JPH09163212A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH09163212A
JPH09163212A JP7345107A JP34510795A JPH09163212A JP H09163212 A JPH09163212 A JP H09163212A JP 7345107 A JP7345107 A JP 7345107A JP 34510795 A JP34510795 A JP 34510795A JP H09163212 A JPH09163212 A JP H09163212A
Authority
JP
Japan
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cameraman
image pickup
face
result
menu
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Application number
JP7345107A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Kuroki
義彦 黒木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH09163212A publication Critical patent/JPH09163212A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スタジオ用のテレビジョンカメラに適用して、
カメラの滑らかな動きを妨げることなく、またバランス
を乱すことなく、調整頻度の低い調整事項についても、
簡易かつ確実に調整できるようにする。 【解決手段】表示手段にメニューを表示した状態で、カ
メラマン用撮像手段の撮像結果に基づいてカメラマンの
顔の向きを検出し、この検出した顔の向きに対応メニュ
ーを検出し、対応する調整項目を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置に関し、
例えばスタジオ用のテレビジョンカメラに適用して、顔
の向きに応じてメニューを選択して動作を切り換えるこ
とができるように形成することにより、カメラの滑らか
な動き、バランスを乱すことなく、調整頻度の低い調整
事項についても、簡易かつ確実に調整できるようにす
る。
【0002】
【従来の技術】従来、スタジオ用のテレビジョンカメラ
においては、三脚に固定した状態で、この三脚の上部よ
り延長する操作棒を操作して被写体の動きを追跡し、ま
たこの操作棒に取り付けられた操作子を操作してフォー
カス等を調整するようになされている。
【0003】すなわちスタジオ用のテレビジョンカメラ
は、操作頻度の高いズーム、フォーカス、アイリスの操
作子、リターン画像の切り換えスイッチがこの操作棒に
配置され、これにより被写体の動きを追跡しながらこれ
ら操作子を操作できるように形成されている。
【0004】これに対して操作頻度の低いビューファイ
ンダの画質調整(すなわち輝度調整、輪郭調整等でな
る)の操作子、ゲンイ切り換えの操作子等は、テレビジ
ョンカメラの背面に形成された操作パネル上に、ビュー
ファインダより大きく視線をそらす必要がないように、
ビューファインダの表示画面に近接して配置され、必要
に応じて操作棒より手を離して、これら操作子を操作で
きるようになされていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで実際の撮影現
場においては、撮像中に被写体の光量が変化する場合が
ある。この場合、カメラマンにおいては、ビューファイ
ンダの輝度、輪郭補正を調整してフォーカス調整を容易
化することができる。ところが実際上、この調整作業
は、撮影中に、又は他のテレビジョンカメラとの間でオ
ンエア画像が切り換わった僅かな時間を利用して、ビュ
ーファインダより視線を移動して実行する必要がある。
これにより従来のテレビジョンカメラにおいては、この
種の調整作業を実行すると、カメラの滑らかな動きが妨
げられたり、撮像結果でなる画像のバランスが乱される
問題があった。
【0006】これらの問題を解決する1つの方法とし
て、これら調整頻度の低い操作子についても、操作棒に
配置することにより、ビューファインダより視線を移動
させなくてもこれら操作子を操作できるようにする方法
が考えられる。ところがこのようにすると、結局、カメ
ラマンにおいては、手探りによりこれらの操作子を操作
して種々の調整作業を実行することになり、誤操作を避
け得ない問題がある。
【0007】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、カメラの滑らかな動きを妨げることなく、さらには
バランスを乱すことなく、調整頻度の低い調整事項につ
いても、簡易かつ確実に調整することができる撮像装置
を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、所望の被写体を撮像して被写体の
撮像結果を出力する撮像装置に適用する。この撮像装置
において、被写体の撮像結果と共に、調整項目を順次配
列したメニュー画面を表示する表示手段と、この表示手
段の表示画面を観察するカメラマンの顔を撮像するカメ
ラマン用撮像手段と、このカメラマン用撮像手段の撮像
結果に基づいて、先のカメラマンの顔の向きを検出し、
この顔の向きに対応するメニュー画面に配列された調整
項目を検出するメニュー検出手段とを備えるようにし、
この画像処理手段により検出された調整項目に関して、
調整作業を実行するようにする。
【0009】このとき、先のメニュー検出手段が、先の
カメラマン用撮像手段より出力されるカメラマンの撮像
結果を画像処理して、カメラマンの顔の向きを検出す
る。
【0010】またこれに代えて、先のメニュー検出手段
が、カメラマン用撮像手段のフォーカスを可変して得ら
れる撮像結果を基準にして、カメラマンの顔の向きを検
出する。
【0011】さらにこれに代えて、カメラマン用撮像手
段が、離間して配置され、先のカメラマンの顔を立体視
してなる撮像結果を出力する複数の撮像装置により形成
され、先のメニュー検出手段が、これら複数の撮像装置
より得られる撮像結果間で、顔の特徴的な部分を照合し
て顔の向きを検出する。
【0012】このとき、先の撮像装置が、カメラマン用
撮像手段の動作に同期して間欠的に赤外線を射出してカ
メラマンを赤外線により照明する照明手段を有し、先の
メニュー検出手段が、この赤外線により照明されたカメ
ラマンの撮像結果と、この赤外線により照明されていな
いカメラマンの撮像結果との比較結果を画像処理して、
カメラマンの顔の向きを検出するようにする。
【0013】これらの手段により、ビューファインダに
おいて、被写体の撮像結果と共に、調整項目に関するメ
ニュー画面を表示し、カメラマン用撮像手段により、こ
のビューファインダの表示画面を観察するカメラマンの
