JPH09156119A - インクジェット記録装置 - Google Patents

インクジェット記録装置

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JPH09156119A
JPH09156119A JP31646195A JP31646195A JPH09156119A JP H09156119 A JPH09156119 A JP H09156119A JP 31646195 A JP31646195 A JP 31646195A JP 31646195 A JP31646195 A JP 31646195A JP H09156119 A JPH09156119 A JP H09156119A
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JP
Japan
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ink
solvent
circulation
print head
seal plate
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JP31646195A
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English (en)
Inventor
Tomiyoshi Sato
富義 佐藤
Toshihide Nagamine
俊秀 長嶺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】インクや溶剤を循環させる循環ボードの配管の
接続を簡素化した循環装置を備えたインクジェット記録
装置を提供する。 【解決手段】循環ボ−ド7の一面に制御部品の一部を一
体形成すると共に複数の制御部品を実装し、その反対の
面に各制御部品を連結するU字状溝28を形成し、シー
ル板24でU字状溝28を覆い、その上に当板25をあ
てがい、シール板24を循環ボード7に密着固定して、
循環ボード7の密閉された管路を形成し、循環ボード7
の配管の接続を簡素化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、インクジェット記
録装置に関し、特にインクや溶剤を循環させる循環ボー
ドの配管の接続を簡素化したインク循環装置を備えたイ
ンクジェット記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録装置のインク
循環装置において、インクや溶剤を循環させる流路は、
インク循環装置の循環ボードの両面からそれぞれ直線的
に設けた穴を任意の位置で結合し形成するものであっ
た。したがって、結合部まで距離のある流路は当然深い
穴になり、循環ボードの面に対し斜めの流路は穴を斜め
にあける必要があった。このような循環ボードは、例え
循環ボードの材料が合成樹脂でよいとしても、射出成形
により製作することは成型上困難であるため、これらの
穴はフライス盤やボ−ル盤等で機械加工され、循環ボー
ドが製作されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の加工作業は、非能率的であり、生産性に欠けるので完
成品は高価なものになっていた。また、切削加工で生じ
る切子は、深い穴の奥に付着するため除去作業が困難で
あり、除去されない切子はインクや溶剤の流路を詰まら
せ循環や噴射不良の原因となっていた。
【0004】本発明の目的は、上記問題を解決すべく、
インクや溶剤を循環させる循環ボードの配管の接続を簡
素化した循環装置を備えたインクジェット記録装置を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、インク粒子を噴出して印字する印字ヘッ
ドと、インク保持容器内のインクを加圧して前記印字ヘ
ッドに供給するインク供給手段と、溶剤保持容器から前
記印字ヘッドに溶剤を供給する溶剤供給手段と、前記印
字ヘッドから印字に使用されなかったインク及び溶剤の
両液を前記インク保持容器に回収する回収手段と、前記
各手段内部の複数の制御部品及び該制御部品の相互間を
結ぶ前記両液の流路を含む配管を有する循環装置とを備
