JPH09149610A - 横方向磁束モータ - Google Patents

横方向磁束モータ

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JPH09149610A
JPH09149610A JP8163022A JP16302296A JPH09149610A JP H09149610 A JPH09149610 A JP H09149610A JP 8163022 A JP8163022 A JP 8163022A JP 16302296 A JP16302296 A JP 16302296A JP H09149610 A JPH09149610 A JP H09149610A
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JP
Japan
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soft iron
stator
rotor
outer stator
flux motor
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Application number
JP8163022A
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English (en)
Inventor
Andreas Lange
ランゲ アンドレアス
Stefan Koll
コル シュテファン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Voith Turbo GmbH and Co KG
Original Assignee
Voith Turbo GmbH and Co KG
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K21/00Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
    • H02K21/12Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets
    • H02K21/125Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with stationary armatures and rotating magnets having an annular armature coil
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K7/00Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
    • H02K7/14Structural association with mechanical loads, e.g. with hand-held machine tools or fans
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60KARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
    • B60K1/00Arrangement or mounting of electrical propulsion units
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K2201/00Specific aspects not provided for in the other groups of this subclass relating to the magnetic circuits
    • H02K2201/12Transversal flux machines

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  • Chutes (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイレクトモータを平坦にする。 【解決手段】 この横方向磁束モータは、外側ステータ
を含み、この外側ステータは、互いにほぼ均一に配置さ
れた複数の外側ステータ用軟鉄素子を含む。磁束モータ
は、更に複数の内側ステータ用軟鉄素子を有する内側ス
テータを含む。内側ステータは、少なくとも1つのアン
