JPH09163193A - ビデオカメラ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールド部材を必要とせずに高周波数の電磁
波の輻射を確実に防止し、以って小型化、薄型化を確保
したビデオカメラ装置を提供する。 【解決手段】 回路部１０のデジタル基板３６は、導電
性を有するビス４１を用いてメカデッキ部２の金属製フ
レーム１２に固着されている。そして、デジタル基板３
６は、金属製フレーム１２と固着された状態で金属製フ
レーム１２との間に空間部４２を形成している。この空
間部４２には、高周波数の電磁波を発生させるような電
子素子群４５が実装されている。これにより、空間部４
２に配設された電子素子群が高周波数の電磁波を発生さ
せた場合、その電磁波は、金属製フレーム１２によって
遮蔽され外部に放射されることはない。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラ装置
に関し、さらに詳しくは、電子回路を構成する電子素子
等から発生する電磁波の輻射等の悪影響を防止するビデ
オカメラ装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】ビデオカメラ装置は、ＣＣＤ撮像素子を
含むＣＣＤカメラ部と、このＣＣＤカメラ部から入力さ
れた撮像信号をビデオデジタル信号に変換処理するカメ
ラブロック部と、このカメラブロック部から入力される
ビデオデジタル信号を処理するビデオブロック部と、入
出力ブロック部と、磁気ヘッドを含む記録再生部と、こ
れらを制御するマイクロコンピュータ等を備える制御部
等からなる回路部と、機構部とから構成されている。

【０００３】機構部は、ビデオテープカセットの装填部
や、このビデオテープカセットに収納された磁気テープ
にビデオ信号を記録するとともに記録されたビデオ信号
を再生する磁気ヘッド機構、磁気テープの駆動機構、ロ
ーディング機構が実装された金属製のフレームシャーシ
を備える。

【０００４】ビデオカメラ装置は、ＣＣＤカメラ部のＣ
ＣＤ撮像素子から入力された画像デジタル信号がカメラ
ブロック部で処理されてビデオデジタル信号に変換さ
れ、このビデオデジタル信号がビデオブロック部に送出
される。ビデオカメラ装置は、このビデオブロック部に
おいて、ビデオデジタル信号が画像アナログ信号に変換
され、この画像アナログ信号が記録再生部の磁気ヘッド
に送出される。これによって、画像情報は、テープカセ
ットの内部に収納された磁気テープに記録される。

【０００５】最近のビデオカメラ装置においては、大型
の表示部を有する液晶表示器（以下、ＬＣＤという。）
からなる電子ビュウファインダー（以下、ＥＶＦとい
う。）を備え、撮像画像が直接大型表示されるように構
成されたものも提供されている。このビデオカメラ装置
においては、ビデオデジタル信号がビデオブロック部か
ら入出力ブロック部に送られ、この入出力ブロック部に
おいて、ビデオデジタル信号が画像アナログ信号に変換
され、この画像アナログ信号がＬＣＤに送信されること
によりＥＶＦで直接撮像画像を見ながらのビデオ撮影が
行われる。

【０００６】ところで、ビデオカメラ装置においては、
上述した回路部を構成する電子部品や電子素子群を互い
に絶縁した状態で積層配線する多層基板に実装すること
によって、装置の小型化、薄型化が図られている。この
多層基板には、一般に厚さ方向の略中央部にグランドア
ース層が形成されている。

【０００７】ビデオカメラ装置は、上述したようにカメ
ラブロック部及びビデオブロック部或いは制御部におい
て、例えば表示信号の制御処理やテープスピードの制御
処理を行う電子部品や電子素子群が高周波数のデジタル
信号によって動作される。この高周波数のデジタル信号
を処理する回路部は、高周波数の電磁波を発生するため
周辺機器に対してノイズを発生させる原因となる。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】一般に、電子機器等に
おいては、搭載した電子部品等から発生する高周波数の
電磁波の輻射を防止する構造として、電磁波を発生する
回路部を金属製のシールド部材で覆う構造が採用されて
る。一方、ビデオカメラ装置においては、小型化、薄型
化が図られており、上述したシールド部材を配設する構
造を採用するスペースを確保することが極めて困難であ
った。

【０００９】そこで、本発明は、シールド部材を必要と
せずに高周波数の電磁波の輻射を確実に防止し、以って
装置の小型化、薄型化を確保したビデオカメラ装置を提
供することを目的とする。