えたインクジェット記録装置において、 前記循環装置
は、少なくとも一面に前記複数の制御部品を実装し、他
面に前記各制御部品間を結ぶ前記流路となる溝を形成す
る循環ボードと、前記溝を覆うシール板と、該シール板
を循環ボードに密着固定する当板とを有することを特徴
とする。
【0006】また、本発明の他の特徴は、インク粒子を
噴出して印字する印字ヘッドと、インク保持容器内のイ
ンクを加圧して前記印字ヘッドに供給するインク供給手
段と、溶剤保持容器から前記印字ヘッドに溶剤を供給す
る溶剤供給手段と、前記印字ヘッドから印字に使用され
なかったインク及び溶剤の両液を前記インク保持容器に
回収する回収手段と、前記各手段内部の複数の制御部品
及び該制御部品の相互間を結ぶ前記両液の流路を含む配
管を有する循環装置とを備えたインクジェット記録装置
において、 前記循環装置は、合成樹脂で形成され少な
くとも一面に前記複数の制御部品を実装し他面に前記各
制御部品間を結ぶ前記流路となる溝を形成する循環ボー
ドと、前記溝全体を覆う弾性体からなるシール板と、前
記シール板の上部にあてがって、前記流路に循環する前
記インクや前記溶剤の洩れがないように、前記循環ボー
ドに前記シール板を密着固定する金属性の当板とを有す
ることにある。
【0007】また、本発明の他の特徴は、インク粒子を
噴出して印字する印字ヘッドと、インク保持容器内のイ
ンクを加圧して前記印字ヘッドに供給するインク供給手
段と、溶剤保持容器から前記印字ヘッドに溶剤を供給す
る溶剤供給手段と、前記印字ヘッドから印字に使用され
なかったインク及び溶剤の両液を前記インク保持容器に
回収する回収手段と、前記各手段内部の複数の制御部品
及び該制御部品の相互間を結ぶ前記両液の流路を含む配
管を有する循環装置とを備えたインクジェット記録装置
において、前記循環装置は、合成樹脂で形成され少なく
とも一面に前記複数の制御部品の配管接続部に相当する
部分を一体形成すると共に前記複数の制御部品を実装し
他面に前記各制御部品間を結ぶ前記流路となる溝を形成
する循環ボードと、前記溝全体を覆う弾性体からなるシ
ール板と、前記シール板の上部にあてがって、前記流路
に循環する前記インクや前記溶剤の洩れがないように、
前記循環ボードに前記シール板を密着固定する金属性の
当板とを有することにある。
【0008】本発明によれば、インクジェット記録装置
の循環装置の循環ボードは、合成樹脂等を材料として成
型され、循環ボードの少なくとも一面に制御部品を搭載
する。制御部品は、完全に機能するように循環ボードに
搭載する前に組み立てられている場合と、制御部品の配
管接続部に相当する部分を循環ボードの少なくとも一面
に一体形成しておき、その上に各制御部品の他の部分を
組込み機能するようにする場合の2通りになる。
【0009】また、循環ボードの他面には、各制御部品
間を結ぶインク及び溶剤の流路となる直線的や曲線的な
溝を形成し、その溝で各制御部品のインク及び溶剤の入
り口部や出口部間を結ぶ。そして、溝の上部をゴム等の
弾性体のシ−ル板で覆い、更にその上から金属性の当板
を当てがう。シ−ル板は、循環ボードと金属性の当板の
間に挟まれた状態となる。または、溝の反対の面に搭載
された制御部品の金具と当板の間にシ−ル板と循環ボー
ドを挟んだ状態となる。この状態で、これらの部品を同
時にねじ等で締結することにより、溝の上部の開いてい
る部分はシ−ル板で塞がれるので、密閉された流路を形
成することになる。
【0010】これにより、各制御部品の配管接続部に相
当する部分やインク及び溶剤の流路となる複数の溝を一
枚の循環ボードに一体形成で集約することができる。ま
た、循環ボード内に流入したインク及び溶剤は、密閉さ
れた管路内を流れるので、インクや溶剤の液漏れを無く
すことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係る循
環装置を備えたインクジェット記録装置を、図を用いて
説明する。なお、図中、同一部分は同一記号を付してあ
る。
【0012】図1は、本発明の一実施例に係る循環装置
を備えたインクジェット記録装置の全体の配管を示す。
1はインクジェット記録装置の本体ケ−スであり、本体
ケ−ス1は、インク容器2,溶剤容器3,循環装置4及
び制御装置5で構成されている。
【0013】6は印字ヘッドであり、インク粒子を射出