顔を撮像し、カメラマン用撮像手段の撮像結果からカメ
ラマンの顔の向きに対応する調整項目を検出すれば、カ
メラマンにおいては、顔の向きを可変してメニューを目
視するだけで調整項目を選択することができる。これに
よりメニュー検出手段により検出された調整項目に関し
て、調整作業を実行して、ハンドフリーにより所望の調
整項目を調整することができる。
【0014】具体的に、先のメニュー検出手段が、先の
カメラマン用撮像手段より出力されるカメラマンの撮像
結果を画像処理することにより、例えば鼻から顔両側の
輪郭までの距離を検出して、カメラマンの顔の向きを検
出することができる。
【0015】またこれに代えて、先のメニュー検出手段
が、カメラマン用撮像手段のフォーカスを可変して得ら
れる撮像結果を基準にして、例えば鼻から両側の頬まで
の距離の相違を検出して、カメラマンの顔の向きを検出
することができる。
【0016】さらにこれに代えて、カメラマン用撮像手
段が、離間して配置され、先のカメラマンの顔を立体視
してなる撮像結果を出力する複数の撮像装置により形成
され、先のメニュー検出手段が、これら複数の撮像装置
より得られる撮像結果間で、顔の特徴的な部分を照合し
て、例えば複数の撮像結果間で鼻、目等の位置の相違を
検出して顔の向きを検出することができる。
【0017】またこのとき、先の撮像装置が、カメラマ
ン用撮像手段の動作に同期して間欠的に赤外線を射出し
てカメラマンを照明し、先のメニュー検出手段が、この
赤外線により照明されたカメラマンの撮像結果と、この
赤外線により照明されていないカメラマンの撮像結果と
の比較結果を画像処理して、カメラマンの顔の向きを検
出すれば、例えば可視光によるノイズの混入を有効に回
避して画像処理することができ、正しくカメラマンの顔
の向きを検出することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0019】図2は、本発明の実施の形態に係るスタジ
オ用のテレビジョンカメラを示す側面図である。このテ
レビジョンカメラ1は、三脚2に保持され、この三脚2
の上部より延長する操作棒3を操作して向きを可変でき
るように形成され、これによりテレビジョンカメラ1で
は、操作棒3を把持して被写体の動きを追跡できるよう
に形成されている。
【0020】この操作棒3は、カメラマン4の手元側
に、操作頻度の高いズーム、フォーカス、アイリスの操
作子、リターン画像の切り換えスイッチが、メニュー確
定のトリガスイッチ5と共に配置されるようになされて
いる。これによりテレビジョンカメラ1では、これらの
ズーム、フォーカス、アイリスの操作子を操作して被写
体の変化に追従できるように形成され、リターン画像の
切り換えスイッチを操作してオンエア画像を確認できる
ようになされている。またメニュー確定のトリガスイッ
チ5を操作して、調整頻度の低い調整事項についても、
簡易に調整できるようになされている。
【0021】さらにこのテレビジョンカメラ1は、カメ
ラマン4側にビューファインダ6を配置し、このビュー
ファインダ6の上部に配置したカメラマン用カメラ7に
よりカメラマン4の顔を撮像する。このカメラマン用カ
メラ7は、白黒用で形成され、ビューファインダ6の表
示画面に近接して、表示画面の中央上部に配置される。
さらにこのカメラマン用カメラ7は、このカメラマンの
顔にフォーカスが合うように焦点位置、被写界深度が手
動により設定され、さらにカメラマン4の顔を充分に撮
像できるように画角が設定されるようになされている。
【0022】かくするにつきカメラマン4においては、
ビューファインダ6の表示画面を覗きながら、あまり顔
の位置を変化させないでテレビジョンカメラ1を操作す
ることにより、この実施の形態では、このように表示画
面に近接して、表示画面の中央上部にカメラマン用カメ
ラ7を配置して、またフォーカス等を固定して、簡易な
構成で、カメラマン4の顔を正面から安定して撮像する
ことができるようになされている。なおカメラマン用カ
メラ7は、絞りについてはオートアイリスにより制御す
る。
【0023】さらにテレビジョンカメラ1は、このカメ
ラマン用カメラ7の撮像結果を内蔵の画像処理部8によ
り処理し、この画像処理部8の処理結果をトリガスイッ
チ5の操作に応動して取り込むことにより、調整頻度の
低い調整事項についても、簡易に調整できるようになさ
れている。
【0024】図3は、カメラマン側より、このテレビジ
ョンカメラ1のビューファインダ6を示す背面図であ
り、テレビジョンカメラ1では、カメラマン用カメラ7
に近接して、カメラマン用カメラ7の側方に赤外線照明
装置9を配置し、図4に示すように、カメラマン用カメ
ラ7のフィールド周期に同期したタイミングで、この赤
外線照明装置9により間欠的に赤外線を射出してカメラ
マン4を照明する。これによりテレビジョンカメラ1で
は、カメラマン用カメラ7を介して、ビューファインダ
6の表示画面等により照明されたカメラマンの顔と、こ
れらの照明に加えて赤外線により照明されたカメラマン
の顔とを、1フィールド周期で交互に撮像できるように
なされている。
【0025】図5は、このテレビジョンカメラ1の全体
構成を示すブロック図である。このテレビジョンカメラ
1では、カメラマン用カメラ7のフィールドパルスFD
を基準にして赤外線照明装置9を駆動し、これにより赤
外線照明装置9より間欠的に赤外線を照射する。カメラ
マン用カメラ7は、この実施の形態では512画素×5
12画素の解像度によりカメラマン4の顔を撮像し、イ
ンタレース方式の撮像結果でなるビデオ信号SV1を画
像処理部8及びビューファインダ(VF)6に出力す
る。
【0026】画像処理部8は、アナログディジタル変換
回路(A/D)11において、ビデオ信号SV1から輝
度信号を抽出し、この輝度信号をアナログディジタル変
換処理して8ビットのディジタル輝度信号に変換する。
画像処理部8は、このディジタル輝度信号をフレームメ
モリ12に出力する。フレームメモリ12は、中央処理
ユニット(CPU)13により制御されてこのディジタ
ル輝度信号を規定のタイミングで取り込むことにより、
ビューファインダ6の表示画面により照明されてなるカ
メラマン用カメラ7の撮像結果と、この照明に加えて赤
外線により照明されてなるカメラマン用カメラ7の撮像
結果とを記録する。さらにフレームメモリ12は、この
記録した撮像結果を中央処理ユニット13により制御さ
れて規定のタイミングで出力する。
【0027】中央処理ユニット13は、テレビジョンカ
メラ部14を介してビューファインダ6の表示画面に規
定のメニューをスーパーインポーズして表示する。さら
に中央処理ユニット13は、トリガスイッチ5の操作に
応動して後述する処理手順を実行することにより、この
フレームメモリ12の出力データを順次画像処理した
後、メモリ15に登録したカメラマン4の個人情報を参
照して、カメラマン4の顔の向きを検出する。さらに中
央処理ユニット13は、この検出した顔の向きよりカメ
ラマン4が選択したメニューを検出し、この検出結果に
