JPH09153522A - ボンディング装置およびボンディング方法 - Google Patents

ボンディング装置およびボンディング方法

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JPH09153522A
JPH09153522A JP31212595A JP31212595A JPH09153522A JP H09153522 A JPH09153522 A JP H09153522A JP 31212595 A JP31212595 A JP 31212595A JP 31212595 A JP31212595 A JP 31212595A JP H09153522 A JPH09153522 A JP H09153522A
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bonding
expansion
solder material
holding
contraction
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JP31212595A
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Motojiro Shibata
元二郎 芝田
Yoichi Hiruta
陽一 蛭田
Naohiko Hirano
尚彦 平野
Yukihiro Iketani
之宏 池谷
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 このはんだ材の流出を有効に防止でき良好な
はんだ付けを行えるボンディング装置を提供する。 【手段】 プリント基板13を保持するボンディングス
テージ12と、プリント基板13と半導体チップ1との
間にはんだバンプ2を介在させ、上記半導体チップ1を
プリント基板13に対して加圧し、加熱した後冷却する
ボンディングツール4と、はんだバンプ2の加熱時ある
いは冷却時、上記半導体チップ1を保持するボンディン
グツール4及びこのボンディングツール4を保持するツ
ールホルダ8の熱伸縮を検出する熱電対23及びレーザ
変位計22と、これらの検出に基づいて上記ボンディン
グツール及びツールホルダ8を駆動制御し、上記半導体
チップ1の保持高さのずれを補正する制御部16(駆動
指令部18)とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、半導体
チップ(半導体部品)をはんだバンプ(はんだ製の突起
電極)を介して実装基板の表面に実装(ボンディング)
するボンディング装置およびボンディング方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】半導体チップの実装方法は、主に、ワイ
ヤボンディング(Wire Bonding)、TAB(Tape Autom
ated Bonding)およびフリップチップボンディング(Fl
ip Chip Bonding )の3つの方法に分類される。
【0003】このうち、ワイヤボンディングおよびフリ
ップチップボンディングにおいては、上記半導体チップ
(半導体部品)を実装基板上に直接的に固定する工程が
ある。すなわち、ワイヤボンディングにおいては、ワイ
ヤを用いた接続を行う前に、半導体チップをその能動端
子面(接続端子が形成された面)を上方に向けた状態で
リードフレームのダイパッド上に固定する必要がある。
また、フリップチップボンディングにおいては、半導体
チップを、その能動端子面をプリント基板に対向させた
状態(フェースダウン状態)で、このプリント基板上に
固定する必要がある。
【0004】このような工程において、上記半導体チッ
プと上記実装基板との固定をはんだ材を用いて行う技術
がある。すなわち、ワイヤボンディングにおいては、接
着剤を用いて固定を行う方法もあるが、放熱性を向上さ
せるために熱伝導率の良いはんだ材を接合材として用い
ることがある。また、上記フリップチップボンディング
の場合には、上記プリント基板との接続媒体としてはん
だバンプと称されるはんだ製の突起電極を用いる技術が
ある。
【0005】はんだ材を用いた接続を行う場合には、実
装基板上(フリップチップの場合には半導体チップ上)
にあらかじめはんだ材を供給しておき、このはんだ材を
加熱により再溶融させた後凝固させることで行うように
なっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した接
続方法において問題となるのは、第1に、再溶融したは
んだ材が他の場所に流出してしまうことである。すなわ
ち、上記再溶融したはんだ材は表面張力によりその位置
