JPH09162304A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH09162304A
JPH09162304A JP7323149A JP32314995A JPH09162304A JP H09162304 A JPH09162304 A JP H09162304A JP 7323149 A JP7323149 A JP 7323149A JP 32314995 A JP32314995 A JP 32314995A JP H09162304 A JPH09162304 A JP H09162304A
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JP
Japan
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transistor
bit line
electrode
word line
gate
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Application number
JP7323149A
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English (en)
Inventor
Koji Shibuya
宏治 渋谷
Hideshi Maeno
秀史 前野
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • G11C11/34Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
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    • G11C11/401Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells
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    • G11C11/405Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming cells needing refreshing or charge regeneration, i.e. dynamic cells with charge regeneration common to a multiplicity of memory cells, i.e. external refresh with three charge-transfer gates, e.g. MOS transistors, per cell
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B12/00Dynamic random access memory [DRAM] devices

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 集積度の向上を図った半導体記憶装置を得
る。 【解決手段】 NMOSトランジスタQn1は、ゲート
が書き込みワード線WWLn、ソースが書き込みビット
線WBLn、ドレインがノードN1にそれぞれ接続され
る。NMOSトランジスタQn2はゲートが読み出しワ
ード線RWLn、ソースが読み出しビット線RBLnに
それぞれ接続される。NMOSトランジスタQn3のゲ
ートがNMOSトランジスタQn1のドレイン、ソース
が接地レベル、ドレインがNMOSトランジスタQn2
のドレインにそれぞれ接続される。NMOSトランジス
タQn4はゲートが接地レベル、ソースがNMOSトラ
ンジスタQn3のソース、ドレインがNMOSトランジ
スタQn1のドレインにそれぞれ接続される。NMOS
トランジスタQn4を常にオフしており、トランジスタ
Qn1のドレインとトランジスタQn3のソースとが絶
縁分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、画像処理用LS
I内蔵メモリ等の半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図28は、画像処理用LSI内蔵メモリ
として用いられる、3素子型の代表的なダイナミック型
メモリのメモリセル構成を示す回路図である。
【0003】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn1は、ゲートが書き込みワード線WWLに接続さ
れ、ソースは書き込みビット線WBLに接続され、その
ドレインがノードN1に接続される。また、NMOSト
ランジスタQn2はゲートが読み出しワード線RWLに
接続され、ソースが読み出しビット線RBLに接続され
る。NMOSトランジスタQn3のゲートがノードN1
を介してNMOSトランジスタQn1のドレインに接続
され、ソースが接地され、ドレインがNMOSトランジ
スタQn2のドレインに接続される。
【0004】なお、キャパシタC1は便宜上、図示した
が、NMOSトランジスタQn1のドレイン,ゲート間
容量、NMOSトランジスタQn3のゲート容量、NM
OSトランジスタQn3のドレイン,ゲート間容量,N
MOSトランジスタQn3のソース,ゲート間容量で代
用することができる。すなわち、NMOSトランジスタ
Qn1〜Qn3により1単位のメモリセルを構成する。
【0005】このような構成のダイナミック型メモリの
メモリセルに対する書き込み、読み出し動作を説明す
る。
【0006】図28の構成のように、NMOSトランジ
スタで構成されたダイナミック型メモリセルに書き込み
動作を行う時は、選択された書き込みワード線WWLの
みをHレベルとし、書き込み用トランジスタQn1をオ
ン(導通)させ、ノードN1の電位を書き込みビット線
WBLの電位より定め、書き込みビット線WBLの電位
がHレベルならばノードN1もHレベルとなり“1”が
書き込まれ、書き込みビット線WBLの電位がLレベル
ならばノードN1もLレベルとなり“0”が書き込まれ
る。そして、書き込まれた電位は、選択された書き込み
ワード線WWLがLレベルとなりトランジスタQn1が
オフすることにより保持される。
【0007】読み出し動作時においては、選択された読
み出しワード線RWLをHレベルとし、読み出し用トラ
ンジスタQn2をオンさせ、“1”が保持されているな
らノードN1がHレベルであり、NMOSトランジスタ
Qn2及びNMOSトランジスタQn3が共にオンして
いるので、読み出しビット線RBLのあらかじめプリチ
ャージされた電位をディスチャージさせ、Lレベルとし
て読み出す。
【0008】逆に“0”が保持されているのならノード
N1はLレベルであるため、トランジスタQn3はオフ
(非導通)しており、読み出しビット線RBLと接地電
位とは電気的に遮断されるため、あらかじめプリチャー
ジされた読み出しビット線のHレベルは保持され、メモ
リセルの内容が“0”であることがわかる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図29は図28で示し
た回路をNMOSトランジスタのゲートアレイを用いて
構築したレイアウト例を示す平面図である。
【0010】同図に示すように、1単位の拡散領域15
に2つのゲート部3を設け、拡散領域15,15間を酸
化膜16で絶縁分離している。図29において縦断する
3本の第1層配線1(図中、太い斜線のハッチング)
は、図29の左方から接地電位GND用、書き込みビッ
ト線WBL用、読み出しビット線RBL用にそれぞれ用
いられる。他の第1層配線1は、第1コンタクト4,4
間の接続用等に用いられる。一方、図29において横断
する2本の第2層配線2(図中、細い斜線のハッチン
グ)は図29の上方から書き込みワード線WWL用、読
み出しワード線RWL用にそれぞれ用いられる。そし
て、第1コンタクト4(図中、□)は第1層配線1と、
ゲート部3あるいは拡散領域15との電気的接続に用い
られ、第2コンタクト5(図中、□の中に×印)は第1
層配線1と第2層配線2との電気的接続に用いられる。
そして、図29に示すように、図29の上方から2番目
のゲート部3から、NMOSトランジスタQn1,Qn
3,Qn2の順でNMOSトランジスタを構成してい
る。
【0011】図30は、図28で示す構成のダイナミッ
ク型メモリのメモリセルの2個を1組とした構成の回路
図であり、図31は3の回路をNMOSトランジスタの
ゲートアレイを用いて構築したレイアウト例を示す平面
図である。
【0012】図30に示すように、NMOSトランジス
タQn1は、ゲートが書き込みワード線WWL0に接続
され、ソースは書き込みビット線WBLに接続され、そ
のドレインがノードN1に接続される。また、NMOS
トランジスタQn2はゲートが読み出しワード線RWL
0に接続され、ソースが読み出しビット線RBLに接続
される。NMOSトランジスタQn3のゲートがノード
N1を介してNMOSトランジスタQn1のドレインに
接続され、ソースが接地され、ドレインがNMOSトラ
ンジスタQn2のドレインに接続される。
【0013】NMOSトランジスタQn11は、ゲート
が書き込みワード線WWL1に接続され、ソースは書き
込みビット線WBLに接続され、そのドレインがノード
N11に接続される。また、NMOSトランジスタQn
12はゲートが読み出しワード線RWL1に接続され、
ソースが読み出しビット線RBLに接続される。NMO
SトランジスタQn13のゲートがノードN11を介し
てNMOSトランジスタQn11のドレインに接続さ
れ、ソースが接地され、ドレインがNMOSトランジス
タQn12のドレインに接続される。
【0014】図31に示すように、1単位の拡散領域1
5に2つのゲート部3設け、拡散領域15,15間を酸
化膜16で絶縁分離している。図31において横断する
3本の第1層配線1は、上方から読み出しビット線RB
L用、書き込みビット線WBL用、接地電位GND用に
それぞれ用いられる。他の第1層配線1は、第1コンタ
クト4,4間の接続用等に用いられる。一方、図31に
おいて縦断する4本の第2層配線2は書き込みワード線
WWL0用、読み出しワード線RWL0用、書き込みワ
ード線WWL1用、読み出しワード線RWL1用にそれ
ぞれ用いられる。そして、第1コンタクト4は第1層配
線1と、ゲート部3あるいは拡散領域15との電気的接
続に用いられ、第2コンタクト5は第1層配線1と第2
層配線2との電気的接続に用いられる。そして、図31
に示すように、図31の左のゲート部3から、NMOS
トランジスタQn1,Qn3,Qn2,Qn12,Qn
13,Qn11の順でNMOSトランジスタを構成して
いる。
【0015】図29及び図31に示すように、従来のダ
イナミック型メモリを、ゲートアレイを用いてレイアウ
トした場合、絶縁分離すべきトランジスタ間を酸化膜1
6を形成して行っており、酸化膜16の形成領域を設け
る必要あるために、レイアウトサイズが大きくなってし
まい集積度を妨げてしまうという問題点があった。
【0016】この発明は上記問題点を解決するためにな
されたもので、集積度の向上を図った半導体記憶装置を
得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この発明に係る請求項1
記載の半導体記憶装置は、書き込みワード線と、書き込
みビット線と、読み出しワード線と、読み出しビット線
と、制御電極が前記書き込みワード線に接続され、一方
電極が前記書き込みビット線に接続される所定の導電型
の第1のトランジスタと、制御電極が前記読み出しワー
ド線に接続され、一方電極が前記読み出しビット線に接
続される前記所定の導電型の第2のトランジスタと、制
御電極が前記第1のトランジスタの他方電極に接続さ
れ、一方電極に第1の制御電圧を受け、他方電極が前記
第2のトランジスタの他方電極に接続される前記所定の
導電型の第3のトランジスタと、制御電極に第2の制御
電圧を受け、一方電極が前記第3のトランジスタの一方
電極に接続され、他方電極が前記第1のトランジスタの
