JPH09145829A - レーダ信号処理装置 - Google Patents

レーダ信号処理装置

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JPH09145829A
JPH09145829A JP7308730A JP30873095A JPH09145829A JP H09145829 A JPH09145829 A JP H09145829A JP 7308730 A JP7308730 A JP 7308730A JP 30873095 A JP30873095 A JP 30873095A JP H09145829 A JPH09145829 A JP H09145829A
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JP
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circuit
noise
cfar
noise distribution
clutter
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JP7308730A
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Chieko Tomijima
智恵子 冨島
Takahiko Sugimoto
多佳彦 杉本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レーダ信号処理装置のCFARによる目標検
出回路において、クラッタ抑圧回路によるクラッタの消
え残りや信号処理自体によるノイズ分布の変化および近
接複数目標やジャマーの存在する状況下において、誤警
報の増加や目標検出の損失を最小限に抑えることを目的
とする。 【解決手段】 エッジ検出回路4、ノイズ分布計測回路
5、テンプレート6およびパターンマッチング回路7よ
り構成されるノイズ分布計測系8と、適応型目標検出回
路9より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、レーダの受信信
号から不要信号であるクラッタとノイズを抑圧し、必要
とする目標信号を検出する捜索または追尾レーダの信号
処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10はレーダ信号処理装置を用いたレ
ーダ装置の基本構成図であり、図において、36はアン
テナ、37はアンテナの送受切換器、38は送信波を生
成する送信機、39は受信波の周波数変換、帯域制限、
検波、増幅等を行う受信機、40は受信機出力をアナロ
グ信号からディジタル信号に変換するA/D変換器、4
1はレーダ信号処理装置、42はレーダ信号処理装置で
検出された目標の距離、方向等を表示する指示器であ
る。
【0003】図11は例えば“Guy V.Morri
s;AIRBORNE PULSED DOPPLER
RADAR,Artech House”(1988
年)に示された従来のレーダ信号処理装置41の基本構
成図であり、図において1は受信信号に対し地面や山、
海、雨および雲等からの反射波であるクラッタを抑圧す
るクラッタ抑圧回路、2はクラッタ抑圧回路1において
クラッタを抑圧した信号に対しその振幅を検出するリニ
ア検波器、3はリニア検波器2の出力に対し目標信号の
ピークレベル対受信信号に含まれるノイズのr.m.
s.(rootmean square)比(以下、S
/Nと称す)の改善を行う積分回路、43はあるスレッ
ショルドレベル以上の信号を目標と判断して目標の検出
を行う目標検出回路である。
【0004】目標検出回路43とは具体的にはCFAR
(Constant FalseAlarm Rat
e)のことであり、図12にCFARの中で最も代表的
なCA(Cell Averaging)−CFARの
回路構成を示す。図において、24は目標が存在するか
否かを判定する注目セル、25は注目セル24に目標が
存在するか否かを判定する際の基準レベルであるスレッ
ショルドレベルを算出するためのデータを提供するリフ
ァレンスセル、44はリファレンスセル25におけるデ
ータの総和を算出する加算器、34は加算器44の出力
に対し(1/N)を掛けてリファレンスセル25におけ
るデータの平均値を取りさらにスレッショルドレベル係
数Kを乗算する乗算器、35は乗算器34の出力と注目
セル24におけるデータの大小を比較し注目セル24に
おける目標の存在の有無を判定する比較器である。積分
回路3においてS/Nを改善された受信データは順次C
A−CFARの入力データとして前半のリファレンスセ
ル25の中を移動していき、注目セル24に到達した時
点で目標の存在の有無を判定された後、さらに後半のリ
ファレンスセル25の中を移動していく。
【0005】また、図13にその原理を示す。図におい
て、横軸は信号振幅xを、縦軸は信号振幅xの発生頻度
が全体に占める割合すなわち確率密度P(x)を示す。
45はノイズのみの分布を、46は(目標信号+ノイ
ズ)の分布を表わす。図中、46の分布においてスレッ
ショルドレベルを超える右下がりの斜線部が目標として
検出される確率を表しており、一般に検出確率Pdと呼
ばれるものである。それと同時に45の分布においてス
レッショルドレベルを超える右上がりの斜線部がノイズ
が誤警報として検出される確率を表しており、一般に誤
警報確率Pfaと呼ばれるものである。従来より、ノイ
ズの分布45はレイリー分布に従うことが知られてお
り、これを式で表わすと次のようになる。
【0006】
【数1】
【0007】そして、スレッショルドレベルをノイズの
振幅平均の定数倍と設定することにより誤警報確率Pf
aが一定に保たれることが数式によって容易に証明で
き、これがCA−CFARの原理となっている。次式に
これを示す。
【0008】
【数2】
【0009】この原理をディジタル的に実現したものが
図12に示したCA−CFARの回路であり、リファレ
ンスセル25におけるデータの平均値のK倍(K;定
数)をスレッショルドレベルと設定することによって誤
警報確率Pfaを一定に保ちつつ目標検出が行われるこ
とになるのである。
【0010】しかし、ノイズの分布すなわちリファレン
スセル25におけるデータの分布が図13に示したよう
なレイリー分布に従わない場合にはCA−CFARの原
理は崩れてしまい誤警報確率Pfaが増加して、より頻
繁にノイズが検出されるようになるか、またはリファレ
ンスセル25にノイズ以外の信号が存在するような場合
は、目標を検出できない場合が発生し目標の検出確率P
dが低下してしまう。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】図12に示すCA−C
FARはリファレンスセル数が有限個数であるために発
生する損失を除けば、ノイズの分布がレイリー分布に従