するノズル19,インク粒子を回収するインク回収口2
1で構成されている。
【0014】循環装置4は、循環部の制御部品やフィル
タ−16等を搭載する循環ボ−ド7と、モ−タ12で駆
動されインクや溶剤の圧送、吸引に供されるポンプ8,
9,10,11と、インクや溶剤の流路の開閉を行う電
磁バルブ13,14,18,22,23と、インクや溶
剤を保持するメインインク容器15と、インクや溶剤の
中に混入している異物を除去するフィルタ−16と、ノ
ズル19に適性な圧力でインクや溶剤を供給する減圧弁
17等で構成されている。
【0015】ノズル19から放出されたインク粒子20
は、記録に供される粒子以外はインク回収口21に補足
される。補足されたインクはメインインク容器15に戻
るように配管されている。
【0016】電源に制御装置5を接続し、起動操作を行
うとモ−タ12が回転し、ポンプ8,9,10,11が
回転する。ポンプ8はインク容器2からインクを吸込み
メインインク容器15に送りこむ。メインインク容器1
5にまだ充分インクがあるときは電磁バルブ13が閉じ
流れを阻止する。同様にポンプ9は溶剤容器3の中にあ
る溶剤をメインインク容器15に送りこむ。但し、メイ
ンインク容器15内のインク濃度が基準値より濃くなら
ないかぎり電磁バルブ14は閉じて流れを阻止する。イ
ンク濃度はメインインク容器15の近くに設けたセンサ
−(図示なし)で常時チェックするようにしてある。
【0017】ポンプ10は、メインインク容器15から
インクを吸い上げ、フィルタ−16側に圧送する。フィ
ルタ−16を通過したインクの液圧を減圧弁17で適性
圧力に降下させると共に脈動圧力を平滑化し、電磁バル
ブ18を経由してノズル19に送られる。
【0018】インクは、ノズル19内に組み込まれた圧
電素子により励振粒子化され、空中を飛翔するインク粒
子20となる。インク粒子20のうち記録に供されなか
ったものはインク回収口21に補足される。補足された
インク粒子20はポンプ11に吸引される。このとき
は、電磁バルブ23が開いているので、インクはメイン
インク容器15に回収されることになる。電磁バルブ2
2は、ノズル19内のインクを回収したいときに開くよ
うにしてあり、主にノズル19の清掃時に使用する。
【0019】図2から図8を用いて、本発明の一実施例
に係る循環装置4の詳細を説明する。
【0020】図2は、図1の循環ボ−ド7上面に循環部
の制御部品を搭載した状態を示す。図2に示すように、
循環ボ−ド7の片面には各電磁弁13,14,18,2
2,23が搭載され、ねじ26で各々取付けられてい
る。その反対面には、図3に示すように、シ−ル板24
と当板25が二重に循環ボ−ド7に載せてある。更にメ
インインク容器15とフィルタ−16を当板25の上に
載せ、ねじ26にて取付けるようにしてある。ねじ27
は、シ−ル板24,当板25,循環ボ−ド7を貫通し
て、各制御部品のベ−ス部材13D,14D,18D,
22D,23D,12A等に螺止されている。
【0021】循環ボ−ド7は、流体であるインクや溶剤
に接するので、これらに侵されない材質で製作する必要
がある。例えば、溶剤がメチルエチルケトン(MEK)
の如きものであれば、材質はポリプロピレン樹脂(P
P)やポリフェニレンサルフィド樹脂(PPS)等であ
り、熱硬化性樹脂であれば、ポリエステル樹脂か、エポ
キシ樹脂が好ましい。特に本実施例の循環ボード7は、
シール性の向上のため平面度が要求されるうえに変肉が
あるので、熱硬化性樹脂が好ましく、経済性を加味すれ
ば、射出成型可能な熱硬化性樹脂が最適である。
【0022】シ−ル板24には弾性体が使用され、適正
な厚みを持たせると共に、流体の圧力により容易に変形
しないように適度な硬度を持たせてある。また、材質的
には、ゴムが適材であり、中でも耐溶剤性に優れたEP
DMが最適である。また、シ−ル板24を押圧する当板
25には、剛性のある板が使用され、材質的には金属板
が適材で、特に鉄板が最適である。また、当板25はシ
−ル性向上のために適正な平面度が確保してある。
【0023】循環ボ−ド7の板厚方向の面には、図4〜
図8に示すように、インク容器接続口7Aを設け、その
側方に溶剤容器接続口7Bを設けてある。インク圧送接
続口7Cはノズル19と接続されるている。インク回収
接続口7D,7Eの各接続口は、循環ボ−ド7に一体形