従ってテレビジョンカメラ部14又はビューファインダ
6に制御データDCを出力し、これにより調整頻度の低
い調整項目の中から、カメラマン4の選択した調整項目
についてテレビジョンカメラ部14及びビューファイン
ダ6を調整する。これによりテレビジョンカメラ1で
は、操作棒3を把持したままの状態で、調整頻度の低い
調整項目についても、簡易かつ確実に調整できるように
形成されている。
【0028】また中央処理ユニット13は、同様に、ト
リガスイッチ5の操作に応動して後述する処理手順を実
行することにより、フレームメモリ12の出力データを
順次画像処理し、カメラマン各人で異なる画像処理結果
と顔の向きとの相関データを検出し、この相関データを
メモリ15に格納する。これによりテレビジョンカメラ
1では、カメラマンが交替した場合でも、カメラマンの
意図する調整事項を確実に調整できるように形成されて
いる。
【0029】さらに中央処理ユニット13は、このよう
にしてカメラマンの顔の向きを基準にして種々の項目を
調整する初期設定として、カメラマン4が規定の操作子
を操作すると、ビューファインダ6の表示画面を切り換
え、カメラマン用カメラ7より出力されるビデオ信号S
V1をビューファインダ6に表示する。これによりテレ
ビジョンカメラ1では、カメラマン用カメラ7で顔全体
が撮像されているか否かをビューファインダ6により確
認できるように形成され、必要に応じて三脚2の高さ、
カメラマン用カメラ7の傾き、倍率、フォーカス等を操
作してカメラマン用カメラ7で顔全体が撮像できるよう
に調整して、カメラマンの意図する調整事項を確実に調
整できるように形成されている。
【0030】メモリ15は、中央処理ユニット13によ
り制御されて内容を更新し、画像処理結果と顔の向きと
の相関データを、各カメラマン毎に格納する。テレビジ
ョンカメラ部14は、操作棒3に配置された操作子の操
作に応動してアイリス等を切り換え、カメラマン4の意
図する被写体の撮像結果を出力する。このときテレビジ
ョンカメラ部14は、中央処理ユニット13から出力さ
れる制御データDCに応じてビューファインダ6に表示
する撮像結果に調整項目のメニューをスーパーインポー
ズして表示し、またこの表示を切り換える。
【0031】さらにテレビジョンカメラ部14は、同様
に中央処理ユニット13から出力される制御データDC
に応動して動作を切り換え、これによりカメラマンの選
択した調整項目について、対応する信号処理回路等を調
整する。さらにテレビジョンカメラ部14は、外部のカ
メラコントロールユニットからリターン画像のビデオ信
号SV3を受け、カメラマンが操作棒3に配置されたリ
ターン画像の切り換えスイッチを操作すると、撮像結果
に代えてこのビデオ信号SV3をビューファインダ6に
出力する。
【0032】ビューファインダ6は、テレビジョンカメ
ラ部14より出力されるビデオ信号SV2を表示する。
このビデオ信号SV2の表示において、ビューファイン
ダ6は、制御データDCに応じて表示画面の輝度レベ
ル、輪郭補正レベルを可変する。これによりビューファ
インダ6は、画像処理部8から制御データDCを出力し
て、撮影中に、調整頻度の低い調整項目について調整で
きるようになされている。
【0033】図6は、このテレビジョンカメラ部14を
詳細に示すブロック図である。このテレビジョンカメラ
部14において、レンズ20は、被写体からの入射光を
集光した後、図示しないダイクロイックプリズムにより
赤色、緑色、青色の入射光に分解し、これらの入射光を
続くCCD固体撮像素子(CCD)21の撮像面に集光
する。このときレンズ20は、操作棒3に配置したフォ
ーカス、ズーム、アイリスの操作子の操作に応動して、
フォーカス、倍率、絞りを可変する。さらにレンズ20
は、カメラマン4の操作によりこのテレビジョンカメラ
1がオートフォーカスの動作モードに設定されると、こ
のフォーカスの操作子の操作に代えて、オートフォーカ
ス回路(AF)22から出力される制御信号に応動して
フォーカスを可変する。
【0034】CCD固体撮像素子21は、それぞれ赤色
用、緑色用、青色用の撮像素子により赤色、緑色、青色
の入射光を受光し、タイミングジェネレータ(TG)2
3から出力される駆動パルスに従って動作することによ
り、各入射光を光電変換して出力する。このときCCD
固体撮像素子21は、この駆動パルスに応動して電荷蓄
積時間を切り換え、これによりシャッター速度を切り換
える。
【0035】すなわちテレビジョンカメラ部14におい
て同期信号生成回路24は、カメラコントロールユニッ
トより入力されるリターン画像に同期して水平同期信
号、システムクロック等の基準信号を生成し、これら基
準信号を各信号処理回路に出力する。タイミングジェネ
レータ23は、これらの基準信号からCCD固体撮像素
子21の駆動信号を生成して出力する。このときタイミ
ングジェネレータ23は、システム制御回路25から出
力される制御データに従って駆動信号のタイミングを可
変し、これによりCCD固体撮像素子21の電荷蓄積時
間を制御する。
【0036】続く相関二重サンプリング回路(CDS)
26は、相関二重サンプリングの手法を適用して各CC
D固体撮像素子21の出力信号をそれぞれ赤色、緑色、
青色の色信号に変換して出力する。
【0037】続くAGC回路27は、相関二重サンプリ
ング回路26より出力される各色信号を規定利得で増幅
して出力する。このときAGC回路27は、システム制
御回路25から出力される制御データに従って利得を切
り換え、これによりテレビジョンカメラ1では、必要に
応じてゲンイ切り換えできるようになされている。
【0038】色分離回路28は、AGC回路27より出
力される色信号を受け、赤色、青色の色信号の高域成分
を抽出して緑色色信号に加算し、これにより輝度信号の
解像度を向上する。
【0039】ホワイトバランス回路(WB)29は、色
分離回路28より出力される赤色、青色の色信号につい
て、信号レベルを補正して出力し、これによりこれら色
信号のホワイトバランスを調整する。この処理におい
て、ホワイトバランス回路29は、システム制御回路2
5より出力される制御データに応じて、ホワイトバラン
ス調整モードに動作を切り換え、各色信号の信号レベル
が規定の比率に収束するように利得を可変し、これによ
りオートホワイトバランス調整の処理を実行する。
【0040】ガンマ補正回路(ガンマ)30は、各色信
号の信号レベルを非線型に補正して出力することによ
り、これら色信号のガンマを補正する。この処理におい
て、ガンマ補正回路30は、システム制御回路25より
出力される制御データに応じて、この非線型の特性を切
り換え、これによりガンマ特性を切り換える。またガン
マ補正回路30は、このガンマ補正処理に加えて、各色
信号の信号レベルが規定の信号レベルでなるニーポイン
ト以上に立ち上がると、信号レベルを抑圧して出力し、
これによりニー処理を実行する。このニー処理におい
て、ガンマ補正回路30は、同様にシステム制御回路2