う限り定誤警報は保たれる。しかし、レーダシステムを
構築し実際にフィールドで運用する場合、CA−CFA
Rに入力されるノイズの分布がその原理の大前提である
レイリー分布に必ずしも従わず、それゆえ誤警報が増加
する場合がありうる。その原因としては、図11で示し
たクラッタ抑圧回路1によるクラッタの消え残りや、ク
ラッタ抑圧回路1による抑圧の対象からはずれたクラッ
タの存在、さらにはクラッタ抑圧回路1、リニア検波器
2および積分回路3のような信号処理自体によるノイズ
分布の変化が考えられる。
【0012】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、ノイズの分布がレイリー分布に従わ
ないような場合にも、誤警報確率Pfaの損失を最小限
に喰い止めて目標を検出する目標検出回路43の実現を
目的とする。
【0013】また、クラッタ抑圧回路1によるクラッタ
の消え残りや、クラッタ抑圧回路1による抑圧の対象か
らはずれたクラッタが存在するような場合、リファレン
スセル25におけるスレッショルドレベルが上昇して目
標検出をはずしてしまう現象が発生する。
【0014】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、リファレンスセル25にクラッタが
存在するような場合にも、定誤警報を保ちつつ目標の検
出確率Pdの損失を最小限に喰い止める目標検出回路4
3の実現を目的とする。
【0015】また、複数目標が近接していたり大電力の
妨害波(以下、ジャマーと称す)を受けたりするような
状況下においては、リファレンスセル25にこのような
他の目標やジャマーが存在するためにスレッショルドレ
ベルが上昇して目標検出をはずしてしまう現象が発生す
る。
【0016】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、他の目標やジャマーが存在するよう
な場合にも、定誤警報を保ちつつ目標の検出確率Pdの
損失を最小限に喰い止める目標検出回路43の実現を目
的とする。
【0017】また、種々のノイズ分布に対応し、また複
数目標やジャマー、さらにはクラッタが存在するような
状況に対応しようとすると目標検出部のハードウェア規
模が大きくなってしまう。
【0018】この発明はこのような課題を解決するため
になされたもので、目標検出部においてハードウェア規
模を小型化することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】この発明の実施の形態1
によるレーダ信号処理装置は、ノイズ分布の計測を行う
ノイズ分布計測系と、その計測結果に応じて最適な目標
検出方式を選択、実行する適応型目標検出回路とを設け
たものである。
【0020】また、この発明の実施の形態1によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測系として、ノイズ分布
計測回路と、あらかじめ用意されたノイズ分布のテンプ
レートと、テンプレートとの照合を行うパターンマッチ
ング回路とを設けたものである。
【0021】また、この発明の実施の形態1によるレー
ダ信号処理装置はパターンマッチング回路を用いたノイ
ズ分布計測系として、クラッタエッジを検出するエッジ
検出回路を設けたものである。
【0022】また、この発明の実施の形態1によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測系に加えてリファレン
スセルにおけるノイズレベルの急激な変化を検出するノ
イズレベル変化検出回路を設けたものである。
【0023】また、この発明の実施の形態1によるレー
ダ信号処理装置はパターンマッチング回路やニューラル
ネットワークの出力、エッジ検出回路の出力およびノイ
ズレベル変化検出回路の出力、さらに外部制御信号を受
けて最適なCFARを選択、実行する手段を設けたもの
である。
【0024】この発明の実施の形態2によるレーダ信号
処理装置は、ノイズ分布の計測を行うノイズ分布計測系
と、その計測結果に応じて最適な目標検出方式を選択、
実行する適応型目標検出回路とを設けたものである。
【0025】また、この発明の実施の形態2によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測系として、ノイズ分布
計測回路と、ノイズ分布を決定するニューラルネットワ
ークと、ニューラルネットワークがあらかじめ学習する
ための教師データとを設けたものである。
【0026】また、この発明の実施の形態2によるレー
ダ信号処理装置はニューラルネットワークを用いたノイ
ズ分布計測系として、クラッタエッジを検出するエッジ
検出回路を設けたものである。
【0027】また、この発明の実施の形態2によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測系に加えてリファレン
スセルにおけるノイズレベルの急激な変化を検出するノ
イズレベル変化検出回路を設けたものである。
【0028】また、この発明の実施の形態2によるレー
ダ信号処理装置はパターンマッチング回路やニューラル
ネットワークの出力、エッジ検出回路の出力およびノイ
ズレベル変化検出回路の出力、さらに外部制御信号を受
けて最適なCFARを選択、実行する手段を設けたもの
である。
【0029】この発明の実施の形態3によるレーダ信号
処理装置は、ノイズ分布計測モードにおいてノイズ分布
の計測を行うノイズ分布計測モード系と、通常のレーダ
の捜索または追尾モードにおいてノイズ分布の計測結果
に応じて最適な目標検出方式を選択、実行する最適型目
標検出回路から構成されるレーダモード系とを設けたも
のである。
【0030】また、この発明の実施の形態3によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測モード系として、ノイ
ズ分布計測回路と、あらかじめ用意されたノイズ分布の
テンプレートと、テンプレートとの照合を行うパターン
マッチング回路と、メモリとを設けたものである。
【0031】また、この発明の実施の形態3によるレー
ダ信号処理装置はパターンマッチング回路を用いたノイ
ズ分布計測モード系として、クラッタエッジを検出する
エッジ検出回路を設けたものである。
【0032】また、この発明の実施の形態3によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測モード系に加えてノイ
ズレベルの急激な変化を検出するノイズレベル変化検出
回路を設けたものである。
【0033】また、この発明の実施の形態3によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測モード系のメモリ出力
およびノイズレベル変化検出回路の出力、さらに外部制
御信号を受けて最適なCFARを選択、実行する手段を