成されている。また、各制御部品はそれらを配管しやす
いように考慮し配置してある。なお、図4は図2のP矢
視方向よりインク循環装置4の側面を見た状態を示して
いる。
【0024】図5は、図2の循環ボ−ド上の各制御部品
を取去った状態の上面を示す。この面で、13A,14
A,18A,22A,23Aは各電磁バルブのダイヤフ
ラム収納室であり、13B,14B,18B,22B,
23Bは各電磁バルブの中心孔であり、流体の流出入口
となる。また、13C,14C,18C,22C,23
Cは各中心孔の周囲に設けた環状凹部であり、前記中心
孔と相対する流体の流出入口となる。これら各ダイヤフ
ラム収納室,各中心孔,各環状凹部は、各電磁バルブの
配管接続部に相当する部分で、循環ボ−ド7と一体形成
されている。
【0025】ポンプ8,9,10,11は一つのモ−タ
12で四個のポンプを同時に駆動するようになってい
る。8Aから11Aは各ポンプの圧力室であり、8Bか
ら11Bは吸込口、8Cから11Cは吐出口である。こ
れら各圧力室,各吸込口,各吐出口は、各ポンプの配管
接続部に相当する部分で、循環ボ−ド7と一体形成され
ている。各吸込口や吐出口には、図7に示すように、イ
ンクや溶剤の逆流を防ぐための逆止弁29が設けられて
いる。
【0026】17Aは減圧弁17のダイヤフラム室であ
り、17Bは減圧弁流入口、17Cは減圧弁吐出口であ
る。これらダイヤフラム室17A,減圧弁流入口17
B,各減圧弁吐出口17Cも、減圧弁17の配管接続部
に相当する部分で、循環ボ−ド7と一体形成されてい
る。
【0027】図6は、図5の循環ボ−ド7の反対の面で
あり、かつシ−ル板24や当板25を取除いた状態を示
す。また、図7は、図6のAA断面を示す。インク容器
接続口7Aとポンプ吸込口8Bを接続しているのはU字
状溝28である。同様に、溶剤容器接続口7Bとポンプ
吸込口9B,ポンプ吐出口8Cと中心孔13B,ポンプ
吐出口9Cと中心孔14Bの間を接続しているのもU字
状溝28である。U字状溝28は、各制御部品の流入口
や吐出孔を直線的又は曲線的に、他のU字状溝28と干
渉しないで接続するように配設されている。
【0028】このように、循環ボード7には、一体形成
に適するように、制御部品の一部分が片面または両面
に、U字状溝28がどちらか片方の面に配置されてい
る。また、U字状溝28を設けた面は、シ−ル板24に
よるシ−ル性を向上するために平坦に仕上げられてい
る。
【0029】ここで、図6〜図8を用いて、インク及び
溶剤の循環経路を説明する。
【0030】インクはポンプ8の動作によりインク容器
2から配管してあるチュ−ブを通過し、図6に示すイン
ク容器接続口7Aから循環ボ−ド7内に流入する。循環
ボ−ド7内に流入したインクは、U字状溝28上部の開
いた部分がシ−ル板24で覆われることにより形成され
るロの字状管路内を流れ、ポンプ8の吸込口8Bに到達
する。
【0031】その後、インクは、ポンプ8に圧送され、
吐出口8CよりU字状溝28に沿って電磁バルブ13の
中心孔13Bに流れる。この時、電磁バルブ13が開い
ていれば、インクは環状凹部13CからU字状溝28へ
流出する。流出したインクは、図8に示すメインインク
容器内15に流入する。同様に、溶剤容器3から吸込ま
れた溶剤はポンプ9,溶剤容器接続口7B,U字状溝2
8,吸込口9B,吐出口9C,U字状溝28,電磁バル
ブ14の中心孔14B,環状凹部14C,U字状溝2
8,メインインク容器15の順に流れる。
【0032】メインインク容器15内の溶剤とインク
は、図8に示すように、ポンプ10の吸込口10Bに吸
引され、吐出口10Cから吐出され、U字状溝28に沿
ってフィルタ−16を経由して減圧弁流入口17Bに入
る。減圧弁17で適正な圧力に調整されたインクは、減
圧弁吐出口17Cから流出し、U字状溝28に沿って電
磁バルブ18を経由してインク圧送接続口7Cからノズ
ル19に送られる。インクの回収はポンプ11により行
い、回収されたインクは再びメインインク容器15に流
入する。
【0033】図9は、電磁バルブの配管接続部に相当す
る部分を一体形成した循環ボ−ド7に電磁バルブを組立
てる時の工程を示す。図中の電磁バルブ22を例にとり
説明する。
【0034】循環ボ−ド7の上面には、電磁バルブ22
の配管接続部に相当する部分、すなわちダイヤフラム収