5より出力される制御データに応じて、ニーポイントの
信号レベル、ニーポイントを境にした入出力特性を切り
換え、これによりこのニー処理の特性を切り換える。
【0041】マトリックス回路31は、ガンマ補正回路
30より出力される各色信号をマトリックス演算処理す
ることにより、輝度信号及び色差信号生成して出力す
る。エンコーダ32は、マトリックス回路31より出力
される輝度信号及び色差信号を合成してビデオ信号SV
4を生成し、このビデオ信号SV4をカメラコントロー
ルユニットに出力する。これによりテレビジョンカメラ
部14では、被写体の撮像結果を出力できるように形成
されている。
【0042】オートフォーカス回路22は、マトリック
ス回路31より出力される輝度信号を規定期間の間、取
り込むことにより、この規定期間で決まるフォーカスエ
リアについて、輝度信号を入力する。さらにオートフォ
ーカス回路22は、この取り込んだ輝度信号について、
高域の信号レベルがピーク値に維持されるように、いわ
ゆる山登り法を適用してレンズ20のフォーカスを可変
し、これによりオートフォーカスの処理を実行する。こ
のときオートフォーカス回路22は、システム制御回路
25より出力される制御データに応じて、この輝度信号
取り込みの期間を可変し、これによりカメラマン4の意
図に従ってフォーカスエリアを可変する。
【0043】選択回路34は、操作棒3に配置された切
り換えスイッチの操作に応動して、エンコーダ32から
出力されるビデオ信号SV4、カメラコントロールユニ
ットより入力されるリターン画像のビデオ信号SV3を
選択的にビューファインダ6に出力する。これによりテ
レビジョンカメラ1では、操作棒3を把持した状態で切
り換えスイッチを操作してビューファインダ6の表示画
面を切り換えることができるようになされている。
【0044】さらに選択回路34は、初期設定状態にお
いて、規定の操作子が操作されると、カメラマン用カメ
ラ7より出力されるビデオ信号SV1を選択出力し、カ
メラマン用カメラ7により撮像したカメラマン4の顔の
画像を表示する。これによりテレビジョンカメラ1で
は、カメラマン用カメラ7による撮像結果をビューファ
インダ7により確認できるようになされている。
【0045】画像合成回路35は、システム制御回路2
5より出力される制御データに応動して規定のメニュー
画面又は調整画面を形成し、選択回路34より出力され
るビデオ信号にこのメニュー画面をスーパーインポーズ
して出力する。これによりテレビジョンカメラ1では、
必要に応じてビューファインダ6の表示画面に、撮像結
果又はリターン画像と共に、メニュー画面又は調整画面
を表示できるようになされている。
【0046】システム制御回路25は、このテレビジョ
ンカメラ部14全体の動作を制御するマイクロコンピュ
ータで形成され、画像処理部8から出力される制御デー
タDCに応じて、対応する各信号処理回路に制御データ
を出力し、これによりこの制御データDCに従って全体
の動作を切り換える。すなわちシステム制御回路25
は、この制御データDCに従ってタイミングジェネレー
タ23の動作を切り換えてシャッター速度を切り換え制
御し、またオートフォーカス回路22の動作を切り換え
てこのテレビジョンカメラ部14の動作モードをオート
フォーカスモードに設定する。さらにシステム制御回路
25は、このオートフォーカスモードにおいて制御デー
タDCに従ってオートフォーカス回路22に制御データ
を出力し、フォーカスエリアを可変する。
【0047】さらにシステム制御回路25は、制御デー
タDCに従ってAGC回路27の動作を切り換えてゲン
イ切り換えし、また同様にしてホワイトバランス回路2
9の動作を切り換えてホワイトバランス調整する。さら
にシステム制御回路25は、制御データDCに従ってガ
ンマ補正回路30の動作を切り換え、これによりガンマ
特性、ニー特性を切り換える。またこの制御データDC
に従って画像合成回路35の動作を制御し、これにより
メニュー画面、調整画面を形成し、さらに表示する。
【0048】これらのシステム制御回路25の制御によ
り、テレビジョンカメラ部14では、画像処理部8の中
央処理ユニット13より制御データDCを出力して、調
整頻度の低い調整項目等について調整できるようになさ
れている。
【0049】図7は、画像処理部8における中央処理ユ
ニット13の処理手順を示すフローチャートである。中
央処理ユニット13は、テレビジョンカメラ部14の操
作パネルに配置した規定の操作子が操作されると、この
処理手順を実行する。すなわち中央処理ユニット13
は、ステップSP1からステップSP2に移り、ここで
スーパーインポーズによりビューファインダ6にメニュ
ー画面を表示する。
【0050】ここでこのメニュー画面は、調整モードの
メニューとキャリブレーションのメニューとを表示して
形成される。中央処理ユニット13は、このメニュー画
面を表示すると、ステップSP3に移り、トリガスイッ
チ5の操作を待ち受け、このトリガスイッチ5がシング
ルクリックされると、ステップSP4に移って調整モー
ドのメニューにより指定される制御データ出力処理を実
行する。ここでこの制御データ出力処理は、カメラマン
用カメラ7の撮像結果を画像処理して顔の向きを検出
し、この向きに対応する調整項目、調整内容を選択して
対応する制御データDCを必要に応じて出力する処理で
ある。この処理によりテレビジョンカメラ1では、調整
頻度の低い調整項目についても、操作棒3を把持したま
まで、簡易かつ確実に調整できるようになされている。
【0051】中央処理ユニット13は、この制御データ
出力処理を実行すると、ステップSP5に移ってトリガ
スイッチ5の操作を待ち受け、トリガスイッチ5がシン
グルクリックされるとステップSP4に戻り、再び制御
データ出力処理を実行する。これにより中央処理ユニッ
ト13は、必要に応じて制御データ出力処理を繰り返し
て順次メニューを選択して、最終的な調整事項、調整内
容を選択し、この選択した調整事項、調整内容に従って
制御データDCを出力する。
【0052】これに対してこのようにして制御データD
Cを出力して調整が完了すると、中央処理ユニット13
は、ステップSP5においてトリガスイッチ5がダブル
クリックされることにより、ステップSP3に戻る。
【0053】これに対してステップSP3においてトリ
ガスイッチ5がダブルクリックされると、中央処理ユニ
ット13は、ステップSP6に移り、キャリブレーショ
ンのメニューに対応するキャリブレーション処理を実行
した後、ステップSP4に移る。ここでこのキャリブレ
ーション処理は、カメラマンにより異なる画像処理結果
と顔の向きとの相関関係を検出してメモリ15に格納す
る処理でなり、テレビジョンカメラ1では、この処理に
よりカメラマンが交替した場合でも顔の向きを基準にし
て種々の調整項目を簡易かつ確実に調整できるようにな
されている。
【0054】図1は、制御データ出力処理を示すフロー
チャートである。中央処理ユニット13は、上述したよ