設けたものである。
【0034】この発明の実施の形態4によるレーダ信号
処理装置は、ノイズ分布計測モードにおいてノイズ分布
の計測を行うノイズ分布計測モード系と、通常のレーダ
の捜索または追尾モードにおいてノイズ分布の計測結果
に応じて最適な目標検出方式を選択、実行する最適型目
標検出回路から構成されるレーダモード系とを設けたも
のである。
【0035】また、この発明の実施の形態4によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測モード系として、ノイ
ズ分布計測回路と、ノイズ分布を決定するニューラルネ
ットワークと、ニューラルネットワークがあらかじめ学
習するための教師データと、メモリとを設けたものであ
る。
【0036】また、この発明の実施の形態4によるレー
ダ信号処理装置はニューラルネットワークを用いたノイ
ズ分布計測モード系として、クラッタエッジを検出する
エッジ検出回路を設けたものである。
【0037】また、この発明の実施の形態4によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測モード系に加えてノイ
ズレベルの急激な変化を検出するノイズレベル変化検出
回路を設けたものである。
【0038】また、この発明の実施の形態4によるレー
ダ信号処理装置はノイズ分布計測モード系のメモリ出力
およびノイズレベル変化検出回路の出力、さらに外部制
御信号を受けて最適なCFARを選択、実行する手段を
設けたものである。
【0039】また、この発明の実施の形態5によるレー
ダ信号処理装置は適応型目標検出回路における各種CF
AR間でハードウェアを共通化する手段を設けたもので
ある。
【0040】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す全
体構成図である。この図において、1はクラッタ抑圧回
路、2はリニア検波器、3は積分回路、4はエッジ検出
回路、5はノイズ分布計測回路、6はテンプレート、7
はパターンマッチング回路、8はエッジ検出回路4、ノ
イズ分布計測回路5、テンプレート6およびパターンマ
ッチング回路7より構成されるノイズ分布計測系、9は
適応型目標検出回路である。
【0041】また、図2に適応型目標検出回路9内の構
成図を示す。図において、10はCFAR部、11はC
FAR部10内の各種CFAR回路を切り換える切換え
スイッチ、12はノイズレベル変化検出回路、13は切
換えスイッチ11を制御する切換制御器である。
【0042】さらに、図3にCFAR部10内の構成図
を示す。図において、14はレイリー分布に基づくCF
ARであり、15はレイリー分布以外の分布に基づくC
FARである。16および17はレイリー分布以外の分
布に基づくCFARの例としてワイブル分布に基づくC
FARおよびK分布に基づくCFARを挙げている。レ
イリー分布に基づくCFAR14の例として、図3では
CA−CFAR、GO−CFAR、SO−CFAR、O
S−CFARを示す。また、ワイブル分布に基づくCF
AR16の例として、図3ではワイブルCFAR、改良
型GO−CFAR、改良型SO−CFAR、改良型OS
−CFARを示す。同様に、K分布に基づくCFAR1
7の例として、図3ではK分布CFAR、改良型GO−
CFAR、改良型SO−CFAR、改良型OS−CFA
Rを示す。ここで、ワイブル分布に基づくCFAR16
内の改良型GO−CFARとは動作原理、回路構成、回
路動作等は通常のGO−CFARと同じであるがノイズ
の分布がワイブル分布であることを前提にスレッショル
ドレベルを設定することを示しており、その他の改良型
CFARについても同様である。
【0043】次に、この動作を説明する。図10で示し
た従来のレーダ装置と同様にアンテナ36で受信された
信号は、送受切換器37、受信機39、およびA/D変
換器40を経由してレーダ信号処理装置41に入力され
る。レーダ信号処理装置41に入力された受信信号は、
まずクラッタ抑圧回路1において地面、山、海、雨およ
び雲等からの反射波であるクラッタを除去される。クラ
ッタを除去された信号はリニア検波器2において振幅を
検出され、次に積分回路3においてS/Nを改善する処
理を施された後、目標検出のために適応型目標検出回路
9に入力される。また、それと同時にノイズ分布計測系
8にも入力される。
【0044】ノイズ分布計測系8に入力された信号は、
まず最初にノイズ分布計測回路5においてある一定時間
にわたりデータのサンプリングが行われ分布に関するア
ンサンブル平均が取られる。次にパターンマッチング回
路7では、ノイズ分布計測回路5で得られた分布に対し
あらかじめ用意された分布情報との照合を行いノイズの
分布を決定し適応型目標検出回路9に出力する。ここで
あらかじめ用意された分布情報とはテンプレート6を指
す。テンプレート6に用意された分布の種類は適応型目
標検出回路9におけるCFARの種類に対応する。
【0045】適応型目標検出回路9の切換制御器13は
ノイズ分布計測系8におけるノイズ分布の判定結果を受
けてCFAR部10の中で適応するCFAR方式を選択
するように切換スイッチ11を制御する。例えば、ノイ
ズ分布計測系8がレイリー分布と判定すれば切換制御器
13は図3においてCFAR部10の中のレイリー分布
に基づくCFAR14を選択する制御信号を出力する。
これを受けて切換スイッチ11はレイリー分布に基づく
CFAR14の何れかに切り換わり、そのCFAR方式
による目標検出が実行される。同様に、ノイズ分布計測
系8がワイブル分布と判定すれば切換制御器13はCF
AR部10の中のワイブル分布に基づくCFAR16を
選択する制御信号を出力する。これを受けて切換スイッ
チ11はワイブル分布に基づくCFAR16の何れかに
切り換わりそのCFAR方式による目標検出が実行され
る、という具合である。
【0046】一方、積分回路3の出力はエッジ検出回路
4にも入力される。このエッジ検出回路4の入力信号波
形を図4に示す。図において、横軸は時間Tを、縦軸は
信号振幅Aを表わす。図4(a)は目標信号およびノイ
ズのみで受信信号にクラッタが存在しない場合、あるい
は受信信号にクラッタが存在したとしてもクラッタ抑圧
回路1によりクラッタが充分抑圧された場合の入力信号
の様子を示す。しかし、クラッタ抑圧回路1によりクラ
ッタが充分抑圧されずにクラッタの消え残りが存在する
場合や、クラッタ抑圧回路1により抑圧されないクラッ
タが存在する場合には、入力信号は図4(b)に近い形
となる。この図4(b)のような信号に対し、例えばC
A−CFARの処理を実行した場合スレッショルドレベ
ルが上昇して目標を検出できない状況が発生する。この
ような状況に対処するために、エッジ検出回路4ではノ
イズ領域における信号の不連続性、すなわち信号の急激
な変化からクラッタエッジの検出を試み、エッジが存在
する場合にはノイズ分布計測回路5に対しクラッタデー