他方電極に接続される前記所定の導電型の第4のトラン
ジスタをさらに備え、前記第2の制御電圧は、前記第4
のトランジスタを非導通状態にするレベルの電圧を含
み、前記第1〜第4のトランジスタにより前記第3のト
ランジスタの制御電極を記憶ノードとしたメモリセルを
構成している。
【0018】また、請求項2記載の半導体記憶装置のよ
うに、制御電極に第3の制御電圧を受け、一方電極及び
他方電極が前記メモリセルの記憶ノードに接続される前
記所定の導電型の第5のトランジスタをさらに備え、前
記第3の制御電圧は、前記第5のトランジスタを非導通
状態にするレベルの電圧を含み、前記第1〜第4のトラ
ンジスタに、さらに第5のトランジスタを加えて前記メ
モリセルを構成してもよい。
【0019】また、請求項3記載の半導体記憶装置のよ
うに、前記第2の制御電圧は、前記第4のトランジスタ
を非導通状態にするレベルの第1の電圧と、前記第4の
トランジスタを導通状態にするレベルの第2の電圧とを
含んでもよい。
【0020】さらに、請求項4記載の半導体記憶装置の
ように、前記第1の制御電圧は、“0”のデータを指示
する第1の指示電圧と、“1”のデータを指示する第2
の指示電圧とを含んでもよい。
【0021】加えて、請求項5記載の半導体記憶装置の
ように、第2の書き込みワード線及び第2の書き込みビ
ット線をさらに備え、前記第1の制御電圧は第2の書き
込みビット線から供給され、前記第2の制御電圧は第2
の書き込みワード線から供給されるようにしてもよい。
【0022】この発明に係る請求項6記載の半導体記憶
装置は、それぞれが請求項1記載の半導体記憶装置の前
記メモリセルを含む第1及び第2の半導体記憶部を備
え、前記第1の半導体記憶部の前記メモリセルはCMO
Sゲートアレイの基本セルのN型トランジスタを用いて
構成され、前記第2の半導体記憶部の前記メモリセルは
CMOSゲートアレイの基本セルのP型トランジスタを
用いて構成されている。
【0023】この発明に係る請求項7記載の半導体記憶
装置は、書き込みワード線と、書き込みビット線と、読
み出しワード線と、読み出しビット線と、制御電極が前
記書き込みワード線に接続され、一方電極が前記書き込
みビット線に接続される所定の導電型の第1のトランジ
スタと、制御電極が前記読み出しワード線に接続され、
一方電極が前記読み出しビット線に接続される前記所定
の導電型の第2のトランジスタと、制御電極が前記第1
のトランジスタの他方電極に接続され、一方電極が前記
書き込みビット線に接続され、他方電極が前記第2のト
ランジスタの他方電極に接続される前記所定の導電型の
第3のトランジスタと、制御電極に制御電圧を受け、一
方電極が前記第1のトランジスタの他方電極に接続され
る前記所定の導電型の第4のトランジスタとを備え、前
記制御電圧は、前記第4のトランジスタを非導通状態に
するレベルの電圧を含み、前記第1〜第4のトランジス
タにより前記第3のトランジスタの制御電極を記憶ノー
ドとしたメモリセルを構成する。
【0024】この発明に係る請求項8記載の半導体記憶
装置は、それぞれが請求項7記載の半導体記憶装置の前
記メモリセルを含む第1及び第2の半導体記憶部を備
え、前記第1の半導体記憶部の前記第4のトランジスタ
と、前記第2の半導体記憶部の前記第4のトランジスタ
とは互いに共有される。
【0025】この発明に係る請求項9記載の半導体記憶
装置は、それぞれが請求項7記載の半導体記憶装置の前
記メモリセルを含む第1及び第2の半導体記憶部を備
え、前記第1の半導体記憶部の前記メモリセルはCMO
Sゲートアレイの基本セルのN型トランジスタを用いて
構成され、前記第2の半導体記憶部の前記メモリセルは
CMOSゲートアレイの基本セルのP型トランジスタを
用いて構成されている。
【0026】
【発明の実施の形態】
<<実施の形態1>> <基本構成(回路図)>図1は、画像処理用LSI内蔵
メモリとして用いられる、実施の形態1のダイナミック
型メモリのメモリセル構成を示す回路図である。
【0027】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn1は、ゲートが書き込みワード線WWLnに接続さ
れ、ソースは書き込みビット線WBLnに接続され、そ
のドレインがノードN1に接続される。また、NMOS
トランジスタQn2はゲートが読み出しワード線RWL
nに接続され、ソースが読み出しビット線RBLnに接
続される。NMOSトランジスタQn3のゲートがノー
ドN1を介してNMOSトランジスタQn1のドレイン
に接続され、ソースが接地され、ドレインがNMOSト
ランジスタQn2のドレインに接続される。NMOSト
ランジスタQn4はゲートが接地され、ソースがNMO
SトランジスタQn3のソース(接地レベル)に接続さ
れ、ドレインがノードN1を介してNMOSトランジス
タQn1のドレインに接続される。
【0028】なお、キャパシタC1は便宜上、図示した
が、NMOSトランジスタQn1のドレイン,ゲート間
容量、NMOSトランジスタQn3のゲート容量、NM
OSトランジスタQn3のドレイン,ゲート間容量,N
MOSトランジスタQn3のソース,ゲート間容量及び
NMOSトランジスタQn4のドレイン,ゲート間容量
で代用することができる。すなわち、NMOSトランジ
スタQn1〜Qn4により1単位のメモリセルを構成す
る。
【0029】このような構成の実施の形態1のダイナミ
ック型メモリのメモリセルに対する書き込み、読み出し
動作を説明する。
【0030】図1の構成のように、NMOSトランジス
タで構成されたダイナミック型メモリセルに書き込み動
作を行う時は、選択された書き込みワード線WWLnの
みをHレベルとし、書き込み用トランジスタQn1をオ
ン(導通)させ、ノードN1の電位を書き込みビット線
WBLnの電位より定め、書き込みビット線WBLnの
電位がHレベルならばノードN1もHレベルとなり
“1”が書き込まれ、書き込みビット線WBLnの電位
がLレベルならばノードN1もLレベルとなり“0”が
書き込まれる。そして、書き込まれた電位は、選択され
た書き込みワード線WWLnがLレベルとなりトランジ
スタQn1がオフすることにより保持される。
【0031】読み出し動作時においては、まず、読み出
しビット線RBLnをHレベルにプリチャージした後、
選択された読み出しワード線RWLnをHレベルとし、
読み出し用トランジスタQn2をオンさせ、“1”が保
持されているならノードN1がHレベルであり、NMO
SトランジスタQn2及びNMOSトランジスタQn3
が共にオンしているので、読み出しビット線RBLnの
あらかじめプリチャージされた電位をディスチャージさ
せ、Lレベル(“1”)として読み出す。
【0032】逆に“0”が保持されているのならノード
N1はLレベルであるため、トランジスタQn3はオフ
(非導通)しており、読み出しビット線RBLnと接地
電位とは電気的に遮断されるため、あらかじめプリチャ
ージされた読み出しビット線のHレベルは保持され、メ
モリセルの内容が“0”であることがわかる。
【0033】この際、実施の形態1のメモリは、接地レ
ベル(Lレベルの電源電圧)をNMOSトランジスタQ
n4のゲートに与え、NMOSトランジスタQn4を常
にオフ状態にすることにより、絶縁膜を形成することな
くNMOSトランジスタQn1のドレインとNMOSト
ランジスタQn3のソースとを絶縁分離することができ
る。
【0034】<基本構成(レイアウトパターン)>図2
は図1で示した実施の形態1のメモリをゲートアイソレ
ーション用のゲートアレイを用いて構成したレイアウト
パターンを示す平面図である。
【0035】同図に示すように、1列に並ぶ複数のゲー
ト部3(図中、4個)に対し、酸化膜によりトランジス
タ間を絶縁分離しない1つの拡散領域10を設けてい
る。図2において縦断する3本の第1層配線1(図中、
太い斜線のハッチング)は、図2の左方から、接地電位
GND用、書き込みビット線WBLn用、読み出しビッ
ト線RBLn用にそれぞれ用いられる。他の第1層配線
1は、第1コンタクト4,4間の接続用等に用いられ
る。一方、図2において横断する2本の第2層配線2
(図中、細い斜線のハッチング)は図2の上方から書き
込みワード線WWLn用、読み出しワード線RWLn用
にそれぞれ用いられる。そして、第1コンタクト4(図
中、□)は第1層配線1と、ゲート部3あるいは拡散領
域15との電気的接続に用いられ、第2コンタクト5
(図中、□の中に×印)は第1層配線1と第2層配線2
との電気的接続に用いられる。そして、図2に示すよう
に、図2の上方から、NMOSトランジスタQn1,Q
n4,Qn3,Qn2のゲートの順でNMOSトランジ
スタを構成している。
【0036】このように、NMOSトランジスタQn
1、NMOSトランジスタQn4、NMOSトランジス
タQn2の順で絶縁分離することなく隣接してメモリセ
ルを形成し、NMOSトランジスタQn4を絶縁分離用
に用いることにより、NMOSトランジスタQn1のド
レインとNMOSトランジスタQn3のソースとの絶縁
分離を行って高集積化を図っている。
【0037】図3は図1で示した実施の形態1のメモリ
をオキサイドアイソレーション用のゲートアレイを用い
て構成したレイアウトパターンを示す平面図である。
【0038】同図に示すように、1単位の拡散領域15
に2つのゲート部3設け、拡散領域15,15間を酸化
膜16で絶縁分離している。図3において縦断する3本
の第1層配線1は、図3の左方から接地電位GND用、
書き込みビット線WBLn用、読み出しビット線RBL
n用にそれぞれ用いられる。他の第1層配線1は、第1
コンタクト4,4間の接続用等に用いられる。一方、図
3において横断する2本の第2層配線2(図中、細い斜
線のハッチング)は図3の上方から書き込みワード線W
WLn用、読み出しワード線RWLn用にそれぞれ用い
られる。そして、第1コンタクト4(図中、□)は第1
層配線1と、ゲート部3あるいは拡散領域15との電気
的接続に用いられ、第2コンタクト5(図中、□の中に
×印)は第1層配線1と第2層配線2との電気的接続に
用いられる。そして、図3に示すように、図3の上方か
ら、NMOSトランジスタQn1,Qn4,Qn3,Q
n2のゲートの順でNMOSトランジスタを構成してい
る。
【0039】図2と図3の比較、図2と図29(従来構
成のレイアウトパターン)との比較から、絶縁分離用の
酸化膜16を形成しない分、実施の形態1のレイアウト
パターンが高集積に形成されていることがわかる。
【0040】<CMOS構成(回路図)>図4は、図1
で示す構成のダイナミック型メモリのメモリセルを、N
MOSトランジスタで2つのメモリセルを構成する共
に、PMOSトランジスタで2つのメモリセルを構成し
たCMOS用メモリの構成を示す回路図である。
【0041】図4に示すように、NMOSトランジスタ
Qn1は、ゲートが書き込みワード線WWLn0に接続
され、ソースは書き込みビット線WBLnに接続され、
そのドレインがノードN1に接続される。また、NMO
SトランジスタQn2はゲートが読み出しワード線RW
Ln0に接続され、ソースが読み出しビット線RBLn
に接続される。NMOSトランジスタQn3のゲートが
ノードN1を介してNMOSトランジスタQn1のドレ
インに接続され、ソースが接地され、ドレインがNMO
SトランジスタQn2のドレインに接続される。NMO
SトランジスタQn4のゲートは接地され、ソースがN
MOSトランジスタQn3のソースに接続され、ドレイ
ンがノードN1を介してNMOSトランジスタQn1の
ドレインに接続される。このように、NMOSトランジ
スタQn1〜Qn4により1単位のメモリセルを構成す
る。
【0042】NMOSトランジスタQn11は、ゲート
が書き込みワード線WWLn1に接続され、ソースは書
き込みビット線WBLnに接続され、そのドレインがノ
ードN11に接続される。また、NMOSトランジスタ
Qn12はゲートが読み出しワード線RWLn1に接続
され、ソースが読み出しビット線RBLnに接続され
る。NMOSトランジスタQn13のゲートがノードN
11を介してNMOSトランジスタQn11のドレイン
に接続され、ソースが接地され、ドレインがNMOSト
ランジスタQn12のドレインに接続される。NMOS