うにメニュー画面を表示した状態でトリガスイッチ5が
シングルクリックされると、またこの制御データ出力処
理を実行した後、トリガスイッチ5がシングルクリック
されると、この制御データ出力処理を実行し、ステップ
SP10からステップSP11に移る。
【0055】このステップSP11において、中央処理
ユニット13は、ビューファインダ6に調整項目、調整
内容を表示する。ここでこれら調整項目等は、図3に数
字1〜5で示すように、表示画面の水平方向に、それぞ
れ選択可能な各調整項目、調整内容を5個、順次表示す
ることにより実行される。またこの表示は、階層構造に
より形成され、カメラマンの選択操作に応動してこの制
御データ出力処理を繰り返して順次画面を切り換えるこ
とにより、制御データDCにより選択可能な調整項目、
各調整項目に対応する調整内容を全て表示できるように
形成されている。
【0056】中央処理ユニット13は、続いてステップ
SP12に移り、ここでトリガスイッチ5の操作を待ち
受け、トリガスイッチ5がクリックされると、ステップ
SP13に移って、アナログディジタル変換回路11よ
り出力されるデイジタル輝度信号をフレームメモリ12
に2フィールド分取り込む。続いて中央処理ユニット1
3は、ステップSP14に移り、この取り込んだデイジ
タル輝度信号を画像処理し、撮像結果の画素を基準にし
てカメラマン4の鼻の位置を検出する。
【0057】この処理において、中央処理ユニット13
は、図8において矢印a及びbで示すように、上下両方
向より、フレームメモリ12に格納した撮像結果を荒い
ピッチでスキャンし、この上下両方向より高輝度レベル
の領域を検出する。続いて中央処理ユニット13は、図
9において矢印c及びdで示すように、左右両方向よ
り、フレームメモリ12に格納した撮像結果を荒いピッ
チでスキャンし、この左右両方向より高輝度レベルの領
域を検出する。
【0058】すなわちカメラマン4がビューファインダ
を覗いた状態では、鼻の部分は、顔の他の部分より突出
していることにより先端が高輝度に保持され、また口、
目等に比してカメラマンで形状の個人差が少ない特徴が
ある。これによりこの実施の形態では、この鼻の位置を
基準にして顔の向きを検出することにより、確実に顔の
向きを検出できるようになされている。さらにこのとき
この実施の形態では、上下両方向、左右両方向より、荒
いピッチで高輝度レベルの領域を検出することにより、
短時間で確実に大まかに鼻の位置を検出できるようにな
されている。
【0059】中央処理ユニット13は、このようにして
高輝度レベルの領域が検出されると、この領域につい
て、同様に上下両方向、左右両方向より、フレームメモ
リ12に格納した撮像結果を細かいピッチでスキャン
し、これにより高輝度レベルの部分を詳細に検出する。
かくしてこの実施の形態では、荒くスキャンして高輝度
レベルの領域を大まかに検出した後、この検出した領域
を細かくスキャンして高輝度レベルの領域を詳細に検出
することにより、短時間で確実に鼻の位置を検出できる
ようになされている。
【0060】この荒いスキャン及び細かなスキャンにお
いて、中央処理ユニット13は、図10に示すように、
メモリ15に格納した規定の輝度レベルでなるしきい値
KLを基準にして、順次入力されるディジタル輝度信号
の信号レベルを判断することにより、高輝度レベルの領
域を検出する。中央処理ユニット13は、メモリ15に
格納した基準形状を参考にして、この高輝度レベルの領
域の形状と大きさより鼻か否か判断し、また高輝度レベ
ルの領域から輝度レベルのピークを検出して鼻の位置に
設定する。
【0061】このようにして鼻の位置を検出する際に、
中央処理ユニット13は、フレームメモリ12に取り込
んだ2フィールドのディジタル輝度信号において、対応
する画像データ間で減算処理を実行し、この減算結果で
なる撮像結果について上述の鼻検出の処理を実行する。
これにより中央処理ユニット13は、ビューファインダ
6の表示画面により照明されてなるカメラマン用カメラ
7の撮像結果と、この照明に加えて赤外線により照明さ
れてなるカメラマン用カメラ7の撮像結果とから、赤外
線のみにより照明されてなるカメラマン用カメラ7の撮
像結果を得、この撮像結果から鼻位置を検出する。
【0062】すなわちこの種のテレビジョンカメラ1が
使用される撮影現場においては、スタジオ内の暗い場所
で使用される場合もあり、この場合赤外線のみにより照
明されてなるカメラマンの撮像結果を画像処理して鼻の
位置を検出すれば、カメラ操作を妨げないで、簡易かつ
確実に鼻の位置を検出することができる。また撮影現場
においては、他の照明機器によりカメラマンの顔が照明
される場合もあり、この場合も赤外線のみにより照明さ
れてなるカメラマンの撮像結果を画像処理して鼻の位置
を検出することにより、この種の照明によるノイズの影
響を有効に回避して確実に鼻の位置を検出することがで
きる。
【0063】このようにして鼻の位置を検出すると、中
央処理ユニット13は、ステップSP15に移り、顔の
向きを検出する。ここで中央処理ユニット13は、始め
に、ステップSP14において検出した鼻の位置から左
右両側に(図10)、撮像結果の輝度レベルの変化を検
出し、この輝度レベルが大きく変化する位置を検出して
顔の輪郭を検出する。続いて中央処理ユニット13は、
鼻の位置から左右両側の輪郭までの距離を検出して左右
両側の2つの距離データを得、この2つの距離データの
1つにより他方の距離データを割り算する。これにより
中央処理ユニット13は、鼻の位置から左右両側の輪郭
までの距離を正規化し、顔の大きさによる誤検出を有効
に回避する。続いて中央処理ユニット13は、メモリ1
5に格納した相関データにこの検出結果を割り当て、こ
れにより鼻の位置を基準にして顔の輪郭より顔の向きを
検出する。
【0064】すなわち図11に示すように、種々の検討
した結果によれば、正面から見た顔の左右方向の向きを
角度で表し、この向きと、鼻の位置を基準にした顔の輪
郭までの距離(この場合正規化して表す距離でなる)と
の間には、直線により表される相関関係が存在すること
がわかった。これにより鼻の位置を基準にして顔の輪郭
より顔の向きを検出することができ、さらにはこの検出
結果よりカメラマン4がビューファインダ6の表示画面
において、何れの箇所を目視しているかを検出できるこ
とがわかった。
【0065】かくするにつきメモリ15は、鼻から顔の
輪郭までの距離と顔の向きとの関係を示す相関直線のデ
ータとして、表示画面左端を見た際の鼻から顔の輪郭ま
での距離データD1、表示画面右端を見た際の鼻から顔
の輪郭までの距離データD2を、画像処理結果と顔の向
きとの相関データとしてカメラマン各人について保持
し、中央処理ユニット13は、補間処理の手法を適用し
て、検出した距離をこの相関直線のデータに割り当て、
これにより顔の向きを検出する。
【0066】中央処理ユニット13は、このようにして
顔の向きを検出すると、ステップSP16に移り、ビュ
ーファインダ6の表示画面に表示された調整項目、調整