に止まろうとするが、この表面張力以上の圧力が加わる
と、溶融したはんだ材がその位置から流出してしまうと
いうことが考えられる。
【0007】例えば、上記半導体チップを保持するボン
ディングツールには、加熱による熱膨張が生じる。この
熱膨張により、上記チップと基板との距離が狭まり、上
記はんだに圧力が加わるということが考えられる。
【0008】また、上記半導体チップと上記基板側との
距離を、このチップを上記基板に押し付けたままの状態
で保持したままにしておくと、溶融した際に、この半導
体チップと基板との間に加わる圧力によって、上記溶融
したはんだ材が流れ出してしまうということが考えられ
る。
【0009】溶融したはんだ材が別の場所に流出する
と、上記実装基板に形成された電気回路にショートが発
生したり、また、上記半導体チップの能動端子面に形成
された各端子間でショートが起きる恐れがある。
【0010】また、第2の問題として、上記はんだ材が
凝固する際、上記半導体チップおよび実装基板も冷却さ
れるが、このとき、半導体チップと実装基板との線熱膨
張係数が異なるため、凝固中に上記はんだ材に無理な応
力が加わりこのはんだ材に我が生じることがある。この
割れが生じると導電不良の原因になるから好ましくない
ということがある。
【0011】この発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたもので、はんだ材を再溶融させることで半導体チッ
プの実装を行う場合において、このはんだ材の流出を有
効に防止できるとともに、凝固後の破断等を有効に防止
できるボンディング装置およびボンディング方法を提供
することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、はんだ材を介在させ、実装基板と半導体部品とをは
んだ付けするボンディング装置において、上記半導体部
品をはんだ材を介して上記実装基板に対向させた状態で
保持する保持部と、上記はんだ材の加熱時あるいは冷却
時における上記保持部の伸縮量を検出する伸縮量検出手
段と、この伸縮量検出手段によって検出された上記保持
部の伸縮量に基づいて、上記はんだ材の加熱時あるいは
冷却時の上記半導体部品の保持高さを補正する補正手段
とを有することを特徴とするボンディング装置である。
【0013】第2の手段は、第1の手段のボンディング
装置において、上記伸縮量検出手段は、上記保持部の温
度変化を測定する温度センサと、この温度センサの検出
値を伸縮量に変換する変換手段とを有することを特徴と
するボンディング装置である。
【0014】第3の手段は、第1の手段のボンディング
装置において、上記保持部は、上記半導体部品を保持
し、この半導体部品をはんだ材を介して上記ボンディン
グステージに保持された実装基板に加圧するボンディン
グツールと、このボンディングツールを保持するツール
ホルダとを有することを特徴とするボンディング装置で
ある。
【0015】第4の手段は、第3の手段のボンディング
装置において、上記伸縮量検出手段は、上記ツールホル
ダの一端に設けられ、このツールホルダの他端までの距
離の変化を測定することでこのツールホルダの伸縮量を
検出する測長手段と、上記ボンディングツールに設けら
れ、このボンディングツールの温度を測定する温度セン
サと、この温度センサによる温度検出値を伸縮量に変換
する変換手段とを有し、上記測長手段及び上記変換手段
から得られた伸縮量から上記保持部の伸縮量を算出する
ことを特徴とするボンディング装置である。
【0016】第5の手段は、第1の手段のボンディング
装置において、上記補正手段は、上記半導体素子の目標
保持高さから、上記保持部の伸縮量を減算する減算手段
と、減算後の値に基づき、上記駆動手段を作動させる駆
動指令手段とを有することを特徴とするボンディング装
置である。
【0017】第6の手段は、半導体部品と実装基板との
間にはんだ材を介在させ、このはんだ材を加熱した後冷
却することで上記半導体部品と実装基板とをはんだ付け
するボンディング方法において、上記半導体部品を保持
する保持部の熱伸縮に基づいて上記半導体部品の保持高
さを所定の高さに補正する工程を有することを特徴とす
るボンディング方法である。
【0018】第7の手段は、第6の手段のボンディング
方法において、上記はんだ材が加熱されることにより溶
融した後、一旦上記半導体部品と実装基板とを近づく方
向に駆動し、すべてのはんだ材を上記半導体部品と実装
基板とに接触させる工程を含むことを特徴とするボンデ
ィング方法である。
【0019】第8の手段は、第6の手段のボンディング
方法において、上記はんだ材を凝固させる際に、上記半
導体部品と実装基板の距離を上記はんだ材を押しつぶし
