ
ス、高圧ホモジナイザ等により破砕処理して得られた菌
体破砕物を、遠心分離等により固液分離した後、カラム
精製、電気泳動等の一般的精製手段により精製酵素とし
たものを使用する。
【0019】更に、これらの休止菌体や菌体由来の酵素
は、固定化すると単位体積当たりの酵素量が多くなるた
め、固定化したものを使用すると、効率良く反応を行う
ことができる。この固定化は、アルギン酸カルシウム
法、ポリアクリルアミドゲル法、ポリウレタン樹脂法、
光架橋樹脂法等の常法により行うことができる。
【0020】これらの休止菌体や菌体由来の酵素に、同
位体置換グリシンとコハク酸等を、リン酸緩衝液中で接
触させると、反応が生じて同位体置換5−アミノレブリ
ン酸が製造される。
【0021】このときの反応条件は、CR−17株の変
異・分離の場合の条件(特開平6−169758号公
報)と同様とするのが好ましい。なお、酵素を使用する
場合は、光照射は不要である。
【0022】この反応において、エネルギー源として、
ATP(アデノシン三リン酸)、ピリドキサールリン
酸、CoA(コエンザイムA)、またメタノール、エタ
ノール、水素、ニコチン酸アミドアデニンジヌクレオチ
ド(NAD)、ホルムアルデヒド、蟻酸等の電子供与体
を適宜添加するのが好ましい。なお、この反応におい
て、5−アミノレブリン酸デヒドラターゼの活性阻害物
質を添加することができる。以上の如くして得られた同
位体置換5−アミノレブリン酸は、粗精製物をそのまま
用いてもよいし、目的に応じて常法により精製してもよ
い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、同位体置換5−アミノ
レブリン酸を工業的に有利に製造することができる。
【0024】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。
【0025】実施例1 表1に示した組成の培地(培地1)1Lを、2Lの発酵
槽に入れ、121℃で15分間滅菌し、室温に冷却し
た。上記の発酵槽に、あらかじめ培地200mlを入れた
1L容の坂口フラスコでしんとう培養して増殖させた光
合成細菌変異株CR−520(FERM P−1467
2)を接種し、30℃、通気量0.1v/v/m、攪拌
数200回転で培養を行った。培養開始後48時間後に
グリシン−15Nを3g(Atom%−99、昭光通商
(株)製、レブリン酸、グルコース、酵母エキスがそれ
ぞれ5mM、50mM、1%になるように加え、また、pHが
6.5から7になるように1N水酸化ナトリウム及び1
N硫酸で調整した。更に、通気量を0.014v/v/
mに減少させ窒素ガスを0.086/v/v/mにて供
給した。攪拌数は500回転とした。この条件で培養を
84時間まで行った。培養後の5−アミノレブリン酸の
濃度は2.3g/Lであった。
【0026】得られた培養液をBiochem. J. (1984) 21
9, 883-889 に記載の前処理方法に基づき前処理し、2
−メチル−3−アセチル−4−(3−プロピオン酸ペン
タフルオロベンジルエステル)ピロールを生成せしめ、
GC/MS分析により得られた 14Nを有する5−アミノ
レブリン酸由来の136(M+−(C725+CH2
2))の分子ピークと15Nを有する5−アミノレブリ
ン酸由来の137(M+−(C725+CH2CO2))
の分子ピークの比を比較し、ラベル化率を求めたところ
ラベル化率は48%であった。本実施例より目的通りグ
リシンの含有した同位体が生産された5−アミノレブリ
ン酸に移行していることがわかる。
【0027】
【表1】
【0028】実施例2 加えるグリシン−15Nの量を6gとする以外は実施例1
と同様に実施したところ生産された5−アミノレブリン
酸の濃度は2.6g/L、ラベル化率は88%であっ
た。本実施例より添加するラベルグリシンの濃度が高い
ほど得られる5−アミノレブリン酸のラベル化率は高く
なることがわかる。
【0029】実施例3 グリシン−2−13Cを6g(Atom%−99、昭光通
商(株)製)を用いた以外は実施例2と同様に実施した
ところ、得られた5−アミノレブリン酸の濃度は2.5
g/Lであり、12Cを有する5−アミノレブリン酸由来
の136(M+−(C725+CH2CO2))の分子ピ
ークと13Cを有する5−アミノレブリン酸の137(M