内容について、この顔の向きに対応するメニューを選択
し、このメニューの表示を点滅表示に切り換える。続い
て中央処理ユニット13は、ステップSP17に移り、
この点滅表示のメニューが直接調整の内容を示すメニュ
ーの場合、すなわちオートフォーカスモードのオンオフ
メニュー、シャッター速度を選択するメニュー、ホワイ
トバランス調整のオンオフメニュー、ゲンイ切り換え、
ガンマ特性、ニー特性を選択するメニュー、さらにはフ
ォーカスエリアを選択するメニュー、ビューファインダ
6の輝度レベルを選定するメニュー等の場合、カメラマ
ン4がトリガスイッチ5をクリックすると、対応する制
御データDCをテレビジョンカメラ部14に出力した
後、ステップSP18に移り、この処理手順を終了す
る。
【0067】これにより中央処理ユニット13は、カメ
ラマン4が顔の向きを変えて選択した調整事項、調整内
容に対応して制御データDCを出力する。なお中央処理
ユニット13は、例えば電子シャッターをオンオフする
メニュー、階層構造に規定された下層の調整項目、調整
内容を選択するメニューの場合、この制御データ出力処
理を終了した後、図7について上述したステップSP5
において、トリガスイッチ5がシングルクリックされる
ことにより、続いて制御データ出力処理を繰り返し、こ
こで続く下層のメニューを表示する。これにより中央処
理ユニット13は、この制御データ出力処理を繰り返し
て順次メニューを選択し、最終的な調整内容について、
ステップSP17において制御データDCを出力するよ
うになされている。
【0068】これに対して図12は、キャリブレーショ
ン処理を示すフローチャートである。中央処理ユニット
13は、上述したようにメニュー画面を表示した状態で
トリガスイッチ5がダブルクリックされると、このキャ
リブレーション処理を実行し、ステップSP20からス
テップSP21に移る。このステップSP21におい
て、中央処理ユニット13は、ビューファインダ6の表
示画面左端(図3において数字1で示す位置でなる)
に、規定のマーカーを表示する。
【0069】中央処理ユニット13は、続いてステップ
SP22に移り、ここでトリガスイッチ5の操作を待ち
受け、トリガスイッチ5がクリックされると、ステップ
SP23に移って、アナログディジタル変換回路11よ
り出力されるデイジタル輝度信号をフレームメモリ12
に2フィールド分取り込む。
【0070】続いて中央処理ユニット13は、ステップ
SP24に移り、この取り込んだデイジタル輝度信号を
画像処理し、顔の向きを検出する。ここでこの顔の向き
検出処理は、上述のステップSP14からステップSP
15までの処理と同一の処理で形成され、中央処理ユニ
ット13は、この処理によりカメラマン4が表示画面左
端のメニューを選択した際の、鼻から顔の輪郭までの距
離を検出する。
【0071】続いて中央処理ユニット13は、ビューフ
ァインダ6の表示画面を切り換え、この表示画面右端
(図3において数字5で示す位置でなる)に、規定のマ
ーカーを表示する。
【0072】中央処理ユニット13は、続いてステップ
SP26に移り、ここでトリガスイッチ5の操作を待ち
受け、トリガスイッチ5がクリックされると、アナログ
ディジタル変換回路11より出力されるデイジタル輝度
信号をフレームメモリ12に2フィールド分取り込む。
【0073】続いて中央処理ユニット13は、ステップ
SP27に移り、この取り込んだデイジタル輝度信号を
画像処理し、顔の向きを検出する。ここでこの顔の向き
検出処理は、上述のステップSP14からステップSP
15までの処理と同一の処理で形成され、中央処理ユニ
ット13は、この処理によりカメラマン4が表示画面右
端のメニューを選択した際の、鼻から顔の輪郭までの距
離を検出する。
【0074】これらの処理により中央処理ユニット13
は、カメラマン4がそれぞれ表示画面左端、右端のメニ
ューを選択した際の、鼻から顔の輪郭までの距離を検出
し、この検出結果によりメモリ15の相関データを更新
する。ここでこの相関データの更新処理は、それまでメ
モリ15に格納されている相関データを、上述の処理に
より検出した鼻から顔の輪郭までの距離を基準にして補
正することにより、繰り返しキャリブレーション処理を
実行した場合に、各キャリブレーション結果を重ね合わ
せるようにして実行され、これによりいわゆる学習の手
法を適用して精度の高い個人情報を生成するようになさ
れている。
【0075】具体的に、図11について上述した直線に
より規定される相関関係は、一般式により、次式
【数1】 の関係で表される。ここでθは、顔の向きを、xは正規
化して表される鼻から顔の輪郭までの距離、a及びbは
定数を表す。
【0076】中央処理ユニット13は、メモリ15に格
納した距離データD1及びD2と、検出した鼻から顔の
輪郭までの距離とを加算平均してメモリ15の内容を更
新することにより、次式で示すように、この(1)式で
表される直線相関を補正する。
【数2】 ここでθOLD及びxOLDは、メモリ15に格納され
た距離データD1、D2に対応するに顔の向き及び鼻か
ら顔の輪郭までの距離を、θNEW及びxNEWは、こ
のキャリブレーション処理において検出した距離データ
D1、D2に対応する顔の向き及び鼻から顔の輪郭まで
の距離を示す。これによりテレビジョンカメラ1では、
確実に所望の調整処理を実行できるようになされてい
る。
【0077】続いて中央処理ユニット13は、ステップ
SP28に移り、フレームメモリ12に格納したディジ
タル輝度信号について、しきい値KLを順次変化させて
上述のステップSP14の処理を実行し、これにより予
めメモリ15に格納した基準の鼻形状に対して、最も形
状の似通った鼻形状を検出することができるしきい値K
Lを検出する。中央処理ユニット13は、この検出した
しきい値KLによりメモリ15に格納したしきい値KL
を更新する。
【0078】中央処理ユニット13は、これらの処理を
実行すると、ステップSP29において、ビューファイ
ンダ6の表示画面にキャリブレーション処理を完了した
旨のメッセージを規定時間表示した後、ステップSP3
0に移り、この処理手順を完了する。これによりテレビ
ジョンカメラ1では、カメラマンが交替した場合等にあ
っても、確実にカメラマンの意図する調整処理を実行で
きるようになされている。
【0079】以上の構成において、テレビジョンカメラ
1(図2)は、ビューファインダ6に表示された撮像結
果をモニタしながら、操作棒3を把持して向きを可変す
ることにより、被写体の動きを追跡してこの被写体の撮
像結果を出力する。さらにテレビジョンカメラ1は、こ
の操作棒3に配置された、操作頻度の高いズーム、フォ
ーカス、アイリスの操作子が操作されると、それぞれレ
ンズ20の倍率、フォーカス、絞り(図6)を可変し、
これにより被写体の変化に追従して撮像結果を出力す
る。また同様に操作棒3に配置された、操作頻度の高い
リターン画像の切り換えスイッチが操作されると、撮像
結果でなるビデオ信号SV4に変えて、カメラコントロ