納室22A,中心孔22B、環状凹部22Cが一体形成
されている。
【0035】22Eはダイヤフラム、22Fはダイヤフ
ラム22Eと一端を連結してあるプランジャ−であり、
他端は押しバネの伸長力22Gを受けダイヤフラム22
Eを中心孔22Bに押し付けている。22Hは固定鉄心
であり、押しバネ22Gの伸長力を受けている。22I
はボビンでコイル22Jが巻かれている。22Kはヨ−
クであり、コイル22Jに励磁電流が流れると、プラン
ジャ−22F,固定鉄心22H,ベ−ス部材22Dと共
に磁路となる部品である。22Mはスペ−サである。こ
の構成は、他の電磁バルブ18,23も同様である。
【0036】次に、電磁バルブの組立は、以下のように
行う。プランジャ−22Fとダイヤフラム22Eを22
Mスペ−サを挟んで連結する。連結された状態で、プラ
ンジャ−22Fと22Mスペ−サとダイヤフラム22E
の三品を、22Eダイヤフラム22Eを先にしてダイヤ
フラム収納室22Aに嵌め込む。その状態で、ベ−ス部
材22Dを、ねじ26にてねじ座7Fに固定する。
【0037】次に、ねじ27を、シ−ル板24,当板2
5,循環ボ−ド7の貫通孔7Gを貫通させ,ベ−ス部材
22Dに締め付ける。以上により、制御部品の組立て、
取付け及び流路の構成が終了する。
【0038】以上説明したように、本実施例の循環ボ−
ド7の上面に搭載される制御部品の配管接続部に相当す
る部分を循環ボ−ド7と一体的に形成し、それらの配管
接続部をU字状溝28とシ−ル板24にて形成するロの
字状管路にて連結接続している。さらに、循環ボ−ド7
の板厚方向の面には、外部と接続するための各接続口を
設けてある。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、各制御部品の一部が一
枚の循環ボードの片面または両面に一体形成されるので
直材費の削減ばかりでなく、組立て工程の簡略化も図る
ことができる。また、そのどちらか片方の面に各制御部
品を連結接続する溝を一体形成するので配管作業がきわ
めて少なくなり、組立工数の大きな低減を図ることがで
きる。
【0040】また、配管にスペ−スを取らないので制御
部品の小型化が図れると共に、配管のジョイント部が少
なくなるので、ジョイント部の締め付け不良等による液
漏れを無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る循環装置を備えたイン
クジェット記録装置の全体の配管図である。。
【図2】図1の循環ボ−ド上に制御部品を搭載した状態
の上面図である。
【図3】図2の循環ボ−ドの下面図である。
【図4】図2のP矢視図である。
【図5】図2の循環ボ−ド上の各制御部品を取去った状
態の上面図である。
【図6】図5の循環ボ−ド7の反対の面であり、かつシ
−ル板24や当板25を取除いた状態を示す図である。
【図7】図6のAA断面図である。
【図8】本発明の一実施例に係る循環装置の断面図で、
インク及び溶剤の循環経路の一例を示す図である。
【図9】電磁バルブを組立てる時の工程を示す図であ
る。
【符号の説明】 1…本体ケ−ス、2…インク容器、3…溶剤容器、4…
循環装置、5…制御装置、6…印字ヘッド、7…循環ボ
−ド、8〜11…ポンプ、12…モ−タ、13、14、
18、22、23…電磁バルブ、16…フィルタ−、1
7…減圧弁、19…ノズル、20…インク粒子、21…
インク回収口、24…シ−ル板、25…当板、26…ね
じ、27…ねじ、28…U字状溝

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】インク粒子を噴出して印字する印字ヘッド
    と、インク保持容器内のインクを加圧して前記印字ヘッ
    ドに供給するインク供給手段と、溶剤保持容器から前記
    印字ヘッドに溶剤を供給する溶剤供給手段と、前記印字
    ヘッドから印字に使用されなかったインク及び溶剤の両
    液を前記インク保持容器に回収する回収手段と、前記各
    手段内部の複数の制御部品及び該制御部品の相互間を結
    ぶ前記両液の流路を含む配管を有する循環装置とを備え
    たインクジェット記録装置において、 前記循環装置は、少なくとも一面に前記複数の制御部品
    を実装し、他面に前記各制御部品間を結ぶ前記流路とな