【００１０】

【課題を解決するための手段】この目的を達成した本発
明に係るビデオカメラ装置は、テープカセットの装填部
が設けられるとともに磁気テープの駆動機構及び磁気ヘ
ッドが登載されたメカデッキ部と、このメカデッキ部と
対向して配設され電子素子群が実装された多層基板とを
備え、上記メカデッキ部は、シャーシが金属板によって
形成され、上記多層基板には、グランドアース層と上記
シャーシとの間に形成される回路層に高周波数の電磁波
を発振する電子素子等が実装されたことを特徴とする。

【００１１】以上のように構成された本発明に係るビデ
オカメラ装置によれば、高周波数の電磁波を発振する電
子部品や電子素子群は、グランドアース部とシャーシと
の間に配設されることから電磁的にシールドされ、外部
に対して悪影響を及ぼすことはない。

【００１２】

【発明の実施の形態】以下、本発明に係るビデオカメラ
装置の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明す
る。

【００１３】本発明の実施の形態として示す携帯型のビ
デオカメラ装置１は、図１乃至図３に示すように、メカ
デッキ部２と、モニタ用液晶表示器３と、電源部４と、
スピーカー部５と、外部端子部６と、マイク部７と、操
作用液晶表示器８と、ＣＣＤカメラ部９と、回路部１０
と、筐体１１とから構成されている。

【００１４】メカデッキ部２は、内部に８ミリ幅の磁気
テープが収納されたテープカセットを収納するカセット
ホルダと、収納されたカセットテープをローディングさ
せる駆動モータと、駆動モータからの回転力を伝えるロ
ーディング機構と、磁気テープを記録及び／又は再生す
る磁気ヘッドと、これらカセットホルダ、駆動モータ、
ローディング機構及び磁気ヘッドを一体に装着する金属
製フレーム１２とを備えて構成されている。

【００１５】磁気テープは、カセットテープがカセット
ホルダに装着された際、ローディング機構が動作してカ
セットテープ内部から引き出されることによって磁気ヘ
ッドと当接する。この状態で、磁気テープは、駆動モー
タの回転力がテープ駆動機構に伝えられることによって
テープ駆動機構が駆動し、さらに引き出されるとともに
巻回される。

【００１６】モニタ用液晶表示器３は、液晶画面１３
と、この液晶画面１３のドライブ回路１４と、液晶画面
１３の表示内容を選択する為のメニューボタン１５とを
備えて構成されている。このモニタ用液晶表示器３は、
後述する回路部１０より送出された画像アナログ信号を
ドライブ回路１４において処理し、液晶画面１３で撮像
されている映像を表示し、又は再生された映像を表示す
るものである。したがって、上記モニタ用液晶表示器３
は、ビデオカメラ装置１による撮影を行う場合のファイ
ンダとして使用されるとともに、再生される映像の観賞
用のモニタとして使用される。

【００１７】電源部４は、着脱自在に取り付けられ充電
可能なバッテリー１６と、このバッテリーからの電力を
供給する端子１７とを備えて構成されている。

【００１８】スピーカー部５は、録画とともに録音した
音声を再生するスピーカー１８と、日時等の一定量の情
報を記憶するための電力を供給するリチウムーバナジウ
ム２次電池等の電力供給手段１９と、外部の電源と接続
する外部電力入力端子２０と、これら電力供給手段１９
と外部電力入力端子２０とを配設する基板２１とから構
成される。

【００１９】この電力供給手段１９は、常に一定量の電
力を供給することができ、主電源を切った状態やバッテ
リー１６が装着されない状態においても日時等の情報を
記憶素子等に記憶するための電力を供給し続ける。

【００２０】外部端子部６は、図示しないケーブル等を
介して外部のテレビ等の表示手段に接続するための入出
力端子部２２と、撮像する際に逆光を補正するための機
能等を操作するためのボタン列２３とを備えて構成され
ている。

【００２１】マイク部７は、録画と同時に外部の音を集
音する一対のステレオマイク部２４と、このステレオマ
イク部２４に集音した音を増幅するアンプ部２５と、リ
モコン操作における遠隔操作信号を感知するリモコン受
光部２６とから構成されている。