ールユニットから出力されるリターン画像のビデオ信号
SV3をビューファインダ6に表示し、これによりオン
エア画像を表示する。
【0080】これに対してカメラマン4が規定の操作子
を操作すると、このビューファインダ6にメニュー画面
を表示し、この状態でカメラマン4が操作棒3に配置さ
れたトリガスイッチ5をシングルクリックすると、中央
処理ユニット13において制御データ出力処理を実行す
る。
【0081】この処理において、テレビジョンカメラ1
は、ビューファインダ6の表示画面に規定のメニューを
表示した状態で、ビューファインダ6の表示画面等によ
り照明されたカメラマンの顔と、これらの照明に加えて
赤外線照明装置9からの赤外線により照明されたカメラ
マンの顔とを、1フィールド周期で交互にカメラマン用
カメラ7で撮像し、この撮像結果を減算することにより
赤外線のみにより照明されたカメラマン4の顔につい
て、撮像結果を検出する。これによりテレビジョンカメ
ラ1では、ノイズの影響を有効に回避し、またカメラ操
作の妨害を有効に回避して制御データ出力処理を実行す
る。
【0082】さらにテレビジョンカメラ1は、メモリ1
5に格納したしきい値KLを基準にして(図10)、こ
の赤外線のみにより照明された撮像結果を上下両側、左
右両側より大まかにスキャンして高輝度レベルの部分を
検出した後、この検出した部分を同様に細かくスキャン
して、高輝度レベルの領域を検出し、この領域の形状よ
り鼻の位置を検出する。これによりテレビジョンカメラ
1は、簡易かつ短時間で鼻の位置を検出する。
【0083】さらにテレビジョンカメラ1は、この検出
した鼻の位置から、左右両側に輝度レベルが急激に変化
する位置を検出し、これにより顔両側の輪郭を検出す
る。さらにテレビジョンカメラ1は、この鼻から輪郭ま
での距離を正規化してメモリ15に登録された相関デー
タ(図11)を参照する。これによりテレビジョンカメ
ラ1は、カメラマン4の顔の向きを検出し、この顔の向
きに対応するメニューを検出する。
【0084】さらにテレビジョンカメラ1は、このメニ
ューに対応する制御データDCをテレビジョンカメラ部
14に出力し、これによりこのメニューに対応する各調
整内容を調整する。すなわちテレビジョンカメラ1は、
タイミングジェネレータ23の動作を切り換えてシャッ
ター速度を可変し、オートフォーカス回路22の動作を
切り換えてテレビジョンカメラ部14の動作モードをオ
ートフォーカスモードに設定する。さらにこのオートフ
ォーカスモードにおいて、フォーカスエリアをカメラマ
ンの顔の向きに応じて可変する。
【0085】また同様に、AGC回路27、ガンマ補正
回路30の動作を切り換えてゲンイ、ガンマ特性、ニー
特性を切り換え、ホワイトバランス回路29の動作を切
り換えてオートホワイトバランス調整する。さらにビュ
ーファインダ6に関して、表示画面の輝度レベル、輪郭
補正を調整する。
【0086】これによりテレビジョンカメラ1では、操
作棒3を把持したままの状態で、顔の向きを変えてトリ
ガスイッチ5をクリックするだけの簡易な操作で、調整
頻度の低い調整項目についてもいわゆるハンドフリーの
状態で簡易かつ確実に調整することができる。
【0087】これに対してテレビジョンカメラ1は、カ
メラマン4が規定の操作子を操作した後、操作棒3に配
置されたトリガスイッチ5をダブルクリックすると、中
央処理ユニット13においてキャリブレーション処理を
実行する。
【0088】このキャリブレーション処理において、テ
レビジョンカメラ1は、ビューファインダ6の表示画
面、左右両端に、順次マーカーを表示し、このマーカー
を目視するカメラマン4の顔をカメラマン用カメラ7に
より撮像する。さらにこの撮像結果から、赤外線のみに
より照明された撮像結果を生成し、この撮像結果より鼻
の位置を検出した後、この鼻の位置から顔両側の輪郭ま
での距離を検出する。これによりテレビジョンカメラ1
は、ビューファインダ6の表示画面、左右両端に表示し
たマーカーを目視した際の、鼻から顔両側の輪郭までの
距離を検出し、この検出結果によりメモリ15に格納し
たカメラマン4各人の相関データを更新する。これによ
りテレビジョンカメラ1では、カメラマンの選択したメ
ニューを確実に検出できるようになされている。
【0089】さらにこのときテレビジョンカメラ1は、
いわゆる学習の手法を適用して相関データを更新し、こ
れによりカメラマンの選択したメニューを確実に検出で
きるようになされている。
【0090】以上の構成によれば、ビューファインダ6
に種々のメニューを表示した状態で、カメラマン用カメ
ラ7によりカメラマンの顔をほぼ正面から撮像し、その
撮像結果を画像処理して顔の向きを検出し、この顔の向
きに対応するメニューに関してテレビジョンカメラ部1
4、ビューファインダ6の動作を切り換え、また調整し
たことにより、いわゆるハンドフリーの状態で簡易かつ
確実に調整することができる。これによりカメラの滑ら
かな動き、バランスを乱すことなく、調整頻度の低い調
整事項についても、簡易かつ確実に調整することができ
る。
【0091】さらにこのとき鼻の位置を検出し、この鼻
から顔の左右輪郭までの距離を検出した後、メモリ15
に格納したカメラマン各人の相関データに従って顔の向
きを検出したことにより、カメラマンが交替したような
場合でも、簡易かつ確実に、種々の調整項目を調整する
ことができる。
【0092】さらにこの相関データについては、キャリ
ブレーション処理により、ビューファインダ6に表示し
たマーカーに対応する、鼻から顔の左右輪郭までの距離
を検出して更新することにより、またいわゆる学習の手
法を適用して相関データを更新することにより、カメラ
マンの選択したメニューを確実に検出することがきる。
【0093】さらにこれらの処理の前提となるカメラマ
ンの顔の撮像結果においては、赤外線照明装置9を間欠
的に駆動して、ビューファインダ6の表示画面等により
照明された撮像結果と、これらの照明に加えて赤外線照
明装置9からの赤外線により照明された撮像結果とを減
算することにより、赤外線のみにより照明された撮像結
果を得、この撮像結果を処理し、これにより外来光によ
るノイズの影響を有効に回避して、またカメラ操作の妨
害を有効に回避して、所望の調整項目を確実に調整する
ことができる。
【0094】なお上述の実施の形態においては、撮像結
果を画像処理して顔の向きを検出する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、フォーカスの位置を検出
して顔の向きを検出してもよい。この場合、オートフォ
ーカス機能を有するカメラマン用カメラを適用して、こ
のオートフォーカス機能によりほぼ顔の中央にフォーカ
スを合わせる。この状態で例えば上述した実施の形態と
同様にして鼻の位置を検出し、輝度信号の高周波成分を
基準にしてこの鼻の位置にフォーカスを合わせる。さら
にこのフォーカスの位置を記録した後、続いてこの鼻の
位置から徐々にフォーカスをずらし、同様に輝度信号の