た際の距離よりも大きく保つ工程を含むことを特徴とす
るボンディング方法である。
【0020】第1の手段によれば、ボンディング中の温
度変化に伴いボンディングツール等が熱伸縮する場合で
あっても、この熱伸縮量に応じて上記半導体部品の保持
高さを補正する要にしたから、半導体部品と実装基板と
の間から溶融したはんだ材が流出したり、凝固したはん
だ材が破断するということはない。
【0021】第2の手段によれば、保持部の温度変化に
基づいて、この保持部の伸縮量をもとめることができる
から、この保持部に測長器等を取り付けることができな
い場合であっても、その伸縮量を測定することが可能で
ある。
【0022】第3、第4の手段によれば、測長手段が取
り付けられないボンディングツールについては、このボ
ンディングツールの温度変化に基づいて伸縮量を求める
ことができる。
【0023】第5の手段によれば、保持部に伸縮が生じ
た場合、その伸縮量だけ保持部を駆動することができる
ので、半導体部品の保持高さのずれを補正することがで
きる。
【0024】第6の手段によれば、保持部が熱伸縮する
ことで半導体部品の保持高さがずれても、これを補正す
ることができるから、溶融したはんだ材が流出したり、
凝固したはんだ材が破断したりすることがなく、良好な
はんだ付けを行える。
【0025】第7の手段によれば、はんだ材を押しつぶ
した際に半導体素子とプリント基板とに接触していない
はんだ材があった場合でも、このはんだ材を両者に接触
させることができるから、良好なはんだ付けを行うこと
ができる。第8の手段によれば、はんだ材凝固後におけ
るこのはんだ材の高さを任意に設定することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面を参照して説明する。図1は、フリップチップボンデ
ィングを行うボンディング装置を示した概略構成図であ
る。
【0027】図1に1で示すのは、このフリップチップ
ボンディングに用いる半導体チップ(半導体部品)であ
る。この半導体チップ1の能動端子面1aには、はんだ
材からなる多数個の突起電極2(以下「はんだバンプ」
という)が形成されている。
【0028】このはんだバンプ2は、上記半導体チップ
1の能動端子面1aの任意の位置に設けられたアルミニ
ウム製のパッド(図示しない)上にバリアメタルを介し
て形成されたものであり、例えば、転写バンプ方式また
はスクリーン印刷方式によって形成される。そして、そ
の高さは略一定に揃えられている。
【0029】また、同図に4で示すのは、このボンディ
ング装置のボンディングツールである。このボンディン
グツール4は、通電加熱式(パルスヒート式)のもので
あり、図に示すように上方に開放する断面略コの字形状
をなし、細幅に形成された一対の垂直壁部4aと、この
垂直壁部4aの下端間に架設された押圧壁部4bとから
なる。
【0030】上記一対の垂直壁部4aの上端部は給電用
端子として機能するようになっており、この給電用端子
を介して通電がなされることにより、上記押圧壁部4b
を抵抗発熱させるようになっている。また、この押圧壁
部4bは、構造上、中央部の発熱量が他の部位よりも大
きくなることから、図に示すようにこの部分を厚くし、
蒲鉾型あるいは山形に形成することで、中央部の熱容量
を大きくして加熱温度の平均化を図るようにしている。
【0031】また、この押圧壁部4bの中心部には、図
に5で示す吸着ノズルが挿通され、この吸着ノズル5
は、上記押圧壁部4bの下面に開口している。この吸着
ノズル5は、真空発生装置6に接続されている。
【0032】したがって、図1に示すように、このボン
ディングツール4は、上記真空発生装置6を作動させる
ことで、上記半導体チップ1を、能動端子面1a(はん
だバンプ2が形成された面)を下方に向けた状態(フェ
ースダウン状態)で吸着保持できるようになっている。
【0033】また、このボンディングツール4は、図に
7で示す給電部を介してツールホルダ8に取着されてい
る。このツールホルダ8は、その外面に多数の放熱フィ
ン8aを有するものであり、図示しないボンディング装
置本体に上下移動自在に保持されている。そして、この
ツールホルダ8は、この上端部に接続された上下駆動機
構9によって上下駆動されるようになっている。なお、
この上下駆動機構9には、ボンディングツール4の加圧
力を検出するための加圧力検出センサ10(例えばロー
ドセル)が取着されている。
【0034】一方、上記ボンディングツール4の下方に
は、ボンディングステージ12が設けられている。この
ボンディングステージ12の上面には、上記半導体チッ
プ1がフェースダウンボンディングされるプリント基板
13(実装基板)が保持されている。このプリント基板