タを除いてアンサンブル平均を取るよう働きかける。ま
た、適応型目標検出回路9の切換制御器13に対しては
ノイズ分布計測系8の判定によるノイズ分布の中のGO
−CFAR(改良型GO−CFAR)、またはSO−C
FAR(改良型SO−CFAR)を選択するよう制御信
号を発生する。
【0047】一方、積分回路3の出力はノイズレベル変
化検出回路12にも入力される。このノイズレベル変化
検出回路12の入力信号波形を図5に示す。図におい
て、横軸は時間Tを、縦軸は信号振幅Aを表わす。図5
(a)は単一目標以外はノイズのみで他の目標やジャマ
ーが存在しない場合の入力信号の様子を示す。しかし、
複数目標が近接する場合やジャマーが存在する場合に
は、入力信号は図5(b)のようになる。このような信
号に対し、例えばCA−CFARの処理を実行した場合
スレッショルドレベルが上昇して目標を検出できない状
況が発生する。このような状況に対処するために、ノイ
ズレベル変化検出回路12ではリファレンスセルにおけ
るデータの平均値、すなわちスレッショルドレベルの推
定値の変化を検出し、変化がある値以上に大きい場合に
はリファレンスセルに他の目標あるいはジャマーが存在
すると見なして適応型目標検出回路9の切換制御器13
に対してノイズ分布計測系8の判定によるノイズ分布の
中のOS−CFAR(改良型OS−CFAR)を選択す
るよう制御信号を発生する。
【0048】なお、切換制御器13は外部からの制御信
号も入力とし、パターンマッチング回路7におけるノイ
ズ分布の判定結果、エッジ検出回路4におけるクラッタ
エッジの存在有無の判定結果およびノイズレベル変化検
出回路12における他目標やジャマーの存在有無の判定
結果に対しそれぞれ独立に外部制御信号を優先してCF
AR部10の中のCFAR方式を選択、実行するように
切換スイッチ11を制御することも可能である。例え
ば、ノイズ分布計測系8におけるノイズ分布の判定結果
がワイブル分布でかつノイズレベル変化検出回路12に
おいて他目標が検出されたとする。しかし、運用上レイ
リー分布に従うCFAR処理を実行する必要性がある場
合切換制御器13に対しレイリー分布を選択する外部制
御信号を入力する。これにより切換制御器13はワイブ
ル分布に基づくCFAR16の改良型OS−CFARで
はなく、レイリー分布に基づくCFAR14のOS−C
FARを選択、実行するように制御信号を出力する。
【0049】実施の形態2.図6はこの発明の実施の形
態2を示す全体構成図である。この図において、1はク
ラッタ抑圧回路、2はリニア検波器、3は積分回路、4
はエッジ検出回路、5はノイズ分布計測回路、18は教
師データ、19はニューラルネットワーク、8はエッジ
検出回路4、ノイズ分布計測回路5、教師データ18お
よびニューラルネットワーク19より構成されるノイズ
分布計測系、9は適応型目標検出回路である。
【0050】また、適応型目標検出回路9の構成および
適応型目標検出回路9内におけるCFAR部10の構成
は実施の形態1と同様であり、図2および図3に示す通
りである。
【0051】次に、この動作を説明する。図10で示し
た従来のレーダ装置と同様にアンテナ36で受信された
信号は、送受切換器37、受信機39、およびA/D変
換器40を経由してレーダ信号処理装置41に入力され
る。レーダ信号処理装置41に入力された受信信号は、
まずクラッタ抑圧回路1において地面、山、海、雨およ
び雲等からの反射波であるクラッタを除去される。クラ
ッタを除去された信号はリニア検波器2において振幅を
検出され、次に積分回路3においてS/Nを改善する処
理を施された後、目標検出のために適応型目標検出回路
9に入力される。また、それと同時にノイズ分布計測系
8にも入力される。
【0052】ノイズ分布計測系8に入力された信号は、
まず最初にノイズ分布計測回路5においてある一定時間
にわたりデータのサンプリングが行われ分布に関するア
ンサンブル平均が取られる。次に、ノイズ分布計測回路
5で得られた分布に対し教師データ18によりあらかじ
め学習済みのニューラルネットワーク19を用いてノイ
ズの分布を決定し適応型目標検出回路9に出力する。こ
のあらかじめニューラルネットワーク19の学習に利用
された教師データ18は適応型目標検出回路9における
CFARの種類に対応する。
【0053】以下、適応型目標検出回路9内の動作は実
施の形態1と同様であり、切換制御器13はニューラル
ネットワーク19におけるノイズ分布の判定結果を受け
てCFAR部10の中で適合するCFAR方式を選択、
実行するように切換スイッチ11を制御する。
【0054】一方、積分回路3の出力はエッジ検出回路
4にも入力される。このエッジ検出回路4の動作は実施
の形態1において図4を用いて説明した通りである。
【0055】一方、積分回路3の出力はノイズレベル変
化検出回路12にも入力される。このノイズレベル変化
検出回路12の動作は実施の形態1において図5を用い
て説明した通りである。
【0056】なお、切換制御器13は実施の形態1と同
様に外部からの制御信号も入力とし、ニューラルネット
ワーク19におけるノイズ分布の判定結果、エッジ検出
回路4におけるクラッタエッジの存在有無の判定結果お
よびノイズレベル変化検出回路12における他目標やジ
ャマーの存在有無の判定結果に対しそれぞれ独立に外部
制御信号を優先してCFAR部10の中のCFAR方式
を選択、実行するように切換スイッチ11を制御するこ
とも可能である。
【0057】実施の形態3.図7はこの発明の実施の形
態3を示す全体構成図である。この図において、1はク
ラッタ抑圧回路、2はリニア検波器、3は積分回路、4
はエッジ検出回路、5はノイズ分布計測回路、6はテン
プレート、7はパターンマッチング回路、20はメモ
リ、21はエッジ検出回路4、ノイズ分布計測回路5、
テンプレート6、パターンマッチング回路7およびメモ
リ20より構成されるノイズ分布計測モード系、22は
適応型目標検出回路、23は適応型目標検出回路9より
構成されるレーダモード系、22はレーダの動作モード
に応じて積分回路3の出力をノイズ分布計測モード系2
1またはレーダモード系23に切り換えるモード別切換
スイッチである。
【0058】また、適応型目標検出回路9の構成および
適応型目標検出回路9内におけるCFAR部10の構成
は実施の形態1と同様であり、図2および図3に示す通
りである。
【0059】次に、この動作を説明する。この装置は動
作モードとして通常の捜索または追尾を行うレーダモー
ド以外にノイズ分布の計測モードを有し作動する点が特
徴である。まず、ノイズ分布計測モードにおいて図10
で示した従来のレーダ装置と同様にアンテナ36で受信
された信号は、送受切換器37、受信機39、およびA
/D変換器40を経由してレーダ信号処理装置41に入
力される。レーダ信号処理装置41に入力された受信信
号は、まずクラッタ抑圧回路1において地面、山、海、
雨および雲等からの反射波であるクラッタを除去され
