JPH09139807A - 画像情報読み取り装置 - Google Patents

画像情報読み取り装置

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JPH09139807A
JPH09139807A JP7322361A JP32236195A JPH09139807A JP H09139807 A JPH09139807 A JP H09139807A JP 7322361 A JP7322361 A JP 7322361A JP 32236195 A JP32236195 A JP 32236195A JP H09139807 A JPH09139807 A JP H09139807A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber array
image
line sensor
tip
Prior art date
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Pending
Application number
JP7322361A
Other languages
English (en)
Inventor
Kouji Tsumanuma
孝司 妻沼
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP7322361A priority Critical patent/JPH09139807A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の動作が不能な環境下で非常に解像
度の高い画像情報を非常に高速なフレームレートで読み
取る。 【解決手段】 対象物10の表面の画像を対物レンズ1
1により光ファイバアレイ12の先端に結像させかつそ
の後端にはCCDラインセンサ13を光学的に結合さ
せ、ピエゾ抵抗素子からなる励振装置14によってこの
光ファイバアレイ12の先端を振動させるようにし、制
御装置21によってCCDラインセンサ13と励振装置
14とを制御することにより、光ファイバアレイ12の
先端の振動周期にタイミングを合わせてCCDラインセ
ンサ13から画像信号を読み出し、A/D変換器23で
デジタルデータに変換した上でフレームメモリ24に蓄
積する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、高精細な画像情
報を読み取るための、悪環境下で使用されるのに好適な
高速画像情報読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】装置や物体の表面の非常に細かい異常
(表面の傷、クラック、異物の付着等)の有無を精密検
査する場合、人間の目で直接観察することは不可能であ
るため、高解像度CCDカメラやラインセンサを用いた
スキャナー装置が使用されている。また、イメージファ
イバを用いたファイバスコープなどが使用されることも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CCD
カメラやスキャナー装置などの電子的な画像情報読み取
り装置は、高温度の環境下あるいは高放射線雰囲気の環
境下では、破損するため、使用不可能である。イメージ
ファイバを用いたファイバスコープなどは、画素数に限
界がある(通常3万画素程度)ため、このような非常に
解像度の高い画像情報を得ることはできない。スキャナ
ー装置では解像度の高い画像情報を得ることができるも
のの、高速に変化する画像を高速に読み取ることはでき
ないのでフレームレートの高い動画情報を得ることはで
きない。
【0004】この発明は、上記に鑑み、高温度の環境下
あるいは高放射線雰囲気の環境下等、電子機器の動作が
不能な環境下で非常に解像度の高い画像情報を非常に高
速に読み取ることによって非常に高いフレームレートの
動画情報を得ることができる、画像情報読み取り装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による画像情報読み取り装置においては、
多数の光ファイバが両端において1列に配列されその位
置関係が両端で相互に対応している光ファイバアレイ
と、該光ファイバアレイの一端を振動させる励振装置
と、この光ファイバアレイの一端に対象画像を結像させ
る光学系と、上記光ファイバアレイの他端から出射され
る各光ファイバごとの光信号を電気信号に変換する光電
変換器と、上記の励振装置による振動に同期して上記光
電変換器からの信号読み出しタイミングを定める制御装
置とが備えられていることが特徴となっている。
【0006】一端から入力された画像の光信号は光ファ
イバアレイによって伝送され、他端に配置された光電変
換器によって電気信号に変換されるため、温度や放射線
などに敏感な光電変換器は高温度あるいは高放射線雰囲
