JPH09155833A - 水硬性無機材用成形型 - Google Patents

水硬性無機材用成形型

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JPH09155833A
JPH09155833A JP6108396A JP6108396A JPH09155833A JP H09155833 A JPH09155833 A JP H09155833A JP 6108396 A JP6108396 A JP 6108396A JP 6108396 A JP6108396 A JP 6108396A JP H09155833 A JPH09155833 A JP H09155833A
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JP
Japan
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mold
upper mold
hydraulic inorganic
cavity
inorganic material
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JP6108396A
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Inventor
Tadashi Okamoto
正 岡本
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Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
Okayama Sekisui Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】寸法安定性、外観及び品質が優れ、且つ、スラ
ンプ値が10cm以下の流動性が小さい材料であって
も、気泡や充填不足がなく外観品質が優れた成形体を得
ることができる水硬性無機材用成形型を提供する。 【解決手段】 上型11と下型12との間に形成された
キャビティ13に水硬性無機材を注入し、成形体を成形
する水硬性無機材用成形型であって、上記上型11にキ
ャビティ13に連通する成形材料の注入口が設けられ、
又、上型11が剛性を有する材料よりなる上型本体11
1と、この上型本体111の表面に設けられた伸縮性を
有する布材112とにより構成され、下型12が剛性を
有する材質よりなる下型本体121と、この下型本体1
21の表面に設けられた弾性を有する材料よりなる表面
型122とにより構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水硬性無機材用成
形型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上型と下型により構成された成形
型のキャビティに水硬性無機材を注入し、成形品を成形
する所謂注型成形は、その製造工程が簡単で、設備費用
が廉価であることから、この成形型の材料としては多く
ゴム弾性体が単独で用いられ、キャビティ内にセメント
系ペースト等の水硬性無機材を流し込んで成形する方法
が知られている。
【0003】上記成形材料である水硬性無機材には、補
強のためにガラス繊維や合成繊維等が混入されて用いら
れるが、例えば、特開平5−345648号公報には、
合成繊維の分散性を改善し、高強度のセメント系硬化物
を得ることがてきるセメント系硬化物の注型成形方法が
記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の成形型においては、大型製品を得ようとす
る場合には、多量のゴム材料を用いなければならないの
で、成形型の製作費が高価になり、重量が大きくなって
ハンドリング性が悪くなるばかりでなく、又、深い加飾
の施された大型成形体を得ようとする場合には、脱型時
に成形型が変形しにくいので、成形体にむしれやクラッ
クが発生し易いといった問題がある。
【0005】又、成形体に負荷をかけないように、弾性
材よりなる成形型を変形させながら脱型させるには、弾
性体を柔らかいものにするか、非常に薄くして人手で変
形できるようにする必要があるが、この方法ではキャビ
ティが保形し得なくなり、得られる製品の寸法安定性が
悪くなるという欠点が残る。
【0006】又、上記の従来の弾性材よりなる成形型で
は、流動性が高い(スランプ値10cm以上)材料の場
合には、成形型のキャビティへの良好な充填を行うこと
はできるが、強度、耐久性が優れた成形体を得ることが
できない。これを解消するために、W/Cの小さい材料
を用いると良い結果が得られることは知られているが、
反面流動性を損ない、上型の表面型の成形体の周端面に
気泡の発生や材料の充填不足が生じ、製品外観を損ねる
といった問題がある。
【0007】本発明は、このような上記の問題点に着目
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、寸法安定性、外観及び品質が優
れ、且つ、スランプ値が10cm以下の流動性が小さい
材料であっても、気泡や充填不足がなく外観品質が優れ
た成形体を得ることができる水硬性無機材用成形型を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明水