13には、上記半導体チップ1に設けられた各はんだバ
ンプ2に対応する電極パッド13a(配線回路)が形成
されている。
【0035】次に、このボンディング装置の制御系統に
ついて説明する。上記ツールホルダ8を駆動する上下駆
動機構9は、上下駆動ドライバ15を介して図に16で
示す制御部に接続されている。
【0036】この制御部16内には、上記半導体チップ
1の保持高さを、後述するように時間に応じて適当な高
さに設定する目標高さ設定部17と、この目標高さ設定
部17に設定された目標高さに応じた駆動指令を上記上
下駆動ドライバ15に発する駆動指令部18とが設けら
れている。
【0037】また、上記給電部7は、温度制御ドライバ
19を介して上記制御部16に接続され、この制御部1
6からの温度指令に基づいて、上記ボンディングツール
4に対する給電を行うようになっている。なお、上記ボ
ンディングツール4の押圧壁部4bの中央部には、ボン
ディング温度測定用の熱電対20が埋設されており、こ
の熱電対20は上記温度制御ドライバ19にボンディン
グ温度をフィードバックするようになっている。
【0038】また、この装置には、ボンディングツール
4およびツールホルダ8が熱伸縮した場合でも、上記半
導体チップ1の高さを所望の高さに保持するために、上
記ボンディングツール4およびツールホルダ8の熱伸縮
量を測定し、これをツールホルダ8の上下駆動量に反映
させる手段が設けられている。
【0039】ツールホルダ8の熱伸縮を測定する手段
は、このツールホルダ8の下端部から水平に突設された
突起部21と、上記ツールホルダ8の上端部に固定さ
れ、上記突起部21に反射したレーザ光Lを検出するこ
とで、このツールホルダ8の伸縮量を測定するレーザ変
位計22とからなる。
【0040】ツールホルダ8の熱伸縮を測定する手段
は、上記ボンディングツール4の垂直壁部4aに埋設さ
れ、この垂直壁部4aの温度を測定する伸縮量測定用の
熱電対23と、この熱電対23の検出値を上記垂直壁部
4aの膨張量に変換する変換部24とからなる。この変
換部24は、あらかじめ測定されたこの垂直壁部4aの
熱伸縮係数(上記熱電対23の測定温度と伸長量の関係
を示す係数)を用いて上記垂直壁部4aの伸長量を算出
するようになっている。
【0041】なお、上記レーザ変位計22及び上記変換
部24により検知された上記ツールホルダ8及びボンデ
ィングツール4の伸長量は、上記駆動指令部18に入力
されるようになっており、この駆動指令部18は、上記
目標高さ設定部17により設定された目標高さから上記
ツールホルダ8及びボンディングツール4の伸長量を減
算し、これに基づいて駆動指令を発するようになってい
る。
【0042】次に、この装置によるボンディング動作を
図2に示すタイミングチャート及び図3に示す工程図に
基づいて説明する。なお、図2に示すタイミングチャー
トは、上記目標高さ設定部17で設定される目標高さ
(半導体チップ1の保持高さ)と時間との関係を示した
ものである。
【0043】上記はんだバンプ2の形成された半導体チ
ップ1は、図示しないチップトレイ内に複数個収納され
ている。この半導体チップ1は、このトレイ内から順次
取り出され、上述したように上記ボンディングツール4
の下面に吸着保持される。
【0044】一方、プリント基板13は、上記ボンディ
ングステージ12上に供給され、このボンディングステ
ージ12は、XY方向に駆動され、図3(a)に示すよ
うに上記プリント基板13の各電極パッド13aを上記
半導体チップ1の各はんだバンプ2に対向位置決めす
る。
【0045】この位置決めがなされたならば、上記ボン
ディングツール4は、上記上下駆動機構9を作動するこ
とにより下降駆動される(図2に示す点A〜B)。ボン
ディングツール4が下降駆動されると、上記半導体チッ
プ1のはんだバンプ2はプリント基板13の電極パッド
13aに当接し、図3(b)に示すように押し潰され
る。このことで、上記半導体チップ1に形成された略す
べてのはんだバンプ2が上記電極パッド13aに押し付
けられる。
【0046】上記制御部16は、上記上下加圧力検出セ
ンサ10の検出値よりこの状態を知り、上記上下駆動機
構9による下降駆動を停止させる。このような作業を面
検出といい、この面検出時の上記半導体チップ1の保持
高さを面検出高さという(図2点B)。そして、上記制
御部16に設けられた目標高さ設定部17は、この面検
出高さを基準にして以後の目標高さを設定する。なお、
この実施形態においては、図2に点B〜Cで示すよう
に、面検出後しばらく上記半導体チップ1をこの面検出
高さに保持するようになっている。
【0047】面検出が終了したならば、上記制御部16