【００２２】操作用液晶表示器８は、ビデオカメラ装置
１の操作状態、例えばカメラモード及びビデオモード等
を表示するとともに後述する操作ボタン２７の機能を表
示する表示画面２８と、この表示画面２８に表示された
機能に対応して配設する操作ボタンと２７と、電源／録
画スイッチ２９と、被写体や撮影状況に適した露出設定
や自動焦点合わせを行う自動調節ダイヤル３０とを備え
て構成されている。

【００２３】電源／録画スイッチ２９は、主電源のオン
又はオフの切換え機能とともにカメラモードとビデオモ
ードとの切換え機能を有している。ここでカメラモード
とは、後述するＣＣＤカメラ部９が撮像した被写体を液
晶画面１３に表示するとともに磁気テープに記録する設
定である。また、ここでビデオモードとは、磁気テープ
に記録した画像アナログ信号を再生し液晶画面１３に表
示する設定である。

【００２４】ＣＣＤカメラ部９は、撮像レンズ３１と、
撮像素子であるＣＣＤ３２と、手持ち状態で撮像される
際に揺れを感知し画像の乱れを補正する手揺れ補正セン
サー３３とを備えて構成されている。ＣＣＤカメラ部９
は、撮像レンズ３１を介して被写体を撮像しＣＣＤ３２
によって入力デジタル信号に変換する。この時、手揺れ
補正センサー３３は、ビデオカメラ装置１の揺れの方向
と大きさを感知しこれを補正デジタル信号に変換する。
これら入力デジタル信号と補正デジタル信号とは、詳細
を後述する回路部１０に送出される。

【００２５】回路部１０は、マスタークロックを配設し
上述したＣＣＤカメラ部９と接続されＣＣＤカメラ部９
より送信された入力デジタル信号と補正デジタル信号と
が中継されるクロック発振基板３４と、このクロック発
信基板３４とコネクター３５を介していわゆるボードト
ゥボードコネクタによって接続され入力デジタル信号を
処理するデジタル基板３６と、このデジタル基板３６と
ボードトゥボードコネクタによって接続されデジタル信
号をアナログ信号に変換するとともに上述したモニタ用
液晶表示器３やスピーカー部５等に画像アナログ信号を
送出するアナログ基板３７とを備えて構成される。

【００２６】筐体１１は、前面の上側コーナ部の一方に
ＣＣＤカメラ部９が配設され、前面の上側の略中央領域
にマイク部７が配設されている。

【００２７】筐体１１には、その前面側であるととも
に、ＣＣＤカメラ部９の反対側に半円弧状に膨らみを呈
したグリップ部３８が形成されている。また、筐体１１
には、グリップ部の上端と下端とに支持されたグリップ
ベルト３９が配設されている。ビデオカメラ装置１は、
筐体１１の背面側から掌をグリップ部３８の形成された
側面とグリップベルト３９との間に形成された空間部に
通し、使用者に支持される。ビデオカメラ装置１は、グ
リップ部３８が膨らみを呈して形成されていることか
ら、使用者が掌で握り易くなり、また、筐体１１の側面
部とグリップベルト３９により構成される空間部に掌を
通すだけで支持されることから持ち運びが容易とされ
る。

【００２８】また、グリップ部３８には、その上側にズ
ーム操作部４０が配設されている。このズーム操作部４
０は、グリップ部３８の円弧面に沿って移動されること
により、ＣＣＤカメラ部９の撮像レンズ３１のズーム制
御をする。ズーム操作部４０は、グリップ部３８の上側
に配設されていることから、ビデオカメラ装置１を掌で
支持している際に、人差し指等で容易に操作することが
できる。

【００２９】筐体１１には、その上面であってグリップ
部３８の上方に、全体として円形に形成された自動調節
ダイヤル３０が回転自在に取り付けられている。この自
動調節ダイヤル３０は、グリップ部３８の上方の近傍に
取り付けられていることから、ビデオカメラ装置１を使
用している際に、容易に操作することができる。

【００３０】筐体１１には、その上面の略中央領域に表
示画面２８が形成されている。また、この表示部の近傍
には、操作ボタン２７が複数配設されている。この操作
ボタン２７は、例えば筐体１１内に収納されている記録
及び／又は再生装置を起動するための再生、録画等のボ
タンの役割を有する。したがって、例えば操作ボタン２
７の一つである録画ボタンを押圧して操作した場合に
は、筐体１１内の記録及び／又は再生装置が起動して、
ＣＣＤカメラ部９により被写体が撮像され、液晶画面１
３に撮像されている映像が映し出される。