トランジスタQn14のゲートは接地され、ソースがN
MOSトランジスタQn13のソースに接続され、ドレ
インがノードN1を介してNMOSトランジスタQn1
1のドレインに接続される。このように、NMOSトラ
ンジスタQn11〜Qn14により1単位のメモリセル
を構成する。
【0043】PMOSトランジスタQp1は、ゲートが
書き込みワード線WWLp0に接続され、ソースは書き
込みビット線WBLpに接続され、そのドレインがノー
ドN2に接続される。また、PMOSトランジスタQp
2はゲートが読み出しワード線RWLp0に接続され、
ソースが読み出しビット線RBLpに接続される。PM
OSトランジスタQp3のゲートがノードN2を介して
PMOSトランジスタQp1のドレインに接続され、ソ
ースが電源電圧VDDに接続され、ドレインがPMOS
トランジスタQp2のドレインに接続される。PMOS
トランジスタQp4のゲートは電源電圧VDDに接続さ
れ、ソースがPMOSトランジスタQp3のソースに接
続され、ドレインがPMOSトランジスタQp1のドレ
イン及びノードN2に接続される。このように、PMO
SトランジスタQp1〜Qp4により1単位のメモリセ
ルを構成する。
【0044】PMOSトランジスタQp11は、ゲート
が書き込みワード線WWLp1に接続され、ソースは書
き込みビット線WBLpに接続され、そのドレインがノ
ードN12に接続される。また、PMOSトランジスタ
Qp12はゲートが読み出しワード線RWLp1に接続
され、ソースが読み出しビット線RBLpに接続され
る。PMOSトランジスタQp13のゲートがノードN
12を介してPMOSトランジスタQp11のドレイン
に接続され、ソースが電源電圧VDDに接続され、ドレ
インがPMOSトランジスタQp12のドレインに接続
される。PMOSトランジスタQp14のゲートは電源
電圧VDDに接続され、ソースがPMOSトランジスタ
Qp13のソースに接続され、ドレインがPMOSトラ
ンジスタQp11のドレイン及びノードN12に接続さ
れる。このように、PMOSトランジスタQp11〜Q
p14により1単位のメモリセルを構成する。
【0045】なお、PMOSトランジスタで構成された
メモリセルに対する書き込み動作は、書き込みワード線
WWLp0(WWLp1)を選択的にLレベルにして、
書き込み用トランジスタQp1(Qp11)をオンさせ
る。以降の動作はNMOSトランジスタの場合と同様で
ある。
【0046】また、PMOSトランジスタで構成された
メモリセルに対する読み出し動作は以下のように行われ
る。まず、読み出しビット線RBLpをLレベルに設定
した後、選択された読み出しワード線RWLp0(RW
Lp1)をLレベルとし、読み出し用トランジスタQp
2(Qp12)をオンさせ、“1”が保持されているな
らノードN2がHレベルであり、PMOSトランジスタ
Qp3(Qp13)がオフしているので、読み出しビッ
ト線RBLpはLレベルを保持し、メモリセルの記憶内
容が“1”であることがわかる。
【0047】逆に“0”が保持されているのならノード
N1はLレベルであるため、トランジスタQp2(Qp
12)及びQp3(Qp13)は共にオンし、読み出し
ビット線RBLp0と電源VDDとが電気的に接続され
るため、あらかじめ設定された読み出しビット線のLレ
ベルはチャージされ、Hレベル(“0”)として読み出
される。
【0048】<CMOS構成(レイアウトパターン)>
図5は図4の回路をCMOSトランジスタ用のゲートア
レイを用いて構成したレイアウトパターンを示す平面図
である。図5に示すように、1列に並ぶゲート部3nに
対し、酸化膜によりトランジスタ間を絶縁分離しない1
つのN型の拡散領域11を設け、1列に並ぶゲート部3
pに対し、酸化膜によりトランジスタ間を絶縁分離しな
い1つのP型の拡散領域12を設けている。
【0049】図5において縦断する6本の第1層配線1
は、図5の左側から、接地電位GND用、書き込みビッ
ト線WBLn用、読み出しビット線RBLn用、読み出
しビット線RBLp用、書き込みビット線WBLp用、
電源VDD用にそれぞれ用いられる。他の第1層配線1
は、第1コンタクト4,4間の接続用等に用いられる。
一方、図5において横断する8本の第2層配線2は、図
5の上方から、書き込みワード線WWLn0用、書き込
みワード線WWLp0用、読み出しワード線RWLn0
用、読み出しワード線RWLn1用、読み出しワード線
RWLp0用、読み出しワード線RWLp1用、書き込
みワード線WWLn1用、書き込みワード線WWLp1
用にそれぞれ用いられる。そして、第1コンタクト4は
第1層配線1と、ゲート部3(3n,3p)あるいは拡
散領域11,12との電気的接続に用いられ、第2コン
タクト5は第1層配線1と第2層配線2との電気的接続
に用いられる。
【0050】そして、図5の上方のゲート部3nから順
に、NMOSトランジスタQn1,Qn4,Qn3,Q
n2,Qn12,Qn13,Qn14,Qn11を構成
し、図5の上方から3番目のゲート部3pから順に、P
MOSトランジスタQp1,Qp4,Qp3,Qp2,
Qp12,Qp13,Qp14,Qp11を構成する。
【0051】このように、NMOSトランジスタQn1
〜Qn4からなるメモリセルと、NMOSトランジスタ
Qn11〜Qn14からなるメモリセルとを隣接して形
成することにより、読み出しワード線RWLn0をゲー
トに接続するNMOSトランジスタQn2と、読み出し
ワード線RWLn1をゲートに接続するNMOSトラン
ジスタQn12との間で、拡散領域11Aをソース拡散
領域として共用することができ、同様に、読み出し用ト
ランジスタである、PMOSトランジスタのPMOSト
ランジスタQp2とPMOSトランジスタQp12との
間で、拡散領域12Aをソース拡散領域として共用する
ことができるため、さらに高集積化を図ることができ
る。
【0052】加えて、NMOSトランジスタ(Qn1〜
Qn4,Qn11〜Qn14)により構成するメモリセ
ルと、PMOSトランジスタ(Qp1〜Qp4,Qp1
1〜Qp14)により構成するメモリセルとを混在して
形成することにより、CMOS構成のゲートアレイを効
率的に利用することができる。
【0053】なお、実施の形態1では、読み出し用トラ
ンジスタ(Qn2,Qn12,Qp2,Qp12)との
間でソースを共有する例を示したが、同様な原理で書き
込み用トランジスタ(Qn1,Qn11,Qp1,Qp
11)を隣接して形成して、ソースを共有することによ
り、高集積化を図ることもできる。
【0054】<<実施の形態2>> <基本構成(回路図)>図6は、画像処理用LSI内蔵
メモリとして用いられる、実施の形態2のダイナミック
型メモリのメモリセル構成を示す回路図である。
【0055】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn5のゲートが接地され、ソース及びドレインが共に
ノードN1を介してNMOSトランジスタQn1のドレ
インに接続される。
【0056】なお、キャパシタC1は便宜上、図示した
が、NMOSトランジスタQn1のドレイン,ゲート間
容量、NMOSトランジスタQn3のゲート容量、NM
OSトランジスタQn3のドレイン,ゲート間容量,N
MOSトランジスタQn3のソース,ゲート間容量、N
MOSトランジスタQn4のドレイン,ゲート間容量、
NMOSトランジスタQn5のドレイン,ゲート間容
量、NMOSトランジスタQn5のソース,ゲート間容
量で代用することができる。すなわち、NMOSトラン
ジスタQn1〜Qn5により1単位のメモリセルを構成
する。
【0057】このような構成の実施の形態2のダイナミ
ック型メモリのメモリセルに対する書き込み、読み出し
動作は実施の形態1のメモリと同様であるため説明は省
略する。
【0058】このような基本構成の実施の形態2のメモ
リは、実施の形態1と同様、接地レベル(Lレベルの電
源電圧)をNMOSトランジスタQn4のゲートに与
え、NMOSトランジスタQn4を常にオフ状態にする
ことにより、絶縁膜を形成することなくNMOSトラン
ジスタQn1のドレインとNMOSトランジスタQn3
のソースとを絶縁分離することができる。
【0059】その結果、実施の形態1と同様、絶縁分離
用の酸化膜を形成しない分、高集積に形成することがで
きる。
【0060】さらに、実施の形態1と比較した場合、実
施の形態2のキャパシタC1の容量は、NMOSトラン
ジスタQn5のドレイン,ゲート間容量、NMOSトラ
ンジスタQn5のソース,ゲート間容量を加えた容量
分、実施の形態1のキャパシタ13の容量を上回ること
ができるため、メモリセルの記憶容量を大きくすること
ができる。
【0061】<CMOS構成(回路図)>図7は、図6
で示す構成のダイナミック型メモリのメモリセルを、N
MOSトランジスタで2つのメモリセルを構成する共
に、PMOSトランジスタで2つのメモリセルを構成し
たCMOS用メモリの構成を示す回路図である。
【0062】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn5のゲートは接地され、ソース及びドレインが共通
にノードN1に接続される。そして、NMOSトランジ
スタQn1〜Qn5により1単位のメモリセルを構成す
る。また、NMOSトランジスタQn15のゲートは接
地され、ソース及びドレインが共通にノードN11に接
続される。そして、NMOSトランジスタQn11〜Q
n15により1単位のメモリセルを構成する。
【0063】一方、PMOSトランジスタQp5のゲー
トは電源電圧VDDに接続され、ソース及びドレインが
共通にノードN2に接続される。そして、PMOSトラ
ンジスタQp1〜Qn5により1単位のメモリセルを構
成する。また、PMOSトランジスタQp15のゲート
は電源電圧VDDに接続され、ソース及びドレインが共
通にノードN12に接続される。そして、PMOSトラ
ンジスタQp11〜Qn15により1単位のメモリセル
を構成する。
【0064】なお、他の構成は図4で示した実施の形態
1と同様であるため、説明は省略する。
【0065】<CMOS構成(レイアウトパターン)>
図8は図7の回路をCMOSトランジスタ用のゲートア
レイを用いて構成したレイアウトパターンを示す平面図
である。図8では省略しているが、図5で示した実施の
形態1のレイアウトパターンと同様、1列に並ぶゲート
部3nに対し、酸化膜によりトランジスタ間を絶縁分離
しない1つのN型の拡散領域を設け、1列に並ぶゲート
部3pに対し、酸化膜によりトランジスタ間を絶縁分離
しない1つのP型の拡散領域が設けられる。
【0066】図8において縦断する6本の第1層配線1
は、図8の左側から、接地電位GND用、書き込みビッ
ト線WBLn用、読み出しビット線RBLn用、読み出
しビット線RBLp用、書き込みビット線WBLp用、
電源VDD用にそれぞれ用いられる。他の第1層配線1
は、第1コンタクト4,4間の接続用等に用いられる。
【0067】一方、図8において横断する8本の第2層
配線2は、図8の上方から、書き込みワード線WWLn
0用、書き込みワード線WWLp0用、読み出しワード
線RWLn0用、読み出しワード線RWLn1用、読み
出しワード線RWLp0用、読み出しワード線RWLp
1用、書き込みワード線WWLn1用、書き込みワード
線WWLp1用にそれぞれ用いられる。そして、第1コ
ンタクト4は第1層配線1と、ゲート部3(3n,3
p)あるいは拡散領域との電気的接続に用いられ、第2
コンタクト5は第1層配線1と第2層配線2との電気的
接続に用いられる。
【0068】そして、図8の上方のゲート部3nから順
に、NMOSトランジスタQn1,Qn5,Qn4,Q
n3,Qn2,Qn12,Qn13,Qn14,Qn1
5,Qn11を構成し、図8の上方から3番目のゲート
部3pから順に、PMOSトランジスタQp1,Qp
5,Qp4,Qp3,Qp2,Qp12,Qp13,Q
p14,Qp15,Qp11を構成する。
【0069】このように、NMOSトランジスタQn1
〜Qn5からなるメモリセルと、NMOSトランジスタ
Qn11〜Qn15からなるメモリセルとを隣接して形
成することにより、実施の形態1と同様、読み出し用N