は、上記ボンディングツール4に給電を行い、このボン
ディングツール4の押圧壁部4bを抵抗発熱させる。こ
のことで、上記半導体チップ1のはんだバンプ2は瞬時
に溶融温度に達し、溶融を開始する。
【0048】このようにして、上記ボンディングツール
4を昇温させると、このボンディングツール4の垂直壁
部4a及びツールホルダ8にこの温度が伝導し、熱膨張
によってこれらに上下方向に伸長が生じることになる。
それぞれの伸長量は、上記熱伸縮測定用熱電対23及び
レーザ変位計22によって検出され、上記制御部16の
駆動指令部18に入力される。
【0049】このようにして伸長量が入力されたなら
ば、この駆動指令部18は、上記目標高さ設定部17に
よって設定された目標高さから上記ボンディングツール
4及びツールホルダ8の伸長量を差し引いた値に基づい
て上記上下駆動ドライバ15に駆動指令を発し、上記半
導体チップ1の保持高さを補正するようにする。なお、
上記レーザ変位計22及び熱電対23による検出は所定
のサンプリングタイム毎に行われ、上記補正は略リアル
タイムでなされるようになっている。
【0050】このことによって、上記ボンディングツー
ル4及びツールホルダ8の熱膨張によって上記半導体チ
ップ1の保持高さに誤差が生じることが防止され、上記
半導体チップ1は、常に所定の目標高さに保持されるこ
ととなる。
【0051】このような制御を行なわない場合には、上
記ボンディングツール4及びツールホルダ8の熱伸長に
伴って、上記半導体チップ1の保持高さは下がることと
なる。このことで上記半導体チップ1とプリント基板1
3との間の溶融したはんだバンプ2が圧縮されて他の箇
所に流れ出すおそれがある。
【0052】なお、この実施形態では、半導体チップ1
をしばらく面検出時の高さに保つようにしているが(図
2のB〜C)、はんだバンプ2の溶融が開始した直後に
上記半導体チップ1の高さを面検出高さよりも高い位置
に駆動し、以後その高さで上記半導体チップ1を保持す
るようにしても良い。はんだバンプ2が溶融し始めた後
も面検出時高さを保っていると、溶融はんだの表面張力
と加圧力とのバランスが崩れ上記溶融はんだが流れ出し
てしまう場合もあるからである。
【0053】上記半導体チップ1の加熱を所定の時間行
ったならば、図2に点C〜Dで示すように一旦上記ボン
ディングツール4を下降駆動し、上記半導体チップ1を
上記面検出高さ以下に下降させる。これは、溶融したは
んだバンプ2のすべてを上記プリント基板13の電極パ
ッド13aに接触させるためである。
【0054】すなわち、上記はんだバンプ2の高さはほ
ぼ一定に形成されているのであるが、図3(a)に示す
ように一部高さが低いものが生じている場合がある。こ
のようなはんだバンプ2は、上記はんだバンプ2を押し
つぶす工程(図3(b))やはんだバンプ2を溶融させ
る工程(図3(c))を経ても、同図(c)に示すよう
に上記プリント基板13の電極パッド13aに接触しな
いものがあるからである。したがって、上記はんだバン
プ2が溶融した後に上記半導体チップ1を上記面検出高
さ以下に一旦押し下げることによって、図3(d)に示
すようにすべてのはんだバンプ2が上記プリント基板1
3の電極パッド13aに接触することとなる。
【0055】ついで、上記制御部16は上記半導体チッ
プ1を上昇駆動し、図2の点E〜Fに示すように、上記
半導体チップ1の高さが上記面検出高さよりも高くなる
ように保持する。このことで、上記溶融したはんだバン
プ2は上方へ引き伸ばされ、図3(e)に示すような形
状となる。
【0056】ついで、上記制御部16は上記ボンディン
グツール4への給電を停止する。このことで、上記はん
だバンプ2は図3(e)に示す状態で冷却され、凝固す
る(図2点F〜G)。なお、このときボンディングツー
ル4の温度が低下することからこのボンディングツール
4の垂直壁部4a及びツールホルダ8が高さ方向に熱収
縮する。この場合にも上記半導体チップ1の保持高さが
目標高さからずれるから、上記加熱時と同様に、上記制
御部16の駆動指令部18は、上記レーザ変位計22及
び熱伸縮測定用熱電対23により検出される上記ボンデ
ィングツール4及びツールホルダ8の収縮量に基づい
て、この収縮量を是正する方向に上記駆動機構9を作動
させる。
【0057】なお、上記はんだバンプ2の収縮率が高い
場合には、この冷却の際に、上記半導体チップ1の高さ
を徐々に低くするようにしても良い。ただしこの場合で
も、上記レーザ変位計22及び熱電対23の測定に基づ
いて上記半導体チップ1の高さを所望の高さに保つよう
にすることで、このはんだバンプ2を過度に押しつぶす
ことを有効に防止できる。
【0058】このようにして、このボンディング工程中
の半導体チップ1の高さ、すなわち、この半導体チップ