【００３１】表示画面２８には、それぞれの操作ボタン
２７の機能が、操作ボタン２７の位置に対応して表示さ
れている。したがって、ビデオカメラ装置１は、いかな
る機能を用いて操作されているか否かの識別が容易とさ
れる。

【００３２】上述のように構成されたビデオカメラ装置
１において、回路部１０のデジタル基板３６は、図４に
示すように、導電性を有するビス４１を用いてメカデッ
キ部２の金属製フレーム１２に固着されている。そし
て、デジタル基板３６は、金属製フレーム１２と固着さ
れた状態で金属製フレーム１２との間に空間部４２を形
成している。

【００３３】デジタル基板３６は、絶縁体で形成される
基体部４３と、導電性を有する多層の配線部４４とから
構成されている。デジタル基板３６は、基体部４３が全
体略矩形に形成され、その面部４６Ａ、４６Ｂに電子素
子群４５を実装している。配線部４４は、基体部４３の
面部４６Ａ，４６Ｂに対して平行に形成された６層の配
線Ｌ１，Ｌ２，Ｌ３，Ｌ４，Ｌ５及びＬ６から構成され
ている。面部４６Ａに配設された電子素子群４５は、配
線Ｌ１，Ｌ２及びＬ３によって接続され回路パターンを
形成している。面部４６Ｂに配設された電子素子群４５
は、配線Ｌ５及びＬ６によって接続され回路パターンを
形成している。配線部Ｌ４は、グランドアースとして基
体部４３内に延在して形成され、面部４６Ａ，４６Ｂに
実装される電子素子群４５の内でアースが必要なものが
導通されている。

【００３４】金属製フレーム１２は、上述のデジタル基
板３６よりもやや大となるように略矩形に形成されると
ともにその周辺縁部が立上がり形状を持ち、さらにその
先端縁がフランジ部を形成して構成されている。これに
よって、金属製フレーム１２は、デジタル基板３６に対
して位置決めされた状態で、デジタル基板３６との間に
空間部４２を形成する。この時、金属製フレーム１２と
デジタル基板３６とは、ビス４１によって固着される。

【００３５】ビス４１は、導電性を有する金属等の材料
で形成され、デジタル基板３６を貫通するように面部４
６Ａ側から挿入され、配線部Ｌ４を貫通して金属製フレ
ーム１２とデジタル基板３６とを固着する。したがっ
て、配線Ｌ４にアースされた電流は、ビス４１を介して
金属製フレーム１２に流れる。

【００３６】上述したように、デジタル基板３６は、そ
の面部４６Ｂが金属製フレーム１２とビス４１とによっ
て密閉された空間部４２を形成している。この空間部４
２には、高周波数の電磁波を発生させるような電子素子
群４５を配設している。これにより、空間部４２に配設
された電子素子群が高周波数の電磁波を発生させた場
合、その電磁波は、金属製フレーム１２によって遮蔽さ
れ外部に放射されることはない。

【００３７】また、デジタル基板３６は、図示はしない
が、クロック発振基板３４と接続される際、コネクター
３５を介していわゆるボードトゥボードコネクタ様式を
採用している。すなわち、デジタル基板３６とクロック
発振基板３４とは、クロック発振基板３４に平行に２列
に並んで設けられた複数のピンとデジタル基板３６に設
けられたピン受けとが嵌合することにより接続される。
この時、ピンは、一方の列が金属製フレーム１２側に突
設されている。金属製フレーム１２側に突設された一列
のピンは、高周波数の電磁波を発生させる電子素子群４
５と接続された配線と接続されている。したがって、金
属製フレーム１２側に突設された一列のピンは、高周波
数の電磁波を発生させるが、金属製フレーム１２によっ
て遮蔽され外部に高周波数の電磁波を放射することはな
い。