硬性無機材用成形型においては、上型と下型との間に形
成されたキャビティに水硬性無機材を注入し、成形体を
成形する水硬性無機材用成形型であって、上記上型にキ
ャビティに連通する成形材料の注入口が設けられ、又、
上型が剛性を有する材料よりなる上型本体と、この上型
本体の表面に設けられた伸縮性を有する布材とにより構
成され、下型が剛性を有する材質よりなる下型本体と、
この下型本体の表面に設けられた弾性を有する材料より
なる表面型とにより構成されていることを特徴とする。
【0009】請求項2記載の本発明水硬性無機材用成形
型においては、上型と下型との間に形成されたキャビテ
ィに水硬性無機材を注入し、成形体を成形する水硬性無
機材用成形型であって、上記上型にキャビティに連通す
る成形材料の注入口、及びオーバーフロー孔が設けら
れ、又、上型、及び下型が剛性を有する上型本体、及び
下型本体と、この上型本体、及び下型本体の表面に設け
られた弾性を有する材料よりなる表面型とにより構成さ
れ、更に、上型の表面型の周縁端面に通気性材料が設け
られていることを特徴とする。
【0010】本発明において、上型本体及び下型本体の
剛性を有する材質としては、アルミニウム、鉄、ステン
レス鋼等の金属材料、FRP等のプラスチック、ガラ
ス、セラミックス、コンクリート、石膏等が好適に用い
られる。
【0011】伸縮性を有する布材としては、例えば、ス
パンデックスからなる布材等が用いられる。
【0012】又、上型、或いは下型の表面型の弾性を有
する材質としては、天然ゴム、ウレタンゴム、シリコン
ゴム、合成ゴム等が好適に用いられ、ヤング率が1.5
〜5.0×10-4N 2m2 、厚さ10/15mmが好
ましい。
【0013】更に、通気性材料としては、連続気泡構造
の通気性を有する材質が好ましく、例えば、通気性プラ
スチック焼結体や、通気性を有する多孔質ゴム、焼結金
属、セラミックス焼結体等も用いることができる。気泡
や充填不足がない良好な外観品質の成形体を得るために
は、これらの通気性材料の気孔径は、10μm〜100
μmが望ましく、これより小さい気孔径では良好な通気
性が得られず、又、大き過ぎると成形材料が詰まるので
好ましくない。
【0014】
【作用】請求項1記載の本発明の水硬性無機材用成形型
においては、上型が剛性を有する材料よりなる上型本体
と、この上型本体の表面に設けられた伸縮性を有する布
材とにより構成され、下型が剛性を有する材質よりなる
下型本体と、この下型本体の表面に設けられた弾性を有
する材料よりなる表面型とにより構成されているので、
キャビティの保形性が優れているので得られる成形体は
寸法安定性に優れ、又、脱型時においては、型開き後に
布材及び表面型を簡単に剥離することができるので、逆
テーパーになっている複雑な形状や彫りの深い加飾を有
する大型製品であっても、むしれやクラックが発生せ
ず、外観及び品質が優れた成形体を得ることができる。
【0015】請求項2記載の本発明の水硬性無機材用成
形型においては、上型、及び下型が剛性を有する上型本
体、及び下型本体と、この上型本体、及び下型本体の表
面に設けられた弾性を有する材料よりなる表面型とによ
り構成され、更に、上型の表面型の周縁端面に通気性材
料が設けられているているので、キャビティにスランプ
値が10cm以下の流動性が小さい材料が注入されて
も、キャビティ内の空気が上記表面型の周縁端面の通気
性材料より排出され、気泡や充填不足がなく外観品質が
優れた成形体を得ることができる。又、上記請求項1記
載の発明と同様、キャビティの保形性が優れているので
得られた成形体は寸法安定性が優れ、成形体を表面型よ
り簡単に剥離することができ、むしれやクラックが発生
せず、外観及び品質が優れた成形体を得ることができ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】
(実施例1)図1は、請求項1記載の本発明の水硬性無
機材用成形型の一例を示す断面図である。図1におい
て、1は水硬性無機材用成形型であって、開閉可能な上
型11と下型12からなる。上型11と下型12との間
に成形すべき成形体の外面形状に対応する内面形状を有
するキャビティ13が設けられている。上型11と下型
12間は型閉め時に固定フック17にて固定できるよう
になっている。
【0017】上型11は、上型本体111と、その表面
に設けられた伸縮性を有する布材112からなる。上型
本体111は、剛性のある耐熱性FRPで製作されてい
る。
【0018】上型本体111には、略中央部にキャビテ
ィ13に連通する成形材料の注入口14が設けられてい
る。又、上型本体111の端部にはキャビティ13から
上方に貫通する抜き孔15が設けられているのが好まし
い。注入口14及び抜き孔15の部分には、布材112
は設けられていない。注入口14には、注入管16の下
端部が挿着できるようになっている。
【0019】下型12は、下型本体121と、その表面
に載置された弾性のあるゴム型よりなる表面型122の
2層構造とされている。下型本体121は、上型本体1
11と同様の剛性のある耐熱性FRP材料から製作され
ている。
【0020】次に、上記の成形型1の使用態様の一例を
図2を参照して説明する。まず、図2(a)に示すよう
に、振動台2上に型閉め状態の成形型1を設置する。成
形型1を振動台2により振動させつつ、予め混合された
