JPH09142310A - ハンドル冷却装置 - Google Patents
ハンドル冷却装置Info
- Publication number
- JPH09142310A JPH09142310A JP34465195A JP34465195A JPH09142310A JP H09142310 A JPH09142310 A JP H09142310A JP 34465195 A JP34465195 A JP 34465195A JP 34465195 A JP34465195 A JP 34465195A JP H09142310 A JPH09142310 A JP H09142310A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- automobile
- insulator
- outside
- certain temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25B—REFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
- F25B2321/00—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects
- F25B2321/02—Details of machines, plants or systems, using electric or magnetic effects using Peltier effects; using Nernst-Ettinghausen effects
- F25B2321/021—Control thereof
- F25B2321/0212—Control thereof of electric power, current or voltage
Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】炎天下で自動車を駐車して置いた場合、ハンド
ルが握れないくらい熱くなる。それを取り除くために、
ハンドルにペルチエ素子を取り付け、ある温度以上にな
ったらその素子に電流を流し、ハンドルを冷やす装置で
ある。 【構成】ハンドルにビスマス・テルル系の半導体をn型
p型の順に取り付け、隣接する物同士を導体でつなぐ。
その両端を外側は絶縁体かつ熱を伝えやすい(セラミッ
ク板など)、内側は絶縁体かつ熱を伝えにくいもので覆
う。ハンドルには熱センサー(例えばサーミスタなど)
も取り付ける。熱センサーでその抵抗値が変わることを
利用し、電気回路で判別して冷却部に電流を流してハン
ドルを冷却する。
ルが握れないくらい熱くなる。それを取り除くために、
ハンドルにペルチエ素子を取り付け、ある温度以上にな
ったらその素子に電流を流し、ハンドルを冷やす装置で
ある。 【構成】ハンドルにビスマス・テルル系の半導体をn型
p型の順に取り付け、隣接する物同士を導体でつなぐ。
その両端を外側は絶縁体かつ熱を伝えやすい(セラミッ
ク板など)、内側は絶縁体かつ熱を伝えにくいもので覆
う。ハンドルには熱センサー(例えばサーミスタなど)
も取り付ける。熱センサーでその抵抗値が変わることを
利用し、電気回路で判別して冷却部に電流を流してハン
ドルを冷却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ビスマス・テル
ル系半導体のようなペルチエ素子で、自動車のハンドル
をある温度以上になったら冷却するものである。
ル系半導体のようなペルチエ素子で、自動車のハンドル
をある温度以上になったら冷却するものである。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】自動車を
炎天下のもとに駐車しておくと直射日光が当たり、ハン
ドルが握れないくらい非常に熱くなる。従来、これを防
ぐためにフロントガラスの内側に段ボール等の紙を置い
たり、乗る前にエアコンで冷やしたりして、手間と時間
がかかっていた。また、フロントガラスの内側に段ボー
ル等の紙を置いた場合、太陽が移動し太陽光が運転席側
から入ってきたら効果がない。
炎天下のもとに駐車しておくと直射日光が当たり、ハン
ドルが握れないくらい非常に熱くなる。従来、これを防
ぐためにフロントガラスの内側に段ボール等の紙を置い
たり、乗る前にエアコンで冷やしたりして、手間と時間
がかかっていた。また、フロントガラスの内側に段ボー
ル等の紙を置いた場合、太陽が移動し太陽光が運転席側
から入ってきたら効果がない。
【0003】
【課題を解決するための手段】自動車のハンドルにペル
チエ素子を取り付け、ある温度以上になったらその素子
に電流を流し、ハンドルを冷やすようにする。
チエ素子を取り付け、ある温度以上になったらその素子
に電流を流し、ハンドルを冷やすようにする。
【0004】
【発明の実施の形態】本発明は、その欠点を除くため、
熱せられて熱くなったハンドル自体を冷やすもので、そ
れを図画について説明すれば、図1のようにハンドルに
溝を数本掘り、そこにビスマス・テルル系のような半
導体をn型p型を交互に置き、隣りあったものだけ
を内外交互に導体でつなぐ。又その(ハンドルの)
内側にはガラスのような絶縁体かつ熱を伝えにくいもの
を置き、外側には絶縁体かつ熱を伝えやすいもの(セ
ラミック板など)を取り付ける。あとは外側の数カ所
(ここでは説明のため1ヶ所とする)にサーミスタのよ
うな熱センサーとなりうるものをセットし、普通のハ
ンドルのように、皮又はゴムのような物で被覆する。
(以上がハンドル部分の説明)次に、上記の冷却部に電
流を流すための回路を図2に示す。選択するパーツによ
り抵抗値あるいは回路全体が変わってくるので、あくま
で一例である。まず電源であるが、自動車のバッテリー
ではあがってしまう可能性があるので、太陽電池を用
いる。ハンドルが熱せられるくらいであるので太陽光は
十分にあるからである。3端子レギュレータ▲10▼で
一定の電圧(ここでは5[V])にする。アナログ量の
比較で動作させるので、電源電圧の安定は必要不可欠で
ある。その電源を使いノートンアンプ▲11▼で比較す
る。比較する対象は、ここではサーミスタ▲12▼とあ
る抵抗▲13▼である。ある抵抗というのは例えば50
[°C]になったら冷やし始めようとする場合、サーミ
スタを502AT−1を選択したならば約2[kΩ]と
いうように、サーミスタの種類及び設定温度により抵抗
値が異なるからである。サーミスタをノートンアンプの
プラス、マイナス側にはその抵抗を接続する。その比較
により、ある温度以上ならばノートンアンプの出力が出
て、トランジスタ▲14▼、リレー▲15▼を駆動して
冷却部に電流を流して、冷却する。図3は、冷却部を冷
やすために他から電源を取った場合の回路図である。以