MOSトランジスタQn2と、読み出し用NMOSトラ
ンジスタQn12との間で、拡散領域をソース拡散領域
として共用することができ、同様に、PMOSトランジ
スタのPMOSトランジスタQp2とPMOSトランジ
スタQp12との間で、拡散領域をソース拡散領域とし
て共用することができるため、さらに高集積化を図るこ
とができる。
【0070】加えて、NMOSトランジスタ(Qn1〜
Qn5,Qn11〜Qn15)により構成するメモリセ
ルと、PMOSトランジスタ(Qp1〜Qp5,Qp1
1〜Qp15)により構成するメモリセルとを混在して
形成することにより、CMOS構成のゲートアレイを効
率的に利用することができる。
【0071】なお、実施の形態2では、読み出し用トラ
ンジスタ(Qn2,Qn12,Qp2,Qp12)との
間でソースを共有する例を示したが、同様な原理で書き
込み用トランジスタ(Qn1,Qn11,Qp1,Qp
11)を隣接して形成して、ソースを共有することによ
り、高集積化を図ることもできる。
【0072】<<実施の形態3>> <基本構成(回路図)>図9は、画像処理用LSI内蔵
メモリとして用いられる、実施の形態3のダイナミック
型メモリのメモリセル構成を示す回路図である。
【0073】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn4のゲートがリセット信号線RESETnに接続さ
れる。リセット信号線RESETnはリセット時にHレ
ベル(電源電圧レベル)が与えられ、それ以外の期間は
Lレベル(接地レベル)が与えられる信号線である。他
の構成は図1で示した実施の形態1の構成と同様であ
る。
【0074】このような構成の実施の形態3のダイナミ
ック型メモリのメモリセルに対する書き込み、読み出し
動作は実施の形態1のメモリと同様であるため説明は省
略する。
【0075】このような基本構成の実施の形態3のメモ
リは、リセット信号線RESETnをLレベルにして、
NMOSトランジスタQn4のゲートに与え、NMOS
トランジスタQn4をリセット時以外は常にオフ状態に
することにより、絶縁膜を形成することなくNMOSト
ランジスタQn1のドレインとNMOSトランジスタQ
n3のソースとを絶縁分離することができる。
【0076】その結果、実施の形態1と同様、絶縁分離
用の酸化膜を形成しない分、高集積に形成することがで
きる。
【0077】加えて、リセット時にリセット信号線RE
SETnをHレベルにすることにより、記憶ノードであ
るノードN1の電位をLレベルに初期化することができ
る。
【0078】<CMOS構成(回路図)>図10は、図
9で示す構成のダイナミック型メモリのメモリセルを、
NMOSトランジスタで2つのメモリセルを構成する共
に、PMOSトランジスタで2つのメモリセルを構成し
たCMOS用メモリの構成を示す回路図である。
【0079】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn4及びQn14のゲートはリセット信号線RESE
Tnに接続され、PMOSトランジスタQp4及びQp
14のゲートはリセット信号線RESETpに接続され
る。なお、リセット信号線RESETpはリセット時に
Lレベル(接地レベル)が与えられ、それ以外の期間は
Hレベル(電源電圧レベル)が与えられる信号線であ
る。
【0080】したがって、リセット時にリセット時にリ
セット信号線RESETnをHレベル、リセット信号線
RESETpをLレベルにすることにより、記憶ノード
であるノードN1及びN11の電位をLレベルに初期化
するとともに、記憶ノードであるノードN2及びN12
の電位をHレベルに初期化することができる。なお、他
の構成は図4で示した実施の形態1と同様であるため、
説明は省略する。
【0081】<CMOS構成(レイアウトパターン)>
図11は図10の回路をCMOSトランジスタ用のゲー
トアレイを用いて構成したレイアウトパターンを示す平
面図である。なお、図11では省略しているが、図5で
示した実施の形態1のレイアウトパターンと同様、1列
に並ぶゲート部3nに対し、酸化膜によりトランジスタ
間を絶縁分離しない1つのN型の拡散領域を設け、1列
に並ぶゲート部3pに対し、酸化膜によりトランジスタ
間を絶縁分離しない1つのP型の拡散領域が設けられ
る。
【0082】図11において縦断する10本の第1層配
線1は、図11の左側から、接地電位GND用、リセッ
ト信号線RESETn用、読み出しビット線RBLn
用、書き込みビット線WBLn用、接地電位GND用、
電源VDD用、書き込みビット線WBLp用、読み出し
ビット線RBLp用、リセット信号線RESETp用、
電源VDD用にそれぞれ用いられる。他の第1層配線1
は、第1コンタクト4,4間の接続用等に用いられる。
【0083】一方、図11において横断する8本の第2
層配線2は、図11の上方から、書き込みワード線WW
Ln0用、書き込みワード線WWLp0用、読み出しワ
ード線RWLn0用、読み出しワード線RWLn1用、
読み出しワード線RWLp0用、読み出しワード線RW
Lp1用、書き込みワード線WWLn1用、書き込みワ
ード線WWLp1用にそれぞれ用いられる。そして、第
1コンタクト4は第1層配線1と、ゲート部3(3n,
3p)あるいは拡散領域との電気的接続に用いられ、第
2コンタクト5は第1層配線1と第2層配線2との電気
的接続に用いられる。
【0084】そして、図11の上方のゲート部3nから
順に、NMOSトランジスタQn1,Qn4,Qn3,
Qn2,Qn12,Qn13,Qn14,Qn11を構
成し、図11の上方から3番目のゲート部3pから順
に、PMOSトランジスタQp1,Qp4,Qp3,Q
p2,Qp12,Qp13,Qp14,Qp11を構成
する。
【0085】このように、NMOSトランジスタQn1
〜Qn4からなるメモリセルと、NMOSトランジスタ
Qn11〜Qn14からなるメモリセルとを隣接して形
成することにより、実施の形態1と同様、読み出し用N
MOSトランジスタQn2と、読み出し用NMOSトラ
ンジスタQn12との間で、拡散領域をソース拡散領域
として共用することができ、同様に、PMOSトランジ
スタのPMOSトランジスタQp2とPMOSトランジ
スタQp12との間で、拡散領域をソース拡散領域とし
て共用することができるため、さらに高集積化を図るこ
とができる。
【0086】加えて、NMOSトランジスタ(Qn1〜
Qn4,Qn11〜Qn14)により構成するメモリセ
ルと、PMOSトランジスタ(Qp1〜Qp4,Qp1
1〜Qp14)により構成するメモリセルとを混在して
形成することにより、CMOS構成のゲートアレイを効
率的に利用することができる。
【0087】なお、実施の形態3では、読み出し用トラ
ンジスタ(Qn2,Qn12,Qp2,Qp12)との
間でソースを共有する例を示したが、同様な原理で書き
込み用トランジスタ(Qn1,Qn11,Qp1,Qp
11)を隣接して形成して、ソースを共有することによ
り、高集積化を図ることもできる。
【0088】<<実施の形態4>> <基本構成(回路図)>図12は、画像処理用LSI内
蔵メモリとして用いられる、実施の形態4のダイナミッ
ク型メモリのメモリセル構成を示す回路図である。
【0089】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn4のゲートがリセット信号線RESETnに接続さ
れる。また、NMOSトランジスタQn3のソース及び
NMOSトランジスタQn4のソースはリセット・デー
タ信号線RESET_DATAnに接続される。
【0090】リセット信号線RESETnはリセット時
にHレベル(電源電圧レベル)が与えられ、それ以外の
期間はLレベル(接地レベル)が与えられる信号線であ
り、リセット・データ信号線RESET_DATAnは
外部より選択的にHレベルあるいはLレベルが与えられ
る信号線である。なお、他の構成は図1で示した実施の
形態1の構成と同様である。
【0091】このような構成の実施の形態4のダイナミ
ック型メモリのメモリセルに対する書き込み、読み出し
動作は実施の形態1のメモリと同様であるため説明は省
略する。
【0092】このような基本構成の実施の形態4のメモ
リは、実施の形態3と同様、リセット信号線RESET
nをLレベルにして、NMOSトランジスタQn4のゲ
ートに与え、NMOSトランジスタQn4をリセット時
以外はオフ状態にすることにより、絶縁膜を形成するこ
となくNMOSトランジスタQn1のドレインとNMO
SトランジスタQn3のソースとを絶縁分離することが
できる。
【0093】その結果、実施の形態1と同様、絶縁分離
用の酸化膜を形成しない分、高集積に形成することがで
きる。
【0094】加えて、リセット時にリセット信号線RE
SETnをHレベルにすることにより、記憶ノードであ
るノードN1の電位を、リセット・データ信号線RES
ET_DATAnより得られる電位で初期化することが
できる。
【0095】<CMOS構成(回路図)>図13は、図
12で示す構成のダイナミック型メモリのメモリセル
を、NMOSトランジスタで2つのメモリセルを構成す
る共に、PMOSトランジスタで2つのメモリセルを構
成したCMOS用メモリの構成を示す回路図である。
【0096】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn4及びQn14のゲートはリセット信号線RESE
Tnに接続され、PMOSトランジスタQp4及びQp
14のゲートはリセット信号線RESETpに接続され
る。なお、リセット信号線RESETpはリセット時に
Lレベル(接地レベル)が与えられ、それ以外の期間は
Hレベル(電源電圧レベル)が与えられる信号線であ
る。
【0097】一方、NMOSトランジスタQn3及びQ
n13のソース並びにNMOSトランジスタQn4及び
Qn14のソースはリセット・データ信号線RESET
_DATAnに接続され、PMOSトランジスタQp3
及びQp13のソース並びにPMOSトランジスタQp
4及びQp14のソースはリセット・データ信号線RE
SET_DATApに接続される。なお、リセット・デ
ータ信号線RESET_DATApは外部より選択的に
HレベルあるいはLレベルが与えられる信号線である。
【0098】したがって、リセット時にリセット信号線
RESETnをHレベル、リセット信号線RESETp
をLレベルにすることにより、記憶ノードであるノード
N1及びN11の電位をリセット・データ信号線RES
ET_DATAnより得られるレベルに初期化するとと
もに、記憶ノードであるノードN2及びN12の電位を
リセット・データ信号線RESET_DATApより得
られるレベルに初期化することができる。なお、他の構
成は図4で示した実施の形態1と同様であるため、説明
は省略する。
【0099】<CMOS構成(レイアウトパターン)>
図14は図13の回路をCMOSトランジスタ用のゲー
トアレイを用いて構成したレイアウトパターンを示す平
面図である。なお、図14では省略しているが、図5で
示した実施の形態1のレイアウトパターンと同様、1列
に並ぶゲート部3nに対し、酸化膜によりトランジスタ
間を絶縁分離しない1つのN型の拡散領域を設け、1列
に並ぶゲート部3pに対し、酸化膜によりトランジスタ
間を絶縁分離しない1つのP型の拡散領域が設けられ
る。
【0100】図14において縦断する10本の第1層配
線1は、図14の左側から、接地電位GND用、リセッ
ト信号線RESETn用、リセット・データ信号線RE
SET_DATAn用、書き込みビット線WBLn用、
読み出しビット線RBLn用、読み出しビット線RBL
p用、書き込みビット線WBLp用、リセット信号線R
ESETp用、リセット・データ信号線RESET_D
ATAp用、電源VDD用にそれぞれ用いられる。他の
第1層配線1は、第1コンタクト4,4間の接続用等に
用いられる。
【0101】一方、図14において横断する8本の第2
層配線2は、図14の上方から、書き込みワード線WW
Ln0用、書き込みワード線WWLp0用、読み出しワ
ード線RWLn0用、読み出しワード線RWLn1用、
読み出しワード線RWLp0用、読み出しワード線RW