る。クラッタを除去された信号はリニア検波器2におい
て振幅を検出され、次に積分回路3においてS/Nを改
善する処理を施された後、モード別切換スイッチ22の
切り換えによりノイズ分布計測モード系21に入力され
る。
【0060】ノイズ分布計測モード系21に入力された
信号は、まず最初にノイズ分布計測回路5においてある
一定時間にわたりデータのサンプリングが行われ分布に
関するアンサンブル平均が取られる。次に、パターンマ
ッチング回路7では、ノイズ分布計測回路5で得られた
分布に対しあらかじめ用意された分布情報との照合を行
いノイズの分布を決定し、その結果はメモリ20に保持
される。ここであらかじめ用意された分布情報とはテン
プレート6を指す。テンプレート6に用意された分布の
種類は適応型目標検出回路9におけるCFARの種類に
対応する。
【0061】一方、積分回路3の出力はエッジ検出回路
4にも入力される。このエッジ検出回路4の動作は実施
の形態1において図4を用いて説明した通りであり、そ
の結果はメモリ20に保持される。
【0062】次に、この装置の動作モードはノイズ分布
計測モードから通常のレーダの捜索または追尾モードに
切り換えられる。通常の捜索、追尾モードにおいてもア
ンテナ36で受信された信号は、送受切換器37、受信
機39、およびA/D変換器40を経由してレーダ信号
処理装置41に入力される。レーダ信号処理装置41に
入力された受信信号は、まずクラッタ抑圧回路1におい
て地面、山、海、雨および雲等からの反射波であるクラ
ッタを除去される。クラッタを除去された信号はリニア
検波器2において振幅を検出され、次に積分回路3にお
いてS/Nを改善する処理を施された後、モード別切換
スイッチ22の切り換えにより目標検出のため適応型目
標検出回路9に入力される。
【0063】ここで、先のノイズ分布計測モードにおい
てメモリ20に保持しているノイズ分布の判定結果およ
びクラッタエッジの存在有無の判定結果により、適応型
目標検出回路9の切換制御器13はCFAR部10の中
で適合するCFAR方式を選択するように切換スイッチ
11を制御する。例えば、ノイズ分布計測モード系21
がレイリー分布と判定し、エッジ検出回路4がクラッタ
エッジ有りと判定すれば図2において切換制御器13は
CFAR部10のレイリー分布に基づくCFAR14の
中のGO−CFARまたはSO−CFARを選択する制
御信号を出力し、切換スイッチ11はレイリー分布に基
づくCFAR14のGO−CFARまたはSO−CFA
Rに切り換わり、目標検出が実行される。同様に、ノイ
ズ分布計測モード系21がワイブル分布と判定し、エッ
ジ検出回路4がクラッタエッジ無しと判定すれば図2に
おいて切換制御器13はCFAR部10のワイブル分布
に基づくCFAR16の中のワイブルCFARを選択す
る制御信号を出力し、切換スイッチ11はワイブルCF
ARに切り換わり、目標検出が実行される、という具合
である。
【0064】一方、積分回路3の出力はノイズレベル変
化検出回路12にも入力される。このノイズレベル変化
検出回路12の動作は実施の形態1において図5を用い
て説明した通りである。
【0065】なお、切換制御器13は実施の形態1と同
様に外部からの制御信号も入力とし、ノイズ分布計測モ
ードにおいてメモリ20に格納されたノイズ分布の判定
結果とクラッタエッジの存在有無の判定結果およびノイ
ズレベル変化検出回路12における他目標やジャマーの
存在有無の判定結果に対しそれぞれ独立に外部制御信号
を優先してCFAR部10の中のCFAR方式を選択、
実行するように切換スイッチ11を制御することも可能
である。
【0066】実施の形態4.図8はこの発明の実施の形
態4を示す全体構成図である。この図において、1はク
ラッタ抑圧回路、2はリニア検波器、3は積分回路、4
はエッジ検出回路、5はノイズ分布計測回路、18は教
師データ、19はニューラルネットワーク、20はメモ
リ、21はエッジ検出回路4、ノイズ分布計測回路5、
教師データ18、ニューラルネットワーク19およびメ
モリ20より構成されるノイズ分布計測モード系、9は
適応型目標検出回路、23は適応型目標検出回路9より
構成されるレーダモード系、22はレーダの動作モード
に応じて積分回路3の出力をノイズ分布計測モード系2
1またはレーダモード系23に切り換えるモード別切換
スイッチである。
【0067】また、適応型目標検出回路9の構成および
適応型目標検出回路9内におけるCFAR部10の構成
は実施の形態1と同様であり、図2および図3に示す通
りである。
【0068】次に、この動作を説明する。この装置は動
作モードとして通常の捜索または追尾を行うレーダモー
ド以外にノイズ分布の計測モードを有し作動する点が特
徴である。まず、ノイズ分布計測モードにおいて図10
で示した従来のレーダ装置と同様にアンテナ36で受信
された信号は、送受切換器37、受信機39、およびA
/D変換器40を経由してレーダ信号処理装置41に入
力される。レーダ信号処理装置41に入力された受信信
号は、まずクラッタ抑圧回路1において地面、山、海、
雨および雲等からの反射波であるクラッタを除去され
る。クラッタを除去された信号はリニア検波器2におい
て振幅を検出され、次に積分回路3においてS/Nを改
善する処理を施された後、モード別切換スイッチ22の
切り換えによりノイズ分布計測モード系21に入力され
る。
【0069】ノイズ分布計測モード系21に入力された
信号は、まず最初にノイズ分布計測回路5においてある
一定時間にわたりデータのサンプリングが行われ分布に
関するアンサンブル平均が取られる。次に、ノイズ分布
計測回路5で得られた分布に対し、教師データ18によ
りあらかじめ学習済みのニューラルネットワーク19を
用いてノイズの分布を決定し、その結果はメモリ20に
保持される。このあらかじめニューラルネットワーク1
9の学習に利用された教師データ18は適応型目標検出
回路9におけるCFARの種類に対応する。
【0070】一方、積分回路3の出力はエッジ検出回路
4にも入力される。このエッジ検出回路4の動作は実施
の形態1において図4を用いて説明した通りであり、そ
の結果はメモリ20に保持される。
【0071】次に、この装置の動作モードはノイズ分布
計測モードから通常のレーダの捜索または追尾モードに
切り換えられる。通常の捜索、追尾モードにおいてもア
ンテナ36で受信された信号は、送受切換器37、受信
機39、およびA/D変換器40を経由してレーダ信号
処理装置41に入力される。レーダ信号処理装置41に
入力された受信信号は、まずクラッタ抑圧回路1におい
て地面、山、海、雨および雲等からの反射波であるクラ
ッタを除去される。クラッタを除去された信号はリニア
検波器2において振幅を検出され、次に積分回路3にお
いてS/Nを改善する処理を施された後、モード別切換
スイッチ22の切り換えにより目標検出のため適応型目
標検出回路9に入力される。
