JPH09146256A - フォトマスク及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

フォトマスク及び半導体装置の製造方法

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JPH09146256A
JPH09146256A JP30317095A JP30317095A JPH09146256A JP H09146256 A JPH09146256 A JP H09146256A JP 30317095 A JP30317095 A JP 30317095A JP 30317095 A JP30317095 A JP 30317095A JP H09146256 A JPH09146256 A JP H09146256A
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JP
Japan
Prior art keywords
photomask
pattern
etching
patterns
transmittance
Prior art date
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Pending
Application number
JP30317095A
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English (en)
Inventor
Masaharu Yanai
正治 谷内
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP30317095A priority Critical patent/JPH09146256A/ja
Publication of JPH09146256A publication Critical patent/JPH09146256A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】半導体装置の製造方法の内、特にフォトリソに
おける孤立パターンの焦点深度余裕を広げること、及び
エッチングにおける疎密パターンの差をなくす方法を提
供する。 【解決手段】ライン幅の2倍以上スペースが空く場合、
フォトマスク形成の際にそのラインの横に透過率の高い
材料で補助パターンを形成する。この時の遮光材料の透
過率を20から80%とする。 【効果】補助パターンがない場合に比べ疎パターンの焦
点深度が2倍以上になる。又、補助パターンにより疑似
的な密パターンが得られ、エッチング形状の疎密による
差がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフォトマスク、特に
遮光部分の形成方法に関する。及び半導体装置の製造方
法、特にエッチングに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造にはフォトリソとエッ
チングはかかせない技術である。この内まずフォトリソ
に関して述べる。
【0003】フォトリソは第1にレジストの塗布、第2
に露光、第3に現像という大きく分けて3段階の工程が
踏まれ、この中の露光の工程でフォトマスクが使用され
る。これは所望のパターンをウエハ上に焼き付けるため
のもので、光を通さない遮光部分には主にクロムが使わ
れる(図6)。ポジレジストを使用した場合、光の当た
った部分が現像で除去され、クロムの部分だけにレジス
トがパターニングされる。クロムは光を通さないためそ
の部分のレジストは塗布時の膜厚をほぼ維持する。この
従来技術で問題になるのは孤立パターンにおける焦点深
度余裕が密パターンに比べてとれないと言う点である
(図7)。
【0004】一方エッチング、特にアルミニウム配線の
エッチングは塩素系のガスを用い高周波によりプラズマ
化し行っている。この技術はプラズマの生成方法が各装
置異なるだけで基本的には同じ原理で行っており、次に
あげる問題点を持っている。その問題点というのは孤立
パターンの寸法や形状が密パターンと異なることであ
る。これは孤立パターン部の被エッチング面積が大きい
ため反応生成物が多く、パターンの側壁にデポジション
が着きやすいからである(図8)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
で述べたような孤立パターンの焦点深度余裕やエッチン
グ後の形状・寸法差を改善する方法を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のフォトマスクは 1.フォトマスク上の遮光部分の一部を透過性の材料で
形成する 2.フォトマスク上の遮光部分の一部を20から80%
の透過率をもつ材料で形成する 3.フォトマスク上に形成されたパターンにおいて前記
パターン幅の2倍以上のスペースが空いたとき前記パタ
ーンの横にダミーパターンを形成する 4.前記ダミーパターンを透過性の材料で形成する の4つを特徴とする。
【0007】本発明の半導体装置の製造方法は 1.フォトマスク上の遮光部分の一部が透過性材料で形
成されているフォトマスクを用いてパターニングし、エ
ッチングを行う 2.フォトマスク上の透過性の遮光部分がエッチング
後、パターンとして残らないこと の2つを特徴とする。
【0008】
【作用】孤立パターンのエッチングでは被エッチング面
積が大きい、つまり反応生成物が多いということで、こ
れによりパターン側壁に付着する反応生成物の量が多く
なりテーパー形状となる。そこで孤立パターンでも密パ
ターンと同じエッチングができるように補助パターンを
入れる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明を実施例に基づき詳細に説
明する。
【0010】まずフォトマスクの作成について述べる。