Lp1用、書き込みワード線WWLn1用、書き込みワ
ード線WWLp1用にそれぞれ用いられる。そして、第
1コンタクト4は第1層配線1と、ゲート部3(3n,
3p)あるいは拡散領域との電気的接続に用いられ、第
2コンタクト5は第1層配線1と第2層配線2との電気
的接続に用いられる。
【0102】そして、図14の上方のゲート部3nから
順に、NMOSトランジスタQn1,Qn4,Qn3,
Qn2,Qn12,Qn13,Qn14,Qn11を構
成し、図14の上方から3番目のゲート部3pから順
に、PMOSトランジスタQp1,Qp4,Qp3,Q
p2,Qp12,Qp13,Qp14,Qp11を構成
する。
【0103】このように、NMOSトランジスタQn1
〜Qn4からなるメモリセルと、NMOSトランジスタ
Qn11〜Qn14からなるメモリセルとを隣接して形
成することにより、実施の形態1と同様、読み出し用N
MOSトランジスタQn2と、読み出し用NMOSトラ
ンジスタQn12との間で、拡散領域をソース拡散領域
として共用することができ、同様に、PMOSトランジ
スタのPMOSトランジスタQp2とPMOSトランジ
スタQp12との間で、拡散領域をソース拡散領域とし
て共用することができるため、さらに高集積化を図るこ
とができる。
【0104】加えて、NMOSトランジスタ(Qn1〜
Qn4,Qn11〜Qn14)により構成するメモリセ
ルと、PMOSトランジスタ(Qp1〜Qp4,Qp1
1〜Qp14)により構成するメモリセルとを混在して
形成することにより、CMOS構成のゲートアレイを効
率的に利用することができる。
【0105】なお、実施の形態4では、読み出し用トラ
ンジスタ(Qn2,Qn12,Qp2,Qp12)との
間でソースを共有する例を示したが、同様な原理で書き
込み用トランジスタ(Qn1,Qn11,Qp1,Qp
11)を隣接して形成して、ソースを共有することによ
り、高集積化を図ることもできる。
【0106】<<実施の形態5>> <第1の態様> <基本構成>図15は、画像処理用LSI内蔵メモリと
して用いられる、実施の形態5の第1の態様のダイナミ
ック型メモリのメモリセル構成を示す回路図である。
【0107】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn21は、ゲートが書き込みワード線WWLnに接続
され、ソースは書き込みビット線WBLnに接続され、
そのドレインがノードN3に接続される。また、NMO
SトランジスタQn22はゲートが読み出しワード線R
WLnに接続され、ソースが読み出しビット線RBLn
に接続される。NMOSトランジスタQn23のゲート
がノードN3を介してNMOSトランジスタQn21の
ドレインに接続され、ソースが書き込みビット線WBL
nに接続され、ドレインがNMOSトランジスタQn2
2のドレインに接続される。NMOSトランジスタQn
24はゲートが接地され、ソースが端子P1に接続さ
れ、ドレインがノードN3を介してNMOSトランジス
タQn21のドレイン及びNMOSトランジスタQn2
3のゲートに接続される。なお、端子P1はフローティ
ング状態でも、他の箇所に電気的に接続してしてもよ
い。
【0108】なお、キャパシタC3は便宜上、図示した
が、NMOSトランジスタQn21のドレイン,ゲート
間容量、NMOSトランジスタQn23のゲート容量、
NMOSトランジスタQn23のドレイン,ゲート間容
量,NMOSトランジスタQn23のソース,ゲート間
容量NMOSトランジスタQn24のドレイン,ゲート
間容量で代用することができる。すなわち、NMOSト
ランジスタQn21〜Qn24により1単位のメモリセ
ルを構成する。
【0109】このような構成の実施の形態5の第1の態
様のダイナミック型メモリのメモリセルに対する書き込
み、読み出し動作を説明する。
【0110】図15の構成のように、NMOSトランジ
スタで構成されたダイナミック型メモリセルに書き込み
動作を行う時は、選択された書き込みワード線WWLn
のみをHレベルとし、書き込み用トランジスタQn21
をオン(導通)させ、ノードN3の電位を書き込みビッ
ト線WBLnの電位より定め、書き込みビット線WBL
nの電位がHレベルならばノードN3もHレベルとなり
“1”が書き込まれ、書き込みビット線WBLnの電位
がLレベルならばノードN3もLレベルとなり“0”が
書き込まれる。そして、書き込まれた電位は、選択され
た書き込みワード線WWLnがLレベルとなりトランジ
スタQn21がオフすることにより保持される。
【0111】読み出し動作時においては、まず、書き込
みビット線WBLnをLレベルに固定するとともに、読
み出しビット線RBLnをHレベルにプリチャージす
る。そして、選択された読み出しワード線RWLnをH
レベルとし、読み出し用トランジスタQn22をオンさ
せ、“1”が保持されているならノードN3がHレベル
であり、NMOSトランジスタQn22及びNMOSト
ランジスタQn23が共にオンし、読み出しビット線R
BLnが接地電位(書き込みビット線WBLn)に電気
的に接続されるため、読み出しビット線RBLnのあら
かじめプリチャージされた電位はディスチャージされ、
Lレベル(“1”)として読み出される。
【0112】逆に“0”が保持されているのならノード
N3はLレベルであるため、トランジスタQn23はオ
フしており、読み出しビット線RBLnと接地電位(書
き込みビット線WBLnの電位)とは電気的に遮断され
るため、あらかじめプリチャージされた読み出しビット
線RBLnのHレベルは保持され、メモリセルの内容が
“0”であることがわかる。
【0113】このとき、実施の形態5の第1の態様のメ
モリセルは、接地レベル(Lレベルの電源電圧)をNM
OSトランジスタQn24のゲートに与え、NMOSト
ランジスタQn24を常にオフ状態にすることにより、
端子P1に与える電位を設定しても書き込み及び読み出
し動作を行うことができる。
【0114】<基本構成(レイアウトパターン)>図1
6は図15で示した実施の形態5の第1の態様のメモリ
をゲートアイソレーション用のゲートアレイを用いて構
成したレイアウトパターンを示す平面図である。
【0115】同図に示すように、1列に並ぶ複数のゲー
ト部3(図中、4個)に対し、酸化膜によりトランジス
タ間を絶縁分離しない1つの拡散領域10を設けてい
る。図16において縦断する3本の第1層配線1(図
中、太い斜線のハッチング)は、図16の左方から、接
地電位GND用、書き込みビット線WBLn用、読み出
しビット線RBLn用、端子P1用にそれぞれ用いられ
る。他の第1層配線1は、第1コンタクト4,4間の接
続用等に用いられる。一方、図16において横断する2
本の第2層配線2(図中、細い斜線のハッチング)は図
16の上から書き込みワード線WWLn用、読み出しワ
ード線RWLn用にそれぞれ用いられる。そして、第1
コンタクト4(図中、□)は第1層配線1と、ゲート部
3あるいは拡散領域10との電気的接続に用いられ、第
2コンタクト5(図中、□の中に×印)は第1層配線1
と第2層配線2との電気的接続に用いられる。そして、
図16に示すように、図16の上方から、NMOSトラ
ンジスタQn24,Qn21,Qn23,Qn22のゲ
ートの順でNMOSトランジスタを構成している。
【0116】<ペアメモリセル構成(回路図)>図17
は、図15で示す構成のダイナミック型メモリのメモリ
セルを、NMOSトランジスタで2つのメモリセルを構
成したペアメモリセル構成を示す回路図である。
【0117】図17に示すように、NMOSトランジス
タQn21は、ゲートが書き込みワード線WWLn0に
接続され、ソースは書き込みビット線WBLnに接続さ
れ、そのドレインがノードN3に接続される。また、N
MOSトランジスタQn22はゲートが読み出しワード
線RWLn0に接続され、ソースが読み出しビット線R
BLnに接続される。NMOSトランジスタQn23の
ゲートがノードN3を介してNMOSトランジスタQn
21のドレインに接続され、ソースが書き込みビット線
WBLnに接続され、ドレインがNMOSトランジスタ
Qn22のドレインに接続される。NMOSトランジス
タQn24のゲートは接地され、ドレインがノードN3
を介してNMOSトランジスタQn21のドレインに接
続される。このように、NMOSトランジスタQn21
〜Qn24により1単位のメモリセルを構成する。
【0118】NMOSトランジスタQn31は、ゲート
が書き込みワード線WWLn1に接続され、ソースは書
き込みビット線WBLnに接続され、そのドレインがノ
ードN13を介してNMOSトランジスタQn24のソ
ースに接続される。また、NMOSトランジスタQn3
2はゲートが読み出しワード線RWLn1に接続され、
ソースが読み出しビット線RBLnに接続される。NM
OSトランジスタQn33のゲートがノードN13を介
してNMOSトランジスタQn31のドレインに接続さ
れ、ソースが書き込みビット線WBLに接続され、ドレ
インがNMOSトランジスタQn32のドレインに接続
される。このように、NMOSトランジスタQn31〜
Qn33及びNMOSトランジスタQn24により1単
位のメモリセルを構成する。
【0119】このように、図17で示したペアメモリセ
ルは、NMOSトランジスタQn24を2つのメモリセ
ルで共用するように構成したため、1つのトランジスタ
を省略できる分、回路構成を簡略化することができる。
なお、図17ではNMOSトランジスタで構成したが、
PMOSトランジスタで構成してもよい。
【0120】<ペアトランジスタ構成(レイアウトパタ
ーン)>図18は図21の回路をゲートアレイを用いて
構成したレイアウトパターンを示す平面図である。図1
8に示すように、1列に並ぶゲート部3に対し、酸化膜
によりトランジスタ間が絶縁分離されない1つのN型の
拡散領域11を設けている。
【0121】図18において縦断する3本の第1層配線
1は、図18の左側から、接地電位GND用、書き込み
ビット線WBLn用、読み出しビット線RBLn用にそ
れぞれ用いられる。他の第1層配線1は、第1コンタク
ト4,4間の接続用等に用いられる。一方、図18にお
いて横断する4本の第2層配線2は、図18の上方か
ら、読み出しワード線RWLn1用、書き込みワード線
WWLn1用、書き込みワード線WWLn0用、読み出
しワード線RWLn0用にそれぞれ用いられる。そし
て、第1コンタクト4は第1層配線1と、ゲート部3あ
るいは拡散領域11との電気的接続に用いられ、第2コ
ンタクト5は第1層配線1と第2層配線2との電気的接
続に用いられる。
【0122】そして、図18の上方のゲート部3から順
に、NMOSトランジスタQn32,Qn33,Qn3
1,Qn24,Qn21,Qn23,Qn22を構成す
る。
【0123】このように、NMOSトランジスタQn2
1〜Qn24からなるメモリセルと、NMOSトランジ
スタQn31〜Qn33及びQn24からなるメモリセ
ルとを隣接して形成することにより、同一のNMOSト
ランジスタQn24を隣接するメモリセル間で共用する
ことができ、さらに高集積化を図ることができる。
【0124】<第2の態様> <基本構成(回路図)>図19は、画像処理用LSI内
蔵メモリとして用いられる、実施の形態5の第2の態様
のダイナミック型メモリのメモリセル構成を示す回路図
である。
【0125】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn24のソースは書き込みビット線WBLnに接続さ
れる。他の構成は、図15で示した第1の態様と同様で
あるため、説明は省略する。
【0126】このような構成の実施の形態5の第2の態
様のダイナミック型メモリのメモリセルに対する書き込
み、読み出し動作は第1の態様と同様にして行う。
【0127】実施の形態5の第2の態様のメモリセル
は、書き込み及び読み出し時において、接地レベル(L
レベルの電源電圧)をNMOSトランジスタQn24の
ゲートに与え、NMOSトランジスタQn24を常にオ
フ状態にすることにより、絶縁膜を形成することなく、
書き込みビット線WBLnを介したNMOSトランジス
タQn21のドレインとNMOSトランジスタQn23