【００３８】以上のように構成された本発明に係るビデ
オカメラ装置１は、図５に示すように画像信号が処理さ
れている。

【００３９】ビデオカメラ装置１は、ＣＣＤカメラ部９
から撮像した画像デジタル信号をカメラブロック部５１
においてビデオデジタル信号とし、ビデオブロック部５
２に送信する。ビデオデジタル信号は、ビデオブロック
部５２において、メカデッキ部の磁気ヘッドに対して送
信する録画アナログ信号とモニタ用液晶表示器３やビデ
オカメラ装置１の外部にあるテレビ等の表示装置に画像
を表示する入出力ブロック部５３に送信する画像アナロ
グ信号とに変換される。

【００４０】また、ビデオカメラ装置１は、その外部の
テレビ等の表示装置と接続され、ＣＣＤカメラ部を介さ
ず画像アナログ信号を入出力端子５４から入力すること
ができる。この時、入出力端子５４から入力した画像ア
ナログ信号は、入出力ブロック部５３に送信され、入出
力ブロック部５３からモニタ用液晶表示器３に送信され
るとともに磁気テープに録画するための録画アナログ信
号に変換するためにビデオブロック部５２に送信され
る。

【００４１】上述した信号の流れは、マイコン５７によ
って制御されている。このマイコン５７は、ＳＩＲＣＳ
（遠隔操作信号）５６、ＬＡＮＣ（制御信号の外部入出
力部）５５、操作ボタン２７等の操作キー類５８及びテ
ープカセット装着状態等を検出するメカデッキ部２から
の制御信号によって制御されている。

【００４２】上述したように本発明に係るビデオカメラ
装置１は、高周波数の電磁波を発生する電子素子群４５
を金属製フレーム１２とデジタル基板３６との間の空間
部４２に配設し金属製フレーム１２によって電磁波が遮
蔽され外部に放射されるのを防止していた。しかしなが
ら、本発明は、上述のような構成をとるものに限定され
るものではなく、高周波数の電磁波を発生する電子素子
群４５が電磁波を遮蔽することのできるもので覆われて
いれば良い。

【００４３】すなわち、ビデオカメラ装置１は、デジタ
ル基板３６の面部４６Ａ側にアナログ基板３７等の高周
波数の電磁波を発生しない電子素子群４５を有する基板
を配設し、面部４６Ａに高周波数の電磁波を発生する電
子素子群４５を配設することができる。これによって、
面部４６Ａに配設された高周波数の電磁波を発生する電
子素子群４５は、電磁波がアナログ基板３７によって遮
蔽され外部に電磁波を放射することはない。

【００４４】

【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
るビデオカメラ装置によれば、高周波数の電磁波を発生
する電子素子群がフレームシャーシとグランドアースと
の間の空間に実装されており、外部に高周波数の電磁波
を輻射しないように構成されている。したがって、ビデ
オカメラ装置は、シールド部材等の電子素子群を遮蔽す
る部材を必要としない。これにより、ビデオカメラ装置
は、高周波数の電磁波に対する遮蔽能力を保持したまま
部品数を削減することができ小型化すると同時に低コス
ト化することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るビデオカメラ装置の前面部の斜視
図である。

【図２】同ビデオカメラ装置の背面部の斜視図である。

【図３】同ビデオカメラ装置の分解斜視図である。

【図４】同ビデオカメラ装置の要部部分断面図である。

【図５】同ビデオカメラにおける信号の流れを示すブロ
ック図である。

【符号の説明】

１ ビデオカメラ装置 ２ メカデッキ部 １０ 回路部 １２ フレーム部 ３４ クロック発振基板 ３６ デジタル基板 ３７ アナログ基板 ４２ 空間部 ４３ 基体部 ４４ 配線部 ４５ 電子素子群

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 テープカセットの装填部が設けられると
   ともに磁気テープの駆動機構及び磁気ヘッドが登載され
   たメカデッキ部と、 このメカデッキ部と対向して配設され電子素子群が実装
   された多層基板とを備え、 上記メカデッキ部は、シャーシが金属板によって形成さ
   れ、 上記多層基板には、グランドアース層と上記シャーシと
   の間に形成される回路層に高周波数の電磁波を発振する
   電子素子等が実装されたことを特徴とするビデオカメラ
   装置。
2. 【請求項２】 上記多層基板は、デジタル多層基板であ
   ることを特徴とする請求項１記載のビデオカメラ装置。
3. 【請求項３】 上記デジタル多層基板は、アナログ多層
   基板とフレームシャーシとの間に配設したことを特徴と
   する請求項２記載のビデオカメラ装置。