【0072】以下、適応型目標検出回路9内部の動作は
実施の形態3と同様であり、切換制御器13はノイズ分
布計測モード系21におけるノイズ分布の判定結果およ
びクラッタエッジの存在有無の判定結果を受けてCFA
R部10の中で適合するCFAR方式を選択するように
切換スイッチ11を制御する。
【0073】一方、積分回路3の出力はノイズレベル変
化検出回路12にも入力される。このノイズレベル変化
検出回路12の動作は実施の形態1において図5を用い
て説明した通りである。
【0074】なお、切換制御器13は実施の形態3と同
様に外部からの制御信号も入力とし、ノイズ分布計測モ
ードにおいてメモリ20に格納されたノイズ分布の判定
結果とクラッタエッジの存在有無の判定結果およびノイ
ズレベル変化検出回路12における他目標やジャマーの
存在有無の判定結果に対しそれぞれ独立に外部制御信号
を優先してCFAR部10の中のCFAR方式を選択、
実行するように切換スイッチ11を制御することも可能
である。
【0075】実施の形態5.図9はこの発明の実施の形
態5を示す全体構成図である。この図において、24は
注目セル、25はリファレンスセル、26は加算器、2
7は総和器、28は最大値検出器、29は最小値検出
器、30はソータ、31はスイッチ1、32はスレッシ
ョルド係数メモリ、33はスイッチ2、34は乗算器、
35は比較器である。
【0076】次に、この動作を説明する。ここで、Nを
リファレンスセル25の個数、K1およびK2 をスレッ
ショルド係数とする。すでに図12で示したCA−CF
ARと同様に、クラッタ抑圧回路1および積分回路3に
おいてクラッタおよびノイズが抑圧された受信信号は図
9に示すCFARの入力として順次リファレンスセル2
5の中を移動していく。そのリファレンスセル25のN
個のデータに対し加算器26では前半、後半のそれぞれ
(N/2)個ずつのデータを加算する。加算器26で算
出されたリファレンスセル25の前半、後半のそれぞれ
のデータの和に対し総和器27ではさらに両者の和を算
出し、最大値算出器28では値の大きい方を選択し、最
小値算出器29では値の小さい方を選択する。一方、ソ
ータ30では積分回路3の全出力データについて、デー
タの大小により昇順または降順の並び換えを行い、事前
に決定されている順位のデータを出力する。こうして総
和器27、最大値算出器28、最小値算出器29、ソー
タ30のそれぞれの出力データついてスイッチ1 31
では切換制御器13の制御に従い、何れかを選択し出力
する。また、3つのスレッショルド係数メモリ32には
スイッチ1 31の端子番号1〜4に対応してスレッシ
ョルド係数が格納されており、切換制御器13の制御に
従いノイズ分布に適合したスレッショルド係数を出力す
る。スイッチ2 33では切換制御器13の出力に従
い、スイッチ1 31の端子番号と同一の端子番号のス
レッショルド係数を出力する。次に、乗算器34ではス
イッチ131の出力とスイッチ2 33の出力を乗算
し、スレッショルドレベルを算出する。比較器35では
こうして求められたスレッショルドレベルと注目セル2
4のデータとの大小比較を行い、注目セル24のデータ
が大であれば注目セル24に目標が存在するものと判定
し、注目セル24のデータが小であれば注目セル24に
は目標が存在しないものと判定する。なお、図9に示す
目標検出回路は図2においてCFAR部10および切換
スイッチ11に相当する。
【0077】
【発明の効果】この発明の実施の形態1は以上説明した
ように構成されており、ノイズ分布に応じて最適な目標
検出を実行するため、ノイズの分布がレイリー分布に従
わない場合にも、誤警報確率を一定に保ったまま目標検
出を行うことが可能となる。
【0078】また、この発明の実施の形態1はテンプレ
ートとの照合によりノイズ分布を判定することが可能と
なる。
【0079】また、この発明の実施の形態1はテンプレ
ートとの照合によりノイズ分布の判定に加えてクラッタ
エッジの検出が可能なため、クラッタによる目標検出確
率の低下を最小限に留めることが可能となる。
【0080】また、この発明の実施の形態1はリファレ
ンスセルにおけるノイズレベルの急激な変化を検出する
ことが可能なため、検出しようとする目標以外に他の目
標が近接して存在する場合やジャマーが存在する場合に
も目標検出確率の低下を最小限に留めることが可能とな
る。
【0081】また、この発明の実施の形態1はノイズ分
布、クラッタエッジの有無、複数目標やジャマーの有無
および外部制御信号により最適なCFARの選択、実行
が可能となる。
【0082】この発明の実施の形態2は以上説明したよ
うに構成されているので、実施の形態1のテンプレート
に代わりニューラルネットワークを用いることによりノ
イズ分布を判定することが可能となる。
【0083】また、この発明の実施の形態2はニューラ
ルネットワークによるノイズ分布の判定に加えてクラッ
タエッジの検出が可能なため、クラッタによる目標検出
確率の低下を最小限に留めることが可能となる。
【0084】この発明の実施の形態3は以上説明したよ
うに構成されており、計測モードにおいてあらかじめ計
測したノイズ分布に応じて、通常の捜索または追尾モー
ドにおいて最適な目標検出を実行するため、ノイズの分
布がレイリー分布に従わない場合にも、誤警報確率を一
定に保ったまま目標検出を行うことが可能となる。
【0085】また、この発明の実施の形態3は計測モー
ドにおいてテンプレートとの照合によりノイズ分布を判
定することが可能となる。
【0086】また、この発明の実施の形態3は計測モー
ドにおいてテンプレートとの照合によりノイズ分布を判
定に加えてクラッタエッジの検出が可能なため、クラッ
タにより目標検出確率の低下を最小限に留めることが可
能となる。
【0087】また、この発明の実施の形態3は計測モー
ドにおけるノイズ分布やクラッタエッジの有無の判定に
加えてリファレンスセルにおけるノイズレベルの急激な
変化を検出することが可能なため、検出しようとする目
標以外に他の目標が近接して存在する場合やジャマーが
存在する場合にも目標検出確率の低下を最小限に留める
ことが可能となる。
【0088】また、この発明の実施の形態3は計測モー
ドにおいて判定したノイズ分布やクラッタエッジの有
無、複数目標やジャマーの有無および外部制御信号によ
り最適なCFARの選択、実行が可能となる。
【0089】この発明の実施の形態4は以上説明したよ
うに構成されているので、計測モードにおいて実施の形
態3のテンプレートに代わりニューラルネットワークを
用いることによりノイズ分布を判定することが可能とな
る。
【0090】また、この発明の実施の形態4は計測モー
ドにおいてニューラルネットワークによるノイズ分布の
判定に加えてクラッタエッジの検出が可能なため、クラ
ッタによる目標検出確率の低下を最小限に留めることが
可能となる。
【0091】この発明の実施の形態5は以上説明したよ
うに構成されているので、最適な目標検出を実行する目