カー巻線を含む。このモータはロータを有し、このロー
タは、軸線に垂直な断面で見た場合、交互に配置された
磁石と軟鉄素子からなっている。外側ステータにはアン
カー巻線がない。外側ステータ用軟鉄素子は、他の隣接
するステータ用軟鉄素子の間の空間よりも大きい、少な
くとも1つのギャップ領域が設けられるように配置され
ている。磁気端部効果を補償するための間接手段が、こ
の領域に少なくとも設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両のダイレクト
ドライブに使用される横方向磁束モータに関し、より詳
細には、外側ステータと内側ステータとロータとを有す
るロコモーティブモータに関する。
【0002】
【従来の技術】けん引モータをダイレクトドライブとし
て使用する際、モータの可能な外径は主に車両のフロア
上の余地、すなわち、車軸と車両の車輪接触表面との間
の利用可能な構造上のスペースによって決まる。このよ
うな一例として、機関車内の車軸のダイレクトドライブ
が挙げられる。フロア領域で、けん引モータを平坦にす
ることができれば、伝達可能な動力に関して大きな利点
が得られることが判っている。誘導モータを備えたダイ
レクトドライブの場合、平坦化によって、磁気回路との
大きな干渉が生じる。その理由は、モータの後方領域
で、磁束ベクトルが空間的に移動するからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、軌道用モータと
して使用される非同期式モータ、またはシリーズ特性モ
ータでは、モータの誘導磁界が磁気後方領域で乱されな
いように、磁気後方領域は平坦にされている。平坦にさ
れたエッジ領域における増加した熱負荷は、例えば適当
な冷却装置により、ステータプレートパケット内のボア
とのドラフトエアレーションによって補償される。しか
し、このような平坦化が厳格な電磁気的条件により制限
されている際には、モータの冷却タイプは、モータの径
とは関係なくなる。
【0004】本発明の目的は、上記問題の1つ以上を解
決することにある。本発明の別の目的は、上記欠点を解
消し、構造的空間を有効に利用し、もって、伝達可能な
動力を増すようにしたダイレクトドライブを提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の横方向磁束モー
タは、複数の外側ステータ用軟鉄素子を有する外側ステ
ータを含んでいる。外側ステータにはアンカー巻線がな
く、外側ステータ用軟鉄素子は、少なくとも2つの隣接
する外側ステータ用軟鉄巻線素子が間にギャップ領域を
構成するように配置されている。このギャップ領域は、
互いにほぼ均一に配置されている他のステータ用軟鉄素
子の間に構成されたギャップよりも大きくなっている。
モータは、複数の内側軟鉄素子を有する内側ステータ
と、すくなくとも一つのアンカー巻線と磁石と軟鉄素子
とが交互に配置されロータとを含んでいる。さらにモー
タは、磁気端部効果を補償するようギャップ領域に割り
当てられた少なくとも間接手段を含んでいる。
【0006】添付図面および特許請求の範囲を参照し
て、当業者が次の詳細な説明を読めば、本発明の上記以
外の目的および利点が明らかとなると思う。
【0007】
【発明の実施の態様】ダイレクトドライブ用、例えば鉄
道車両の駆動に横方向磁束モータを使用すると、その性
質上、すなわち、関連する磁気的端部効果を除くための
有効磁界がなくなるので、ほとんど費用を要することな
く、モータの平坦化が可能となることを、本発明者たち
は知った。
【0008】本発明によれば、次のような工夫により平
坦化を行うことができる。 1.外径部にステータ用軟鉄素子、すなわち磁極シュー
がなく、フロア領域内に横方向磁束モータを設けたこと
によるエアギャップを考慮して、ロータの外周とほぼ等
距離に、または等分布にステータ用軟鉄素子を配置した
こと。または、
【0009】2.ステータとロータとの間のエアギャッ
プに直交する軸線からフロア領域内にある外側ステータ
のステータ用軟鉄素子、すなわち磁極シューを移したこ
と。
【0010】上記の工夫により、2つの隣接するステー
タ用軟鉄素子を分割することによって得られる空間より
も大きい中間空間を備えた領域が生じる。当業者に知ら
れているように、ロータは、すべての磁極を支持してお
り、従ってステータは、フロア領域内に設けられた2つ
の隣接するステータ用軟鉄素子の間の中間空間が他の部
分と比較して大幅に拡大されるよう、ステータは磁極を
ほとんど支持していない。その結果、ロータの外径を最