のソースとを絶縁分離することができる。
【0128】<基本構成(レイアウトパターン)>図2
0は図19で示した実施の形態5の第2の態様のメモリ
をゲートアイソレーション用のゲートアレイを用いて構
成したレイアウトパターンを示す平面図である。
【0129】同図に示すように、1列に並ぶ複数のゲー
ト部3(図中、4個)に対し、酸化膜によりトランジス
タ間を絶縁分離しない1つの拡散領域10を設けてい
る。図20において縦断する3本の第1層配線1は、図
20の左方から、接地電位GND用、書き込みビット線
WBLn用、読み出しビット線RBLn用にそれぞれ用
いられる。他の第1層配線1は、第1コンタクト4,4
間の接続用等に用いられる。一方、図20において横断
する2本の第2層配線2は図20の上方から書き込みワ
ード線WWLn用、読み出しワード線RWLn用にそれ
ぞれ用いられる。そして、第1コンタクト4は第1層配
線1と、ゲート部3あるいは拡散領域15との電気的接
続に用いられ、第2コンタクト5は第1層配線1と第2
層配線2との電気的接続に用いられる。そして、図20
に示すように、図20の上方から、NMOSトランジス
タQn24,Qn21,Qn23,Qn22のゲートの
順でNMOSトランジスタを構成している。
【0130】このように、NMOSトランジスタQn2
4を絶縁分離用に用いることにより、書き込みビット線
WBLnを介したNMOSトランジスタQn21のドレ
インとNMOSトランジスタQn23のソースとの絶縁
分離を行って高集積化を図っている。
【0131】<CMOS構成(回路図)>図21は、図
19で示す構成のダイナミック型メモリのメモリセル
を、NMOSトランジスタで2つのメモリセルを構成す
る共に、PMOSトランジスタで2つのメモリセルを構
成したCMOS用メモリの構成を示す回路図である。
【0132】図21に示すように、NMOSトランジス
タQn21は、ゲートが書き込みワード線WWLn0に
接続され、ソースは書き込みビット線WBLnに接続さ
れ、そのドレインがノードN3に接続される。また、N
MOSトランジスタQn22はゲートが読み出しワード
線RWLn0に接続され、ソースが読み出しビット線R
BLnに接続される。NMOSトランジスタQn23の
ゲートがノードN3を介してNMOSトランジスタQn
21のドレインに接続され、ソースが書き込みビット線
WBLnに接続され、ドレインがNMOSトランジスタ
Qn22のドレインに接続される。NMOSトランジス
タQn24のゲートは接地され、ソースが書き込みビッ
ト線WBLnに接続され、ドレインがノードN3を介し
てNMOSトランジスタQn21のドレインに接続され
る。このように、NMOSトランジスタQn21〜Qn
24により1単位のメモリセルを構成する。
【0133】NMOSトランジスタQn31は、ゲート
が書き込みワード線WWLn1に接続され、ソースは書
き込みビット線WBLnに接続され、そのドレインがノ
ードN13に接続される。また、NMOSトランジスタ
Qn32はゲートが読み出しワード線RWLn1に接続
され、ソースが読み出しビット線RBLnに接続され
る。NMOSトランジスタQn33のゲートがノードN
13を介してNMOSトランジスタQn31のドレイン
に接続され、ソースが書き込みビット線WBLに接続さ
れ、ドレインがNMOSトランジスタQn32のドレイ
ンに接続される。NMOSトランジスタQn34のゲー
トは接地され、ソースが書き込みビット線WBLに接続
され、ドレインがノードN13を介してNMOSトラン
ジスタQn31のドレインに接続される。このように、
NMOSトランジスタQn31〜Qn34により1単位
のメモリセルを構成する。
【0134】PMOSトランジスタQp21は、ゲート
が書き込みワード線WWLp0に接続され、ソースは書
き込みビット線WBLpに接続され、そのドレインがノ
ードN4に接続される。また、PMOSトランジスタQ
p22はゲートが読み出しワード線RWLp0に接続さ
れ、ソースが読み出しビット線RBLpに接続される。
PMOSトランジスタQp23のゲートがノードN4を
介してPMOSトランジスタQp21のドレインに接続
され、ソースが書き込みビット線WBLpに接続され、
ドレインがPMOSトランジスタQp22のドレインに
接続される。PMOSトランジスタQp24のゲートは
電源電圧VDDに接続され、ソースが書き込みビット線
WBLpに接続され、ドレインがノードN4を介してP
MOSトランジスタQp21のドレインに接続される。
このように、PMOSトランジスタQp21〜Qp24
により1単位のメモリセルを構成する。
【0135】PMOSトランジスタQp31は、ゲート
が書き込みワード線WWLp1に接続され、ソースは書
き込みビット線WBLpに接続され、そのドレインがノ
ードN14に接続される。また、PMOSトランジスタ
Qp32はゲートが読み出しワード線RWLp1に接続
され、ソースが読み出しビット線RBLpに接続され
る。PMOSトランジスタQp33のゲートがノードN
14を介してPMOSトランジスタQp31のドレイン
に接続され、ソースが書き込みビット線WBLpに接続
され、ドレインがPMOSトランジスタQp32のドレ
インに接続される。PMOSトランジスタQp34のゲ
ートは電源電圧VDDに接続され、ソースが書き込みビ
ット線WBLpに接続され、ドレインがノードN14を
介してPMOSトランジスタQp31のドレインに接続
される。このように、PMOSトランジスタQp31〜
Qp34により1単位のメモリセルを構成する。
【0136】なお、PMOSトランジスタで構成された
メモリセルに対する書き込み動作は、書き込みワード線
WWLp0(WWLp1)を選択的にLレベルにして、
書き込み用トランジスタQp21(Qp31)をオンさ
せる。以降の動作はNMOSトランジスタの場合と同様
である。
【0137】また、PMOSトランジスタで構成された
メモリセルに対する読み出し動作は以下のように行われ
る。まず、書き込みビット線WBLpをHレベルに設定
するとともに、読み出しビット線RBLpをLレベルに
設定した後、選択された読み出しワード線RWLp0
(RWLp1)をLレベルとし、読み出し用トランジス
タQp22(Qp32)をオンさせ、“1”が保持され
ているならノードN4(N14)がHレベルであり、P
MOSトランジスタQp23(Qp33)がオフしてい
るので、読み出しビット線RBLpはLレベルを保持
し、メモリセルの記憶内容が“1”であることがわか
る。
【0138】逆に“0”が保持されているのならノード
N4(N14)はLレベルであるため、トランジスタQ
p22(Qp32)及びQp23(Qp33)は共にオ
ンし、読み出しビット線RBLpとHレベル(書き込み
ビット線WBLp)とが電気的に接続されるため、あら
かじめ設定された読み出しビット線RBLpのLレベル
はチャージされ、Hレベル(“0”)として読み出され
る。
【0139】<CMOS構成(レイアウトパターン)>
図22は図21の回路をCMOSトランジスタ用のゲー
トアレイを用いて構成したレイアウトパターンを示す平
面図である。図22に示すように、1列に並ぶゲート部
3nに対し、酸化膜によりトランジスタ間が絶縁分離さ
れない1つのN型の拡散領域11を設け、1列に並ぶゲ
ート部3pに対し、酸化膜によりトランジスタ間が絶縁
分離されない1つのP型の拡散領域12を設けている。
【0140】図22において縦断する6本の第1層配線
1は、図22の左側から、接地電位GND用、書き込み
ビット線WBLn用、読み出しビット線RBLn用、読
み出しビット線RBLp用、書き込みビット線WBLp
用、電源VDD用にそれぞれ用いられる。他の第1層配
線1は、第1コンタクト4,4間の接続用等に用いられ
る。一方、図22において横断する8本の第2層配線2
は、図22の上方から、書き込みワード線WWLn0
用、書き込みワード線WWLp0用、読み出しワード線
RWLn0用、読み出しワード線RWLp0用、読み出
しワード線RWLn1用、読み出しワード線RWLp1
用、書き込みワード線WWLn1用、書き込みワード線
WWLp1用にそれぞれ用いられる。そして、第1コン
タクト4は第1層配線1と、ゲート部3(3n,3p)
あるいは拡散領域11,12との電気的接続に用いら
れ、第2コンタクト5は第1層配線1と第2層配線2と
の電気的接続に用いられる。
【0141】そして、図22の上方のゲート部3nから
順に、NMOSトランジスタQn24,Qn21,Qn
23,Qn22,Qn32,Qn33,Qn31,Qn
34を構成し、図22の上方から2番目のゲート部3p
から順に、PMOSトランジスタQp24,Qp21,
Qp23,Qp22,Qp32,Qp33,Qp31,
Qp34を構成する。
【0142】このように、NMOSトランジスタQn2
1〜Qn24からなるメモリセルと、NMOSトランジ
スタQn31〜Qn34からなるメモリセルとを隣接し
て形成することにより、読み出しワード線RWLn0を
ゲートに接続するNMOSトランジスタQn22と、読
み出しワード線RWLn1をゲートに接続するNMOS
トランジスタQn32との間で、拡散領域11Aをソー
ス拡散領域として共用することができ、同様に、読み出
し用トランジスタである、PMOSトランジスタのPM
OSトランジスタQp22とPMOSトランジスタQp
32との間で、拡散領域12Aをソース拡散領域として
共用することができるため、さらに高集積化を図ること
ができる。
【0143】加えて、NMOSトランジスタ(Qn21
〜Qn24,Qn31〜Qn34)により構成するメモ
リセルと、PMOSトランジスタ(Qp21〜Qp2
4,Qp31〜Qp34)により構成するメモリセルと
を混在して形成することにより、CMOS構成のゲート
アレイを効率的に利用することができる。
【0144】なお、実施の形態5の第2の態様では、読
み出し用トランジスタ(Qn22,Qn32,Qp2
2,Qp32)との間でソースを共有する例を示した
が、同様な原理で書き込み用トランジスタ(Qn21,
Qn31,Qp21,Qp31)を隣接して形成して、
ソースを共有することにより、高集積化を図ることもで
きる。
【0145】<<実施の形態6>> <第1の態様> <基本構成(回路図)>図23は、画像処理用LSI内
蔵メモリとして用いられる、実施の形態6の第1の態様
のダイナミック型メモリのメモリセル構成を示す回路図
である。
【0146】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn21は、ゲートが書き込みワード線WWLnに接続
され、ソースは書き込みビット線WBLnに接続され、
そのドレインがノードN3に接続される。また、NMO
SトランジスタQn22はゲートが読み出しワード線R
WLnに接続され、ソースが読み出しビット線RBLn
に接続される。NMOSトランジスタQn23のゲート
がノードN3を介してNMOSトランジスタQn21の
ドレインに接続され、ソースが書き込みビット線WBL
nに接続され、ドレインがNMOSトランジスタQn2
2のドレインに接続される。NMOSトランジスタQn
25のゲートは書き込みワード線WWLn2に接続さ
れ、ソースが書き込みビット線WBLn2に接続され、
ドレインがノードN3を介してNMOSトランジスタQ
n21のドレインに接続される。
【0147】なお、キャパシタC3は便宜上、図示した
が、NMOSトランジスタQn21のドレイン,ゲート
間容量、NMOSトランジスタQn23のゲート容量、
NMOSトランジスタQn23のドレイン,ゲート間容
量,NMOSトランジスタQn23のソース,ゲート間
容量及びNMOSトランジスタQn25のドレイン,ゲ
ート間容量で代用することができる。すなわち、NMO
SトランジスタQn21,Qn22,Qn23,Qn2
5により1単位のメモリセルを構成する。
【0148】このような構成の実施の形態6の第1の態
様のダイナミック型メモリのメモリセルに対する書き込
み、読み出し動作を説明する。
【0149】図23の構成において、NMOSトランジ
スタで構成されたダイナミック型メモリセルに書き込み
動作を行う時は、書き込みワード線WWLn及び書き込
みワード線WWLn2のうち一方のワード線によりメモ
リセルの選択を行う。