+−(C725+CH2CO2))の分子ピークの比によ
り計算したラベル化率は91%であった。
【0030】実施例4 グリシン−2,2−D2を6g(Atom%−98、昭
光通商(株)製)を用いた以外は実施例2と同様に実施
したところ、得られた5−アミノレブリン酸の濃度は
2.3g/Lであり、Hを有する5−アミノレブリン酸
由来の136(M +−(C725+CH2CO2))の分
子ピークとDを有する5−アミノレブリン酸由来の13
7(M+−(C725+CH2CO2))の分子ピークの
比により計算したラベル化率は79%であった。
【0031】実施例5 実施例3と同様に培養した菌体をトリス塩酸バッファー
(pH8.1)で3回洗浄し、フレンチプレスにより破砕
し蛋白質濃度10mg/mlの粗酵素液を調整した。これに
ATP10mM、CoA−SH1mM、ピリドキサールリン
酸1mM、スクシニルCoA2mM、塩化マグネシウム10
mM、トリス塩酸バッファー50mM、グルタチオン0.3
g/L、グリシン−2−13C(Atom%−99、昭光
通商(株)製)を1g/Lとなるように添加し、33℃
で3時間インキュベートした。インキュベート後、得ら
れた5−アミノレブリン酸の濃度は0.18g/Lであ
った。実施例3と同様の方法で求めたラベル化率は98
%であった。以上より酵素法によっても同位体を含む5
−アミノレブリン酸が製造可能なことがわかる。この実
施例からは生産量は培養法よりも低下しているがラベル
化率が高いという利点がある。更に、酵素法は一般に生
体よりも放射線障害に強いので放射線同位体を含む5−
アミノレブリン酸の生産に有利であることが予想され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 享 埼玉県幸手市権現堂1134−2 株式会社コ スモ総合研究所研究開発センター内 (72)発明者 堀田 康司 埼玉県幸手市権現堂1134−2 株式会社コ スモ総合研究所研究開発センター内 (72)発明者 高岡 日出男 埼玉県幸手市権現堂1134−2 株式会社コ スモ総合研究所研究開発センター内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構成原子の少なくとも1つが12C、
    1H、14N及び16O以外の同位体で置換されたグリシン
    を、5−アミノレブリン酸産生微生物又はこの微生物由
    来の酵素に作用させることを特徴とする構成原子の少な
    くとも1つが12C、1H、14N及び16O以外の同位体で
    置換された5−アミノレブリン酸の製造方法。
  2. 【請求項2】 原料グリシンがメチレン基の炭素原子が
    13Cであるグリシンであり、目的物が5位の炭素原子が
    13Cである5−アミノレブリン酸である請求項1記載の
    製造方法。
  3. 【請求項3】 原料グリシンが15Nを有するグリシンで
    あり、目的物が15Nを有する5−アミノレブリン酸であ
    る請求項1記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 原料グリシンがメチレン基の水素原子の
    少なくとも1つが2Hであるグリシンであり、目的物が
    5位の炭素原子上の水素原子の少なくとも1つが2Hで
    ある5−アミノレブリン酸である請求項1記載の製造方
    法。
JP7333345A 1995-12-21 1995-12-21 同位体を有する5−アミノレブリン酸の製造方法 Pending JPH09168393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008029272A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Cosmo Oil Co Ltd 5−アミノレブリン酸の製造方法

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JP2008029272A (ja) * 2006-07-31 2008-02-14 Cosmo Oil Co Ltd 5−アミノレブリン酸の製造方法

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