1と上記プリント基板13との距離は、上記はんだバン
プ2の加熱・冷却に応じて所望の値に保たれるようにな
っている。
【0059】上記はんだバンプ2が完全に凝固したなら
ば上記真空発生装置6を停止させ、上記半導体チップ1
の吸着を解除する。そして最後に、図2の点G〜Hに示
すように、上記ボンディングツール4を上昇駆動する。
このことで一連のボンディング工程が終了する。
【0060】このような構成によれば、以下に説明する
効果がある。第1に、はんだバンプ2を用いてフリップ
チップボンディングを行う際、半導体チップ1を保持す
るボンディングツール4及びツールホルダ8の熱伸縮を
検出し、これに基づき、半導体チップ1の保持高さを、
上記はんだバンプ2の溶融・凝固に応じて所望の値に制
御するようにした。このことで、溶融したはんだバンプ
2が別の場所に流出してしまうことや凝固時にはんだバ
ンプ2が破断することを有効に防止することができる効
果がある。
【0061】すなわち、上記一実施形態のようにはんだ
バンプ2(突起電極)の材質としてはんだ材を用いる場
合には、このはんだ材が溶融して液状となるので、金等
を用いる場合のようにただ押しつけるだけではだめで、
上記半導体チップ1の保持高さ、すなわちこの半導体チ
ップ1とプリント基板13との距離を適確に制御しなけ
ればならないということがある。
【0062】一方、上記ボンディングツール4やツール
ホルダ8が熱伸縮した場合には上記半導体チップ1を所
望の保持高さに保持できないということがある。このよ
うな場合には、はんだ加熱時に、上記プリント基板13
と半導体チップ1の距離が狭まってこの間に位置する溶
融したはんだバンプ2が押し出されて流れ出したり、は
んだ冷却時には、反対に凝固したはんだバンプ2が引っ
張られて破断したりするおそれがある。
【0063】しかし、この発明では、上記ボンディング
ツール4及びツールホルダ8の熱伸縮を検出し、これに
基づいて上記半導体チップ1の保持高さ(半導体チップ
1とプリント基板13の相対距離)を所定の値に制御す
るようにしたので、上記ボンディングツール4に熱伸縮
が生じた場合等であっても、これにリアルタイムで対処
でき、はんだバンプ2の溶融および凝固に応じた良好な
ボンディング制御を行うことができる。このことによ
り、溶融したはんだバンプ2が流出してショートが発生
することを有効に防止できると共に良好なはんだ付けを
行える効果がある。
【0064】なお、この実施形態に示すように、パルス
ヒート式のボンディングツール4を使用する場合には、
その垂直壁部4aに大きな熱伸長が生じることが考えら
れる。この伸長量は、ツールホルダ8の場合と異なり直
接検出することが困難であることから、あらかじめこの
部分の温度と熱伸縮との関係を求めておき、この部分の
温度を検出することでボンディングツール4の伸びを間
接的に検知するようにした。
【0065】第2に、面検出時にはすべてのはんだバン
プ2がプリント基板13の電極パッド13aに接触して
いない場合でも、すべてのはんだバンプ2を上記プリン
ト基板13の電極パッド13aに接触させることがで
き、良好なボンディング(はんだ付け)を行うことがで
きる効果がある。
【0066】すなわち、上記全てのはんだバンプ2は略
同じ高さに揃えられていなければならないのであるが、
何らかの原因で図3(a)に示したように一部のはんだ
バンプ2が他のはんだバンプ2よりも高さが低く形成さ
れてしまう場合がある。
【0067】このようなバンプが存在する場合、通常ボ
ンディングを行うと、上記高さの低いはんだバンプ2が
プリント基板13の電極パッド13aに接触せず導電不
良が生じる場合がある。
【0068】しかし、この発明によれば、上記はんだバ
ンプ2が溶融した後に一度半導体チップ1を押し下げて
いるから、背の低いはんだバンプ2についても確実にプ
リント基板13に接触させることができる。したがっ
て、良好なボンディングを行える効果がある。
【0069】第3に、上記ボンディングによって半導体
チップ1が搭載された実装済みプリント基板13を実際
に用いる場合において、半導体チップ1等の発熱によっ
て上記はんだバンプ2が破損することを有効に防止する
ことができる効果がある。
【0070】すなわち、上記実装済みプリント基板に給
電を行い上記半導体チップ1を作動させると、この半導
体チップ1の発熱によってこの半導体チップ1に熱膨張
が生じる場合がある。
【0071】すなわち、図3(e)に示すように、上記
半導体チップ1が上記プリント基板13に対して図に矢
印(イ)で示す方向に伸長する場合がある。このような
場合、上記はんだバンプ2の内部に専断歪みが生じるこ
ととなりこのはんだバンプ2が破損するおそれがある。