セメント系ペースト等の水硬性無機材を注入口14に下
端部が挿着された注入管16よりキャビティ13内に注
入する。振動の条件としては、100〜600VPMが
好ましい。
【0021】セメント系ペーストとしては、例えば、セ
メントと、水と、必要に応じて添加される、合成繊維、
減水剤、シリカヒューム、フライアッシュ等の添加物と
が混合されたもの等が好適に用いられる。
【0022】このとき、抜き孔15より、キャビティ1
3内のエアー抜きと余剰のセメント系ペーストの排出を
行いつつ、キャビティ13内の細部に到るまで水硬性無
機材を充填する。
【0023】次に、注入管16を取り外した状態にて、
図2(b)に示すように、加熱、高湿下にて一定時間養
生を行う。しかる後に、図2(c)に示すように、ま
ず、上型11を上昇させるようにして上型11と下型1
2との間を型開きし、製品3は下型11上に残すように
して、伸縮性のある布材112を剥離する。次に、適当
なロボットにて、成形体3を表面型122とともに上昇
させた後、表面型122を剥離するようにして、図3に
示すような成形体3を得ることかできる。
【0024】以下、上記水硬性無機材用成形型を用いた
具体的例を図面を参照して説明する。普通ポルトランド
セメント100重量部に、フライアッシュ40重量部
と、シリカヒューム5重量部を添加して、混合機にて混
合した。この混合物に、水36重量部と、メチルセルロ
ース0.2重量部と、アルキルアリルスルホン酸塩を主
成分とする減水剤(花王社製、商品名「マイティ15
0」)3重量部を添加して、混合機にて混合した。
【0025】この混合物に、ビニロン繊維(繊維長4m
m、太さ1.8デニール)1.5重量部を添加して、混
合機にて揺動混合して、ビニロン繊維を均一に分散さ
せ、セメント系ペーストを得た。尚、以上の混合機とし
て、千代田技術社製オムニミキサー(容量5リットル)
を用いた。
【0026】成形には図1に示す構造の成形型1を用い
た。この成形型1は、上型本体111及び下型本体12
1が剛性のある厚さ7mmの耐熱性FRP製であって外
形寸法が幅600、長さ550mm、高さ400mmで
あり、伸縮性のある布材121がスパンデックス製布で
あり、弾性を有する材料よりなる表面型122がポリウ
レタンゴム(ポリウレタン化成社製)型であり、注入管
が孔径40mmの孔を有するSUSからなるものであ
る。
【0027】上記のセメント系ペースト及び成形型1を
用い、図2を参照して説明した工程に従って水硬性無機
質材を成形し、60℃、90%RHの条件にて8〜12
時間養生を行って、図3に示すような成形体3を得た。
得られた成形体は、複雑な外面形状が彫りの深いシャー
プな模様で精密成形され、且つクラックや気泡のない均
一な品質を有するものであった。
【0028】(実施例2)図4は、請求項2記載の本発
明の水硬性無機材用成形型の一例を示す断面図であり、
図5は、図4の平面図である。図4、図5において、1
0は水硬性無機材用成形型であり、この水硬性無機材用
成形型10は、開閉可能な上型20と下型30からな
り、この上型20と下型30とにより成形体を成形する
キャビティ10aが形成されている。又この水硬性無機
材用成形型10は、振動台10bに載置されている。
【0029】上記 上型20は、剛性を有するFRP製
の上型本体20aと、その表面に設けられた弾性を有す
るウレタンゴム製の上型側の表面型20bとにより構成
され、又、下型30も、上記上型20と同様に、剛性を
有するFRP製の下型本体30aと、その表面に設けら
れた弾性を有するウレタンゴム製の上型側の表面型30
bとにより構成されている。
【0030】上型20のほぼ中央部には、キャビティ1
0aに連通する成形材料の注入孔60が立設されてい
る。
【0031】80は通気性材料であり、この通気性材料
80は上型20の表面型20bの周縁端面に設けられて
おり、上型本体20aに設けられたオーバーフロー孔7
0と連通する孔81が設けられている。
【0032】上記水硬性無機材用成形型10の使用例
は、上記実施例1とほぼ同様であるから、詳細な説明は
省略するが、スランプ値が10cm以下のセメント系ペ
ーストを用い、図2により説明した工程と同様に、上記
水硬性無機質材よりなる成形材料を用いて成形し、60
℃、90%RHの条件にて8〜12時間養生を行い、図
6に示すような成形体10cを得ることができた。
【0033】本実施例においては、キャビティ10a内
の空気が上記表面型20bの周縁端面の通気性材料80
より排出され、気泡や充填不足がなく外観品質が優れた
成形体を得ることができた。
【0034】上記実施例の作用を図7を参照して以下に
説明する。図7において、上型20の中央に立設された
注入孔60(図4に示す)より、成形材料が注入される
と、この成形材料は、キャビティ10aの周囲に向かっ
て流動しながら充填されてゆく。
【0035】この時、キャビティ10a内の空気は、押
し出されながら通気性材料80を通過し、上型20のオ
ーバーフロー孔70より外部に排出される。従って、流
動性が小さい成形材料であっても、キャビティ10a内
に滞留する空気に干渉されず、成形材料はキャビティ1
0a内の空気を押圧して完全に排出させながら、キャビ
ティ10aの隅々まで充填される。又、余剰の成形材料
は、上型本体20aのオーバーフロー孔70より排出さ
れることになる。