標検出回路部についてハードウェアの小型化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の
形態1を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における適応型目標
検出回路の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態1におけるCFAR部
の構成図である。
【図4】 図4はクラッタエッジの有無によるエッジ検
出回路への入力信号の様子を示す図で、同図(a)はク
ラッタエッジが存在しない場合、同図(b)はクラッタ
エッジが存在する場合の図である。
【図5】 図5は複数目標およびジャマーの存在の有無
によるノイズレベル変化検出回路への入力信号の様子を
示す図であり、同図(a)は複数目標およびジャマーが
存在しない場合、同図(b)は複数目標またはジャマー
が存在する場合の図である。
【図6】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の
形態2を示す構成図である。
【図7】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の
形態3を示す構成図である。
【図8】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の
形態4を示す構成図である。
【図9】 この発明によるレーダ信号処理装置の実施の
形態5による適応型目標検出回路の中のCFAR回路を
示す構成図である。
【図10】 レーダ信号処理装置を用いたレーダ装置の
基本構成図である。
【図11】 従来のレーダ信号処理装置の基本構成図で
ある。
【図12】 従来のレーダ信号処理装置において目標検
出回路であるCA−CFARの回路構成図である。
【図13】 目標検出回路であるCFARの動作原理を
示す図である。
【符号の説明】
1 クラッタ抑圧回路、2 リニア検波器、3 積分回
路、4 エッジ検出回路、5 ノイズ分布計測回路、6
テンプレート、7 パターンマッチング回路、8 ノ
イズ分布計測系、9 適応型目標検出回路、10 CF
AR部、11切換スイッチ、12 ノイズレベル変化検
出回路、13 切換制御器、14 レイリー分布に基づ
くCFAR各種、15 レイリー分布以外の分布に基づ
くCFAR各種、16 ワイブル分布に基づくCFA
R、17 K分布に基づくCFAR、18 教師デー
タ、19 ニューラルネットワーク、20 メモリ、2
1ノイズ分布計測モード系、22 モード別切換スイッ
チ、23 レーダモード系、24 注目セル、25 リ
ファレンスセル、26 加算器、27 総和器、28
最大値検出器、29 最小値検出器、30 ソータ、3
1 スイッチ1、32 スレッショルド係数メモリ、3
3 スイッチ2、34 乗算器、35 比較器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06G 7/60 9061−5H G06K 9/46 G06K 9/46 G06F 15/62 380

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 捜索または追尾レーダにおいて、目標か
    らの反射波に基づいて得られた受信信号を入力とし不要
    信号であるクラッタを除去するクラッタ抑圧回路と、前
    記クラッタ抑圧回路によりクラッタ抑圧された受信信号
    を入力とし、その振幅を検出するリニア検波器と、前記
    リニア検波器の出力を入力としS/Nを改善する積分回
    路と、前記積分回路によりS/Nを改善した受信信号を
    入力とし受信信号中に含まれるノイズの分布を計測して
    複数の異なるCFAR(Constant False
    Alarm Rate)方式の中からノイズ分布に従
    った方式を決定するノイズ分布計測系と、前記積分回路
    によりS/Nを改善した受信信号に対し前記ノイズ分布
    計測系により決定したCFAR方式に基づき各種CFA
    R回路方式を切り換え目標の自動検出を行なう適応型目
    標検出回路とを備えることを特徴とするレーダ信号処理
    装置。
  2. 【請求項2】 前記ノイズ分布計測系は、前記積分回路
    より出力される受信信号のアンサンブル平均を取り受信
    信号中に含まれるノイズ分布を計測するノイズ分布計測
    回路と、ノイズ分布として考えられる複数の異なる分布
    形状をメモリ上に記憶しているテンプレートと、前記ノ
    イズ分布計測回路において得たノイズ分布を前記テンプ
    レートと照合することによりノイズ分布を決定するパタ
    ーンマッチング回路とを備えることを特徴とする請求項
    1記載のレーダ信号処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ノイズ分布計測系は、前記積分回路
    より出力される受信信号に対しクラッタエッジの有無を
    判定しクラッタエッジを検出した場合には前記ノイズ分
    布計測回路におけるアンサンブル平均の処理に対しクラ
    ッタデータを除いてアンサンブル平均を取るよう制御信
    号を出力すると共に、前記適応型目標検出回路に対し各
    種CFAR方式の中でGO(Greatest Of)
    −CFARまたはSO(Smallest Of)−C
    FARを選択するよう制御信号を出力するエッジ検出回
    路を備えることを特徴とする請求項2記載のレーダ信号
    処理装置。
  4. 【請求項4】 前記ノイズ分布計測系は、前記積分回路
    より出力される受信信号のアンサンブル平均を取り受信
    信号中に含まれるノイズ分布を計測するノイズ分布計測
    回路と、各々形状が異なる複数のノイズ分布毎にノイズ
    データ列をメモリ上に記憶しておく教師データと、予め
    教師データを用いて学習した結果によりノイズ分布を決
    定するニューラルネットワークとを備えることを特徴と
    する請求項1記載のレーダ信号処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ノイズ分布計測系は、前記積分回路
    より出力される受信信号に対しクラッタエッジの有無を
    判定しクラッタエッジを検出した場合には前記ノイズ分
    布計測回路におけるアンサンブル平均の処理に対しクラ
    ッタデータを除いてアンサンブル平均を取るよう制御信
    号を出力すると共に、前記適応型目標検出回路に対し各
    種CFAR方式の中でGO(Greatest Of)
    −CFARまたはSO(Smallest Of)−C
    FARを選択するよう制御信号を出力するエッジ検出回