    る溝を形成する循環ボードと、前記溝を覆うシール板
    と、該シール板を循環ボードに密着固定する当板とを有
    することを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記循環装置は、少な
    くとも一面に前記複数の制御部品の配管接続部に相当す
    る部分を一体形成すると共に前記複数の制御部品を実装
    し、他面に前記各制御部品間を結ぶ前記流路となる溝を
    形成する循環ボードと、前記溝を覆うシール板と、該シ
    ール板を循環ボードに密着固定する当板とを有すること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】請求項1または請求項2において、前記循
    環ボードは、合成樹脂で形成され、適度な厚みと面積を
    有することを特徴とするインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】請求項1ないし請求項3において、前記循
    環ボードの厚み方向の面に、前記流路と外部を結合する
    ための配管接続口を設けることを特徴とするインクジェ
    ット記録装置。
  5. 【請求項5】請求項1または請求項2において、前記シ
    ール板は、弾性体で形成されることを特徴とするインク
    ジェット記録装置。
  6. 【請求項6】インク粒子を噴出して印字する印字ヘッド
    と、インク保持容器内のインクを加圧して前記印字ヘッ
    ドに供給するインク供給手段と、溶剤保持容器から前記
    印字ヘッドに溶剤を供給する溶剤供給手段と、前記印字
    ヘッドから印字に使用されなかったインク及び溶剤の両
    液を前記インク保持容器に回収する回収手段と、前記各
    手段内部の複数の制御部品及び該制御部品の相互間を結
    ぶ前記両液の流路を含む配管を有する循環装置とを備え
    たインクジェット記録装置において、 前記循環装置は、合成樹脂で形成され少なくとも一面に
    前記複数の制御部品を実装し他面に前記各制御部品間を
    結ぶ前記流路となる溝を形成する循環ボードと、前記溝
    全体を覆う弾性体からなるシール板と、前記シール板の
    上部にあてがって、前記流路に循環する前記インクや前
    記溶剤の洩れがないように、前記循環ボードに前記シー
    ル板を密着固定する金属性の当板とを有することを特徴
    とするインクジェット記録装置。
  7. 【請求項7】インク粒子を噴出して印字する印字ヘッド
    と、インク保持容器内のインクを加圧して前記印字ヘッ
    ドに供給するインク供給手段と、溶剤保持容器から前記
    印字ヘッドに溶剤を供給する溶剤供給手段と、前記印字
    ヘッドから印字に使用されなかったインク及び溶剤の両
    液を前記インク保持容器に回収する回収手段と、前記各
    手段内部の複数の制御部品及び該制御部品の相互間を結
    ぶ前記両液の流路を含む配管を有する循環装置とを備え
    たインクジェット記録装置において、 前記循環装置は、合成樹脂で形成され少なくとも一面に
    前記複数の制御部品の配管接続部に相当する部分を一体
    形成すると共に前記複数の制御部品を実装し他面に前記
    各制御部品間を結ぶ前記流路となる溝を形成する循環ボ
    ードと、前記溝全体を覆う弾性体からなるシール板と、
    前記シール板の上部にあてがって、前記流路に循環する
    前記インクや前記溶剤の洩れがないように、前記循環ボ
    ードに前記シール板を密着固定する金属性の当板とを有
    することを特徴とするインクジェット記録装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012505094A (ja) * 2008-10-12 2012-03-01 インクテック カンパニー リミテッド インクジェットプリンタ用モジュールおよびこれを用いたプリンタ
JP2020049908A (ja) * 2018-09-28 2020-04-02 キヤノン株式会社 インク供給ユニット、インクジェット記録装置及び製造方法

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