【0036】従来の成形型の構造の場合には、図8に示
すように、キャビティの周縁の空気は充填されてきた成
形材料に封じ込められて、そのままエアー溜まりaとし
て残るため、気泡や充填不足の成形体となるので、品質
が優れた成形体を得ることができなかったが、本発明の
水硬性無機材用成形型においては、気泡や充填不足がな
く外観品質が優れた彫りの深い鮮明な模様の成形体を得
ることができた。
【0037】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の水硬性無機材用
成形型においては、上型が剛性を有する材料よりなる上
型本体と、この上型本体の表面に設けられた伸縮性を有
する布材とにより構成され、下型が剛性を有する材質よ
りなる下型本体と、この下型本体の表面に設けられた弾
性を有する材料よりなる表面型とにより構成されている
ので、キャビティの保形性が優れているので得られる成
形体は寸法安定性に優れ、又、脱型時においては、型開
き後に布材及び表面型を簡単に剥離することができるの
で、逆テーパーになっている複雑な形状や彫りの深い加
飾を有する大型製品であっても、むしれやクラックが発
生せず、外観及び品質か優れた彫りの深い鮮明な模様の
成形体を得ることができる。
【0038】請求項2記載の本発明の水硬性無機材用成
形型においては、上型、及び下型が剛性を有する上型本
体、及び下型本体と、この上型本体、及び下型本体の表
面に設けられた弾性を有する材料よりなる表面型とによ
り構成され、更に、上型の表面型の周縁端面に通気性材
料が設けられているているので、キャビティにスランプ
値が10cm以下の流動性が小さい材料が注入されて
も、キャビティ内の空気が上記表面型の周縁端面の通気
性材料より排出され、気泡や充填不足がなく外観品質が
優れた成形体を得ることができる。又、上記請求項1記
載の発明と同様、キャビティの保形性が優れいるので得
られた成形体は寸法安定性が優れ、成形体を表面型より
簡単に剥離することができ、むしれやクラックが発生せ
ず、外観及び品質か優れた成形体を得ることができる。
従って、水硬性無機材用成形型として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の本発明の水硬性無機材用成形型
の一例を示す断面図。
【図2】図1に示す水硬性無機材用成形型の使用態様の
一例の工程を順次示す説明図であり、(a)は型閉め状
態の成形型のキャビティ内に水硬性無機材を注入する工
程を示す断面図。(b)は養生工程を示す断面図。
(c)は型開き及び脱型工程を示す断面図。
【図3】得られた成形体の正面図。
【図4】請求項2記載の本発明の水硬性無機材用成形型
の一例を示す断面図。
【図5】図4の平面図。
【図6】得られた成形体の斜視図。
【図7】図4に示す水硬性無機材用成形型の作用を説明
する要部の断面図。
【図8】従来の水硬性無機材用成形型の要部の断面図。
【符号の説明】
1、10 水硬性無機材用成形型 10b 振動台 3、10c 成形体 11、20 上型 12、30 下型 13、10a キャビティ 14 注入口 111、20a 上型本体 112 伸縮性を有する布材 121、30a 下型本体 122、20b、20b 表面型 60 注入孔 70 オーバーフロー孔 80 通気性材料 81 孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上型と下型との間に形成されたキャビテ
    ィに水硬性無機材を注入し、成形体を成形する水硬性無
    機材用成形型であって、上記上型にキャビティに連通す
    る成形材料の注入口が設けられ、又、上型が剛性を有す
    る材料よりなる上型本体と、この上型本体の表面に設け
    られた伸縮性を有する布材とにより構成され、下型が剛
    性を有する材質よりなる下型本体と、この下型本体の表
    面に設けられた弾性を有する材料よりなる表面型とによ
    り構成されていることを特徴とする水硬性無機材用成形
    型。
  2. 【請求項2】 上型と下型との間に形成されたキャビテ
    ィに水硬性無機材を注入し、成形体を成形する水硬性無
    機材用成形型であって、上記上型にキャビティに連通す
    る成形材料の注入口、及びオーバーフロー孔が設けら
    れ、又、上型、及び下型が剛性を有する上型本体、及び
    下型本体と、この上型本体、及び下型本体の表面に設け
    られた弾性材料よりなる表面型とにより構成され、更
    に、上型の表面型の周縁端面に通気性材料が設けられて
    いることを特徴とする水硬性無機材用成形型。
JP6108396A 1995-10-06 1996-03-18 水硬性無機材用成形型 Pending JPH09155833A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018178603A (ja) * 2017-04-18 2018-11-15 鹿島建設株式会社 免震基礎形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018178603A (ja) * 2017-04-18 2018-11-15 鹿島建設株式会社 免震基礎形成装置

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