【0150】書き込みワード線WWLnによる選択は以
下のように行う。まず、選択された書き込みワード線W
WLn(WWLn2はすべてLレベル)のみをHレベル
とし、書き込み用トランジスタQn21をオン(導通)
させ、ノードN3の電位を書き込みビット線WBLnの
電位より定め、書き込みビット線WBLnの電位がHレ
ベルならばノードN3もHレベルとなり“1”が書き込
まれ、書き込みビット線WBLnの電位がLレベルなら
ばノードN3もLレベルとなり“0”が書き込まれる。
そして、書き込まれた電位は、選択された書き込みワー
ド線WWLnがLレベルとなりトランジスタQn21が
オフすることにより保持される。
【0151】一方、書き込みワード線WWLn2による
選択は以下のように行う。選択された書き込みワード線
WWLn2(WWLnはすべてLレベル)のみをHレベ
ルとし、書き込み用トランジスタQn25をオンさせ、
ノードN3の電位を書き込みビット線WBLn2の電位
より定め、書き込みビット線WBLn2の電位がHレベ
ルならばノードN3もHレベルとなり“1”が書き込ま
れ、書き込みビット線WBLn2の電位がLレベルなら
ばノードN3もLレベルとなり“0”が書き込まれる。
そして、書き込まれた電位は、選択された書き込みワー
ド線WWLn2がLレベルとなりトランジスタQn5が
オフすることにより保持される。
【0152】このように、書き込みビット線WBLn及
び書き込みワード線WWLnを用いて第1の書き込み用
NMOSトランジスタQn21をオン/オフさせること
による第1の書き込み動作と、書き込みビット線WBL
n2及び書き込みワード線WWLn2を用いて第2の書
き込み用NMOSトランジスタQn25とオン/オフさ
せることによる第2の書き込み動作を同一の記憶ノード
N3に対して独立して行うことができる。
【0153】読み出し動作時においては、まず、書き込
みビット線WBLnをLレベルに固定すると共に読み出
しビット線RBLnをHレベルにプリチャージする。そ
して、選択された読み出しワード線RWLnをHレベル
とし、読み出し用トランジスタQn22をオンさせ、
“1”が保持されているならノードN3がHレベルであ
り、NMOSトランジスタQn22及びNMOSトラン
ジスタQn23が共にオンしているので、読み出しビッ
ト線RBLnのあらかじめプリチャージされた電位をデ
ィスチャージさせ、Lレベル(“1”)として読み出
す。
【0154】逆に“0”が保持されているのならノード
N3はLレベルであるため、トランジスタQn3はオフ
しており、読み出しビット線RBLnと接地電位(書き
込みビット線WBLnの電位)とは電気的に遮断される
ため、あらかじめプリチャージされた読み出しビット線
のHレベルは保持され、メモリセルの内容が“0”であ
ることがわかる。
【0155】<基本構成(レイアウトパターン)>図2
4は図23で示した実施の形態6の第1の態様のメモリ
をゲートアイソレーション用のゲートアレイを用いて構
成したレイアウトパターンを示す平面図である。
【0156】同図に示すように、1列に並ぶ複数のゲー
ト部3(図中、4個)に対し、酸化膜によりトランジス
タ間を絶縁分離しない1つの拡散領域10を設けてい
る。図24において縦断する3本の第1層配線1(図
中、太い斜線のハッチング)は、図24の左方から、書
き込みビット線WBLn2用、書き込みビット線WBL
n用、読み出しビット線RBLn用にそれぞれ用いられ
る。他の第1層配線1は、第1コンタクト4,4間の接
続用等に用いられる。一方、図24において横断する3
本の第2層配線2(図中、細い斜線のハッチング)は図
24の上から書き込みワード線WWLn2用、書き込み
ワード線WWLn用、読み出しワード線RWLn用にそ
れぞれ用いられる。そして、第1コンタクト4(図中、
□)は第1層配線1と、ゲート部3あるいは拡散領域1
0との電気的接続に用いられ、第2コンタクト5(図
中、□の中に×印)は第1層配線1と第2層配線2との
電気的接続に用いられる。そして、図24に示すよう
に、図24の上方から、NMOSトランジスタQn2
5,Qn21,Qn23,Qn22のゲートの順でNM
OSトランジスタを構成している。
【0157】<第2の態様> <基本構成(回路図)>図25は、画像処理用LSI内
蔵メモリとして用いられる、実施の形態6の第2の態様
のダイナミック型メモリのメモリセル構成を示す回路図
である。
【0158】同図に示すように、NMOSトランジスタ
Qn26のゲートは接地され、ソース及びドレインがノ
ードN3に接続される。他の構成は図23で示した実施
の形態6の第1の態様の構成と同様である。
【0159】このような構成の実施の形態6の第2の態
様のダイナミック型メモリは、実施の形態6の第1の態
様と同様に、メモリセルに対する書き込み、読み出し動
作を行う。
【0160】さらに、第1の態様と比較した場合、第2
の態様のキャパシタC3の容量は、NMOSトランジス
タQn26のドレイン,ゲート間容量及びNMOSトラ
ンジスタQn26のソース,ゲート間容量を加えた容量
分、第1の態様のキャパシタC3の容量を上回ることが
できるため、メモリセルの記憶容量を大きくすることが
できる。
【0161】<CMOS構成(回路図)>図26は、図
25で示す構成のダイナミック型メモリのメモリセル
を、NMOSトランジスタで2つのメモリセルを構成す
る共に、PMOSトランジスタで2つのメモリセルを構
成したCMOS用メモリの構成を示す回路図である。
【0162】図26に示すように、NMOSトランジス
タQn26のゲートが接地され、ソース,ドレインが共
にノードN3に接続される。このように、NMOSトラ
ンジスタQn21〜Qn23、Qn25〜Qn26によ
り1単位のメモリセルを構成する。
【0163】NMOSトランジスタQn36のゲートが
接地され、ソース,ドレインが共にNMOSトランジス
タQn31のドレイン及びノードN13に接続される。
このように、NMOSトランジスタQn31〜Qn3
3、Qn35〜Qn36により1単位のメモリセルを構
成する。
【0164】PMOSトランジスタQp26のゲートは
電源VDDに接続され、ソース,ドレインが共にPMO
SトランジスタQp21のドレイン及びノードN4に接
続される。このように、PMOSトランジスタQp21
〜Qp23、Qp25〜Qp26により1単位のメモリ
セルを構成する。
【0165】PMOSトランジスタQp36のゲートは
電源VDDに接続され、ソース,ドレインが共にPMO
SトランジスタQp31のドレイン及びノードN3に接
続される。このように、PMOSトランジスタQp31
〜Qp33、Qp35〜Qp36により1単位のメモリ
セルを構成する。なお、他の構成は図23で示した実施
の形態6の第1の態様と基本的に同様である。
【0166】<CMOS構成(レイアウトパターン)>
図27は図26の回路をCMOSトランジスタ用のゲー
トアレイを用いて構成したレイアウトパターンを示す平
面図である。図27では図示しないが、図22で示した
実施の形態5のレイアウトパターンと同様、1列に並ぶ
ゲート部3nに対し、酸化膜によりトランジスタ間が絶
縁分離されない1つのN型の拡散領域を設け、1列に並
ぶゲート部3pに対し、酸化膜によりトランジスタ間が
絶縁分離されない1つのP型の拡散領域を設けている。
【0167】図27において縦断する8本の第1層配線
1は、図27の左側から、接地電位GND用、書き込み
ビット線WBLn2用、書き込みビット線WBLn用、
読み出しビット線RBLn用、読み出しビット線RBL
p用、書き込みビット線WBLp用、書き込みビット線
WBLp2用、電源VDD用にそれぞれ用いられる。他
の第1層配線1は、第1コンタクト4,4間の接続用等
に用いられる。
【0168】一方、図27において横断する12本の第
2層配線2は、図27の上方から、書き込みワード線W
WLn2用、書き込みワード線WWLn0用、書き込み
ワード線WWLp2用、書き込みワード線WWLp0
用、読み出しワード線RWLn0用、読み出しワード線
RWLn1用、読み出しワード線RWLp0用、読み出
しワード線RWLp1用、書き込みワード線WWLn1
用、書き込みワード線WWLn3用、書き込みワード線
WWLp1用、書き込みワード線WWLp3用にそれぞ
れ用いられる。そして、第1コンタクト4は第1層配線
1と、ゲート部3(3n,3p)あるいは拡散領域1
1,12との電気的接続に用いられ、第2コンタクト5
は第1層配線1と第2層配線2との電気的接続に用いら
れる。
【0169】そして、図27の上方のゲート部3nから
順に、NMOSトランジスタQn25,Qn26,Qn
21,Qn23,Qn22,Qn32,Qn33,Qn
31,Qn36,Qn35を構成し、図27の上方から
3番目のゲート部3pから順に、PMOSトランジスタ
Qp25,Qp26,Qp21,Qp23,Qp22,
Qp32,Qp33,Qp31,Qp36,Qp35を
構成する。
【0170】このように、NMOSトランジスタQn2
1〜Qn23、Qn25〜Qn26からなるメモリセル
と、NMOSトランジスタQn31〜Qn33、Qn3
5〜Qn36からなるメモリセルとを隣接して形成する
ことにより、読み出し用NMOSトランジスタQn22
と、読み出し用NMOSトランジスタQn32との間
で、拡散領域をソース拡散領域として共用することがで
き、同様に、読み出し用トランジスタである、PMOS
トランジスタのPMOSトランジスタQp22とPMO
SトランジスタQp32との間で、拡散領域をソース拡
散領域として共用することができるため、さらに高集積
化を図ることができる。
【0171】加えて、NMOSトランジスタ(Qn21
〜Qn23、Qn25〜Qn26、Qn31〜Qn3
3、Qn35〜Qn36)により構成するメモリセル
と、PMOSトランジスタ(Qp21〜Qp23、Qp
25〜Qp26、Qp31〜Qp33、Qp35〜Qp
36)により構成するメモリセルとを混在して形成する
ことにより、CMOS構成のゲートアレイを効率的に利
用することができる。
【0172】なお、実施の形態6の第2の態様では、読
み出し用トランジスタ(Qn22,Qn32,Qp2
2,Qp32)との間でソースを共有する例を示した
が、同様な原理で第2の書き込み用トランジスタ(Qn
25,Qn35,Qp25,Qp35)を隣接して形成
して、ソースを共有することにより、高集積化を図るこ
ともできる。
【0173】
【発明の効果】以上説明したように、この発明における
請求項1記載の半導体記憶装置は、自身を非導通状態に
するレベルの電圧を含む第2の制御電圧を制御電極に受
け、一方電極が第3のトランジスタの一方電極に接続さ
れ、他方電極が第1のトランジスタの他方電極に接続さ
れる所定の導電型の第4のトランジスタを備えているた
め、第2の制御電圧により第4のトランジスタを非導通
状態にすることにより、絶縁膜を形成することなく第1
のトランジスタの他方電極と第3のトランジスタの一方
電極とを絶縁分離することができる。
【0174】その結果、第1のトランジスタ、第4のト
ランジスタ、第3のトランジスタの順で絶縁分離するこ
となく隣接して形成し、第4のトランジスタを絶縁分離
用に用いることにより、第1のトランジスタと第3のト
ランジスタとの絶縁分離を行って高集積化を図ることが
できる。
【0175】また、請求項2記載の半導体記憶装置は、
制御電極に第3の制御電圧を受け、一方電極及び他方電
極がメモリセルの記憶ノードに接続される所定の導電型
の第5のトランジスタをさらに備えている。
【0176】その結果、第1のトランジスタ、第5(第
4の)のトランジスタ、第4(第5)のトランジスタ、
第3のトランジスタの順で絶縁分離することなく隣接し
て形成し、第4のトランジスタを絶縁分離用に用いるこ
とにより、第1のトランジスタと第3のトランジスタと
の絶縁分離を行って高集積化を図ることができる。
【0177】さらに、加えて、第5のトランジスタの一
方電極,制御電極間の容量と、他方電極,制御電極間の
容量とをメモリセルの記憶ノードに付随する容量として
追加することができる。
【0178】また、請求項3記載の半導体記憶装置の第
2の制御電圧は、第4のトランジスタを非導通状態にす
るレベルの第1の電圧と、第4のトランジスタを導通状