大可能な構造的空間の境界領域まで拡大できるので、横
方向磁束モータを大きくすることができる。外側ステー
タ上の従来のアンカー巻線は省略されるので、熱負荷は
低減される。 更に本発明によって有利なことは、フロ
アギャップの上記領域では、アンカーと励磁用磁界とが
重ならないことである。その理由は、内側ステータおよ
び外側ステータ内にステータ用軟鉄素子が存在しないた
め、そのための磁気路が存在しないからである。従っ
て、例えばホール効果素子のプローブを用いて、ロータ
の磁界を測定することにより、磁極の軌跡の検出を簡単
に実現することが可能となる。従って、分解器またはイ
ンクリメンタル発信器のような外部素子を加えることが
不要となる。これにより、横方向磁束原理に従って作動
する中空シャフトモータを使用する上で多数の利点が得
られる。
【0011】ステータ用軟鉄素子が存在していないこと
に加え、ギャップに隣接するステータ用軟鉄素子、また
は外側ステータの磁極シューを、エアギャップに直交す
る軸線上のフロアギャップから離間するように旋回でき
る。従って、ギャップのサイズと、これを乱す影響との
間で好ましい妥協を図ることができる。ギャップの入口
領域内で旋回されたステータ用軟鉄素子または磁極シュ
ーは、旋回または付加的旋回によりロータよりも狭い幅
を有するように設計できる。フランク部を面取りするこ
とにより、ロータの磁界が進入する際の渦電流損失が防
止される。更に、本発明によれば、フロアギャップに関
係する磁気端部効果を簡単に補償する手段が設けられ
る。
【0012】巻線の導線における表皮効果を防止するた
め、内側ステータ上のアンカー巻線を、ギャップ領域で
エルボー状(すなわちオフセット状)とすることが好ま
しい。これによって、導線をロータから大きく離間させ
ることができる。
【0013】ロータの磁界をガイドするため、ギャップ
の領域には磁束ガイド部品が設けられている。この磁束
ガイド部品は、外側ステータ上の拡大された中間空間を
備えた領域の周辺方向の拡張角度に対応する領域にわた
って、内側ステータのアンカー巻線の両側で軸方向に延
びることができる。磁束ガイド部品は、ラミネート状の
トランス用鉄芯から製造できるだけでなく、粉状複合材
料からも製造できる。永久磁石に対して所定の作動点を
設ける他に、磁束ガイド部品は、周辺の構造物に対する
磁気シールドを行う役割をも果たす。
【0014】更に、ロータの外径部にあるギャップの領
域内に、薄い壁状のスクリーンの形態をしたもう1つの
磁束ガイド部品を配置することもできる。この磁束ガイ
ド部品も、ラミネート状トランス用鉄芯または粉状複合
材料から製造できる。この磁束ガイド部品は、浮遊ロー
タ磁界がハウジング部品内に進入するのを広範に防止で
きるという利点をもたらすことがある。同様に、このこ
とは、ロータに隣接する軸方向の磁束ガイド部品をギャ
ップの高さで軸方向に設けることにも当てはまる。通
常、エンドリングの固定により、ロータまたは磁極本体
構造体は軸方向に限定されているので、ロータまたは磁
極本体構造体からできるだけ短い距離に、軸方向の磁束
ガイド部品を配置しなければならない。
【0015】次に添付図面を参照して、本発明の実施例
を説明する。図1および図2は、従来どおり設計された
横方向磁束モータを使用したダイレクトドライブで生じ
る問題を示す。図3は、エルボー状(オフセット状)の
巻線および旋回される外側ステータ軟鉄素子と共に、本
発明のフロアギャップの断面を示し、図4は、ギャップ
に隣接するステータ用軟鉄素子の実施例を示し、図5、
図6は、付加的磁束ガイド部品、およびその外側に位置
する保護用スクリーンと共に、フロアギャップの断面を
示し、図7、図8は、付加的軸方向磁束ガイド部品と共
にフロアギャップの断面を示す。
【0016】図1および図2は、従来通り設計された横
方向磁束モータの基本構造、およびこのモータをダイレ
クトドライブで使用する際に生じる問題を示す。
【0017】図1および図2には、横方向磁束モータを
通る長手方向断面が示されており、ハウジング内には、
ロータシャフト2およびドライブフランジと共にロータ
1が配置され、回転自在に取り付けられている。図1お
よび図2に示すモータの中心部分では、ロータシャフト
がカラーを有し、このカラーには、円形の中心キャリア
ディスク3が固定されている。このキャリアディスク3
の径方向の外周部には、リング状またはドラム状の磁極
本体構造体(ここでは4aおよび4bと表示されてい
る)が両側で延びている。これら磁極本体構造体4aお
よび4bは、2列に配置され、周方向に極性が交互に配