気などの悪環境下に置かずに、悪環境下には光ファイバ
アレイの先端部分と光学系と励振装置のみを置くだけで
済む。そしてこれらは悪環境に耐え得るものであるか
ら、悪環境の下で画像を読み取ることが可能となる。さ
らに、読み取る画像の解像度は、光ファイバアレイの先
端における光ファイバの配列密度と、光学系の拡大率
と、光電変換器の信号読み出し間隔とに依存しているた
め、この解像度をきわめて高くすることも非常に容易で
ある。光ファイバアレイの一端の振動はかなり高い周波
数とすることができるため、非常に高いフレームレート
の動画情報を得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。図1におい
て、光ファイバアレイ12は、多数の光ファイバを1列
に並べてテープ状に形成したもので、その一端には対物
レンズ11が配置される。この光ファイバアレイ12の
先端部分は励振装置14によって、ファイバの配列方向
に直角な方向に高速に振動させられる。この励振装置1
4はピエゾ抵抗素子などから構成され、制御装置21に
よって振動制御信号が与えられる。光ファイバアレイ1
2は可撓性が良好でしかも軽量であるため、500〜1
000Hz程度の高速に振動させることも容易である。
【0008】対物レンズ11により対象物10の表面の
画像が光ファイバアレイ12の先端に結像するようにさ
れる。これにより対象物10の表面の細長い領域(図で
は横方向に細長い領域)の画像が光ファイバアレイ12
の先端に入力されることになる。光ファイバアレイ12
の先端は上記のように振動させられているため、入力さ
れる細長い領域は図では上下方向にスキャニングされる
ことになる。対象物10の表面が暗くて照明が必要な場
合は、照明光を送る別の光ファイバ(図示しない)をこ
の光ファイバアレイ12に沿って配置し、そのスキャニ
ングする部分に照明光が照射されるようにする。
【0009】光ファイバアレイ12の他端にはCCDラ
インセンサ13が配置され、光学的に結合させられる。
CCDラインセンサ13は光ファイバアレイ12の各フ
ァイバに対応して光検出セルを有しており、光ファイバ
アレイ12のファイバ数に対応する数の画素の映像信号
が得られる。すなわち、各光検出セルから光ファイバア
レイ12のファイバの各々の出射光が検出されるが、C
CDラインセンサ13の読み出しは一端から他端へと時
間的に順次行なわれるため、この映像信号は光ファイバ
アレイ12の先端でのファイバの配列に対応する1列の
各画素の信号が時間的に並べられたものとなる。
【0010】このCCDラインセンサ13の読み出し走
査は、光ファイバアレイ12の先端の振動に同期させら
れる。すなわち、CCDラインセンサ13は制御装置2
1により制御されており、この制御装置21から信号読
み出し指令が与えられたときに、対象物10の表面の
(図では横方向の)細長い領域の画像を表わす1列の画
素の映像信号の読み出しがなされる。制御装置21は上
記のように励振装置14に振動制御信号を送っており、
この振動制御信号に同期してCCDラインセンサ13の
信号読み出し指令を出している。そのため、光ファイバ
アレイ12の先端が振動して端から端まで移動していく
行程中に、微小な単位移動距離ごとにCCDラインセン
サ13からの信号読み出しを行なうことができる。CC
Dラインセンサ13の信号読み出しタイミングの間隔
と、光ファイバアレイ12の先端の振動の周波数および
振幅と、対物レンズ11の拡大率とによって、対象物1
0の表面のスキャニング間隔(図の上下方向での)が決
まる。
【0011】CCDラインセンサ13から出力される映
像信号(ラスタ信号)は、映像増幅器22を経てA/D
変換器23に送られる。このA/D変換器23は制御装
置21により制御され、そのサンプリングタイミングが
CCDラインセンサ13の読み出しに同期させられ、上
記のように1列ごとに送られてくる映像信号における光
ファイバアレイ12の各ファイバに対応した各画素の信
号がそれぞれデジタルデータに変換され、制御装置21
により指定されたフレームメモリ24の各アドレスに格
納される。
【0012】こうして光ファイバアレイ12の先端が振
動して振幅の端から端まで1方向に移動すると、対象物
10の表面の(上下方向での)所定の範囲についてのス
キャニングが終了し、その範囲の表面の画像を表わす1
フレームの画像データがフレームメモリ24において完
成する。この画像データが制御装置21の制御のもとに
読み出されてD/A変換器25に送られてアナログの映
像信号に変換され、その後画像モニター装置26に送ら
れる。したがって、光ファイバアレイ12の振動により
スキャニングした範囲の対象物10の表面画像が画像モ
ニター装置26により表示される。
【0013】この表示画像の画素数は、光ファイバアレ
イ12におけるファイバの配列数(およびこれに対応す
るCCDラインセンサ13の光検出セルの配列数)と、
光ファイバアレイ12の先端の振動の半周期(振幅の端