態にするレベルの第2の電圧とを含むため、第2の制御
電圧として第2の電圧を与えることにより、メモリセル
の記憶ノードを第1の制御電圧に設定することができ
る。
【0179】また、請求項4記載の半導体記憶装置の第
1の制御電圧は、“0”のデータを指示する第1の指示
電圧と“1”のデータを指示する第2の指示電圧とを含
むため、第2の制御電圧として第2の電圧を与えること
により、メモリセルの記憶ノードの電位を“0”あるい
は“1”のデータを指示する電圧に設定することができ
る。
【0180】また、請求項5記載の半導体記憶装置は、
第1の制御電圧は第2の書き込みビット線から供給さ
れ、第2の制御電圧は第2の書き込みワード線から供給
される。
【0181】したがって、書き込みワード線に第1のト
ランジスタが導通するレベルの電圧を印加して、第1の
トランジスタを導通させて、書き込みビット線上のデー
タをメモリセルの記憶ノードに与える第1の書き込み動
作と、第2の書き込みワード線に第4のトランジスタが
導通するレベルの電圧を印加して、第4のトランジスタ
を導通させて、第2の書き込みビット線上のデータをメ
モリセルの記憶ノードに与える第2の書き込み動作とを
独立して行うことができる。
【0182】また、請求項6記載の半導体記憶装置にお
いて、第1の半導体記憶部のメモリセルはCMOSゲー
トアレイの基本セルのN型トランジスタを用いて構成さ
れ、前記第2の半導体記憶部のメモリセルはCMOSゲ
ートアレイの基本セルのP型トランジスタを用いて構成
されるため、CMOS構成のゲートアレイを効率的に利
用することができる。
【0183】この発明における請求項7記載の半導体記
憶装置は、自身を非導通状態にするレベルの電圧を含む
制御電圧を制御電極に受け、他方電極が第1のトランジ
スタの他方電極に接続される所定の導電型の第4のトラ
ンジスタを備えているため、制御電圧により第4のトラ
ンジスタを非導通状態にすることにより、他方電極を任
意に設定することができる。
【0184】したがって、請求項8記載の半導体記憶装
置ように、第1の半導体記憶部の前記第4のトランジス
タと、前記第2の半導体記憶部の前記第4のトランジス
タとを共有しても、制御電圧により第4のトランジスタ
を非導通状態にすれば、第1の半導体記憶部と第2の半
導体記憶部との間で干渉が生じることはなく、回路動作
に支障なく高集積化を図ることができる。
【0185】また、請求項9記載の半導体記憶装置にお
いて、第1の半導体記憶部のメモリセルはCMOSゲー
トアレイの基本セルのN型トランジスタを用いて構成さ
れ、前記第2の半導体記憶部のメモリセルはCMOSゲ
ートアレイの基本セルのP型トランジスタを用いて構成
されるため、CMOS構成のゲートアレイを効率的に利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるメモリの基本
構成を示す回路図である。
【図2】 ゲートアレイ上における図1のレイアウトパ
ターンを示す平面図である。
【図3】 実施の形態1の効果説明用のレイアウトパタ
ーンを示す平面図である。
【図4】 実施の形態1のメモリのCMOS構成を示す
回路図である。
【図5】 ゲートアレイ上における図4のレイアウトパ
ターンを示す平面図である。
【図6】 この発明の実施の形態2であるメモリの基本
構成を示す回路図である。
【図7】 実施の形態2のメモリのCMOS構成を示す
回路図である。
【図8】 ゲートアレイ上における図7のレイアウトパ
ターンを示す平面図である。
【図9】 この発明の実施の形態3であるメモリの基本
構成を示す回路図である。
【図10】 実施の形態3のメモリのCMOS構成を示
す回路図である。
【図11】 ゲートアレイ上における図10のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図12】 この発明の実施の形態4であるメモリの基
本構成を示す回路図である。
【図13】 実施の形態4のメモリのCMOS構成を示
す回路図である。
【図14】 ゲートアレイ上における図13のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図15】 この発明の実施の形態5の第1の態様であ
るメモリの基本構成を示す回路図である。
【図16】 ゲートアレイ上における図15のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図17】 実施の形態5の第1の態様のペアトランジ
スタ構成を示す回路図である。
【図18】 ゲートアレイ上における図17のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図19】 この発明の実施の形態5の第2の態様であ
るメモリの基本構成を示す回路図である。
【図20】 ゲートアレイ上における図19のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図21】 実施の形態5の第2の態様のメモリのCM
OS構成を示す回路図である。
【図22】 ゲートアレイ上における図21のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図23】 この発明の実施の形態6の第1の態様であ
るメモリの基本構成を示す回路図である。
【図24】 ゲートアレイ上における図23のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図25】 この発明の実施の形態6の第2の態様であ
るメモリの基本構成を示す回路図である。
【図26】 実施の形態6の第2の態様のメモリのCM
OS構成を示す回路図である。
【図27】 ゲートアレイ上における図26のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図28】 従来のメモリの基本構成を示す回路図であ
る。
【図29】 ゲートアレイ上における図28のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【図30】 図28の2単位メモリセル構成を示す回路
図である。
【図31】 ゲートアレイ上における図30のレイアウ
トパターンを示す平面図である。
【符号の説明】
C1〜C4,C11〜C14 キャパシタ、Qn1〜Q
n5,Qn11〜Qn15,Qn21〜Qn27,Qn
31〜Qn37 NMOSトランジスタ、Qp1〜Qp
5,Qp11〜Qp15,Qp21〜Qp27,Qp3
1〜Qp37PMOSトランジスタ。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 書き込みワード線と、 書き込みビット線と、 読み出しワード線と、 読み出しビット線と、 制御電極が前記書き込みワード線に接続され、一方電極
    が前記書き込みビット線に接続される所定の導電型の第
    1のトランジスタと、 制御電極が前記読み出しワード線に接続され、一方電極
    が前記読み出しビット線に接続される前記所定の導電型
    の第2のトランジスタと、 制御電極が前記第1のトランジスタの他方電極に接続さ
    れ、一方電極に第1の制御電圧を受け、他方電極が前記
    第2のトランジスタの他方電極に接続される前記所定の
    導電型の第3のトランジスタと、 制御電極に第2の制御電圧を受け、一方電極が前記第3
    のトランジスタの一方電極に接続され、他方電極が前記
    第1のトランジスタの他方電極に接続される前記所定の
    導電型の第4のトランジスタとを備え、前記第2の制御
    電圧は、前記第4のトランジスタを非導通状態にするレ
    ベルの電圧を含み、 前記第1〜第4のトランジスタにより前記第3のトラン
    ジスタの制御電極を記憶ノードとしたメモリセルを構成
    する、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 制御電極に第3の制御電圧を受け、一方
    電極及び他方電極が前記メモリセルの記憶ノードに接続
    される前記所定の導電型の第5のトランジスタをさらに
    備え、 前記第3の制御電圧は、前記第5のトランジスタを非導
    通状態にするレベルの電圧を含み、 前記第1〜第4のトランジスタに、さらに第5のトラン
    ジスタを加えて前記メモリセルを構成する、請求項1記
    載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の制御電圧は、前記第4のトラ
    ンジスタを非導通状態にするレベルの第1の電圧と、前
    記第4のトランジスタを導通状態にするレベルの第2の
    電圧とを含む、請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の制御電圧は、“0”のデータ
    を指示する第1の指示電圧と、“1”のデータを指示す
    る第2の指示電圧とを含む、請求項3記載の半導体記憶
    装置。
  5. 【請求項5】 第2の書き込みワード線及び第2の書き
    込みビット線をさらに備え、 前記第1の制御電圧は第2の書き込みビット線から供給
    され、 前記第2の制御電圧は第2の書き込みワード線から供給
    される、請求項4記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 それぞれが請求項1記載の半導体記憶装
    置の前記メモリセルを含む第1及び第2の半導体記憶部
    を備え、 前記第1の半導体記憶部の前記メモリセルはCMOSゲ
    ートアレイの基本セルのN型トランジスタを用いて構成
    され、前記第2の半導体記憶部の前記メモリセルはCM
    OSゲートアレイの基本セルのP型トランジスタを用い
    て構成される、半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 書き込みワード線と、 書き込みビット線と、 読み出しワード線と、 読み出しビット線と、 制御電極が前記書き込みワード線に接続され、一方電極
    が前記書き込みビット線に接続される所定の導電型の第
    1のトランジスタと、 制御電極が前記読み出しワード線に接続され、一方電極
    が前記読み出しビット線に接続される前記所定の導電型
    の第2のトランジスタと、 制御電極が前記第1のトランジスタの他方電極に接続さ
    れ、一方電極が前記書き込みビット線に接続され、他方
    電極が前記第2のトランジスタの他方電極に接続される
    前記所定の導電型の第3のトランジスタと、 制御電極に制御電圧を受け、一方電極が前記第1のトラ
    ンジスタの他方電極に接続される前記所定の導電型の第
    4のトランジスタとを備え、前記制御電圧は、前記第4
    のトランジスタを非導通状態にするレベルの電圧を含
    み、 前記第1〜第4のトランジスタにより前記第3のトラン
    ジスタの制御電極を記憶ノードとしたメモリセルを構成
    する、半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 それぞれが請求項7記載の半導体記憶装
    置の前記メモリセルを含む第1及び第2の半導体記憶部
    を備え、 前記第1の半導体記憶部の前記第4のトランジスタと、
    前記第2の半導体記憶部の前記第4のトランジスタとは
    互いに共有される、半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 それぞれが請求項7記載の半導体記憶装
    置の前記メモリセルを含む第1及び第2の半導体記憶部
    を備え、 前記第1の半導体記憶部の前記メモリセルはCMOSゲ
    ートアレイの基本セルのN型トランジスタを用いて構成
    され、前記第2の半導体記憶部の前記メモリセルはCM
    OSゲートアレイの基本セルのP型トランジスタを用い
    て構成される、半導体記憶装置。
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