高周波成分を基準にして、鼻の位置の両側、両頬に順次
フォーカスを合わせる。これにより先に記録した鼻のフ
ォーカス位置から両頬のフォーカス位置までの距離をそ
れぞれ得、この距離の減算結果より顔の向きを検出す
る。このようにして顔の向きを検出しても、上述の実施
の形態と同様の効果を得ることができる。
【0095】またこれに代えて、いわゆる立体視の手法
を適用して顔の向きを検出してもよい。この場合、検出
しようとする顔の向きの方向に、例えば2台のテレビジ
ョンカメラを配置し、これら2台のテレビジョンカメラ
によりカメラマンの顔を立体視する。さらにこれら2台
のテレビジョンカメラより得られる撮像結果より、2つ
の撮像結果に共通する顔の特徴的な部分、例えば目、
鼻、口等を照合し、2つの撮像結果間のずれ量より視差
を検出して顔の向きを検出する。この手法によっても上
述の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0096】さらに上述の実施の形態では、カメラマン
がトリガスイッチを操作した場合に、これに対応して顔
の向きを検出して制御データを出力する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、例えばフォーカスエリ
アを可変する場合等については、常時顔の向きを検出し
て制御データを出力してもよい。
【0097】また上述の実施の形態では、カメラマンが
トリガスイッチを操作した場合に、制御データを出力す
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、画像
処理結果により例えばカメラマンが口を開いた場合等を
検出して制御データを出力してもよい。
【0098】さらに上述の実施の形態では、1/60秒
周期で撮像結果を取り込むことにより、偶数フィールド
及び奇数フィールド間で減算して、赤外線のみの照明に
よる撮像結果を検出する場合について述べたが、本発明
はこれに限らず、例えば赤外線照明装置を1/30秒周
期で間欠的に駆動し、フレーム間で減算して赤外線のみ
の照明による撮像結果を検出してもよい。
【0099】また上述の実施の形態では、顔の横方向に
ついて向きを検出する場合について述べたが、本発明は
これに限らず、上下方向について向きを検出して調整す
る場合、さらには横方向と上下方向との双方に顔の向き
を検出して調整する場合にも広く適用することができ
る。
【0100】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、カメラマ
ン用撮像手段の撮像結果に基づいてカメラマンの顔の向
きを検出し、この検出した顔の向きに対応する調整項目
を調整することにより、いわゆるハンドフリーの状態で
種々の調整項目を簡易かつ確実に調整することができ
る。これによりカメラの滑らかな動きを妨げることな
く、またバランスを乱すことなく、調整頻度の低い調整
事項についても、簡易かつ確実に調整することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像処理部の動作の
説明に供するフローチャートである。
【図2】図1の画像処理部を適用したテレビジョンカメ
ラを示す側面図である。
【図3】図2のテレビジョンカメラのビューファインダ
の周辺を示す背面図である。
【図4】図2の赤外線照明装置の動作の説明に供する信
号波形図である。
【図5】図2のテレビジョンカメラの全体構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図5のテレビジョンカメラ部を示すブロック図
である。
【図7】図1の処理手順の全体を示すフローチャートで
ある。
【図8】鼻検索の説明に供する略線図である。
【図9】図8の処理続いてスキャン方向を切り換えた場
合を示す略線図である。
【図10】鼻と顔の輪郭検出との説明に供する特性曲線
図である。
【図11】鼻から顔の輪郭までの距離と顔の向きとの関
係を示す特性曲線図である。
【図12】図7のキャリブレーション処理の説明に供す
るフローチャートである。
【符号の説明】
1 テレビジョンカメラ 2 三脚 3 操作棒 5 トリガスイッチ 6 ビューファインダ 7 カメラマン用カメラ 8 画像処理部 9 赤外線照明装置 12 フレームメモリ 13 中央処理ユニット 14 テレビジョンカメラ部 15 メモリ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の被写体を撮像して前記被写体の撮
    像結果を出力する撮像装置において、 前記被写体の撮像結果と共に、調整項目を順次配列した
    メニュー画面を表示する表示手段と、 前記表示手段の表示画面を観察するカメラマンの顔を撮
    像するカメラマン用撮像手段と、 前記カメラマン用撮像手段の撮像結果に基づいて、前記
    カメラマンの顔の向きを検出し、前記顔の向きに対応す
    る前記メニュー画面に配列された調整項目を検出するメ
    ニュー検出手段とを備え、 前記メニュー検出手段により検出された調整項目に関し
    て、調整作業を実行することを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記メニュー検出手段は、 前記カメラマン用撮像手段より出力される前記カメラマ
    ンの撮像結果を画像処理して、前記カメラマンの顔の向
    きを検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記メニュー検出手段は、 前記カメラマン用撮像手段のフォーカスを可変して得ら
    れる撮像結果を基準にして、前記カメラマンの顔の向き
    を検出することを特徴とする請求項1に記載の撮像装
    置。
  4. 【請求項4】 カメラマン用撮像手段は、 離間して配置され、前記カメラマンの顔を立体視してな
    る撮像結果を出力する複数の撮像装置により形成され、 前記メニュー検出手段は、 前記複数の撮像装置より得られる撮像結果間で、顔の特
    徴的な部分を照合して前記顔の向きを検出することを特
    徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像装置は、前記カメラマン用撮像
    手段の動作に同期して間欠的に赤外線を射出して前記カ
    メラマンを前記赤外線により照明する照明手段を有し、 前記メニュー検出手段は、 前記赤外線により照明された前記カメラマンの撮像結果
    と、 前記赤外線により照明されていない前記カメラマンの撮
    像結果との比較結果を画像処理して、前記カメラマンの
    顔の向きを検出することを特徴とする請求項1に記載の
    撮像装置。
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Cited By (5)

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