置された永久磁石5から成っている。磁極本体構造体4
aに対しては、磁石4aが設けられており、磁極本体構
造体4bに対しては、磁石4bが設けられている。磁極
本体構造体4aおよび4bも、軟鉄素子から成る図1お
よび図2において、磁極本体構造体のための軟鉄素子
は、6a1および6a2と表示され、磁極本体構造体4
b(ここでは表示されず)のための軟鉄素子は、6b1
および6b2と表示されている。各磁極本体構造体4a
および4bは、軸方向に次のように構築される。まず、
キャリアディスク3からスタートして、延長する永久磁
石5、すなわち軟鉄素子6の第1列を配置し、次に中間
リング7を配置し、次に永久磁石5、すなわち軟鉄素子
6の第2列を配置し、次にエンドリング8を配置する。
【0018】磁極本体構造体4aおよび4bの径方向内
外には、内側ステータ13bおよび外側ステータ13a
が設けられている。ステータ13aおよび13bは、磁
極本体構造体に割り当てられ、周方向に配置されたステ
ータハウジング上に設けられた複数のステータ用軟鉄素
子10を含む。磁極本体構造体の径方向外側に配置され
た軟鉄素子は、符号10aで示され、磁極本体構造体の
径方向内側に配置されたステータ用軟鉄素子は、番号1
0bで示されている。個々のステータ用軟鉄素子は、磁
極本体構造体4aおよび4bに対してラジアルエアギャ
ップ11(図2では11aおよび11bと示されてい
る)が配置されている。また、磁極本体構造体の径方向
内部に配置されたエアギャップは符号11bで示されて
おり、磁極本体構造体の径方向外部に配置されたエアギ
ャップは、符号11aで示されている。ステータ用軟鉄
素子10aおよび10bは、構造体の全周に沿って分散
されており、素子10bを巻線12が貫通している。軟
鉄素子10bおよび巻線12は、固定された状態でステ
ータのハウジング内に配置されたモータのステータ(全
体を13で示す)を形成している。
【0019】図2は、図1に示された従来の横方向磁束
モータの部分断面図I−Iを示す。簡略化のために、ア
ンカー巻線は完全には示されていない。図2は、ダイレ
クトドライブにおいて、横方向磁束モータを使用する上
での問題を示している。駆動軸線および水平線とほぼ対
応する軸線A1で表示できる平面B1と、車輪接触表面
に対応する平面E2に関して生じる起こり得る変化を考
慮することにより位置を決定できる平面E3との間の距
離によって、限界が決定される。垂直方向における平面
E1と平面E2との間の距離は、使用すべき横方向磁束
モータの大きさの境界を定めている。平面E1と平面E
2との間の距離は、シェーキングまたは同様な運動の場
合に横方向磁束モータの外周部をフロアに接触させるこ
となく、ダイレクトドライブ内に横方向磁束モータを内
蔵できるようにする領域を形成する。従って、ステータ
とロータのサイズの双方を考慮しなければならないこと
が、図2から理解できると思う。従って、横方向磁束モ
ータの設計は、外側の大きさに関してしか行うことがで
きず、その結果、境界条件であるサイズに関して、その
用途が制限され、性能も制限される。
【0020】図3、図5および図6は、本発明に係わる
横方向磁束モータの構造を、横方向磁束モータの軸方向
の部分断面図で示している。図3、図5および図6の横
方向磁束モータは、いわゆるフロアギャップを含んでい
る。横方向磁束モータの基本構造は、図1および図2を
参照して説明した従来の横方向磁束モータの構造と対応
している。従って、図1および図2を参照して説明した
部品と構造および機能が類似する、本発明の横方向磁束
モータの部品には、同じ符号を使用する。
【0021】図3に示す部分断面図は、横方向磁束モー
タが内蔵された位置にあり、よって平面E1は、駆動シ
ャフトを配置する平面を示す。ロータは、公知の態様
で、図1に示されるような磁極、および磁極本体構造体
4aおよび4bのすべてを支持している。しかし、図3
では、磁極本体構造体4aしか示されていない。しかし
構造は変わっていない。本発明によれば、内蔵された位
置で見た場合、横方向磁束モータは、フロアの近くが平
坦にされている。このような平坦化のため、磁極本体構
造体4aの外側で、外側ステータ13aの径方向に配置
されたステータ軟鉄素子は省略されている。換言すれ
ば、外側ステータ13aにおいて、ステータ軟鉄素子は
2つの隣接するステータ用軟鉄素子の間に生じる中間的
空間であるギャップ領域20を構成している。次に図3
を参照する。ステータ用軟鉄素子10a1および10a
2は、他の軟鉄素子の間に形成されるギャップよりも大