【0072】しかし、この発明では、上記はんだバンプ
2の凝固時に上記半導体チップ1を上昇させ、凝固後の
はんだバンプ2の高さを上記面検出高さよりも高くなる
ように形成した。上記はんだバンプ2の高さを大きくす
ることで、上記半導体チップ1の熱膨張量が同じ場合に
は、上記はんだバンプ2の内部に発生する専断歪みを小
さくすることができる。
【0073】このことで、はんだバンプ2の破損を有効
に防止することができる効果がある。なお、この発明
は、上記一実施形態に限定されるものではなく、発明の
要旨を変更しない範囲で種々変形可能である。
【0074】例えば、上記一実施形態では、ボンディン
グ装置として、フリップチップボンディング装置を挙げ
たが、これに限定されるものではなく、リードフレーム
のダイパッド上に半導体チップをボンディングするダイ
ボンディング装置であっても良い。
【0075】また、フリップチップやダイボンディング
に限定されるものではなく、はんだ材を用い、部品の高
さ制御を高精度に行う必要がある場合には、この発明を
適用することが可能である。
【0076】例えば、TAB(Tape Automated Bondin
g)部品(TCP等)等を実装基板上にはんだ付けする
場合には、実装基板の電極パッド上にあらかじめはんだ
材を供給しておき、これにTAB部品のアウタリードを
当接させ加圧・加熱することではんだ付けするようにし
ている。
【0077】しかし、上記TAB部品のリードのピッチ
は非常に狭く、上記はんだ材が溶融して流出すると隣り
合う電極パッドとの間で容易にショートが生じる。した
がって、上記リードと実装基板の電極パッドの距離を高
精度に制御する必要がある。
【0078】この場合には、上記レーザ変位計22及び
熱電対23を介して上記ツールホルダ8及びボンディン
グツール4の熱伸縮を監視し、これに応じて上記TAB
部品の高さ制御を行うことで、上記一実施形態と同様の
効果を得ることができる。
【0079】なお、上記一実施形態では、ボンディング
ツール4とツールホルダ8の両方に伸縮量検出手段を設
けていたが、これに限定されるものではなく、ツールホ
ルダ8があまり熱伸縮しない場合には、ボンディングツ
ール4のみに設けるようにしても良い。
【0080】また、上記一実施形態では、ツールホルダ
4の伸縮量は、レーザ変位計22を用いて測定するよう
にしていたが、これに限定されるものではなく、ボンデ
ィングツール4と同様に熱電対(23)を用いてこのツ
ールホルダ8の温度を測定し、これに基づいてツールホ
ルダ8の伸縮量を求めるようにしても良い。
【0081】さらに、上記一実施形態では、上記はんだ
バンプ2の溶融あるいは凝固時の上記半導体チップ1と
プリント基板13間の距離の制御を、上記ボンディング
ツール4の移動に適宜補正を加えることで行っていた
が、これに限定されるものではない。例えば、上記ボン
ディングツール4の伸び等による誤差については、上記
ボンディングステージ12を上下させることで補正する
ようにしても良い。
【0082】また、上記はんだ材の加熱あるいは冷却中
における上記半導体チップ1とプリント基板13間の相
対距離の制御を、上記ボンディングツール4を停止さ
せ、上記ボンディングステージ12を上下駆動するのみ
で行うようにしても良い。
【0083】このような構成であっても、上記半導体チ
ップ1とプリント基板13間の相対距離を制御すること
ができるので、上記一実施形態と同様の効果を得ること
ができる。
【0084】
【発明の効果】この発明は、はんだ材を用いて半導体部
品と実装基板のボンディングを行う際、半導体部品を保
持する保持部の、はんだ材加熱時あるいは冷却時の伸縮
量を検出し、この伸縮による半導体部品の保持高さのず
れを適宜補正するようにした。
【0085】このことで、溶融したはんだ材が別の場所
に流出してしまうことを防止しつつ良好なはんだ付けを
行える。また、ショート等の接続不良等が生じることを
有効に防止できる効果がある。
【0086】また、この発明では、上記半導体部品を上
記はんだ材が溶融した後この半導体部品を一旦実装基板
に近づく方向に駆動するようにした。このことで面検出
の際、両者に接触していないはんだ材がある場合でも、
確実に接触させることができ、良好なはんだ付けを行う
ことができる効果がある。
【0087】また、上記はんだ材を凝固させる際には、
上記半導体チップとプリント基板の距離を離して、上記
はんだ材の高さを高くするようにした。このことで、上
記実装基板と半導体部品との間に熱収縮の差が生じた場
合でも、その際生じる歪みが小さいので、このはんだ材
が破損することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態を示す概略構成図。