石英ガラス基板1にモリブデンシリサイド2を1000
Å形成する。次にレジスト3を塗布し、実パターン6と
補助パターン7を同時にパターニングする。その後、C
F4ガスプラズマを用いたドライエッチングにてモリブ
デンシリサイドパターンを形成する。次にクロム4を1
000Å形成し、再びレジストを塗布する。今度は実パ
ターン6のみパターニングする。今度は硝酸第二セリウ
ムアンモンにて1分間ウエットエッチングし、パターン
を形成する。レジストを剥離し、フォトマスクが完成す
る(図1)。このフォトマスクを使った場合の焦点深度
についてのグラフを図2に示す。従来の場合(図7)に
比べて焦点深度が約2倍になっていることが分かる。
又、このフォトマスクを使った場合、補助パターン部は
図4に示すように実パターン部に比べて膜厚が薄くな
る。これは補助パターン部の透過率により変化するもの
で図3のような関係にある。ちなみに図4は透過率50
%の時のものである。次にエッチングについて述べる。
ここではアルミニウムのエッチングについて詳しく述べ
ることにする。アルミニウム5上にレジスト3を塗布
し、本発明のフォトマスクを用いパターニングする(図
4)。ここでの補助パターンの透過率を50%としたた
め実パターン部の膜厚10000Åに対し補助パターン
では4000Å程度となる。エッチングは平行平板型ド
ライエッチング装置を用いた。条件はBCl3及びCl
2ガスをそれぞれ40及び60ccで圧力を10mTo
rrに設定した。RFパワーを800W印加してプラズ
マを発生させた。この条件下での特性はレートが700
0Å/min程度でレジストとの選択比は1.8であ
る。通常アルミニウムのエッチングの場合対レジスト選
択比の低いのがネックとなる。終点判定プラス50%の
時間エッチングを行ったところ孤立パターンも密パター
ンと同じ形状・寸法が得られた(図5)。そして補助パ
ターン部はエッチングされてパターンが残らなかった。
これはエッチングの対レジスト選択比が低いためエッチ
ング途中でレジストがなくなり、実パターン部のオーバ
ーエッチング中にアルミニウムもエッチングされたから
である。本実施例では補助パターンの透過率50%のと
きのみについて述べたがこれに限るものではない。透過
率20から80%の間であれば同様の効果が見られる。
これより高い透過率であればパターニングの際にレジス
トが残らないし、低い透過率であればエッチング後パタ
ーンが残ってしまう。又、エッチング方法に関してもこ
れに限るものではなく、ECR型プラズマエッチャーで
もマグネトロン型エッチャーでも同様の効果が得られる
ことは明白である。
【0011】
【発明の効果】本発明は実パターン幅の2倍以上のスペ
ースが空く場合に透過率の高い補助パターンを入れるこ
とで、孤立パターンの焦点深度余裕を実用レベルに拡大
する効果を有している。又、孤立パターンではエッチン
グ形状や寸法が密パターンに比べて変化するのを防止す
る効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例におけるフォトマスクの概略図。
【図2】本実施例における焦点深度と寸法の関係図。
【図3】本実施例における補助パターンの透過率とレジ
スト膜厚の関係図。
【図4】本実施例におけるレジスト形状の断面図。
【図5】本実施例におけるエッチング形状の断面図。
【図6】従来技術におけるフォトマスクの概略図。
【図7】従来技術における焦点深度と寸法の関係図。
【図8】従来技術におけるエッチング形状の断面図。
【符号の説明】
1.石英ガラス 2.モリブデンシリサイド 3.レジスト 4.クロム 5.アルミニウム 6.実パターン 7.補助パターン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォトマスク上の遮光部分の一部を透過性
    の材料で形成することを特徴とするフォトマスク。
  2. 【請求項2】フォトマスク上の遮光部分の一部を20か
    ら80%の透過率をもつ材料で形成することを特徴とす
    るフォトマスク。
  3. 【請求項3】フォトマスク上に形成されたパターンにお
    いて前記パターン幅の2倍以上のスペースが空いたとき
    前記パターンの横にダミーパターンを形成することを特
    徴とするフォトマスク。
  4. 【請求項4】請求項3記載のダミーパターンを透過性の
    材料で形成することを特徴とするフォトマスク。
  5. 【請求項5】フォトマスク上の遮光部分の一部が透過性
    材料で形成されているフォトマスクを用いてパターニン
    グし、エッチングを行うことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  6. 【請求項6】フォトマスク上の透過性の遮光部分がエッ
    チング後、パターンとして残らないことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
JP30317095A 1995-11-21 1995-11-21 フォトマスク及び半導体装置の製造方法 Pending JPH09146256A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6335125B2 (en) 1998-04-02 2002-01-01 Nec Corporation Photomask and method of manufacturing same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6335125B2 (en) 1998-04-02 2002-01-01 Nec Corporation Photomask and method of manufacturing same

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