上の構成であるから、炎天下のなか自動車を長時間駐車
してもハンドルが熱くて握れないということはない。
熱せられて熱くなったハンドル自体を冷やすもので、そ
れを図画について説明すれば、図1のようにハンドルに
溝を数本掘り、そこにビスマス・テルル系のような半
導体をn型p型を交互に置き、隣りあったものだけ
を内外交互に導体でつなぐ。又その(ハンドルの)
内側にはガラスのような絶縁体かつ熱を伝えにくいもの
を置き、外側には絶縁体かつ熱を伝えやすいもの(セ
ラミック板など)を取り付ける。あとは外側の数カ所
(ここでは説明のため1ヶ所とする)にサーミスタのよ
うな熱センサーとなりうるものをセットし、普通のハ
ンドルのように、皮又はゴムのような物で被覆する。
(以上がハンドル部分の説明)次に、上記の冷却部に電
流を流すための回路を図2に示す。選択するパーツによ
り抵抗値あるいは回路全体が変わってくるので、あくま
で一例である。まず電源であるが、自動車のバッテリー
ではあがってしまう可能性があるので、太陽電池を用
いる。ハンドルが熱せられるくらいであるので太陽光は
十分にあるからである。3端子レギュレータ▲10▼で
一定の電圧(ここでは5[V])にする。アナログ量の
比較で動作させるので、電源電圧の安定は必要不可欠で
ある。その電源を使いノートンアンプ▲11▼で比較す
る。比較する対象は、ここではサーミスタ▲12▼とあ
る抵抗▲13▼である。ある抵抗というのは例えば50
[°C]になったら冷やし始めようとする場合、サーミ
スタを502AT−1を選択したならば約2[kΩ]と
いうように、サーミスタの種類及び設定温度により抵抗
値が異なるからである。サーミスタをノートンアンプの
プラス、マイナス側にはその抵抗を接続する。その比較
により、ある温度以上ならばノートンアンプの出力が出
て、トランジスタ▲14▼、リレー▲15▼を駆動して
冷却部に電流を流して、冷却する。図3は、冷却部を冷
やすために他から電源を取った場合の回路図である。以
上の構成であるから、炎天下のなか自動車を長時間駐車
してもハンドルが熱くて握れないということはない。
【0005】
【効果】本発明は、自動車のハンドルだけに限定される
ものではなく、人間が触れて、しかも高温になるもの一
般に広く応用できるものである。なお、冷却部の電流を
逆に流すように回路を設計すれば、冬にハンドルが冷た
くて握れないようなときは、ハンドルを暖かくすること
ができる。
ものではなく、人間が触れて、しかも高温になるもの一
般に広く応用できるものである。なお、冷却部の電流を
逆に流すように回路を設計すれば、冬にハンドルが冷た
くて握れないようなときは、ハンドルを暖かくすること
ができる。
【図1】 ハンドルの部分を示す図面である。
【図2】 この装置を働かせるための回路図である。
【図3】 冷却部を冷やすために他から電源を取った
場合の回路図である。
場合の回路図である。
【符号の説明】 ハンドルに掘った溝 N型のビスマス・テルル系のような半導体 と同様なP型 (ハンドルの中心側)につなぐ導体 (ハンドルの外側)につなぐ導体 絶縁体かつ熱を伝えにくいもの 絶縁体かつ熱を伝えやすいもの 熱センサー(サーミスタ) 太陽電池 ▲10▼3端子レギュレータ ▲11▼ノートンアンプ ▲12▼サーミスタ ▲13▼抵抗(例:サーミスタが502AT−1,50
[°C]で冷却動作の場合約2[kΩ]) ▲14▼トランジスタ ▲15▼リレー ▲16▼コンデンサー ▲17▼コンデンサー ▲18▼抵抗
[°C]で冷却動作の場合約2[kΩ]) ▲14▼トランジスタ ▲15▼リレー ▲16▼コンデンサー ▲17▼コンデンサー ▲18▼抵抗
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のハンドルにペルチエ素子を取り付
け、ある温度以上になったらその素子に電流を流し、ハ
ンドルを冷やす装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34465195A JPH09142310A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | ハンドル冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34465195A JPH09142310A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | ハンドル冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142310A true JPH09142310A (ja) | 1997-06-03 |
Family
ID=18370924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34465195A Pending JPH09142310A (ja) | 1995-11-24 | 1995-11-24 | ハンドル冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09142310A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002076805A1 (es) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Dalphi Metal España, S.A. | Volante calefactable para automoviles |
CN110962910A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-04-07 | 上海擎感智能科技有限公司 | 一种监测方向盘及汽车 |
-
1995
- 1995-11-24 JP JP34465195A patent/JPH09142310A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2002076805A1 (es) * | 2001-03-27 | 2002-10-03 | Dalphi Metal España, S.A. | Volante calefactable para automoviles |
CN110962910A (zh) * | 2019-12-12 | 2020-04-07 | 上海擎感智能科技有限公司 | 一种监测方向盘及汽车 |
CN110962910B (zh) * | 2019-12-12 | 2021-10-26 | 上海擎感智能科技有限公司 | 一种监测方向盘及汽车 |
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