から端まで移動する時間)におけるCCDラインセンサ
13の読み出し回数により決まる。またその各画素の大
きさは、光ファイバアレイ12の先端におけるファイバ
の配列密度(ピッチ)および対物レンズ11の拡大率
と、上記した図の上下方向でのスキャニング間隔とに依
存している。このことから、非常に高い解像度の画像を
得ることが可能である。さらに、光ファイバアレイ12
の先端の振動周波数は上記のように非常に高いものとす
ることができるので、500〜1000Hz程度の、非
常に高いフレームレートで画像方法を得ることが可能で
ある。そのため、対象物10の表面が高速に変化してい
る場合にもその変化の様子を表わす動画を得ることがで
きる。
【0014】しかも、光ファイバアレイ12によって各
画素の信号を光信号として伝送するので、この光ファイ
バアレイ12をある程度長くすることにより、温度や放
射線などに敏感なCCDラインセンサ13などの半導体
装置を、高温雰囲気あるいは高放射線雰囲気などの悪環
境から離れた場所に置くことができ、悪環境下には励振
装置14などを置くだけで済む。このことから、悪環境
下に置かれた対象物10の表面の画像情報を安定して読
み取ることが可能となる。
【0015】そのため、ここで説明した画像情報読み取
り装置によれば、画像モニター装置26の画面に高精細
画像として表示された対象物10の表面画像を人間の目
で観察し、あるいはいったん記録した上で後に低速で再
生して表示することにより、対象物(装置や物体)10
が高温雰囲気あるいは高放射線雰囲気などの悪環境下に
置かれている場合に、その装置や物体の表面の非常に細
かい異常、つまり表面の傷、クラック、異物の付着の有
無などを精密検査することができるとともに、表面の非
常に細かい部分における高速な変化を観察することも容
易に行なうことができる。また、励振装置14はピエゾ
抵抗素子などで構成することができて、光ファイバアレ
イ12の先端の読み取りヘッド部分を小型・軽量とする
ことができる。
【0016】なお、光ファイバアレイ12の先端を振動
させる励振装置14は、上記以外に種々に構成できるこ
とはもちろんである。また、光ファイバアレイ12は、
両端部分において多数の光ファイバが1列に配列されて
いて、その配列関係が両端で対応しているものであれ
ば、上記のようなテープ状のものに限らない。光ファイ
バアレイ12によって伝送されてきた光信号を電気信号
に変換するラインセンサはCCDラインセンサ13以外
の他のラインセンサを用いることができる。さらに、上
記の例では、フレームメモリ24に画像データを蓄積し
て1フレームの画像を形成しているが、フレームメモリ
24を用いずに画素信号を直接紙などにプリントして画
像を作る構成などを採用することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の画像情
報読み取り装置によれば、通常の半導体装置が安定に動
作できないような高温度あるいは高放射線の雰囲気など
の悪環境下でも、非常に解像度の高い画像情報を安定
に、かつ非常に高速に読み取ることができて、高精細画
像を非常に高いフレームレートで得ることが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態にかかる画像情報読み取
り装置のブロック図。
【符号の説明】
10 対象物 11 対物レンズ 12 光ファイバアレイ 13 CCDラインセンサ 14 励振装置 21 制御装置 22 映像増幅器 23 A/D変換器 24 フレームメモリ 25 D/A変換器 26 画像モニター装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の光ファイバが両端において1列に
    配列されその位置関係が両端で相互に対応している光フ
    ァイバアレイと、該光ファイバアレイの一端を振動させ
    る励振装置と、この光ファイバアレイの一端に対象画像
    を結像させる光学系と、上記光ファイバアレイの他端か
    ら出射される各光ファイバごとの光信号を電気信号に変
    換する光電変換器と、上記の励振装置による振動に同期
    し、振動中の光ファイバアレイの一端の各振動位置ごと
    に上記光電変換器から電気信号を得るように制御する制
    御装置とを備えることを特徴とする画像情報読み取り装
    置。
JP7322361A 1995-11-16 1995-11-16 画像情報読み取り装置 Pending JPH09139807A (ja)

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JP7322361A JPH09139807A (ja) 1995-11-16 1995-11-16 画像情報読み取り装置

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