きいギャップ領域20を構成する。
【0022】更に、外側ステータ13aからはアンカー
巻線がなくなっている。従って、フロア領域では、外側
ステータは磁気特性に関して有効な中断部を有する。こ
の中断部は、例えば角度α1で見た場合のビルトイン位
置にある垂直線Vに対して両側に延びている。領域20
では、励磁用磁界のための磁気路はなくなっているの
で、アンカー磁界と励磁用磁界は重なっていない。これ
により、従来の横方向磁束モータを使用した場合と比較
して、2つの平面E1とE2との間の距離に対応する利
用可能な空間をロータのためにほぼ完全に利用できると
いう利点が得られる。その結果、同じ空間でより大きい
横方向持続モータを製造でき、しかも、このモータはよ
り優れた性能を有することができる。
【0023】しかし図3は、本発明によるフロアギャッ
プの他に、多数の有利な可能な例を示している。例え
ば、フロアギャップに近いステータ用軟鉄素子10a1
および10a2、すなわち外側ステータ13aの磁極シ
ューを、エアギャップ11aに直交する軸線01から角
度α2だけ旋回させることが可能である。これにより、
フロア上で同じ自由度を得たまま、フロアギャップを縮
小できるという利点が得られる。
【0024】磁極シュー10a1および10a2も、ロ
ータの鉄芯幅よりも狭い鉄芯幅に設定できる。フランク
部2を面取りすることにより、ロータ磁界が進入する際
の渦電流損失を防止できる。図3のII−II(拡大さ
れていない)に示すように、図4には、かかる磁極シュ
ーの構造の一実施例が示されている。ステータ用軟鉄素
子10a2は傾斜したエッジ21を有する。
【0025】ロータの磁界の結果生じる導線内の表皮効
果を防止するため、内側ステータ13bに対して、ギャ
ップ領域内のアンカー巻線をエルボー状(すなわち、オ
フセット状)とすることができる。従って、導線間の間
隔を広くすることができる。すなわち、アンカー巻線の
個々の部品を、ロータ1から遠くに離間させることがで
き、ロータ1によるアンカー巻線への影響が小さくなっ
ている。
【0026】図5は、本発明の装置の一実施例を示す。
この装置は、ロータの磁界をガイドするよう、ギャップ
の領域内の内側ステータ13bに磁束ガイド部品15を
配置することにより、ロータの磁界をガイドできるよう
にしたものである。このガイド部品15は、例えばラミ
ネートされたトランス用鉄芯、または粉状複合材料から
製造できる。この磁束ガイド部品15は、内側ステータ
13bの外周部の領域にほぼ配置される。ギャップ20
が延びる領域内で、内側ステータ13b上でエルボー状
(オフセット状)とすることができる巻線は、簡潔にす
るために図示されていない。更に、図6の本発明に係わ
る装置の一実施例に示すように、フロアギャップの領域
内の外側ステータ13aの内径部の領域において、ハウ
ジング部分にロータの浮遊磁界が進入しないようにする
ために、同様な材料の薄い壁状のスクリーン16を挿入
できる。図4および図5、図6に示された実施例は、図
3に示された装置に対しても使用できる。
【0027】図7および図8は、本発明における装置内
の軸方向磁束ガイド部品17の使用状態を略示してい
る。ロータ1およびステータ13の基本構造は、図1、
図2、図3および図5、図6において示し、説明した構
造と対応している。従って、図7および図8における同
一素子には、図1、図2、図3および図5、図6で使用
されたと同じ符号を用いている。図7において、ロータ
1に対する軸方向に2つの隣接するステータ用軟鉄素
子、すなわちステータ用軟鉄素子10a5および10a
6との間のギャップ、すなわち拡大中間空間20の高さ
に径方向に磁束ガイド部品17が配置されている。
【0028】図7におけるIIIで見た図8は、横方向
磁束モータのロータ1の磁極構造体4の平面図を示して
いる。意図する機能を奏するようになっている軸方向の
ガイド部品は、磁極構造体4に割り当てられたエンドリ
ング8に対し、極めて接近して配置するできることが理
解できると思う。
【0029】上記の詳細な説明は、本発明を明瞭に理解
させるためのものであって、この詳細な説明は、本発明
を限定するものではないことを理解されるべきであり、
当業者には、本発明の範囲内での変更は可能であること
は言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術による横方向磁束モータの長手方向
断面図である。
【図2】図1のI−Iに沿った部分断面図である。
【図3】フロアギャップを有する、軸方向に見た本発明
の横方向磁束モータの部分断面図である。