    路を備えることを特徴とする請求項4記載のレーダ信号
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記適応型目標検出回路は、CFARの
    リファレンスセルにおけるノイズレベルの急激な変化を
    検出し各種CFAR方式の中でOS(Order St
    atistic)−CFARを選択するよう制御信号を
    出力するノイズレベル変化検出回路を備えることを特徴
    とする請求項1記載のレーダ信号処理装置。
  7. 【請求項7】 前記適応型目標検出回路は、受信信号中
    に含まれるノイズとして考えられる各種分布に応じたC
    FAR方式の回路より構成されるCFAR部と、前記C
    FAR部における各種CFAR間の切換えスイッチと、
    前記パターンマッチング回路や前記ニューラルネットワ
    ークの出力、前記エッジ検出回路出力、前記ノイズレベ
    ル変化検出回路の出力および外部制御信号によりレーダ
    の運用の状況や周囲の環境に応じて最適なCFAR方式
    を選択、実行することを目的として前記切換えスイッチ
    を制御する切換制御器とを備えることを特徴とする請求
    項1記載のレーダ信号処理装置。
  8. 【請求項8】 前記適応型目標検出回路は、前記CFA
    R部における各種CFAR間でスレッショルドレベルを
    検出する部分を共通化することを特徴とする請求項1記
    載のレーダ信号処理装置。
  9. 【請求項9】 捜索または追尾レーダにおいて、目標か
    らの反射波に基づいて得られた受信信号を入力とし不要
    信号であるクラッタを除去するクラッタ抑圧回路と、前
    記クラッタ抑圧回路によりクラッタ抑圧された受信信号
    を入力とし、その振幅を検出するリニア検波器と、前記
    リニア検波器の出力を入力としS/Nを改善する積分回
    路と、計測モードにおいて前記積分回路の出力を入力と
    し受信信号中に含まれるノイズの分布を計測して複数の
    異なるCFAR方式の中からノイズ分布に従った方式を
    決定するノイズ分布計測モード系と、通常のレーダの捜
    索または追尾モードにおいて予め計測モードにおいて計
    測したノイズ分布に応じて決定したCFAR方式に基づ
    き各種CFAR回路方式を切り換え前記積分回路の出力
    に対し目標の自動検出を行なう適応型目標検出回路とを
    備えることを特徴とするレーダ信号処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ノイズ分布計測モード系は、計測
    モードにおいて前記積分回路より出力される受信信号の
    アンサンブル平均を取り受信信号中に含まれるノイズ分
    布を計測するノイズ分布計測回路と、ノイズ分布として
    考えられる複数の異なる分布形状をメモリ上に記憶して
    いるテンプレートと、前記ノイズ分布計測回路において
    得たノイズ分布を前記テンプレートと照合することによ
    りノイズ分布を決定するパターンマッチング回路と、前
    記パターンマッチング回路の出力を格納するメモリとを
    備えることを特徴とする請求項9記載のレーダ信号処理
    装置。
  11. 【請求項11】 前記ノイズ分布計測モード系は、計測
    モードにおいて前記積分回路より出力される受信信号に
    対しクラッタエッジの有無を判定しクラッタエッジを検
    出した場合には前記ノイズ分布計測回路におけるアンサ
    ンブル平均の処理に対しクラッタデータを除いてアンサ
    ンブル平均を取るよう制御信号を出力すると共に、前記
    適応型目標検出回路に対し各種CFAR方式の中でGO
    (Greatest Of)−CFARまたはSO(S
    mallest Of)−CFARを選択するよう制御
    信号を前記メモリに格納するため出力するエッジ検出回
    路を備えることを特徴とする請求項10記載のレーダ信
    号処理装置。
  12. 【請求項12】 前記ノイズ分布計測モード系は、計測
    モードにおいて前記積分回路より出力される受信信号の
    アンサンブル平均を取り受信信号中に含まれるノイズ分
    布を計測するノイズ分布計測回路と、各々形状が異なる
    複数のノイズ分布毎にノイズデータ列をメモリ上に記憶
    しておく教師データと、予め教師データを用いて学習し
    た結果によってノイズ分布を決定するニューラルネット
    ワークと、前記ニューラルネットワークの出力を格納す
    るメモリとを備えることを特徴とする請求項9記載のレ
    ーダ信号処理装置。
  13. 【請求項13】 前記ノイズ分布計測モード系は、計測
    モードにおいて前記積分回路より出力される受信信号に
    対しクラッタエッジの有無を判定しクラッタエッジを検
    出した場合には前記ノイズ分布計測回路におけるアンサ
    ンブル平均の処理に対しクラッタデータを除いてアンサ
    ンブル平均を取るよう制御信号を出力すると共に、前記
    適応型目標検出回路に対し各種CFAR方式の中でGO
    (Greatest Of)−CFARまたはSO(S
    mallest Of)−CFARを選択するよう制御
    信号を前記メモリに格納するため出力するエッジ検出回
    路を備えることを特徴とする請求項12記載のレーダ信
    号処理装置。
  14. 【請求項14】 前記適応型目標検出回路は、CFAR
    のリファレンスセルにおけるノイズレベルの急激な変化
    を検出し各種CFAR方式の中でOS(Order S
    tatistic)−CFARを選択するよう制御信号
    を出力するノイズレベル変化検出回路を備えることを特
    徴とする請求項9記載のレーダ信号処理装置。
  15. 【請求項15】 前記適応型目標検出回路は、受信信号
    中に含まれるノイズとして考えられる各種分布に応じた
    CFAR方式の回路より構成されるCFAR部と、前記
    CFAR部における各種CFAR間の切換えスイッチ
    と、計測モードにおいて格納した前記メモリの出力、前
    記ノイズレベル変化検出回路の出力および外部制御信号
    により運用の状況や周囲の環境に応じて最適なCFAR
    方式を選択、実行することを目的として前記切換えスイ
    ッチを制御する切換制御器とを備えることを特徴とする
    請求項9記載のレーダ信号処理装置。
  16. 【請求項16】 前記適応型目標検出回路は、前記CF
    AR部における各種CFAR間でスレッショルドレベル
    を検出する部分を共通化することを特徴とする請求項9
    記載のレーダ信号処理装置。
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