【図2】同じく、ボンディング工程を示すタイミングチ
ャート。
【図3】同じく、ボンディング工程を示す工程図。
【符号の説明】
1…半導体チップ(半導体部品)、2…はんだバンプ
(はんだ材)、4…ボンディングツール(保持部)、8
…ツールホルダ(保持部)、9…上下駆動機構(駆動手
段)、12…ボンディングステージ、13…プリント基
板(実装基板)、16…制御部、18駆動指令部(補正
手段)、22…レーザ変位計(伸縮量検出手段)、23
…熱電対(伸縮量検出手段)、24…変換部(伸縮量検
出手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 池谷 之宏 神奈川県横浜市磯子区新磯子町33番地 株 式会社東芝生産技術研究所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 はんだ材を介在させ、実装基板と半導体
    部品とをはんだ付けするボンディング装置において、 上記半導体部品をはんだ材を介して上記実装基板に対向
    させた状態で保持する保持部と、 上記はんだ材の加熱時あるいは冷却時における上記保持
    部の伸縮量を検出する伸縮量検出手段と、 この伸縮量検出手段によって検出された上記保持部の伸
    縮量に基づいて、上記はんだ材の加熱時あるいは冷却時
    の上記半導体部品の保持高さを補正する補正手段とを有
    することを特徴とするボンディング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボンディング装置におい
    て、 上記伸縮量検出手段は、 上記保持部の温度を測定する温度センサと、 この温度センサの検出値を伸縮量に変換する変換手段と
    を有することを特徴とするボンディング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のボンディング装置におい
    て、 上記保持部は、 上記半導体部品を保持し、この半導体部品をはんだ材を
    介して上記実装基板に加圧するボンディングツールと、 このボンディングツールを保持するツールホルダとを有
    することを特徴とするボンディング装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のボンディング装置におい
    て、 上記伸縮量検出手段は、 上記ツールホルダの一端に設けられ、このツールホルダ
    の他端までの距離の変化を測定することでこのツールホ
    ルダの伸縮量を検出する測長手段と、 上記ボンディングツールに設けられ、このボンディング
    ツールの温度を測定する温度センサと、 この温度センサによる温度検出値を伸縮量に変換する変
    換手段とを有し、 上記測長手段及び上記変換手段から得られた伸縮量から
    上記保持部の伸縮量を算出することを特徴とするボンデ
    ィング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のボンディング装置におい
    て、 上記補正手段は、 上記半導体素子の目標保持高さから、上記保持部の伸縮
    量を減算する減算手段と、 減算後の値に基づき、上記駆動手段を作動させる駆動指
    令手段とを有することを特徴とするボンディング装置。
  6. 【請求項6】 半導体部品と実装基板との間にはんだ材
    を介在させ、このはんだ材を加熱した後冷却することで
    上記半導体部品と実装基板とをはんだ付けするボンディ
    ング方法において、 上記半導体部品を保持する保持部の熱伸縮に基づいて上
    記半導体部品の保持高さを所定の高さに補正する工程を
    有することを特徴とするボンディング方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のボンディング方法におい
    て、 上記はんだ材が加熱されることにより溶融した後、一旦
    上記半導体部品と実装基板とを近づく方向に駆動し、す
    べてのはんだ材を上記半導体部品と実装基板とに接触さ
    せる工程を含むことを特徴とするボンディング方法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のボンディング方法におい
    て、 上記はんだ材を凝固させる際に、上記半導体部品と実装
    基板の距離を上記はんだ材を押しつぶした際の距離より
    も大きく保つ工程を含むことを特徴とするボンディング
    方法。
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