【図4】本発明における磁極シューを示す、図3のII
−IIに沿った断面図である。
【図5】フロアギャップを有する軸方向に見た、本発明
の横方向磁束モータの第2実施例の部分断面図である。
【図6】フロアギャップを有する軸方向に見た、本発明
の横方向磁束モータの第3実施例の部分断面図である。
【図7】フロアギャップを有する軸方向に見た、本発明
の横方向磁束モータの第4実施例の部分断面図である。
【図8】矢印IIIによって示した位置における、図7
に示された実施例の部分図である。
【符号の説明】
1 ロータ 2 ロータシャフト 3 キャリアディスク 4a,4b 磁極本体構造体 5 永久磁石 6 軟鉄素子 7 中間リング 8 エンドリング 10 ステータ用軟鉄素子 11 エアギャップ 12 巻線 13a 外側ステータ 13b 内側ステータ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)複数の外側ステータ用軟鉄素子を有
    する外側ステータを備え、この外側ステータにはアンカ
    ー巻線がなく、少なくとも2つの隣接する外側ステータ
    用軟鉄素子間にギャップ領域を構成するよう外側ステー
    タ用軟鉄素子が配置され、かつ前記ギャップ領域が、互
    いにほぼ均一に配置された他のステータ用軟鉄素子の間
    に構成されたギャップよりも大きくなっており、 (b)複数の内側ステータ用軟鉄素子、および少なくと
    も1つのアンカー巻線を有する内側ステータと、 (c)磁石と軟鉄素子が交互に配置されたロータと、 (d)磁気端部効果を補償するよう、ギャップ領域に割
    り当てられた、少なくとも間接手段、とを備える横方向
    磁束モータ。
  2. 【請求項2】 ギャップ領域が、ロータと外側ステータ
    との間に形成されたエアギャップに対して直交する位置
    から、少なくとも2つの隣接する外側ステータ用軟鉄素
    子を逆方向に旋回することによって構成されている、請
    求項1記載の横方向磁束モータ。
  3. 【請求項3】 少なくとも2つの隣接する外側ステータ
    用軟鉄素子の各々が、他の外側ステータ用軟鉄素子の厚
    さよりも薄くなっている、請求項2記載の横方向磁束モ
    ータ。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの外側ステータ用軟鉄素
    子がないことにより、エアギャップ領域が形成されてい
    る、請求項1記載の横方向磁束モータ。
  5. 【請求項5】 ギャップ領域が、ロータと外側ステータ
    との間に形成されたエアギャップに対して直交する位置
    から、少なくとも2つの隣接する外側ステータ用軟鉄素
    子を逆方向に旋回することによって構成されている、請
    求項4記載の横方向磁束モータ。
  6. 【請求項6】 少なくとも2つの隣接する外側ステータ
    用軟鉄素子の各々が、他の外側ステータ用軟鉄素子の厚
    さよりも薄くなっている、請求項4記載の横方向磁束モ
    ータ。
  7. 【請求項7】 内側ステータのアンカー巻線が、外側ス
    テータの周方向におけるギャップ領域と対応する内側ス
    テータで、拡張角度によって構成された領域の少なくと
    も一部において、エルボー状(オフセット状)に構成さ
    れている、請求項1記載の横方向磁束モータ。
  8. 【請求項8】 ギャップ領域に、少なくとも1つの磁束
    ガイド部品が間接的に割り当てられている、請求項1記
    載の横方向磁束モータ。
  9. 【請求項9】 内側ステータのアンカー巻線とロータと
    の間に、磁束ガイド部品が配置されている、請求項8の
    横方向磁束モータ。
  10. 【請求項10】 ロータに隣接して、ロータから軸方向
    に磁束ガイド部品が配置されている、請求項8記載の横
    方向磁束モータ。
  11. 【請求項11】 ギャップ領域において、径方向、かつ
    ロータの外周部にスクリーンが配置されている、請求項
    8記載の横方向磁束モータ。
  12. 【請求項12】 磁束ガイド部品が、ラミネートされた
    トランス用鉄芯から構成されている、請求項8記載の横
    方向磁束モータ。
  13. 【請求項13】 磁束ガイド部品が、粉状複合材料で構
    成されている、請求項8記載の横方向磁束モータ。
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